過去に各地を巡り、ソードマスターとして名声を上げた受付嬢がギルドにやってくる冒険者達の相談に乗りながら問題の解決へと導いたり、自身の力で解決したりする物語。
最終更新:2024-11-07 11:00:00
105059文字
会話率:66%
人を食べる魔族の王、魔王に、人類の期待を背負い挑んだ勇者、アレン・ブラッドレイとその仲間。
熾烈な戦いの末、勇者達は惜しくも敗れてしまう。
勇者達はちりじりになりながらもなんとか逃げのびたが、魔王からの呪いを受け動物の姿に変えられてしまった
。
敗北と呪いによる体の変化、受け入れ難い事実に打ちひしがれていた時、魔族に囚われていた一人の少女と出会う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 02:01:25
13125文字
会話率:52%
人族と魔族の間に産まれた子。
忌み子として産まれた彼は人間の村からは混ざりモノとして疎まれ続けていた。
早くに両親を亡くした彼は早々に村を出ることになる。
彼は求めていた。生きる意味を。生きる理由を。—――死に場所を。
そんなときに出会っ
た存在が自分と同じような境遇だった。
彼らは同志が出来たことにより決意する。
強くなろうと。共に。
大切なものをなくさずにすむように。
そんな折、旅先の町で亡くなった両親に関して不穏な話を聞くことになる。
知らなかった事実、まだまだ知らない世界。
自分が混ざりモノであることの答えを、探しに行く物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 19:21:01
1525文字
会話率:20%
戦国時代を愛する大学生だった主人公は、突然の心臓発作で命を落とし、気づけば異世界のオーガに転生していた。しかも、その場は戦闘の直前。彼はオーガのリーダーとなっており、ゴブリンとの戦いに挑む運命にあった。
主人公の持つスキルは、自分を含む味
方のステータスを向上させることと、特定のミッションをクリアすることで、さらに味方の能力を強化するという強力なもの。しかし、異世界での戦闘は現代人にとって未知のものだ。
しかし彼には、戦国時代の知識があった。武将たちの戦略を学び、戦場の戦術を知り尽くしている主人公は、その知識とスキルを駆使し、オーガの軍勢を率いてゴブリンとの激しい戦いに挑む。戦場での彼の指揮は、次第にオーガたちに希望を与え、戦いを有利に進めていく。
戦国時代の戦い方と異世界のスキルを融合させ、戦乱の世界で人間と魔族が共存できる理想の国を目指す主人公の戦いが今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 07:52:03
72331文字
会話率:27%
今世間を騒がしている大人気フルダイブVR MMO、その名もFantasy World Online 略してFWO。様々な種族、職業、スキルによってとてつもない数の組み合わせが存在し、オンリーワンになれる異世界系VR MMOだ。そしてそのリリ
ース当日、主人公吉田シズ、もといレイヴンがその世界に降り立った。後に沼と言われるランダム選択で得た種族は人族からは魔族として嫌悪され、同族のエルフから穢らわしいとされる今は亡き幻のダークエルフ。職業は…軽業師?紙装甲高機動のロマン職業、軽業師は敵を求めて今日も跳ぶ!
