【簡単なあらすじ】
貧しい都で暮らしていた普通の(?)兄妹が大陸で起こる災厄に立ち向かうお話。
【詳細のあらすじ】
ここは東西に並ぶ二つの大陸、マーシアとメイシア、そして各地に点在する“門”から繋がる異次元ヴォイドが存在する世界。
何百年
にも渡る歴史を経てもそれらの溝は埋まらず、戦と災厄は起こり続けていた。
誇りのため、故郷のため、家族のため。
理由は違えど、今日も己の信念のままに戦士が、魔術師が、勇者が、それぞれの戦場へと駆け出していく。
誰もがその頂点に立った《選ばれし者》によって混沌とする世界を鎮めてくれると信じていた―――
東の大陸、マーシアの南東の外れに位置する緑の都シェラタン。
野盗に怯え、今日という日を繋ぐのに必死の貧しい都に、とある兄妹がひっそりと暮らしていた。
ライアスとフライア。彼らはある“能力”によってひと時も離れようとせず、数少ない人々との交流だけで日々の生活を送っていた。
二人に肩書はない。生活を支えるために狩猟で無骨な剣を振るい、基礎的な魔法を使う、どこにでもいる並の剣士・魔術師だった。
貧しくても、このままの生活が続けられればいいと淡く望んだ兄妹だったが、やがて野盗の暗躍によって変化を余儀なくされる。互いに人としての理性を切り分け、補い合う二人は自らの力で活路を見出そうとするものの、やがてそれはさらなる大冒険への幕開けとなってしまう。
向かうのはシェラタンとはまるで異なる八つの都と交戦中の西の大陸メイシア。そしてそこで躍動する熟練の騎士や魔術師、商人、そして《勇者》が存在する広大な世界。
果たして自分たちを信じることだけが頼りの《独りの兄妹》は、どこまで這い上がれるだろうか……。
※90年代~2000年代のRPGのイメージを目指して制作中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 07:01:22
898599文字
会話率:36%
黄金の道・・・その道はいつからかそう呼ばれていた。魔の森を突き抜け、人を寄せ付けぬ峻厳なアトラス山脈を越え、死の大砂漠の先にある黄金郷エルドラドへと至る道。
この道に挑もうとする一人の若者と少年(?)が織りなす冒険の数々。
そして黄金郷エル
ドラドの真実とは・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 07:00:00
227363文字
会話率:57%
ブライダル王国の王族として生まれたロリアーナ・リシャール・ブライダルは、次期国王となるため日々勉学に励んでいます。しかしながら、本人は国王になる気が全くなく、世界的な祭典――アテナ国際芸術祭に胸を打たれ、演劇で同じ舞台に立つことを日々夢見
ていました。彼女の従者であるアスーム・ジェンキンスは、王族の勉学に集中してほしいと呆れる反面、彼女が稽古で見せる卓越した演技に魅了され、アテナの舞台に立つ彼女の姿を思い浮かべてしまいます。
ある日、アスームはロリアーナの頼みにより、共に演劇の道へ進むためにブライダル王国から逃亡します。一緒について来てくれた上級使用人のバトラー、逃亡先の村で出会った青年パグを始めとする村人たちと共に、ローリエ劇団を結成します。
果たしてアスームはロリアーナの願いを叶えてあげられるのか。演劇での大成を目指していく者たちの物語です。
※文章校正を目的とした加筆修正を都度行わせていただきます。
※文学賞に応募予定のため、応募要項に従い、最終的に作品を非公開にする予定です。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 07:00:00
99966文字
会話率:30%
とある酒場に【ナナシ】と呼ばれる道化師がいた。その道化師は明日の日銭を稼ぐため、今日も今日とて多くの人に演奏を届けていく。そんな道化師には素敵な相棒がいた。その名は【ミュウリン】であり、小柄な体形で枝分かれした巻角が特徴の少女だ。
少女
が歌手となり素敵な歌声を届けていくのは日銭を稼ぐためでもあるが、同時に趣味であった。なぜなら、二人とも人々が楽しそうに笑っている光景が好きだから。
しかし、歌声を届ける少女にはとある秘密があった。それが「魔族」という秘密だ。
数年前、魔族と他種族で結成された人類との間で大きな戦争があった。「人魔大戦」と呼ばれるこの世界の命運を決めるような大きな戦いだ。その戦いの結果は人類側に召喚された勇者に魔王が倒されたことによって戦いが終わったが、それが終ろうとも物語は終わりではない。むしろ、続いていくばかりだ。
敗戦した魔族は人類から隠れて生き延びるが、中には弔い合戦を企てようとする魔族もいる。その魔族を排除するための制度を敷いた人類によって、魔族が生き伸びる環境は増々難しくなる。
