東雲秋子は死神つきである。
この世に生を受け、気づいたときには隣に一人の男がいた。大きな鎌を持って、ドクロの仮面をかぶって、真っ黒なローブを羽織っている。地面からはちょっと浮いているし、他の人に見ることもできない。
「秋子、好きという言葉
はとても甘美なものだ。だから簡単に言ってはいけない。その言葉を告げたとき、お前はしぬ」
今日も今日とて、死神は話しかけてくる。すでに、耳にタコである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-12 22:29:39
7307文字
会話率:39%
貴族なのに落ちこぼれ
世界の人口の7割がなれるという
AI(アストラル・イングレイフ)になることもできない
家族から見放された男
七色 零 ナシキ レイ
ある日立ち寄った博物館で原初のAIプログラムを見る
帰宅しようとするとテロが起こり辺
りで爆発が起きる
爆風で飛んできた原初AIプログラムに触れると
零は初めてAIになることができたが
それを見たテロリストに襲われてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-09 08:10:06
28983文字
会話率:32%
ハッピーバレンタインが闇のバレンタインになってしまった???
主人公どうすることもできない日常
最終更新:2021-02-14 07:20:56
1102文字
会話率:0%
【書籍化未決定!!】
【日刊ハイファンタジーランキング・最高順位:圏外】
「貴様を我がパーティから追放する! この役立たずめ!!」
リーダーで幼馴染でもある悪役令嬢にそう言われてSランクパーティから追放された魔物使い。だが、パーティメンバー
は気づいていなかった、実は彼はこの世で唯一、どんな魔物でもテイムすることができる魔物使いだったことに。そして、彼にテイムされた魔物の能力は限界を超えて上がっていく力まで持っており、彼はその力でこれまで荷物持ち、索敵、盾役、攻撃役、バフの役割でパーティに貢献していたことに。
無一文で彷徨っていた彼を救ったのは、獣人の国で神として崇められる銀狼だった。彼女は彼を生涯の主人として探していたのだという。彼が彼女をテイムすると、なんとケモミミ美少女に!
銀狼に連れられ、獣人の国に向かう魔物使い。そこで彼は神の主人として、様々な問題を解決していくことになる。政治に戦闘、そして農業からアイテムの製造まんで。ありとあらゆる知識を持つ魔物使いは、圧倒的な力を使って自由気ままに弱者を助け、悪を挫いていく魔物使い。いつしか彼の周りには、彼の能力で最強になった、たくさんのケモミミ美少女たちが集まるようになっていたのだっt。
一方、彼を追放したパーティは、彼の能力を知ることなく、最高難易度のSランクダンジョンに乗り込んでいく、だがアイテムもロクに持てず、敵の接近を察知することもできず、ダメージを与えることもできない彼らは、瞬く間に崩壊してしまうのだった……。
【読者の皆様へ】
ざまぁはすでに完了しています。安心してお読みください!
感想・評価は作者の原動力に繋がります! 気に入ってくれた方は本文下の☆☆☆☆☆を押してください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 23:16:26
452文字
会話率:43%
かつて王子の婚約者でもあったセシリアは、謂れのない罪を着せられ、処刑される。
赤く染まりゆく視界の中で、叫び声や怒声、そして婚約者だった男の「殺せ!」という声が響き渡った。
前世で相手を虐げた――覚えてさえいない恨みによって、セシリアは涙
を零すことも、声を出すこともできない体になっていた。
死んでいるのに死んでいない、それがセシリアにかけられた呪いだった。
※主人公が理不尽な目に合います。ご注意ください。
他サイト様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-25 10:04:56
56407文字
会話率:17%
とある冒険者パーティの斥候として懸命に働いていたソーラは、貴重な「光」の魔法使いでありながら、リーダーから「光ることしかできない」と罵られていた。「ランタン」と侮蔑されていたソーラは、ついにリーダーの強引な言いがかりによってパーティから追
放されてしまうこととなる。
そんな矢先、冒険者になったソーラを追いかけて、幼馴染のミウが帝都へと突然やってくる。一緒に冒険者をやろうとミウが声をかけるが、ギルドで悪評が広まってしまって新しいパーティは見つけられそうにない。冒険者の規則で新しいパーティを作ることもできない。
そんな二人に与えられた選択肢、それはとてもハードな業務だという「役所勤めの冒険者になる」というものだった。
「でも私、光ることしかできないし……」
「何言ってるの。ねぇねは私より強いから」
ソーラは「光るだけ」と誤解されていただけで、さらなる力を秘める最強の斥候であったことをミウ以外は知る由もなかったのだ。
「レーザービームって何!? 音速で斬るって何!? ありえないから! 常識的に考えて!!」
「光」の魔法使いソーラ。「音」の魔法使いミウ。二人のチートキャラが帝都にその名を轟かせる。
※「カクヨム」様でも同時掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 16:00:00
111970文字
会話率:51%
