ドラゴン、グリフォン、ワイヴァーン……巨大飛行生物を用いる戦争が一世紀近く続いていた。
現在の交戦勢力は大きく南北にわかれている。
そのうちの一方、北部連合防空軍に所属している「私」リフィア=ローパクトは重銀竜ベルグリューンと契約を結んでい
るドラグーンだ。祖父が契約を結んでから三代。単に契約者の子であるだけではドラグーンの継承はできない。父も、私も、常に資質を問われてきた。
いつしか私は、終わりの見えない戦いの決着に関わる大きな流れに巻き込まれてゆく……。
2006年ごろから不定期でラノ様(rano.jp)に掲載しましたが、気がついたら元サイトが店じまいしていたので引っ越します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-19 22:34:44
152606文字
会話率:17%
昭和、平成、令和へと時代の過渡期に元帝国海軍士官で、航空自衛隊元空将補だった老人は日本人の国防意識の低さを嘆く。しかし、そのひ孫に『暢気に人が生きられる姿はこの国の勝利だ。暢気に暮らせ、護ってやるからとガードしてくれている人間の心意気はどう
した』と諭される。
老人、川村宗一郎は目の覚める思いで、長かった戦後が終わる気がした。
ひ孫の泰子は女だてらに自分と同じ戦闘機パイロットを目指したが夢に手が届きかけた直後に大病をして挫折をする。それでも立ち上がろうとするひ孫の姿は宗一郎に若き日にであった大切な女性を彷彿させた。
そして、泰子がその生まれ変わりではないかと思い至った宗一郎は初めて生かされた理由を知った気がして、泰子に大切な人たちと自分の失恋話を語り始める。
史実に名高い三四三飛行隊創設、紫電改開発と激動激務の中も太平洋戦争末期に純愛、死別、そして、初恋の女性が想いをつないだラブレターに隠されていた真実を彼自身も知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-25 11:00:00
163965文字
会話率:36%
ザイマ国はそれまで敵はいなくて、テロもなく、平和な国だった。だが、そこにある日コールサイン「ALL ZERO」の機体を含む、防空軍第12飛行隊は国籍不明機の対処にスクランブル出撃をする。だが、その国籍不明機は防空軍機にレーダー照射をし、交戦
状態に入る。そこで、半数が撃墜されてしまった。それに対してザイマ軍はなにも戦果を上げられなかった。そんなザイマ国は作戦を練ろうとしたときに、国籍不明機による空爆が始まった。これにより出撃は出来ず、被害は甚大。死傷者数万人にのぼった。これでザイマ国を攻撃した国が分かったが、ザイマ国は宣戦布告された。ザイマ国の運命はいかに...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-15 08:00:00
2516文字
会話率:76%
航空自衛隊に所属する幡谷翔(はたやかける)、TACネーム「フラッグ」は凄腕のパイロットだった。
国際合同演習で世界最強の戦闘機F-22ラプターを撃墜し、最新鋭のF-35を装備する飛行隊への転属も内定となり人生の絶頂にあった幡谷だったが、美人
スパイの色仕掛けに引っかかり自衛隊の機密情報を外国に漏らしてしまう。パイロットの資格を失った幡谷は、空を飛ぶことを諦めきれず、民間軍事会社の社長の誘いに乗って「ここではないどこか」で傭兵として戦う決意をする。
「ここではないどこか」で幡谷を待ち構えていたのは各国から集まった八人のパイロット達と新旧様々な戦闘機だった。異郷の地で、「フラッグ」はその翼を変えながら空の戦いに身を投じていく。
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F-2編 国際共同演習「コープ・ノース・グアム」#1-6
MiG-21編 ファースト・フライト#1-
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※ 2019年2月4日初投稿
※ 不定期更新
※ 戦闘機の戦闘描写はできるだけリアルに近づけたいと思っています。現実と著しく乖離している表現がありましたら教えていただけると助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-15 00:41:06
