とある事件を解決し、王都へ戻る途中のレトとメルルは、
突然、魔獣の襲撃に巻き込まれてしまう。
帰りの手段を失った彼らが保護されたのは、偶然にもレトの故郷だった。
『魔獣狩り』のルピーダと再会したレトたちは、
なりゆきだが襲撃してきた魔獣
の討伐に加わることとなる。
その魔獣とは、『厄獣』と呼ばれるギガントベアで、
非常に知能の高い、かなり異質の魔獣だった。
村の周囲では、プライネスとウルバッハという二つの領が緊張状態にあり、
争いごとを回避するために定められた緩衝地帯が設けられていた。
特にウルバッハ領は極めて閉鎖的な自治領であり、
不穏な噂が聞かれるところだった。
そのウルバッハ領から逃げてきたと思われる人物の遺体がプライネス領で見つかり、
レトは魔獣討伐だけでなく、その真相にも迫ろうと考える。
しかし、人知を超えたギガントベア『厄獣』の襲撃により、
レトはもちろん、『魔獣狩り』たちの思惑は大きく狂わされることに。
『狩る』側が『狩られる』側へと変わり、
彼らは森の中をさまよう。
レトとメルルは『厄獣』の危機より逃れて、事件の解決ができるのか。
剣と魔法の世界を舞台にした、サバイバル・ミステリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 00:00:00
197619文字
会話率:25%
創造神が作った中ノ地と呼ばれる人間が暮らす大陸。九つに分かれた国の一つ、風の国生まれた蒼玉。闇の加護を受ける美しい彼は、成人後村人が魔獣に惨殺される討伐隊に参加していた。しかし戦士教育を受けていない彼は己の無力さに打ちのめされ、闇の国へと修
行に来る。そこで出会ったのは、運命を変える二人の青年。逞しく精悍な氷の加護を受ける魔獣狩り戦士の六星と、光の加護を受ける端正で聡明な王子である梵天だった。憎しみや愛と切なさに苦しむ三人は、王子の叔父による反乱で起きた内戦の中、出逢いを後悔するのか。そうして、この関係はどこに進んでいくのか。蒼玉は、自分で未来を選び取れるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 18:25:52
115312文字
会話率:48%
子爵家に生まれた少女フルゥーレは、何不自由なく育ったつもりでいた。
しかし14歳の誕生日に、父より年上の男性の所へ嫁ぐことに……
※本作はカクヨム様にも同じ内容で掲載しています。
最終更新:2022-11-09 21:00:00
7972文字
会話率:18%
いつものように学校に出掛けようとしたわたしは、家を出た途端に軽トラに跳ねられて天に召されてしまったのだ。と思ったら、異世界に『聖女』として召喚されていたのだ。
これはもう聖女としての使命を全うして、早いとこ元の世界に帰るしかない。と決意した
のも束の間。どうやら聖女としての召喚は、なにかの間違いだったらしい。
それはないよ、あんまりだよ。悲嘆に暮れる日々だったけど、こんなことくらいでくじけるような、わたしではないのだ。
迫りくる幾多の困難(具体的には就職難とか)を乗り越えて「わたしの異世界ライフは、今始まるっ!!」
——のかなー。始まると、いいなー。いや、始まるっ。始まるに違いないのだっ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-05 12:16:38
358820文字
会話率:12%
獣人の男爵令嬢に舞い込んだ子爵家からの求婚話。裏があると踏んだ令嬢はサーカス船で求婚相手と決闘。そこに魔獣が乱入して…
◇
男爵家の第二夫人の娘として生まれ、山の中で暮らすリスザル獣人族のマリアンナ。彼女は帝国屈指のザルリス商会会長
の孫でもある。獣人が虐げられている帝国でマリアンナは貴族と結婚する気などなかったが、子爵家からの求婚話が舞い込む。ザルリス商会会長一族の秘密が漏れたのではないかと考えたマリアンナは、子爵令息と直接会って確かめることにした。
指定されたサーカス船に現れたのは、初恋の人と同じ青色の髪をした青年。マリアンナにとって、初恋は思い出したくもない黒歴史だったが……。
・・・・・・・・・・・・・・・・
『巻き添えで召喚された直後に死亡したので幽霊として生きて(?)いきます』に収録予定の番外編
★本編未読でもOK。
★本編に登場するマリアンナとスクルースの出会いとマリアンナが騎士団に入ることになった理由。騎士団に入ってからの活躍は本編【デビュタントと悪女の出生の秘密編】で。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 18:17:52
23384文字
会話率:55%
舞踏会で令嬢から婚約破棄――いや、ちょっと待て。 おれは今まさに異世界シチュエーションを満喫してるんじゃないのか?
