若き武芸者・兵庫は旅の途中、南部最強とうたわれる武門の名家が隣国を征服したことを知った。「さらなる嵐が巻き起こる……」彼は戦の気運が高まるのを感じ、戦場に自らの居場所を見いだそうとする。また、北部でも波乱が起こっていた。謀反を企む一派に家族
を斬殺された、武家の跡取り娘・伊都。追っ手が迫る中、まだ幼い少女は頼る人もなく、復讐を胸に秘めてひとりさまよう。一方そのころ東の地では、国の行く末を変える宿命の巫女が産声を上げていた――。戦を望む人々と否応なく巻き込まれていく人々、それぞれの視点から大陸国家・聳城国(たかしろのくに)の戦国乱世を描く和風群像ファンタジー。※2017年12月11日、第一部「戦乱の幕開け」完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 13:35:09
1788417文字
会話率:45%
────引きニートが死んだ時、物語は始まる。ハーレムを作りたい童貞は、異世界でどう生き抜くのか。
2017年に連載していた「TS転生してまさかのサブヒロインに。」の文章改良版になります。
コミカライズをしていただくにあたり読み返しているう
ちに、文が読みにくいなと感じ、軽く表現の変更をおこないました。
ストーリーの内容に変更はありませんが、少しでもお楽しみいただければ嬉しく思います。
またコミカライズにつきましては、活動報告を確認いただければ幸いです。
https://syosetu.com/userblogmanage/view/blogkey/3297274/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-08 12:00:00
305406文字
会話率:47%
2021年春の東京、32歳独身の辻田聖二は銀座にいた。緊急事態宣言が出てゴーストタウンと化した1年前の銀座の光景と、それに続くある一日の出来事を思い出していた。
辻田は学生の頃から金融志望だった、外資系投資系銀行への就職を目指したが夢破れ、
日系の運用会社に就職。2017年年に仕事の一環でビットコインの値動きを追っていたところ、アービトラージ(裁定取引)の収益機会を発見。この状況が続けば、今の会社で得られるであろう生涯収入以上の金額を3年で稼げると確信し、アルゴリズムを完成させ退職。その後自宅に引き持ってトレードをして成功する。
大学時代の友人で、現在は日系の証券会社勤務の既婚者の君島に「プライベートを充実させるため、婚活を始めたい」と打ち明けると、「お前には結婚するメリットなどなにもないし、おまえのようい金だけある男は女に食い物にされる、やめろ」と一括される。
辻田には大学時代、涼子という彼女がいた。涼子は辻田の兄、達郎の子供を妊娠し、二人は結婚を決めた。その時以来、辻田は二人には会っていない。達郎のことは世界で一番嫌いな人間だったが、二人のことは記憶から消し去ったつもりでいた。
その涼子が突然目の前に現れた。「達郎がビットコインで1億もの資金を失った。取り返す方法を教えてほしい」と頼みに今朝、小倉から新幹線で東京に来たと言う。
「なぜ、兄貴が1億ものお金を持っていた?」と訊くと、涼子は「達郎が自分で稼いだ。競馬の自動売買で安定収入を得ていたが、税金が高いのでビットコインの投資を始めたら失敗した。私はリスクを取れない性格だから市役所の職員をしている」と言う。辻田は開いた口が塞がらないが、外で話をしようにもカフェは全部閉まっている。「昼食を作る」と言われ、辻田は涼子を部屋に連れていく…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 16:45:06
39126文字
会話率:56%
天に棲むと謳われる妖、鵺が堕ちた。
しきりに何かを探しているという報告を受け、三人の少年が偵察へと向かった。
道中、竜の一族である竜紅人は、名を呼ぶ懐かしい聲に導かれ、一人の少女と出会う。
少女のことを知っていた筈だった。
抜
け落ちている空白の記憶。
竜紅人の記憶に関わる少女との邂逅は、やがて国と少年達と、彼らに関わる人々の運命と因縁を、怒涛の渦へと巻き込んで行く……。
竜、人、鬼である三人の少年と、それを取り巻く人々が織り成す、和風+中華系の異世界ファンタジー。
※こちらの作品は自サイト及びカクヨム、アルファポリスにも掲載しています。
※第7回ネット小説大賞 一次選考通過作品。
©2017 結城星乃折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 06:00:00
112154文字
会話率:21%
《あらすじ》人魚のマナは海洋汚染のため仲間たちに続いて上陸する。生き残りの条件は1か月のうちに人間界に馴染み、居場所を得ること。しかしマナが最初に出会った少年・アヤトは人間ではなくアンドロイドだった。
《あらすじ2》アヤトは窮屈で退屈な日々
を過ごしていた。彼は故人・綾人の「蘇りアンドロイド(オルタノイド)」でありながら、綾人とは異なる自我に目覚めていた。しかし彼の所有者である「母親」は難病のため夭逝した息子を蘇らせたと信じており、自由な外出を許可しないなどアヤトの行動を厳しく管理していた。長い闘病生活の記憶を継ぐアヤトは鬱屈した思いを抱えながらも不自由を「仕方のないこと」と受け入れていたが、マナとの出会いをきっかけに自らの存在と「生」を問い直し始める。