106294文字
会話率:58%
ニューギニア諸島ニューブリテン島ラバウル、かつてここに、精鋭ぞろいの零戦乗りたちがいた。その名は、大日本帝国海軍ラバウル航空隊・・・・・・台南航空隊などの飛行隊の総称である。
そしてここに、一人の女性搭乗員がいた。機体に桜花を描いた零戦
を操り、敵機を次々に落としていく様を見た連合国側の飛行士たちは、彼女のことをこう呼んだ。
「Wich in Rabaul」
ラバウルの魔女、山ノ井彩音と―。
零戦本編でちょこっと出てきた春音のおばあちゃんのお話です。「もし日本海軍に女性搭乗員がいたらどうなったか?」というふうに書いています。
ご笑覧いただけたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 00:00:00
66961文字
会話率:38%
44年、空軍茂原基地701飛行隊所属の立花翔子少佐は、新型機の試験を行うため成田基地へ出張する辞令を受け取る。が本人はあまり乗り気ではない。飛行機はバカが付く程好きだが、他の基地まで行って自分がテストを行う理由が見いだせないのだ。
それを茂
原基地の本堂司令が説得し、何とか送り出す事には成功した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-05 21:31:38
344099文字
会話率:39%
太平洋戦争開戦前、日本軍再編の流れで発足した空軍に、女性パイロットのみで構成される飛行隊が設立される事に。
本作ではその設立前から開戦までの機関を扱う作品です。
の予定でしたが、章ごとに完結させるスタイルに変更させていただきます。
その方
が感想等を早くいただけると思いましたもので。
第一章は主人公立花翔子が女子航空隊入隊に向けて家族と話し合うシーンがメインとなります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-17 06:48:29
27748文字
会話率:31%
架空戦記創作大会2019冬 参加作品です。
お題2の架空の軍服をテーマとした架空戦記です。
最終更新:2019-02-01 00:00:00
3870文字
会話率:0%
架空戦記創作大会2015春 参加作品です。
最終更新:2015-05-01 00:00:00
7542文字
会話率:0%
『女神は今、空から見守っている――』
20XX年。近隣諸国の情勢不安定化により、空からの監視の重要性が高まる中、航空自衛隊警戒航空団第602飛行隊所属『E-767 AWACS“アマテラス”』は、今日も日本の空を監視していた。機上兵器管制員
『羽浦雄弥』は、他の仲間たちと空を見張り、女性イーグルドライバー『蒼波咲』は、仲間と共に空を翔る。
誰にも見られることなく、注目されることもなく、静かに、今日も『空の目』は、日本の空を守っていく――
――そんな日常が、続くはずだった。“あの日までは”――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-22 08:00:00
818006文字
会話率:57%
長く続いた戦争は終わりを告げようとしている。
ローシン連邦の軍部の腐敗から戦線は崩壊しかけているが、ある戦区の空を飛ぶ戦域管制機と一つの飛行隊により辛うじてローシンは存続していた。
この物語は、歴史に深く刻まれたローシン
西部第2戦区の空に生きた2人の若者の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-24 23:52:53
648文字
会話率:0%
雪の残る北海道。千歳基地。
その滑走路を、2機の戦闘機が離陸していた。
尾翼には、槍を持った女神のエンブレム。第202飛行隊のF-15J戦闘機だ。
アフターバーナーを吹かし急上昇する彼らが向かうのは、「戦場」。
人ならざる化け物を墜とす為。
愛する人を守る為。
彼らは戦場へと飛び去ってゆく。
戦闘◯精雪風とかス◯ライクウィッチーズとか色々読んでて空戦書きてぇなー。
とか思って色々用語を調べながら書いた適当作品。ぶっちゃけ粗大ゴミ。続かない、と思う。
