嫁に逃げられてから無職で暮らす主人公の三崎雄二(48)がテクノブレイクでこの世を去る。
しかし、そんなダメ人間の雄二にも天は見捨てなかった。
異世界の神によりエルフとして転生した雄二は、チートは貰えなかったが、若く美形なフェイスを使ってハー
レム生活を目論んでいた。
だが、その目論見は敢え無く失敗し、海の中スタートとなる。異世界に来たばかりで再び死を覚悟するが、ラミアに助けられて事なきを得る。
雄二とラミアの二人だけの無人島生活は暫く続く。しかし、数奇な運命からダンジョンマスターとなってしまう。
意図せず魔物になってしまった雄二の外道人生物語。
※主人公は魔物になって人間と価値観が変わってしまいます。決して正義の味方ではないのをご了承の上でお読み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 19:57:10
51170文字
会話率:56%
俺は人間以外の女の子と結婚したい!
幼少期から異種族に憧れていた大学生、春原秋人は人間の女の子に興味が持てない男だった。
そんな彼が異世界で出会うのはドラゴンメイド、アルラウネ、ラミア、ワーキャットなど、憧れ続けた異種族の女の子ばかり!
全
く、最高な世界じゃないか!
しかし、この世界には人間と敵対する魔王がいるらしい。
人間なら立ち向かえと誰もが言うが、俺の目的は可愛い異種族の恋人と静かに暮らすことだ!
ただ一つの願いを胸に、秋人は異種族の女性を求めて旅立つのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-21 06:00:00
1054639文字
会話率:52%
某国の若き資産家である少年アリハハはある日、ひょんなことから女盗賊団「ラミアー」に誘拐されてしまう。誘拐されたアリハハは人質として苦しい毎日を強いられる・・・と思っていたら?
暇つぶしにゆらゆら投稿します。PIXIVに同じ題材の漫画を投
稿済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 23:03:23
33706文字
会話率:66%
「セイラミア、お前をこの王国から追放する!!」
私、セイラミアはウィザビラ王国の第一王子サシスーセによって王国を追放させられた。
普段は令嬢として過ごしていたが、私の正体は実は王国の運勢を引き上げている女神の化身。
しかし、バカ王子
の悪政からこの王国を護ることに、正直、私は疲れ果てていた。
王子自ら追放してくれるなんて願ってもない。
私は喜んで違う王国に移動することにした。
新たな地クリストーラ王国で出会った第一王子フェリック王子は、文武両道の才を備えた心優しい青年だった。
「……無理を承知でお願いしたいのですが、どうか私と結婚を前提に婚約をしていただけないでしょうか?」
そうお願いされた私の決断は……
『悪役令嬢と思われて王国から追放された私が、実はその王国の運勢を上げていた女神の化身で、不毛の地と呼ばれていた王国の心優しい王子と出会い幸せになりました』
という短編小説が、思った以上にランキングで伸びましたので、需要があるかは分かりませんが、連載小説にしてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 20:06:45
5176文字
会話率:46%
気がつくと記憶を失った状態で異世界の森の中。
名前も思い出せないのに創造主と名乗る人物の声が聞こえてきて、勇者になって欲しい!?