(設定などはまあまあ適当です。あしからず)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 18:00:00
91316文字
会話率:35%
この世界には、約150年前から、魔物、魔人、
総称【魔族】が現れ、人間を容赦なく蹂躙している。
力弱き人間と、力強き魔族との争いが世界中で頻繁に起きている。
だが、人間よりも魔族の力の方が圧倒的で強大だ、そのせいで150年前に比べ、
人間の数は半分以上、激減してしまっている。
しかし、人間も決して怯むことはなく、魔導士や騎士、あらゆる戦いの才能がある者が己の力を持って魔族に立ち向かって魔族との戦いに明け暮れている。
この物語は主人公アティアが、過酷な運命や魔族に立ち向かっていく、そして何故突如150年前に、魔族が現れたのか?数々の苦難を愉快な仲間と共に乗り越えて、この世界の謎に迫ってゆく。
なーんていう……若干ギャグ多めの、笑いあり、涙ありの、不思議な『魔導力』の物語が、
リクレシア王国内のはずれの小さな村から始まってゆく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 17:30:00
95821文字
会話率:49%
世界は幾度(いくど)も救われてきた。
魔王とそれに立ち向かう数々の英雄たち。
その戦いは、いつだって人間にとってのハッピーエンドで締(し)めくくられる。
お決まりの結果。
輪転(りんてん)の運命。
それは立場を変えれば、耐え難い不条理の
歴史だった。
平等であるはずの世界は、今までずっと魔族たちの命懸けの努力を無視し続けてきたのだ。
どんなに積み上げても、ご都合よく出てくる唐突な暴力。
これではダメだ。
若き魔王が立ち上がった。
この理不尽な世界の法則を破壊しなければならない。
魔王は、起死回生となる力をこの世界ではない、異世界に求めた。
古から存在する魔術儀式が敢行(かんこう)される。
世界でもっとも冷酷で、もっとも殺意に満ちた存在を招き入れるために。
そこで召喚されたのは‥‥。
・・・
魔王より残虐。
魔王よりチート。
少年魔王を翻弄する、転生したメンヘラ女の爆虐劇。
『もういいよ、お前が魔王で!?』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 10:00:00
36546文字
会話率:27%
日本で魔法少女ブームを起こした星河煒月はある日交通事故で死んでしまう。
しかし魔法少女への愛が異常に強い煒月は死後、魔法少女ルナとして人間と魔族が争う異世界へ転生する。
魔法少女として魔族と闘い、人類を救おうと思ったルナだが、魔
法を使えることから人類から魔族と勘違いされてしまう………。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 00:00:00
405363文字
会話率:47%
邪神が世界中に混沌をもたらしている世界。
リヒトは魔力の総量が極端に少ないうえにスキル・魔法が一切使えないことから学園で落ちこぼれ扱いされていた。
しかし、幼馴染と家族が殺されたことがきっかけとなり、リヒトは二十年もの想像を絶する努
力によって人類最強となる。
その過程で混沌の元凶が邪神であることを知ったリヒトはついに神殺しを成し遂げた。
こうして世界を救ったかと思われたが、リヒトが殺したのは邪神ではなく邪神の配下の神でしかなかったことが判明する。
邪神は圧倒的な実力差でリヒトの仲間たちを一掃。
リヒトのことも殺しにかかるが、リヒトはとっさに【守護神】を発動して落ちこぼれだった学園時代に回帰することに成功した。
「今度こそ幸せな未来をつかみ取る」
リヒトは自身を不当に虐げようとしてくる人たちを一週目で得た知識と技術で返り討ちにし、圧倒的な速度で成長していく。
やがてリヒトの実力を認める人たちが現れ、リヒトは再び英雄への道を歩み始める。
家族や幼馴染の死。
人族と魔族の無意味な戦争。
邪神のせいで世界中にばらまかれ続ける厄災。
一週目では力不足で失ってしまったものを守りながら、今度こそすべての元凶である邪神を討ち倒す──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 19:30:37
151206文字
会話率:32%
王都から離れた町集落で起きた殺人事件で、主人公のライン・マーガレットは母と父を失い、復讐を誓う。ラインは異能者の証である『腕章《エンブレム》』を持っていた。忌み嫌われる『魔族』、さらには奴隷を表す『スレイブ』のエンブレム。15歳、異能を学ぶ
ブレイブ学園に通うラインは、学園内でもイジメを受けていた。しかし、ラインは、同じくイジメられている『神族』のエンブレムをもつサーヤ・クリスと出会う。これは、ラインが女のために、『王《キング》』になるためのお話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 07:01:30
7089文字
会話率:31%
