大阪府南部、堺市と和泉市に広がる泉北ニュータウン。
50年の歴史を誇り14万人が暮らす泉北ニュータウンには昔から鬼伝説が伝わっています。
2匹の鬼から智恵と3つの宝物で身を守った商人の『三宝の鬼』の昔話。
また、泉北の南の端の別所には
、源頼光が鬼退治に使ったという刀、鬼切り頼光の刀塚があります。
そしてそこから更に南へ下ると九鬼、父鬼など鬼の字の付く地名が並びます。
更には隣の河内長野市には昔、鬼住という名の地があり、そこに住む女鬼と父鬼に住む男鬼は夫婦であったとも伝わっています。
この『泉北の女神様』は、そんな今に伝わる泉北の鬼伝説をラノベ風にアレンジして仕立て直した物語です。
ぜひ、ご一読下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 06:00:00
148403文字
会話率:14%
人生に疲れ全てを終わらせてしまいたかった。
だけど不思議なことが起こり期限付きで過去に戻れることに?!
限られた14日間をどう過ごすのか。そしてやり直した彼女の最後の選択は…
最終更新:2025-06-04 23:19:04
3154文字
会話率:35%
幼馴染で大親友のえまを、秘かに好いていた愛菜。
えまの結婚が決まり、その結婚式に呼ばれその場所に行った。
相手の男を心底恨み、でも、友の幸せを壊したくない。
戻りたい、やり直したい、そう強く願うと目の前が白くなり、眼を開けると中学時代に戻
っていた。
「どうせ、戻れたなら奪い返そう」
そう決めた愛菜の略奪恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 23:18:00
1083文字
会話率:28%
気付いた時、彼は自分のプレイしていたゲーム世界いた、その世界で自分の設定した登場人物として生きる事になった者の物語。
*ハーメルン様に同じタイトルの作品を投稿してますが、2次作品の為こちらとは設定が違います。 設定を改めて作り直したもので
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 18:20:48
173449文字
会話率:44%
敗戦国の姫君ユレイヤは戦勝国の第三王子リヴェルトと政略結婚をした。妻とは名ばかりの人質。別棟に押し込められ人々に蔑まれ、惨めで寂しい生活を送る日々。
そんな中、リヴェルトと公務に向かったユレイヤは暴走する馬車に取り残され、崖から転落して
しまう。死を覚悟したユレイヤだったが、目を開けると何故か輿入れの時に時間が巻き戻っていた。
「ユレイヤは俺の妻だ。大事にするのは当然だ」
死に戻って以降、リヴェルトは前世とは真反対にユレイヤを大事にしはじめる。
しかし、リヴェルトとの結婚を望んでいた公爵令嬢チェリーヌは、リヴェルトにバレぬようユレイヤを罵倒し、苦しめる。
そんなある日、リヴェルトとともに夜会に出席したユレイヤ。彼女はそこで、思わぬ事実を知ってしまい――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 12:44:17
10671文字
会話率:46%
神の創造する世界に転生した少年、加藤貴志。彼は転生先で守護神のレアーと出会う。突然別の世界に転移したと思っている彼ら人間達にはある秘密があった。
そして、この世界の意義は。この世界を巡って巻き起こる大義とは。
彼等の生と死、記
憶と信頼が繋ぐ、少し変わった世界で個性豊かな仲間と創る、異世界転生ファンタジー。
幸せと夢を叶えずは死ねぬ
転生者の二度目の人生
─人生を幸せに終結するため、やり直した─
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 21:00:00
19407文字
会話率:67%
『穢れ』と言う脅威に晒された世界。
田舎男爵家に生まれたプリムラは、十五歳で受ける 『祝福の儀』で【聖魔法】を授かった。
穢れに対抗し得る祝福を授かったプリムラは、王都に連れていかれそこで様々な出会いをする。
……なんて、乙女ゲームだ
か少女小説みたいな状況にうっかり首を突っ込んでしまった孤児の少年シエルのお話。
いやだって、攻略対象(仮)達の様子、なんだか可怪しいし。
※こちらは以前投稿した作品『イケメン達はヒロインから逃げ出したいようです』の連載版です。
※続きではありません。短編の内容を連載にした感じ。
※連載に直した結果、様々な設定が追加されたり細かい変更があり、短編版とは大分変わりました。主要キャラの名前や容姿も変更あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 07:10:00
144115文字
会話率:34%
人々は、変わってしまった。
人成をくれるという約束を破り、
裏切ったのだから、
罰を与えなければ。
呪物コレクター風見アザミは、
遠縁から連なる、数多くの呪いにより、
肌は茶色でドロっと溶け、蝿が集っていた。
なぜ私が、身代わり
に
選ばれたの?
私がこんなにも、
醜いからか?