◇
舞踏会でオリビア・フォスター侯爵令嬢から婚約破棄を言い渡されたゼン・リンドバーグ子爵令息。彼はリンドバーグ子爵に
よって異世界召喚され(るはずの中級魔獣の代わりに召喚されちゃっ)た大学生。召喚されたのはゼンが構想を練った異世界小説の世界で、しかも小説の本編とは無関係のお遊びで考えたギャクハ―王国。
悪役令嬢オリビアの我儘傲慢ぶりに辟易していたゼンは密かに婚約破棄されることを望んでいたが、念願叶って晴れて自由の身。自分が考えたこの世界の災厄からリンドバーグ家の人々を守るため、小説本編の舞台であるグブリア帝国の魔塔を目指す(?)
物理とか科学の知識でのし上がるはずが、あれ? おれはどうしてサーカス団で道化師を?
短編連作三話。
・・・・・・・
『巻き添えで召喚された直後に死亡したので幽霊として生きて(?)いきます』シリーズのエピソードゼロ的番外編。本編未読でもOK
▷本編シリーズを読書中の場合【デビュタントと悪女の出生の秘密編】の次に掲載予定の番外編『魔獣狩りが趣味の獣人令嬢は政略結婚を迫られたので騎士団に入ることにしました』の後に読むのがおススメ(他サイトでは『魔女狩りが~』の後に掲載しています)
※エブリスタ、カクヨムでも公開中(カクヨムでは『巻き添えで召喚された直後に死亡したので幽霊として生きて(?)いきます』の中に収録しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 17:54:55
24683文字
会話率:49%
戦車が主流のファンタジー世界です。
名称は変えてありますが、WW2の時代の戦車が主流となっています。
ハンター達の魔獣狩りの主力兵器は戦車です。
人間が空を飛ぶという概念さえないので飛行機は存在しません。
戦車が戦場を
駆け巡り、ゴブリンやオークが戦車に乗ってやってきます。
魔法も存在しますが銃や砲の力には勝てず、魔法の主な使い方は補助魔法です。
それでも魔法を使える人物は少なく貴重ではあります。
ただ、そんな中で誰も使えない珍しい魔法を使える者も出てきたりしますが、それは主人公ではなかったりします。
この話に出てくる主人公の男の子は、単なるエロガキのモブでしかありませんでした。
しかしそんな主人公の少年でも、戦場は徐々に彼に戦車エースの道を開いていくのでした。
☆☆☆
ハンター~~戦車闘技士~~軍隊へ入隊して戦車学校~~オーク、ゴブリンのいる戦場へ~~勲章を授与~~平民として最高階級の曹長となって小隊長へ着任←今ここ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-22 10:17:01
846401文字
会話率:16%
獲物を一度も狩ったことがなかった落ちこぼれ狩人のレオン。
優秀な狩人の妹と育て親の神父。温かい町で、レオンは落ちこぼれながらも幸せな生活を送っていた。
しかしある日、その生活は突如として終わりを迎える。故郷を魔獣に襲われ、妹も奪われたレオ
ン。彼は、魔獣を使役する力が自分にあることを知る。
魔女に助けられたレオンは故郷の敵を討つため、そして妹を助け出すため、この国の魔獣を狩りつくすことを誓う。
これは、落ちこぼれ狩人が残酷な運命に抗う復讐劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 14:02:07
130331文字
会話率:45%
とあるパーティーの後方支援担当であるカイトは冒険者を辞めたかった。週五で行われる魔獣狩りが恐ろしすぎたためだ。しかし、唯一無二のスキル「管理者」を所持するカイトの事を手放したがらないパーティーメンバー。
しかしそんなことはカイトの方も承
知済みである。カイトは自分の代わりとなれるような弟子を育成済みであった。
だが、カイトはこの弟子の恐ろしさを知らなかったのである、この弟子がカイトのことを大好きであまりに執拗な愛を持ち合わせていることに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-22 12:00:00
2013文字
会話率:44%
辺境育ちで魔獣狩りを生業にしていた少年。
セント・ゲルンタルスは、自身の剣の技量を高める為に王都にあるロルバ王立聖剣学院へ入学することになった。
類い稀なる魔術の才能と、鍛え上げた剣戟の到達点。『聖剣技法』を誰しもが習得しようと目指す学院
でセントは、ある日、実戦を想定した試験の一環により赤髪の聖剣使いルーリア・フレアローズ等と共に王都から離れた北西の街にて魔獣討伐の依頼を実行することになる。