(※ものすごい駄文な上、素人が調べながらなんとか書いた作品です。用語の誤りがある可能性も十分にございます。特にミリオタの方は覚悟してお読みください。気分を害しても当方は責任を取りません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-24 15:43:03
7651文字
会話率:45%
航空母艦仙龍の飛行隊は、爆撃隊の露払いのため、敵基地上空の制空確保へ向かった。
この基地が陥落すれば合衆国本土への大攻勢を仕掛けられる。
重要な拠点を守るために敵は新型機を投入して対抗した。
今まで圧倒的優勢であった壱式艦上戦闘機は
最初で最後の死闘を演じる。
スマホでの閲覧を前提に書いているのでPCからでは見にくくなっています。
作中には日本とアメリカがモデルになった国が登場しますが、筆者には特定の思想を助長するような意図は一切ありません。
登場する機体は全て架空機です。
カクヨム様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-11 20:52:30
42062文字
会話率:34%
第二次大陸戦争。
二つの大陸が互いに同盟を築き、思想を、怒りを、尊厳をぶつけ合う戦争だった。
その戦争の激戦区、「クレリアエリア」にある「ホーブ基地 第260飛行隊」に一人の新人少尉が着任した。
名前は「クラ・オーザン」。
個性的な隊員たち
に出迎えられ、彼の戦闘機操縦士人生が始まる。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-03 16:07:10
25508文字
会話率:20%
西暦2020年、8月の15日。東京五輪も終わったその日俺達陸上自衛隊所属第7小隊と第1小隊は新和歌山駐屯地から姿を消した。更に同日同時刻、航空自衛隊千歳基地から離陸した第3飛行隊及び第9飛行隊、そして横須賀基地を出航した第13護衛艦隊及び第
2潜水群が消息を絶った。
その頃異世界の永久中立都市群〈ノアニール・マグナ〉は機械文明国〈スタイリシュア公国〉と魔法文明国〈アルタクルス帝国〉の2ヶ国に挟まれ窮地に立たされていた。そんな時に異世界の人間達が中立都市首都近郊の陸、海、空、その3つに出現する。そしてそんな彼らに初めて接触したのは学園都市の生徒達だった。自衛官と学園都市の少年少女の出会いは永久中立都市群だけでなく世界そのものを変えていく、超過科学技術(オーバーテクノロジー)を有した彼らはどこへ向かい何を為すのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-20 12:01:47
132196文字
会話率:67%
2046年、日本は関東平野への人口密集化を図り、一つの都市国家として成立した。省エネルギー化や福祉サービスの向上を目指して行われた改革だった。一方、自然へ還った地方と、そこに住む「アウトサイダー」と呼ばれる人々にとって、航空機で生活必需品
や食料を運ぶ「ブッシュパイロット」は生活の上で欠かせない職業となった。学生テレビチャンネル「Alley mur mur」ドキュメンタリー部門記者の水口リアは、民間飛行隊「Flying Challengers’ Squadron」のパイロット、氷川時哉に取材を始める。水口の大学の学園祭で氷川の曲技飛行を披露することを計画し、進められていったが、そこに富士山噴火のため付近の人員を避難させるという緊急依頼が舞い込んできた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-26 23:00:00
71756文字
会話率:34%
【銀翼を翻し機体は舞い踊る。
飛ぶことの素晴らしさを、知っている】
冒険者から整備士に鞍替えした『転移者』。風変わりなエンジニアは、前の世界では唯の中学生だった。異世界の空軍、レノゲア共和国西方防衛軍航空団。湊は戦闘機隊から新設の
実験整備飛行隊に移る。
【彼は変わっているよ。
どれくらい変わっているかって?そうだね……この国に3人くらいは似た人がいるんじゃないかな。】
戦闘機パイロットのミーナはその下でテスト・パイロットとして飛び回る。彼女だけではない。ザイル・イーラ、ネイア・ルイズ、カイ・レイソン……少しずつ、だが確実に彼の周りに人が集まる。
【何でここに来た?
