士官学校を卒業したローランはロキア王国王都駐留の精鋭部隊で不自由のない生活を送っていた。
しかし、王都駐留の精鋭部隊とは名ばかりで、戦地へ行くことがない貴族の子息の集まりだった。
英雄になりたくて、軍へ入隊したローランは憂鬱な日々を送ってい
た。そんなある日、士官学校時代の親友から手紙が届く。親友がやりたいことをやって、成果を出していることを知り、ローランは落ち込んだ。それを忘れる為に酒場で酒を飲んでいるとガラの悪い男たちに誘われる。男たちに誘われて、付いて行った怪しい酒場でその場に似合わない少女と出会った。
その少女の正体は…………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 12:39:04
13029文字
会話率:36%
彼らの故郷は、錆び付いていた。
それでも、護るものはあるし、殺す敵もいる。
科学は魔術と、魔術は科学と相対する。
錆び付いた鉄の国と、神秘の薄れた忌術の国。
そのふたつだけが、彼らにとっての世界なのだ。
護るべきものは失った。執るべき
刃は折れて久しい。
それも、英雄願望の1つの形かもしれない。
────もしくは、殺戮衝動か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-22 05:12:14
10378文字
会話率:45%
英雄という肩書きを夢見て鳥籠の世界から飛び立ち、探索者となって世界を回り始めて30年と少し、
彼ーープロウスは未だ英雄になっていなかった。
理由としては、これといった功績が無いのもありながら、その最たる例は、バグスキルであった。
バグは
バグでも、内容が特殊、レアと言うわけでなく、読めないのだ。
自身のステイタスに記載されている文字は、自身が読める文字で全て表記される筈が、スキルだけ読めないのだ。
一人一つ必ずスキルを持つ世界としては最悪の枷となり、英雄としての道を失いながらも諦めずにここまで来たプロスは、探索者最後の仕事として、墳墓型ダンジョンの最上位、地下大墳墓型ダンジョンに潜るが、
ダンジョン内で低確率で発生する、《神の狂乱》で出現したミノタウロスによりその命を散らす。
ミノタウロスへの再戦を誓いながら死んだ後に目にしたのは、彼の故郷ーー初めて英雄に憧れた場所だった。
英雄に憧れて外に飛び出す前に戻ったプロスは、英雄への道を、歩むーーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 12:29:06
1139文字
会話率:4%
日本で暮らしてた引きこもりの平 悠利(タイラ ユーリ)は英雄願望を抱えたまま自殺し、神にチート能力をもらい、剣と魔法の世界に転生した。
そこで今度こそ英雄になる為に、筋肉バカ剣士、泣き虫巨乳魔法少女、ストーカ予備軍くノ一の3人と共に対転
生者特殊部隊――略して転特隊を結成した。
我ら転特隊は世界の平和を守る為に奔走するが、そこはイカれた転生者達が前世の未練全開で暴れ回ってる世界だった。
「この世界に足りない物は、それは――勇気・努力・根性・やる気・我慢・気合い・努力・覚悟!! そして何よりもォォオ――愛が足りない!
だからもっと熱くなれよ! 致命傷の1つや2つで諦めるな!! お前の愛を俺にぶつけて見せろぉ!!」
「素晴らしい、この世界にも未知が満ち溢れている。
人は皆知らない物ほど知りたくなるし、見た事ない物ほど見てみたくなるもんだ!
全く……前世も今世も退屈しない。この胸のワクワクは誰にも止められない!!」
「イイ! イイ! カッコイイ!!!
愛してる! 愛してる! 愛してる!!!
あなたの全てが欲しいのぉぉ!!!
だと言うのにあなたは帝国を愛してるだなんて……
じゃあ帝国をぶっ壊して、あなたを奪ってあげる!!」
「はぁ……どうして君達みたいな精神異常者は壊すとか戦うとかそう言う物騒な方法でしか愛を語れないんだ……
まぁ、俺が嫌な思いしなければどうでもいいんだけどさ……
つまりそう言う訳だ。俺の平穏を邪魔する奴は徹底的に潰す」
自分勝手に暴れる迷惑な転生者達に翻弄されながらも、怠け者な引きこもりだったユーリは果たして世界を守る英雄になる事が出来るのか?