龍スルンツェ。それは最強の生物であり、人族の守護者である。
吸血鬼ローアル。それは最強の魔女王であり、魔族の統率者である。
互いは互いを信じる種族のため、何年にも及ぶ戦いを繰り広げた。
人族は精霊の力を借りて精霊術を、魔族は世界樹の力を借り
て魔法を使って戦った。
やがてその戦いは世界へと広がっていき、おぞましい数の死者を出す世界戦争へと発展していった…。
しかしそれは今や大昔の出来事となっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 05:22:12
300942文字
会話率:22%
インデル王国王子のリュールの婚約者ジュリエルの母が毒殺されそうになる事件が発生した。一命は取り留めたが寝たきりの状態に……。給仕をしていたメイドのエバは、真っ先に疑われ牢に入れられてしまう。犯人ではないと訴えても誰も信じてくれないが、ただ一
人無実を信じてくれる人がいた。
事件調査を経てインデル国王子のリュールと親しくなったエバだったが、魔族の血を引く異民族コーザヌが攻めてきたことで、インデルとコーザヌの間で戦いが勃発する。和平の提案である夫人同士の競い合いに、王子との幸せを得るためにも弓や剣術、馬術が得意なエバは赴く決意をした。
前半はミステリー、後半から異民族との戦いが織り交ざったラブストーリーとなっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 09:10:00
97990文字
会話率:64%
あ~彼氏くらい欲しかったなぁ…と思いながら短い人生を終えた主人公。
特に特殊能力無しのまま、国を作れと神(オタク)に言われます。
美形好きで仕事嫌いが、最低限死なないよう適度に頑張ります。
※いつも閲覧、応援ありがとうござ
います。現在物語の改稿を行っております。ストーリーの大幅な流れは変わりませんが、説明の少ない場所や文体の肉付きを追記しております。大変お待たせしており、申し訳ありません。(現在1部分~第4部分改稿完了)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 07:00:00
152232文字
会話率:32%
リィラは魔族の国を統べる女魔王である。
彼女はある日、捕らえた勇者に求婚されてしまう。
勇者の名はシリウス。こちらがドン引くほど押しの強い男だ。
そんな彼を追い出せず、とりあえず国に置いてみることにした。
一緒に過ごすうちに警戒心は薄れ、
母のように優しい彼に好意を抱くものの、シリウスは一向に手を出してこない。
不満を覚えるリィラだが、突然彼の膝に乗せられて…。
新米女魔王が勇者によしよしされて溺愛されるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 20:23:50
10407文字
会話率:32%
魔族の娘キアラは、血の繋がらない兄のクロウに恋をしている。
一途にただ彼だけを追いかけて真っ直ぐに好意を示しても、そっけないクロウは相手にしてくれない。
原因はわかっている。義兄は魔族が嫌いで、キアラは特殊な瞳を持っているから。
だけど今年
はクロウと二人で遠出をすることになった。
少しでも距離が近づけばいいなと淡い期待で出発したのに、キアラを拒否しては気まぐれで優しさを見せるクロウに不満は募り…。
「妹なんかじゃないよ。私だけを見て!」
盲目的に恋する乙女とクールな拗らせ剣士がハッピーエンドを迎えるまでのお話。
中盤シリアス、後半溺愛となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 20:38:01
87553文字
会話率:29%
美しい銀の髪に、紅玉の瞳をしたシルヴィスは、ふと立ち寄った町で、前髪で顔を隠した身なりに無頓着なおかしな少女アシュリーと出会う。
ほんの気まぐれで親切心を出した彼だったが、アシュリーは天使様だと感激して、やたらと懐いて離れない。
消極的かと思えば図々しく、素直で無邪気なアシュリーを、強く拒絶することが出来ないシルヴィス。
なんとなく共に過ごすことになってしまったが、あまり人と関わらずに生きてきたシルヴィスにとって彼女との日々は新鮮で、それなりに楽しいものとなる。
「シルヴィスさんは、私の天使様です!」
偉そうヒーロー×ポジティブコミュ障ヒロインの平和なラブコメです。
☆ムーンで完結の「魔族で魔眼な妹は勇者な兄とお付き合いしたい!」の番外編になりますが、こちら単体でも読んで頂けると思います(*´꒳`*)
毎日18時頃の更新になります。
全13話予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-16 19:34:43
63718文字
会話率:54%
「俺が……死んでる……?」
俺の名はイオン。貴族なのに『天与』――才能がないせいで虐げられてきた。ある日魔族に襲われた幼馴染のリズを助けようとしたんだけど、返り討ちにされたっぽい。目の前には俺の死体。
いや、え? もしかして俺、幽霊にな
ってる!? なんで!?
