超能力が存在し、力こそ正義の世界。
強い能力者は “有能” と謳われ、
弱い能力者は “無能” と蔑まれた。
能力至上主義に苦しめられた者達は倒幕派となる。
『自由と平等を勝ち取らんとする倒幕軍』と、
『国の秩序を守らんと
する幕府軍』の戦い。
「俺は侍になる」
気高き剣士に憧れた少年は夢を見る。
だが世界は明確に二種類の人間に別けられ、無能力者は刀を持つことすら疎まれる。
力こそが人の価値になる世界で、
少年――塚原進は“無能”の中でもごく稀な、異能力を全く持たない正真正銘の劣等種だった。
正義の侍を目指す悪戦苦闘の旅。
“命を奪うとは” “なぜ剣を持つのか”
“何の為に生きるのか” “何の為に死ねるのか”
『どんな理由があれ、人を殺すことは許されない』
悩み、それでも全力で生きる。
――ストーリー――
彼は年齢がおおよそ二桁になると、五年ほど剣道場に通い、誰よりも鍛練に励む。今夜も弟が眠った後、家の近くの開けた場所で真剣を振っていた。
その時、家の方から微かに弟の声を聞き、急いで原っぱを駆け抜け家へ戻る。
そこには、侍に連れていかれる弟がいた。
これは、“無能”と呼ばれた男が、弟――優次郎を救うために、全力で駆け抜けた物語である。
力を求め、大切なモノを学ぶ。
バカ真面目が侍を目指す、和風・熱血異能力物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 00:04:34
133639文字
会話率:36%
『削除』のギフト
それは勇者の一族であるリオ達に代々引き継がれる能力だった。
リオの持つギフトの力は一見弱く見えていた。しかしその真の力に気付いた時から、世界は変わり始めた。
その力に気付くまで、魔王率いる魔帝国にリオは多くの物を
奪われた…
これ以上大切なモノを奪わせない為、民を守るために彼の復讐劇が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 18:00:00
48747文字
会話率:24%
モナは記憶喪失だった。自分がなぜ森の中で目覚めたのかもわからないまま彷徨えば、台座に刺さった剣を見つける。その剣の所有者となると、剣はモナの適性から姿を銃へと変える。そんな銃にモナはフローと命名した。
記憶を取り戻すためにも学ぶことを決意し
たモナは、フローに教えてもらいながらプロトタウンという街へたどり着く。そこでエクスとダイアナに出会い親切にしてもらう。
街では武道大会が行われており、賞金目当てで参加したモナだが、優勝後は敗者の悔しそうな表情に心を大きく揺さぶられる。その様子を見たフローに『大切なモノ』について教えてもらう。
その強さを見込まれモンスター討伐の依頼をエクスとダイアナと共に受けるモナだが、そこで危機に陥り、『大切なモノ』である二人と協力して討伐を成し遂げる。
二人と別れたモナは、自分の記憶と『大切なモノ』を求め、フローと共に気持ちを新たに旅立つのだった。
***
こちらの作品は第一回次世代作家文芸賞へ応募した作品となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-28 14:11:44
116581文字
会話率:35%
「落ちこぼれ」の剣士──コウは、大切なモノを守る為に力を欲した。
すると突如、コウは聞いたことのない声が聞こえるという共に、何処か別の空間に飛ばされてしまう。
その空間は、鍛えあげた能力を現実世界も引き継ぐことが出来るという《時の狭
間》。
「落ちこぼれ」の自分でも強くなれることを信じて、少年コウは剣術をひたすらに極め続けた。
「絶対に、強くなる……‼︎」
少年──剣士コウの、長い、永い修練の日々が始まった。
人々の間で「剣術」が浸透するこの世界には、『剣気』というものが存在する。それは、一人前の剣士にしか扱うことの出来ない、極限の剣術への鍵。
コウは必死になってそれを取得し、剣の理法を悟り、──無限ともいえるほどの剣技を生み出した。
これは、一から剣術を極めた少年が、最強の道を目指し、成長していく物語である。
時には技術を、時には心を──少年コウは、これからも極め続ける。そしていつかは、剣術の神髄に辿り着き、この世の全てを凌駕する。
〈コウは故郷を旅立ち、剣術学院に入学する。そしてそこでは、《剣聖》の学院長や、《剣術大会》など、様々な物語がコウを待ち望んでいる!〉
