私は図書館で働く非正規雇用の司書。本が好き、毎日本に囲まれて、困った人の相談に乗る仕事ができる!と喜んで司書になったものの、本に対して何の愛もない正規職員にこき使われる理不尽な日々。
これって「やりがい搾取」なんだろうな……「それでも誠実に
仕事しよう!」と過ごしていたある日、高校生男子が「思い出の絵本を探し出して下さい」と相談に来る。
司書スキルで、おぼろげな記憶の絵本を探してあげると、高校生は大喜び。「司書になって、よかった……」と思ったのもつかの間、その絵本は不良公務員の上司に台無しにされてしまう。
悲しむ私にその高校生は怒り心頭。その子の正体は驚きのスーパー高校生で、上司に追い詰められる私をあっという間に救出してくれるのだった。
そしてなんと、私や虐げられていた同僚を正規採用にして、今まで以上に本好きの人たちが幸せになる環境を作ってくれたのだ。これって現実?こんなことって自分に本当に起こるの!?
感激する私に畳みかけるように、男の子はタワーマンション最上階の住まいに招待してくれ、私が思い出の絵本を大切にした御礼に夢のようなひとときをプレゼントしてくれるのだった……
真面目に生きてる司書のシンデレラストーリー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 09:11:01
9850文字
会話率:36%
IT企業に勤める原千草は親に援助してもらった分不相応のタワーマンションで新婚生活を初めて半年。誰もが羨む美貌の夫を射止め幸せを謳歌していた。会社のバイト社員が噂していたAI搭載のラブドールも自分たちには関係のない話だったはずだった。
ところ
がその最愛の夫が、あろうことかAI搭載の新型ラブドールtypeⅩと焼身自殺したという一報が入る。当初男女の心中事件と報じていたマスコミは、女が人間ではないラブドールだとわかると面白おかしく原夫妻のプライバシーまで侵害し始めた。とりわけホットダイナミックヌーンショーは執拗にこの事件を追っていた。
夫の遺体確認に両親とともに北茨城を訪れた千草は変わり果てた夫と対面してショックを受ける。遺骨を東京に持ち帰り葬儀を行ったが、コメントを取りたいマスコミは千草に執拗に取材攻勢をかけてくる。千草は精神の危ういバランスをやっとのことで保ちながら、typeⅩ被害者の会を結成しようと決意する。
この作品は、アルファポリス、ノベルアッププラス、カクヨム、二十代から中高年のための小説投稿&コミュニティにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 12:59:39
126144文字
会話率:45%
■あらすじ
晴海の鮮魚市場で仲卸として勤める辰巳功二が子どもが学校でいじめられていることを知る。翌日、勤務を終えて同僚の千川要とファミレスに酒を飲みに行くと近所のタワーマンションの住人らしき若い奥様方おり、辰巳立ちに向けて心ないことを話し
ていた。
翌日、市場に小学生の一団が学校の社会科見学でやってきていた。小学生たちは「魚臭い」「きたねぇ!」「早く帰りたい」などと騒いでいた。
この日、勤務を終えて辰巳は千川と牛丼チェーン店に入った。瓶ビールを飲みながらカウンター席で飲んでいたが、若い店員の何気ない一言にブチ切れた千川が、この店員をぶん殴ってしまう。
後日息子の授業参観に来ていた辰巳は、他の父兄と口論になり、教師に出て行くよう促されてしまう。
翌日、仕事から帰宅した辰巳は、辞表を書いて上司に提出しようとする。
※400字詰め原稿用紙換算枚数:23枚
※非ラノベ作品です。
※こちらの作品はエブリスタ、カクヨム、小説家になろうの各小説サイトにも掲載中です。
※【未成年の飲酒は法律で禁止されています】飲酒は20歳になってから。
■ターレーとは
「ターレットトラック」の略称。法令上は「ターレット式構内運搬自動車」と呼ばれる、後部に荷台を有し荷物を運搬できる小型特殊自動車のこと。市場や倉庫、工場等の構内運搬用として広く使われている。
「ターレット」「ターレ」とも呼ばれることがあり、特に市場関係者からは「ぱたぱた」もしくは「ばたばた」と呼ばれることもある。
なお「ターレットトラック」の名称は、かつて存在した株式会社朝霞製作所の登録商標(現在は商標取り消し)。
※参考:Wikipedia「ターレットトラック」2020年10月21日閲覧
■所感