異世界リゼラミアの歴史は人類と魔王軍の戦いの歴史だった。
勇者になるのかならないのか。
頼られたらつい世話を焼
いてしまう青年が織りなす王道異世界ファンタジー開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-25 17:44:56
122284文字
会話率:45%
ラミアは歳を取らない吸血鬼の少女。人間と共に暮らし、いつか人間の様に歳を取りたいと願い、謎を解明する為、霧の王国を探していた。そんな最中、集落が山賊に襲われ、三歳の男の子を残して全滅する。フィルというその子を育てることを決意したラミアは、大
人になったフィルとの別れを決意するが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-02 12:43:03
18321文字
会話率:41%
召喚魔法によって異世界に
召喚されてしまった橘 有咲(たちばな ありさ)は、
その高い魔力量と魔法のセンスを買われ、
魔法学の第一人者であるラミア・エルゼダートの元で
魔法学の研究に励む。
魔力量に比例する寿命を生かし、知識と
経験
を吸収したアリサは実力が認められ
当時最強と謳われた騎士団の隊長を
務めることとなった。
しかし自分の地位を心配した国王は、
濡れ衣を被せ、アリサを監獄に閉じ込めてしまう。
一度は抵抗を諦めたものの、
国王の横暴を見ていられなかった貴族によって
国外へ脱出することが出来たアリサは、
貴族の手引きで遥か西の小さな村で
魔法学の研究を続けながら
余生を過ごすこととなった……
*
それからおよそ100年後。
アリサの元に現れたのは、
自分を陥れた国の皇女リズ・アルドレア。
「お願いします、どうか私たちと
アルドレアへ来てください!」
ワケあって帰郷への同行を
お願いするリズを断れなかったアリサは、
100年振りにその国を訪れる事となった。
これは、
『魔女』と呼ばれた転移者と国を思う皇女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-27 09:07:51
9571文字
会話率:34%
ここは人間と怪物、そして魔法が共存する世界、
そして、そこで美しい貴族との恋愛を夢見ながら旅をする少年は、
人間貴族としての人生を夢見るラミアの少女に出会い、旅に出ることになりますが···。
最終更新:2022-01-21 20:00:00
34699文字
会話率:38%
ブラミア帝国軍の突然の侵攻により、ブラウグルン共和国軍は敗退を続けていた。
最終決戦“グロースアーテッヒ川の戦い”で、軍の主力部隊は壊滅状態となり共和国は無条件降伏を決めた。
しかし、共和国の首都ズーデハーフェンシュタットでは首都防
衛隊が無傷で残存しており、中には徹底抗戦を唱えるものも少なくなかった。しかし、主人公【ユルゲン・クリーガー】は、これ以上の抵抗は無意味と考えていた。
いよいよ帝国軍が首都に入ってくるというところで、徹底抗戦を訴える兵士達が命令に反して武装蜂起。それに反対するクリーガーを始めとする勢力との間で戦闘が始まる。
港の桟橋での戦いで、クリーガーは兄弟子クラウス・ルーデルと対決することになる。
“色彩の大陸”の歴史を変えた、“傭兵部隊”の物語がここから始まる。
================================
ここでは、時系列的につながっている短編3つ、
・“グロースアーテッヒ川の戦い” 11話
・“徹底抗戦派の反乱” 8話
・“傭兵部隊設立” 7話
をまとめております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 21:10:48
43895文字
会話率:15%
建国50周年を迎えるパルラメンスカヤ人民共和国の首都アリーグラード。
パルラメンスカヤ人民共和国の前身国家であったブラミア帝国の“英雄”として語り継がれている【ユルゲン・クリーガー】の孫クララ・クリーガーとその親友イリーナ・ガラバルスコ
ワは50年前の“人民革命”と、その前後に起こった“チューリン事件”、“ソローキン反乱”について調べていた。
書物で伝わるこれらの歴史には矛盾点と謎が多いと感じていたからだ。
そこで、クララとイリーナは当時を知る人物達に話を聞き謎を解明していくことに決めた。まだ首都で存命のユルゲンの弟子であったオレガ・ジベリゴワ。ブラウグルン共和国では同じく弟子であったオットー・クラクスとソフィア・タウゼントシュタインに会い、彼女達の証言を聞いていく。
一方、ユルゲン・クリーガーが生まれ育ったブラウグルン共和国では、彼は“裏切り者”として歴史的評価は悪かった。しかし、ブラウグルン・ツワィトング紙の若き記者ブリュンヒルデ・ヴィルトはその評価に疑問を抱き、クリーガーの再評価をしようと考えて調べていた。
同じ目的を持つクララ、イリーナ、ブリュンヒルデが出会い、三人は協力して多くの証言者や証拠から、いくつもの謎を次々と解明していく。
そして、最後に三人はクリーガーと傭兵部隊で一緒だったヴィット王国のアグネッタ・ヴィクストレームに出会い、彼女の口から驚愕の事実を知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-04 23:59:07
126249文字
会話率:14%
“色彩の大陸”にある軍事大国・ブラミア帝国の遊撃部隊に所属し、隊長を務めていたユルゲン・クリーガーは帝国首都の城の牢屋で自らが裁かれる軍法会議の開催を待っていた。その軍法会議ではクリーガーは叛逆罪で裁かれることになっている。
弟子である
オットー・クラクス、ソフィア・タウゼントシュタイン、オレガ・ジベリゴワの三人とは戦場で別れた後は連絡はとれないでいた。お互いの安否が気になる。
そんなある日、牢のクリーガーのもとへ軍法会議で弁護人を引き受けると言うパーベル・ムラブイェフが訪れた。弁護士ムラブイェフはクリーガーから事の経緯を詳しく聞き取る。
1年前、“チューリン事件”では帝国の危機を救い、“帝国の英雄”とまで呼ばれていたクリーガーが、なぜ反逆罪で裁かれることになったのか?
