イモを売る宇宙の辺境貴族が、内乱で活躍する話。
地球から遥か遠くの大銀河系は、大銀河帝国が支配していた。
主人公『デイビス・ジャガー』は、辺境星域に領地を持つジャガー男爵家の跡取り息子で、最近帝国士官学校を卒業した二十三歳の青年である。
父
からジャガイモを帝都で売ってこいと命令され、大型輸送船五隻とオンボロ宇宙戦艦で帝都へ向かう。
帝都では皇帝の後継者争いが激化し内乱が勃発する。デイビス・ジャガーは内乱に巻き込まれ、オンボロ宇宙戦艦で内乱に参戦する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 00:00:00
39100文字
会話率:34%
「誰が相手でも、必ず打ち倒してみせる!……………………悪役令嬢が!」異世界に転生したゴトー。彼は情報を集め、転生した世界が前世で遊んだことのある乙女ゲームの世界であることを知った。だが、彼にとっては乙女ゲームどころでは無い。その世界は広大な
宇宙を戦艦が通り、レーザーで打ち合うような、そんなSFな世界だったのだ!乙女ゲームはとりあえず頭の隅に追いやり、彼はこの世界で生き抜くための道のりを考える。人脈を広げたり軍に入って前線で活躍したりして、例え自身と同じ転生者が敵国にいたとしても問題なく対抗できるように手段を整えて行く。そして数年後、激しい戦いで乙女ゲームのことなどすっかり忘れていた彼の前で、王子が悪役令嬢へ婚約破棄を言い渡す。悪役令嬢はシナリオ通りに軍人達へ助けを求めた。シナリオでは誰も見て見ぬフリをするのだが、彼は動き出す。シナリオなど破壊して、国防をより強化するために。そして、自信の身を守るために。最強の悪役令嬢を活躍させ、その陰で暗躍する副官の大宇宙ファンタジー!!
※感想・誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 13:05:04
499010文字
会話率:44%
宇宙、異次元、未知の空間。
それ等、超空を駆け繋ぐ超常的な軌道(みち)――通称〝超空軌道〟。
その超空軌道を管理し安全を司る、―超空軌道交通管理隊―。
これはその超空軌道交通管理隊の、ある巨大な指令業務の参考調書である――。
〝劇場版
〟、超空軌道交通管理隊(戯言)。
超空軌道交通管理隊 ―軌道(みち)を守り、制する者―
https://ncode.syosetu.com/n4480hh/
の続編のようなもの。
交通管理隊をやたら壮大な設定の中で活躍させたかった欲望をだだ零しにした、超トンデモな話となります。
かなり色々めちゃくちゃしてますが、まぁその辺りも含めて雰囲気を感じてください(全部投げ)。
たぶん6~7話くらいで完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 11:07:47
66025文字
会話率:21%
宇宙、異次元、未知の空間。
それ等、超空を駆け繋ぐ超常的な軌道(みち)――通称〝超空軌道〟。
これは、その超空軌道を管理し安全を司る、―超空軌道交通管理隊―の物語――。
交通管理隊をやたら壮大な設定の中で活躍させたかったために書いた、
トンデモ話となります。
全4話、2編完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-02 15:32:10
28797文字
会話率:31%
リアム・セラ・バンフィールドは転生者だ。
剣と魔法のファンタジー世界に転生したのだが、その世界は宇宙進出を果たしていた。
星間国家が存在し、人型兵器や宇宙戦艦が戦うスペースオペラのような世界。
貴族たちが支配する帝国の伯爵家に転生したリアム
には野望があった。
それは――悪徳領主になることだ。
前世、不幸にも全てを失い絶望の中で死んだリアム。
――善良に生きるなんて馬鹿らしい。
――好き勝手に生きてやる。
そんな気持ちを胸に、第二の人生を歩もうとするのだが、価値観の違いから名君として崇められてしまう。
リアムは無事、悪徳領主になれるのだろうか?
オーバーラップ文庫様より書籍化!
