神殿による管理のもと、治癒の力を持った神に選ばれし聖女たちは、今日も健気に奉仕する。
……というのは、庶民が抱く幻想だ。
神殿の内部は聖女とその護衛騎士が夜な夜な交わるほどに堕落し、寄付金次第で患者の優先順位をつけるよう腐敗している。
また、神殿は寄付金を目当てに、聖女たちは治癒の力が枯渇することを恐れて自らの力を出し惜しみし、人々を完治させることはないのである。
そんな中、元々庶民であるのに膨大な治癒力を持ったとして神殿に保護された聖女のシアナは、一刻も早く聖女を辞めるために、護衛騎士のウォリスを連れて、夜な夜な街に繰り出すのであった。
※他サイトからの転載です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 20:10:00
16109文字
会話率:35%
『理想を追い求める魔王と宿命に追われる勇者の話』
人の本質は善であると本音では信じていたいけれど、現実は冷酷で悪意に満ち溢れている。
そんな世界で魔王は理想論を語りながら仲間を増やし、そしていつか勇者とだって分かり合える。
そう信じて魔王
は戦い続ける。
現代にて死を迎え異世界へ転生した青年は、魔王として生まれ変わった。
誕生の瞬間を狙われるという命の危機を金髪碧眼美少女に救われた魔王は、ワンツと名付けられる。
それから15年、ワンツは魔法学園へと入学することになる。
この学園では己に割り振られた順位を賭けて行われる決闘というシステムがあった。
時に命すらも脅かされるほどに過激な決闘に挑む中で、ワンツは激論を交わしながら、仲間を増やしていく。
そして魔王は出会う。
己の宿命、勇者と。
剣戟、魔法、そして軽やかな掛け合い。
意外に軽く楽しめる異世界王道ファンタジー。
スキルアンロック。
それは努力の過程をスキップし、結果を抽出する魔王の固有能力。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 19:23:38
167304文字
会話率:43%
2020年、未知のウイルスが世界中に猛威を振るい、地球人口は億を切った。
その49年後、政治や経済などあらゆる面で世界に絶大な影響を及ぼす都市となった東京に暮らす少年──嶋内悠真の元に、ウイルスを世界中に撒き散らした張本人だと名乗る不老不
死の少女──クレア=ブラッドフォルランスと出会う。
時が経ち、悠真とクレアの元に〝異能力〟を持つ謎の集団が現れて──
悠真はその手に宿った最悪の異能力の謎を求め、そしてクレアが人類を滅ぼそうとした理由を知るため、不平等な現実と対峙する、異能力ローファンタジー!
最高順位
2020 7/12 ローファンタジー日間ランキング70位!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-02 21:13:33
939034文字
会話率:40%
男のプライド? 男を“立てろ”?
せっかく第一王女に生まれた今世、そういう面倒なのはもう、パスで☆
◆◆◆
ノルドラン王国第一王女セシリア18歳。
ただし中身=前世は、31歳しごでき会社員(別名・社畜)
王位継承順位一位、つまり父か
ら王位を引き継ぎ女王になる予定の私、困ったことに、お見合い相手の貴族のお坊ちゃんたちとまるで話が合いません。
だって本当は、ちょっとくらい女性に意に沿わないことを言われても受け入れられる、大人の余裕のある年上男性(=この世界の貴族としては婚期を逃した30代以上)がタイプなんだもの!