そんな環境の中、魔族の少女は魔族の象徴たる禍々しい角をそのままに人間社会に溶け込もうと頑張る。その相棒を支援し、より楽しく笑える日々にするのが道化師の役目であった。
そして、道化師は今日も今日とて相棒と一緒に歌越えを届けながら、人類と魔族が手を取り合い本当の意味で「平和」を紡ぐための旅をしていくのだった。
※「喜劇道」と書いて「ハッピーロード」と読みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 06:48:47
548846文字
会話率:33%
アパートに一人暮らしの大学生である【坂井正人】の部屋に一人の女性が訪ねてきた。
彼女の名前は【支倉瑞希】。正人の幼馴染である。
季節は6月の梅雨頃、たまたま近くを通りがかったという瑞希は濡れた服をどうにかするために正人の家を訪れたのだという
。
そんな彼女に正人は複雑な気持ちになりながらも渋々了承し、服が乾くまでの一時的なしのぎとして家に招いた。
正人からシャワーを借りた彼女は正人が提供したズボンを履かず、なぜかTシャツ一枚。
ギリギリ下着が見えて無いことを良い事に、正人がその姿にドギマギしていることを気に掛ける様子もなくそっと座っている彼の隣に座る。
肩と肩が触れ合う距離の近さ。たまらず正人が距離を取ってもなぜかそっち近づいて来る。
正人は複雑な心中のまま立ち上がると一旦熱を冷ますために水を飲み、その行動を口実にベッドへ座った。
すると、なぜか瑞希までもが隣にやって来て、再び逃げようとする彼の手を押さえて聞いた。
「ねぇ、今さっき逃げたでしょ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 23:41:29
6095文字
会話率:31%
とある世界には「悪魔」という人を襲う脅威的な存在がいる。
その悪魔、そして悪魔が作り出した魔族に対抗するためには自身の体内に巡る魔力を武器に纏わせて攻撃するか、魔力を魔法に昇華させて攻撃するかの2つである。
そして、その悪魔及び魔族にそれ
らを用いて対抗する人間部隊のことを特殊任務魔術師隊ーーーー通称「特魔隊」と呼ぶ。
その未来の特魔隊員を育てる魔法学院中等部には“魔力のない”主人公【ラスト=ルーフェルト】が在籍していた。
ラストは魔力がないことから学院の中でもバカにされていて、しかしラストは何も気にしないように笑いながら日々の鍛錬を続けていくばかり。
そんなこの先の進路を決める時期、ラスト友人であるグラートが落ちぶれていく親友を気にしてとある提案をした。
それは街で連続で発生しているという失踪事件についてで、その犯人が悪魔と噂されているのだ。
グラートはラストが悪魔退治を成功させることでラストの夢である特魔隊員への道を途絶えさせないように考え、ラストはその提案を了承することにした。
そして二人で悪魔退治に出かけたその日の夕刻、二人は今にも女性を襲おうとする悪魔らしき存在を見つけ――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-24 22:15:44
264012文字
会話率:42%
俺、星川勇騎。幼馴染の金雀枝杏樹と大晦日に年末詣でに行ったら空から流れ星が降って来てなんと杏樹にぶつかっちまった!その流れ星の正体は異世界からやってきた黒騎士・ヴィダリオン。そいつが杏樹と主従の契約を結んだからさあ大変。ヴィダリオンは俺達の
世界を破壊しようとする奴らを追ってきたって言うけどいつも不真面目で寝てばかり。でもいざ戦いとなるとめっちゃ強いんだよな。お願いだからいつもそうしててくれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 06:28:06
202800文字
会話率:62%
精神科看護師として総合病院で働く浜名陽凪は、自殺未遂をして運ばれてきた友人、廣中陽々希と再会する。中学の頃、密かに陽々希に想いを寄せていた陽凪は動揺しつつもただの看護師の友人として関わろうとするが、だんだんとお互いに惹かれ合っていく──。
かなり暗めの純愛小説です(前作と同じくらいの暗さだと思います)。
毎週、月曜午前6時投稿です。初回投稿は2025年2月10日午前6時になります。
※500字程度ですが、「prologue」は2月3日午前6時に投稿しようと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 06:00:00
8858文字
会話率:34%
自己満足の為に世界を滅ぼそうとする魔女の分体との死闘の末、世界を救った魔法少女。イニーフリューリング(通称イニー)。だが世界を救う代償に肉体を失ってしまう。
生前の契約により新たな身体を手に入れる事が出来たが、魂と身体が馴染むには時間が
必要となる。
世界の代理人(部長クラス)の提案により異世界へと休暇に出掛けるが、出向いた先は地下室の一室だった。
