開発途中の惑星で生まれた私たちは、黒光りする機械兵たちの監視下で、惑星開発のために一生労働させられる。そんな人生から逃れたくて、妹や仲間と共に、リゾート惑星行きの貨物船に潜り込んだのだが……。
(「カクヨム」「エブリスタ」「Prolog
ue」でも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 19:11:31
1919文字
会話率:37%
リハビリ作品
辺境惑星開発に従事していた男とそこの辿り着いた青年の7日間の物語。
のんびりまったり更新します。
最終更新:2022-07-31 19:33:49
1418文字
会話率:11%
県立丸葉津高校惑星開発科二年の武田隼人らは、コールドスリープから目を覚ました。
実習で、惑星開発宇宙船スサノオ三号に乗り込んでいたのだ。
二週間の体験コールドスリープだったが、なんだか船内の様子がおかしい。
船はいったいどこを飛んで
いるんだ!
※不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 21:26:09
41706文字
会話率:56%
巡り出会う少年と少女――理力と魔術が交差する時、停滞した破滅が蠢動する――――
銀河帝国皇帝の意志の遂行者として数々の反乱分子を滅ぼしてきた銀河帝国宇宙艦隊司令長官・元帥ルベリウス=ヴェリサリウス。
ジュダスの黒騎士の名で全宇宙を震撼させた
彼はその日、軍を退役した。
第二の人生への期待を胸に故郷へと出発した彼は、その帰路で想定外の襲撃を受ける。なんと謎の力によって魔法の存在する惑星に召喚されてしまったのである。
銀河帝国宇宙軍を退役した英雄元帥は惑星開発などしながら第二の人生をのんびりすごすつもりだったのに魔法の存在する惑星で乙女ゲーの守護天使にされた。
マギスカレイドオンラインシリーズEp.02――進む度に増える胸の傷跡――この宇宙(そら)から悲しみを消したかった少女と全てを守れる盾となりたかった少年によるサスペンスミステリー、再び。
【カテゴリー調整(書き直し)版】宇宙軍の元兵隊さんが魔法のある惑星に呼び出されて冒険をするお話です。
■■ 登場人物 ■■
・ルベリウス:本作品主人公。前作、孤児身分から成り上がり星間国家を次々と従えていく下剋上物語『星理の守り人~ノートンの星空は絶対領域~(2008公開)』『星理の守り人~ノートンの星空は絶対領域・イラッ☆彡~(2009公開)』の主人公。
・マルレーネ:本作ヒロイン。前作、異世界の魔女を召還してしまったJCがネット上で初恋を物にせんと駆け巡るラブコメ『マルレーネのまるこはぴっちょケースを舐めたい(2010公開)』の主人公。
・アンジェリカ:本作舞台ヒロイン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 17:00:00
158616文字
会話率:25%
地球から太陽系、銀河へと人類が生活圏を広げた未来。
何度かの宇宙戦争のあと、復興する惑星もあれば見捨てられる星系もあって。
権利関係などで復航よりも惑星開発をしたほうがいい場合もあったり。
惑星開発(というか改造)の最終段階に近づいた辺境の
開発コロニーで生活する少年。
子供のころ田舎のコロニーにやってきた彼にはいろいろ秘密があるが、本人は知らないお約束。
幼いころの心の傷でちょっと偏屈な少年はそれでもまあマジメにやってきたのだが……。
ラブコメ要素 あり。
チート要素 むしろ持たないキャラの方が少ない。
性、残酷要素は少年マンガレベル。一応R15。
主人公無双 たぶんあり。
主人公初期状態は以下のとおり。
無気力気味、悲観、ぐだぐだ。人外でないと本人は思っている。
チート能力ありで、徐々に目覚めていくつもり。
初期主要ヒロイン初期状態は以下のとおり。
幼馴染+奉仕系+お子様体形+ドジッ娘⁺人外かもしれない。
同居+ツンデレ+年上+完璧系+人外+金髪お嬢様
中途登場予定ヒロイン初期状態(予定)
ロリ+和風+ロボ+無垢
以上三名は確定。ほか若干名を予定しています。
もともとTRPG用のオリジナルワールドとして考えていたものです。
プレイヤーキャラに対するライバルキャラや、その周辺キャラが主人公となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 00:00:00
55047文字
会話率:46%
宇宙の何でも屋、三毛猫商会に、大企業プラナル・コーポレーションから仕事が持ち掛けられた。
仕事の内容は、「社長の娘をエレメン星系に連れて行くこと」
