今日がいったい何の日であるのか、それは皆一言も話題にしない。けれども、おそらく今日はクリスマスとタメを張るレベルで異常な件数の恋が実る日であり、同時に阿鼻叫喚するレベルの件数の恋が潰える日でもある。当たり前だ、そもそも今日この日は、そのため
にだけにあるようなものなのだから・・・「バレンタインデー」人はこの日をそう呼ぶ。そして、私にとってこの日は、一年で最も生命の危機を感じる日である……耳が隠れる程度の長さの鮮やかな黒髪、そしてその下に見える整った眉と凛々しい瞳。スレンダーな体が姿勢の良さのおかげでよく映える。今日もあちらこちらから女の子の黄色い声が上がる。そんな声を聞き、この声を一身に受ける黒江は贅沢にも一つため息。そのため息は、別に優越感からくるものではなく、心の底から腹の底から出てきたモノであった。単純に嬉しくないのである。黒江瞳子。それが『彼女』の名前だった……ざっくりいうとバレンタインデーの話です。主人公の黒江瞳子(クロエトウコ♀)は、クレイジーサイコヤンデレ幼なじみ後輩、及川カレン(オイカワカレン♀)の持ってきた媚薬を破壊した所、薬の効果でクラスメイト+先生が正気を失って彼女の貞操を求めて彼女を昨今のゾンビものレベルの猛ダッシュで追いかける色魔となってしまいます。当然捕まればこの作品は18禁的展開に!彼女は無事にげきれるのか!?頭空っぽにして読める勢いしか無い系青春ジェットコースター・バレンタイン・ラブコメです。頭空っぽにして描いたので、頭空っぽにして読んでもらえるとすごく嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 22:02:38
4737文字
会話率:43%
人界のエルフ族なのに魔界の魔族にしかない魔眼を持つ女剣士ライラヴィラ(ライラ)。ある日、なぜか懐かしさを感じる金の瞳の凛々しい男レグルスと出会う。彼は探している友人が勇者に会いに来たはずだと手掛かりを求めていた。ライラは彼の助けになればと
、大魔王に対抗する勇者を育成する村へと案内する。ところが村の長老である賢者はレグルスが村に入るのを拒否したため、彼は村から立ち去った。
隣町で再会した二人は大魔王の厄災をきっかけに共に魔界へと旅立つ。世界を滅ぼさんと彼方でうごめく存在から故郷を守るために二つの世界を行き来するうち、ライラとレグルスは互いに唯一無二の存在だと意識していく。
序盤はペースを上げ、話の流れに合わせて毎日1回〜数回更新予定です。「カクヨム」にも同時投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 12:00:00
963356文字
会話率:39%
「裕也! わ、私と付き合ってくれませんか!?」 学年一の美少女―――梅原楓夏の告白を快く受けた平凡な男子生徒―――佐藤裕也。「つ、遂に俺にも念願の春が……! しかも相手は噂で聞く絶世の美女、梅原さん……! こ、これって一生分の運を使い果たし
たのでは……でも、それでいい!」と浮かれる裕也であったが、実際に付き合い始めて気づいた彼女の本性。裕也の自宅までバレずに尾行、裕也家の夕食を完全に把握、そして鳴り止まない着信音……。知らなかった、あの凛々しい淑女のような梅原さんがまさかの地雷女だったとは――――――
注)カクヨムでも閲覧できます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 12:54:29
6542文字
会話率:55%
宮廷薬師のシュゼットは、魔法薬の開発や調合に励む日々を送っていた。ところがある日、仕事中に倒れてしまう。目が覚めたら、憧れの人で遠い存在だったグランジェークが自分を看病していた。甘い声で名を呼ばれ、幸せそうな笑みを向けられて困惑するシュゼッ
ト。「寡黙で凛々しい、憧れの魔法師団長様がなぜ!?」
動揺する彼女に対し、彼は言う。「俺たちは二年前から恋人同士だった」と。
シュゼットは、魔法薬の影響で彼との思い出だけを忘れてしまったらしい。クールでかっこよかったはずの憧れの人が「俺はもう、ものわかりのいい大人の男ぶるのはやめる」と宣言して、溺愛モードに豹変!記憶を失ったことで、彼の重すぎる愛を知ってしまうラブコメです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 07:00:00
141315文字
会話率:36%
「アレッタ・ユクシー。俺は真実の愛を見つけた。お前との婚約を破棄する!」
呼びだされたガーデンパーティーで、第二王子テオドールから婚約破棄された侯爵令嬢アレッタ。
テオドールの腕の中には可憐な公爵令嬢カロリーナがいて、おろおろしている
。
そうですか、殿下はこういう可憐な女性がお好きだったんですね。地味な私は大人しく身をひきます。
好きでもない殿下より妖精さんと仲良くしたいアレッタは、婚約破棄を受けいれ花の咲き乱れる温室へ向かった。
そこで出会った凛々しい妖精王子に急に求婚されて、よかったら妖精の国に来ないかとアレッタは誘いを受ける。
向かった先の妖精界で王子に溺愛されるが、人間界では不穏な動きがあり……?
