俺の名は錬是(れんぜ)。開拓や開発に適した惑星を探す惑星ハンターだ。
だが、宇宙船の故障である未開の惑星に不時着。宇宙船の頭脳体でもあるメイトギアのエレクシアYM10と共にサバイバル生活をすることになった。
と言っても、メイトギアのエレ
クシアYM10がいれば身の回りの世話は完璧にしてくれるし食料だってエレクシアが確保してくれるしで、存外、快適な生活をしてる。
しかもこの惑星、どうやらかつて人間がいたらしく、その成れの果てなのか何なのか、やけに人間っぽいクリーチャーが多数生息してたんだ。
地球人以外の知的生命体、しかも人類らしいものがいた惑星となれば歴史に残る大発見なんだが、いかんせん帰る当てもない俺は、そこのクリーチャー達と仲良くなることで残りの人生を楽しむことにしたのだった。
筆者より。せっかくなのでコッテコテの異世界転移ものでも描いてみようと思ったんですがどうにもピンと来なくて、メイトギアを連れて未開の惑星に不時着・遭難という形にしてみました。
メイトギアを連れてるのは、サバイバル要素を前面に押し出す気がないからです。及び嫁一号ということで。
要するに、何のひねりもない異世界ハーレムものを自分が描いたらどうなるかっていうのをやってみたかっただけですね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 06:00:00
2958457文字
会話率:20%
俺の名前は阿久津安斗仁王(あくつあんとにお)。いわゆるキラキラした名前のおかげで散々苦労もしたが、それでも人並みに幸せな家庭を築こうと仕事に精を出して精を出して精を出して頑張ってまあそんなに経済的に困るようなことはなかったはずだった。なのに
、女房も娘も俺のことなんかちっとも敬ってくれなくて、俺が出張中に娘は結婚式を上げるわ、定年を迎えたら離婚を切り出されれるわで、一人寂しく老後を過ごし、2086年4月、俺は施設で職員だけに看取られながら人生を終えた。本当に空しい人生だった。
なのに俺は、気付いたら五歳の子供になっていた。いや、正確に言うと、五歳の時に危うく死に掛けて、その弾みで思い出したんだ。<前世の記憶>ってやつを。
今世の名前も<アントニオ>だったものの、幸い、そこは中世ヨーロッパ風の世界だったこともあって、アントニオという名もそんなに突拍子もないものじゃなかったことで、俺は今度こそ<普通の幸せ>を掴もうと心に決めたんだ。
しかし、二週目の人生も取り敢えず平穏無事に二十歳になるまで過ごせたものの、何の因果か俺の暮らしていた村が戦争に巻き込まれて家族とは離れ離れ。俺は難民として流浪の身に。しかも、俺と同じ難民として戦火を逃れてきた八歳の女の子<リーネ>と行動を共にすることに。
今世では結婚はまだだったものの、一応、前世では結婚もして子供もいたから何とかなるかと思ったら、俺は育児を女房に任せっきりでほとんど何も知らなかったことに愕然とする。
とは言え、前世で八十年。今世で二十年。合わせて百年分の人生経験を基に、何とかしようと思ったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 06:00:00
420974文字
会話率:27%
普通の公立中学校に通う普通の中学生の少女だった石脇佑香はある時、何の前触れもなく落ち度もなく14年の短い生涯を終えた。そして彼女は、自分が見たこともない街にいることに気付く。
その石脇佑香の前に現れた三つ目の少女?アーシェスに、自分は死ん
でデータとしてこの<書庫>に転送させられたのだと告げられた。そこは、宇宙のあらゆる事柄をデータとして保存することを至上の喜びとする変態種族が管理運営する、宇宙の巨大なデータサーバーだった。
あらゆる宇宙のあらゆる種族がデータとして記録され、しかし感覚的には生きていた頃と全く変わらず存在出来る<書庫>の中で、平凡な地球人の少女・石脇佑香と彼女を取り巻く不思議な人々との奇妙な日常がこうして始まったのであった。
100話までが「転生編」
101話以降は「日常編」
となっています。