娘、イリア・サンダースは、惑星開発技術者。辺境の星系エレメンは今、惑星改造の最中で、改
造に必要な貴重な『ラマタキオン』も一緒に輸送してほしいということだった……。
※1960年代のスペースオペラをイメージしております。エーテルは宇宙に満ちてはいませんが、世界設定は限りなくその時代に近いものです。
※この作品は、なろう、カクヨムの連載です。
※毎日20時更新。力尽きるまで
※この作品は、たこすさま主催『この作品はだーれだ企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 20:00:00
54596文字
会話率:42%
ある天才科学者が暗殺された。オーバーテクノロジーと魔術の融合により、物語が動き出す。暗躍する秘密結社。旧支配者の影。主人公には、どんな未来が待っているのか。えっ、俺生き返れるの?、ハーレムw?、行けるとこまで行ってやるわ~~!!。
最終更新:2021-11-08 15:47:58
99359文字
会話率:41%
【完結・全136話】
レギウス軍所属、輸送船団61554部隊、4番艦 カッシーニ81。
惑星開発部隊の基地設営を終え、レギウス星系に戻る途中で彼らは事故に遭う。
その後、不時着した惑星は、惑星開発部隊が開発した第四惑星。
そこは、魔法世界だ
った。
◇
主人公ファルス=カンと仲間達が、魔法が使える第四惑星で生活する事になります。
彼らは、この第四惑星の秘密に迫ります。
物語は主人公ファルス=カン視点で進みます。
注1:1025(ヒトマルニーゴー)は時刻表示で10時25分を示します。
注2:ファンタジー作品ぽい展開まで、しばらくお待ち下さい。
◇
完結後もたくさんの方に読んでいただいています。感謝。
読後に☆評価をお願いします。
◇
「第四惑星サイドストーリー」https://ncode.syosetu.com/n9373gn/
よろしければ、こちらもどうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-12 20:55:04
547531文字
会話率:40%
毎日の仕事で疲れる主人公が、『楽な仕事』と誘われた宇宙ジャンルのVRゲームの世界に飛び込みます。
ゲームの中での姿は一つ目のギガース巨人族。
最初はゲームの中でも辛酸を舐めますが、とある惑星の占い師との出会いにより能力が急浮上!?
乗艦であるハンニバルは鈍重な装甲型。しかし、だんだんと改良が加えられ……。
大出力レーザービームとミサイルが飛び交う艦隊戦。
更には突如現れるワームホール。
その向こうに見えたのは驚愕の世界だった……!?
……さらには、隠された使命とは!?
様々な事案を解決しながら、ちっちゃいタヌキの砲術長と、トランジスタグラマーなアンドロイドの副官を連れて、主人公は銀河有史史上最も誉れ高いS級宇宙提督へと躍進していきます。
〇主要データ
【艦名】……装甲戦艦ハンニバル
【主砲】……20.6cm連装レーザービーム砲3基
【装備】……各種ミサイルVLS16基
【防御】……重力波シールド
【主機】……エルゴエンジンD-Ⅳ型一基
(以上、第四話時点)
【通貨】……1帝国ドルは現状100円位の想定レート。
『備考』
SF設定は甘々。社会で役に立つ度は0(笑)
残虐描写とエロ描写は控えておりますが、陰鬱な描写はございます。気分がすぐれないとき等はお気を付けください ><。
メンドクサイのがお嫌いな方は3話目からお読みいただいても結構です (*´▽`*)
(第62話目に猫屋敷たまる様から頂いたFAを掲載しております。)
【お知らせ】……アルファポリスとノベリズムにも掲載をはじめました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 07:13:35
303574文字
会話率:35%
惑星開発公社の職員、正宗はサイボーグである。
開発中の惑星の砂漠をバイクで走っていたところ、見知らぬ場所にいた。
世界に破滅をもたらす6番目の勇者として、召喚されたサイボーグの物語。
ロケットパンチ、加速装置、目からビーム、自爆装置(コール
・サンダードラゴン)、巨大ロボット、取り合えず思いつくものは、全て出すつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 14:15:05
23339文字
会話率:37%
近未来。世界は、人類の歴史、その全ての営み、そして森羅万象の情報をもつメインコンピューター、「ロイヤルブルー」によって統治されていた。
