《第二部完結しました!》
リディ・フロベール。二十歳。国立国民議会図書館《ポンパドーラ》で働いている。私には前世の記憶があった。三百年前、この国の女王だったマリー=テレーズの記憶だ。しかし、それを誰に言うこともなく、平凡な暮らしをしていた
。
だが、ひょんなことから女王の恋日記なるものが発見されたと発表された。そんな馬鹿な。私は前世も今も独身で、恋日記を書いた覚えもないのに――!
気になった私はその発表に関わる大学院生レオ・サーチマンとともに調査に乗り出し、夫を亡くした未亡人の住む、《金糸雀館》《カナリアハウス》に赴く。だが予想だにしない不可解な出来事に直面することになる。
このお話は前世の記憶を持った主人公が、置いてきたはずの過去と戦いながら、自分なりの幸せを見つけようとする話です。
第一部が完結しました。
第二部が完結しました。お疲れ様です←
12月5日、話の整理のために削除した話があるのでしおりがずれてしまっていると思います。
申し訳ありません。
旧題「図書館員リディ・フロベールと秘密の恋日記」。「図書館員」を抜いただけです。
カクヨムにも出張していますが、なろうが圧倒的に更新が早いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-21 22:11:52
156538文字
会話率:46%
今から約三百年前、中世ヨーロッパで起こった魔女狩りにより、父、母、妹を失った幼い少女アリサ。
彼女は幼馴染フィオルの協力で、命からがら森へ迷い込み、一人の人物と遭遇する。
その人物こそが、大魔王サタンと魔界をかけて戦い勝利した大魔王ルシ
ファーであった。
ルシファーと契約を結び、自身の魂と引き換えに悪魔サキュバスとして仕える事となる。
フィオルが転成した一人の少年に会うまで。
注意点
この作品は『悪魔召喚士(あくまつかい)の逆転人生』 のサキュバス視点にて書かれております。
本作だけでもお楽しみ頂けますが、合わせてご覧頂くことにより、更に面白くなる…はず?
お時間ございましたら、お付き合いくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-13 01:46:47
7060文字
会話率:31%
エルスト大陸の西端に位置するオーバル王国。
建国から三百年が過ぎ、嘗ての繁栄も陰りが見え始めた。
領主の独立及び都市による自治の宣言など、混乱は広がっていった。
北のエディル帝国は混乱に乗じて版図を増やすべく南進を開始した。
王国の北端、
リーフ村に暮らす少女カミュは戦火で両親を亡くし村をあとにする。
これは後に剣の娘と呼ばれる少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-11 17:15:25
486755文字
会話率:54%
俺――陵蘭恭弥は日々、百合の尊さを感じて生きる一般的な高校生。
例えばベンチで並んで座り、アイスを分け合う女子高生を見ては尊さを感じ、電車の中、腕を絡めて座るOLのお姉さんを影から見つめ、勇気を貰う、そんな日々だ。
しかしある日、そんなささ
やかな日常が崩れ去った。突如として隕石が、日本に落ちてきたのだ。
そうしてあの日、俺は親友二人と共に死んだ。
俺は願った。次に生まれ変わるなら、百合っぷるの側で二人を見守る観葉植物になりたい! と。
しかしその願いは叶わなかった。
俺が転生した場所は、千年帝国と共和国が三百年にも渡り戦争を続けている世界だった。
百合など、どこを見渡しても居ない、血なまぐさい世界だ。
無いのなら、俺が百合を作り上げようと思った。
少なくとも下級貴族の家に生まれた俺は、ある程度一般的な生活が出来るはずだ。それを基盤に、百合を探す冒険の旅に出ようと思ったのだ。
しかし父親の死で、全ての予定が狂う。一気に人生がハードモードへと突入した。
こうして軍に半ば強制的に入れられた俺は、なんとか軍務を全うして社会生活へ戻ろうと誓う。そんな中で、共に死んだ親友に出会ったのだ。
けれど――彼等はなんと美女へと変化を遂げていた。
俺はここで、ぴーんときた。この元男の親友二人を、くっつければいいんじゃね? と。
これこそ、百合っぷるに他ならないんじゃね? と。
だがしかし、そうそう計画は上手くいかない。
二人は絶世の美女となり過ぎていて、国の上級貴族や皇子から求婚される始末。これを断る為には、男の俺が絶対的な権力を持つ必要がある。
こうして俺は百合っぷる誕生の為、全知全能を尽くして政戦両略を極め、謀略の中を生き抜く決意をする……かもしれないのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-03 20:10:56
489941文字
会話率:39%
(c) 2018-2019 Maron Shirata