200話をもって完結予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-10 06:00:00
213799文字
会話率:34%
プロローグ
「全然暇にならないじゃん」
連続15連勤明けで、やっと家にたどり着いた薬師の ルリィ・オミナイ は、撒き散らされた書類の山にうんざりして、いつものようにため息をついた。
「だからさっさとあんなヤツら見捨てて、オレ達だけで
、好きな事だけして過ごそうって言ってるじゃ無いか」
久しぶりの帰宅で、家中の窓を全開にしたのがまずかった。
銀の鬣をなびかせて風を全身に受けながら、ゲッコウ は呆れ、いつも言っている悪態をついた。
「こんなんじゃ何のための《魔女の家》なのかわからないわ」
ここにきたら思う存分、このベルベットのような美しい毛並みをすいてくれると思っていたのに。と ニコ がそれに続く。
「「毎日美味しいものをたらふく食べさせてくれるって言ってたのに」」
金眼で睨む2頭の幻獣に、ルリィは「ヴっ」と呻き机に突っ伏した。
「こんなに疲れてるのに、2人は私に料理させるんだ?」
優しく無い。優しく無いよう。ルリィの嘆きも聞こえないふりをして、2頭は「さっさと飯を作れ」とキッチンに移動するように促す。
「アウルス様が全然休ませてくれないのが悪いんだ」
重い腰を上げ、渋々書類を集めながら、文句をつけるルリィに2頭はそれでも追い打ちをかける。
「「お腹が減った!」」
「私もお腹減ってるよ!?」
床に散らばった書類をそのままに、ルリィはキッチンへ向かう。
ここは《魔領域》の[帰らずの森]にある《魔女の家》。それは、神秘の魔力で護られ、悪意外敵を拒み、望む者が認められると現れる森の中の隠れ家で、《聖領域》で暮らす人間達にとっては御伽話にもなっている。
そこで[魔女の薬屋]を営む店主のルリィは、2頭の幻獣の腹を満たすために、今日も突然の依頼で減ってしまった大量のポーションを作る傍ら、すき焼きとプリンを作るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 06:00:00
72707文字
会話率:34%
異世界アニメ付きの高校生「八乙女 操太(ヤオトメ ソウタ)」は、ある日突然異世界へと送られてしまう。しかし何の能力も得ていないことに気づき肩を落とすが、異世界でつい最近まで男子禁制だったシェアハウス、「聖炎の宿(せいえんのやど)」にてハーレ
ム状態で生活することになり、これは異世界ハーレムライフの到来だと確信する。足取りも軽くハーレムライフを始めようとするソウタだったが、その生活はソウタの想像とはかけ離れたものだった…
カクヨムでも連載中ですのでよろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 05:00:00
5446文字
会話率:64%
何の変哲もない日常を送っていたある日、突如目の前に女の子が現れた。
彼女は宇宙人だった。
宇宙の果ての遠い惑星からポニーテールをなびかせてやって来た。彼女と綴るひと夏の経験……と思ったがの運のツキ。蓋を開けてみれば宇宙と地球を往復する羽目に
なってしまった。
地球を飛び出して向かった先は、10万光年離れた惑星チージョだった。
見知らぬ土地で活躍し、地球へ戻って英気を養う。
そんな日常を送る漢の名は……宮本三次。
この物語は、地球と宇宙を股にかけて活躍する主人公、宮本三次を描いた変態活劇ドタバタ青春物語である。
※不定期更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 03:00:00
114753文字
会話率:57%
齢十五で絶命し、冬を司る国{利休}は篝(カガリ)に転生した風見家·奉公人の織江は、屋敷の裏庭で利休に咲くはずのない大輪の向日葵(ヒマワリ)を見つける。そこへ突然、風見家次男·常雪が現れ、なぜその花を知っているのかと問い詰められる。
意を決し
、自分が転生者であることを告白した織江だったが、何の因果か常雪も同じく転生者であり、今生きる世界は前世で常雪が創った"乙女ゲーム"の世界だと判明!
