錬金術師になるためには、霧を歩くのだ!
最終更新:2025-04-07 11:14:01
417文字
会話率:0%
ワレワレハ、パープル・ピープルダ。
最終更新:2024-06-30 07:00:00
306文字
会話率:0%
自由でありたいと望むくせに、自由の在りかたを心得ている者がどのくらいあるだろうか?
だが、これは悪質な引っ掛け問題。
なぜなら、「自由」という在りかたにとらわれないことこそが、自由な在りかたなのだから。
最終更新:2022-07-27 07:00:00
294文字
会話率:0%
当代一の光術師の物語、髪や目の色以外はそのままで身体能力は少し強化されたが記憶は所々消えている。正確にはこの世界の知識に置換された。名字の記憶も消えている。
光系の術が使えるがこの世界での評価が低いのであまり人前で頼らない様にしている。世界
の南西の果てにあるという光知の塔を目指している。高位の光術師でないと踏破不能と言われ、光陰の至宝と言われる光術師にとって最高峰の名術具が存在すると言われる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 08:34:48
693813文字
会話率:87%
次元の裂け目に呑み込まれ、この世界から喪失した都市・霧郡。
この喪失都市に眠るとされる超常的神秘を巡り、魔術師と呼ばれる数多の能力者たちが蠢動する。
求めるのは、名誉か、栄光か、それとも……。
最終更新:2025-04-07 04:27:43
688302文字
会話率:30%
キルブライト家。この世界『ステイトス』で知らないものはいない、悪名高き一族。大量虐殺、国家転覆、要人暗殺など、重大事件には必ず関与している痕跡が見られた。そんなキルブライト家の最高傑作と言われる少年、バベルの夢は人の傷を癒やす回復術師だった
。生まれながらの殺人兵器と言われた彼は夢を叶えることができるのだろうか・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 23:02:24
160892文字
会話率:39%
寒いのが大の苦手である錬金術師のエルフ、アイリスは、冬の間は絶対に外へ出歩かないと決めている。家の中にある温かい暖炉の近くでゆったりとポーション作製に勤しむのが彼女の日々の過ごし方だ。では夏はどうか?夏が近づけばアイリスは村を飛び出して、
王都にあるギルドの掲示板に1枚の貼り紙を載せる。その張り紙にはでかでかとこう書かれていた。
『討伐依頼募集中。ドラゴン、魔王、なんでも可。』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 21:23:20
31437文字
会話率:68%
幼い娘を1人育てるしがない社会人が、トラックにはねられて異世界に転生したら、なんと棒人間になっていた!?勇者を召喚したはずの魔術師たちも大困惑。いつもは可愛い娘が召喚されるのに、なぜこんな不気味なやつが現れたんだ!!ご立腹な王様は速攻で彼を
牢屋にぶち込む。待つのは死刑かそれとも奴隷……?怖くなった彼は牢屋を抜け出し、教会に逃げ込む。その教会で、冒険者を目指す1人の少女と出会う。彼女によると、この世界には5つの大陸があり、その中で中央大陸と呼ばれる大陸には、どんな願いも叶える魔法があるらしい。娘の待つ前世に戻るため、彼は勇気ある者、勇者として、仲間と共に大陸を目指す———
最強棒人間が異世界を冒険する物語です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 22:04:26
18596文字
会話率:37%
ある日目覚めたら、そこは見たことも聞いたこともない…異国でした。
ここは、どうやら転生後の人生。
私は大貴族の令嬢レティシア17歳…らしいのですが…全く記憶にございません。
有り難いことに言葉は理解できるし、読み書きも問題なし。
でも
、見知らぬ世界で貴族生活?いやいや…私は平凡な日本人のようですよ?…無理です。
“前世の記憶”として目覚めた私は、現世の“レティシアの身体”で…静かな庶民生活を始める。
そんな私の前に、一人の貴族男性が現れた。
ちょっと?訳ありな彼が、私を…自分の『唯一の女性』であると誤解してしまったことから、庶民生活が一変してしまう。
高い身分の彼に関わってしまった私は、元いた国を飛び出して魔法の国で暮らすことになるのです。
大公殿下、大魔術師、聖女や神獣…等など…いろんな人との出会いを経て『レティシア』が自分らしく生きていく。
という、ちょっと…長いお話です。
鈍感なレティシアが、大公殿下からの熱い眼差しに気付くのはいつなのでしょうか…?
