二十世紀末、イギリスと過激派組織IRAの主権抗争に一旦の終止符が打たれた小国――アイルランド。国民は仮初めの勝利に沸いたが、その地下で燻り続ける幼い火種の存在を知る者はいなかった。姿の見えない脅威『グレイ・ヘイズ』の捜索に、英国政府の特命
を受けた陸軍精鋭リチャード・クラプトンは相棒と裏世界に乗り込むが、一向に敵の足取りは掴めない。唯一の糸口は三年前に遭遇した少年と主張するも、論拠なき暴論は上層部に受け入れられず……。『奴隷邂逅』のひねくれた主人公の出自を追う、バイオレンス&お下品冒険アクション。
拙作『奴隷邂逅』の番外編故、そちらを先にお読み戴けますとスムーズにお楽しみ戴けます。
https://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/1204341/(改訂版)
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-20 20:00:00
1000文字
会話率:0%
汚くて美しく、残酷で優しく、そして悲しい物語です。
小説の中の天使を見つけてください。
最終更新:2017-11-26 21:53:24
9430文字
会話率:32%
アイルランドから魔導士になるため日本にやってきた少女リーヴェ。彼女は、大学生活で魔法を学ぶため様々な苦難に立ち向かう。ルームメイトや友達と一緒に楽しく暮らす、ちょっと不思議が混ざった日常ストーリー。
最終更新:2017-10-22 20:20:31
16313文字
会話率:46%
二〇三六年の地球。この時代、ある現象によって世界は神代に回帰していた。
後に〝マティリアライズ・ミィス〟と呼ばれる現象によって、具現化される神秘の存在。その中には悪しき者も当然いた。
そんな悪しき神秘の存在と戦う正義の想いを持つ者たち
〝スーペリアーズ〟。
彼らは様々な能力を持った者たちが集まった、所謂ヒーロー・チーム。
その中の一人、兼定鮮夜はアイルランド・キングダムで起こっているインシデント〝神隠し〟と〝食い散らかし〟の解決に乗り出す。
これは神秘が日常に回帰した世界で、悪しき神秘の存在と戦う、少し捻くれた主人公――鮮夜の物語。
※あらすじを短く変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-29 22:00:16
414412文字
会話率:39%
魔法と科学が融合した魔工科学により、世界が繁栄の絶頂に至っていた神暦1902年、北海に浮かぶ島国、グレートブリテン及びグレートアイルランド連合王国海軍は海を隔てた隣国、ライヒ第三帝国に奇襲を受ける。
世界大戦になることを恐れた世界各国はこ
れを黙認。しかし、世界の超列強が相次いで参戦し、世界は、大戦の混乱にのまれていく...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-16 11:16:47
1727文字
会話率:62%
どこまでも交わらないまま、あなたはその目で嘘をつく。
――それは口説き魔妖精と、彼が見えてしまう私の、短くて長い夜明けまでの話。
【世界、満たされた時にキスを】企画作品。
最終更新:2016-09-05 22:25:28
9948文字
会話率:39%
オンゴーイング・タイトル『CU CHULAINN』の纏め。古いアイルランドの伝承に登場する大英雄キュー・クレイン(クー・フーリン)。敵に追い詰められながらも立派に散っていった彼はギリシャの軍神にして慄然たる〈混沌の帝達〉にも名を連ねるエア
リーズによって蘇らされて不老不死となり、以降彼は仲良く蘇らされた戦友ロイグと共に地球各地だけでなく宇宙をも旅してきた。
師匠から教わった冴え渡る剣術と槍術、そして超人的な跳躍術と恐るべき腹の槍こと〈致死の槍〉の技を携えて、今日も永遠を生きる騎士キュー・クレインは様々な地を訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-08 21:01:54
70362文字
会話率:23%
壊歴の大陸──グレートブリテン及び北アイルランド連合諸国は暗黒時代の真っ只中に在った。人は死に、大地は腐り、天は荒れ、まさしく人々は形のない害意に翻弄され絶望の最中へと生きている。だかそこで挫けるブリテンではない、挫かれようとも立ち上がり
、悪意でさえも飲み込みその焼ける肺腑で息を繋ぎ……いっそおぞましい執念が、今のブリテンを支えていた。
そんな大陸の末端に位置する閉鎖国家オーグニーは、ぶっちゃけてそれどころですらなかった。
誰にも言えるはずがない。
宇宙から【有人機動兵器】が降ってきていたなんて誰が信じるんだ!!