今回は8000字の小津安二郎を目指してみました。主人公の心情を地の文に直接書くことを徹底的に排除してシーンのみで物語を展開。
読んでいて取っつきにくいところもあるかと思いますが、読者の皆さんの脳内を映画館のスクリーンにできれば嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 00:00:00
7631文字
会話率:22%
タワーマンションの転生騒ぎに巻き込まれた、とある青年の喜劇。
最終更新:2020-09-26 00:56:59
184177文字
会話率:60%
タワーマンションの上に住むみちるは「お姫様」だ。勇太の母は、彼女のためにスーパーで買い物をして、勇太を預けて仕事に出かけていく。みちるは足が悪くて、それは勇太の母に原因があるようで……
最終更新:2020-08-12 21:00:00
7192文字
会話率:45%
タワーマンションを見ていたら思いつきました。
最終更新:2020-07-31 12:18:44
3207文字
会話率:36%
関綾香は出版社で働く25歳。文芸雑誌『柘榴』の編集部員として、忙しい日々を送っている。ある日、関は編集長である道岡から人気作家・三澤諒の担当に着くように言われる。自らもファンである三澤と一緒に仕事ができると胸を躍らせる関。
自宅兼仕事場
のタワーマンションに向かうと、端正な顔立ちの三澤が迎えてくれた。整頓された部屋。暖かいコーヒー。見晴らしのいい景色。関の期待はますます大きくなっていく。
しかし、三澤にはある秘密があった……。その秘密を知った関は……。
これは全ての「作る人」へ向けた「はじまり」の物語。
なおこの作品はnoteとの重複投稿になります。note版から一部加筆修正を施したものとなっています。何卒よろしくお願いいたします。
note版→https://note.com/19940604/m/mbda892d65635折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-24 18:06:52
44390文字
会話率:53%
西園みやび(16)は孤児だったがある日、実の両親と名乗る人たちが迎えに来た。しかしこの両親、実は人間に転化した神様だったのだ。みやびも元神だと両親に告げられ、なぜか学業のかたわら土地神として神様業を始めることになった。児童施設からいきなりタ
ワーマンションの最上階に住むことになり、カルチャーショックを受けているのに、屋上にはそれは立派なみやびのお社が既に作られている。さらにはお付きとして狛犬二匹を預けられて訳が分からない。とりあえず、もふもふと一緒にこの土地を守ることにします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-20 07:00:00
32835文字
会話率:50%
武蔵小杉のタワーマンションの話に着想を得てカードゲームを考えました
ルール的にはダウトの変則版といった感じです
最終更新:2019-10-15 14:00:09
596文字
会話率:0%
自然に百倍返しされても気づかないふりをして、修理できないタワーマンションを建てているのは、ぼくもそうだから。止まるのが怖い、無くなりそうで怖い、やっつけられるのが怖い、だから、いじめも、戦争も、はたまた、原発も無くならない、これだって、ぼく
もそうだから。裸になって、土を耕して、自然に命を預けて、初めて、ぼくは豊かになるとわかっていながら、誰かを海に投げ入れようとしているのかな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-29 19:50:53
341文字
会話率:0%
ササ美の今日のお仕事は新しく建ったタワーマンションへ検針に行きます
最終更新:2019-05-12 17:12:03
3809文字
会話率:0%
わたくしは政略結婚で、この国に嫁ぎました。国事に関わらぬ様に、日々を部屋で過ごしてますの。
私は、タワーマンションで暮らしている。夫は、幸せそうにしてくれれば、それでいいと、それだけなの
わっちは吉原のいっちの花魁でありんす。手練手管を
駆使して、幸せを守るのはわっちの細腕一本!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-07 01:39:56
4194文字
会話率:6%