※お話の進度は遅めです。
※この作品は他サイト様にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 21:00:00
562947文字
会話率:57%
アンデヴァイセン伯爵家の長女であるイルシスは、『魔眼』といわれる赤い瞳を持って生まれた。
魔眼は、眼を見た者に呪いをかけると言い伝えられ…昔から忌み嫌われる存在。
邸で、伯爵令嬢とは思えない処遇を受けるイルシス。でも…彼女は簡単にはへ
こたれない。
そんなイルシスを救おうと手を差し伸べたのは…?…
前向きで逞しい精神を持つ彼女は、新しい家族に出会い…愛されていく。
異能の能力を開花させ、魔術だって使いこなす最強の令嬢。
愛する人を守ってみせます!
※この作品は、アルファポリス様にも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 19:00:00
153789文字
会話率:37%
生きる意味を無くした青年、時和 永夢《ときわ えいむ》は、
ある日、目が覚めたら異世界に転生していた!?
第二の人生を授かった意味を求め、旅をすることに。
生けるものが進化によって手にする希少な力、「エヴォルスキル」
彼が手にしたのは、「魔
術師の創造《ウィザードリィ・ビルド》
知識として得た魔法の効果を歪め、
自在にコントロールできるスキルだった。
このスキルを駆使し、この異世界を旅をするそんなお話。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 19:00:00
774文字
会話率:18%
現代日本で魔術師によるテロ事件が勃発。100人を超える犠牲者に日本中が大騒ぎになる。
だがある日、とある町に出現した魔術師が狙撃され、倒される。直後魔術師の周りにいた者50人が異世界に転移させられた。
異世界は魔法がありモンスターが
跋扈し、日本とは環境が大きく異なっていた。
異世界転移者たちは当初、ロウダゴ王国に庇護される。調査によって転移者が〈|天禄《コーリング》〉と呼ばれる奇跡の技を漏れなく持っているとわかるとより扱いはよくなった。
だがやがて有益ではない〈|天禄《コーリング》〉を持つ転移者達は冷遇されたのち追放されてしまう。
異世界で放逐されて途方に暮れる16名の追放組――その前にマーグレイヴ西郡という同じ日本からの転移者が現れる。
西郡は殺し屋でテロを起こした魔術師を狙撃したために、皆と一緒にこの世界にやってきたという。おまけに西郡は追放組に「一人2億円払えば元の世界に帰してやろう」と提案する。西郡もまだ元の世界へ帰る方法は見つけていなかったが、わかり次第共有してやろうということだった。
また西郡はこの世界で拳銃・ライフルを作るために歩いて一カ月かけて火山地帯に移動するという。銃があれば格段と安全が確保でき〈|天禄《コーリング》〉を成長させられると考えていたのだ。
追放組は半信半疑ながらも西郡の提案に乗ることにする。
ザウスター火山地帯の手前に広がる陰鬱の森は広大で凶悪なモンスターと山賊が横行する、とてつもなく危険な場所であった。
だが追放組は道中でマーグレイヴ西郡の能力の高さを思い知る。サバイバル・危機管理・戦闘力、どれをとってもずば抜けて有能であったのだ。魔法を応用し始めた西郡によってあらゆる困難・障害が粉砕されていくのであった。
現代最強の兵士兼殺し屋がその持てる能力をフル活用し、残忍で凶暴なファンタジー世界を思うがままに奔走していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 19:00:00
35570文字
会話率:19%
西暦2030年。突如、魔界から侵攻してきた魔王の勢力によって世界は滅びかけた。大陸の2/3が敵の手に落ちた時、9人の人間に神の力が宿る。それを皮切りに世界は再び、神代の神秘を取り戻し、世界中の人間が術式を宿すようになる。そして勢力を大きく
盛り返した人類は見事、魔王の勢力を追い返した。
魔導大戦から約300年後、魔導歴307年。日来 弥果は術師となるべく、術師養成機関、七葉魔導高等専門学校への入学を目指していた。しかし彼女は術式の制御が上手く出来ない。途方に暮れていた時、今代死神チェイン・レジスと出会う。
「君、神にならないか?」
弥果に天命神の継承者候補として打診するチェイン。彼女の運命が大きく動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 18:44:55
31476文字
会話率:40%
都市国家スパルタの中心に建つアテナ神殿で、怪異が起こった。
次々と神殿に「飲みこまれる」男たち。
いったい、何が起きているのか?
