風は切り裂くように冷たく、様々なものから温かさを奪う二月。
大学受験を間近に控えた、高校三年生の久瀬(くぜ)広海(ひろみ)。
広海は自分が信じた物に、ことごとく見捨てられていく。
自分を苦しめるだけの世界に絶望して、ついに広海は真冬の海に飛
び込んでしまう。
死を覚悟していた広海が目を覚ましたのは、森にある泉だった。そこでリアンという少女と出会い、ひょんなことから行動を共にしていく事になる。
その過程の中で様々な経験をして、広海が閉ざした世界に一筋の光が差し込む。しかし、その光は霧のように不確かで、見えたと思ったときには既に消えている。
そんな苦境に立たされた広海は、何を支えに進むのか。
苦悩しながらも前に進み続ける少年の、異世界転生ファンタジー小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-12 17:00:00
24565文字
会話率:26%
性癖なのかフェチなのか
自分の持ってない感覚って不思議で困惑しますよね。
とある女性の感覚にとまどう自分の心情を書き表してみました。
最終更新:2019-12-06 21:47:46
748文字
会話率:9%
スーパーでアルバイトをしている緒方は、ただ与えられた時間を金銭に換えるだけの生活に物足りなさを感じている。そんな彼の唯一の趣味は、SNSで芸能人の過ちを批判すること。孤独の楽しみに興じる緒方は、次第に自分の心が空になっていく感覚を覚える…
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-18 20:37:58
12925文字
会話率:25%
自己を絶対的に尊重し現実の汚さに絶望して、他人を意味もなく殴った青年は警察に捕まる。警察の取り調べで出会った風変りな「刑事さん」に魅かれた彼は自分の心情を打ち明けていく…。
最終更新:2016-06-15 21:22:40
9603文字
会話率:37%
魔族と魔王を滅ぼした《ユタン》では、平穏な日々が過ぎている―――ハズだった。
殲滅したはずの魔族が徐々に人々の生活を脅かせる中、大国ラストラでは十年に一度の祭事が始まろうとしていた。
その中心であるはずのカルカナーダ・ロスは憂鬱な気分
で祭りを迎える。
呼ばれた。
そう表現する以外に、その時の感覚を表現できない。―――今でも。
触れたソレは、遥か昔から自分のモノであったように、手に馴染んだ。その時の高揚は、大会中もそれ以前でも感じたことがない。
自分の心拍に似た拍動を聞いていた。
少年が聖剣を引き抜く。
風がその髪を弄りながら、天へ昇っていく。
呼ばれた。
遥か彼方―――誰かと視線が交錯する。
「会いたかったよ、兄ちゃん」
各国の賓客の集う中、会場に堂々と乗り込んできた少年はカルスへそう言った。
赤紫の髪と、この世には失われた色の瞳。
魔族殲滅と魔王の消滅が招く《世界》の真実を中心に、とある兄弟のお話。
大国ラストラと、やがて大国へと成長していくラルデーン建国の物語。
これは、彼女が幼い子どもに語った、遠い遠い昔のお話。
時系列的に、こちらを先に書いた方が良いと思った方を連載にしています。
次作は『THe Empress(仮)』
『魔女と王様』にも関係するものもありますが、登場人物としては出てこない(予定)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-10 19:00:00
6300文字
会話率:12%
超能力を持って生まれることは珍しいことではないが、相澤孝人のもつ『精神感応』の能力はそこそこ珍しい。
人の心を覗いたり、意のままに操ったりとその能力範囲は広い。
だけど、ここは戦国の世ではない、人類はその歴史から文明をより高度なものにしてき
た。
そんな世界で相澤はどこか周りに馴染めないでいた、他人の心は覗けても自分が幸せになるという未来がどうしても見えないのだ。
おれは『普通』になりたい、皆が思い描くような『普通』の人生を歩みたい。
無理だ、進めない。
少年が他人と違う自分の心を抱えて生きることができない話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-03 21:12:25
14067文字
会話率:33%
今回は日々の習慣に関するお話です。