そして、突然発生した"バグ"に侵され、崩壊しつつあるこの世界を共に救って欲しいと頼まれ、常雪の原因解明を手伝うことになったのだが、その矢先、今度は常雪の母からの命により、喪男な常雪の調整役(コーディネーター)に任命され····
織江&常雪の迷コンビを中心に繰り広げられる痛快ちょいラブ?活劇(笑)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 00:29:09
197644文字
会話率:50%
私の名はマルカ・レイナード。
半年前からレイナード伯爵家の長女である。
本当の娘でもない私を引き取ったのは何のため?母様を馬鹿にするなんて伯爵許すまじ。
後悔させてやりましょう。そのためなら恋人のフリだってします。
以前書いたものの
連載版になります。
始めの数話は短編を元に加筆したもの、その後は騒動後のマルカやマルカの両親の話を書いて行く予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 00:03:45
385756文字
会話率:40%
私の名はマルカ・レイナード。
半年前からレイナード伯爵家の長女である。
本当の娘でもない私を引き取ったのは何のため?母様を馬鹿にするなんて伯爵許すまじ。
後悔させてやりましょう。そのためなら恋人のフリだってします。
最終更新:2019-09-26 02:00:31
13199文字
会話率:42%
「選んだはずの道だった──けれど、誰も満たされてはいなかった。」
大学時代、未来に何の疑いも持たずに笑い合っていた4人の女たちが、35歳になった今、久しぶりに再会する。
再会の夜、それぞれの「建前」が交わる。しかし、その裏には**
誰にも言えない「本音」**が渦巻いていた。
──本当に、これが「幸せ」なのか?
再会の夜のその後、4人は少しずつ、互いの「見たくなかった部分」に触れていく。
それぞれが抱えた「嘘」と「欠落」、そして「嫉妬と羨望」
選んだ道に満足できなかった4人が、互いの人生を突きつけ合うとき、待っているのは「救い」か、それとも「絶望」か。
──そして、最後に彼女たちが見つけたのは・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 23:16:33
40765文字
会話率:27%
みなさん一度は考えたことありませんか?
「物語の主人公」になりたい、と
この作品はそんな物語の主人公に憧れた男が何のチート能力も無しに努力と覚悟で周りを動かし、時には街を、時には国を、いずれ世界を動かす物語です。
小学生の頃、二次元に憧れ
を持った主人公、猫柳宗介(ネコヤナギソウスケ)彼は物語の主人公に憧れ生活をしていた。
だが物語の中にいる主人公にはなれなかった。
現実でも物語の主人公の様に生きることを目指すがそれも失敗したことを考え、覚悟ができず断念。それからは平凡に暮らしていた。だが夢のない空っぽの人生を歩んでいる事に後悔する毎日。
そんなある日後輩が自分の目の前で轢かれそうになる。
恐怖と後悔したくない気持ちが心の中で戦い、後悔したくない気持ちが勝った主人公は後輩を押して助ける。
そうやって主人公の人生は終わりを告げた...はずだったが目覚めるとそこは異世界
しかし転生した体は、病気によってあと5年しか生きられない体。
そんな5年と言うタイムリミットの中彼は覚悟を決める。
自分がこれから物語の主人公として生きるために折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 23:11:08
15612文字
会話率:44%
舞台は地球。ここでは約二千年間、人間と魔族が戦争を繰り返している。