しかし、そこに待ち受けていたのは『聖剣狩り』と呼ばれる、正体不明の襲撃事件だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 00:06:34
5112文字
会話率:43%
※基本的に主人公と仲間たちが弱者から依頼を受けてヘイト高めの悪人ども相手にバッサバサと復讐していくストーリーです。
国を支配する亜人と人間の間に混血児として生まれ育ったジェンは、生まれ持った強力な異能力を使って表向きは魔獣狩りをしながら、
裏では極悪人たちに鉄槌を下す復讐代行者として活動している。
【第一章】ある日ジェンは裏の仕事から帰る途中に、理不尽な目にあっている子供を助け、家まで送り届ける。その後、小さな子供をを魔獣に襲わせて楽しむという催しを行なう主催者への復讐の依頼を受けたジェンは、仕事現場にいた子供の中に自分が助けた子供の姿を見てしまう。任務と私情に揺れるジェンは子供たち全員を救う事と復讐を両立させる為に戦うことを決意し、凶悪な魔獣にたった一人で立ち向かい圧倒するのだった。
【第二章】町で買い物に出かけたジェンはある切っ掛けで街中で男たちに追われている女性剣士と知り合う。復讐の手伝いを望む女性を自分たちの住む屋敷に匿うジェンだが、復讐相手の罠により女性は、復讐相手の待つ場所へと誘きだされてしまう。女性を追ったジェンは彼女から復讐代行の依頼を受け、待ち受けている剣術使いの集団を蹂躙する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 18:15:46
184361文字
会話率:42%
天野余裕(あまのあまひろ)は、しがない書店員。
ある日、自宅の壁に不思議な扉が現れる。扉を開けた先は、見知らぬ場所。人間のみならず、さまざなな種族が住まう異世界だった。
余裕はなぜか異世界で勇者として扱われる。すでに剣術を身に着け
、身体能力も高く、そして、とにかくモテる、モテる。
聖剣片手に魔獣を狩り、その報酬で女を抱く。温泉に入るもよし、異世界グルメを堪能するもよし、仕事終わりに満天の星を眺めるだけもよし。
職場のストレスは、異世界で発散!
なぜ異世界への扉が開かれたのか。なぜ勇者なのか。元の勇者の魂はどこへ消えたのか。
さまざまな疑問が余裕の頭をよぎる。
が、しかし、余裕はその謎を解こうとはしない。
そして、余裕はあることに気づく。
「……あれ? 俺、ずっと異世界にいてもよくね?」
しかし、今の余裕に、ずっと異世界で暮らしていく覚悟はない。余裕とは、そういう男なのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 13:18:01
3628文字
会話率:30%
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
自称世界一魔法使いのゼノと可愛らしい娘のキエリは、人が住む村から少し離れた森に棲んでいた。
ある日、その森に国の騎士団が魔獣狩りを行うことを聞きつけたゼノは、その間はキエリに騎士団と関わらない
ようにいって、また旅に出てしまった。
だが、キエリは森の中で怪我をした騎士団員と出会い、騎士団とのかかわりを持ってしまった。
そして、騎士団員の一人、フェリクスと出会う。
言葉を交わすたびに、お互いが大切な存在となっていく。
しかし、二人の間には大きな障害があった。
二人は、出会わない方が良かったのだろうか‥‥。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 20:57:32
258455文字
会話率:40%
棘のような男『ターク』 無表情、無愛想で無関心の三無しの無頼漢。 しかし剣技は三位一体を極めたアルウェンシス王国の英雄。 ある時、自身が仕えるファイルヘンブラフ公爵家にて魔獣狩りを行っていたタークであったが謎の石碑を発見する。 古びた条文を
読み上げると凄まじい魔力の奔流が溢れ出し次元の狭間に引き摺り込まれてしまう。 目を醒すとそこは砂漠の神殿レグエルグであった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 14:34:15
69302文字
会話率:34%
異世界に召喚されたアルガは低スキルが理由で森に追放された。
だが、猟師としての技術に優れたアルガは、魔獣の多い森でしぶとく生き延びていく。
最終更新:2021-02-21 09:23:35
3142文字
会話率:51%
魔獣討伐の勇士で編成された中央派遣部隊。魔獣狩りのプロの宴の一幕。「なんかドラゴンスレイヤーとか呼ばれてるらしいぞ」「は? 誰が?」「いや、俺達が」「え? なに言ってんの?」
最終更新:2020-12-20 22:09:08