「あなたが悪魔ですか?」そう問いかけられたイニーは困惑するが、とりあえず場の流れに任せるしかないと割り切る。
「私がアクマです」――異世界で新たな戦いが、イニーへと襲い掛かるのだった。
※前作魔法少女がいく~TS魔法少女は運が悪いようです~の続きとなります。多分前作を知らない方が楽しめると思います(コメディとして)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 06:00:00
271258文字
会話率:34%
突如として現れたダンジョン。
それらと向き合い立ち向かおうとする少年達。
困難を乗り越え生にしがみつかんとする彼らはどのように行動するのか。
最終更新:2025-03-03 02:55:51
353220文字
会話率:45%
普通の男があべこべで貞操観念が逆の世界に赤子になって転生。
そして、訳が分からないまま、男女比1:50の世界で普通に親孝行もしながら暮らしていこうとする話。
最終更新:2025-03-03 02:22:35
410781文字
会話率:55%
落城の日、クリスティナの母はお仕えする令嬢を連れて逃げることになり、親子離ればなれに。ひとり膝を抱えるクリスティナを助けてくれたのは、敵側の団長の子息ウォードだった。
その後引き取られた先は山賊一家。 元気いっぱいに過ごしていたある日、山道
で行き倒れの家出少年を拾う。アンディも一味に加わった!
山賊の拠点が襲われたり、人助けをしたりするうちに、クリスティナは自分に不思議な力があると気がつく。
白い小鳥ぴぃちゃんは他の人には見えない? カラス・山猫・クサリヘビ・狼を屋号とする騎士四家の思惑とは。
☆クリスティナと母は再会できるのか。誰を味方にすれば城を取り戻せる?
小鳥をつれた可愛い女の子の国盗り物語が始まります。ハッピーエンドはお約束です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 02:15:03
3268文字
会話率:36%
西暦二〇三五年。宇宙から飛来した巨大隕石がアラスカ北部に落下した。その中から巨大生物が世界に飛散して、猛毒のウィルスをばら撒き、人類を危機に陥れた。その巨大生物はビッグバグと呼ばれ、駆除するために世界連合軍を編成して都市に寄生するビッグバグ
を核兵器で殲滅しようとするも失敗。最後の手段として気象兵器で大洪水を起こし、世界の都市は水没してしまった。それから十年後、離れ小島に住む少年・蒼井海斗は漁師をしながら生き残った村人と生活していた。そこへ月島未来という少女がコクーンという乗り物に乗って漂流してくる。その少女は何か秘密を持っており、ヘリで追いかけてきた黒服の男にさらわれてしまう。海斗は未来を助けるためにボートに乗って冒険の旅へでかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 02:04:29
13158文字
会話率:41%
ボーイズラブ同人を愛する腐女子の女子大生、高瀬真琴は、コミケットに出す新刊漫画の追い込みで三日間貫徹をした結果、過労死してしまう。
次に目が覚めた場所は、西洋風パン屋の二階で、見たことの無い西洋風の兄がいた。
そして自分も西洋風美少女にな
っていた彼女は、自分がBL同人漫画を描いていた乙女ゲーム「光の空へ祝福を」の主人公、マコト・キンボール(ディフォルト名)に生まれ変わっていた事に気づき愕然とする。
ゲーム通りに、魔力属性鑑定式で規格外の光属性を得たマコトは男爵家にもらわれ、三年の間、マナーや学問にいそしみ成長していく。
アップルトン魔法学園の入学式前夜、マコトは、ある決意をする。
「親友キャラとの友情エンドを目指そう、修羅場とか面倒くさいし」
だが、その願いもむなしかった。
入学初日の王子さまとの出会いイベントを避けるために早めに登校した先で、親友キャラのカロルに絡む、悪役令嬢ビビアンの姿をマコトは発見してしまう。
思わず介入してしまったマコトに、ビビアン嬢は激怒し、子飼いの騎士、マイケルにマコトを打擲(ちょうちゃく)するように言うのだが……。
乙女ゲームの世界に生まれ変わった腐女子が、イケメンどもにも目もくれず、親友ポジションのヒロインと百合っぽくいちゃいちゃしたり、正統派悪役令嬢と派閥抗争したりするお話です。
だまされたと思って、五話目までお読み下さい。
とてつもないドライブ感と没入感をお約束しましょう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 00:38:21
3093692文字
会話率:45%
リョウジは調子に乗りやすい男だった。
女神のペット、ネコチャンさんを助けて事故死した彼はお詫びに異世界に転生させて貰う事となった。
美しい女神の前で見栄を張りまくったリョウジは、チート能力はかっこ悪いので要らない事、貴族ではなく平民として転