そして、魔族側の頭を人は魔王と呼んでいた。
得意分野がなく自己肯定感の低い主人公は不登校気味だった。そんな彼の元に超絶かわいいあーし――じゃなくて、1人の美少女がやってきて
、「お前を魔王にする」と告げる。
次期魔王候補は全部で4人。他3人はみんな強力な魔力を持つ魔族。彼だけは唯一の人間だ。
本来であれば何の取柄もないゴミみたいな彼では魔王になることは出来ない。と言うか、そもそも人間が魔王候補に選ばれたこと自体初めてのことだ。けれど、彼の教育係についた美少女は滅茶苦茶優秀で天才なので、彼を魔王にすることは訳ないのだ。
最初は無理だと投げやりだった彼も、あーしの有能さに気が付き始めて、この人がいれば本当に魔王になれるかもって思い始めたってわけ。
そんな彼にあーしが最初に課した課題は11人の仲間を作ること。これは魔王になる為の最低条件。
引きこもり気味で友達少なそうな彼に11人も仲間になってくれる人はほぼ皆無だと思う。我ながら無理ゲーを感じているが、大丈夫。だって、あーしがいるからね。
彼一人では無理でもあーしがいれば出来ないことは何もないし。
これはあーしが彼を魔王にする物語だ。
※紹介文はとある美少女(匿名希望)が綴った物です。予告なく変更する場合があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 22:57:27
342037文字
会話率:58%
戦場での一騎討ちに敗れて死んだはずだが?見知らぬ場所でお茶に誘ってくれた麗人にほぼ一目惚れ状態のマッチョ兄さんの恋物語。
『此処は誰かの夢の中。 https://ncode.syosetu.com/n9806id/』のマッチョ兄さん視点
の話です。
恋愛に縁遠かった仕事人間が、何のしがらみも無い異世界で恋に落ちたら、という趣旨で書いてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 22:11:15
471211文字
会話率:52%
自分が読んだ小説の世界に転生してしまう。
それはもはやテンプレとも呼ぶべき展開であろう。
この主人公もまた、かつて自分が読んでいた小説の、物語の中の世界へと転生してしまう。
転生したのは婚約破棄された悪役令嬢……ではなく、本来の婚約者を悪役
令嬢に仕立て上げて王子に婚約破棄させた挙げ句に自らがその王子の婚約者となる真の悪役令嬢の方だった!?
小説ではいずれ婚約破棄された悪役令嬢によって、いわゆるざまあされて王子ともども処刑される運命にある主人公は全力でそれを回避していくことにする。
……のだけれど、主人公がどれだけ避けても何の因果かメインキャラたちがとことん絡んでくるのでてんてこ舞いのドタバタになっていくのであった。
果たして主人公は無事にざまあされずに平穏無事に生き延びることができるのか!?
魔法あり。バトル少なめ。ラブコメ多め。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 21:39:30
204184文字
会話率:39%
父親と母親を一度に喪った少年、辰姫紅壱
祖父母に引き取られた紅壱は、酷いイジメに遭うも、此の世と彼の世の境目で魔王との出逢いを果たし、本当の強さを学ぶ
立派な不良となり、喧嘩三昧の中学生生活を送った彼は、何の因果か、超エリート校・天戯堂学園
に入学してしまう
そこで、女尊男卑の風潮の厳しさを嘆いていた紅壱、彼のズバ抜けた身体能力に、目を付けたのは生徒会長にして、女帝の獅子ヶ谷瑛だった
かくして、個性豊かなメンバーばかりの生徒会に籍を置く事になった紅壱だったが、実はこの生徒会、普通じゃなかった!!
業務は、まさかの化け物退治!?