無意識にやってしまうことは誰しもありますが、そんな時間を自分の心のケアに充てることが出来れば落ち込むこともずっと少なくなるかもしれません。無意識のうちに心が回復する。そんなお話をお楽しみください。
最終更新:2019-09-12 22:03:05
4036文字
会話率:11%
思ったことを淡々と文章化することは、自分の心の状態を知ることにつながると思う。
口下手な人間だからこそ、日本語という多彩な意味を持つ言語を使って生きた言葉を残していきたい。
最終更新:2019-09-07 00:15:06
1205文字
会話率:0%
自分の現実世界の話とかを自分の心理世界風にゆがめて小説にしております。
この小説はカクヨムにも投稿されています。というか、カクヨムがメインで、こっちはサブです。
キーワード:
最終更新:2019-08-18 23:35:46
622文字
会話率:0%
自分の現実世界の話とかを自分の心理世界風にゆがめて小説にしております。
この小説はカクヨムにも投稿されています。というか、カクヨムがメインで、こっちはサブです。
キーワード:
最終更新:2019-08-18 22:07:19
950文字
会話率:0%
一目惚れ?あるんだと思いつつ、自分の心を押し込め、先の見える私は、おさえる事を選択した。
あえて、恋心は、なかった事にしようと……
最終更新:2019-08-17 02:01:02
808文字
会話率:54%
仕事をしながら、自分の心との格闘を書いた。
そんな、作品❗️
そんな中、もっと楽しい毎年が訪れる❗️
最終更新:2019-07-23 19:36:22
700文字
会話率:8%
これまで流されて生きてきた。自分で選択せずに生きてきた。この世界は私には生きづらい。
無気力な日々を送っていた主人公のもとに一件の迷惑メールが送られてくる。
それが原因で異世界へ飛ばされる主人公。
そこで本当の自分の心の内を知ることになる。
ーああ、私は楽しく生きたいんだー
異世界転移した女性の 無双あり 仲間あり 涙あり の爽快ダンジョン物語
※だいだい週1更新です
カクヨムさんにも投稿してます(https://kakuyomu.jp/works/1177354054886927740)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-28 20:12:24
145433文字
会話率:53%
笑うのが下手な洋介が恋愛を通して自分の心の奥へとフォーカスしていく物語
最終更新:2019-07-21 21:42:22
14277文字
会話率:47%
『指定召喚』スキルによって、好みのスキルを持つ異世界人の呼び出しが可能な時代。
おかげで魔王軍に属する無害な者ですら、人間側からの一方的な蹂躙をされるようになっていた。
しかし、ある時を境に異世界人を消して回る存在が現れる。
その者は転移
を駆使し、圧倒的な力で冒険者をねじ伏せていく事で転移無法と呼ばれ、恐れられるようになった。
事は、その人物であるリアが勇者パーティーを追い出された時から始まる。
その後リアは魔王の娘と出会い、所持している『転移』スキルの特殊効果を教えられる。
それは異世界人を元の世界に送り返すことで、その人物がこれまでに累積した経験値と所持スキルを獲得できるというものだった。
そこでリアは『転移』と新たに得た『育成』スキルを合わせ、虐げられている各地の魔王軍の者たちを自衛ができるように育てると共に、その原因である異世界人を排除していく事を決める。
ーーこれはリアが自分の心に従い、弱き者たちに力を与えていく事で、ねじまげられた真実を暴いていく物語。
※アルファポリス様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-21 11:00:00
120037文字
会話率:38%
「あいつは神なんかじゃない。あれは正真正銘の悪魔さ」
神を名乗る男、フェリックス・ドルビニーは、あまりにも多くの人間を弄んできた。
自らが殺した者に聞こえの良い条件を持ちかけ、騙し、怪物として生まれ変わらせ、野に放った。そして、放たれ
た怪物達によって、更に多くの者を不幸にしてきた。
しかし、そんな悪魔に翻弄され、それでも力強く立ち上がる者達がいた。
この物語は、別々の道を進む以下の3名の視点で進んで行く。