さあ……来たかったからじゃないかな】
オイルにまみれ、スパナを握る彼の名は遠井 湊。元中学生の
彼は旧式飛行機に手を入れ、性能を向上させる。汚れたツナギ、オイルが染み込んだ手。指揮官と呼ぶには余りにも頼りない。そんな彼に従う者たちが、今日もまた妙なものを積んで飛び立つ。
【似ているが、少し違う。
プロトタイプとは、また違った曲線的な姿。
それが、彼の創った戦闘機】
軍で、戦闘に陥る可能性もある。だが彼の周り、彼の航空隊は何処かほのぼのとしたように時が流れる。
【翼を連ねる二機は、まるで絵画のように美しく。
夕日がその二機を黒くシルエットに変える】
だが、世界情勢はそれを許さなかった。実戦部隊として投入された時、彼の戦闘機で人が死んでいくところを見たとき、彼は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-24 20:41:18
72531文字
会話率:39%
ほぼ現実世界で第一次世界大戦に相当する舞台背景の、女性パイロット主人公の架空航空戦記です。
マニアな方ならわかるように、「魔女飛行隊」の名は、リディア・リトヴャクが一時在籍したことでも有名な、第二次大戦中に旧ソ連に実在した、女性ばかりの飛
行隊の通称を借りています。
また冒頭、主人公が乗っている機体は「ロータリーエンジン装備、魔女のほうきのように上昇」でピンと来る人もいると思いますが、第一次大戦中のフランス製、ニューポールの一連のセスキプラン戦闘機、“ベベ”をイメージしています。
「魔女」の単語は入っていますが、魔法だの何だのは一切出てきません。
戦争/兵器+女性ということだと、「ストライクウィッチーズ」とか「ガールズ&パンツァー」とかが想起されるかもしれませんが、こちらはほぼ萌え要素無しの泥臭い話です。そちら系を期待された方は済みません。
実を言えば、この先どう進むかほとんどノープランで書き始めています。不定期更新となりますが、いつかまとまった話として完結できれば、というヌルい姿勢で臨んでいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-04 20:07:38
3750文字
会話率:28%
ひょんなことから大陸に派遣される空輸が専門の女性パイロット2人
同胞を守る最後の戦いに巻き込まれていく
最終更新:2015-08-02 21:31:44
13099文字
会話率:24%
鯨捕りになることを夢見た少年は、陸軍の飛行兵になっていた。戦争末期。本土防衛のため編成された邀撃飛行隊に出撃命令がでる。その戦闘機群のなかに、あの飛行兵がいた。空の鯨をしとめるべく、銀翼の爆撃機に襲いかかる。
最終更新:2015-04-04 18:45:20
5432文字
会話率:9%
1990年以降に行われたアフリカ対立戦争によって、アメリカは空母「ローン・マック」を損失した。絶対にありえなかった事態が起き、国民の反発も強くなり、1998年に立て続けに起きたテロで国民の反発はこれを期に激しくなった。
1999年に休戦し、
同時にソ連経済も崩壊、冷戦は終結した。
ローン・マックに搭載されていた戦闘機パイロットである、ジョージ・アルテミス大尉は陸上勤務になるが、飛行隊長に呼び出され、空母への勤務を命じられる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2014-09-22 18:07:58
2417文字
会話率:44%
世界戦争が勃発しているとある時代。小国であるベラム共和国も参戦していた。
その中でもテオ・マセロが率いる部隊は、自らの国家を欺き、敵国と協定を組み、特殊な運営をしていた。
テオ・マセロが統括する陸軍第二十二爆撃飛行隊のとあるチームに焦点を当
て、これから巻き込まれるある事件の前日譚となる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-09 17:58:43
49623文字
会話率:20%
エイプリルフール企画、
航空母艦の妄想世界観作品第一弾、
お楽しみいただけたら幸いです
最終更新:2014-04-02 00:59:45
2241文字
会話率:37%