ここは高度な文明が栄えた星。魔法と科学技術が共に発展し、そして滅んだ世界。とある国家による侵略戦争の際に追い詰められた防衛側が戦略級核兵器を使用。その結果その他の国々も報復のように戦略級核兵器を使用し、戦争は終結。勝者なき戦いは、大地の汚染
と文明の壊滅という結果を招いた。
この物語はその後日談。滅びた世界で必死に生きる1人の少女の英雄譚である。
ぽっと出で浮かんだ世界を物語にしたくて書いた物です。作者の処女作なのでがんがん添削とか教えて頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 14:00:16
14466文字
会話率:58%
高度な文明を持ったイダフ王国から、異世界・現代日本に「転移」させられた17歳の若き天才剣士ハオウガ=マイダフ。科学力も魔法も何もかも遅れた後退世界・日本に墜ちたことを彼は嘆く。しかし、かすかに見えた故郷への帰還方法をさぐりつつ、魔族の現れ
る日本で無双して日本に馴染みながら、多くの女の子たちと生きていく、という、一般的な異世界転移ものとは逆のお話です。
日本人とは全く異なる思想を持つ主人公が日本でどのように生きるのか?時に日本に妥協し、時に日本の真逆を行く彼のたどり着く先はどこなのか?異世界人ハオウガの冒険が幕を開ける!
※話数の多い連載中の小説はちょっと……という方は「第10章 高校編(第142話 2年B組~第168話 章末話~赤いクーポン)」だけお読みください。作者推奨です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 22:00:00
3632936文字
会話率:36%
高度な文明を誇った古代の遺跡が数多く眠る大陸――その大地の大半は今、古代の過剰に発展した科学に汚染された結果として、草木がほとんど生えない荒地となっていた。
大陸に存在する王国であるウルタ……そこに所属する騎士ディンは、王命を受けて調査
に訪れた遺跡の最奥で、カプセルの中で眠りに着く一人の少女を見つける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 19:50:33
21517文字
会話率:42%
ポストアポカリプスSF百合ファンタジー
今から300年ほど前のこと。
この惑星エミーラには高度な文明が築かれていました。人の必要とする殆どのものを生み出す自動工場、地球の反対側のことすら瞬時にわかるという通信網。人々の生活圏は惑星中を埋め
尽くし、重力のくびきを脱そうとしつつありました。しかしそんな文明の絶頂期が長く続くことはなかったのです。
長い黄昏の時代を経て、人々の暮らしは安定しつつあります。少なくとも恐ろしい暴走無人機が片端から人を殺そうとうろついてはいませんし、それらを討ち滅ぼすために軍隊が街ごと焦土に変えてしまうようなこともなくなりました。ただし、そんな機械や爆弾を作れるだけのわざ自体を忘れてもしまいましたが。
そんな時代に彼女は生まれて、そして気がついてしまいました。私は、この世界で生きていくのに向いていない。
とても恵まれた境遇に生まれたにもかかわらず、それでも彼女は思ってしまうのです。息苦しいと。彼女は苦し紛れにあがき、そして一つの希望を手にします。古代の力を今に取り戻す古術学者の道。古代、人々が貴族と平民とに分かたれず、誰もが平等に、そして豊かに暮らしていたとされる理想の時代。
彼女のあこがれは世界を動かす複雑な歯車の動きとたまたま噛み合って、そして一つの出会いを生み出しました。人の力が今よりもずっと強かった時代、人が貪欲にその勢力圏を広げ、自分たち自身すらも征服しようとした努力の結晶、全自律無人機。人の姿をして、人のように語り、そして機械のように力強いもの。
彼女たちの出会いが世界に何をもたらすのか。全自律無人機の高度な演算能力をもってすら、それは予測のできないことでした。
特設サイトを公開しています。ショートPVなどもありますので、ご興味の方は是非ご覧ください。
https://emilla.space折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 14:40:53
372475文字
会話率:51%
詠唱による機械的な魔法と、精神に起因する、限られた者のみが使える魔法が存在する世界。
しかしながら、人々の生活に置いて、魔法が絶対的な権力を有しているーーという訳ではなかった。
ーーーこの世界には、科学もまた存在するのだ。
戦争に
より、高度な文明を築いた人類は、その文明の技術を多く失い、最盛期よりは幾分も劣った科学と、由来さえも分からなくなってしまった魔法のもとで生活していた。
そして、この世界の国々の間には、技術の消失でもはや超えることのできなくなってしまった、『壁』が残されたのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 16:21:27