「おい異世界転生チートクソ野郎共、この世界はお前らの玩具じゃないんだよ!」
本作はそんな超迷惑なチートクソ転生者達によって構成される悪の犯罪組織クラウンズと我ら転特隊の戦いを中心に描いたお話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 17:01:25
158820文字
会話率:36%
竜童周が暮らす世界はモンスターであふれかえる世界となった。彼らはギフトを駆使し、生き残るために戦う。
英雄願望のある彼の前に次々と現れるモンスター。彼は生き残ることができるのか。
最終更新:2021-02-21 01:44:59
6805文字
会話率:60%
何か特殊な病気だと思って生きてきた高校2年生の櫻井幸信。
しかし、その実、想像した事を実現させてしまう超能力者だった!?
ある日、母の研究施設で事件に巻き込まれて自身が異能者であることを知った幸信。
悪を懲らしめた能力によって小さい頃に
憧れていた正義のヒーローや英雄の存在を思い出し、長らく忘れていたその熱望を実現させようと行動するようになるが、その過程でその英雄願望がいつからか歪んでいることに気づく。
そして、自分以外にも能力者がいることがわかり始め、交流していくことになる。また、彼らの抱える問題も知らず知らずに解決していた。そうして次第に幸信の心も変わっていくのだが・・・。
『こんな世界では、悪=正義ではないか?』
突如問われた命題に、幸信は迷う。
25話で完結です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-29 23:09:36
92192文字
会話率:34%
混雑した電車の中。
地味で冴えない至って「普通」の大学生、秀はある女の子と出会う。
「普通」の大学生の、ちょっと「普通じゃない」日常のお話。
***
ボーイズラブ要素があるのでタグついてます!が、主人公は至って「普通」のヘテロです。
最終更新:2019-08-12 20:38:44
4454文字
会話率:15%
英雄願望を持つ転生者、イルム。
彼はプレイ済みのゲーム世界に主人公として転生した事でゲームの主人公を超える英雄を目指すが、それはことごとく失敗する。
前世知識は穴だらけで中途半端、何度も挫折を味わう。回避したはずの悲劇に自分が追い込まれ、家
族や友人たちとも離れて生きていく事に。
主人公の座を奪われ、その座を取り戻そうとするイルム。
英雄願望を捨てきれなかった彼は必死にあがき、それでも英雄の踏み台にしか成れなかった。
華々しい戦果を上げる事もできず。功績は横取りされ人のものに。
歴史の脚光が彼を照らす事は無い。
最期には味方だった者にも見捨てられ英雄に成れなかったイルムだが、それでも彼は満足して逝く。
多くの者に裏切られた最期だろうと、それでも残った仲間もいたのだから。
※主人公は転生者ですが、チート能力はありません。原作知識チートぐらいです。
※作中では多くの人が死にます。脈絡無く登場人物が死ぬ事もあります。
※ゲーム的な表記はありません。
※デッドエンドでございます。やり遂げた男の最期がハッピーエンドと言えるかどうかは判断が分かれるかな、と思いますが。
※主人公は章の途中で一〇を手に入れ、章が終わる時までに七か八は落とすような展開がメインです。
※章の最後、エピローグ後にサブキャラ視点がはいります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-08 00:07:41
216332文字
会話率:18%
“俺”はごくごく平凡で普通の男。見た目も中身も平均的で、特技や長所も無い代わり、大きな欠点も特にない。
唯一優れていると言えなくもないのは、他者、周りの視線や気配に敏感、というところ。
その“俺”がやたらに近頃視線を感じる。
気
のせい? 自意識過剰? それとも幽霊?
いや違う、そこに居たのは───?