現在【俺は星間国家の悪徳領主! 01】が発売中です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 19:00:00
1224217文字
会話率:33%
「私」の伯父、ではなく父が死んだ。
父の葬儀の喪主をやることになった宇宙戦艦の艦長である「私」は葬儀が無事終わることを願いながら、主砲の照準を葬儀会場に向けていた。
最終更新:2024-01-06 22:56:30
4871文字
会話率:28%
・ご都合主義の塊であります。
・70〜80年代SFアニメのテイストです。
<あらすじ>
突如として外宇宙から飛来した謎の飛行物体。
そのシャトルに乗っていた謎の少女『ブルー』。
そして、それ以降、宇宙の彼方から飛来する『超獣ミサイル』。
海は枯れ、大地は荒廃し人類は危機を迎える。
人類が生存をその賭けて対抗すべく建造される『リベリオン計画』。
はたして人類は迫り来る邪悪な『敵』を排除し、生き延びる事ができるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 00:00:00
19967文字
会話率:44%
人類が天の川銀河を飛びだし、
生存圏をラニアケア超銀河団にまで広げたとき
ヌナニア連合は、存亡の危機に晒されていた。
最終更新:2023-12-17 07:31:06
252646文字
会話率:35%
義成は怒っていた。
この世のすべての理不尽に。
なにより不正義に――。
この世は妥協の産物で、純真さなど一欠片もない。
誰もがそれを知っていて、それを正そうとしない。
だが、義成《よしなり》の怒りがどうなったかを書く前
に、彼が住む世界がどういった歴史をたどったのか書くべきだろう。
*メッセージ、感想欄、活動報告などで気軽に感想をいただけると喜びます。
*大規模改稿を行っております(残り二章全部)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 22:21:50
666042文字
会話率:51%
鹿島容子(かしま ようこ)の憧れは名将の名補佐官。古い言い方をすれば名参謀。いや、軍師なんていってしまってもいい。けれど鹿島は星系軍でも主計部秘書課。数字のエキスパートでも後方担当のジミ~な立場。鹿島は「また戦争があれば、私だって総軍司令
官の秘書官で!」などと不謹慎なことを妄想しつつ安穏とした日々を過ごしていたのであったが、そこへ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-13 07:44:42
1192508文字
会話率:38%
侵略者を倒そうとする御話、でしょうか?日常のヒューマンドラマではなさそうです。
最終更新:2023-11-27 07:21:10
443文字
会話率:0%
「またお前か」という声がどこからともなく聴こえてくる!
しかし、お待たせしました!
え? 待っていない?
いいんです! 待っていなくてもお待たせしました!!
かの大ヒット小説『畜生転移』…波平に乗ったサザエやカツオやワカメの如く、
続編を続々と億り人みたいに送り出し…2で現代社会風刺を行い、3で純愛百合恋愛純愛物という推移を経たが、「畜生ってのはこんなもんじゃないだろ!」という作者の深い反省を元に、すべてをリセットして(脳味噌からっぽのほうが夢詰めこめるらしい故に)、本来の良さを取り戻すべく全力を尽くした、ファンタジー的な原点回帰! 圧倒的原点回帰作品!
とどのつまり、皆様が望まれる本当の店屋物…もとい、転移物!
剣と魔法や魔王とか溢れる世界を検討を加速させてお送りする予定(予定は未定)!!
次の主役はもう決まっている! 猫五郎だ!
この作品のために超有名な某スペースオペラアニメ本伝110話を見続けたせいで、睡眠不足に陥り、半ば眠りこけながら書き連ねた本作! まさに眠れる小説! 誰かが「そのまま起きなかったらよかったのに…」なんて言うてた気もしないでもない!!