■この作品はpixivにて公開中の作品です。2016年から2017年にかけて連載していました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 11:00:00
73350文字
会話率:39%
短い話は超短いです。ちょっとした息抜きに、お酒のおつまみに。そんな何でも屋の<俺>の日常。2017年12月12日、改題してみました。一話完結です。
■□元のあらすじ□■
一日ヒマ無し忙しい。太陽が逃げる、月が追う。そしてまた太陽は昇り、西に
向かって逃げて行く。そんな忙しない日々を送る、真面目でぽややんなバツイチ子持ちの何でも屋<俺>の日常──。
こちらには、『逃げる太陽 一年で一番長い日』本編後のお話を置いていきます。楽天の自ブログからの転載です。<俺>の名前は出てきません。作者は、ブロンジーニの『名無しの探偵』テレビシリーズと『金鳥小説・父子水』のファンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-10 07:17:08
404291文字
会話率:30%
【作品補足】
2017年執筆、ライトノベル新人賞向けの長編第5作目。電撃大賞1次選考落選。拙い内容ですが、ここに供養します。
【あらすじ】
船外服拡張ユニット・軌道甲冑(オービタルメイル)を駆り、地球軌道上で生き残るべく戦い続ける〈ダ
イバー〉の子どもたち。
軌道甲冑のテストパイロット・ハルタカは、地上側から軌道投入される敵AIの尖兵〈箱船〉の奇襲に巻き込まれ、単独で軌道を漂流する羽目になる。
そんな彼を救った少女の正体は、〝思考する戦略迎撃衛星〟――〈アリス=サット〉のスプトニカだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 18:14:42
170722文字
会話率:24%
フリマアプリを利用し小遣い稼ぎをする錆山来人。
妹の頼みで空き家へと赴いた彼はそこで奇妙な美女と出会い青い石を受け取る。
それは来人を日常と空想とを飛び越えさせ不可思議な体験をもたらす。
最終更新:2024-07-06 17:00:00
193642文字
会話率:26%
十二歳の時からずっと片想いをしていた三歳年上の騎士コルンと念願の婚約を結んだアリーチェ。
しかし私たちの間には少々甘さが足りないのではないかしら!?
好きで好きで堪らないコルンともっとラブラブな時間を過ごしたいアリーチェは、友人のエリーか
ら借りた小説を参考にハッピーエンドを目指す! ……つもりで「君を愛することはない」なんて言ってみたら、渡されたのはまさかの婚約破棄合意書だった!?
いや!! 婚約破棄なんてしたくなぁ~い!
もう一度コルンの婚約者に返り咲くため、その日から自分磨きを頑張ることにしたアリーチェだけど――
言葉足らずな寡黙な騎士×愛に突っ走り気味な令嬢のお話です。
※エブリスタ様でも公開しております。
※R18版を同名タイトルでムーンライトノベルズ様、アルファポリス様でも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 04:18:24
20218文字
会話率:34%
今はもうない父親の実家を懐かしみながら一人で暮らす悠子(ゆうこ)は、ある日近所で古ぼけた神社を見つけた。そこには狐面を被った奇妙な男がいて……。
父親の死によって大切な家を何もできず手放すしかなかった悠子と、百五十年前の大火で居場所と大切な
人を失った神使の狐。
かつて大切な場所があった町から離れたくないという狐の思いに共感した悠子は、当面の間だけ彼を自宅に置いて面倒をみるようになる。
お互いの境遇が似ていること以外には何もない二人は、一緒に過ごす時間の中で少しずつ距離を縮めていく。
この作品は作者個人サイトにて掲載していたものを再編成したものです。
初出:2017/11/11 完結:2018/03/03折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-04 00:20:13
193305文字
会話率:52%
サーヤこと佐々木紗彩は、勤務先に向かっている電車に乗っていたはずがなぜか気づいたら森の中にいた。
田舎出身だったため食料を集めれるかと思った彼女だが、なぜか図鑑では見たことのない植物ばかりで途方に暮れてしまう。
そんな彼女を保護したの
は、森の中に入ってしまった魔物を追ってきた二人の獣人だった。
だが平均身長がメートルを普通に超える世界において、成人女性の平均もいっていないサーヤは訳ありの幼女と勘違いされてしまう。
なんとか自分が人間の成人女性であることを伝えようとするサーヤだが、言葉が通じず、さらにはこの世界には人間という存在がいない世界であることを知ってしまう。
獣人・魔族・精霊・竜人(ドラゴン)しかいない世界でたった一人の人間となったサーヤは、少子化がかなり進み子供がかなり珍しい存在となってしまった世界で周りからとても可愛がられ愛されるのであった。
いろいろな獣人たちをモフモフしたり、他の種族に関わったりなどしながら、元の世界に戻ろうとするサーヤはどうなるのだろうか?