14137文字
会話率:37%
父親の戦死によって騎士爵家を継承したロドニーは、最北の辺境にある寂れたデデル領の統治者になった。
しかし、騎士爵家には膨大な借金があった。利子を支払うだけで精一杯で、借金は雪だるま式に増えていた。
父親が残した本を開いた瞬間、ロドニ
ーは光に飲み込まれた。気づけば前世の記憶を思い出しているが、それは別の世界のものだった。前世の自分の名前も親兄弟の情報も思い出せないが、高度な文明の知識を得ることができた。
借金苦のロドニーは産業を興して、ラビリンスに入って根源力という特殊な力を入手する。
幸いにも母方の祖父が商人だったので、その協力を得て特産を売りさばくことができた。なんとか借金を返し、これまで低かった領兵の賃金を底上げし、装備を整えて領兵の強化に取り組んで富国強兵を実現していった。それがいつしか国王の耳に入り、『最北領の怪物』と言われるようになっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 18:00:00
321172文字
会話率:43%
これは命の価値観が書き変わる物語だ。
この世界には、天まで届く大きな柱が三千本ある。
そしてその柱には、それぞれ神様が住んでいた。
神様はとても人間を愛していて、人間が滅びないように徹底した管理を行ってきた。
神様は、人間の進化のために文
明を与えた。しかし、その文明が行き過ぎて人間の首を絞めるようになると、神様は自分で与えた文明を破壊した。
どちらも、人間のためである。
神様は人間を愛している。
だから、神様は何度でも人間に手を差し伸べるのだ。
その場所に住む人々は、高度な文明を持たずに自然と共に生きていた。
100人ほどの人間が暮らす集落があり、彼らはそこで何百年も生活していた。
もう十分な知的レベルまで到達した彼らに、神様は次のステージを用意することにした。
さあ、人間に繁栄をもたらそう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 23:44:49
15703文字
会話率:19%
過去類を見ない大災害や異常気象によって人類滅亡の危機に瀕してから数千年、世界は謎に満ちた新エネルギー「魔素」に満たされた。世界は魔素に順応し、人類は高度な文明を失った。しかし数千年で人間は超常の力を使えるようになっていく。これはある一人の少
年が大きい事件をきっかけに世界を知るファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 19:48:36
353文字
会話率:0%
高度な文明が滅び、その後に新しい文明が栄えていくファンタジー世界。 主人公たちが世界をめぐりながら、世界の真相を解き明かしていく物語です。
最終更新:2022-10-11 23:36:45
119880文字
会話率:58%
かつての古代には高度な文明の時代があったが、その文明の時代には、人間やエルフ、ドワーフ等の多くの種族達が、住んでいた。
この高度な文明の時代を作ったのは、星から来た人である。
しかし、ある日の境に高度な文明が滅びて、多くの種族は、安
静の土地を求めてバラバラになり、種族達の土地をめぐる戦乱を起きて、更には、新な勢力の魔王と聖霊王の戦いまで起きてその時代は、暗黒時代と呼ばれた。やがて平和になり、かつての文明の時代は、種族達から忘れられる事になった。
千年後、かつての高度な文明の時代は、種族達の夢物語や伝説みたいに語られていたが、強盗をしていた没落騎士のテオドールと二人の仲間が、偶然にも遺跡の奥の調査で文明の時代の星から来た人の少女を出会うまでは・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-18 17:11:43
17848文字
会話率:45%
高度な文明をもつ天体クレイヤは、ある日偶然にも青い惑星を観測した。
その惑星の名は『地球』。
地球との交流を目論んだクレイヤは、地球調査隊員の候補生を募った。
灰色が空を覆う世界に暮らしていたクレイヤの住民は、誰もがその惑星に心を惹かれた
。
候補生に志願した青年レイ・リオレットは、厳しい能力試験や過酷な訓練をくぐり抜け、ついに地球に行く権利を手にする。
しかし、レイが命がけでたどり着いた地球は、彼が憧れた姿とは一変した、荒れ果てた地となっていた。
全7話です。
この作品は「カクヨム」でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 17:30:53
9897文字
会話率:26%
地球から遥か彼方にある惑星『ブループラネット』。かつては、高度な文明が栄えたこの惑星は、最終戦争により全てが崩壊し、不毛の地と化していた。