第十四章のフルバージョンは【R18版】として以下で公開してます。
https://ncode.syosetu.com/n0244fd/
第十五章の第一話フルバージョンも↑で公開しまし
た。
※目次ページの下の方にリンクを貼ってありますので、そちらですとクリックまたはタップで飛べます。
。
ただし上は18歳未満の方は閲覧出来ません。
基本的に全年齢を目指してますが、ちょいきわどい描写があったりします。
あべこべ要素は薄いです。
日本で八十年近い天寿を全うした主人公コムロ・ヒコザは、前世の記憶を失わずに別の世界に転生する。その世界は現代の日本より二、三百年前の江戸時代のようなところだった。ただ日本と大きく異なるのがその世界の美醜感覚で、日本人感覚で美人とか可愛いと感じる女性は平凡かそれ以下の容姿、逆に普通やそれ以下が美人と認識されるのだ。それは男性も同じで日本では平々凡々な容姿だったヒコザは、生まれ変わって超絶イケメンに見られるようになっていた。当然モテモテでである。
そんなヒコザが王国の姫殿下の付き人、タノクラ・ユキに出会う。ユキの容姿はこの世界ではかなりのブサイク、ということはヒコザにとっては超美少女に見えるわけで、もちろんユキから見たヒコザも超イケメンということになる。そんな二人は互いに惹かれ合うが……。
産出される鉱石オーガライトにまつわる陰謀、ちょっかいを出してくる隣国など、基本はニヤニヤ狙いのラブコメですがシリアスなストーリーも展開します。
国を治めるのは大名ではなく王族、身分制度も士農工商ではなく貴族、平民、奴隷など。
★時々武将っぽい名前やらが登場しますが、名前だけで史実はほとんど関係ありません。
★転生ものですがトラックにも轢かれず神様にも会わずチートもありません。
――
最初の方の世界観の説明的な部分は私が未熟であるゆえなので、つまらないと思ったら申し訳ないです。
でも必要な内容ですので、あと少しだけ読み進めて頂けたら嬉しいです。
この部分は改稿する時に、内容を変えないようにうまく本文に溶け込ませたいと考えてます。
また、途中から読んで頂いて、互いの呼び方に違和感を感じられた方は、第十三章の第二話をご覧下さい。何故そうなったかが分かります。
――
楽しんでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-03 12:07:13
835869文字
会話率:71%
宇宙に漂流する廃品回収を生業とする主人公アルディンは、以前より目に付けていた旧式戦艦の探索と調査を開始する。
作業は順調に進み、艦を三百年の眠りから覚まさせるが、生存者が存在するわけがない艦内から救難信号を受信する。
不審に思いながらもアル
ディンは原因を調べるため、発信元に向かうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-26 21:36:43
10010文字
会話率:46%
地球とは程遠い世界、名前など知らない惑星は突如現れたGA(ガイアント)によって壊されかけた。
町はなくなり人は死に絶えていく中で、一人の女子は魔法使いへと覚醒する。
それから三百年という時が過ぎ、人々は魔法の力と科学を駆使して世界を壊したG
Aと戦う。
そんな世界へと変わった惑星で一人の女子が世界を救う。
そんな話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-17 00:12:37
81073文字
会話率:29%
王専属の星読み師だったアオバ。
しかし権力争いに巻き込まれ罷免されてしまう。そんなアオバに王はある任務を与える。
それは三百年前から消息不明の貴族ヤーゴンの城へ行き、星の周期記録を探してくるというものだった。
ーーーーしかしヤーゴン城で待っ
ていたのは大量の本と金髪のエルフ、そしてドラゴンだった。
塔の中で繰り広げられるドラゴン×エルフ×人間の魔法有りいがみ合い有りの摩訶不思議な日常をご覧あれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-23 22:42:18
119219文字
会話率:32%
私の仕える主人は吸血鬼である。
吸血鬼であり、少女であり、大人の女性であり、小説家である。
私の同僚のメイドもまた吸血鬼である。
吸血鬼であり、メイドであり、破天荒であり、アニメオタクである。
そんな私は人間である。
人間であり、執事で
あり、ただそれだけである。
主人である吸血鬼によって三百年生かされているということを除いては。
これはそんな化物たちの住む屋敷の日常のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 17:52:53
46888文字
会話率:64%
カレンツ・ナクター嬢を巡る、策謀と冒険。
何故、彼女は狙われるのか?