そして、なぜ彼女は異世界に行ってしまったのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 07:00:00
510702文字
会話率:25%
かつて異界から召喚された大聖女が、十五年前に亡くなった。
娘が大聖女のあとを継いだけれど、その力は大聖女にいま一歩及ばず。
しかしその力は血によって受け継がれることが判明した。
教会は二代目聖女に、聖女の力を持つ子供たちを沢山産ませた。
家畜のように扱われた二代目聖女。
そして今、三代目聖女が表舞台で立ち上がる。
――聖女の尊厳を、取り戻すために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 18:00:00
5183文字
会話率:36%
2017年に始まったモンスター進行。モンスターが跋扈する変貌した世界は次々に国を滅ぼした。そんな中,日本のとある人が人類に元素という力が与えられていることに気がつく。とある条件のもと人類に炎,水,岩,氷,雷,風の6種類がの元素がランダムに付
与されていた。体内元素濃度は「星」という数で表され,日本では元素を発見した人を中心に軍部を創立し,体内元素濃度が高い者は軍部に集まり,モンスターと戦っていた。
この話はそんな軍部の3期生,“白波瑠架”の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-11 00:00:00
78358文字
会話率:48%
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2017年人類は遂に一兆になり科学技術は天雨 至御によって
何千年も進んだとされ栄華を極めていた、だがそんなある日
三悪と呼ばれるものによって世界を支配しているとまで言われ
る財閥
破魔財閥を破壊されて世界は混乱に堕ち、人々はとち狂い核戦争を始め
そして世界は終わったかに見えた、だが世界は終わっていなかった
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本作は八十話である第一部が完成してから投稿していて
一話〜七話と情報一話〜情報三話が
1月19日金曜日17時2分〜18時2分に投稿
七話〜二十話が
1月20日土曜日17時2分〜18時2分に投稿
二十一話〜二十八話と情報四話〜情報七話が
1月21日日曜日17時2分〜18時2分に投稿
そしてこの後は1日に二話ずつ17時2分〜18時2分に投稿して
五十七話 五十八話と情報八話〜情報十一話が
2月5日月曜日17時2分〜18時2分に投稿
七十九話 八十話と情報第十二話〜情報十六話が
2月16日金曜日17時2分〜18時2分に投稿となっている
第二部が完成したらまたこんな感じの方式で上がりますが
第二部が上がるのは数ヶ月後になる予定です
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本作は小説家になろうとカクヨムとアルファポリスと
ノベルアップ+とエブリスタとハーメルンで投稿しています
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 17:27:22
7263788文字
会話率:60%
「どうかこの手を取って」
小さな乙女は願った。ただ、幸せになりたいと望んだ。
孤独な少年は小さな乙女の願いを叶える。
叶わないはずの未来を望み、支え合う思いが運命を変えていく。
些細な違いがやがて死すべき定めを覆すうねりとなり、青年はは死の
闇を打ち払う光を乙女に求めた。
これは、種火のような淡い恋心がやがて世界を照らす光となるお話し。
2017/8/16 悲恋設定外しました。
2017/9/2 題名変更しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 01:12:09
132742文字
会話率:29%
楓子は、小学生だった頃好奇心に負けて一度だけ行った廃墟の遊園地の夢を、10年経っても見ることに悩んでいた。
様々な噂に事欠かない心霊スポットとして有名な廃遊園地、裏野ドリームランド。
正式な取り壊しが決まった矢先、楓子は引き寄せ
られるようにその敷地に足を踏み入れた。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-02 00:02:30
2539文字
会話率:20%
四季のある国、リュフェスタ。
世界の宝石と謳われる国は危機に瀕していた。
長過ぎる冬が、人々から生きる力を奪っていくのを目の当たりにして、王は勅命を発した。
--冬が終わらない理由を解明し、季節を春へと巡らせよ。--
その勅命に、ある女
性たちが応えた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-16 01:05:16
11183文字
会話率:44%
「天狗の鼻が突き出すところ…」祖父の残した暗号を解き明かして、孤島・青月島に隠された埋蔵金を発見した人間だけが、埋蔵金を全額相続できるという。
名探偵の羽黒祐介と根来警部が立ち会うも、迎えの船が来ない状況下(クローズドサークル)で、凄惨な
連続殺人が巻き起こってしまう。
根来警部の娘にして本シリーズのヒロイン、すみれが初登場する。すみれは父の安否を心配し、奔走するが……?