──「落ちこぼれ」を辞めた少年が送る、至高の剣戟ファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 21:26:12
74865文字
会話率:22%
すり潰される様な痛みがする、でもその痛みが何処からか湧いて出てるものなのか僕にはわからない… 苦しい、痛くて堪らない。また、鐘が鳴る、深い哀しみの音だ、意識が薄れてゆく…
けど、僕はまだ、足掻いている、苦しい、白い白い手がまた、僕を黒い
黒い沼の中に引き摺り込もうとする。まただ…白い手が一つ増えた、痛い、痛いよ、白い手が増える度、何か大切なモノが零れ落ちている気がする。
てが増える、痛い、僕は今、ただ歩いている、足が沈まない様に、沼に沈まない様に、思い出せない、何故ここに居るんだ、苦しい、喉が枯れて、声が出ない、出せた所で意味など無いかもしれない、でも、その言葉を叫びたい、そうすればきっと… 楽になれるから折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 20:40:53
41868文字
会話率:53%
公爵の娘である私たちは双子の姉妹でした。しかし暗い姉、明るい妹…妹は社交的で皆に好かれました。
私は引っ込み思案でおとなしく、誰もが妹を愛しました。
お姉さまがいじめたの、貸したものを返してくれないのと訴える妹を皆が信じました。
そして私が
一番上の娘であるという理由で王太子の婚約者に選ばれましたが…
「妹のアレーナをお前がいじめた罪により婚約破棄をする!」
なぜか私は妹をいじめた姉として王太子に婚約破棄され、妹がその座につき、私は追放されることになったのです。しかし…私は妹をいじめたこともモノを盗ったこともありません。
いつもそれをしたのは妹です。
いつも虐げられてきた優しい双子の姉を唯一慕う弟が、その理不尽にとった行動とは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-26 16:00:00
1816文字
会話率:17%
「……これは、傑作だ」
ラヴェンダーの投げ込んだ煙幕はほとんどその役を果たさなくなり、その残りが薄く絨毯の上を這うだけになった頃、男がぽつりと呟いた。
「まさかこんなところで再会するとは……思ったよりずいぶん早かったものだな」
ク
ツクツと喉を鳴らす男に、ラヴェンダーは喉を震わせた。
落ち着きがあり、自信に満ちた声。暗く、影が差しているが、その分妖艶さも帯びている眼差し。
ナイフのように鋭利な空気を纏いながらどこまでも蠱惑的な男の顔が目の前にあった。
ひねり上げられた右腕と共に引き寄せられた彼女の細い腰は大きくのけぞり、それに覆い被さるように彼女の眼差しを覗き込んで来る男は、どこまでも優雅だった。端から見れば、二人はまるでダンスを踊っているようにも見えただろう。
けれどその実、男は圧倒的な力で彼女を押さえ込んでおり、泰然とした笑みを吐きながらの低い囁きは半ば恫喝だった。
「お前は、誰だ?」
「……答える義務はないわね」
震えそうになる自身を叱咤し、大きく胸を上下させてから返したその言葉。
それが、二人の”再会”だった——
アメリカのスラムの孤児院で育ったらラヴェンダーは、ヨーロッパの名家に引き取られながらも、その生活になじめずにいた。
性に合わない上品で退屈なお嬢様生活に飽き飽きしていた彼女に持ちかけられたのは、第二次世界大戦中に失われてしまったシューヴァンシュタイン家の美術品収集のための怪盗家業。
ブレインにしてリーダーのシューヴァンシュタイン家後継者のエリーゼと、その分家筋でハッキング担当のフェリスとともに、狙った獲物は決して逃さず、神出鬼没に盗み出す彼女は、予告状に描かれた黒猫のイラストに関連づけて、怪盗”黒猫(シュヴァルツ=カッツェ)”と呼ばれていた。
その怪盗黒猫が初めて対決した、”同業者”は、彼女が盗み出そうとしていた美術品だけでなく、もう一つ、大切なモノも奪っていって——
暇をもてあましたお嬢様の華麗な”怪盗黒猫”としての生活が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-04 16:00:00
219669文字
会話率:38%
戦国武将の魂を込めた将武パンツ入り乱れる番長物語が今ここに!
『家康さん。お兄ちゃん、どうして不良になんてなっちゃったの?』
『大切なモノを……守るためさ。』
つべこべ言わずにパンツ狩ってこい!!