そんなある日、お忍びで出かけた街で、どストライクなアラフォー薬師に助けられて――。
2024.7.2~
~・~・~・~・~・~
※作者は、本作の著作権を放棄しておりません
※※無断転載・無断使用等を禁じます
※※※エブリスタにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 12:15:47
30531文字
会話率:37%
〜ここは、現代によく似た異世界〜
儂は、プロ野球の球団の一つ、歴史ある東京ビッグの監督だ。
十年にも渡って監督をしていたが、その集大成である十年目の成績は、断トツのリーグ最下位。
それもリーグ戦での敗戦数最多の日本記録更新のおまけ付きだ。
儂は、絶望の最中、気を失い、気が付いたら、十年前のドラフト会議の前日に戻っていた。
そこで儂は、あることを思い付く。
それは……入団後に大活躍するのが分かっている選手をドラフトで優先的に指名しておくこと。
そうすれば、十年後には最強のチームが作れるかもしれない……。
プロ野球にとって、ドラフト会議は一大イベントである。
そんな、球団の順位に大きな影響を与えるドラフト会議にスポットを当てた物語である。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・名称などとは関係ありません。
※選手名や選手の成績も、実在の選手を参考にしておりません(選手名は、無作為に漢字を組み合わせたもので、本当にランダムです)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-29 10:04:52
7837文字
会話率:15%
高校二年の梅沢蒼吾は、スマホのゲームに絶賛夢中。
そんな彼の言動を見かねた委員長の雨宮瑞穂は、彼のスマホを取り上げてしまう。
スマホを取り戻したい蒼吾は、瑞穂へひとつの提案を持ちかける。
「来月の期末テストの学年順位で勝負しよう。俺が負け
たら、外ではスマホゲームをやらない」
蒼吾は平穏な日常を守り抜くことができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 14:16:37
4984文字
会話率:72%
日々の活動の中で生じた迷い。
ユーザー同士の交流は楽しいのだけれど、適切な距離感が分からない。
皆様は一体、どのようにしているのだろうか。
その悩みの根本と解決策を探る旅。
最終更新:2017-07-26 00:05:27
2375文字
会話率:21%
名門の魔法学校に通う伯爵令嬢のローズマリー。
魔法が大好きな彼女は、魔法学校で誰よりも努力と研鑽を重ねて、入学からずっと首席の座を独占し続けている。
順位などにまったく興味がなかった彼女は周りの目も気にせずに魔法に没頭し続けて、やがて首席の
まま卒業を果たすと、卒業パーティーの当日に婚約者から婚約破棄を告げられてしまった。
「男を立てられん妻など不要だ」
男尊女卑で男を立てる時代、能力のありすぎる女性は嫌悪されて結婚でも不利とされている。
名門の魔法学校を首席で卒業したローズマリーは女のくせに生意気という理由で婚約破棄され、多くの男子生徒たちからも嫉妬を買ってしまい、卒業パーティーの場で非難の的となってしまった。
そんな中、一人の生徒が声を上げる。
「じゃあ、代わりに僕がもらおうかな」
それは、入学からずっとローズマリーの背中を追い続けてきた次席の第二王子だった。
※完結まで毎日投稿。四十話ほどで完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-06 12:10:00
108957文字
会話率:27%
名門の魔法学校に通う伯爵令嬢のローズマリー。
魔法が大好きな彼女は、魔法学校にて誰よりも努力と研鑽を重ねて、入学以来首席の座を独占し続けている。
順位などにまったく興味がなかった彼女は周りの目も気にせずに魔法に没頭し続けて、やがて首席のまま
卒業を果たすと、卒業パーティーの当日に婚約者から婚約破棄を告げられてしまった。
「男を立てられん妻など不要だ」
男尊女卑で男を立てる時代、能力のありすぎる女性は嫌悪されて結婚でも不利とされている。
名門の魔法学校を首席で卒業したローズマリーは女のくせに生意気という理由で婚約破棄され、多くの男子生徒たちからも嫉妬を買ってしまい、卒業パーティーの場で非難の的となってしまった。
そんな中、一人の生徒が声を上げる。
「じゃあ、代わりに僕がもらおうかな」
それは、入学からずっとローズマリーの背中を追い続けてきた次席の第二王子だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 22:05:39
10112文字
会話率:34%
2024年
高校二年の始まりを控える間宮 慧(まみや けい)はある生徒との出会いで学校生活が大きく変化する。
キーワード:
最終更新:2024-05-26 18:45:11
220文字
会話率:30%
「続きましてスポーツです。ついにショータニがやりました。日米通算──」
とある朝。
食パンを齧りながら、ぼんやりとニュースを眺める。
だが別に、ニュース自体に興味があるわけではない。
今時ニュースなんて、SNSのタイムラインを見て
れば事足りる。
それより俺が見たいのは――。
「それでは占いのコーナーです」
キタ!
俺の目当てはこの、占いコーナーだ。
ふむ、牡羊座の俺は八位か。
まあ、俺の順位はどうでもいいんだ。
「六位、乙女座。中途半端はやめて大胆にいきましょう。ラッキーアイテムは中華料理のぬいぐるみです」
よし、確認完了。
乙女座は六位ね。
俺はパンの最後の一切れを飲み込み、「行ってきまーす」と声を上げて家を出た。
「うんしょ、うんしょ」
「――!」
十字路の手前で、大きなぬいぐるみを抱えた女の子の背中が見えた。
――クラスメイトの中川さゆりさんだ。
「おはよう、中川さん」
急いで駆け寄り、中川さんの隣に並ぶ。
「おはよ、勇君」
素っ気なくも挨拶を返してくれる中川さんは、今日も可愛い。
サラサラの長い黒髪に、小動物を彷彿とさせる小柄な体型。
見ているだけで癒される。
「中川さん、その〜……小籠包かな、それは?」
クッションほどの大きさがある、小籠包の形をしたぬいぐるみ。
よくそんなの持ってたね?