『だからね、イオンの“天与”は“幽霊化”だった、っていうことなんだよ』
と知った口を利くのは俺の愛剣ファム・ファタール。いや死んでからじゃもう遅いってお前今喋った!? いや、もう訳分かんねぇよ……。
時を同じくして動き出す魔王軍。それに対抗するかの如く、五人の少年少女が魔王を倒す『天命の戦士』として神に選ばれる。その中には――なんとリズの姿が。
いや、待てよ。俺は幽霊。誰にも見えない。そんでファムを使って物を斬ることができる。これ、魔王倒せるじゃん! よし魔王、覚悟――あれ? 斬れない?
「どういうことだよ! もっと気合い入れろよファム! 固くなれ! 限界を超えろ!」
『人のせいにしないの! イオンがへっぽこだからでしょー!? そっちこそもっと腰入れてよ!』
魔王、強すぎて斬れませんでした。マジふざけんな。
でも、決めた。リズを守るため、『天命の戦士』御一行を陰で支えてやるよ!
俺は幽霊だけど、大切な人を守る騎士になる。
そう――『幽霊騎士』なんて、カッコよくね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 00:01:09
554256文字
会話率:35%
人類と魔族の戦争「退魔戦争」にて多大な功績を残したエルフの魔法使い、ユースティア。彼女は五年前に起きた大規模な魔法の“消滅”により職と生きがいを失い、現在は辺境の海辺でスローライフを満喫していた。
過去のトラウマと魔法への未練から逃れるよ
うに、無為に時間を過ごす日々。ニートライフも意外と捨てたもんじゃない、と思い始めていたユースティアのもとを訪れたのは、かつての愛弟子である魔法使いの少年ネーヴェだった。
「ユスティア様、もう一度戦いましょう! 俺たちの魔法を取り戻すために!」
ユースティアを崇拝するヤンデレ少女に、かつての後輩の妹やオネエの副騎士団長。そして彼女の命を狙う魔族の影……。ユースティアのスローライフが、少しずつ崩れていく。
「私のスローライフ、どこ……?」
魔法のないスローライフを守り続けるか、魔法の復活を求めて魔族たちと戦うか。
かつての大魔法使いの心は揺れに揺れ、王国の歴史が再び動き出す……!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 19:50:00
102411文字
会話率:39%
付与魔法しか使えない魔導師、アルクは自分のパーティに嫌気が差していた。お荷物だからといって雑用を任され、幼馴染みの心は奪われ、挙句の果てにはリーダーであるフェルディナンドがアルク以外のメンバーとハーレムを構築している。正真正銘のクソパーティ
。
だが、彼は挫けない。
「おかえり、兄さん!」
「ただいま、セリカ」
ともに暮らす妹セリカだけが、シスコンである彼の心の支えだった。
しかし、そんな日常に突然、大きな亀裂が入る。
『ねぇお兄さん、あたしのものになってよ』
突如現れた〈|洗脳師《ヒュプノシスト》〉の少女、度重なる拷問、“洗脳”。
妖しげな少女の手による凄絶な洗脳を受け、自分を見失ったアルクは――
「おはようお兄ちゃん、あたしが“セリカ”だよ!」
「え? ああ……そうだな」
本当の家族を忘れ、少女の“兄”となった。
少女のいいなりになり魔族として暮らし始めた彼だったが、やがて本当の自分の記憶との間で葛藤が生まれる。
「本当の俺は……本当の妹は、どっちなんだ?」
魔の手によって兄妹が分たれる時、彼らの本当の絆が試される――。
これは、妹セリカを愛してやまない兄アルクと、アルクを独占したい洗脳少女の戦い。
異世界シスコン“洗脳”ファンタジー、開幕。
*プロットの都合上、全10話を予定しています。作者の気分で話数は前後する可能性もありますが、ご了承ください。完結は保証します。
*毎週水曜日更新。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 20:45:16
65539文字
会話率:35%
魔王に最高に可愛い娘が産まれた。
しかし、難産の末に妻が危篤に陥る。
魔王の祈りが届いたのか、奇跡が起きて妻は助かるが、どうやら治したのは産まれた直後の娘らしい。
娘からほとばしる黄金の光。
異常なまでの治癒能力。
愛娘を抱きしめるたびに瀕
死に陥る魔王。
もしかして、魔王の娘が、数百年に一度生まれるという魔王退治の切り札なのか?