この怪異に挑むべく、立ち上がった者たちがいた――
最終更新:2025-04-06 18:36:33
53278文字
会話率:37%
剣と魔法の世界、「日の沈むことなき帝国」リオネスにて――
四年に一度、帝都で開催される剣術の祭典「御前試合」は、武門に生まれたあらゆる者たちの憧れだった。
帝国の東のはしっこ、《辺境》地区に貴族の娘として生まれたフェリスは、侯爵令嬢と
いう身分でありながら、幼いころから剣術に親しんで育ち、十七歳にして戦乙女とうたわれる武人に成長する。
なみいる強豪を打ち倒し、憧れの御前試合への出場資格を勝ち取るフェリス。
だが、帝都に着いた彼女を待っていたのは、出場者ばかりを狙った、奇怪な連続殺人事件だった――!?
《辺境の戦乙女》フェリスと、副官の魔術師グウィンが、事件の謎に挑む。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-31 19:19:55
258049文字
会話率:29%
「我が組の出し物は、演劇だ」
「……はぁっ!?」
大陸最大の領土を誇る「日の沈むことなき帝国」リオネス。
擁する5つの魔術学院は、当代の魔術研究の最高峰――
しかし、その実態は、究極の変人・超人たちが集う人外大魔境だった!
「受験スト
レスに苛まれる後輩たちを励ますため、初等部への慰問を企画せよ」という謎の総長命令により、大陸最強の若き魔術師たちが、熱き議論をくり広げる。
「バザーだ! ありったけの古道具をかき集めろ――!」
「ポップコーン用トウモロコシを確保するため、我々はこれより旅に出ます」
そんな大騒ぎの中、出し物を決めるくじ引きで「演劇」を引き当ててしまったバノット組。
しかも、不倶戴天のライバル・ダグラス組との共同プロジェクト――!?
果たして、前代未聞の「初等部への慰問」は成功するのか?
アニータ・ファインベルドをはじめとした、バノット組の仲間たちの奮闘を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-06 15:42:07
104341文字
会話率:36%
その錬金術師はパンにトチ狂う。
こんにちは。私はエミリア・ベーカー。見習い調術師です。
調術師とは、様々な素材に魔力を加えて専用の鍋で煮込み魔導具を作る魔法使いのことです。
ちょっぴり無愛想な師匠のジーン先生のもとで、毎日新作魔道具(パン)
を作りまくる日々。
仲間としては、聡明で温和な眼鏡お兄さん(お姉さん)のアマリさん、強すぎてドMな騎士のジャスくんと、何やら少し変わった人ばかりが集まってきて……?