「別に」
頬を桃色に染めながら、そっぽを向く中川さん。
まるでツンデレな子猫みたいだ。
いとおかし。
※コラボ作品です。
【原案】しいたけ
【文】間咲正樹折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-24 21:01:50
6859文字
会話率:51%
ミュリエルの婚約者であるファビアンから来た手紙は、二人で出かける予定をキャンセルするという内容だった。彼の幼馴染だというメロディが学園に来てから、彼はいつもメロディを優先している。あまりに近すぎると友人たちが忠告しても、ファビアンとメロデ
ィは、兄妹みたいなものだから、と言って聞こうともしなかった。ファビアンはともかく、メロディがそう思っていないことは誰の目にも明らかだというのに。
そんな状況はすでに噂になっており、ミュリエルは姉のロクサーヌからファビアンとの婚約を破棄してもいいと言われて、もう少しだけ待ってほしいとお願いした。ミュリエルはロクサーヌに、一ヶ月の間はファビアンとメロディに苦言を呈し、その後に一ヶ月でファビアンがどうするのかを見るように言われたのだった。
貴族として、婚約者がいる身として、何を優先するべきか。
ファビアンとメロディの行動が周囲にどういう風に見られているのかを彼に伝える。それをミュリエルは最後の贈り物として選んだのだった。
「苦い恋」シリーズです。ミュリエルの友人として、アンジェラが出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 01:39:22
24037文字
会話率:37%
「鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番美しい女性はだあれ?」
『遥か東方、イウスヤマト皇国のシズカ第一皇女ですよ』
「……えっ?」
第一王子の婚約者たるソーニャ・アシュクロフト侯爵令嬢が、王妃から鏡を贈られた。その鏡は美と恋愛について管轄する魔道具だ
ったのだ。
『ソーニャ様は美女ランキング一四一八位です』
第一王子の婚約者なのに、こんな微妙な順位でいいのか? ソーニャは奮起するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 07:38:20
3471文字
会話率:56%
異世界に転生した主人公は、3ヶ月が経ち、日々のルーティンワークに物足りなさを感じていた。そんなある日、冒険者ギルドで「冒険の書」と呼ばれる魔法のアイテムを見つける。この書物は、冒険の内容をポイント化し、ゲーム感覚で冒険を楽しむことができるも
のだった。
主人公は「冒険の書」に没頭し、効率的にポイントを稼ぐために冒険の優先順位を考えるようになる。冒険に熱中するうちに、主人公は街で有名な冒険者へと成長していった。仲間やライバルとの関わりの中で、冒険者としての自信も芽生えていく。
転生して1年が経ち、主人公は「冒険の書」との出会いに感謝している。ルーティンワークの日々から、ワクワクに満ちた冒険の毎日へと変化を遂げたのだ。「冒険の書」は、異世界での主人公の人生を豊かにする魔法の鍵となり、今日も主人公は次なる冒険に旅立つのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 11:55:48
816文字
会話率:0%
その砂糖に、水を、掛ける。
特別な水でなく、ごく普通の水でいい。
ただ、その形になって欲しい様に、その形を模して、水を、掛ける。
すると、もくもく、浮き上がる。
雲が湧き出る様に、砂糖から形が、もくもく浮き上がる。
その形は、砂糖から
独立して、空中に、飛び出す。
使用する砂糖によって(サトウキビ系か、テンサイ系か、化学薬品系か、等)、その形は、変わる。
大まかには、変わらない。
が、色や造形が、ディテールのところで、異なる。
飛び出した形は、空中で、大きさを、変える。
そのモノ(形)に、該当する大きさまで、拡大する。
あるいは、縮小する。
該当する大きさまで来ると、モノは、蠢く。
動き出す。
モノによっては、知能も、備え持つ。
そして、砂糖に水を掛けて、自分を作ってくれた者の、下僕となる。
忠実な相棒、となる。
町中では、砂糖製の、いろんな相棒が、浮かんでいる。
空中浮遊して、進んでいる。
作ってくれた人間と並び、進んでいる。
人間と共に、歩むモノも、いる。
人間と共に、飛ぶモノも、いる。
人間を乗せるモノも、いる。
あまりに大きいモノは、人間から距離を取って、人間の進む速度に合わせ、上空で、浮かび進んでいる。
あまりに小さいモノは、人間のポケット等に入り、揺られて進んでいる。
海水耐性の薬剤を飲んだ【造形砂糖モノ】は、服用直後の二十四時間は、海水に、溶けないでいられる。
が、その後の二十四時間は、生体活動が、急低下する。
簡単に云えば、二十四時間後から四十八時間後までの丸々一日、寝たきりになる。
動かず、トイレにも行かず、寝込んでしまう。
所謂、プチ植物人間状態、になる。
リュウは、返事の後、続ける。
「まさか、こうなるとはな」
「ああ」
「竹田のおっさんも、【造形砂糖モノ】、やったわけや」
「そやな」