虚構都市・東京出身である凛紗の研究により、並行世界を訪れられるようになった地球外生命体のイユ。二人がやってきたのは、雪深い東京の街。その外れで、二人の少女が生を終えようとしていた。そしてそれは、その世界最後の人類だった。そのどうすることもで
きない光景を前にして、二人が思うこと。そして、気づいたこととは。
『仮想都市の警察官~実像のない東京と、感情のない少女~』
『ぼくらの文明が終わるまで』
『缶詰の中で生まれ育った僕たちは、およそ愛というものを知らない』
長編三作品合同の外伝です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-16 23:02:17
4437文字
会話率:75%
切ない、大人向けの絵本のようなお話。(考察大歓迎です)
雪だるまのダンと、ひとりぼっちの僕。 目も見えないし、動くこともできない僕。
どこからともなくやってきた、いろいろな話をしてくれる物知りなダン。
冬はどれほど続いただろうか。 いつ
か消えてしまうダンと、僕の、そんな二人のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 22:00:00
3415文字
会話率:52%
少女は、一人でした。
耳も聞こえず、話すこともできないからです。
少女は、独りでした。
少女を育ててくれるお母さんも、少女と親しくしてくれる友達も何もかもを失ってしまっていたからです。
少女は、ひとりでした。
笑うという感情を喪ったから
です。
ある日、少女は考えました。
そうだ、笑えないのなら笑えるところに行こう。
私が心から笑える場所に。
少女は出発しました。
自分の笑顔を探しに。
自分の孤独を消しに。
これはとある少女が自分を見つける旅にでるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-09 15:55:30
2847文字
会話率:39%
1657年、のちに振袖火事とも言われることとなる、明暦の大火が発生する。
牢屋敷の中では、立ち向かってくる火に抗うこともできない、罪人たちがいた。
役人、和田が下した決断とは。
最終更新:2021-01-04 00:00:00
977文字
会話率:73%
トラブル製造機こと枚瀬さん。ドジで間抜けで意地っ張りというポンコツ女子。
友達は欲しいが会話の仕方が分からず、いつも厚意を突っぱねてしまう。小心者なので自分から声をかけることもできない。結果ボッチに。一匹狼ならぬ一匹子ウサギ。
そんな枚瀬
さんが勝手に自爆する日常をただただ眺めるだけのお話。
※できる限り1話完結、どこから読んでもいいようにしていくつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-22 21:38:07
14003文字
会話率:17%
赤のない世界が普通だった。
そしてそれを周りの奴らは嘲笑い、おかしい奴だとレッテルを貼った。
好きで、こうなったわけじゃない。
好きで、赤を失ったわけじゃない。
病気なんだ。でも誰も理解してくれなかった。
世界が憎いわけでもない。
でも、
赤のない世界は苦しかった。
治ることのない病気をどうすることもできないけど、心に溜まった暗い気持ちを吐き出したかった。
だからここへ来た。
茶色い鳥居のある、茶色い社に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-22 14:52:50
932文字
会話率:61%
俺はごくごく普通の大学2年生。専門は情報工学。
彼女と遊んだり、バイトしたり、ライブ行ったりと、平凡だけど楽しい日常を送っている。
最近は、つきあってもうすぐ半年になる彼女と、記念日に何をするか考えるのが楽しみのひとつ。
そんな充実した日
常には、問題がひとつ。
じつはこのリア充な生活、VRゲームでの話。
現実は、数ヶ月前に発生したゾンビウイルスによって感染爆発が起こり、街中にゾンビが溢れかえった世界。住んでいる東京は封鎖され、外に逃げることもできない。
僕はホームセンターに立てこもり、何となく日々を生きつつ、VRでのリア充生活のみを楽しみにした生活を送っている。
これは、ゾンビが存在するという「まるでVRゲームのような日常」を送りつつ、普通の大学生という「まるで日常のようなVRゲーム」をプレイしている僕が、大切な日常を見つける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-20 15:31:33
130041文字
会話率:39%
静かな夜にボクらは出会った。混じりけのない彼女の瞳は何を映すのだろうか。
星は眩しいくらいに宙に満ちている。これほど美しい眺めをかつて見たことがあったとするなら、それはまだボクの毎日が輝いていたあの頃。
降りてくる雪はまるで砂時計のよ
うに、静止した記憶をゆっくりと運ぼうとする。
流れに逆らうことなど叶わない。そしてまた黙って流されることもできない。
ボクはどこに向かえばいいのだろう。
冬の星座に問いかけてみる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 22:34:32
999文字
会話率:42%
※第二章完結。
平凡な女子高生ナオは、すすり泣く子供を探すうちに意識を失ってしまう。
目が覚めると、そこは|聖示物《ミュステリオン》と呼ばれる奇跡のアイテムが存在する異世界だった。
さまよい歩くナオを保護したのは、ひとりぼっちで山奥に暮
らす不思議な少女クレム。
次に出会ったのは、ナオ以外には見ることも話すこともできない幽霊少女ミリー。
