大伴大三郎吉久……
うっ、ベッドで激しい頭痛と吐き気にて目が覚めた。
朦朧とする意識の中で重い瞼を開けると、いつもの変わり映えのしない室内に
天蓋付きのベッド。執事の面も見える。
しかしだ。しかし、なんじゃこれは?!
二人分の人生
の記憶が流れこむ。
例えらば滝つぼで滝行してござった如く、一つの滝つぼにいる拙者へと流れ込む。
狐の類、もしくは妖怪類に騙されておるのか。
拙者の人生の一つは大名の大伴十三右衛門の三男 大伴大三郎吉久。
もう一つはヴェルヘル=クラウス辺境伯の三男 ルーク=クラウス。
忍びの者の心得と魔術の知識を併せ持ったルーク=クラウスが
六尺褌を締め、新しい生き方を模索する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 22:06:28
302459文字
会話率:37%
一人旅の私のもとに現れたバイカーは八尺様に追われているという。私はネットロアで有名な八尺様が何かを考える。
最終更新:2023-10-15 19:05:00
9873文字
会話率:60%
その喫茶店にはたびたび忘れ物を取りに戻るお客様が現れる、決まって営業時間終わりに。
『思い出せますかあの味を、覚えてますかあの優しさを』
ここはほんの少しの忘れ物を取りに来るお客様と心温まる一時を提供する喫茶店。喫茶【忘れ物】
最終更新:2023-10-01 00:36:27
42527文字
会話率:43%
星の終わり、未だその星に住んでいる者達がいるなか大きなサミットが開かれる「最後に星の思い出を皆様で共有しましょう!」
盛大なサミットが開かれている最中、その星の片隅「grave garden」に1人の少女が訪れる、
「あなた達に聞きたいの、
この場所がどこにあるか知らない?」
自分を気にすることがなくなったこの世界で居場所を探している者、もう終わりが見えている星に未だ居座り続ける者
そしてそんな者達のために何かを残し続ける者、そんな星のお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 00:20:48
7357文字
会話率:51%
六尺プレスマンというのは、六尺の長さのプレスマンのことで、門番が持っているやつです。
最終更新:2023-09-25 18:39:27
1885文字
会話率:83%
平安時代初期、小野篁(おののたかむら)という者ありけり。
弾正台の弾正忠少という役に就き、平安京の治安を守る。
身長は六尺二寸(約188センチ)の偉丈夫であり、あやかしが見えるという特殊な体質でもあった。六道辻の井戸より冥府に渡り、閻魔大王
と酒を飲み交わす仲となる。
鬼を操り、腰に佩いた太刀で、あやかしや物の怪を退治する。
アクション満載の平安歴史ファンタジー(時々、ホラー・ミステリー)小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 12:00:00
134974文字
会話率:38%
小山内翔太(仮名)くん(小学六年生)による「夢十三夜」(八尺社)の読書感想文です。コンクールに投稿されたあと、翔太くんは行方不明になっています。
この作品はフィクションであり、実在の人物、団体、地名、書籍、事件とは何の関係もありませんし、該
当する書籍も実在しません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 23:37:04
1493文字
会話率:0%
(1話のネタバレあり)
剣、魔法、学術、商売...あらゆる才能を数値として表すことに成功した、才能が全ての尺度となっている世界。
小さい頃から努力を重ね、天才と呼ばれるも全ての才能がなかった少年。
産まれながらに厄災級の魔法の才能を持ちな
がらも、魔法の使用と「死ぬこと」を禁じられた少女。
「どうせ死ぬなら、"魔物の群れと魔王を倒すも魔力を使い果たして死亡"くらいの最強の死亡録を残してやろうぜ。どうせなら、世界、救ってみようぜ」
死に方を探していた2人の偶然の出会いは、「史上最高の死亡録を残す」という謎の目標を生み出す...。
悪の犯罪組織を潰す、世に蔓延る魔物を掃討する、魔王を討ちとる───
誰もがなし得なかったことを実現するため、いずれ歴史に名を残す少年と少女の大冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 17:43:22
8702文字
会話率:39%
先輩は今日も隣で語っている。その言葉に意味があることもあれば、ないことも少なくない。止めどなく降り続く雨のような、そんな声に耳を傾ける。ただ、それだけのお話。
以下、注意書きとか諸々。
※本作は『一人称で他者が長尺で語る』状況をどう
書くか? という疑問を抱いて書いてみた作品です。
※全体的に地の文よりも他者語りが多い書き方になっています。
※投稿話数ごとに、意図的に表記方法を変動させています。文章作法にこだわりがある方の閲覧は推奨しません。
※犯罪、搾取、いじめ、性的な状況、などを想起させる箇所が含まれますが、推奨する意図はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 01:00:00
105424文字
会話率:39%
「知らなくても無理ないね。大人の間じゃ結構大騒ぎになってるの。……なんかね、禁域に入った馬鹿がいて、何かとんでもないことをやらかしてくれたんじゃないかって」
T県T群尺汰村。
人口数百人程度のこののどかな村で、事件が発生した。禁域とさ
れている移転前の尺汰村、通称・旧尺汰村に東京から来た動画配信者たちが踏込んで、不自然な死に方をしたというのだ。
怯える大人達、不安がる子供達。
やがて恐れていたことが現実になる。村の守り神である“ジャクタ様”を祀る御堂家が、目覚めてしまったジャクタ様を封印するための儀式を始めたのだ。
結界に閉ざされた村で、必要な生贄は四十九人。怪物が放たれた箱庭の中、四十九人が死ぬまで惨劇は終わらない。
尺汰村分校に通う女子高校生の平塚花林と、男子小学生の弟・平塚亜林もまた、その儀式に巻き込まれることになり……。
※この小説はエブリスタにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 19:00:00
144023文字
会話率:43%
カールは五行山にある旅館「天雨旅館」の店員である。ある日、カールは五行山の山奥へ行く途中、偶然、凡人も仙人になれることを知った!