「ちゅーことは、相木候補も【造形砂糖モノ】の可能性、が ‥ 」
「あり得るな」
「マジか」
ホセとリュウは、何かを思い考え、黙り込む。
バイトは、【造形砂糖モノ】。
そして、竹田権蔵も相木候補も、【造形砂糖モノ】。
町長選挙は、選挙結果予想通り、服部候補が、当選する。
得票数で云えば、一位:服部候補、二位:松本候補、三位:相木候補。
選挙結果予想と、全く同じ順位、になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 10:24:15
22830文字
会話率:31%
世界は苦渋の選択に迫られた。
そんな世界で立ち上がる人々がいた。
時代が進む事に世界は何かしら変わっていく。
最終更新:2024-04-01 17:00:00
1516文字
会話率:41%
虐められているボクと、暴力を振るわれているキミ。
とても暗く、光の見えない日々を過ごす重たい物語。
連載ですが、基本一話完結型です。
(15歳以下の少年少女の話ですが、全て15禁という皮肉な小説になります)
また、登場人物に殆ど名前をつけ
ない予定ですので、皆様の想像力でお読み下さい。
最後に、他の連載の方が優先順位高いので、こちらは気まぐれ更新です。
(話が重たいので、基本0時すぎの投稿になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 01:00:00
80921文字
会話率:23%
人気VRMMOゲーム「DREAM DEELG」。王道ファンタジーの世界観と、クランによるマルチプレイ競争が売りの、このゲームにクラン順位一位を目指して殴り込んだ高校生「松金祥真」。しかし不運にも出会った、人類の反面教師のダメ大人によってその
ままギャンカスプレイヤーに墜落。欲望マックスでゴミ特殊ステータスランキング堂々1位の『獲得』を厳選する狂行に走る。バグレベルに伸びた『獲得』ステータスでお金を稼いでカジノを買い取り、目指すは「DREAM DEELG」のカジノ王。それでは前置きもそろそろに、クソみたいなお話開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 19:59:41
12872文字
会話率:38%
伝わる、伝わらない、恋の優先順位
最終更新:2024-03-17 11:26:01
300文字
会話率:50%
恋の優先順位は、どこにある。君のために考えること。
最終更新:2019-04-11 20:08:24
737文字
会話率:0%
恋の順位はいつまでも必要ですか
最終更新:2018-02-24 01:05:07
697文字
会話率:0%
40、無職、妻子なし、家族付き合いなし、社会保障制度で食いつなぐ日々。
安楽死法施行で利用を決意。
安楽死カプセルの中、安らかな死を迎えるおじさん。
昇天直前に世界は変わった。AIが世界を支配し、ゲームにした。その瞬間、自殺が
不可能となった。
運が悪いとガチで死ぬそのゲーム。おじさんは死んでもよかったので普通にハマる。
魔王を倒すと一部、自由を取り戻せるらしく、善良なプレイヤーはそれを目指したが、おじさんはそういうものに興味はなかった。おじさんはモンスター収集に凝る。
モンスターを捕まえて、育てて、配合させたりする奴だ。
攻略そっちのけでモンスター収集に「狂」じていた凝り性おじさんは経験値を積み重ね、いつの間にか自分自身が最強クラスになっていることに気づいていない。
あの日、ほぼ死んでいたおじさんは死亡フラグが破損し無敵であることにも気づいていない。
【過去最高順位】
■ローファンタジー
日、週、月間:1位、四半期:2位、年間3位
■総合
日間:1位、週間:3位、月間:3位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 22:21:38
23639文字
会話率:53%
日間ランキングの構造上、徐々に順位が落ちていくのは必然でしかないんだよという考察です。
最終更新:2024-03-13 00:20:19
2468文字
会話率:0%
バトルに暴力なんてもう古い! この世の全ては話し合いで決まる! 血で血を洗う天才達による大舌戦口喧嘩バトル小説!
白か黒か。否か応か。
物事の決定に曖昧はいらない。
この物語の主人公である小芭梨徳也《おばなしのりや》は物の優
位や価値を決め、社会や国民がスムーズにより良い生活をする事を目的にされた常設委員会“結論争議委員会”に所属する新米国会議員である。
彼ら結論争議委員は法律とは別で世のルールを作るのが生業である。
物事の優位や価値を議決することに多様な民意の反映や多数の議員から同意を得る事もいらない。 提出された事情の優位や物の順位案の審査を個人同士が話合いで決めるのである。
特に何らかの政策を実現させる為に必要とは言えないような訳の分からない議題で日々話し合いをする小芭梨であったが、ある日老若男女、国全体の常識や日常がガラリと変わる議案を任され、どう考えても解決不可能な無理難題に挑む事となる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 13:57:08
16426文字
会話率:52%