もう私に供物をくれる
人もいない。
だからお前らは、
私と同じなってしまえ。
空には無が漂う、
夜がそれを呑み込んだ
と感じるほど、
闇が濃い。
宇宙は数字と、因果関係が
あり、ある星を0にすれば、
全てが無になる。
ある星とは、太陽のことだ。
そう、私は太陽を堕とす。
列京アリブラン学園の正午、
小さな肉の塊が、校庭に落ちた。
塊の上に烏の脚、
嘴で肉を啄んだ。
烏は、眼から黒い血を流し、
硬直した。しばらくすると、
翼を広げ、空へ羽ばたいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 07:57:46
2082文字
会話率:7%
普通の家庭に生まれて、可もなく不可もなく、私の人生はこれで終わった。
私の人生は、ホントにこれで良かったのか?
平凡で普通。しかし、不幸ではなかった。
だが、幸福だったかと問われると、そうでもない。
私の人生はこれで終わり
。これで良かったのか?いや、違う。
私はもっと自由に、いろいろなモノに出会いたかった。
願いが叶うのなら、やり直したい──
──私は深い眠りに落ちた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 04:47:30
323文字
会話率:0%
目が覚めた。
いつものベッドの上。しかし、何だかおかしい。
静かすぎるのだ。
朝の六時、母が慌ただしく朝食を作ってる時間である。
ベッドから出てカーテンを開ける。
マンションの外を見た景色は、車が一台も走っていなかった
。
私は夢を見ているのだろうか?
……寝直そうかな。
って今寝直したら、学校遅刻しちゃうじゃん。
自室から出るとキッチンには誰もいない。
あれ?
「お母さん?」
呼びかけても、返事は返ってこない。
「お父さん?」
私の声は静寂に響いた。
頭の中が焦りと不安でいっぱいになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-22 12:17:21
293文字
会話率:11%
ああ不思議なことが起こった。
悔しい人生だった一度目の人生。
やり直したいと願ったそれを。
僕は二度目の人生を歩んでいた。
今度こそ。
亡くなってしまった彼女と歩くために。
キーワード:
最終更新:2025-05-30 00:29:08
469文字
会話率:27%
自殺で永遠の「幸せ」を得た彼は、孤独と後悔に苦しみ、本当の生を取り戻したいと願う。
(再投稿)
最終更新:2025-05-30 00:03:40
1833文字
会話率:5%
20××年の日本は悪い政治家のせいで治安が最悪に?!
そんな日本の裏社会で活躍してるのは殺し屋?!
最近の警備の強化で大勢の殺し屋が捕まり、人数が激減した。
この話は僕「林原イサム」と師匠『ヨゾラ』の日常。
僕の周りにはたくさんの変わった
人がいます。
諸伏優の処女作ついに公開?!
ノルカソルカの大勝負に出たぁ!
※ネット用に書き直したものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 23:50:00
14283文字
会話率:48%
亡くなったはずの女性が記憶を保持したまま生まれ変わってしまう。
今世に何の執着もないので早々に退場しようとしたが、主人公の側には震えながら前を向いている母親と小さな姉が居た。
主人公は何故か2人に前世の家族の面影を感じて、もしかしたら2人
を守る為、幸せにする為に神様に産み落とされたのではないかと都合よく考えた。
前世の知識をフル活用して今世を幸せいっぱいの人生にする為に頑張る女の子の物語。
でも自分の命とか賭けないよ?