ロボット工学の発展により、人々はもう労働をする必要がない。
人々の日常は、リアルとバーチャルを使い分け、
時に芸術的創造活動を行う。
人類がついに到達した理想の社会。
だが、人々には、その体内にライフレコーダーと呼ばれるチップが埋め込まれ、その行動と言動のすべてが、ロイヤルブルーに直結していた。
また、世界には、ノーマルクラスとエリートクラスの厳然たる峻別があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-23 17:22:27
36445文字
会話率:18%
2030年の地球。小林雄二という夢想家が人類を宇宙へと導く。
2020/4/5追記
第2章時点で,地球から新たな天体へ向け探査船を向かわせる話が進行中です。
2020/4/5追記
第1章は設定を中心とした話です。本格的な惑星開発の話は第
三章から開始します。第1章は読まなくても物語を理解する上でなんの問題もありません。
空想の科学によってこの小説は成り立っています。そのため、実際の物理、科学、その他一切の現実の事象とは本小説は無関係です。また、実際の団体、人物とも無関係です。その点ご了承頂きご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-26 16:49:28
47464文字
会話率:40%
私は殺したけど、殺していない――。
惑星開発や延命治療、立体投影が進んでいる程度の時代。常に変化し続ける都市と何も変わらない古都が混じる、比較的豊かで平和な国。パラノイアを訴えられた前科持ちのニート系天才少女に人生二度目の"不
可解な"災難が降り注ぐが、それは第二の人生を歩むきっかけとなる。
この世界はすべての現象を科学という規則で証明できると錯覚している。どこかで書き間違えられた事実は、人類の知らない間に形を変えていく。それは案外、拍子抜けするような、馬鹿げたものかもしれない。
超能理論(サイエンス)と異能仮想(ファンタジー)が織り成す、何処かの世界に浮かぶ物語。
キョウカ様の企画「キカプロコンテスト」の佳作(三次審査突破、最終選考到達)作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-12 13:37:46
261514文字
会話率:43%
本作は旧版https://ncode.syosetu.com/n0733eq/を改稿したリニューアル改訂版になります。
八重樫晶羅(高1)は、経済的な理由のため行方不明の姉を探そうと、プロゲーマーである姉が参加しているeスポーツ”Sta
r Fleet Official edition”通称SFOという宇宙戦艦を育てるゲームに参加しようと決意する。
だが待ち受けていたのは異世界転移。そこは宇宙艦を育てレベルアップさせることで生活をする世界だった。
晶羅は手に入れた宇宙艦を駆り、行方不明の姉を探しつつデブリ採取や仮想空間で模擬戦をして生活の糧とします。
その後、武装少女のアバターでアイドルになって活動したり、宇宙戦争に巻き込まれ獣耳ハーレムを作ったりします。
宇宙帝国で地位を得て領地経営で惑星開発をしたり、人類の天敵の機械生命との戦闘に駆り出されたり波瀾万丈の生活をおくることになります。
ぼっちのチート宇宙戦艦を育てて生き残り、地球への帰還を目指す物語です。
変更点1.異世界転移が中盤以降だったためタイトル詐欺と言われていた点を変更します。
変更点2.高校生活へ戻りたいという目的が領主となってからないがしろになってしまったため、目的を生活のために変更します。
変更点3.地球と行ったり来たりしながらの戦闘という部分が過去作品に似ているということなので地球には帰れない設定に変更します。
変更点4.主人公の成長を描くために修行編初心者講習編を再編し大幅加筆します。
変更点5.アイドルメンバー個々の描写が大幅に不足していたので加筆します。
変更点6.プリンスの本名をケインとし、第10皇子をジェラルドとしましす。
変更点7.表現のおかしなところや状況描写を修正加筆しています。
変更点8.ニアヒューム全体を集合意識とせずに群体毎の集合意識に変更します。
※アルファポリスでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-22 07:00:00
661792文字
会話率:25%
八重樫晶羅(高1)は未納だった入学金を払うため姉と連絡をとる必要があった。
だが姉は行方不明。