ミドリフグを飼うためにかなりの設備費を投じて飼育環境整を整え、ウキウキになって「名前なにしようかしら♡ ああ、僕の唯一の家族を大事にしよう♡」とテンション爆上がりだったのに、お迎えした翌日にお亡くなりになられ、心も財布の中身も全てが無に帰した作者が満を持して送る感動のアニマル・ファンタジー・スペクタル・オペラ・えーと、なんとか・とりあえず・凄い・ストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 16:07:01
120194文字
会話率:54%
21世紀生まれ21世紀育ちの男子高校生の俺はある日目覚め、気づいたら宇宙戦艦に乗り込んでいた。見知らぬ太陽、見知らぬ大地、見知らぬ都市にひしめく人民の大歓声が俺の眼下に広がっている。現実とは思えない。
しかも、俺の身体は何故か西暦40
00年を生きる銀河帝国皇子、ジギスムント殿下とやらに仕立て上げられている。隣には軍服の美少女だ。何が起きているのかさっぱり理解できないまま皇子の影武者をやっていると、ジギスムント殿下を狙う敵の襲撃を受けることになる。徐々に判明する事実を踏まえれば、天の川銀河に広がる銀河帝国の命運は、俺の肩に乗っているらしい。
え? どういうこと?
どうしてこうなった?
あまりにも荒唐無稽で、SF的な展開だった。少々身体が不自由なだけの普通の男子高校生である俺としては、説明を要求せざるを得ない。
『生きる』ことにすら絶望していた少年が、銀河帝国の帝位継承戦争に巻き込まれながら、どのように『生きた』か。その物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 07:00:00
219669文字
会話率:32%
2023年10月。世界に激震が走る。
別に大地震が襲ったとかではない。
だが、地球人にとって、それは大地震をはるかに上回る一大事であった。
日本の上空に巨大な宇宙戦艦が現れたのだ。
宇宙人の来訪である。
地球人類と変わらぬ姿をした彼らは、
自らを「ポテトニアン」と名乗った。
『この星の戦士よ。我々と戦え』
どうみても巨大なジャガイモにしか見えない宇宙戦艦から発せられたのはそんな言葉だった。
その様子は、七千近い全ての地球言語に翻訳され、全世界に中継された。
彼らは遠い銀河、ポテトニア星系から、地球にイモを求めてやってきた侵略者だった。
※ノベルプラネット秋の5題マラソン4週目「焼き芋」の投稿作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-19 08:55:18
4988文字
会話率:37%
地球人類が外宇宙に版図を広げ始め、百年以上が経過した時代。銀河の半分以上を支配していたのは、男女の人口比が極端に偏った女性優位種族、ヴルド人だった。
濡れ衣を着せられて地球軍を追放された天才用兵家・如月善哉は、運送会社を設立して平和な航海を
続ける日々を送っていた。しかしある日、彼はひょんなことから赤髪の辺境伯、アケカに見初められ軍師として迎えられることとなった。彼女の属するリンティア同盟軍は、今まさに命運の尽きかけている斜陽の勢力。チェックメイト一歩手前の状況に、彼はその類まれなる智謀をもって立ち向かうこととなった。
※本作はいずみノベルズより刊行予定の書籍、"女難戦記Σ"のweb公開版です
※本作は"貞操観念が逆転した宇宙人の軍隊でエースパイロットの俺だけが唯一男な話"の続編ですが、舞台やキャラクターなどが一新されているため前作未読の方でもお楽しみいただけると思います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-28 15:01:39
184827文字
会話率:51%
時に23世紀の初頭、人類は深宇宙より来たる謎の敵性異星体グォイドに対し、太陽系防衛艦隊を結成、種の存亡を賭けた大宇宙戦の時代を迎えていた。
航宙艦エンジニアの少年ケイジは、木星近傍での激戦の末に漂流していたところを、適性をもつ少女でし
か扱えない超高速情報処理システムにより、破格の戦闘力を有する航宙戦闘艦〈じんりゅう〉に救われる。
しかし〈じんりゅう〉もまた主機関が故障し、減速出来ずに小惑星帯《メインベルト》へと危険な速度で突入せんとしている最中であった。
ケイジは〈じんりゅう〉の個性豊かな少女クルーと協力し小惑星帯への安全な突入を試みる。が、行く手にもまたグォイドの影が潜んでいた。
目次ページ最下部、他◆マークの付いた話には挿絵的写真付き!
2021年1月末をもちまして無事本編完結!