ゆるーく、絶望しないように頑張るだけ。
この物語は「シオンの涙雲」を書き直した物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-27 00:00:00
147703文字
会話率:45%
「この世界は君達の云うゲームだ。それのなにがいけないの?」
ケラケラと、笑っていない目で微笑んだのは、自らを『神様』と名乗る人物だった。
とあるゲームに酷似したーー遊戯《ゲーム》の世界だと笑う神様《カミサマ》が連れて来た最強プレイヤーの少
女達。少女達はカミサマの示した使命ーー無理矢理押し付けたとも云う!ーーをぶち壊すように連れて来られた世界を巡り、多くの想いと過去に触れていく。
そうして片方は人々に愛される、美しき姫となり。
「君は幸せになるべき存在なんだよ」
またある片方は誰にも言えず、闇を彷徨う救世主となり。
「失うモノが少ない人が犠牲になるのがいいでしょ?」
少女達が現れたことによって浮き上がるーーいや、巻き戻り蘇り、手を伸ばす、消えたはずの物語たち。
そして『光の戦士』と『闇の戦士』が、真の意味で手を取り合う時、再び、塔と対の鏡から歌声が響く。
これは、繰り返される物語という名の舞台を巡る物語。
**原作、プロット協力者やしゃまる あかね様(改名済)**
*こちら、やしゃまる様との合作、及び合同作品となります*
*これは以前投稿していました、『光ト闇ノ戦士〜舞台デ舞ウ最期ノキャスト〜』を推敲し新たに書き直したリメイク版となります。登場人物が追加されたり設定がなくなったり、と色々変わっております。また結末も変わる可能性があります。違いを探しながら読むのもいいですし、新しいものとして読むのもいい、読者様の読み方は様々です。また今回はタグに保険として、『ボーイズラブ』『ガールズラブ』が追加されていますが、作者とやしゃまる様が話していて「そういう風にも見える……か??」みたいな感じで人によってはそう見えるかもしれない、という保険でつけています。全部がそういうわけではありません。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。**
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-26 12:20:00
98859文字
会話率:63%
「番じゃなくていい。
でも、君と生きていたい。」
風を読むことのできないオメガの少年・レイと、
誓いを背負って生きる騎士見習いのアルファ・カイル。
小さな指きりで結ばれたふたりは、
10年後――制度の枠を超えて、再び風の丘で出会う。
だが、王家の命ずる番契約がふたりを引き裂く。
傷だらけで連れ去られるカイル。
その背中を追って、レイは風を感じる力だけを頼りに、王都へと旅立つ。
「愛する人を、迎えにいく」
ただそれだけのために――
番という制度に頼らず、
法にも、血にも、縛られず、
ふたりは“自分たちだけの誓い”を重ねていく。
風は読めなくても、風を通せる。
これは、
選ばれた運命に抗い、
選び直した愛を抱いて生きる、
静かで強い“ふたりの革命”の物語。
※この物語はフィクションです。実際の人物、団体、会社等とは一切関係はありません。
©相田ゆき Yuki Aida All Rights Reserved. Reproduction and translation are prohibited.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 20:40:00
23138文字
会話率:22%
若手エンジニア・藤村悠真(29)は、スタートアップ企業で開発された最新のARアプリ「BEAUTIES(ビューティーズ)」のメインプログラマー。
このアプリは、スマートフォンのカメラを鏡のように使い、AIが利用者の顔をリアルタイムで“最も魅力
的に加工”することで話題になっていた。美肌補正や左右対称補完などを瞬時に行い、特に若年層の間で爆発的に流行している。
しかしリリースからしばらくすると、レビューに妙な報告が混じり始めた。
「後ろに誰かが映ってる」
「自分じゃない顔が、一瞬こっちを見た」
「録画を見直したら、リアルでは存在しなかった女の顔が覗いていた」
最初は怪談ごっこと一笑に付されていたが、ユーザーの中には姿を消す者、錯乱して入院する者まで現れ始める。
悠真は開発サーバを解析し始める。
そして彼は気づく。アプリは加工や補正に使っていたAIモジュールを、ある瞬間から外部サーバではなく未知のIPへアクセスしていたのだ。しかもそのIPは、この世界のどの通信規格にも該当しない異常な形式だった――――。
BEAUTIESのユーザー安堂真帆の視点を織り交ぜ、都市伝説系ホラーここに開幕。
※この物語はフィクションです。実際の人物、団体、会社等とは一切関係はありません。
©相田ゆき Yuki Aida All Rights Reserved. Reproduction and translation are prohibited.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 16:00:00
15361文字
会話率:27%
人に混り暮しながら、人を殺さねば生きる事が出来ない「羅刹」と呼ばれる異類。
その羅刹に家族を殺された少年・堤亮二は、羅刹達を狩る「組織」の戦士・緒方徹真(てつま)に命を救われる。
徹真に育てられる事になった亮二は、徹真と同じ戦士となる事を夢
見て、「組織」の構成員養成校に入り、同期の中でも成績1位となるが……「卒業試験」が終った、その時、全ての運命は暗転する。
「組織」最強の戦士だった養父・徹真は羅刹の騙し討ちによりみじめに死に、亮二は養父に連座するかのように、諜報や戦士達の後始末・証拠隠滅を行なう戦闘を禁じられた裏方部署に配属される事になった。
だが、亮二が初仕事で、偶然、遭遇した相手は……調査対象だった下級羅刹ではなく、上層部の許可なき調査・交戦を禁じられた既知の羅刹の中でも最凶最悪の個体……通称「同族喰い」「闇の女神(ラートリー)」「アンタッチャブル・ゼロ」だった。