1000文字
会話率:100%
王立魔術学院の才媛、ルミリアは魔獣が住む魔獣深森へと旅立つ。『お前、おっぱい大きいな』一人のスケベなんだか素直なんだか解らない少年ハンターとの出会いが、火炎嬢ルミリアの人生を変えた◇◇◇魔獣と魔獣を狩ることを生業とするハンターの住む世界。火
系少女魔術師の初めての魔獣狩りの冒険。蜘蛛の意吐、外伝、ルミリア=クライシュナー14歳の初めての魔獣深森。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-22 21:24:29
56423文字
会話率:58%
獣は夜に微笑うの並行小説になります。
奇才医師の逃亡と魔獣狩りがメーンとなります。
何故逃亡者となった彼が医師で有りながら魔獣を狩る事になってしまったのか…
どんな冒険譚となるか暫しお付き合い下さい。
最終更新:2020-11-16 04:15:05
668文字
会話率:0%
国中の市民が憧れた英雄職〈獣滅士〉。魔獣狩りを生業とした彼らのホーム〈獣滅士ギルド〉は、権力を求めるあまりに今や在職員から金を貪るブラック企業と化した。法外な契約解除料も支払えず泣く泣く仕事を続ける彼等に、一つの朗報が入る。
「『善』有る
ところに『財』有り。『財』有るところに『名声』あり。故に、全ては濁りなき『善』から始まる。我と等しく富や地位を捨て、零から踏み出す勇者を求む」
「勇気ある一歩に必要な費用は全て肩代わりする」と記載された要項に、獣滅士を含めた大陸中の人間は歓喜の声を上げた。
そして迎えた次期公爵主催の選抜会。群がる勇者達の中に異なる過去を抱え、大いなる未来を見据える者どもが集う。
ある者は英雄となるため。
ある者は家族のため。
またある者はーーーー。
全てを捨てた彼、彼女らに待ち受けるのは、自由の前に立ちはだかる過酷な未来。それでも追い求める目的のため、戦い続けていく。
これは、そんな夢追い人達がいつの間にか世界を変えてしまう物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 21:45:58
1749文字
会話率:35%
目が醒めるとそこは異世界でした
これは記憶を一部失い異世界に転移してしまった男の異世界冒険ファンタジーである
冒険の中で出会う仲間達との魔獣狩り
魔獣の肉や素材で作る食事や装備
主人公の冒険はまだまだ始まったばかり
一部、暗い描写も出ます
のでご注意下さい
最初の方はあまり面白くないかもですが、ご容赦下さい
初作品ですので、至らない点は多々あるかと思いますが、楽しんで読んでもらえればと思います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-04 17:05:29
19971文字
会話率:39%
故郷を魔獣に破壊された青年ゲイル・グリッドは各地を転々と旅をし、ギルドで仕事を請負いながら生計を立てていた。
ゲイルはヘンデールという騎士団領の街に、
武器の手入れと知り合いの調合師に霊薬の材料を届けると共にギルドで仕事を探すことにする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-18 21:52:21
6770文字
会話率:27%
幻想世界フォラストリエに生きる駆除屋。そのひとつである『アルバルーチェ』の団員、スレイがなんか色々と頑張る物語です。
駆除屋とは魔獣狩りを生業とする傭兵みたいなもんです。分かりやすく言えば、ギルド的なもんです。
完結となると超長編になる
予定ですが、今のところはオチのついてるepisode1までを週1で投稿してあとは反応次第で続きを書くか決めたいとおもっています。
注、冒頭に欠損シーンがあるので苦手な方はご注意。あまりエグくかいてるつもりはありませんが、そこは人によると思うので。
以下、現在公開している範囲の軽いあらすじ。
◎序章――時代はF.S.1292 主人公スレイがまだ12歳の頃の話。突如として現れた魔獣をひとりで相手するが、返り討ちにあい身体に重大なダメージを負う。それでも駆除屋として魔獣を斃す為、せめて刺し違える覚悟で挑む。
◎一章――時代は序章から跳んで六年後のF.S.1298 六年前の実際に起きた出来事を何故か夢に見たスレイが目覚めるが、飛竜狩りの仕事中だった為、団長にうたた寝していたことを叱られる。そして周囲には政府の要請によって編成された駆除屋連盟が操る多数の魔動空船。繁殖期を迎え、人を襲う飛竜との空戦バトル。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-12 21:00:00
56798文字
会話率:22%