あれから千年、人類は不断の努力により、辛うじて最低限の生活が送れるようになっていた。
そんな世界で生
きる少年、ザックスは、今日も自分達が生きていくために、友達と共に、生きる糧を探していた。
だが、ある日興味本位で探検に訪れた廃墟で、彼は一人の少女と出会う。それが、ザックスの運命を大きく変えていくことになるのだった・・・。
文明崩壊後の世界を描いた作品です。一応、SFにしていますが、そこまでSF色は強くないかもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 19:29:45
87891文字
会話率:68%
長きにわたって続いた『世界戦争』により、高度な文明が崩壊した近未来。あらゆる統治システムが機能しなくなり、かつての常識や倫理観は消え失せ、違法あるいは非人道的とされた行為すべてが、各地で公然と行なわれるようになって久しい。そんな荒廃した世
界を、当てもなく旅するひとりの女探偵がいた。
「名前はない。通り名として、ローゼと呼ばせている」
正義も悪も存在しない世界で、自分の存在意義に答えを出せないまま、探偵は各地を転々とし、調査の依頼をこなしては旅の資金を稼いでいた。そんな彼女が、南の大陸で出会ったのは、記憶を失った謎の美少女。探すのは、自分の死に場所。
「あなたの旅に、わたしを同行させてください」
ひょんなことから始まった、女二人の道中。謎を求め、真実を求める。生きる意味を求め、死ぬ場所を求める。そんな旅の果てには、何が待っているのだろうか。
「神秘の箱は、開かれた」
ミステリ×百合×近未来×ロードムービー!
これは、いずれ本当に訪れるかもしれない、未来の物語。
※毎週火曜日22:00に更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 22:00:00
366296文字
会話率:57%
―あらすじー
ノアーナ星―地球に於いて、惑星間条約が締結された。
ノアーナ星は主に技術供与、地球は、度々現れる侵略者の一掃を約束し、通信網の整備や人型戦闘メカの製造、ノアーナ星―地球間の銀河惑星調査等が進められる事となった。
ノアーナ星
、RJ管理部は廃止し、中心組織である星間管理組織RJVと改名された。そのトップである長官職にはラムル=カーレイが就いた。
地球に於いての組織編成は変わらなかったが、ノアーナ星よりあらゆる技術供与を受け、目まぐるしい発展を遂げた。
一方で、2基の星間中継通信用静止アンテナを、バンズ=グロビアの設計の下実行に移され、量子エネルギー通信以外でも通信が可能になりつつあった。
G15壊滅作戦の前に太陽系内で捕獲した、他惑星のメッセージ衛星を解析、その惑星の探査を始める事となる。
……が、その惑星にて高度な文明の侵略者と対峙してしまう。
そこへ応援に駆けつけるノアーナ軍。その後どうなってしまうのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 18:00:00
164884文字
会話率:66%
G20開催中、記念撮影の首脳達が一瞬の内に消えた。
とある高度文明人に囚(とら)われてしまった。
地球人に過度の要求を強いる高度文明人。
一体何が目的なのか?人間の進化を望んだ行動か⁉︎
地球上の人口を減らし、他の人間達は移住を
余儀なくされる。
その高度文明人の思惑とは?その後の地球人はどうなっていくのか⁉︎
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-09 21:00:00
28424文字
会話率:9%
時は2000年。を遥かに過ぎて3000年。高度な文明はしかし限界を迎え、人類は頭脳よりも異能を優先した。
元々世間一般で『魔法』と呼ばれる御伽噺はしかし、古今東西、人類が文明を持ち始めた時から存在していた。
魔法使い達が番頭し始めた時は各国
で戦争が起きていた時だった。混乱に乗じてサラッと戦争を納め、人々の認識にスっと溶け込むことに成功した。
……っていう時代のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 22:08:32
616文字
会話率:37%
マサチューセッツ州アーカムにある<ミスカトニック大学>は、アメリカ合衆国北東部ニューイングランドにおける権威ある大学のひとつだ。1929年の夏、この大学図書館にある『禁じられた書庫』に何者かが侵入し、一冊のコーデクス(書冊)が盗まれた。
遠い昔、世界最古の文明と言われるメソポタミア文明が築かれるよりも遥か以前に、中東のいずこかに存在したとされる都市文明があった。高度な文明を築き比類なき栄華を誇ったその都は、いつの日かそれを築いた種族とともに広大な砂の海に沈み、ついには幻となった。盗まれたコーデクスは、その幻の都について記述がされた数少ない文献であり、極めて学術的価値の高いものだった。