■導師アーサーの憂鬱のスピンオフ外伝作品(予定)
■夜中のテンション折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-28 00:23:10
3457文字
会話率:19%
物語作家七夕ハル。
略歴:地獄一丁目小学校卒業。爆裂男塾中学校卒業。シーザー高校卒業。アルハンブラ大学卒業。
受賞歴:第1億2千万回虻ちゃん文学賞準入選。第1回バルタザール物語賞大賞。
初代新世界文章協会会長。
世界を哲学する
。私の世界はどれほど傷つこうとも、大樹となるだろう。ユグドラシルに似ている。黄昏に全て燃え尽くされようとも、私は進み続ける。かつての物語作家のように。私の考えは、やがて闇に至る。それでも、光は天から降ってくるだろう。
twitter:tanabataharu4
ホームページ「物語作家七夕ハル 救いの物語」
URL:http://tanabataharu.net/wp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-01 18:12:27
1224文字
会話率:0%
およそ2000年前に建国された魔法と錬金術の国、グランヴェルグで禁忌とされている伝説のウロボロスとカドゥケウスの製作実験が行われているらしい……
捜索に乗り出した次期国王のカルロスとハーフエルフのエドワルドは錬金術師が実験を行っている塔
で一人の少女、空と出会う――――
少女の正体とは? 錬金術の概念とは? カルロスとエドワルドは謎の少女、空を通して、この世界の存在の意味を知ることになる……
アイルランドやイギリスに残るケルト文化の雰囲気を採り入れつつ、錬金術について独自の解釈で物語を展開しています。多少、神話要素や宗教要素、ファンタジー文学の要素も入り雑じりるので少しマニアックかもしれません。
途中、難しい表現が所々入りますが、わかる人には分かる――――そんな物語になっていると思います^^
楽しんで頂けましたら幸いです♪†‡ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-08 19:56:50
100834文字
会話率:24%
水族館には奇妙な生き物がいた。どの水槽にも必ずいる。その生き物はアザラシの気持ちを私に伝えてきた。
最終更新:2015-08-06 00:40:33
3079文字
会話率:36%
フランス王国末期、国王の諜報員として暗躍したエオンの騎士ーーシュヴァリエ・デオンは、グレートブリテン及びアイルランド連合王国の王都ロンドンで静かに息を引き取った。しかし、彼の魂は、天国へ逝くことも、地獄へ逝くこともなかった。彼の魂は時
空を超え、異世界へと降り立った。この異世界で彼が出会ったのは、同じく魂が時空を超えて異世界へと降り立った者達だった。この異世界で彼は、どのような人々と出会い、どのような運命に翻弄されるのか。どことなく元世界と似通った異世界で、シュヴァリエ・デオンの物語の本編が幕を開ける。
※現在、手直し中。ご迷惑をおかけします。
※受験真っ只中のため、更新が遅くなることを予めご了承くださいますよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-11 17:26:06
41550文字
会話率:45%
歴史の闇に埋もれた真の英雄ウィリアム・ランポート=エル・ゾロの少年期から死ぬまでの生涯をある程度史実に基づいて小説にしています。
「怪傑ゾロ」は殆んどが創作ですが、より写実感を強めた冒険歴史小説だと自負していますのでどうぞお読みください
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-26 09:01:47
45830文字
会話率:31%
アイルランドの豊かな自然に育まれた夢想の力。歴史のなかで人々が産み出してきた古代の神々と妖精たち。興亡を繰り返し、一度は薄明かりに追いやられた彼らの存在が、時を経て現代人の手によって今再び甦る。ノーベル文学者W・B・イェーツの『ゲールの薄明
かり』をインスパイアした妖精憚です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-17 19:37:52
3314文字
会話率:29%
父は日系二世、祖母はアイルランド系のアメリカ人である倉泉悠里は生まれも育ちも神戸の高校三年生。そこで生まれたわけでも住んだわけでもないのに彼女には二つの国籍と日本人とは違うDNAを持っている。そしてもう一つの国籍も、自分の四分の一はアメリ
カ人であることも両親の離婚により深く考える機会などこの年になるまでなかった――。
「自分」という存在は何なのか?