最終更新:2021-01-28 00:12:26
265679文字
会話率:36%
ーーその日。
日常に突如としてやってきたファンタジーは、俺の大切なモノを奪い去った。
世界はファンタジー共に侵略され、蹂躙された。
そんな日から数年。人間はようやく対抗するために立ち上がった。
第八回書き出し祭り作品で、書かせていただ
いた作品の連載です。
ホラーやスプラッタはメインではないですが、そういう描写も少しあります。
ダーク展開に感じる部分もあるので、苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 09:00:00
96867文字
会話率:44%
貴族に成り上がった最優の誉れ高き冒険者テラ。
本名テラ(=ディフェクトゥス)=プルートーンは転生者である。
これは、そんな冒険者テラの──────
──────まったく、ロマンチックにも程がある。
これじゃぁまるで、|地面《テ
ラ》から手を伸ばして、届かぬ|星《ステラ》を掴むようじゃないか。(1話)
「ステラ──────お星さまですか?」
「そう、星だ。綺麗だろ。希望とか願いとか目標とか、そういった意味を持つ。だから──────」
「だから──────だから君の名だ。
ステラ。星を見失った迷子の少女。どうか君がかけがえのない星を見つけられますように。そして、君も誰かの星になりますように」(2話)
──────そんな転生者のチート冒険者テラが名前を失った少女を助けて、ステラ、と仮の名前を贈って一緒に旅をする話である。
さて、突然だが、列車旅と銘打っても、列車が本質ではない事もある。
同じように、冒険譚と銘打っても、登場人物にとっては冒険の過程や冒険で手にしたモノよりも大切なモノがあるかもしれない。
本人にしか分からないハッピーエンドがあり、バットエンドがある。
めでたしめでたし、で終わって良いものか。
残念!ここで冒険は終わってしまった──────で終わって良いものか。
終点を決めるのは、まだ早い。
乗り継ぎ、乗り越し、乗り換えて行こう。
長いトンネル。先の見えない暗闇を抜けると、そこはきっと別世界──────もしかしたら異世界かもしれない。
知らない景色を楽しむ気持ちは、きっと異世界でも変わらないだろう。
※ リメイクしました。
見切り発車だった事で設定に無理が生じた事。私生活の大きな変化により、リメイク前の投稿スタイルに無理が生じた事が主な要因です。
リメイク前の作品を読んでいただいた方には、こちらも楽しんでいただけると幸いです。
※ タイトルを変更しました。
偉大なる先達と思いっきり被ってました。誠に申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 20:00:00
61095文字
会話率:27%
魔術という技術が一般常識として定着した、日本に酷似した平行世界。その世界に橘華凜はやってきてしまった。彼女は謎の少女から告げられた『世界を壊せ』という言葉に導かれるようにこの世界の『基底』へと手を伸ばす……
これはひとりの少女が最も大切なモ
ノを取り戻す物語。
『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-24 21:00:00
159326文字
会話率:65%
僕は今日もみんなに大切なモノを届ける。
赤いバイクを走らせながら。
この仕事が大好きなちょっと世話焼きな郵便屋さんとこの町に暮らす人たちとの心温まる短編集。
切ない話もあります。
最終更新:2020-10-07 09:30:45
2712文字
会話率:42%
東京の新淵(しんぶち)高校(架空)に通う高校2年生の高野勇作(たかのゆうさく)は、
いつもと変わらぬ平穏な高校生活を送っていた。
彼はその日常の高校生活に満足していたが高2の9月に勇作の中学時代の同級生である、
永田隼人(ながたはやと)が新
淵高校に転校してきたことで、
勇作本人と勇作を取り巻いていた周りの人間関係が、徐々に動き出していく。
そして大きく関係性が動き出すのは、新淵高校の文化祭だった。
勇作とは1年生からのクラスメイトである、高橋彩華(たかはしあやか)は
勇作に対して想いを寄せ続けていた。そこで文化祭を機にさらに距離を縮めようと
アピールを続けていくが、煮え切らない勇作は彩華との微妙な関係性を保っていく事になる。
そこで彩華と勇作は一緒に文化祭実行委員会に入り、文化祭で二人は急接近していく…。
が、隼人の復讐計画により2人の関係性は危機を迎えさせられることに…。
隼人は「お前が中学で俺にしたように、俺もお前の大切なモノを奪ってやるのさ。」と言い放ち、
勇作への復讐のために、彩華を利用して勇作の心を壊そうとする。
隼人が中学時代から抱えていた心の闇とは…。
そして勇作と彩華の恋物語の結末とは…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 01:32:27
82358文字
会話率:46%
降り注いだ流星群は世界を蹂躙し、
人々は混沌の坩堝に叩き込まれた。
目覚めたスキル、襲いくる魔獣、迫られる選択 ―