生させて貰う事を願った。
貴族になって無敵の魔法チートで無双ハーレムで楽しみなさいよ、という女神に対して、俺は自分の力でのし上がりたい、俺の料理の才能ならば絶対に大丈夫だと胸をはる。
リュウジは十五年後、前世の記憶を取り戻した時、その選択を身もだえするほど後悔する事になる。
彼の転生した農村は、塩も、砂糖も手に入らないぐらい貧しかったのだ。
彼の異世界グルメ成り上がり計画は始まる前から終わっていた。
どうする、リュウジ!!
地球の欧州中世文明準拠の異世界でなんとかして料理でのし上がろうとする本格グルメファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 22:12:35
12382文字
会話率:35%
伯爵令嬢であったメリーは父が戦死して一ヶ月後、突如本性を現した義母に両目を黄金のピンで潰されてしまう。
義母は義妹を王子に嫁がせるために美しく清らかな心をもったメリーが邪魔になったのだ。
両目を潰され治療もされずに部屋に監禁されるメリー。
この屋敷にはメリーの味方は一人もいない。
全てを奪われ虐待された死にゆくメリーは、それでも世界を赦そうとするのだが……。
転生聖女は友情エンドを目指す!! のスピンオフ作品。
残酷描写と胸くそ描写がございます。
ご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 22:26:18
6604文字
会話率:28%
「わたし」は寝ると9割夢を見る。そして8割が悪夢。最近は寝言と金縛りも悪化して悩んでいた。その夜も小学校の時に実際にあった辛い思い出を夢にみた「わたし」はいつものようにやり過ごそうとするが...
最終更新:2025-03-03 00:26:06
3995文字
会話率:23%
ある日、東京都全域に奇妙な霧が立ち込めた。
それだけならば珍しい濃霧として、SNSなどの恰好の餌になっただろう。
しかし事はそれだけでは終わらなかった。
霧の中から現れる多数の "何か"。
それは創作中の存在とし
て認知されている筈の、人を殺し、喰らう恐ろしい怪物たちだった。
世界が一変し、人々は翻弄され、多くは狼狽の中命を落としてしまう。
しかし、そんな中でも賢明に抗おうとする者たちがいた。
──東京が異界に。あなたはこのバトルロワイアルで生き残れるか?
※
更新頻度は週5回。最低でも一か月ほどはそのペースで更新します折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 00:11:20
142109文字
会話率:21%
メスティーハ・ルニ大陸には南方に連なるドムンツァ大山脈を源流とするセラルという大きな川があるが、その下流にホラズム王国という国がある。
一見何の変哲もない国なのだが、中に住む人々は少し変わっていて。
最終更新:2024-09-15 10:48:42
77025文字
会話率:16%
壮大な世界が広がっていく【異世界群像ダークファンタジー長編】
人生に絶望した氷河期世代のおっさんが、勇者召喚で異世界へ。他にも、ホスト・ギャル・大学生が同時に召喚されていた。その目的は、勇者級の強さを目指して力を付けること。当然のよう
に、勇者候補として選ばれたのはホストの男性だった。残った二人の若者を従者にして、おっさんは城から放り出されてしまう。そのときに絶望を感じ、人間から七つの大罪を持つ魔人へと変化が始まってしまった。
そして、突如現れた可愛い小悪魔のリリスがシモベとなる。どうやらおっさんは、元主人の能力を受け継いだらしい。その能力を使い、おっさんの姿と若い頃の姿を使い分ける。しかも、その小悪魔と森の中で同棲を始めてしまった。それからというもの、人間を見限ったおっさんは堕ちていく。
その後は何もなく過ごしていると、突然冒険者が訪ねてくる。それがきっかけとなり、何かにつけて邪魔されてしまう。どうにか穏便に済まそうとするが、様々なことに巻き込まれていく。可愛い小悪魔と自堕落生活をしたいだけなのに、それを許してもらえない。
それからは、まるで吸い寄せられるように、魅力的なヒロインも多数登場。他にも、王族・貴族・冒険者。大国・小国・裏組織。人間以外にも、魔族や獣人族・有翼人など。はたまた、エルフやヴァンパイアも絡んでくる。勇者候補のホストたちと同時進行で進む物語の行方は如何に。個性的でクセのある数多の登場人物たちに刮目せよ。もちろん、世界も同時に動いている。各国の思惑が交錯して、謀略・策略が渦を巻く。そのすべてに巻き込まれるのか。それとも……。
身内となったヒロインたちと、永遠のイチャイチャ自堕落生活を満喫するにはどうすれば良いのか。そんな、堕ちた魔人の物語が始まるのだった。
――――お知らせ――――
第1話から改稿中!