主人公が、日常で起こる小さい幸運を貯めたり使ったりする能力を持っている。だけど、前回のプチ不運の時とは仕様が違っている。幸運を貯めてタワーマンションが欲しくて頑張るのだけれど、なんかうまくいかない。さすがの主人公も苦戦する。そんな話。
最終更新:2018-12-01 17:07:07
4005文字
会話率:19%
わたしは冷蔵庫、アノフラテック社製RZK―587。タワーマンションに住む女優の部屋に設置された冷蔵庫(の人工知能)が、部屋の主を観察、ひとりごとをつぶやく。つきあっている男たち、女子会、マネージャーやカウンセラー……。SFのつもりで書いた
のにぜんぜんSFになってない! ということでこちらに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-21 11:58:21
17488文字
会話率:61%
都会ににょきにょき生えるタワーマンション群。全面ガラス張りの光景は美しくもあり、不気味でもある。とある住人たちが繰り広げる危険な物語はどこに進むのか。
最終更新:2017-11-26 23:02:50
2828文字
会話率:8%
あの時の記憶は、デカい花火と甘い酒
最終更新:2017-08-16 20:36:43
1871文字
会話率:65%
思い出すのはだだっ広い部屋と、真昼の晴れ空
最終更新:2017-08-02 23:43:27
1795文字
会話率:67%
「エモーショナル・ラボラトリー」では人工知能向けの感情エンジンを開発している。
感情エンジンのクオリティに従業員の不満が貢献していた。その事実に気付いた経営陣は従業員に最大限のストレスをかける研究を開始。イジメ専門家チームはついに、あまりに
も非倫理的な不快情動加速装置にたどり着いた。「ストレス・マキシマイザー」はボタンひとつで会議の流れを逆流させる威力を持つ暗黒のマシーンだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-25 15:41:23
6710文字
会話率:36%
ミニコミの原稿書きに追われる太市に、またもや難題。学園の新聞部の活動に巻き込まれたのだ。早急に特集の記事をまとめなければならない。太市は、自分の担当が高校生の飲酒問題と知ると、すかさず友人の甲斐に相談を持ちかけた。甲斐はギタリストとしても
一流だが、ドラッカーとしても超一流。その甲斐に勧められ、アルコール依存症の人たちの集まり、断酒会とやらにオブザーバーとして参加する。会自体は、メンバーがそれぞれの近況を語る穏やかなものだが、一人だけ異質な空気を漂わせる人物がいた。元パイロットの酒井氏だ。その氏が突然立ち上がり、窓を指して「霊が窓にぶつかる」と奇声を発した。その瞬間、太市は耳を疑った。確かに耳元のガラスで音がしたのだ。いったい何が?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-01 15:00:00
20163文字
会話率:21%
マンションの上階から聞こえる騒音は、主人公アサヒの心をむしばんでいった。
北海道の地方都市にある高層マンションに住む五十歳の女性アサヒ。夫は恋人をつくり半年前に家を出て別居状態が続いている。ある日、アサヒが住む二十一階の真上二十二階に
小さな子どもを持つ同年代の女性が引っ越してきて挨拶にやってきた。しかしその直後から昼夜問わず謎の騒音が始まりアサヒを悩ませる。
連日の騒音に耐えかねたアサヒは意を決し本人に苦情を言うが逆切れされ状況は悪化、ノイローゼ気味になりながらもマンションの理事長や管理会社、不動産会社、市役所にも相談するが、生活音はお互い様とそれ以上介入してはくれず、引越しを考えるまで追いつめられる。
何度目かの直談判の時、アサヒが怒りに任せてドアを蹴飛ばすと上階の女が110番通報し、警察官と刑事がやってきて弁護士を立てて裁判を起こす以外に方法はないと促されたことから、その準備として上階の登記簿を閲覧し、彼女の正体を知って驚く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-19 23:31:33
74060文字
会話率:45%
タワーマンションに住んでいた主人公は、娘の真美が夜中起きてくることに気付いた。
彼女は、何を見ているのか。
最終更新:2016-12-27 22:00:00
4596文字
会話率:0%