それだけでも悩みのタネだったのに、なんと魔王の息子は……。
そんなこんなで十数年が経ち、人間の侵略に耐えかねた娘は、正体を隠して旅に出ます。
ヘタレな魔王を守るため、大切な家族である魔族を守るために。
いつか人間との完全和解を夢見て。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 18:48:41
673301文字
会話率:42%
世界の誰もが与り知らぬ所で降って湧いた厄災が徒党を組んで人類に牙を剥いた。
魔物。魔族。獰猛で残忍なそれらは瞬く間に人類の生存圏を侵食し、世界は存亡の機に瀕することとなった。
脆弱な人類に残されたのは滅びの運命だけ。そんな人類を憐れ
んだ女神は救世主を遣わした。
勇者。魔を祓う絶大な力を持ち、幾度でも蘇る不屈の魂を持つ英傑。
彼らの目覚ましい活躍により魔は討たれ、人類は再び安寧と平和を取り戻した。
しかし、魔は完全に滅びることはない。救世の勇者の子孫は今なお人類の平和のためにその力を振るって下さっている。
勇者に感謝を! 女神様に感謝を! 子供なら誰もが聞かされる寝物語だ。
「つまり力があるし何度でも死ねるから魔物と戦ってこいってことだろ? 冗談じゃねぇ。クソみてぇなプロパガンダに付き合ってられっかよ」
あらゆる補助魔法を操る勇者の一人であるガルドは名声も賞賛も欲さない。民草の平和のための礎になるなど真っ平御免だった。
自由。厄介事を勇者に押し付けて民草が享受しているそれを、なぜ勇者である自分が得られないのか。そんな理不尽あってたまるか。
ガルドは頭に響く救援要請を知ったことかと棚に上げ、今日もスリと悪巧みに熱を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 00:00:00
824521文字
会話率:40%
"崩壊の砂時計"──それが出現したことにより、世界は一変した。遥かなる天空より来たる"天使"、地の底より来たる"魔族"、そして嘗て人間だった者たちの成れの果て……"堕罪者
"。
終末までの残り時間が可視化された世界を、相棒の黒狼マルコシアスと共に旅する黒衣の少女──その名はセラフィナ。
彼女の歩む旅路の果てに、待ち受けているものとは──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 23:37:14
217498文字
会話率:47%
ユフィ・アビシャスは辺鄙な村に暮らす、少しだけコミュ障で友達ゼロな女の子。
ユフィはとある出来事がきっかけで、回復魔法の使い手である『聖女』に憧れるようになる。
早速、山に引きこもって毎日のように回復魔法の練習に勤しむユフィだったが……。
「なんで私、攻撃魔法しか使えないの!?」
国ごと吹き飛ばせるクラスの攻撃魔法を修得するも、肝心の回復魔法はちょっとした切り傷を1時間かけてやっと治癒するという弱弱っぷり。
独学では限界があると、15歳になったユフィはイマジナリーフレンドの『シンユー』と共に、王都にある魔法学園への入学を決意する。
──ユフィは知らなかった。
この世界で攻撃魔法を使えるのは『男のみ』であることを。
女の身でありながらなぜか最強の攻撃魔法を使えるユフィが魔法学園へ入学した事で、人類と魔族が拮抗する世界のバランスが崩れ始める──という壮大なお話ではなく、ちょっぴり口下手で思い込み激しめな女の子が、『聖女様になって人気者になりたい……!!』という俗な動機で頑張るものの、色々空回りしているうちに伝説級のモンスターを消しとばしたり、学園に通う国の有力者の令息令嬢(美男美女)たちから無自覚に注目を集めたりするお話です。
恋愛はゆったりと進行します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 21:10:00
247226文字
会話率:38%