【ノベルアッププラスで総合とジャンル1位を獲得】
【第10回ネット小説大賞:一次選考通過作品】
【ファンギルド原作シナリオ大賞:一次選考通過作品(辞退)】
カクヨムとノベルアッププラスにて最新話まで公開中(最新話は31章446話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 00:06:13
611660文字
会話率:56%
統合府『ラズーン』の下、長きに渡る安寧を貪っていた世界は変容し始める。『ラズーン』の王たる『太皇(スーグ)』は人の滅亡を願う『運命(リマイン)』との全面対決を心に決め、『氷の双宮』を戦火に崩れていく世界の最後の砦として解放する。守るべき四大
公の2人までが既に倒れ、残るは『ラズーン』の成り立ちと謎を暴こうと密かに目論むセシ公と、その幼馴染で武力に優れたジーフォ公のみ。野戦部隊(シーガリオン)は平原竜(タロ)を駆り守護に走るが戦力は削られていく。辺境小国セレドから『ラズーン』の招聘に応じた男勝りの第二皇女ユーノは、付き人に身を窶していた『ラズーン』の第一正統後継者アシャを無事本国に送り届けたが、アシャが姉レアナを愛していると思い込み、2人を結ぶべく戦場を駆ける。しかしアシャは人ならぬ存在、その負い目もありユーノを求める気持ちを押し殺しつつ、ユーノのために非情な役割に向き合おうとする。2人の未来は繋がるのか。
個人サイト10000ごとの連載です。この作品は『エターナル・アイズ』(https://plaza.rakuten.co.jp/segakiyui/)と『アルファポリス』(https://www.alphapolis.co.jp/novel/197047694/563179984)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 00:00:00
40188文字
会話率:42%
統合府ラズーンを目指して旅を続ける、セレド第二皇女ユーノと視察官(オペ)アシャ、大食らい剣士イルファに王子レスファート。旅の間にも傷を負うユーノを守ろうとして『ラズーン』へ続く宙道(シノイ)を開いたアシャだったが、ギヌアの襲撃を受け、ユーノ
は1人、敵を引きつけ先行する。離れ離れになってしまった2人はようやく再会したものの、ユーノは記憶喪失となり、野戦部隊(シーガリオン)の『星の剣士』(ニスフェル)と異名を取る勇士となっていた。アシャはユーノの記憶を取り戻し、『ラズーン』への旅を続けようとするのだが。
この作品は「アルファポリス(https://www.alphapolis.co.jp/novel/197047694/654088770)」「楽天的ブログ(https://plaza.rakuten.co.jp/segakiyui/)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 00:00:00
241847文字
会話率:44%
秋谷鹿子には、楢すすむというとんでもない浮気性の彼氏がいる。いつも女を侍らせながら、それでも鹿子の料理がないと生きていけないと言い放つ男だ。付き合い方に悶々とする鹿子だが、ある日夜を進む霧の恐竜を目撃してから、全く違うすすむの姿を見せつけら
れる。『記憶』に支えられ『記憶』に侵蝕される世界を救うことはできるのか。この作品は「アルファポリス(https://www.alphapolis.co.jp/novel/197047694/747039239)」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-30 07:00:00
35860文字
会話率:38%
世界の様々な場所に、巨大な穴がぽっかりと開いていた。
|竪穴(たてあな)のように見えて次第に斜めになってゆき、穴は、やがて陽の光も届かぬ洞穴へと変わってゆく。
洞穴には、様々な変化があった。
地上にはない生態系、他のどの鉱山にも存在し
ない謎多き鉱石や宝石。