※物語の後半にざまぁ要素を含む展開があります。
この物語はアルファポリスで先に完結したものを転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 18:00:00
125466文字
会話率:50%
何の取り柄もない鴻ノ森玲央(こうのもり れお)は、ただ一つの趣味であるネットゲームに熱意を傾けていた。そのゲームの名前は《W・E》。正式名称を《World・End》と言う。彼はそのゲームの中で「レオ」というアバターに自分の理想を投影してい
た。強く、凛々しいその姿に憧れつつも、現実の自分とのギャップに悲観する。
そんな中、玲央は歩きスマホで信号を見ずに歩道を車道へ進もうとする女子高生と鉢合う。普段の彼なら動き出せなかっただろうが、その時の玲央は自然と彼女に手が伸びる。そして、玲央は彼女の手を引きつつ自らの体を車道に投げ出した。
――死んだ、っと思っていたが、彼は目を覚ます。しかし、そこは彼が生きた世界ではなく、ゲームの世界《W・E》の中だった!!
彼は「レオ」として、理想のスペック、体を手に入れる。しかし、中身は気弱な玲央のまま。そんな中、彼には様々な試練が用意されていて……?
気弱な玲央と最高スペックを有するレオの人生。彼は一体どんな人生を過ごすのか!?
※更新速度遅いです。それでもよいという方は是非読んでください!
基本スローライフです。胸糞展開は……おそらくないでしょう。気軽に読める作品を目指します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 12:12:38
57414文字
会話率:39%
国境沿いの戦乱を収めた異国の剣士に嫁ぐことが決まった、サヴォア伯爵家の令嬢は、しかしその婚姻を拒絶する。
そこで白羽の矢が立ったのが、伯爵の庶子であるユーリア。
彼女は髪と瞳の色を変えて、異母妹フリエラの身代わりとして、異国へ赴くことになっ
てしまった。
迎えにきた凛々しい女性騎士・レアとともに、旅が始まる。
伯爵令嬢を演じて疲弊するユーリアに、レアは「自分ではない自分を演じる遊び」を提案。
ふたりは「男性騎士と村娘」として会話を始める。
馬車は走り出す。たくさんの偽りを乗せて。
他投稿先:エブリスタ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 20:16:47
7998文字
会話率:27%
毎日のように、僕は君と組手をしていた。
何となくで入った空手道場で、まだ未熟だった僕が君の前に立ったその時から。
込み上げてきた感情に突き動かされて、今日も僕は君の前で構えている。
凛々しい瞳が、綺麗だった。
※最近行っているお題の小説
を一時間で書く、という練習で書いたもの。ちなみにお題は「君が好き」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 18:26:39
2228文字
会話率:7%
顔も知らない曽祖父が決めた婚約者、それは俺の住む領地一帯を治める公爵家のご令嬢であるアリシアだった。
最初はその美しさに惹かれて、次第に清廉潔白で自他ともに厳しくも凛々しい彼女の内面にも惚れた俺は彼女の婚約者に相応しい男に成ろうと毎日努
力を積み重ねていった。
だけど駄目だった、才能に満ち溢れる彼女はその美貌と共にどんどん高みへと昇って行って凡人な俺との差はつく一方だった。
そしてついには王族からも目をつけられたことで、俺との婚約はただの足かせになってしまった。
周りから疎まれ陰口をたたかれ、彼女の両親から疎まれ自分の親すらも圧力に負けて俺に婚約解消を迫る中……それでも必死で努力して彼女の隣に立とうとした。
しかしやっぱり駄目だった、こうなると俺が彼女にして上げれることは一つだけだ。
「婚約を……破棄してください」
本当は愛している彼女との婚約を破棄した俺は、もうこの街にはいられなかった。
生まれ故郷すら捨てて、彼女から貰った剣一つを手に領内を後にして俺は紆余曲折の後に隣国の冒険者ギルドへとたどり着いた。
そこで少しずつ実績を積み上げ、人々からの信頼を確保していく俺……だけどそれでも彼女のことを忘れられなかった。
そんなある日、アリシアは……何故か俺のいる宿屋へと姿を現した。
憔悴しきった様子で、彼女はかつての気高さを投げ捨てたように俺の身体へ縋りつくと泣きそうな声で呟くのだった
「やっと見つけたぞレイド……やっと……」
そして妙に従順になった彼女との生活が始まるのだった。
【婚約を解消して心が折れた男女が、必死に立ち直りながら再構築しようとする話】
出来る限り、毎日一話ずつ投稿したいと思っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 06:21:46