齎された地獄は、誰かの大切なモノを奪い去って行く。
スキル嫌いの少年アスラが聖女ステラと出会い、
己の運命に向き合った時
、
世界に夜明けを取り戻す物語が幕を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-04 12:28:05
3947文字
会話率:7%
その少女はどんな願い事も叶えることができました。
本当に大小様々、たくさんの願い事を叶えてきました。
けれど、どんなに願っても叶える事が出来ないことがたった一つだけあったのです。
少女は絶望しました。
だから少女は人々の願いを叶える為に、対
価を求めるようになりました。
少女は願いを叶えます。
人々の願いを。人々の大切な願いを。
願う者の大切なモノを奪いながら……。
※評価・ブクマ・感想等とても嬉しいです。
毎日不定期な時間に更新していますがよろしくお願い致します。
※挿絵有※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 12:11:22
100005文字
会話率:19%
体内に魔力を宿す人間や魔物が暮らしている【アスマガシア大陸】。
その大陸に存在する3つの国の内の1つ、【オリュンシア王国】に仕える2人の少年騎士、レアスとフォルテ。
彼らは自分の大切なモノを守る為、日々魔物を討伐していた。
そして、彼ら騎
士たちに守られている人々の暮らし。
3つの国で『休戦協定』が結ばれている今、魔物の脅威を除けば平和な世界だったが、とある王女の『裏切り』によって、平和な世界は破滅へと、向かおうとする。
そんな世界でレアスは、フォルテは、どんな未来を選択するのか…………。
(カクヨムでも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-22 21:05:11
35228文字
会話率:49%
誰にもあげないもん!
___私の大切なモノを絶対に誰にもあげないもん!
私の “お友達” リーリン。
最終更新:2020-06-21 03:00:00
1621文字
会話率:15%
僕の大切もの。
僕の大切なモノはね、、、?
僕の小さい時の【記憶。】
僕のパパは、とっても優しい人だったんだよ。
だけど、中途半端な事が嫌いでね、、、!
最終更新:2019-05-24 03:00:00
1353文字
会話率:41%
キミに僕の大切なモノをあげる!
僕の心と僕の大切にしてきた記憶。
キミは生まれつき心臓が弱い女の子だったね、、、!
だから、ずっと病院のベットの上で生活している、、、!
楽しい記憶も、何処かに行った記憶もないキミに、、、!
僕の楽し
い記憶をもらって欲しい!
僕は、もう長くは生きられないから、、、!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-08 03:00:00
1355文字
会話率:22%
二十五歳の会社員タクトは子どもの頃から打ち込んできたことがあった。
それはビニール傘を用いた我流剣術の修練。――つまりはいい年してビニ傘振り回してにやにやする毎日だった。
そんなタクトはある日、居合わせた二人の高校生と一緒に、異世界へと勇
者の仲間である剣聖として召喚される。
しかし、タクトは一人だけ思うように活躍できず意気消沈。さらに落ち込むタクトは状況もよくわからないままに、召喚された国から遠くへと強制テレポートさせられてしまう。
剣聖として受け継いだ伝説の聖剣を失い、右も左もわからない異世界で独りとなったタクトは、元の世界から持ってきた愛用のビニ傘を手に傷心のままただの冒険者として活動を始める。
これは言い伝えのような”伝説の剣聖”になれなかった一人の異世界人が、本当に大切なモノ(ビニ傘)を手に再び立ち上がる物語……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-09 13:51:37
31679文字
会話率:47%
大切なモノは失ってからようやく気づくものなのだ
最終更新:2020-05-19 21:00:00
5316文字
会話率:40%
スサヤヒロの人生は最悪だ。貧乏、グズ、友達もいなければ恋人もいない。生きるだけ無駄と罵られる人生は降りかかった婦女暴行の濡れ衣を晴らすことなく閉じた。
しかし彼の人生は死後、さらに悪化する。
「神、セアーが汝スサに命ずる。この世界で死に続
けろ。お前がこの世界の誰かの代わりに死ねばその者はこの死に瀕した世界から救われる」
「死ねよ、クズ。死に続けろ。それが唯一アンタにできる善行だ」
魂だけとなったスサヤヒロを引見した女神は彼に異世界で死に続ける呪いをかけたのだ。
しかしスサヤヒロは善良な人間ではない。むざむざ豚女神に従うつもりはないのだ。
見てろよ、豚。いや、セアー。てめえの大切なモノをぜんぶ分捕ってやる。そしてお前をこの大地に引きずり落してやるからな!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-13 03:06:59
9210文字
会話率:36%