更には遺跡のようなものまであって、そこを調べようとする者には、恐ろしいトラップが潜んでいる事すらあった。
ある学者は、「これはかつて超文明が存在した痕跡で、当時の高度な技術が残っている可能性がある」と、これを肯定的に見ていた。
またある学者は「これは呪われし忘却の都の遺構であり、迂闊に深入りすれば数多くの呪いを地上にばらまくことになる」と、否定的な意見を述べたりもした。
宗教家などは「かつて神界に戦いを挑み、幽閉された巨大な悪魔が潜んでいる危険極まりないものだ」と|嘯(うそぶ)き脅し、信者の不安を煽り。
投資家や詐欺師は「これこそが人生を逆転するチャンスだ」と、切羽詰まった者達を煽り、進んで身を投じさせていった。
だが、確かにこの世界中に存在する巨大な洞穴には、人を人寄せる何かが存在していたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 00:00:00
153101文字
会話率:54%
闇夜を往く影があった。
人の世に映らぬカラスが一羽、跳んでいた。
人知れず人を闇へと誘う者達の物語。
人知れず闇へと葬られる者達の物語。
人知れず人を闇へと葬ろうとする者達の物語。
これはその、一つの物語である……
最終更新:2016-05-29 21:42:07
450457文字
会話率:39%
十年にも及ぶ厳しい訓練を乗り越え、晴れてアデライト帝国の暗部所属となったレイシー・キャンベルだったが、育て親にして暗部を統括するベルナール・モフスから言い渡された初任務はまさかの『皇帝陛下の偽妃』というとんでもないものだった。
傾きか
けた帝国を血の粛清によって建て直し、国内外から『冷酷無慈悲の魔王』と恐れられる陛下とのイチャイチャ演技を狸ジジイ達の前でしろなんてそれなんて拷問?
表では慣れないイチャイチャ演技に四苦八苦し、裏では皇帝陛下や妃を排除しようとする国内外の勢力から放たれた刺客を返り討ちにするというハードな日常の幕が上がる。
「我が妃は本当に可愛いな」
「陛下、今は演技する必要はないですよ」
「あ、それ毒が入ってますよ」
「……毒入りを何故普通に食べている?」
これはレイシー・キャンベルという一人の優秀過ぎる暗部の少女が偽妃として真面目に(?)任務をこなしていく傍らで皇帝陛下に本気で溺愛されてしまったり、敵対派閥を壊滅させてしまったり、敵国をめちゃくちゃに引っ掻き回す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-03 00:00:00
103015文字
会話率:49%
新たな技術によりフルダイブ型VRMMOで世界が盛り上がる中、そこへ参入する少女の姿が。
ただし、彼女は周りにいる多くの新たな世界で楽しみを見つけようとするような存在とは大きく違っていた。
「これで、みんなより長い時間勉強できる!!」
そ
う。彼女は受験生。受験戦争という恐ろしい場所に身を投じ、日々心身を削りながら他者より先に出ようとするそんな存在。
彼女が新たなゲームに求めたものは、体感時間の増加だった。時間が引き延ばされ現実の3倍の時間をゲーム内で過ごすことができるというフルダイブ型VRMMOならば、ほかの受験生たちよりも多い時間で勉強ができると考えたわけだ。
そんな狙いの下、彼女は全力でゲームの中で勉強をするという矛盾したような行動を始める。そうしてそのまま彼女は志望校合格のために毎日ひたすらゲーム内で勉強を………というのはほとんど実現したものの、想定外の出来事が頻発した。
彼女の勉強内容に興味を持つNPCや、彼女と似たことを思いつくプレイヤーの登場、イベントへの参加。そして、その先に待ち構えている、彼女の想定していなかった活躍。
彼女はただ受験勉強がしたいという思いとは裏腹に、ゲーム内で伝説を作っていくことになるのだった。
※感想・誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 23:32:08
1085184文字
会話率:45%
悪役令嬢と言われてどんな人間を思い浮かべるだろうか?