漫画原作コンテストで落選したものを小説に書き直した作品です。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「Novel Days」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-23 02:00:11
11856文字
会話率:39%
妥当な主張も、所かまわずやれば単なる硬直した教条主義と化し、硬直した教条主義に取り憑かれた者の主張も、時には結果的に正しい場合も有るが……。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」「ノベリズム」「GA
LLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 07:39:07
908文字
会話率:31%
長い眠りから目覚めたロザリア・スカーレッド。
かつては侯爵令嬢であったが、婚約者であった王子から婚約破棄を言い渡され
いわれのない罪をかぶせられ国外追放された。
そしていつしか紅蓮の魔女、朱の聖女、真紅の錬金術師、などと呼ばれる伝説の存在
となっていた。
世界をめぐり、旅をした彼女は死ぬ前に少し先の未来を見てみたいと思った。
そして故郷の近くに戻ってきた彼女は、自らに魔法をかけしばしの眠りについた。
目覚めるのはおよそ200年後……のはずだった。
「にゃにゃにゃ。ローザ様は実に五億六千七百万飛んで八千二百三十八日お眠りになっておりましたにゃ」
「五億六千七……え? な、なんですってーーーー!」
目覚めた先ははるか未来。
元いた世界は滅び、そして二度目の世界すら眠っている間に滅んでいた。
そう、ロザリアが目覚めたのは三度目の世界だった。
前世で救えなかった父母を救いたい。
そう願いロザリアは生まれ直す。
こちらはカクヨムにも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 22:07:53
118033文字
会話率:59%
別れた恋人とやり直したくて、相手の転校先の高校へ向かった桜佑だけれど……。
外部サイトでも同作品を投稿しています。
最終更新:2025-05-21 04:55:57
8520文字
会話率:39%
魔法が使える事が普通の世界で、科学技術が発達した国があった。
前方を同盟国2つ、後方を山脈に守られ、周辺を四角く囲う壁の中にあるその国は『チェスの国』と呼ばれる傭兵国、2つの城と2人の王様によって統治されている国である。
国の右半分を黒
の領と呼び、領地のカラーリングを黒、左半分を白の領と呼び、領地のカラーリングを白、其々の領地の整備された地面は白と黒のチェック柄で統一されていた。
==========
支部にて短編連載しているものをそのまま長編用に書き直したものです。
気が向いたら短編の方も探してみて下さい。
書いてる小説が詰まってるので息抜きです。
コレは章ごとに書き溜めて公開していく予定です。
お気に召していただけたらいいなぁ。
そして一番大事なことを・・・。
メインキャラの1人の趣味の関係で、
チェスピースの擬人化、
NL(兄妹含む)、BL(兄弟含む)等の描写がある事があります。
苦手な方はご注意ください。
R15設定なので過度な描写は避けますが
タイトルの横に『※』がついいてるページに
上記が苦手な方はご注意ください。
何時もの通り、『閲覧は自己責任小説』です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 02:57:33
32174文字
会話率:54%
かつて貴族の婚約者に一方的に婚約破棄された伯爵令嬢ミレイユ。
「君のような地味な令嬢より、もっと相応しい相手がいる」
そう告げられ、社交界からも距離を置いていた彼女を支えていたのは、隣家の幼なじみであり騎士であるレオン。
何も言わず、
ただそっと隣にいてくれる彼に癒やされながら、少しずつ日常を取り戻していくミレイユ。
だがある日、彼女の前に元婚約者が現れる――今度は新しい婚約者を連れて。
「友達としてやり直したい」と言う彼。
そして、その新婚約者は、ミレイユに対して妙に挑発的な態度を取る。
すると、ずっと静かだったレオンが、彼女の手を強く引いた。
「俺は、もう黙っていられない」
「ミレイユは俺のだ。――ずっと昔から、そうだったんだ」
それは、長年心に秘めていた想いがあふれる瞬間。
じれじれだった幼なじみの恋は、ようやく本物の恋になる――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 15:00:00
38221文字
会話率:39%
「な、にを…何をしてっ…!」
――ああ…。
そんな顔をしないでください。
これは…――。
これは、貴方に対する謝罪なのです。
「何をしていると、聞いているんだ!」
今にも泣き出しそうな顔をしないでください。
でも…痛い
…。痛い…。
私は、夫である彼の目の前で…切腹をした。お腹が痛い…自分のお腹を刺したから当たり前だけど…。
「聞いているのかっ?!いや、それよりもっ…早く治療を――。」
その言葉を聞いた私は、差し伸ばされた彼の手を払った。
触られたくなかったからだ。
汚されてしまった私を…貴方は、私に何時ものように優しく…愛しく…触れようとしていたから…。
私の行動に驚いたのか、彼の差し伸ばされた手は硬直したまま…綺麗な紅い眼が見開き「何が、起こった?」と、言わんばかりの目で、私に訴えかける。
「…申し訳ご、ざいま…せん…旦那様…私の…身勝手を…お許しを…。」
私は、腹部の痛みに耐えながら…なんとか言い切ることができた。
しかし、その後の会話が覚えていない。憶えているのは、手の温もりと夫の「分かったっ…待っているっ…!」と、悲願の籠もった言葉だった。
その言葉を聞き終えると…私は、静かに目を閉じた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:00:00
542597文字
会話率:9%