事件は一時新聞でも取り上げられ、地元警察は貴重な学術資料の盗難事件として捜査を開始した。だが手がかりとなるものは非常に少なく、その捜査は捗々しくなかった。やがて何ら進展のないまま三月が経過し季節も変わると、市井の人々の話題にも上がらなくなった。
しかし、館長のヘンリー・アーミテイジ博士は、事態を重く見ていた。この書庫にある秘蔵文書は、部外者どころか大学関係者にすら閲覧制限を課している、いわくつきの稀覯書ばかりだった。それというのも心得のない者がその忌むべき知識に触れれば、たちまち狂気に陥ってしまい、また大きな災厄を招く恐れがあったからだ。盗まれたコーデクスにも、そうした知識が収められていると考えられていた。
侵入者は閉館後、大学が施した防犯対策を破り、ラテン語や様々な言語、いまだ解明されていない言語で記された数ある書物のなかから、当該文書だけを選んで盗み出していた。何らかの目的をもった者の犯行であることは明らかだった。何かが起こっている。そう考えたアーミテイジ博士は、行動を起こすことにした。ただし、それには警察に代わる調査能力をもつ者の支援が必要だった。
白羽の矢がたったのは、私立探偵レイモンド・デイビス。全米各地に拠点を置き、一時は警察をも凌ぐ捜査力をもつとも言われた、アメリカ初の探偵会社<ピンカートン探偵社>の元従業員である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 19:14:01
4656文字
会話率:60%
Z(ゼータ)機関は、名状しがたい邪悪な勢力から人類社会を守るため、世界中の有志によって設立された民間の秘密調査機関だ。ギリシャ文字の最後がZ(ゼータ)であることから、自分たちが『最後の砦』であることを意図して名付けられた。
ある日機関
の本部に、インスマスの『ダゴン秘密教団』に潜伏中の密偵から、由々しき報告がなされた。『クトゥルフ教』の魔導師が教団を訪問し、南太平洋に沈むルルイエを浮上させ、クトゥルフを復活させる計画に参加するよう呼びかけたとのことだった。その魔導師の男は、星辰を正しき刻に導く魔導秘法を自ら開発したという。ただし、それを実践するためには、とてつもない労力を必要とするため、世界中の邪神を崇拝する同志たちに協力を求めているらしい。
情報によれば、邪神復活のための秘儀は、地球上ではなくどこか別の場所で実行されるらしい。一刻も早くその場所を特定しなければ、クトゥルフの復活をみすみす許してしまうことになる。しかし現状の機関の能力において、その捜索は困難を極めた。事態を重く見た首脳部は、人類誕生以前に高度な文明を築き、かつてクトゥルフと対立したこともある<イスの偉大なる種族>の協力を仰ぐことにしたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 21:42:26
710文字
会話率:0%
科学と魔法が混在する世界に、恒星間航行を可能とする高度な文明が存在した。
ある時、その文明の中心地に天才が産まれた。
その優れた才覚によって次々と革新的な理論や技術を生み出した天才は、次第に周囲のしがらみを疎んじる様になる。
だが、
その態度が最終的に彼を危険視させるに至り、遂には実力行使を誘発させるに至った。
自分の好きにしたくとも、周囲が放置してくれない。
そんな境遇に嫌気が差した天才は、故郷からの逃亡を図り、邪魔者のいない新天地を目指す決断をした。
斯くして辿り着いた新天地
そこは、中世ファンタジー真っ只中の文明が存在する惑星であった。
邪魔者と認定するにも値しないと無人の平野に居を構え、のんびりやって行こうとするも、やはり放置はしてくれない。
しかし、惑星一つすらもまともに把握出来ない文明相手に遅れを取るなど有り得ない。
星間国家の天才は、やって来る脅威を余裕であしらいつつ悠々自適に人生を謳歌する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 20:06:54
57054文字
会話率:38%
今生きている世界が人間よりもはるかに高度な文明が作り出した世界だとしたら、大学生の頃の俺は鼻で笑うだろうか。
ある日突然、脳に直接響く『声』によって俺の人生、いや世界は変わった。
世界の各地に現れるダンジョン。モンスター。ゲームや映画では
よく見ていたが現実は小説よりも奇なりとはよく言ったものだ。まさかこの宇宙、地球そのものが高度な文明によって作られた世界だったなんて。
※しばらくの間は毎日17時に投稿していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 17:00:00
113655文字
会話率:43%
これは、運命に翻弄される主人公が、自分なりの正義を探す物語。
代わりに誰かを救う事が出来るなら、あなたは戦うことを選びますか?