まあ良いや。パンとクッキーが好きです。そんなかんじです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 17:53:23
37228文字
会話率:53%
アッシュは召喚術師の名門ランフォード家の四男。しかし彼の召喚術は召喚獣ではなく金属のものしか召喚できない欠陥スキルであったため、一族から疎まれていた。
そんなあるとき、アッシュは屋敷の地下にある封印の間の鍵を召喚することに成功し、封印してあ
った伝説の魔書『オーレオール』を手にする。
その後、『出来損ない』としてランフォード家から追放されたアッシュは『オーレオール』の絶大な力を用いて魔物を討伐する冒険者として生きていくことを決意した。
彼を慕うケモミミメイドと、魔書に宿る「のじゃ」が口癖の銀髪少女と共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 17:37:37
882719文字
会話率:40%
十七世紀イタリア、バルティリ辺境伯領の土地管理人の息子ディケルは、村の伝統行事で錬金術師を名乗る少女を助けたことにより、世界の真理を巡る争いに巻き込まれる。それは二十一世紀へと続く宿命の連鎖の始まりだった。
この作品は「カクヨム」「ステキ
ブンゲイ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 15:08:53
257495文字
会話率:46%
【どういうお話か】
炎の賢者ネビウス:
准主人公。まあまあ美少女で年齢不詳の不老長寿者。炎の呪術と剣術の達人。ピクニック大好きなアウトドア派。経験豊富なので何でもできるが、物事の責任を負うのは大嫌い。カミットを育てる。
呪われた捨て子カ
ミット:
主人公。差別対象である森の民。幼少期を穏やかな環境で育ったので当初は緩い性格をしているが、実際は負けん気が強く向上心お化け。他者との衝突を厭わないトラブルメイカー気質。
こういう親子の冒険物語。
【あらすじ】
古の民と呼ばれる不老長寿の人々が極寒の地に生み出した最果ての楽園「秘境の里」には一歳に満たない死すべき定めの捨て子が届けられる。森の呪いをその身に宿すカミットはここでも引き取り手が見つからなかったが、珍しく帰郷していた変わり者のネビウスがカミットの養母となることを名乗り出た。
カミットはたびたび呪いの力を暴発させては周囲に迷惑をかけていたが、ネビウスや秘境に住む古の民は大らかに受け入れ、カミットはのびのびと育った。
カミットが十歳になったとき、穏やかな日々は唐突に終わりを告げる。島の精霊たちに異変が起こり、一夜にして秘境の里は吹雪に飲まれてしまったのだ。
安住の地を失ったネビウスとカミットは島の異変に対処するべく、五つの街の大神殿を治める偉大な呪術師「守り子」に会いに行く。
カミットはネビウスの子息として様々な人と出会い、経験を積む中で成長していく。
【備考】
・荒れ地の都編まではまとめて投稿します。それ以降はのんびりやっていこうと思います。
・カクヨムにも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 12:52:00
736137文字
会話率:47%
50代のサラリーマン柴田修介は、頭痛でフラフラする頭を押さえながらの会社からの帰宅中、女子高生にぶつかられて車道に倒れ込み車に引かれてしまう。
頭痛のする頭のまま、誰かの問いかけに答えていくと、いつの間にか原生林の中にいた。彼は18歳ま
で若返ったものの、コーヒーを召喚できるという能力しか持たずに、中世ヨーロッパ並みに文化レベルの低い、さらに街の外には魔物も現れる危険な異世界に転移していた。
一緒に転移していたらしい女子高生アヤナこと佐藤あやなと共に、シュウこと柴田修介はどうやって生きていくか試行錯誤していく。
本作品は異世界転生ものではありますが、主人公がチート能力で無双するような話ではなく、微妙な能力と作戦・努力で苦労しながら異世界で生きていく話です。
主人公達は異世界生活をしつつ、一気に生活向上を目指して宝探しに行ったりします。危険な魔物や悪の魔術師と戦う事もありますが、世界の命運を握る戦いとかに関わったりはせず、国を興したりもしません。
本作品は中世ヨーロッパ風のリアルっぽい異世界でありつつ、主人公達の冒険はコミカルに描き、鬱やグロはなるべく避けて気軽に安心して読める事を目標にしています。
【現在7話までのプレオープン予定です。8話以降はまだしばらくお待ちください】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 12:00:00
57462文字
会話率:46%
「前世は勇者だった」
そうラッキースケベ術師が言った。
セクハラ上等の男の言う事を信じて良いのだろうか?
普段は悪い男ではないのだが…
男と共に、行き当たりばったりで冒険者ギルドの依頼をこなし、金を稼ぎ始めたが。
しかし、いつしか追われ
る身になってしまった。
そんな中、男はラッキースケベ術師として、真の力を発揮するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 08:34:39
76187文字
会話率:48%
前世はちょっぴり苦労したけれど、異世界に転生したミナモ。
もらった能力は【錬金術】と【製菓】。
丘の上の大きな家で、念願のお菓子屋さんを開くことにしました!
