リビティウム皇国のオーランシュ辺境伯にはシルティアーナ姫という、それはそれは……醜く性格の悪いお姫様がいました。
『リビティウム皇国のブタクサ姫』と嘲笑される彼女は、ある日、正妻のお妃様に疎まれ魔物が棲む闇の森で殺されてしまいます。
通りが
かった魔女に助けられた彼女ですが、蘇生の際に前世の地球で男子高校生だった記憶を取り戻し、そのまま魔女の弟子として森で暮らすことになりました。
「なんか貴族とかドロドロしていて面倒臭そうだし、このまま庶民として暮らすわ」とあっさりドロップアウトを決意。ついでに一念発起して魔女修行の合間にダイエットも敢行。そのままひっそり暮らすはずが、いろいろやり過ぎた結果「あれ? 密かに雑草として暮らす人生計画はどこ?」という自業自得な状況へと陥るのでした。
基本ほのぼのファンタジーです。登場人物はおとぎ話でお馴染みの王子だの魔女だの悪いお妃様だのですが、主人公がたくまし過ぎて一筋縄で行きません。
※舞台は前作(吸血姫)と同じ大陸で、時代が100年以上下がっています。【書籍化】新紀元社様から1~12巻発売中。【コミック】潮里潤先生の漫画版が、2020年7月15日発売です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 11:46:17
1814071文字
会話率:43%
『七都巳、事務所序でに実質人間辞めるってよ。
……って、どういうこと!?』
Q.どういうこと?
A.こういうこと→ 七都巳大竜(ナナツミダイリュウ)は「人造ドラゴン系Vtuber、ハイド・ロジラム」として活躍、個人活動勢乍ら業界でそ
れなりに名を馳せていた。
だがある時、うっかりライブ配信を切り忘れてしまった彼は
図らずも古巣の大手事務所「アンリミット・インク」の暗部を暴露してしまい、
なんやかんやで異世界エニカヴァーに転移してしまう。
転移先エニカヴァーの神々から
「地球に戻るのは手間がかかるし、
財産とかチート能力もあげるからこのまま異世界で暮らしてはどうか」
と平和なスローライフを提案された大竜だったが、
残して来た家族やリスナー、そして嘗て救おうとしていた仲間たちの為、
彼はあくまでも地球への帰還を望んだ。
交渉の末に通常の転移者より二回りほど強大な力を授かった彼は、
時を同じくして地球から召喚されていた勇者の江夏才蔵(エナツサイゾウ)率いる七人組のパーティに入団、
魔王討伐と並行して地球への帰還を画策する。
かくして勇者一団の為に惜しまず献身を続けた大竜だったが、
ある日唐突に才蔵から理不尽に追放を宣告されてしまい……?
その後色々あって追い詰められてしまった大竜!
もうこれ地球に戻るとか云々以前に明らかに死にそうなんだけど大丈夫か!?
『ヴァーミンズ・クロニクル』や『真パニクリスマス・クライシス』、『デッドリヴェンジ!』でお馴染み、
個人創作チーム『害獣会』創設者の"バーチャル害獣"こと蠱毒成長中が送る
異世界モンスターアクション巨編、カクヨム限定の枷を破ってなろうに登場!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 10:20:46
363708文字
会話率:37%
小説書けなくなってる……
どう書けなくなってるかというと、一つの出来事を広げられず、速攻で終わらしてしまうという感じです。
会話文も全然書けなくなってる…。
このままでは宇宙軍隊が面白みもなく文字数少なめで終わってしまう……
もういいやそれ
で。
書いてみようかな。うん。
よくない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 01:31:06
511269文字
会話率:59%
第二次世界大戦後の西暦1950年に突如、全世界に発生した正体不明変異空間構造体;通称”ダンジョン”
既存の物理法則では説明できない数々の異常事態を引き起こす災害としての側面と、
莫大な財宝・常人を超えた能力を手に入れることのできるフロンテ
ィアとしての側面を持つダンジョンの存在は世界に絶大な影響を与えていた。
ダンジョン発生から70年過ぎた西暦2020年。
ダンジョン探索・踏破を生業とする新職業「冒険者」が認知される平行世界の日本で、ある高校生は賭けに出た。
顔面偏差値落第点・頭脳偏差値平均点の高校生:小野麗尾 守は冒険者=リア充の法則を信じた結果、青春を爆死しつつある。
子どもの頃からの貯蓄・バイト代の全てを注ぎ込み、家族から借金してまでなった冒険者のステータスは、
彼の数多い欠点を埋め合わせてくれる程の物ではなかったのだ。
このままでは終われない。
16年の人生を注ぎ込んだ賭けで勝てなかった。だが、それがどうした。勝つまで残りの人生も全て張り続けてやる……!