魔王と契約し、後に獄皇と呼ばれ、正義を敵に回す事になる少年の宿命が、今、加速するッッ
そして、初心な生徒会長の恋も急発進!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 21:39:05
2038747文字
会話率:29%
幼馴染と婚約者に裏切られ、無実の罪を着せられたオルカ・マゼラン侯爵令嬢は、結婚を目前に婚約破棄を言い渡される。自身の無さからどんな仕打ちにも大人しく泣き寝入りばかりしていたが、流石に今回は理不尽過ぎる状況で抗議するも、オルカの話に耳を傾ける
人は居らず投獄されてしまう。悲しみに暮れていると、罪悪感に耐え切れなかった専属護衛が現れ、オルカを陥れる計画に加担していた事実や、オルカの家族も事実を知っていた事を打ち明けた。そして濡れ衣を着せる計画を考えたのは幼馴染で唯一の友人だと信じていたエイリーンだった。また、直接的な関与はしてないものの婚約者も真実を知っていた可能性があると伝えられ、身内の裏切りを聞いたオルカは人生に絶望し、大きな精神的ショックを受ける。無気力状態で夢と現実の区別が付かなくなっていたある日、何の前触れもなく記憶を保持したまま過去に戻れたオルカは、自身に起きた事を冷静に受け止め、濡れ衣を着せられる未来を回避しようと少しずつ行動を起こす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 21:28:11
255621文字
会話率:37%
ここ御神楽市には古くから伝わる祭があった――それは聖妖祭。
その儀では神から選ばれた姫巫女が、精霊神の代行者となり、神の加護が付与された4つ調理品を作り、人々に振る舞う。そして人々は姫巫女に感謝し、想いを共にするのである――そんな伝承
がかつてあったのだ。
風化した伝説が語り継がれる街、御神楽市に暮らすパティシエを目指す少年・雨蔵澪。彼は将来有望な才を持ち、若くしながら店を出すほどの実力があったが、師である母親を亡くしてしまい、お菓子作りの意義を無くしそうになっていた。
そんな時、 母親の遺言書が見つかる。何かがあるかもしれないと、それに従い、伝説の精霊がいるとされる桜華神社を訪れる。そこで御神木に宿る世界樹の精霊を名乗る少女・ラチカと出会う。
彼女はかつての伝承。女神の使いであり、新たな巫女姫見つけるために現れた存在であり、聖妖祭を成功させなければ、豊穣を司る世界樹は枯れて、街の人々に災いが訪れるという。
最初は断ろうとした澪だったが、亡くした母が過去に巫女姫候補に選ばれながらもその使命を果たせなかったことを知り、自分が母の遺志を継いでみせることを決意するのだった。
しかし、巫女姫は古来より、女性でなければ選ばれないため、澪はしきたりに乗っ取り女性に姿を変えられる。戸惑う彼に巫女姫として4つの神器の詮索と信仰を取り戻すために澪は男でありながら巫女姫として奔走することになる。
しかし、何の手かがりもなく途方にくれる澪の前に、『ますかれーど』の店長・魅島薫子が現れる。彼女もまた、かつて巫女姫に選ばれながらも、とある事情から拒絶した人物だった。
彼女の下で働き、手がかりを探しながら製菓技術をさらに磨く。そんな提案を快諾する彼に課せられたのはネット配信で巫女姫としてのPR活動を行いつつメイド喫茶で働くことであった!
これは、才能がありながら挫折した少年が、雲のような消えかがった伝承と、眠りについてしまった過去の記憶。謎と神秘に彩られた街で出会う、個性豊かな人々とちょっと不思議な事件。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 20:00:00
28424文字
会話率:56%
世界に突如ダンジョンが姿を現し、人類はレベルとスキルを手に入れた。
そんな世界で探索者として生きる男、顔悠(かんばせ ゆう)。
彼の持つ固有のスキルは不滅。
決して老いる事も死ぬ事もない不老不死だった。
だがそのスキルにはマイナス効果があ
り、レベルを上げる事と、スキルを新たに習得する事が彼は出来なくなってしまう。
そのため、ただ死なないだけ。
それ以外は何の力もない無能。
それが周囲から彼に向けられた評価だった。
そんな男がある事をきっかけに、終わりのないダンジョン――通称、エターナルダンジョンへと挑む事になる。
本来ならば、それ絶対に踏破不能なダンジョンだ。
だが彼は死なない事を武器に、食料も無しにただ一人ダンジョンを突き進む。
それから1万年。
顔裕は遂にエンドレスダンジョンの最深部に到着し、望みのアイテムを手に入れる。
それは――
時を巻き戻すマジックアイテムだった。
「遂に……ついに手に入れたぞ。絶対……絶対今度こそ守ってやるからな。エミ、母さん」
顔裕はアイテムを発動させ、1万年以上の時間を巻き戻す。
彼の家族が無事だった時間まで。
そう、顔裕が1万年もの孤独な時間に耐えてダンジョンを攻略した目的は、時間を巻き戻し、救えなかった家族を守る為だった。
この物語は、時間回帰した主人公がかつて救えなかった家族を――そして世界を救う物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 18:29:52
236706文字
会話率:32%
ーモルスーそれは僕らが住んでいる国。
その国には独自の教育、アルスがあった。それは普通の人間には使うことのできない魔法のようなもの。一体何のために?