でも異世界でお店を開くのも色々大変で……
ちょっと不思議なポーションを使って、村
人もびっくりの美味しいお菓子を次々と生み出します。
のんびり気ままに、可愛い従業員たちと一緒に、今日もほのぼのスローライフを満喫中です♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 08:30:00
16182文字
会話率:40%
かつて全ての魔術師や種族、人々から恐れられた史上最強の魔女がいた…名はメリッサ・エリヴェーラ
彼女は世界を滅ぼす程の強大な力をもっていたが、突如失踪してしまう
そして数年後、一般人として暮らしていたメリッサは街へ出かけるが、これが彼女の平穏
な日常が崩れることになる…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 07:00:00
56807文字
会話率:62%
平安の世。春の陽光に包まれた縁側で、若き天才陰陽師・安倍晴明は退屈を持て余していた。学びを極めた彼にとって、刺激のない日常は生き地獄――そんなある日、黄金に輝く謎の甲虫に触れた瞬間、彼は閃光に包まれ、意識を失う。
目覚めたのは、針葉樹が鬱蒼
と茂る異国の森。見知らぬ空、未知の匂い、異質な気配。そこは魔法と騎士と王族が支配する異世界〈ヴァレンティア王国〉だった。偶然、野盗に襲撃される王女の護送隊に遭遇した晴明は、自らの術で彼らを救う。晴明が助けたのは、気高き姫君・マルグリットと、忠義の騎士・ティボー・ド・シャロン。王女たちは、ある目的のために移動していた途中、襲われたのだった。
やがて、晴明は、この国が直面する問題を知ることになる。それは、次期王座を巡る4人の王子たちの争いと暗黒宗教(クリムゾン・オクスプリム(KO))の存在である。王国は、王都を囲むように東西南北に建国された4つの公国から成り立っていた。また、KOは、世界は闇から生まれ、光は一時的な幻影に過ぎないと主張。再び闇が世界を覆いつくす時、闇を受け入れた者だけが救済されるという思想を持った危険な宗教で、再生を意味する黒いスカラベをシンボルとし、特に王国内で共存している人外族の存在も否定していた。KOは、現政権に不満を持つ一部の諸侯や貴族たちが信奉していた。
これと並行するように次期王位をめぐる4兄弟の対立が起こり、KOは、一部の王子と手を組むことで、この国を手中に収めようとしていたのだった。マルグリットたちは、その異変に気づき、今後の助言を得るために引退した大賢者・サリエル・ヴォルティクスを訪れた帰路に襲われたのだ。一行は、再び、KOの放った黒魔術師に襲われる。その度に晴明は、術を駆使して対抗、なんとか危機を乗り越え、マルグリットの父親で、第4王子・ミシェル・ド・ローゼンブルグが待つエルムフィールド公国の公都・ルクセリオンを目指した。立ちはだかるKOの黒魔法師たち、陰陽師VS黒魔術師の壮絶なバトルがこの異世界で始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 04:07:16
29869文字
会話率:44%
西の神学校(マドラサ)で学び、東の秘術を会得した男。放浪の占星術師アキュバルは今日も依頼人の運命を読み解くため、天体図(ホロスコープ)に筆を走らせていた。
彼の旅に付きまとう二匹の古代竜、ラーフとケートゥのおしゃべりに頭を悩ませながら―。
彼が向かうのは砂漠の遺跡が眠る境界の町、カラムシャハル。
かつて偉大な貿易地として栄えたその市場には今もなお多くの商品が並べられ、往時の名残をとどめている。
しかし、町を治める領主マフムードは誰にも打ち明けられぬ秘密を抱えていた・・・。
本格的に伝統のJyotish(インド占星術)を学んだ鑑定歴10年のプロ占星術師が著す、本格的占星術ファンタジー。
※地名・人名などはフィクションですが、占星術の技法・用語はすべて実在するものです。
※個人ウェブサイトおよび『NOVEL DAYS』でも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 23:23:26
20002文字
会話率:55%