プロゲーマーである姉が参加している”Star Fleet Official edition”通称SFOという宇宙戦艦を育てるゲームに参加する
ため、プロゲーマーとなるべく晶羅は姉の複アカウントを利用した。
だが待ち受けていたのは異世界転移?(ゲートをくぐった後からは異世界転移ですが中盤以降になります)
ズルをして手に入れた宇宙戦艦を駆り、行方不明の姉を探しつつ入学金や借金返済の金を稼ごうとして仮想空間で模擬戦をしたり、武装少女のアバターでアイドルになって活動したり、宇宙戦争に巻き込まれ獣耳ハーレムを作ったりします。
宇宙帝国で地位を得て領地経営で惑星開発をしたり、人類の天敵の機械生命との戦闘に駆り出されたり波瀾万丈の生活をおくることになります。
ぼっちのチート宇宙戦艦を育てて生き残り、いつ平和な高校生活に戻れるのだろうかという物語です。
R15に方針変更しました。
改訂版を公開中です。→ https://ncode.syosetu.com/n3935fa/
続きも不定期ですが公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-01 01:00:00
409842文字
会話率:29%
惑星テイアに人々が降り立って10年。
順調に思われていた惑星開発は、思わぬ障害が横たわっていた。
子供がこの星特有の病によって大人になれないまま死んでいく。
少年ヒビキもまたこの病に罹っている。
けれどヒビキは絶望することなく、毎日を懸命に
生きている。
そしてヒビキは、大国リングラウズ王女ダナエと、魔族を名乗る存在、イスファと出会う。
ダナエは救援を求め、イスファは魔族全体の保護と、その対価としてヒビキの病を治すことを約束する。
ヒビキはダナエと冒険の旅に出る。
自身の病を治すためでもあるが、なによりも自分が生きていることを確かめるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-21 16:33:29
106024文字
会話率:48%
惑星改造を営むディビット・ロックウェルは星間国際法廷にいた。ウルガ連邦軍から殺人と入植妨害の罪で告発されていたのだ。ディビットは法廷に、証拠として記憶のトレースを希望すると宣言した。裁判官たちとともに、事件の一部始終を再度体験するのだ。感情
も含めて、なにもかも包み隠さず。その体験は、ウルガ連邦と入植権を争っているトパナ難民臨時政府に有利な証拠となるはずだった。
二週間前、ディビットは惑星改造船シルフィード号でK156星系を訪れていた。この星系の第4惑星の改造は、彼の父が20年前に手がけたもので、そのときの計画どおり、間もなく新しい小惑星の衝突が起こるはずだった。その衝突の微調整と、その後の植物散布などのためにやってきた彼は、3年前からそこに済みついているトパナ難民の医師ロッシと姪のジェシーの船を発見した。そして数日前にやってきたウルガ連邦の軍艦も。
ロッシたちは、この星系の改造が途中で放棄されていることを信じ、極寒の環境の中で3年間住んでいたのだった。かつて、5年間の居住で入植権を得たという判例に習い、住みつづけていたが、ディビットにその3年が無駄だったと知らされる。
ウルガの司令官ホフマン少佐は、つい最近、ディビットが受けた衛星を砕く仕事で、惑星破壊のための爆弾BOPP弾の情報をディビットから得ようとして失敗した軍人だった。
ホフマンはこの星系の入植権をウルガ連邦が20年前に契約していると言うが、シルフィード号にはその記録はなかった。ホフマンはBOPP弾の情報をよこせと言い、攻撃してきた。シルフィード号を退避させて、シャトルでロッシたちのところへ向かったディビットは、脅しに屈することなく、ホフマンの攻撃で撃墜されてしまう。
墜落したディビットはロッシに助けられる。だが、間もなく小惑星がこの惑星と衝突し、大災害が襲ってくる状況だ。また、それより先にホフマンがロッシたちのところへ向かって来た。この星系の入植権を得るために、住人を排除するつもりだ。ディビットは罠をしかけてホフマンを呼び寄せる。ホフマンをなんとかしなければ、殺されることはあきらかだった。
ホフマンとの対決、そしてせまる小惑星。ディビットたちの運命は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-26 08:02:17
21575文字
会話率:48%
星間航行を成し遂げて惑星開発を行なっている世界。
冒険者(ハンター)として登録されたアンドロイドの一人語り。
仲間と共に洞窟探索に出掛けることに。