帝国軍主流派である総司令官との対決。共和国再独立派による反乱。命令書の偽造による旅団と都市の掌握。
ムラブイェフはクリーガーの話を聞き取り、軍法会議で無罪を勝ち取るための方針を画策する。
そして数日後、ついに軍法会議が開催されクリーガーとムラブイェフは法廷に出向く。クリーガーは何人もの証人と対峙する。
果たして二人は無罪を勝ち取ることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 22:09:48
145541文字
会話率:12%
戦争は敗色濃厚。死の恐怖に追い込まれた男たちが、残忍なミノタウロスに斬り殺されるくらいならと、竜人、魔女、サキュバス、ラミア、蛇使いなど、容姿端麗な女性妖魔の元へ駆け込んでいくお話です。
最終更新:2021-12-10 08:18:07
32168文字
会話率:45%
対吸血鬼のために組織された秘密の教団「ラミアの愛し子」。ここでは吸血鬼の瞳を人間に移植し、吸血鬼の能力を帯びた人間であるヴァンピールを人工的に作り出していた。
もともと「ラミアの愛し子」で料理人として働いていた少女エマ・ハンターは、ある日突
然「目」に適合することが判明し、拒否権もないままヴァンピールにされてしまう。
しかも、彼女に移植された「目」はひとつだけ。
能力も覚悟も半人前のヴァンピールとなったエマは、望まない戦いの中に身を投じていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 18:00:00
20205文字
会話率:51%
ラミアの少女は旅をする。
最終更新:2021-10-19 22:00:00
29189文字
会話率:51%
24歳OLの如月 さらが覚めたところは異世界⁉︎
異世界の人達と繰り広げながら物語は進んでいく…。
はたしてさらは元の世界に帰ることが出来るのか?
どうなっていくのか?
最終更新:2021-08-12 10:59:25
104341文字
会話率:39%
歴戦の騎士隊長マックスは任務中に片目を失ったことで騎士を辞め、政略結婚することになった。それは王家の威光の届かぬ南部の辺境の貴族。騎士団の南部介入への足がかりとなる結婚で、失敗は許されない。しかしであった令嬢は美しくも、どこかおかしい。果た
してその正体やいかに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 16:24:38
18534文字
会話率:61%
【カクヨムで9000PV突破! 富士見ファンタジア大賞2次選考進出!】
東西の大国間の戦争が激しくなっていくなか、その嵐は小さな村を次々と襲う。
故郷を失った少年・レオンは気付くと、とある国の王になっていた!?