仙人、不老不死、空を飛び、山を開き、海を燃やし、その瞬間、カールは自分の夢を知った。
「俺は、仙人になりたい!
」
五行山の中に、歌があり。
三尺の長剣、万丈の塵に負けぬ。
美人の歌、英雄の嘆、烽火は天を連なって諸侯を戯れ。
千金の裘、断魂の酒、俺の命は天に任せぬ!
仙路は難しく,青天に登るより。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 23:00:26
3182文字
会話率:16%
私は、とある尺取り虫をカメラで撮影していた。。
最終更新:2023-06-12 20:44:05
363文字
会話率:31%
「怪異」とは、人間の想いが生み出したものであるという。
最終更新:2023-05-24 18:00:00
1502文字
会話率:45%
伯爵令息エリックが男爵令嬢カトリーナに婚約破棄を言い渡す場面から物語は始まる。
……はずだった。
どうやら作者は婚約破棄後の展開を全く思いついていないらしい。思いつくまで婚約破棄を言い渡すことは許されない。
かくしてエリックの凄まじい引き
延ばし作戦が始まるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 16:35:04
3115文字
会話率:55%
Iさんとは、40年前仲良く隣に住んで居た。今は家の跡地を畑にして10年、駐車場にして1年という処・・。駐車場にする時、石積み擁壁にセメント詰めを頼んだ。まだ1年経っていないと云うのに、Iさん側から約1mの処、縦に罅割れている。境の処は、叩
けばセメントが取れそうで、浮いている。それで、駐車場仲介をお願いしているE不動産に頼んで、擁壁補修工事をして貰う事になった。工事をしたO不動産とは拗れてしまって、もう頼みたくない。その日、現場に向かっていた処・・E不動産から電話である。「隣との確執が凄いので、出来ません。とブロック屋さんが断って来ました」「E不動産も出来ません」信号待ちでもあるし・・それで、電話を切った。当日になって、隣との確執が凄いので、工事者側から出来ないという事があるん?E不動産も出来ません。と言われてしまった。担当の柿山さん・・この頃ちょっと声のトーンが高いのが気になる。如何したものかと思いながら現地に向かう。お隣Iさんは、留守であった。留守電に今日の工事は出来ない事を残した。工事が急に決まったので、昨夜も2度掛けて居る。Iさんは難しい人なのである。その土地は、日当たり良く、手頃な広さと、価格も安く売り易い。両隣で半分づつ買いたいらしい。業者1人1回嫌がらせをしても、受ける方は何十回も受ける事になる。業者さんも、Iさんを挑発して居るのかも知れない。また、住んで居た父を悪者にすれば、小さな工事を貰えるらしい。憎い風習があるものです。何度目かのピンポンで、どうにかIさんと話が出来た。「あんたね、電話で失礼なね!ガミガミガミガミ」罵りである。取り留めのない話が、止めどもなく続くのである。「去年お宅のブロックの隙間にセメント詰めをお願いしたら、して呉れなかった。と言ったよね」「内は言わないよ」「余ったセメントは如何するん?と聞いたら・・捨てても余分な工事はしないと言った。と聞いて居るから、そこもして下さいとお願いして居るよ」フェンスの上から擁壁を見ながら・・「このブロック白くなって居るでしょう。去年お宅の工事の人がね。このブロックから、下が内の敷地じゃから・・」「金巻き尺貸しましょう」「此処から・・下へ」Iさんも気付いた筈である。補修ヵ所はIさんの管轄になるのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 10:00:00
12563文字
会話率:23%
私は大学で民俗学研究会に所属している。
毎年行われる夏休みの合宿で、運悪く班を組むことになったのは嫌われ者の女子と、その取り巻きであるパリピ男子。何とか無難に実地調査(フィールドワーク)を終わらせようとしたものの、そんな面子で簡単にいくはず
もなく……散々足を引っ張られた挙句、私達は山道から転げ落ちてしまう。
目が覚めるとそこは、何故か人気のない不気味な屋敷だった。屋敷の探索に出た私は、道中、不思議な子犬と出会う。人の言葉を解するその犬は、名を八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)と言って、私に助けを求めてきて――?