治癒魔法とは何か?
近衛官アーロネス・ツイス・ワウターは、何故片眼を失ったのか? それが、カレンツ嬢の治癒魔法と、どのように係わるのか?
最初の章は成り行きの思いつくまま
なので、あらすじに書けるのはこの程度。
魔法×科学の端境である『世界』
物語が動くのは、千年を超える『帝国』
真には望まないまま、大陸を制覇してしまったという三百年前。主要な言葉が三つ以上混じり、現在の帝国語が出来たのが二百年前。
月皇陛下の直下、七星候の許に集まる月下貴族、華薫貴族、石火貴族。
身分があり、地位があり、工職があり、魔職があり、農職がある。
営みがあり、繁栄があり、堕落がある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-29 17:00:41
44316文字
会話率:26%
「ごめん。やっぱり僕は、君を愛せない」
泣きそうな顔で、目の前の男が小さく告げる。「愛せない」ですって。なんて残酷な言葉なんだろう。
「わかってるわよ、そんなこと」
生まれ落ちた瞬間から私の婚約者だった男は、沈痛な面持ちでそんなこ
とを告げるけど、そんなの三百年前からわかってる。
あなたは私を、きっと一生愛せない。
300年前の恋愛のイザコザで、魔女に思いっきり呪われた王家と公爵家に生まれた二人は……。
**********
1000時程度の不定期更新。女性視点と男性視点、両方あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-14 23:55:45
6567文字
会話率:33%
そうだ、旅に出よう。
魔王令嬢は思いついた、甘い物が食べたい。
よし、私兵を一人連れだして旅に出よう。
三百年くらいあれば世界の隠れスイーツから王道甘味まで網羅出来る!
確信を持った少女は、有言実行を試みた。
最終更新:2019-03-14 18:09:33
1762文字
会話率:77%
「魔女」
ごく稀にではあるが、十歳になるとその身に不思議な力を宿す少女が現れるという。
その力は様々なもので形に決まりはなく、宿り主によって変化する。古来より恐れられ、
奇異の目にさらされ、迫害されてきた。
ただ、それももう昔の話だ。ここ三
百年程、魔女が現れたという話が語られたことは一度もない。ただの一度も。
そんな、ある一人の少女の物語を、ここにつづるものとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-05 03:53:18
2760文字
会話率:10%
かつて、大陸全土を支配下に収めつつあった大国を、単騎で滅ぼし、人々に畏れ敬われた『最強の剣士』が居た。
その名も『ハーグェン・ダッツァ』。
人は彼を『不死身の億刀流帝王』と呼ぶ。
やがて『クルィム帝王国』を建国した彼は、三百年以上の長き
に渡り、その絶大なる力によって、国を繁栄させ続ける事となるのだが—————
ある日、空が裂け、『転生者達』がやって来た。
この物語は、億刀流帝王と、その忠臣『メィジ・ヴァスキン』。そして、彼らと出会う多くの人々が織り成す、力と闘いの記録である。
——————————————————————
ほぼ毎日・20〜23時頃に更新!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-22 20:00:00
43274文字
会話率:36%
【神様はいるんです社】に新神の社員として入社して三百年。暇でやる事の無い休暇が嫌いだという理由で、三百年の間たった一日しか休暇を取っていない男性の神様に、直属の上司からある日突然一枚の紙を渡される。その紙に書いてあったのは【休暇命令】という
四文字。社長直々に下された命令であると知った男性の神様は、逆らうと職を失うかもしれないと恐れ、渋々休暇を取ることを決意する。
この物語は、休暇嫌いな男性の神様が日本の大地に降り立ち、休暇と向き合う日常系ほのぼの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-22 13:33:52
2339文字
会話率:54%
「幻獣島旅行記」から三百年後の、巨大大陸での物語です。続編にあたりますので、前作を読まれたかたの方が楽しめると思います。初公開作品です。
