『日本で産まれたからって
「日本人だ!」と誇りを持って言えますか?』
日本人とは心意気。
『産まれ』ではなく『志し』だとつくづく思う。
「ーーーシッ シスター!
シィイスゥウウウタァアア!アリスッッ!!!」
頷いては物思いに耽っている
私の横腹を思いっきり叩き
教会内にひどく響き渡るほど遠慮のない声を上げるのは
そうーーだいたいガキだ。
『教会=孤児院』などのイメージはあると思うが
うちの教会は孤児院ではない……が『エクソシスト(悪魔払い)』はある。
何時からなのか分からないが自身がまだ5歳の時から
この教会はよく見知った子供の出入りが多く
よく遊びに来ては暇を潰していた。
「ねえ!聞いて!!」
今度は修道着をメチャクチャに引っ張られる。
「あーはいはい。
じゃから服引っ張んな」
シッシッと手で払っても効果はない。
「あのねー!シスターアリス」
『シスター・アリス』これは私の事だ。
私はこの教会でボランティアをしてるシスターだ。
ボランティアなので社会上『教団員』としての権限は一切ないのだが
可笑しな事にこの教会では神父様より立場が上の身分である為
この教会の全ての権利を有する事が出来るのだ。
まぁこの話は また後々にしよう……
「どったん?」
とりあえず腰を曲げ 小学低学年の身長に目線を合わせる。
「ニートのオッサンが呼んで来いって」
「じゃあ「ハローワーク行ってから来い」って伝えてきて」
間髪いれずにそう告げれば
子供はゲラゲラ笑いながら「だって飴くれたもん」と
見事なまでに欲に忠実で思わず感心する。
「嗚呼。
しっかたねーなぁ 自分で言いに行くか」
結局 今日もまたこうして『彼奴等』と
何の生産性もない下らない話をダラダラして
1日を無駄にするんだろうな と空を眺めては歩きだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 17:41:13
24945文字
会話率:35%
エグリス首都ロディン市内に暮らす平凡な少女リリーシャは、ひょんなことから人喰いの化け物である『悪魔』の退治を専門とする、『エクソシスト』のシドーと出会う。
シドーに命を救われたリリーシャは、その才能を見込まれ、エクソシストの養成所である『エ
リュシオン・トレイニア』への編入を余儀なくされる。
エクソシストとして、リリーシャは悪魔やその背後にいる『ドクター』との戦いに身を投じることになるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 20:02:41
16460文字
会話率:44%
ハヤカワSFコンテストに出す用の小説です。3月31日まで掲載予定です。多分途中までになります。
選考中は公開禁止なので4月1日から非公開となります。
選考に落ちたら改めて後悔します。
現在書きながら調整しているので変な部分、誤字が
ありますが気にしないでね。
気になった点などコメントいただけるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 23:06:07
39090文字
会話率:59%
十二歳の時に母を亡くした伯爵令嬢のヘレナ。
そんな彼女の父は母の喪が明けると同時に、義母となるコリーンを妻の座に据えた。最初は良かったが。
子を懐妊してから、コリーンは少しずつ豹変していく。しまいにはヘレナを地下室に閉じ込めようとした。そし
て、コリーンはヘレナに驚愕の事実を告げた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-13 01:42:47
6142文字
会話率:61%
焚刑制御。アストラルインフェルノという秘術がインフェルシア王国にはあった。
これを当代で扱えるのは現国王の第三子のアストラル王子一人だけだ。代々、アストラルインフェルノを扱えた魔法使い達は王国を裏で支えてきた。暗殺者として、エクソシストとし
て。