穴が掘れそうなドリルを付けた髪、鼻を切り取りたくなるほどな匂いの香水の量と強さ、インターネットではポリゴン数が高くなりすぎるため現すのは不可能にすら思えるほどゴテゴテでフリフリの付い
たオシャレとか分かってなさそうな豪華すぎるドレス、ねずみが穴を通り抜けられるのではないかと思うほどの高さのハイヒール。それに加えて実家が公爵家という高い身分に、次期国王候補である王子との婚約者という立場。
そんなどこをどう切り取ってもざまぁされそうな特徴を持つ公爵令嬢アクヤ・クレージョは、まさに悪役令嬢。転生者である本人もそうなのだろうという自覚を持つくらいには悪役令嬢であった。原作知識はないが、それが余計に自分の考えを加速させていく。
しかし、彼女も自分が疑いようのない悪役令嬢の立場だからと言って諦めるようなことはしない。
将来処刑されたり追放されたり幽閉されたり暗殺されたりするなんていうことになるのは絶対に嫌なのだ。ハッピーエンドにはならなくても、人なりの幸せをつかみ取りたい。そのためにも彼女は自分の不幸の元凶となるだろう婚約者樽王子との距離を詰めようとするが、それは余計に彼女を精神的に追い詰める事実を突きつける結果にしかならなかった。
王子からは婚約して時点で嫌われており取りつく島もなく、学園に入ってみればそんな婚約者に近づくいかにも主人公っぽい平民の虫が出てくる始末。どう考えても彼女には未来がない。
彼女の耳には死の足音が聞こえてきていた。
それでも、決してあきらめることはない。
婚約者がダメならばと周囲に手を広げ、婚約者を平民に奪われそうになっている同じような境遇にある悪役令嬢仲間たちと手を取り合い、この絶望的なシナリオからの逸脱を狙う。
彼女の、いや、彼女たちの努力により婚約者は平民との別れを決断しなければならない状況まで追い詰めることに成功するのだが……………。
※感想・誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 21:06:52
11223文字
会話率:32%
天使から異世界へ転移させられることを伝えられるクラス。大したチートも貰えず、ステータスの振り分けだけを行なって異世界へ行くことに。その中の1人、春川(はるかわ)花穂(かすい)はクラスメイトより先に振り分けを終えてしまい、先に転移されてしまう
。転移先の森でどうにか生きていく花穂だが、途中で盗賊のアジトを発見。それを近くの村に伝えることでしばらく生活できる費用を獲得。それからは魔物を倒して生活費を稼いでいこうとするのだが、ある日アンデットに出会う。そのアンデットは花穂と同じ高校の制服を着ており、彼はクラスメイトの死を悟った。その日から次々に見つかるクラスメイトの死体。彼は悶々とした気持ちの中で活動していると、やっと1人の生存者と出会う。生存者を村に連れて行くい事はしたが、流石に生活の面倒を見ることまでは出来ない。村の前に置いていこうと花穂は考えたのだが、想定していなかった方向に2人の会話は進んで……
※感想、誤字報告等お気軽にお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 13:08:02
27648文字
会話率:52%
魔術と呪法が存在する世界。どちらの才能もあまりないものの、ある特殊な才能を持つが故に法術を専門に学ぶ大学に飛び級で通う許可を得たルドヴィカは、庶民でありながら貴族が中心に通う大学で使えもしない法術について日々学んでいた。
大学で出会った
公爵家子息であるエスキルに仄かな好意を抱くも、思いが叶う筈はない。
幼い頃からある『呪い』に苦しめられていた為に疑い深いルドヴィカは、しかし公爵家からエスキルとの縁談を持ちかけられる。エスキルの人柄に触れ、他者への信頼が芽生え始めていたルドヴィカは彼が望んでくれるならと、玉の輿に目がくらみ乗り気の両親を軽蔑しながら公爵家との顔合わせに向かった。
しかしその場にエスキルの姿はなく、公爵夫人から予想外の提案をされてルドヴィカは驚愕する。エスキルではなく、弟のカレルとの結婚にしてはどうかと言うのだった。
信頼していたエスキルに裏切られたと、愕然とするルドヴィカだったがその後に衝撃的な出会いをする事となる。
ルドヴィカの能力は呪いを解く力だった。そして、現れた話をする奇怪な存在は自身を公爵家次男のカレルと名乗り、呪いを解いて欲しいと言うのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 23:23:00
107387文字
会話率:39%