密室殺人、アリバイトリック、ダイイングメッセージの謎。名探偵 羽黒祐介シリーズの長編ミステリー第二弾!
※この作品から読まれても一向に問題ありません。さあ、皆さんも無事に孤島から脱出しましょう!
【こちらは名探偵 羽黒祐介シリーズの旧三部作の完全改訂版になります】2023年版
オリジナルバージョン(旧作)……2017年
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 17:23:14
131136文字
会話率:43%
2017年11月23日 近藤一花(21)は初めての彼氏に突然別れを告げられた。
「別れがこんなにも苦しいのならもう恋なんてしない。」
そう決めたはずなのに私はまた恋をしている。
4年後 すっかり社会人になった一花はある1人の男性と出
会い、今まで恋なんてしないと決めていた一花は段々惹かれていく…
甘酸っぱくも切ない一花の恋の結末は…!?
毎週土曜日午後更新予定(諸事情により遅れる可能性あり)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-31 14:29:02
255文字
会話率:50%
「お前、ここで働かないか?」
その一言で働くことになった俺。喫茶店のスタッフは、なんと二人ともドラゴンが人間になった姿だった。なぜかは知らないが、二人はメイド服を着て喫茶店をしている。なし崩し的に俺も働くことになったのだがここにやってくる
客は珍しい客だらけ。異世界の勇者だったり毎日の仕事をつらいと思うサラリーマン、それに……魔王とか。まあ、いろいろな客がやってくるけれど、このお店のおもてなしはピカイチ。たとえどんな客がやってきても笑顔を絶やさないし、笑顔を届ける。それがこのお店のポリシーだから。
さて、今日も客がやってきたようだ。異世界唯一の、ドラゴンメイド喫茶に。
※挿絵アリ(◇とついている回にあります。)
※連作短編ですので、基本どこから読んでも楽しめるようになっています。(ただしエピソード8とエピソード9、エピソード13とエピソード14、エピソード27~29は一続きのストーリーです。)
※シーズン1:エピソード1~14、シーズン2:エピソード15~29、シーズン3:エピソード30~55
※タイトルを一部変更(~異世界メイド喫茶、ボルケイノの一日~を追加)しました。
※2017年からツイッターで小説連載します。http://twitter.com/dragonmaidcafe
※本編はエピソード55まで。それ以降はおまけです。
章の部分に登場した料理を記載しています。書かれてないときは、料理が出てないってことです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 22:44:26
327271文字
会話率:40%
先輩の広田が病死した。広田の引き継ぎ要員としてプロジェクトに入った森は、広田が死ぬ以前に修正を依頼した件に悩んでいた。そこに、部長から広田の遺言を預かり森に渡すが、そこに短いメッセージが書かれた付箋紙がついていた。
最終更新:2024-05-20 22:49:50
14391文字
会話率:35%
この世界は汚染された―――――。2017年、世界には突如「奴ら」が現れた。絶望的に強く、数の多い正体不明の「奴ら」は世界中の人々を蹂躙していき、次々と人工物を破壊していった。街、ビル、車、電車……。ありとあらゆるものを壊し崩壊させていった。
人はこのまま絶滅するのか。誰もがそう考え、希望を見失っていた。最後まで人類は「奴ら」に打ち勝つ手段を持てなかった。それほどに「奴ら」は強力で強大だった。それでも人類は根絶やしにしてはいけない。そこで世界政府はある決断をする。それはこの世界に「境界」を築くことだった。こうして2018年、世界は「奴ら」のいる北緯40度以南を捨て、境界の内側に安寧の世界を作り上げた。はずだったが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 13:02:54
1152532文字
会話率:38%