17歳という人生の岐路に立ち、引っ込み思案でおっちょこちょいの悠里は離れて暮らす家族を尋ね、家族や友達とふれあいながら自分という変わった境遇をもつ存在を見つめ、自分なりに考えてたくましく成長してゆく、愛あり、涙あり、笑いありの、ほのぼのとした人間ドラマです。
* * *
本作は拙作『帰郷』の続編となります。長編です。少しづつ更新して行きますのでお付き合いいただければたいへん光栄です。 同作品で登場した小学六年生の悠里が高校生になってからの物語です。彼女のきょうだいを始め、『帰郷』の登場人物も登場します。お時間よろしかったらそちらの方も是非どうぞ!
ご覧いただきありがとうございます。おこがましいですがご感想などいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-05 12:11:29
151980文字
会話率:49%
「愛しき故郷の鐘を鳴らすため」森の中を行軍している最中、一発の銃声が響き渡った。
それはどうやら僕の胸にあたったようだった。
でも、その瞬間。
僕は笑っていた。
若くて愚かな少年と、緑の髪の少女の物語。
※作中に使用している詩は、ア
イルランドの民謡「Down By The Salley Gardens」から引用させて頂いたものです。
世界中で様々な方が演奏されているので、よろしければその曲のお供にこの物語を読んで頂ければ幸いです。
また、この詩に関して、原型が作者不明の口碑であること、それと復元されたウィリアム・バトラー・イェイツ氏が亡くなられてから50年以上経過しているため、PDと認識して引用させて頂いております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-09 06:00:00
22112文字
会話率:15%
異世界でも、MMORPGの世界でもなく、実際の世界に魔法使いが実在している。
その魔法使いたちは、歴史の裏側に立ちながら、世界史に影響を与えていた。
例えば、アイルランド共和軍――IRA――の首長であるショーン・アイルランドはアイルラ
ンド屈指の名門魔術師にして、オマー爆弾事件の主犯でもあった。
現代に潜む魔法使いを捕まえるべく、本来、存在しないはずの日本語魔法使いである嵯峨嶋彰介は、同じく日本人魔法使いの政陸祐子及び、二人の教官であるジェイ二―・スコットと三人で、ショーン・アイルランドが潜伏している、日本の東京へと来訪した。
なぜ、存在しないはずの日本語魔法使いが誕生したのか。なぜ、ショーン・アイルランドは長きに渡って国際指名手配から逃れ得たのか。
全ての謎を巻き込んで、嵯峨嶋たちはショーン・アイルランドを追い詰めて幾が……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-06 19:29:57
22559文字
会話率:49%
カモメが高く飛んでいた。
嵐の前触れだった。
ケルト、アイルランドの神話をベースにした海の男たちの物語です。
最終更新:2012-02-20 12:00:00
3621文字
会話率:45%
22時、アイルランド、ダブリン、テンプル・バー。
仕事で滞在中の日本人の「私」は、繁華街のパブで、アイルランド系アメリカ人と出会う。
最終更新:2012-02-12 22:42:39
2489文字
会話率:29%
ヨーロッパ全域を襲った大地震を境に、世界の空は分厚い雲に覆われ続けていた。 ある日、西の果ての島から流れ着いた一人の少女が言う。「ヒベルニアにだけは太陽が照っている」と。 異常気象の秘密を探るためにヒベルニアを目指したのは、家族を失った異能
の少年、ヒベルニアの秘密を知るエディンバラ名誉司教、好奇心に負け続ける民話学者、冒険小説好きの書籍商。 18世紀のアイルランドとスコットランドを舞台に、彼らの旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-30 22:53:49
263312文字
会話率:53%