アストラル王子もその内の一人だ。彼は今日も夜闇を駆ける。秘術で悪人達を処断するために。
婚約者のシェイリーンや両親、兄達を守るためにも。
厳しくも険しい道をあえて進むアストラル王子の行く先には何が待ち構えているのか。
それは神のみぞ知る……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-11 16:15:16
7939文字
会話率:56%
自殺未遂から7年後に目覚めた若者がエクソシストとしてこの世の邪悪に立ち向かうお話、にしようとしたらこうなった。
最終更新:2023-09-18 18:03:21
4504文字
会話率:50%
高校生の羽山陽は、友人の祖父宅の倉庫整理を手伝う。
するとその倉庫から、人魚の木乃伊が見つかる。
友人はその人魚から女の声が聞こえるという。
この作品は、カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2023-09-14 20:24:34
20451文字
会話率:35%
高校生になった陽は、友人もできて順調な学校生活を送っていた。しかし、ある時から学校で「トモダチ人形の噂」が広まっていく。
陽は友人と共にその奇怪な噂に巻き込まれていく
(※この作品はカクヨムにも掲載しています)
最終更新:2023-08-31 22:34:36
39442文字
会話率:41%
中学3年生の羽山陽は、幼い頃から悪夢に悩まされている。
最近ではついに悪夢は段々と現実を侵食し始めていた。
自宅で事件を起こし、母方の祖父母に預けられることになった陽は、そこで悪夢の正体を知ることとなる。
最終更新:2023-08-18 23:19:32
41187文字
会話率:30%
凡人の一般高校生である芝田。ある日、親から成績の話をされ、今のままでは医学部には到底行けないと言われてしまう。そんなことを言われ、ベッドでふて寝しているとダニエル・ジョンソン(偽名)を名乗る男に無理やり『吸血鬼』にさせられて…あれ?でも、僕
が望んだことでもあるのか。夜は眠らずライバルと差をつけ、『吸血鬼』の力で他人の精神も操ることもできるし、相当なメリットでは…多少の血を飲む必要があるけど些細な問題だよね。だって周りにいっぱいあるし。供物もそんなもんでいいみたいだ。よし!未来に希望が持てたところで丁度いいし寝るか
、、、寝れないんだけど夜寝れないのはディスアドじゃね?中華街も臭くて歩けないとかやめて欲しいんだけどマジで
主人公が警察やエクソシスト等、果てには妖怪と関わり穢れていく話。基本的には他人を信用しないくそ主人公です。処女作なのでお手柔らかに折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 10:00:00
31851文字
会話率:56%
17世紀、ヨーロッパ。
カトリック教皇庁に『不死のクリストフ』の異名を持つエクソシストがいた。
神の使徒として戦う日々の中、ある任務で訪れた村で、彼は美しい純血の吸血鬼と出会う。
彼女との出会いによって、彼は過去と向き合い、内に秘めた真に戦
う理由を見つけ出した。
戦うべき相手は神か?悪魔か?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 17:00:00
53916文字
会話率:38%
──宇宙開闢の謎を解く鍵となった『次元創生』の研究過程において、二次元世界より三次元世界が生まれる事象が、10の11乗分の1の確率で偶発的に生じたある日──。
この事件を発端に今世紀までに発見された『オーパーツ』と呼ばれる古代出土品の謎が
解かれ、『オーバーテクノロジー』を人類が手にする結果となった。
しかし──、研究技術と情報は漏洩する。
世界各国において、核保有に代わる『新しく安全な兵器』とされ、『オーバーテクノロジー』を用いた人間兵器──身体の一部を機械(ギミック)化させた者たち──が、生み出され先進諸国間では技術競争が秘匿のもとに行われた。