ーパピーそれは摩訶不思議な生物。
彼らは生まれた赤子に一体ずつ当たり前のようにつく。それ
は生涯に及ぶ。
自我も心臓もない、一体何者?
ー1人の少年ー彼は自分のパピと揉め合いをし手に傷を負う。
その手はのちに老けていき、白髪にも…
ーそれは海に生きた者の、空に恵まれた国の巡る小さな因果のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 18:10:22
9041文字
会話率:35%
私がこの作品を創り上げていく上で、おぼろげながら抱いているイメージはある一人の女性をどう血肉化するかにある。要するに大地を離れずに如何にして独立した個人を表現するかである。もちろん、これでは何のことやらさっぱり分からないだろうが、正直私にも
分からないのだ。というのもこれから何が出来るのかそのこと自体がまったく分からないからである。そういうわけで、あらすじどころかあらすじらしきものすら思い描けないのである。まったくもって呆れ果てたことではあるが、それが実情である。しかし、あえて理屈めいたことを言わせていただけるのなら、それはわれわれが日々生きることとある意味同じであるということではないだろうか。つまり明日の自分がどうなっているのかおそらく誰にも分からないということだ。人生のあらすじはすべてが終わってから判明するしかないのだから。要するに創作も同じことで、一行先にどんなことが描かれるのか前もって分からないということである。もちろん、これは決していい加減な気持ちで書いているわけではないことは小説を書いたことがある人ならきっと分かっていただけるものと私は信じている。というわけで、弁解染みたことはこれくらいにしてさっそく本文に取り掛かろうと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 17:52:07
695798文字
会話率:64%
この物語は、ある青年の人生の門出に立ち塞がっていた問題、すなわち生きる意味という、つまり、ある時ふと気づいたらこの世に生まれ落ちていて、何のことやら分からぬまま生きることを強いられて苦悩するという、要するに、誰もが避けては通れぬが、それでい
て、まるで気にもされないという実に厄介で困った問題に巻き込まれて行くというお話しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-24 19:10:10
169783文字
会話率:34%
私立白嶺学園二年七組の生徒四十一名は、その日、何の前触れもなく発生した異変によって、地球とは異なる、魔法の異世界へと呼び寄せられる。広大なダンジョンへ散り散りに降り立った彼らは、神が与える加護『天職』の力を手に、唯一の脱出手段があるという
最奥に向かって行く。ある者は勇敢に、ある者は自由に、そして、またある者は悪逆非道に、ダンジョンの攻略を目指す。しかし、ここに一人、何の戦闘能力も持たない天職を得た生徒がいる。出席番号19番、桃川小太郎。文芸部所属の小柄で華奢な少年は、魔法の力も、剣の才能も、恵まれた身体能力もなく、ただ、与えられた天職『呪術師』のみを頼りに、強力な力を持つクラスメイト達の後を追う――生存本能全開! 極限の異世界ダンジョンサバイバル。信じ合い、愛し合い、そして裏切り殺し合う、美しくも凄惨なバトルロイヤルが、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 17:00:00
3243154文字
会話率:42%
黒乃真央は悪い目つきを気にする男子高校生。彼女はいないがそれなりに友人にも恵まれ平和な高校生活を謳歌していた。しかしある日突然、何の前触れも無く黒乃は所属する文芸部の部室で謎の頭痛に襲われ気絶。次に目覚めた時には……。剣と魔法、モンスターの