一人。滝本倫太郎は、ある日突平穏な日々を奪われ、そしてウェアウルフとして転生させられた。自分は人間だと信じ、それでも日に日に正真正銘の怪物へと変化する自分の心に苦悩する。しかし、彼は信じ続けた。人間も怪物も、皆が平等に幸せであるべきだと。
「こんなの間違っています。人間も、怪物も、皆が同じ心を持っているんだ。どちらか片方がもう片方の幸せを踏み躙って得る幸せは、本物の幸せじゃない!」
一人。日野悟は、3年前に竜人へと転生させられ、3年の間に自分が怪物である事を受け入れた。彼は怪物であるが故に、人間に常に命を脅かされ続ける全ての怪物達が受ける理不尽な仕打ちを悲しんだ。そして人間と袂を分かつ事を決心し、志を同じくする多くの怪物を束ねる存在となった。
「俺は魔王になる。強い者も、弱い者も。心優しい者も、残忍な者も。美しい者も、醜い者も。その者が怪物ならば、俺は皆を受け入れる。そして必ず、人間に脅かされる事のない、俺たちの楽園を創り上げてみせる」
一人。オレリア・メルローは、キャラバン隊の一員として育った人間の少女だ。彼女も他の人間同様、怪物を恐れて育ってきた。しかし、ある出来事を切っ掛けに、彼女の怪物を見る視点は大きく変わる事となった。怪物には人間と同じく、理性が存在する。他者への愛情の精神がある。その事に気がついた彼女は、怪物の心を詳しく知りたいという好奇心で満たされる事となった。
「確かに私は、怪物との意思の疎通に成功した。みんなは怪物は人間と全く別の存在と言うけれど、私はそうは思わない。彼らにはきっと私達の知り得ない何かがある。だから、私は彼らの事をもっと知りたいの」
三人の物語は交差する。皆がそれぞれの道を進み、そしてこの理不尽な世界に変化を風を巻き起こす事となるのだろうか。はたまた、無残にも悪魔の手によって打ち砕かれてしまうのか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-06 19:07:24
29597文字
会話率:48%
クリストファー・ボルケンの邸宅に怪盗黒猫の予告状が届く。
そこには『今宵、貴方の天使を頂きにまいります』と書かれていた。
クリストファーは、くだらないとそれを破り捨てる。
寝ようと寝室に入ると、どこから入ったのか、怪盗黒猫が待ち構えていた。
クリストファーは抵抗しようとするが、あっけなく自分の心に宿る天使を黒猫に盗まれてしまう。
黒猫は放心状態のクリストファーをその場に残し、姿を消した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-05 00:32:59
895文字
会話率:39%
とある夏の日夕暮れ。都会育ちの涼介は、夏休みを利用して田舎のおじいちゃんの家に来ていた。いつになく得意げなおじいちゃんの軽トラックに載せられ、涼介はある場所へと行きつく。無邪気な涼介は、自分の心の思うままに行動し、様々な苦難を強いられるこ
とになる。そこで改めて気づく人の温もりと家族の温かさ。
誰にでもある高慢な少年時代をノスタルジックな描写で描く短編小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-02 17:18:42
5066文字
会話率:19%
本木徹子は東京は葛飾区柴又の近くにある昔からの和菓子で育ち、毎日、
多くのお客さんが来る、繁盛店だった。毎日、通りを歩いている人を見ている内に
、その人の特長はもちろん、住所、年齢、仕事、既婚、未婚、恋人のいるいない、
恋人の名前など、聞こ
えた情報は、片っ端から覚えてしまう、不思議な能力の
持ち主で、近くの交番でも、その情報で、数件の事件の解決に役立った程だ。
そう言う事で、彼女と同じ能力のある人を集めて、警視庁に特別犯罪行動分析課を
作り、全国の警察から、彼女様な超能力のある人を面接して集めて、犯罪撲滅に
貢献してもらおうと考えた。しかし、知りたくない情報まで知ることもあり、
本木は、自分の心の中での葛藤もあり、一時警察を辞め、占い師も、したが、
世の中の役に立つのならと再度、特別犯罪行動分析課の設立のために、自分の
様な人を探し出す仕事をする事にしながら、中学時代の5人の仲良しの1人と
結婚した。その後、展開しく物語は、読んでのお楽しみです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 10:05:48
59348文字
会話率:1%