自分の立場を受け入れら
れないなか、ある事件から彼は追放された敵国の王女ラミアとクロをかくまうことになる。彼女たちを守り抜くために、レオンは『破滅剣ルーイナー』を手に戦うことを決意する。
しかし、王女達が国を追放されたことには裏があった。その理由を突き止めようとするレオンだったが、彼は知らなかった。彼の持つ『破滅剣ルーイナー』、そして王女たちとの出会いが、大陸全土をまきこむ争いの火種となることを……
※王女との物語が本格的に展開されるのは2章の後半です
(追記)
『小説家になろう』では4月31日まで毎日18時ごろに12話ほど連続投稿をします。
(転載)この作品は以下の3つの投稿サイトでもとりあつかっています。
・カクヨム ・ノベルアッププラス ・小説家になろう
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 19:20:32
226871文字
会話率:43%
「私はただ、美味しい料理を食べたいだけなんだけど」
主人公のキャナリーは、森の薬草売りである強烈で強欲な
老婆ラミアに育てられた孤児。
幼少期にお腹を空かせてばかりいたため、食いしん坊の15歳。
王族と皇族が魔力を持つ世界。
そして令嬢の
美しい歌声にも魔力がひそむ。
ダグラス王国・王立歌唱団のトップ四人、四音(シオン)の歌姫。
彼女たちは大聖堂で、歌と魔力を披露する。
それは王族貴族が花嫁を選ぶ場でもあった。
子爵家の養女となり、四音の歌姫となったキャナリーだが、
他の三人は身分の低いキャナリーを標的にし、こきおろす。
「なんでもポイポイお腹に放り込んで、まるでゴミ捨て場みたいですわ」
木の実一つを取っ組み合いで奪い合うような老婆に
育てられたキャナリーは、
ちょっとやそっとのことではことではめげない性格。
しかしダグラス王国の宮廷での、
貴族たちの人を見下す態度にうんざりしていた。
そして歌の披露会の際、キャナリーが歌い終えた時
なぜか地震がおきてしまう。
当初はキャナリーを気に入っていたらしき王子にも、
不吉な魔力を持つ娘だと追放され、
子爵家からも追い出され、むしろせいせいして森に戻ったキャナリー。
そこで怪我をしていた青年二人を助けたが、
一人はなんとグリフィン帝国の皇子だった。
帝国皇子と親しくなったキャナリーに、
ダグラス王国の手のひら返しが始まる。
さらに地震はキャナリーの歌を聞き、密かに捕らわれていた
聖獣が目覚めたため起きたものだと判明。
皇子ジェラルドととの距離は縮まっていき
その上、キャナリーがただの孤児ではなく、
伝説の翼の一族だったということも明らかに。
怪物が村を襲ってきても、能無しの王族は
魔力をもちいた戦い方も忘れている。
立ち向かえたのは皇子ジェラルドと、
それを支えるキャナリーの歌声。
そして宮廷の手のひら返しはさらに激しくなっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 09:12:27
106515文字
会話率:47%
僕ノグリは仲間に殺されそうになった。敵の領土に最も近い街で休みをとっていたら、急に襲われたのである。
外に逃げ出せば何故か追われている。
『インセンタを渡せ』という不可解な言葉とともに襲われる。
逃げる先は敵の領地しかない。ただただ逃
げてゆく、行く先も敵陣、戻っても殺される。意識が途切れるまで僕は走った。
それから目を覚ました時、目の前にいたのは知らない人。これが僕とドラゴン――敵との出会いだった。
彼女はエフミシアと名乗った。始めは僕を警戒するけれども、話を聞いてくれたら打ち解けてくれて。これをきっかけにしてエフミシアと同じ仕事、警察団の団員をすることになる。その仕事のため、聖地ヒペオへ向かう。
かつて人間が『奪われたもの』で奪還すべき聖地。でも、実際は聖地なんてものではなく、むしろ魔物を生み出す危険地帯だった。
いつからか聞こえるようになった幻聴は僕を聖地へと求める。『ノグリ、助けて』
不可解な声、そして不可解な力。
警察団に入る冒険者侵入の情報。人間は聖地を狙ってドラゴンの国に入り込んできたのだ。
魔物を生み出す危険地帯ヒペオから『ひと』を守るべく、僕は立ち向かう。
※本作は『カクヨム』にて公開した『インセンタ; 仲間に殺されかけた僕は世界を守ります』を改題の上掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 07:00:00
167580文字
会話率:42%
※完結しました。ありがとうございました!!