―――――
全四話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 19:00:00
40677文字
会話率:33%
コロナに気を取られ、インフルエンザにかかりました。
そんなとき、ふと病床六尺と言う言葉を思い出し、今作ができました。
最終更新:2023-02-21 03:00:38
294文字
会話率:0%
今日も村の周りでウロウロしてる八尺様は、誰もいないはずの河原である不思議な坊やに出会った。
母国語は日本語ではないので、きっと文法にガバが出ると思います、良ければコメ欄で問題点を教えてください。
読んでいただきありがとうございます
最終更新:2023-02-13 21:35:29
12285文字
会話率:56%
【あなたが決める ものがたり】
妖怪探偵・矢面京子には3つの不思議な力がある。
ひとつ、親から受け継いだ退魔の力で妖怪を味方にできる。
ふたつ、すぐそばにいる妖怪の力を身に宿し、3分間だけ超人になれる。
みっつ、これが一番だい
じ。京子は、誰とでも仲良くなれる。
そして、京子が率いる矢面妖怪探偵団には必ず守らなければいけない3つの絶対のルールがある。
ひとつ、事件の現場にいちどに連れていける妖怪は3体まで。それ以上は、京子の霊力がもたない。
ふたつ、京子は超人になるとき、そばにいる妖怪3体の能力を合わせた力を発揮できる。
(仲間の妖怪は7体いるため、能力の組み合わせは35通り存在する)
みっつ、これが一番だいじ。
一緒に連れていく妖怪を誰にするかは、必ず依頼主(あなた)が決める。
京子たちに決定権はない。
事件解決に乗り出すのは、京子と7人の妖怪仲間たち。
テレパシーで人語を話す超能力人面犬のワンダ。
マッハ1・5で走る百キロババアこと見た目は女子高生のキロロ。
事務所一番の美女、口裂け女の咲き子。
全身凶器、怪人赤マントのアカマ。
背が高くて怪力、身長240センチのあばれ八尺。
水のある場所なら無敵、トイレの花子さんことハナ。
そして、あなたのそばにメリーさん。
今日の事件に向かうのは誰か?
【作者からの依頼状】
この小説は読者と作者とで協力して作り上げる物語です。
京子と共に戦える妖怪は常時3体しかいません。
その3体を誰にするかによって物語の展開が変わるのですが、法律によって京子は共に戦う妖怪を自分では選べません。すべて依頼主、すなわち読者(あなた)に決定権があるのです。
京子と仲間たちの活動を助けてくれる方は、本編を読んだ上で、コメント欄にて出撃メンバーを「提案」してください。
一定の募集期間を経たのち、いただいたコメントの中からひとつを選ばせていただき、作者がその設定で物語の続きを書かせていただきます。
なお出撃メンバーの選定はコメントの多数決ではありません。
あくまでも物語として、もっとも京子たちが活躍できる組み合わせを選ばせていただきます。
物語の性質上、みなさまのコメントがないと、この話はここで終わってしまいます。
みなさまのコメントを、心よりお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 21:51:48
40422文字
会話率:46%
ある日、神を名乗るモノが全世界に向けて、世界を統合すると言った。
翌日、世界の縮尺が異常なまでの変化し、そして「神」が言った通りに世界が統合されて五つの大陸が出現した。
それにより様々な事象が発生したり、国家間の思惑が複雑に絡み合い―
―などという事態からは完全に蚊帳の外にいる鳳凰寺家の人々。
彼、彼女らはそんなのは関係ないとばかりに悠々自適に過ごしていた。
ある日の朝、気付いたら統合された世界の一つに敷地ごと召喚されているのに気付く。
剣と魔法の世界に召喚された鳳凰寺家の人々。異世界召喚にありがちなボーナスなど一切なく、前世界の能力のみで生き抜かなくてはならない。
だがこの鳳凰寺家の人々は、全然普通ではない。
彼、彼女らは、社会の陰に生きる退魔師一家であった。
異世界にすらない能力を駆使し、鳳凰寺家の人々は異世界を往く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 19:00:00
106661文字
会話率:19%
―――たった一つの命を銃に乗せ、あまねく怪異と戦い抜き、莫大な報酬を手にするというコンセプトのフルダイブVRホラーゲーム『ダークスイーパー・オンライン』。
妹に無理やり誘われる形でこのゲームを始めた柳田 光太郎こと“レイス”は、ひょんな事
から“リザ・パラベラム”という自分のアバターキャラのロールプレイを貫き通す、変な少女と出会う。
彼女のロールプレイに乗る形で、光太郎も自分の“レイス”というキャラクターを演じ、リザの相棒としてこのゲームの攻略に乗り出した。
そんな二人を出迎えるのは、プレイヤーメイドの背筋も凍るような恐怖のダンジョン達。
くねくね、八尺様、三本足のリカちゃん、禁后、きさらぎ駅、コトリバコ――――。
あらゆる都市伝説がひしめく闇の世界を、少年少女は薬莢を躍らせながら突き進む。
我らはスイーパー、命よりもスリルを求める者なり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 20:05:55
363781文字
会話率:39%