*
主人公・能源(のうげん)章(あきら)は、最寄りの古びた図書館で、“喋る魔導書”リリスと出逢う。そ
して、その直後、魔獣に襲われ、彼女と魔法の契約をする嵌めに。
魔導書でもあり、天使でもある存在、“守護天使”との魔法契約……それは、大昔に恐竜から進化した生命体、“竜人族(ノガルドティアン)”との戦争、“幻想戦争”に巻き込まれることを意味していた。
章は、持ち前の知能、リリスの持っている魔法の知識を使い、危なげながらも、彼らとの戦闘を切り抜けていく。
*
――竜人族(ノガルドティアン)とは、まだ恐竜が闊歩していた時代、幾つもの偶然が重なり、知的生命体への進化を果たした旧人類である。彼らはかつて地球上に文明を作り広く繁栄した。
神への深い信仰心を持っていた彼らは、スピリチュアルの研究にも熱心だった。その副産物として、彼らは魔術を手に入れた。
しかし彼らが深く信仰していた唯一神は、生物に急激な進化をもたらすことを目的として、隕石を落とし地球を壊滅させた。長過ぎる程の年月は、やがて彼等の文明の跡すらも根絶させた。
ある者たちは憤り反逆し、ある者たちはそれでも信仰を捨てなかった。反逆者は地獄(ゲヘンナ)へと送られ、信仰を捨てなかった者は天界へと送られた。また天界人の中でも、堕天する者は少なくなかった。
そして何千万年という時を経て、ホモ・サピエンスが第二の知的生命体として高度な文明を作り、繁栄した。
地獄へと送られた反逆者達は、ここぞとばかりに天界に宣戦布告した。こうして、竜人(ノガルドティアン)と、天界人がサポートする現人類(ホモ・サピエンス)の、隠匿されし戦争が始まる事になった。
*
※不定期更新と謳っておりますが、隔週の土曜日五時の更新が基本になります。
※記号が黒塗りになっている話だけを読んでも話の流れは掴めます。白塗りになっている部分も読むとより一層お楽しみ頂けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 18:00:00
296817文字
会話率:47%
ここは、人界にある魔大陸。 魔大陸には、異世界から避難してきた魔族が住んでいる。 人間が多くすむ大陸、セロウノ大陸もあり、両大陸は海を隔ててかなり離れている。 そして、魔大陸に住む魔族達は、人間達と比べて高度な文明を維持している。 とある盟
約のため、魔族達は、人間達とは一線を引いてなるべく関わる事もせずひっそりと平穏な日々を過ごしていた。 しかし、月日の流れによって、造船技術の発達により魔大陸へくる人間達。 争いの日々が続き、ようやく休戦となる。 その時から、徐々に変わっていく魔大陸の魔族たち。
そんな、魔族達の様子に危惧する、当代の魔皇帝が問題を解決すべく依頼した先は?
そして、暇を持て余す、傍観者の仲間の1人である魔界の魔王が気まぐれで魔大陸へ行くそんな物語
【白銀の黒帝】シリーズの8作目となりますが、前作との因果関係はほとんどありません。
本作だけでも、完結するようになっています。
※15話で完結します
※誤字脱字が多いかもしれませんがご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 23:46:00
16582文字
会話率:19%