1010436文字
会話率:50%
二人が初めて目を合わせたとき。
青年は合羽を着てスコップを持っていた。
少女は土まみれで、立てなかった。
青年は見下ろしていた。少女は見上げていた。
雨が降り、雷の鳴る山の中で、はっきりと、目が合っている、と二人とも思っていた。
少女の傍にはひっくり返った車椅子があり、青年に目を奪われながらも無意識にそちらに手を伸ばすことから、少女が立つどころか歩けないことが傍目にわかる。
だが青年は、お構いなしに、少女から目を離すことなく、自分たちの高低差を一気に詰めた。斜面を滑り降りたのである。足元には雨で濡れた草が茂っているにもかかわらず青年の体はぶれることなく、舞台役者のように颯爽と少女の元に降り立った。
スコップを持った、きっと自分よりもうんと背の高い青年が恐ろしく感じ、だが、少女は悲鳴を上げなかった。
迷いなく青年の足は少女に向かい、なおも距離を詰めてこようとしていたが、絶対に少女は悲鳴を上げなかった。
「――お父さん!」
雷が再び二人を照らした。轟音は耳を刺すほど大きかった。
青年は笑顔だった。凛々しい眉を柔らかく下げ、頬を紅潮させ、双眸をとろけそうなほど細めて、少女を見ているのを、まばゆく、雷が映し出した。
少女は、フレームがゆがんだ眼鏡を掛けなおす。レンズには雨粒がいくつもついて、筋をつくるほどだった。雨が、光の差さない山がこんなにも視界を悪くしているのに、どうしてか青年の笑顔ははっきりと見えたし、それが、歯が震えるほど悔しかった。
「あ……たし、は……」
十四歳である。
お前とは初対面である。
お前のような青い目はしていない。
そんな風に少年はいくらでも、謎の呼称を否定する言葉を持っていたのだが、うっかり。
「精巣はないし、こないだから子宮もない……」
少女の現在の環境を決定した原因を、口走っていた。
不幸に浸る少女と不幸に気づいていない青年(どっちもさびしい)が時間と会話をかけて、お互いの存在によって寂しくなくなる話。
「悪人になり切れないだけで善人でもない」「露悪と偽善」「ぼくをひとりにしないで」
欠落が満ち足りる、埋められる。誰も死なないハッピーエンド
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 22:40:01
15306文字
会話率:46%
オレは今から、隣町のヤンキーを潰す。——その前に少し、オレの昔話を聞かないか?
最終更新:2021-09-24 16:36:05
7182文字
会話率:40%
《わがまま人狼騎士団長×偏愛少女》の、ほのぼの成分高めラブコメディ。
ある時、狼獣人の騎士団長スタンレーから依頼を受けた魔法薬師のコニー。
華々しい戦績と強さを誇るスタンレーだったが…彼は獣人族のみがかかるという呪いによって言葉を失い——
犬のように「ワン」と鳴くことしかできなくなっていた……
解呪薬の依頼を受けたコニーはしばらくの間、騎士団内部で彼らと暮らすことに。
呪いを気にする大柄で凛々しく、ちょっぴりわがままな狼族騎士団長と、彼のしょんぼり具合に、ギャップ萌えという名の恋の矢で射られた娘のラブコメです。
ほのぼの、のんきメルヘン。もふ成分高め。
凛々しいけれど、ちょっとアレでかわいい獣人騎士団長を目指しています。
相変わらず、ツッコミどころ多めなので、気楽にお読みいただければ幸いです。
※最初は「ワン」、「にゃん」は33話頃。
※アルファポリスさんにも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 06:24:36
116418文字
会話率:33%
3年間通った高校の卒業式。その日は、彼女にとって恩師や友だちよりも大切な人との別れの日でもあった。その人とは・・、そう美術室に飾られている胸像である。彼女は新入生の時に初めて出会って以来、その胸像に恋をしていた。眼光鋭く凛々しい顔立ちのその
胸像は彼女を忽ち虜にしたのである。
そして卒業式の今日、彼女は旅立った。胸像のモデルとなった男性を探す旅へと。男性のいる場所は判っている。判ってはいるが彼女は今まで尋ねるのを躊躇していた。何故なら彼がいるのはとても遠い場所だったからである。
そう、彼がいるのは異世界だったのだっ!うわっ、普通の恋愛モノが異世界モノになってしまった!あーっ、ジャンルはどこに置けばいいんだろう?SF?SFに置いても叱られない?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-06 12:00:00
261518文字
会話率:52%
薔薇のように凛々しい容姿、美しい歌声、そして未来に光を照らす希望。
ジュリエッタにはそれは美しい女性だった。
しかし黒い妖精の呪いで、18歳の誕生日に永遠の眠りについてしまう。