それとは別に、同じ時代の時間軸で蠢き出した『次元創生』の悪夢。
『想念』と呼ばれた生き霊や死霊たちによる被害は、これまで浄霊師(エクソシスト)たちにより最小限の被害に人知れず食い止められて来た。
しかし、『次元創生』の研究技術革新と競争の激化及び情報技術の漏洩により、肉体を持たない者たちの二次元世界から三次元世界における物質世界への被害干渉が加速度的な速さで広まる。
『想念』が物質化変態を遂げる脅威。
人の手から零れ落ちる、あまりにも大きな命運──終末世界(ラグナロク)における未曾有の恐怖が、大人たちを絶望させ、まだ幼い子どもたちの肩にのし掛かる新時代の幕開けの時。
それでも、子どもたちは日々成長する。
未成年の異能者(エクソシスト)たちと、同世代の研究運用された機械(ギミック)化兵の物語(キボウ)が、今立ち上がる──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 15:54:30
7309文字
会話率:0%
ある片割れ同士の物語が出会うプロローグ。
最終更新:2023-02-08 22:40:45
1058文字
会話率:34%
僕は、赤羽射矢。今年で、十三歳。
とある理由で地元の中学校に通わず、この春から私立の浄霊師養成学校に入学した。
そこでは、いろんな出来事が起こって──
何より驚いたのは、この学校にいる生徒の中には……。
これ以上は、僕の口からは──言えない
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 23:00:00
62614文字
会話率:29%
子供のようなバケモノと化け物のような子供の話。
※倫理観と道徳心と人の心はパンケーキにして食べました
最終更新:2023-01-22 21:00:00
31640文字
会話率:58%
「屋根裏から視線を感じる」
そんな依頼を受けて、二人のエクソシストが現れる。悪魔祓いを生業としながらその存在に懐疑的な男・瀬尾とまだ新人の美少女・腹井真白。
問題の家に向かうと、腹井真白は屋根裏を指さし――
※第4回「下野紘・巽悠
衣子の小説家になろうラジオ」大賞 応募作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-13 07:00:00
822文字
会話率:40%
月影朔良は自身の美しさに無自覚だ。
と君下怜は常々思っている。
そんな君下たちが抱えている目下の問題は、クラス内のいじめだった。それを解決する過程、月影朔良の正体は暴かれていく。
悪魔が存在する世界。エクソシストである清水純。師匠であり、
母である火織を殺した緋色の悪魔、ネア。
それぞれの思いを胸に、銀色の弾丸と悪魔たちが交錯していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 23:53:06
60585文字
会話率:24%
古(いにしえ)から生きてきた不死身の吸血鬼(ヴァンパイア)の男は、優秀なエクソシストによって、ようやく"死"という概念を知ることができた。
永遠を生きる男は、退屈で退屈で死にそうな日常からの解放を知り、とても喜んだ。
現実世界でやるべきことは全てやった男は、人間が言う"あの世"に期待感を寄せながら、自分を消し去る光の中へ飲み込まれていく。
ーーーそして、現在。
吸血鬼の男は、異世界に召喚される。
死ねたはずだったのに、気づくとそこには邪教っぽい黒いフードの一団が頭を下げていた。
禁断の儀式により召喚され、伝説の悪魔"サタン"と勘違いされた男は、話を聞くだけのつもりが、いつの間にか、帝国の圧政に苦しむ彼らの村を救う約束をしてしまう。
(なんで死ねねーんだよ!!ってか、なんで村救わなきゃいけねーんだよ!!)
正義のヒーローでもなんでもない不死身の男は、果たして今度こそ異世界で"死ぬ"ことができるのか?