未来と過去を繋ぐ、“歴史的イベント”と“俺”の関係とは?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-21 01:00:00
7152文字
会話率:32%
世界を恐怖に陥れた邪神。そしてその絶対なる絶望に立ち向かった勇者と仲間達。いくつもの理不尽と恐怖と闇に立ち向かい、何度も何度も立ち上がり世界の希望を胸に遂に邪神を打倒する。これは、世界の闇と戦う勇者とそれを支える三人のヒロイン剣聖、賢者、聖
女の愛と冒険のダークファンタジー。ではなく、その三人それぞれの幼馴染がフラれた悲しみを乗り越えなんかすごいことをやってやろうとして挫折と努力を繰り返す青春冒険ファンタジーである折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-19 00:42:55
8016文字
会話率:18%
「才能ってやつが嫌いだ」
才能なし、特技なし。人様に誇れるものなんか一つも持っていない、ちょっぴり皮肉屋な主人公、田中宗一は、突然クラス単位で勇者召喚に巻き込まれる。
勇者としてクラスの代表のようにふるまう光の勇者(笑)。やってられる
かと、城を抜けて1人好き勝手に世界を回る旅に出るクールなボッチ。なぜかクラスのマドンナが密かに好意を寄せている(っぽい)クラスの虐められっこ。
いろんな主人公ポジションの連中を尻目に、宗一は周囲に流されるままに、モブAとしてその他大勢にまぎれて生きていく。
「てめえら主人公と一緒にすんじゃねえよ。こっちだって一生懸命頑張ってんだ」
英雄願望はもちろんある。モテたい気持ちもある。それ以上に、自分の身の丈を知っている。
これは身の程をわきまえた主人公の、異世界奮闘記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-31 17:43:30
101885文字
会話率:45%
漆原真司が異世界に渡り手を付けたのはスロットだった。
フリーターの漆原真司は、歴史的大敗を喫してしまう。
そんな中、異世界に召喚されてしまうというアクシデントが起こってしまう。
英雄願望も無くただスロットが打てれば良かった真司は異世界にも
スロットがあることを知ってしまった。
元凡人フリーターの異世界召喚者がどのように異世界スロットを攻略していくのかを描いたほのぼの日常回胴記録折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-11 19:18:08
1232文字
会話率:33%
幼い頃誰しもが勇者や英雄、ヒーローに憧れたように人一倍勇者への強い憧れを持った少年ーーハルト・オーウェイン 10歳は、自身のステータスやジョブに関わる重大な儀式『神の選定』を受けるが、勇者はおろか村人にさえなれない無能者のジョブと烙印を神々
から押されてしまう。
あまりのショックと家名に泥を塗ったと言うショックから引きこもりを起こしたハルトは代わりに勇者のジョブを承った弟カイト・オーウェインの訓練風景を見てさらに重度の引きこもりになってしまう。
それから3年後・・・。
全ての物事が色あせて見えてきたハルトだが、とある少女との出会いからそれが一変し彼はまた英雄になるため無能者ながら成り上がることを心に誓ったのだった!
成り上がり型王道ファンタジー小説です。
一度は堕ちた少年の成長物語読む人に元気を与えてくれる作品にしたいと思いますので温かい目で共感しながら見てくれれば幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-16 20:32:47
13532文字
会話率:31%
英雄志願者のリッタ・エロイカは騎士となった。
世界で最弱の騎士《最下位》という烙印を押し付けられて……
そんな少年の前に現れた一人の踊り子の少女名をテンツァー・ディスティ
二人の出会いから始まる異世界英雄譚。
――世界最強の《最弱》は世界
を守れるのか?