冒険者稼業。幾ばくかの圧倒的な成功例と膨大な敗北者を生み出す命懸けのギャンブルに彼は挑み続ける。
これは、誰かが記録した彼の冒険者の旅路の物語である。
運命の無い世界では、神ですら己の望みの為にサイコロを振り続ける。いつか、望む目が出ることを信じて。
彼のギャンブルは、彼と世界に何を齎すのだろうか?
なお、ここまで色々と書かれてはいるが一言で纏めると、チートとか最強とか俺TUEEEEとか要らない(大嘘)から俺に彼女をKUREEEEE! と言うだけの話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 00:00:00
439818文字
会話率:34%
都を追放された私は荒野を彷徨っていた。
日に日に太陽の出ている時間は短くなって行く。
このままでは世界は闇に覆われるだろう。
そして遂にその日は来た。
世界は終わった。
☆本作は「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2024-12-31 22:24:08
4079文字
会話率:26%
「『ざまぁの素』をわたくしに売ってくださいませ」
目の前の薬師は「はて?」とばかりに首をかしげた。
だけど私には、もうこの
薬師しかすがる相手がいないのだ。
「売ってくださいませ。『ざまぁの素』」
「だから、その『ざまぁの素』とはなん
だ?」
「幸せになるためのお薬ですわっ」
「そんな酔狂なもの、誰かに売ったことはないよ」
薬師はため息をつきながら、被っているフードの縁を引っ張って更に深く被り直した。
私の婚約者は、私の異母妹と仲良くやってる様子。このままでは、婚約破棄も時間の問題。
起死回生の一手として、私は『ざまぁの素』を手に入れたいんです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 21:13:40
8886文字
会話率:51%
フリーターである善人は、ある大雨の日に怪我をしたタヌキを見つける。
放置することもできずに家に連れて帰ると、なんとそのタヌキは日本語を話し始め、自分は異世界の勇者であり、無くした聖剣を探しに日本に来たと言い始める。
このままでは自分は処刑さ
れてしまうと泣きつくタヌキを無碍にできず、お人好しの善人は聖剣探しを手伝うことを了承してしまう。
こうして一人と一匹の奇妙な生活が始まるが、この聖剣探しがやがて友人や隣人を巻き込む大騒動へと発展していく。
※毎週月曜日更新予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 18:23:25
54936文字
会話率:54%
幼い頃に婚約し、定期的な交流は続けていたものの、互いにこの結婚の意味をよく理解していたため、つかず離れずの穏やかな関係を築いていた。
学園を卒業し、第一王子妃教育も終えたマリアが留学から戻った兄と一緒に参加した夜会で、令嬢たちに囲まれた。
家柄も美貌も優秀さも全て揃っているマリアに嫉妬したレイラに指示された女たちは、彼女に嫌味の礫を投げつける。
早めに帰ろうという兄が呼んでいると知らせを受けたマリアが発見されたのは、王族の居住区に近い階段の下だった。
頭から血を流し、意識を失っている状態のマリアはすぐさま医務室に運ばれるが、意識が戻ることは無かった。