闊歩するオーソドックスな異世界召喚モノ! ※この度、晴れてコミカライズしました! 『コミックウォーカー』『ニコニコ静画』でどうぞご覧ください。これからは、なろう版、書籍版、コミカライズ、ともによろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 17:00:00
6598085文字
会話率:38%
時は乱世。
ユーベル大公国領主フリードには4人の息子がいた。
長男アルベルトは武勇に優れ、次男イアンは学識豊か、3男ルドルフは才覚持ち。
4男ノアのみ何の取り柄もなく奇矯な行動ばかり起こす「うつけ」として名が通っていた。
3人の優秀な息子達
はそれぞれその評判に見合う当たりギフトを授かるが、ノアはギフト判定においてもハズレギフト【鑑定士】を授かってしまう。
「このうつけが!」
そう言ってノアに失望した大公は、ノアを僻地へと追放する。
しかし、人々は知らない。
ノアがうつけではなく王の器であることを。
ノアには自身の戦闘能力は無くとも、鑑定スキルによって他者の才を見出し活かす力があったのである。
ノアは女騎士オフィーリアをはじめ、大公領で埋もれていた才や僻地に眠る才を掘り起こし富国強兵の道を歩む。
有能な武将達を率いる彼は、やがて大陸を席巻する超大国を創り出す。
カクヨム、アルファポリスにも掲載予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 17:00:00
316794文字
会話率:40%
悪行三昧の魔法使いの家系に生まれたワズンが催眠魔法で世界を正す。
――これぞ正しい催眠魔法の使い方、というやつだ。
とある魔法科学者の家系に生まれたワズン・ノックス。
その家系は遡ること曾祖父母にいたるまで全員が歴史に名を連ねる魔法犯罪者
。
中でも近世最悪の犯罪者とも言われる両親の下に生まれたワズンは、サラブレッド悪として悪の世界に君臨することが約束されていた。
しかし、家族の期待も何のその、当のワズンは魔法少女が大好き!
今日も魔法少女を助けるため、ワズンは催眠魔法を使う。
※一章完結まで平日に毎日投稿予定
※別媒体でも重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 12:40:00
69938文字
会話率:34%
世界最強を誇った魔人の王が、力を失い何の変哲もない少年となり、世界に戦いを挑む。
――魔法と科学と超能力。
かつて別大陸で魔人の王とまで称された強大な魔人がいた――彼の名は【ヘンリー】。
しかし、その栄光も過去の話。力を失ったヘンリーは、
その魂が封じ込められた薔薇の中で世界の海を漂っていた。
長いときを経て、薔薇は鎖国された島国【倭】へ流れ着き、倭のしがない大学生【色芭秋】に拾われる。
倭の陰謀に巻き込まれた色芭秋がその命を落とすとき、ヘンリーが再び世界へと蘇る。
ヘンリーの願いは故国へ帰ること。
しかし、故国への帰還を探るヘンリーの前に、倭の権力者たちが立ちふさがる。
魔法の使えなくなった魔人と、魔法すら超越する科学と、科学が追い付かない超能力が重なり合うとき、倭が動く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 16:20:00
4663文字
会話率:27%
悪行三昧の魔法使いの家系に生まれたワズンが催眠魔法で世界を正す。
――これぞ正しい催眠魔法の使い方、というやつだ。
とある魔法科学者の家系に生まれたワズン。
その家系は遡ること曾祖父母にいたるまで全員が歴史に名を連ねる魔法犯罪者。
中でも
近世最悪の犯罪者とも言われる両親の下に生まれたワズンは、サラブレッド悪として悪の世界に君臨することが約束されていた。
しかし、家族の期待も何のその、当のワズンはヒーローが大好き!
今日もヒーローを助けるため、ワズンは催眠魔法を使う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 11:10:00
7155文字
会話率:54%