大陸の片隅の田舎町、トラブ村は平和でした。でも世界は平和ではなかったのです。星々が空から消え、戦渦が
数々の集落を巻き込んでいました。トラブ村の羊飼いの少年セピアの父と兄も徴兵されていきました。いつまでも止むことのない戦争は、遂にトラブ村にも牙を剥きます。その折、セピアは空から落ちてきた不思議な少女ミムと出会います。故郷を失ったセピアとミムは父と兄を探す旅に出ることになります。旅路で、色々な人と出会ううちに、本来平和を愛する種族までもが狂って争いを好むようになっていることに気付きます。不和の狂気が大陸を覆っているのです。その原因を突き止め、不和の狂気を中和するため、彼等は旅を続けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-13 09:41:55
52361文字
会話率:41%
三百年前、メリディアニ王国は強大な武力で大陸全土を支配し太平の世をもたらした。
だが現代、王国の王子で史学科の学生カールスは歴史書を紐解き、その支配が完全でないことに気付いた。
「まだ降伏してない国がある」
それは、ヤポニカ魔導王国。
当時のメリディアニ王国はヤポニカ領を極限まで削り取ってヤポニカ王の
私邸のみ残すという嫌がらせをして降伏勧告をしたが、他国との戦争が
忙しくなってその後の処理が忘れさられたのだ。
それ以降のヤポニカ魔導王国の行く末は、誰も知らない。
そこでカールスはあることを思いつき、後輩の学生ルビィに話した。
「ルビィくん! この国を探して大陸統一を俺の手で完遂させるんだ!」
「……先輩、探し出してどうするんです? まさか戦争でも?」
「いや、和平交渉だ。俺は魔導王国の子孫に結婚を申し込む」
「えっ、いやですけど」
「えっ」
実はルビィこそヤポニカの正統後継者、ルビィ=サクラバ=アソヌ=ヤポニカだった。
ルビィは亡き両親から「国を守るように」と遺言を託された上、
平穏な生活を手放して大国の王家に嫁ぐ気などない。
「幸せにするから!」
「ですからいやです!」
これは平和な時代の名ばかり王子と一人だけの国の王女の、恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-29 21:00:00
24934文字
会話率:53%
泰皇国立皇統学院記 第四弾。
大陸の北東から海へと突き出す、嵩泰 (スウタイ) 半島が統一されてから約三百年。
泰皇 (タイコウ) と名乗る統一王の築いた国は、泰皇国として今も半島を支配していた。
泰皇は統一直後に泰皇国を五つの国へと
分けた。
中央を統べる央香 (オウコウ) 国を宗主に、東の東征 (トウセイ) 国、南の南須 (ナンシュ) 国、西の西柏 (サイハク) 国、そして北の北厳 (ホクゲン) 国。
以降、五国はそれぞれの思惑を秘めながらも、半島は平穏に統治されていた。
その安寧を乱すものが訪れたのは三十数年前。
西柏国と北厳国の中間に、謎の部族、通称流 (ル) 族が漂着した。
彼らは徐々に泰皇国へと入り込み、文化と知識を吸収し、彼ら独自の技術と融合させていく。
ついに流族は自らを第六の国として認可するよう申請。五国の賛否は入り混じり、議論は紛糾する。
泰皇国立皇統学院に入学した流族の少年、碧流は、流族が泰皇国の一員として認められるよう、文化や礼節の習得に勤しんでいた。
そして、学問は知識を得ただけで終わってはいけない、という助言の元、徐々にその視野を広げていく。
春を迎えた折、南須国での祭りに誘われた碧流は、一路、南を目指す。
異なる風土、初めての文化、様々な人々。
その中で繰り広げられる、新たなる問題。そして、友の過去。
央香国を飛び出して、碧流が大きく羽ばたき始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-25 12:00:00
113859文字
会話率:32%
泰皇国立皇統学院記 第三弾。
大陸の北東から海へと突き出す、嵩泰 (スウタイ) 半島が統一されてから約三百年。
泰皇 (タイコウ) と名乗る統一王の築いた国は、泰皇国として今も半島を支配していた。
泰皇は統一直後に泰皇国を五つの国へと
分けた。