さらに特典メニュー EP4前半編▼緊急追悼企画!!『〈じんりゅう〉の思い出』にて、立体版〈じんりゅう〉公開中!
さらに! エピソード7の最後に特典メニュー▼続・フル可動カオルコ少佐育成計画『谷間とカーテンと南半球と』を投稿開始!
〈じんりゅう〉クルーにしてヒロインが一人、カオルコ少佐のフル可動フィギュア化に挑戦中!
カクヨムにも重複投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 21:21:54
2822070文字
会話率:19%
目を覚ますと放棄された宇宙戦艦のブリッジにいった。
自分の名前と断片的な知識しかない、少女「ナギ」。
魔法文明が宇宙進出を果たしたこの宇宙。
その宇宙においても異常な性能を誇る戦艦「ムサシ」を何故か操艦できる能力があったナギは…自分が何者か
を探るため星をめぐる旅に出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 13:04:30
7742文字
会話率:31%
会社で過労死した石山 治樹はなんと異世界だが地球よりも遥かに遠い銀河の中にある惑星の一つであり他の星と戦争真っ只中のアレクサンド星でレオ・トパーズという少年に生まれ変わる。
しかしレオの体はほぼ子供の体から成長しないという体になってしまう
のだが生前に好んでいた長年培ってきた戦略ゲームによって鍛えられた頭脳により軍人として活躍してしまい宇宙戦艦の部隊の艦長にまで上り詰めてしまい、彼によって宇宙の戦争は大きく変わることとなる。
これは小さな体でありながら戦艦の艦長になった青年の数奇な運命を描いた話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 21:00:00
24726文字
会話率:35%
仲間を探し求め、宇宙を彷徨う艦隊の物語。
十色(主人公)は今日も宇宙を彷徨う。(ほとんどコールドスリープ装置で寝ているが・・・)
最終更新:2023-07-14 00:00:00
217685文字
会話率:63%
西暦2998年、突如として地球はガルスグレーサーと名乗る
異星人に侵略戦争を仕掛けられた、そして圧倒的な科学力の差により
危機的な状況に陥る、主人公たちは新型の戦艦に乗ることになるが
それは小型の駆逐艦ハヤテ、がっかりする主人公達だが
ハヤ
テに乗り込むと、そこは全ての物体が10分の1になっている
世界で、本当のハヤテは全長1300メートルを超える巨大戦艦だった
見た目は駆逐艦、中身は巨大戦艦、敵を欺くにはまず味方から
地球を防衛するために真の実力を隠して活躍するハヤテを御覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-23 06:47:40
42679文字
会話率:60%
シャレーダーからの宇宙戦艦ものです
宇宙最強となった人工生命と人類の
戦いを描きます
最終更新:2022-06-17 08:04:02
379940文字
会話率:76%
突然俺の部屋が元宇宙戦艦と接続された、その後数百年放置されていた宇宙戦艦を探索
すればお宝がゴロゴロ出てきてGET!俺、佐藤裕二 32歳、独身、離婚歴ありの自室が
宇宙戦艦と繋がったことから始めたお手軽宇宙探検と戦艦探索で集めろ最強装備
!出てこいお宝!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 05:05:57
1351546文字
会話率:8%
アクセス解析をポチって見たらそこは太陽系外縁だった!?どういういみ?ボーアの電子雲とか、オールトの雲とか、理科の図鑑とか宇宙戦艦ヤマトのBGMとか、ふんいきとしての宇宙が大好きなおばさんの独り言です。短いです。まじめな宇宙話ではないです。正
確な理科や宇宙の情報は成書にて確認されることをお勧めします<(_ _)>(*^-^*)あくまでも素人の個人の連想等のメモです。いつもおつきあいいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 06:51:44
803文字
会話率:0%