ナオは地球に帰る方法を探そうと、二人の友人に勧められるまま王都オストバーグを目指す。
けれど、華やかな王都には裏の世界があって、ナオたちは次第に騒動に巻き込まれていくことに……
ガールズチームによる異世界世直しハートフルストーリー、はじまります。
※別名義で「ハーメルン」様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 16:05:09
347567文字
会話率:39%
伯爵家の1人娘セラフィーナは、17歳になるまで自由気ままに生きていた。
だが、突然、父から「公爵家の正妻選び」に申し込んだと告げられる。
正妻の座を射止めるために雇われた教育係は魔術師で、とんでもなく意地悪。
正妻になれなければ勘当される窮
状にあるため、追い出すこともできない。
負けず嫌いな彼女は反発しつつも、なぜだか彼のことが気になり始めて。
そんな中、正妻候補の1人が、彼女を貶める計画を用意していた。
◇◇◇◇◇
設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
それを踏まえて、お読み頂ければと思います、なにとぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 16:02:04
145590文字
会話率:22%
僕が密かに好意を寄せているのは、“同性”の幼馴染。
しかし、自分の想いを伝えることができないまま、時間は過ぎていった。
彼に話しかけることもできない日々が続く中、ある日、僕は彼の顔から笑顔が見られないことに気づく。
変わってしまった今の僕
にできること。それは、友達として彼に寄り添うことじゃないか。
さあ、僕と君とを繋いだ旋律を、今再び奏でよう──
【この作品は、ノベルアップ及びエブリスタにも掲載しています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-23 20:00:00
4211文字
会話率:2%
あと5分で死ぬ人間がわかる能力を持って生まれた影島和はわかるだけで助けることもできない自分を嫌い、明るい青春を送れないでいた。そこに見た人間の能力を数値化して見ることができる七瀬春が転校してくる。春は自分以外に一般人にはない能力を持つ和に興
味を持ち、無理やり友達となる。ある日の帰り道、無理やりついて来た春は和の「もうすぐあの人は死ぬ。」という呟きを聞いて、助ける方法を思いつき実行する。その結果死ぬはずだった人が助かったことに感動した和は春に人を助けたいからタッグを組んでくれと懇願し、タッグを組むことが決定する。果たしてこの二人は死の運命を変えることはできるのか・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-23 00:09:24
346文字
会話率:25%
西暦2020年の令和2年。日本では、とある人種が生まれてつつあった。彼らは障害者でもなければ、一般人とも精神疾患者とも言い難い、新しい存在だった。そんな彼らの行動は、誰にも理解されない。理解することもできない。何を考えてるのかもわからない。
何をするのかもわからない存在だった。
そんな彼らを、一般人や障害者や、精神疾患者の人たちが彼らを見るだけで、見た人の心が、急に不安に陥り、平常心が保てなくなるほど精神が揺さぶられと言われている。
彼らは威圧感もあり、見た人の精神が、心が、恐怖と闇へと汚染されてしまうとも言われている。
そんな彼らはいつしか、人々からハテナマークのレッテルを貼られる存在へとなり、毛嫌いされ、非道な扱い(いじめ)を受けるようになったのだった。
彼らもまたそれを理解しており、「何故みんなとは違うのだろう」と自分自身を攻め、社会の息苦しさに耐えきれず、この世を去ったものもたくさんいた。
そんな中、死ぬに死にきれない生き残った彼ら“?”達は、いつしか自分たちの事を“アンノーン”と別称した。
彼らはネットを使い、人々を辿り、巡り合い、同志同胞を集めた。そしてある組織を作り上げたのだった。
その名は、”秘密結社ゴットピース“ 【結成された日】“2021年令和3年1月1日”
組織に入った彼らは現代社会にひっそりと溶け込みながら同胞を探しつつ、日本中に散らばっており、平和な日常を過ごしながら少し変わった異変を見つけては、問題を起こす事が彼らの、組織、ピースとしての仕事になっていた。
組織が出来上がってからの初めての夏も終わり、平日のある日、組織のメンバーの一人、社会人の“サトサン(男性)(28歳)“は、友人と遊ぶために、朝のJR京都駅のホームでスマホをいじりながら電車を待っていた。
そしてその日、サトサンは駅のホームで目撃する。選択肢をせまられている、学校の制服を着た女の子と出会うのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-19 00:00:00
13755文字
会話率:60%
気付くとそこは一面の白世界だった。いきなりの事態に混乱していると、世界の管理者を自称する謎の存在にお前は死んだ。異世界に行けと言われた。まったく意味が分からなかったが、どうすることもできない俺は謎の存在の分身であるという美少女と共に魔法しか
ないという世界に飛ばされる。しかしどうやらこの世界では俺だけが魔法を使えないようで…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-04 23:29:00
10214文字
会話率:50%