最近ありがちなのは、死んだら異世界とかに転生しました!だけど、あたしはどうやらあの夏の夜の人気者、幽霊になってしまった模様です。
そしてあたしは自分の心残りを晴らすために『回収者』とやらの手伝いをすることになった……。
果たしてあたしは望み
を叶えられるのか⁈今、人生最期の大冒険が始まる!これは縁の下の力持ち……の下働きの物語。
……うう、締まらない。
■そんなこんなで不慮の事故でこの世を去ることになってしまった少女が無事生まれ変われるように頑張っていく話です。
◆◆◆のんびりと更新していきますので気長にお付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-24 19:41:11
35954文字
会話率:40%
とある世界に召喚された主人公のキョウヤは、召喚主である巫女のアリシアに手違いでとある封印を施されてしまう。
キョウヤは封印をかけたアリシアを憎む。でも、心の中で憎しみ以上の感情が渦を巻いていた。
「なんなんだ、この気持はっ! アリシアを助
けたい…………そうだけど、少し違う。アリシアのことを守りたい。おしい。もう少しだ。もう少しで、この気持の正体がわかる。俺はアリシアをどうしたいんだ!」
悩んだ末に、キョウヤはアリシアを抱きしめ、感情の正体に辿りつく。それは『アリシアのことが好きだ』ということだった。キョウヤはアリシアに恋をしてしまった。
しかし、その恋は偽物。キョウヤの本当の感情ではない。封印によって歪められた感情だった。
キョウヤは誓った。アリシアにかけられた恋という心の封印を解除し、自分の心を取り戻すと。どんな犠牲を払ってでも、必ず、解除してみせる。たとえ、それで世界が滅ぶことになろうとも………………。
キョウヤにかけられた封印を解除するための物語が始まる。
ここは、女神・鬼神・魔神の三柱の神――トリニティにより秩序が形成される世界。
その秩序が邪神により再び壊されようとしていた。
邪神。それは、かつて世界を崩壊直前にまで追い込んだ神。世界を混沌の闇で覆い、世界に終焉をもたらそうとした存在。そして、トリニティにより封印された存在だった。
アリシアは綻びの生じた邪神の封印を一度解除し、完全に封印するため、邪神復活の儀式を行う。その儀式で召喚されたのがキョウヤだった。
キョウヤの封印を解除するためには、キョウヤの左手首にはまったブレスレット、レーギャルンを解除する必要があった。
レーギャルンは邪神の力を封じる封印だ。元々は、アリシアが左手首に身に着けていたもので、キョウヤを召喚した儀式の失敗で二つに分断されてしまった。ブレスレットが光ると、キョウヤはアリシアの元へ強制的に転移させられてしまう機能もあった。
街にやってきたキョウヤとアリシアは、神官に頼まれ、鬼と魔女の喧嘩を止めることになる。
神官、魔女、鬼に付きまとわれながら、封印を解除する方法を探し始める。
これは、召喚主である巫女のアリシアが仲間と出会い、召喚された少年と恋に落ちるまでの物語でもあった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-22 20:05:03
102648文字
会話率:44%
東北のある街。農家の長男、五十嵐浩輔29歳。彼女はいないが仲間たちと楽しく暮らしていた。東京から来た理系イケメン、久世玲於奈28歳。レンタルビデオ店で浩輔と出会い惹かれる。
市が主催する街コンパに強制参加させられた浩輔と久世は、女の子を
めぐり茶番をするが、互いの気持ちを知るきっかけになってしまう。
久世から告白された浩輔は、久世を意識するようになって…
素直に接する久世と、焦る気持ちを隠しきれない浩輔。世間体や自分の心に直面しながら仕事や仲間たちと共に生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-28 21:00:00
3418文字
会話率:84%
ふと目が覚めるとそこはいつも見ている景色と違った。
日本のようで日本でない、江戸のようで江戸でない、こんな世界で繰り広げられるお話は・・・
花を売るものたちは、自分の心と引き換えに大事なものを守るのであろうか?
さて、これから何が起こ
るのか・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-19 01:55:47
897文字
会話率:15%