その日から十日、やっと目を覚ましたマリアは精神年齢が大幅に退行し、言葉遣いも仕草も全て三歳児と同レベルになっていたのだ。
体は16歳で心は3歳となってしまったマリアのためにと、兄が婚約の辞退を申し出た。
しかし、初めから結婚に重きを置いていなかった皇太子が「面倒だからこのまま結婚する」と言いだし、予定通りマリアは婚姻式に臨むことになった。
他サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 18:00:00
204513文字
会話率:59%
20××年、突如世界中に原因不明の病が発生。その勢いは、まるで光の速さで拡がり、絶望に満ちた世界。
誰も助けてくれないこの極限状態で、1つの信念を胸に、たった一人で愛犬と共に生きると誓った、アラサー主婦の記録。
最終更新:2024-12-31 09:00:57
134192文字
会話率:30%
ずっと一緒にるのが当たり前の瑞希と和希。このまま仲良く一緒にいられると思っていたけど、そこにもう一人加わった事でちょっと関係が変わってしまう。
これは大好きで大事な和希の為に、ひっそり身を引いて友達とくっつけようとする瑞希を、なん
としても掴んで離さずデロデロに甘やかして依存させたい和希の攻防という感じの、大好き過ぎてちょっとおかしいヒーローがヒロインを囲い込む話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-08 17:45:03
7867文字
会話率:30%
ブラック企業の社畜だった俺は気が付けば異世界に転生していた。それも大好きだったゲームの悪役に……。このままでは将来主人公に殺されるという破滅の未来を迎えてしまうため、全力で強くなるための行動を開始する。ゲーム内知識を活かしながら、とにかく、
筋トレだ! そんな生活をしていると、だんだんと俺のことが大嫌いだった許嫁の様子も変わっていき……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 08:25:33
146351文字
会話率:27%
魔人と人間が手を取り合って暮らす地球。魔法が使えなければ何も守れはしない。猫之木啓吾(ねこのぎけいご)には魔法の力がなかった。このまま何も出来ず、社会のゴミになるだけの人生なんて嫌だった啓吾は、魔人に契約を結んでもらおうと学校へ潜入し――。
最終更新:2013-01-23 00:00:00
52776文字
会話率:33%
小さなころから「非モテ」生活をしてきたヲタクの俺が、非モテ脱出を目指して大学受験に挑み、ついに念願のひとり暮らしをスタート! だけど、おいおい、どうして実家で生活しているはずの妹・凛香が俺のアパートに入り浸ってんの? それだけでなく、妹の親
友の美少女・希砂まで・・・。女子が苦手な男子である「じょにだん」な俺は、モテ生活を目指して、女子の心理に詳しい安井仙人からアドバイスを受けるが、ひょんなことから希少なアニメポスターの謎に巻き込まれて・・・。やばい、このままだと大学のフランス語の単位が取れずに留年の危機が?? はたして俺は、モテ生活へのきっかけをつかめるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 18:02:11
114496文字
会話率:30%
魔王により破滅の危機に立つ人類。
そこで1人の勇者が世界を救う!