一日おきに更新する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-24 21:23:28
6487文字
会話率:27%
嫌われもので英雄願望のある中二病主人公が英雄になり、クラスに認められていく物語
最終更新:2017-11-11 19:55:12
882文字
会話率:35%
嫌われもので英雄願望のある中学生の主人公が英雄になり、クラスメイトに認められていく物語
最終更新:2017-10-16 22:55:56
304文字
会話率:0%
巨大な聖樹になる果実から生まれ、魔力操作ができない代わりにそれぞれ固有の権能を持つ種族『樹聖者』がいる世界。その樹聖者であり、『鏡』の力を持つ騎士アントンは、ある日突然所属する騎士団から暇を出される。原因は、彼の住む国の第三王女で、自由奔放
かつドジの多いことから《駄犬姫》とあだ名されるクラリサ殿下。彼女が王家を飛び出してまで冒険がしたいというので、その護衛役としてアントンに白羽の矢が立ったのだ。当座の目的地は、非合法組織の拠点になっていると噂の鉱山都市。
周囲の持ち上げぶりと自分の才能の乖離に悩む、武器を振るうことだけが生きがいの騎士と、英雄願望のあるバーサーカー気質な王女殿下が織りなす冒険譚。
※申し訳ありませんが無期限で更新停止中です。今後続きを書く可能性は極めて低いと思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-25 23:18:35
24656文字
会話率:56%
魔族との戦役は開戦から10年以上が経過しても継続している。
始まりとなった魔族の大侵攻に生まれ育った村ごと襲われたアランは両親、親戚、友人、知人を失い、将来結ばれることになっただろう幼馴染も生死不明となり、故郷の村とともに平凡だが幸せになる
はずの将来を失った。
それから10年以上が経った今、アランは命知らずの何でも屋である冒険者となり、熟練冒険者として仲間たちと冒険の日々を送っている。
長引く魔族との戦いに人類側は勝利への希望を失いつつあった。
その打開策として、異世界から才能ある若者を召還するという禁忌にまで手を出してしまい、現代日本の高校生の竜崎英勝が召喚される。
生来の才能に、召喚時に付与された能力、異世界最高の人材によるマンツーマンの教育を受け、もともと英雄願望のあった英勝は勇者として魔族との戦いに参加する。
そんなアランと英勝の本来なら接点の生まれない二人は周囲を巻き込みつつも、魔族との戦いに変化をもたらす。
そして最後に待ち構えている超展開は?
別の作品とは違って、今回は終わりと何が書きたいか、を決めていますから、あらすじ詐欺にはならない予定です。
設定は書きながら考えていきますが、終わりと途中途中の大筋は決まっています。
更新はゆっくりですが、気長にお付き合いください。
あと、どっかで見た展開や設定があってもパクってはいません。オマージュです。
最後に待っている超展開をやりたいというのが発端になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-31 18:00:00
27939文字
会話率:29%
日曜朝の特撮ヒーローに憧れる俺、五代遥はある日、天才魔女を自称する不思議な少女と出会う。そして何故か彼女は、『キセキの種』という簡単お手軽に奇跡を起こせるアイテムを500円で押し売りしてきた。
人の善悪を問わず発動する奇跡に、俺は手放しで認
めることもできず、ポケットの中でそれを持て余していた。
……っていうか、そんなこと考えてる暇もなく、この奇天烈天才魔女やお隣のおねぇさん、さらには地元の後輩にまで振り回されて、てんやわんやなんですが!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-24 20:40:45
79703文字
会話率:53%
あるところに努力しても何もできない少年がいた。彼の夢はヒーローになることだったがいつも助けられてばかりだった。そんな彼は高校二年の二学期の始業式の日に異世界転移にあってしまう。そこで彼が手に入れた力とは・・・
最終更新:2016-10-17 01:51:47
1148文字
会話率:23%
世界を救う英雄にあこがれる少年が異世界転生!
生まれ変わった世界は魔王に支配されて....いなかった!?
魔王が勇者によって倒され平穏な時が過ぎていた世界に、魔王として産み落とされてしまった少年。
かつて憧れていた剣と魔法の世界で、まっとう
な人生を送っていた彼は、自身が新たな魔王であることを知らずに生きていた。
英雄願望を捨て、まっとうな人生を送っていた所に現れた謎の美少女吸血鬼。
「わたしと世界征服しませんか」
そして蘇る英雄への憧れ!少年は彼女と共に世界に挑む!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-22 23:33:31
16716文字
会話率:25%