※本作はPixivにも掲載しています。
目が覚めた時、私は洞窟のような薄暗い場所にいた。
真っ先に感じたのは、下半身から伝わる強烈な違和感。とりあえず下半身の状態を確認しようと思って、左手で自
分の足を触ってみた。ひんやりとした感触があった。
……蛇?えっ、なにこれ?どういうこと?
これは、『ラミア』として異世界に転生してしまった女子大生が、同じ異世界に『アラクネ』として転生した親友と仲直りしたり、新居を探したり、友情とか愛情とかを育んでいったりする、大変ニッチな物語。
※鬱展開などは一切ありませんので、お気軽に楽しんでいただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-09 19:27:12
35236文字
会話率:31%
少年が引越し先で初めてできた友人。彼女はとても綺麗だけど、ちょっと独特で。 ◆「蛇女とラブソングを。」のリライト作品です。 ◆(ハーレム展開は)ないです。 ◆優しい世界。 ◆モン娘おねショタ。 ◆本文ちょっとだけ加筆修正しました。
最終更新:2021-02-14 23:49:49
112826文字
会話率:57%
彼はごく普通の中学生。でも、普通じゃないところもあって。普通じゃないところ? ……彼女がラミアなんですよ。 ◆「蛇女とラブソングを」の続編になります。 ◆悪い奴を倒したり世界の謎を解いたりはしません。 ◆魔物娘成分有り。不定期更新です
。 ◆時代設定が2000年前後なので、最近の方には古いと感じる部分が多々あるかもしれません。 ◆(更新予定は)ないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-13 20:12:27
34789文字
会話率:53%
引越し先で出会った女性は、どこか独特で……っていうか、人間なの?
90年代中ごろの地方都市が舞台の、とってもニッチな恋愛?小説です。
◆2011・8/17 本編リライトしました。◆続編「僕の私のラブコメディ」があります。あと、「鴨居は低くて
結構だ!」「ジャージを着た女神」とは世界観を共通しています。◆2016・4/17 本編再リライトしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-26 02:52:19
74394文字
会話率:52%
ここは人魚の沢山住む場所、シーメイドシティ。
上半身が人間で下半身がお魚、それが『人魚』。人魚は海の中で鰓呼吸をしている。鰓呼吸といっても人間の耳に当たる部分についている魚の鰭の後ろからあごのほうに向けてすこしばかり開いているだけで、顔
を正面から見たらそれはまったく見えないし、陸にいる時には閉じられているから横を向いても目立って目についたりはしない程度のものだ。
シーメイドシティの外れの洞窟に住んでいる魔女のところに赤い珊瑚のような美しい髪でエメラルドの瞳をもった人魚が魔法をかけて欲しいと訪れた。ある日自分が助けた人間の王子に一目惚れして、人魚である自分の下半身を人間の脚に変えて欲しいと彼女は魔女に頼んだのだ。
魔女はその願いを聞き届け、人間の脚を与える代わりにと彼女の美しい声を奪った。
脚をもらって喜んで王子のもとへと急ぐ珊瑚色の髪をした元人魚。
彼女に脚を与えた魔女。その魔女もまた王子のことを知っていたとも知らずに。
ヒロインとして、元来悪役である魔女側からの目線と事情を考えてみました。
〈アンデルセン人魚姫を参考にしました〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 10:41:37
5096文字
会話率:9%
私はラミア、兄と姉の二人の転生者の妹だよ、私は極普通のくらしがしたかったのだけど、「自分の身は自分で、大切な人ができたら、守れるように」と兄は私を鍛えて、私も、それが普通の様に受け入れていた。そして、それが規格外で、それゆえに、自分の希望か
ら、かけは慣れて行く少女の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 06:00:00
44713文字
会話率:44%