彼らの冒険譚は、涙無しでは語れない。
勇者達の伝説は語り継がれ、人々は幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし──
──だがそれは、人間達の物語である。
かつての魔王とは、領地を広げ、人間を減らし、魔族達が住みやすい世界を作ろうと奮闘していた偉大なる王だった。
魔族達は敬愛し、忠実なる彼の配下となることで恩を返していた。
けれども勇者の行いによって魔族は追いやられ、皆が憧れる王は討たれてしまった。
今や魔族は人間に怯え、仲間を失った悲嘆に暮れるしかなかった。
このままではいけない、今こそ反逆の時である。
今度立ち上がったのは勇者ではない。
魔族の少女である────!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 10:40:07
32506文字
会話率:42%
性格とは相反した体格と
顔付きを持つ男は、小さな村で虐げられていた。
鬼と相対するこの世界では、鬼は忌むべき存在。
似つかわしい男が生まれながらにして迫害されるのは、当然の事だろう。
迫害は日増し増加。
日々に耐えかねた男は人里離れた森で
一人暮らすことにした。
生活に馴染み、毎日を変わりなく過ごしていたが
ある日、奴隷の少女と出会う。
虚ろな瞳、やせ細った手足、奴隷の証である烙印。
しかし、その奴隷の少女はあまりにも美しく、気高かった。
姿から過去の自分と重ねてしまい、思わずその少女に手を差し伸べる。
「大丈夫です。私は、このままでも充分幸せですので。
悲しい顔をしないで、どうか笑ってください」
笑顔を押しつけるその姿に、男は思わず涙を流した。
その涙が、奴隷少女を不幸せにするという
決意に変わる瞬間、男は何を選び、何を望むのか。
【1話2500~4000文字程度です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 17:25:23
40149文字
会話率:18%
ありのままでいい。
このままで。
このままで。
ただ、貴女に褒められたくて。
最終更新:2024-12-29 06:11:21
910文字
会話率:5%
自分に素直に僕は対応します。
最終更新:2022-07-26 09:14:32
332文字
会話率:0%
今からおよそ五十年前、人類と魔族の存亡を懸けた大きな戦いが始まった。
後に神魔大戦と呼ばれる戦争である。
はじまりは魔族の侵攻によるものだった。突然変異体として生れ落ちた魔族が王を名乗り、本来群れを為す習性のない魔族を統率し始めたの
だ。魔族よりも身体能力が劣る人間に勝ち目はなく、人類は瞬く間にその数を減らしていった。
このままでは人類が滅亡してしまうと判断した神々は、救いの手を差し伸べる。
ある神は勇気ある者に加護や祝福を授け、ある神は聡明な者に魔法を与え、ある神は他の世界から力ある者を召喚できるシステムを構築した。
神々の介入の甲斐あってか、二十年にも及ぶ戦いの末、人類は勝利することができた。
種族の頂点に君臨していた魔王を失った魔族たちは、今まで通り散り散りに。魔王に代わって魔族を統一しようとする者も、ついぞ現れることはなかった。
そうして平和となった地上を見届けた後、神々は「あばよ!」と言って神界に帰っていったのだった――。
「って、『あばよ!』じゃねえんだよおおおお!!!」
舞台は神魔大戦が終結してから三十年後。
自称女神のメル=クロームは、そんな神々の尻拭いをさせられていた。
神々のおかげで魔族に勝ったまではよかったが、彼らは人類に助力した痕跡を地上に遺したまま神界へ帰ってしまったのだ。
具体的に言えば、魔法が記された書物だったり、神秘を纏った神造兵器だったり、地上に滞在するため仮宿として造った神殿だったり。それらを総合して『神遺物(レリック)』と呼び、三十年経った今でも調査を余儀なくされているのである。
その『神遺物』の一つに、『異世界人選別システム』なるものがある。
その名の通り、異世界から助っ人を召喚するシステムだ。しかし管理していた女神が解体せずに帰ってしまったため、戦力を必要としなくなった今でも、異世界人が頻繁に訪れてくるのである。
このまま放置していると、この世界は異世界人で溢れ返ってしまう。
そこで白羽の矢が立ったのが、女神の血を引くメルである。
彼女は純粋な女神に代わって、ひっきりなしにやって来る異世界人を追い返す仕事を担っていたのだが……。
これは不本意にも女神業に就くことになった自称女神メルの苦悩を描いた物語――。
※あらすじは本文から引用
※更新ペースはかなり遅めです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 19:44:29
46442文字
会話率:41%
※タイトル変更しました(旧:もう、あとには引けない。~断罪されて、娶られて。溺愛されたら復讐開始~)
戦争捕虜として敵国に送られた亡国の聖女マーニャ・レトラ。
断頭台で処刑される直前……半世紀以上前に処刑されたはずの『悪女』らが現れ、
死にゆくマーニャへと選択を迫る。
『死か復讐か。――――選べ。代償は、お前自身だ』
死にたくない一心で首を縦に振ったマーニャは断罪を免れたものの、謎の男へと下賜されることになったのだが……。
初夜に告げられたのは、「一年後の公開処刑」。
このまま何もせず、一年後を待つつもりはありません。
愚かな黒幕たちには表舞台から降りていただきましょう。
生き延びたいマーニャと、生きることを諦めた男。
――復讐は、悪女とともに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 12:30:00
75108文字
会話率:28%
ごく平凡な日常をおくる高校生「夜見 光」はユーザーネーム(ナイト)として毎晩ゲームに明け暮れている。ある日いつも通りクランメンバーとゲームをしていると初期装備で強敵に囲まれている魔法使いが...!?このままでは一撃でやられてしまうと察したナ
イトは咄嗟に助けるが、お礼を言われるどころか嫌われて…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 04:26:13
17570文字
会話率:52%
勇者である僕は、伝説の剣を手に魔王の城へと乗り込んだ!