しかし、愛する王子様の口付けで呪いは解け、眠りから覚め
るのです。
「わたくしは、起こしてくれなんて頼んでませんわ。
おやすみなさい」
けれどそんなのは物語の世界の話。
「…………え?」
惰性無気力のお姫様と、健気で一途な王子様との、ラブストーリー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 09:00:00
2304文字
会話率:32%
これは迷い人が何らかの偶然で導かれるとくべつな部屋。
そこには揺り椅子に腰掛け本を読む凛々しい女性が居る。
長くしなやかな茶髪に、パフスリーブの折襟シャツ。リボンは無地、キャミソールのワンピース姿で。
最終更新:2021-05-24 01:03:01
1489文字
会話率:40%
この国の第1王子であるザリアートが学園のダンスパーティーの席で、婚約者であるエレノアを声高に呼びつけた。
そして、テンプレのように婚約破棄を言い渡した。
すぐに了承し会場を出ようとするエレノアをザリアートが引き止める。
そこへ颯爽と3
人の淑女が現れた。美しく気高く凛々しい彼女たちは何者なのか?
短編にしては長めになってしまいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 07:21:32
13125文字
会話率:43%
実は私はあまり書けないので、気にしないでほしいです。
最終更新:2021-02-07 23:34:48
1432文字
会話率:0%
ある日俺は、同じクラスの岸野 姫の夢を見た。
彼女はクラスメイトから『姫騎士さま』と呼ばれ、正義感が強く、いつも凛々しい振る舞いを崩さない気の強い美少女。しかし夢の中の彼女は現実とはまったく違っていて、なぜか俺にデッレデレになっている。
「
まあ、所詮夢だしな──」
最初はそう思ったけど、実は俺と彼女の夢は繋がっていて、彼女も俺と同じ夢を見ていることに気づいた。つまり姫騎士様が俺に好意を持っているのは本当のことだったんだ。
しかし彼女は、自分の夢と俺の夢が繋がっていることに、まだ気づいていない。
だから姫騎士さまは、学校では俺への好意は隠しているけれども、俺は気づいている。
──俺へのべた惚れな気持ちが、ちょいちょい漏れていることを。
これはそんな、「普段は凛々しいけれど本性はデレっ子な美少女」なヒロインが繰り広げる、【本人は気づいていないけど好きの気持ちがバレてますよ系ラブコメ】である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 19:00:00
108151文字
会話率:32%
営業課の赤城さんはうちの会社のエース。経理課から配属が営業課に替わった俺は毎日怒られまくり。
だけど、初めて言葉を交わしたのは雨が強い日だった。彼氏に振られ、呆然とする赤城さんを放っていられなかった。後に配属が替わり、こんなに怒る人なの
かと辟易していたのだが―――あれ? プライベートは優しい? いやいや。そんなはずは。赤城さんのギャップに付いていけない俺はあたふた。さあ、どうしたものかと今日も頭を抱える俺なのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-23 20:00:00
125024文字
会話率:66%
私の名前は暁月 湊。
気がついたら乙女ゲームの世界に転生していた、ただの女子高生だ。
————前世でやってた乙女ゲーム『クロイツ・ヒルフェ~君想い謳う~』には、ある問題があった。
ストーリーは王道、攻略対象たちや主人公も王道で、特に問題は
ない。
だというのに、何が問題だったのかと言うと……それは、悪役。
このゲームの悪役は悪役令嬢ではなく悪役令息だったのだ。
まぁ、それ自体は別にたまにあることだし、特に問題ではない。
問題なのは、何故悪役が攻略対象に並ぶ……いや、むしろ追い越すほどのスペックなのか、ということ。
悪役であるのにも関わらず、攻略対象と並んでも全く違和感がない凛々しい美形であり、それに加えて性格も優しく公平で、身分は高いのに傲るところもなく、能力も高く、他の者から慕われる完璧な人物。
…そんな人物が、悪役。
繰り返す。
…悪役、なのだ。
どうしてこんな美味しいキャラ設定を悪役に持ってきたのかと、ネットでは大炎上だった。
…私も、運営に一言だけ言いたいことがある。
「どーして悪役令息が攻略できないんだ!!!」
……ま、今思えば攻略できないのも当然だと思う。
なんせ、『悪役令息』は───
───『悪役令嬢』だったんだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-19 13:57:26
203891文字
会話率:23%