恒星間移民船に乗り、何世代にもわたって銀河系を旅してきた俺たちは理想的な惑星を発見した。
しかし、そこには先客がおり、宇宙戦闘艦による艦隊戦に突入してしまう。
最終更新:2023-05-07 12:00:00
82399文字
会話率:38%
遠い未来、人類はその生活圏を火星や金星まで拡大していた。
金星では、濃密な二酸化炭素の雲の中に風船のように浮かぶ巨大な都市をいくつも作り、人類はその中で生活していた。
俺はそんな金星の浮遊都市で生まれ育った、ごく普通の読書好きの高校生だった
。
俺の望みは宇宙船のパイロットになって閉鎖的な浮遊都市から抜け出し、広い宇宙を自由に旅することだった。
しかし、何の運命のいたずらか、俺は抽選で兵隊になることになってしまった。
金星では一般兵のなり手が少なく、人員確保に苦労していたため、抽選で兵員を確保するという恐ろしい仕組みが確立されていたのだ。拒否すれば3年間の刑務所暮らしが待っている。だから俺は仕方なく兵隊になった。最低限の兵役期間3年を務めあげたら兵隊はやめるつもりで。
予想はしていたことだが、半年に及ぶ新兵共通訓練課程(通称キャンプ)は理不尽なことばかりで、終始怒鳴られ、教官に口答えしようものなら連帯責任の懲罰が待っているという辛いものだった。
しかし、俺の苦労は新兵共通訓練課程で終わったわけではなかった。俺が正式配属されたのは重火器を装備した重装甲のパワーアシストシステム付き宇宙服を着用する「機甲歩兵」の訓練部隊で、俺以外の同期は射撃や格闘技などの戦闘のエキスパートぞろいだった。何で俺が配属されたのか、まったくもってわからない。部隊のメンバーは、強面のプロレスラーのような巨漢で格闘技が得意なダン、さわやかなスポーツマンで射撃が得意なロン、ボーイッシュな毒舌家で小型艇の操縦が得意なユリ、そして、白磁でできた人形のような寡黙な美少女で剣術が得意なケイだった。
そんな精鋭揃い(俺以外)を指導する若き女性隊長ハサウェイ少尉は、モデルか女優のような美しい外見を持つものの、戦闘面の全ての能力で隊員たちをはるかに上回る化け物だった。
これは、最初、劣等感にさいなまれた俺が、自分の持ち味を生かして次第に自分の居場所を確保し、仲間に認められるようになっていく物語……のはずだった。
しかし、「訓練=給料」の平和な日常は唐突に終わりを告げる。惑星間の戦争が勃発し俺たちは当然のように最前線に投入される。
そして、味方が次々に倒れていく中、宇宙戦艦が主役の戦場で、単なる歩兵部隊に過ぎない俺たちは苦しい戦いを強いられるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-27 21:19:24
109870文字
会話率:34%
旧タイトル「俺と彼女と宇宙輸送艦セドナ」
はるか未来、火星に移住した人類と地球人類との間で戦争が行われていた。
火星の宇宙軍士官学校を卒業した俺(ダテ・ダイスケ准尉)は、友人たちが宇宙戦艦や航宙母艦に配属されるなか、親友(マリオ・マルコ
ーニ准尉)とともに、どう考えても華々しい戦果とは全く無縁な宇宙輸送艦セドナに配属されて腐っていた。
しかし、宇宙輸送艦セドナには謎があった。
地球との艦隊決戦が近いというのに、戦場から遠く離れた資源採掘用の小惑星に大量の燃料を輸送するというのだ。
機密の匂いがしたが、上官たちは下っ端の俺達に艦の使命を親切に教えてくれたりはしなかった。
俺とマリオに求められたのは謎解きではなく艦内清掃などの雑用だったのだ。
唯一の心の救いは有能だけどちょっとアレな美人女性士官(リサ・リンドルース中尉)とお近づきになったことくらいだ。
俺とマリオとリサさんは平和でのどかな日常を送っていたが、そんな幸せな日々はある日突然終わりを告げた。
宇宙輸送艦セドナの使命を妨害するために地球のステルス偵察艦が攻撃をしかけてきたのだ。
そして、俺は宇宙輸送艦セドナの使命を知って愕然とした。確かに俺は戦争の行方を左右する機密作戦の渦中にいたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-17 06:00:00
82372文字
会話率:44%