中央を統べる央香 (オウコウ) 国を宗主に、東の東征 (トウセイ) 国、南の南須 (ナンシュ) 国、西の西柏 (サイハク) 国、そして北の北厳 (ホクゲン) 国。
以降、五国はそれぞれの思惑を秘めながらも、半島は平穏に統治されていた。
その安寧を乱すものが訪れたのは三十数年前。
西柏国と北厳国の中間に、謎の部族、通称流 (ル) 族が漂着した。
彼らは徐々に泰皇国へと入り込み、文化と知識を吸収し、彼ら独自の技術と融合させていく。
ついに流族は自らを第六の国として認可するよう申請。五国の賛否は入り混じり、議論は紛糾する。
泰皇国立皇統学院に流族の少年、碧流が入学して半年。
知識は得るだけで終わってはいけない、という友の忠告の元、碧流はついに泰陽を離れる。
初めて見る風景、訪れる土地、知っているつもりだった文化。
そんな初めてばかりの旅に影を落とす、新たなる制度の存在。
その影は、やがて友の身にもその手を伸ばして――――
碧流の視野が今、大きく開ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-06 12:00:00
67481文字
会話率:31%
泰皇国立皇統学院記 第二弾。
大陸の北東から海へと突き出す、嵩泰 (スウタイ) 半島が統一されてから約三百年。
泰皇 (タイコウ) と名乗る統一王の築いた国は、泰皇国として今も半島を支配していた。
泰皇は統一直後に泰皇国を五つの国へと分
けた。
中央を統べる央香 (オウコウ) 国を宗主に、東の東征 (トウセイ) 国、南の南須 (ナンシュ) 国、西の西柏 (サイハク) 国、そして北の北厳 (ホクゲン) 国。
以降、五国はそれぞれの思惑を秘めながらも、半島は平穏に統治されていた。
その安寧を乱すものが訪れたのは三十数年前。
西柏国と北厳国の中間に、謎の部族、通称流 (ル) 族が漂着した。
彼らは徐々に泰皇国へと入り込み、文化と知識を吸収し、彼ら独自の技術と融合させていく。
ついに流族は自らを第六の国として認可するよう申請。五国の賛否は入り混じり、議論は紛糾する。
泰皇国立皇統学院に流族の少年、碧流が入学してからひとつの季節が過ぎた。
使命である泰皇国に関する知識を吸収しつつ、気のおけない友人や、尊敬すべき知人も増えていた。
そんな順調とも言える学院生生活の中、ふとしたことから碧流は央香国の闇に触れる。
碧流は、泰皇国で何を感じ、そして何を動かすことができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-23 12:00:00
79855文字
会話率:36%
終焉の魔神と呼ばれたアイン・セルシヴァルは、あまねく生命に宣戦布告を叩き付け、理不尽ともいえる力でねじ伏せていった。抵抗した神々も手に掛け、いつしか終焉の魔神と呼ばれる。しかし、見かねた絶対神に倒され牢獄空間に閉じ込められる。
魔神アイン
は復讐の為に力を蓄える。そして、牢獄空間を脱け出し、――
――かわいい女の子になっていた。
「弱体化激しくないか!?」
――――
邪神を退け、勝利に湧いてから約三百年。再び邪神の脅威が訪れようとしていた。大陸の国々は強力な力を持つ『迷い人』を人工的に呼び出す。
王国に呼び出されたのは数十人の少年少女。そこには少女となったアインの姿が。
魔神少女は改心して側付きメイドと百合百合し、召喚された勇者達は異世界を楽しみ、王国は影で動く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-15 20:40:42
50138文字
会話率:29%
三百年前、同時に起こった災害によって魔力を持つ者のみが生き残った地球。
それから三百年経った地球は、二つの派閥、北の大陸と南の大陸で分かれていた。
北の大陸、そのうちの一つの街の学園に通う片瀬宏乃は入学して一ヶ月後。親友の江上悠莉と
昼休みを過ごしていると生徒会長の猫歌花火に声をかけられ、模擬戦闘をすることに。
さらに一ヶ月後、登校し教室へ行くと黒板に『生徒会からのお便り』と書かれた張り紙が張られていた。
そこには彼の名前と親友の名前が書かれており……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-11 01:19:13
3595文字
会話率:23%