「わたし、留守番しているから準備よろしく~」
一人残って周辺警戒しつつ佇む彼女は
……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-04 04:00:00
617文字
会話率:16%
惑星開発業者として初めての航海に出たサカキバラ・ハヤテは、運よく手つかずの星を見つける。
初めての航海で巨万の富を得るチャンスを手に入れたハヤテは喜び勇んでその惑星に接近する。
しかし、謎の攻撃を受けて墜落してしまう。
戦艦の主砲でももら
ったようなその痕に愕然としてしまうが、その暇もなく脱出ポッドは操作不能となり惑星に墜落してしまう。
九死に一生を得て、何とか惑星での生活を開始する。
自然あふれる大当たりの惑星であることがわかり、なんとか母星との連絡を取ろうと四苦八苦する主人公。
惑星に落下した他の脱出ポッドを集めて通信機を作り、億万長者になる夢を見て惑星を旅する主人公。
その星には大いなる秘密があった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-02 19:00:00
117688文字
会話率:41%
この作品は、『福引で宇宙旅行が当たったのはいいけど、おかげでヒドイ目にあった』および『国賓待遇で宇宙旅行に招待されたのはいいけど、おかげでヒドイ目にあった』の続編になります。
前作・前々作の基本設定・主な登場人物・あらすじを、本編の前に
掲載します。ネタバレを含みますので、前作・前々作をまだ読まれていない方は、どうかそちらを先にお読みいただきますよう、お願いいたします。以下に、ネタバレない程度の基本設定・登場人物を記します。
【上記両作品を通しての基本設定】
舞台は、二十世紀末に偶然超光速航法が発見されたパラレルワールド。当初は高価過ぎた超光速も、二十一世紀に入って発見されたアルキメデス航法により、庶民でも宇宙旅行ができるほど安価になった。ただし、アルキメデス航法は水より比重が小さな物質にしか使えず、燃費が超が付くほど割高な旧航法の補助エンジンも併用されている。したがって、水より比重の大きな物の運搬には莫大な費用がかかってしまうため、宇宙船本体も乗務員のロボットなども、すべて軽量な特殊プラスチックが使用されていた。旅行者についても、金属などの比重の大きな物の機内持ち込みは、厳しく制限されている。しかし、間もなくこの壁が破られ、制限なく宇宙旅行ができるのではないかと噂されている。
【上記両作品を通しての主な登場人物】
・中野伸也……主人公の大学生。高いところとクモが苦手。
・モフモフ……ドラード人のツアーガイド。
・黒田夫妻……夫は宇宙商社の会長。妻は高名な政経塾の元塾長。
・天狗さま……荒川氏。元惑星開発局職員。黒田夫妻の同級生。
・小柳元子……惑星連合警察機構、通称スターポールの捜査官。
・シャロン……黒田夫妻の孫。天才女子高校生。
・メイメイ……モフモフの妹。
・ゴルゴラ星人……爬虫類型の異星人。
・ギメガ星人……昆虫型の異星人。
・ドクター三角……宇宙海賊ロビンソン一家の残党。
・グリグリ……守旧派のドラード人長老。
*タイトルの「旅行にいった」という言い回しについて、二重表現ではないかとのご意見もあると思いますが、一応、慣用の範囲内ということです。
*三日目ごとの18時20分頃に更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-16 18:00:00
83552文字
会話率:43%
偶然の産物により亜空間転移技術を実現した人類は、惑星開発機構を設立、その居住領域を星々の彼方へと広げていった。
しかし、末端の人類領域すべてに、人類の英知がもたらされていた訳ではない。
惑星開発機構 管理番号1092
惑星開発の最先
端、いい換えれば人類領域最辺境の地にて、亜空間転移門は、突然その機能を停止した。
人類領域から切り離されて300年。
広大な惑星のごくわずかな群島のみが取り残された人々の居住領域となった。
かつて、己が生み出した生物兵器群におびえながら、簡易惑星開発ユニットのなれの果て、8mほどの人型工兵「従機」を頼りにして生きる人々。
最果ての辺境、その中でも群島の外れ、僻地の港町で荷揚作業を手伝う『従機』の『御士』コオ。
生体部品『貝路』との優れた同調技術を生かし、相棒のキイとトラブルに駆り出される毎日を過ごしていた……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-05 22:39:28
14812文字
会話率:32%