「お願いですから!!誰か俺を殺して下さいーーー!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 12:02:24
215434文字
会話率:51%
生まれつき色々見える高校一年生、別路オムニはある目的のため善行を二足歩行した瞬間から行ってきた。
そんな善良なオムニに忍びよる魔の手...を鉄拳制裁、時には十字架のメリケンサック、時には聖なる弾丸をばら蒔こう。
同じクラスのワケ
ありJKエクソシストに、明らか悪魔な生徒会長、アル中商人に協会のマジモン天使。
個性の強い人々が、各々の目的のため邁進する。
「見てくれ聖人のお◯しこだ、これをガス状にしてあるから閉じ込めた悪魔たちに吸わせよう」
「サイテー」
手段は問わない、みんなが熱くなれる爽快エクソシストファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 08:46:59
1030文字
会話率:34%
「アニー・イザベラ。そなたを国境拡大の任務に就かせる」。それはこの国では追放を意味する。私アニーは教師のセクハラを拒否ったことで国外追放になってしまった。
「私の思い通りにいかない生徒はこの学園には要らないのだよ」
伝説のエクソシストに
なりたくて入学したこの教会学園は、中が腐りきっていた。
仕方ないから着いた国境拡大の任務で私は憧れていた伝説のエクソシスト、ヒューストン・コンスタンティンに出会う。
でもヒューは悪魔の力を使い天使を思い切り殴りつけていた。
なにがなんだかわからないけど、ただ一つだけはっきりしたことがある。
あの学校に天国や天使に私の求めているものはない。
ヒューと出会い学園に戻ってきた私は、彼から教えてもらった力で同級生や教師を圧倒していく。
これは私が悪魔の力を使う唯一のエクソシストとして世界的に有名になる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 20:51:07
12404文字
会話率:38%
エクソシストであるヨシュアは、悪魔によって転生させられる異世界転生者たちを殺害し、その右腕を刈り取ることを生業にしていた。ニホンという場所からやってくる異世界転生者には、悪魔によってその右腕に恐ろしい異能を備えている。それに対抗すべくエクソ
シストたちは教会の技術によって、眼球の片方を漆黒の立方体『ピクシス』に移植することで聖寵と呼ばれる力や、顔面上部から離れた第二視野を得るようになった。そうして異世界転生者の右腕を狩り続けてきたヨシュアだったが、ある時まだ新米のエクソシストである金髪の少女・アイラとともに隣町へ任務に赴くことになる。時に衝突しながらも転生者の右腕を刈り取るべく奔走するふたりだったが、任務の裏では別の計略も渦巻いていて——
*毎日更新を予定しています
*本作はアルファポリスにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 17:56:51
80912文字
会話率:37%
私はエクソシスト・・・
日本にはいないはずの存在・・・
しかし!!
最終更新:2022-09-03 17:39:51
6582文字
会話率:54%
とある伯爵家の娘、エルは魔物に好かれる体質だった。
魔物は人間に害をなし、様々な悪い影響を与える。
自身の体質が悪魔の呪いだと知ったエルは家族を守るため一人暮らしを決意した。
『君は私の花嫁だ。誕生日に君を迎えに行くよ』
夢で囁かれる悪魔の
声。
次の誕生日に私は死んでしまうのだろうか。
不安に思うエルの前に現れたのは四人の祓魔師(エクソシスト)見習いだった。
「僕達四人に君を守る騎士としてここにいさせてほしい」
そう懇願され、エルは……
☆
『妹が鬱ルートしかない乙女ゲームの悲ロインに転生してしまったようなのでお兄ちゃんがフラグをへし折ります!』が優先で更新は不定期、乙女ゲーム方式で各キャラルート書く予定です
逆ハーにはなりません
乙女ゲーム風ですが転生、転移ではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-14 21:17:10
38972文字
会話率:49%
不思議な存在に好かれてしまう体質のエクソシスト、ヨミカ。そんな彼女には不死身で最強で吸血鬼のストーカーがつきまとっていた。
殴っても蹴っても、太陽も、十字架も、にんにくさえも……ものともしない白髪の吸血鬼は夜な夜なヨミカの血を求め、襲いかか
る。
なーんてことはなく、ヨミカを溺愛し、愛の言葉をささやき続けていた。そんな彼のある種の一途な思いは、いつかヨミカに届くんだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 20:00:00
124515文字
会話率:60%
数年ぶりに、ノエルの大嫌いなあの男が帰って来た!
祓魔師となったユーベルは神学校を卒業したあとの僅かな休暇を得て帰省して来たのだが、相変わらずノエルを揶揄ってちょっかいをかける嫌な奴だった。
早く就職先に行ってしまえ、とイライラしていた
が、突然舞い込んだ仕事に「同行しろ」と言われる。
あんたの手伝いなんていやよ! いやだってば!
不良神父とシスター見習いコンビの退魔冒険ファンタジー、ここに開幕です。
※1話1万字以上の長文ですのでお時間あるときにどうぞ。
※大変気分の悪くなる描写が一部含まれます。ご注意ください。
※2022/06/14現在、序章のみの公開となってます。本編はそのうち公開します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 17:00:00
116223文字
会話率:35%