見事、魔王を討ち倒し、あとは人間界に戻って祝福を受けるだけ。
だけど、そんな人生に耐えられるだろうか?
残りの人生を元勇者として暮らす?
そいつはちょっと退屈過ぎやしないか?
そん
な時、チビでハゲでフードをかぶった男が僕の前に現われた。
彼の名はグレゴリー。魔王に仕える者だという。
グレゴリーは、僕に選択を迫る。
「このまま人間界へ戻って退屈な余生を送るか?それとも、新たな魔王となって世界を支配するか?」
僕は散々迷った末、次の魔王となる道を選んだ。
だが、それは思っていたよりもずっと大変な生き方だった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 21:21:04
54105文字
会話率:34%
私、ユーファミア・リブレは、魔力が溢れるこの世界で、子爵家という貴族の一員でありながら魔力を持たずに生まれた。平民でも貴族でも、程度の差はあれど、誰もが有しているはずの魔力がゼロ。けれど優しい両親と歳の離れた後継ぎの弟に囲まれ、贅沢ではない
ものの、それなりに幸せな暮らしを送っていた。そんなささやかな生活も、12歳のとき父が災害に巻き込まれて亡くなったことで一変する。領地を復興させるにも先立つものがなく、没落を覚悟したそのとき、王家から思わぬ打診を受けた。高すぎる魔力のせいで身体に異常をきたしているカーティス王太子殿下の治療に協力してほしいというものだ。魔力ゼロの自分は役立たずでこのまま穀潰し生活を送るか修道院にでも入るしかない立場。家族と領民を守れるならと申し出を受け、王宮に伺候した私。そして告げられた仕事内容は、カーティス王太子殿下の体内で暴走する魔力をキスを通して吸収する役目だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 19:00:00
238287文字
会話率:50%
~大魔術師なのに何故初級魔術しか使えないんですか~
世界を恐怖に陥れた魔王を倒した勇者パーティー。勇者アレク、剣士カーター、大聖女フェリナ、大魔術師ジュリナ。
時は流れ40年余り。
魔術師ジュリナは夫カーターを見送り、老い先短いわが
身をどうしようかと思案するなか、仮にも大魔術師と言われた私がこのまま老いて死ぬだけのはもったいないと思い至ってフェリナと共に旧魔王城に赴き、そこで500年以上の未来に転生する魔術、”転生術”を発見する。
転生術の研究の後、止めるフェリナを振り切りジュリナは転生術を行使。眩い光に包まれたジュリナは未来へと旅立ち、15歳を目前とした少女”レベッカ”に転生する。
しかし転生先では初級魔術しか使えないことに気づく。なんで?どうして?
正しく行使しているはずの中級・上級魔術が使えず戦いを中心に不自由を強く感じながらも、とある人物から上級魔術は通称”古代魔術”と呼ばれる”失われた魔術”だと知らされる。
ジュリナはレベッカとして、なぜ中・上級魔術が失われてしまったのか、その理由を求める旅に出るのだった。
別途カクヨムでも連載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 05:00:00
477439文字
会話率:40%