白馬に乗った王子様が迎えにやってくるなんて、使い古された物語だ。それでも子供の頃の私はそれを心から信じていた。
しかし15歳になるまでそんな夢を盲信し続けることは難しい。実際私も、周囲の容姿端麗なクラスメートに囲まれてても「誰が私の王子様
かな」だなんて思う事はなくなっていた。
その代わり。
「はあ……今日もロイド様はかっこいいわね……あ、アルス様が挨拶されているわ!双子の第一王子と第二王子の邂逅……!?な、なんて神々しい光景なの……!?や、焼き付けなきゃ!脳と目にこの瞬間を!全身全霊を込めてぇぇ!」
私は自分の推しを、心の中と外で愛でるようになっていた。そう、王子様は待つものではない。しかし追って捕まるものでもない。
つまりは誰かさんの王子様を思う存分鑑賞し、愛でるのが最適解なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-20 07:00:00
7300文字
会話率:68%
最近は昼休みの度にうんざりする程「結婚しろ」とせっつく母からの電話が悩みの25歳のOL、美咲。
それを職場の先輩に相談したらなぜか婚活パーティーに一緒に行こうと誘われて……。
ちょっと疲れて椅子に座って休んでいたら―――!?
「お隣
、いいですか?」
イケメン男子が登場!
まさかな場所で出会っちゃった私の王子様!!
デートに誘われ……帰り際には「結婚してください!」だって。
なんだかんだと絆されて、気が付けば異世界で公爵夫人になっちゃってました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-09 22:24:47
18580文字
会話率:50%
どこにでもいる自宅警備員(という名のニート)、佐藤 優斗。ある日突然死んでしまった彼の目の前に、超絶巨乳美女の神様が現れる。
(アッ結構タイプかも。)
「あなたを養子に迎えましょう。」
「…は?」
そうして導かれた先──乙女ゲームの世
界!
前世で有名だったそのゲーム'みらくる☆まじかる〜私の王子様はどこ?〜'(通称みらまじ)は、ファンタジーな世界観に似合わぬ泥沼展開と多様なイケメンで構成され、当時多くの女性を虜にした。
「好きな実況者が実況してたし、まあそりゃあ多少は知ってるけど…
なんで悪女転生なんだよ????!!!!?!?」
あっっっんのくそ女神!絶対許さねえ!
こうして悪役令嬢ミガノ・ラターシャ(中身成人男性)の終わりなき戦い(笑)が始まる!※コメディです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-11 21:53:50
986文字
会話率:43%
第一王子に不本意ながら気に入られ、そのせいで嫌がらせあっている主人公。耐えかねて、嫌がらせの主犯格と目される第一王子の婚約者のもとへ向かう
最終更新:2020-12-13 07:00:00
2522文字
会話率:21%
あれから一年後
「あなたは、私の王子様で神様だから」
この言葉の真意を彼に伝える。
最終更新:2020-10-09 13:00:00
1054文字
会話率:13%
フラれて落ち込んでいるという朱里のところに、友人ふたりとともに駆けつけた純花。
朱里は、玄関先で純花たちを出迎えてくれたのだが……なんとその朱里が、突然倒れた!
とんでもなく驚かされたってのに、純花の貸してあげた乙女ゲームに没頭しすぎて倒れ
たらしい。
なんのこっちゃーーっ!
こんにゃろう、無駄に心配させやがって!と内心怒りつつも、純花は安堵したのだが……
友人のひとりが、「ねぇ、ちょっとこれやってもいい? 私の王子様に、ひさしぶりに会いたーい」とゲーム機のスイッチを入れた途端、おじやをむさぼっていた朱里が血相を変えて飛んでった。
何事や? と呆気に取られていると、純花に向かってコントローラーが飛んでくる。
それを受け止めた瞬間、なんと純花は見も知らぬ場所にいて……
しかも……なに、これ、私じゃないし!
な、なんでこんなことになっちゃってんだ?
お願いです! 誰か、帰る方法を教えて下さーい!
絶望中のところに、ひょっこり現れた妖精さん。はあっ、なんで朱里そっくりなの?
どうやら私、知らぬ間に、超ヤバイ子とお友達になっていたようです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-25 15:23:47
252256文字
会話率:38%
「ビアンカ・アデライド、お前との婚約を破棄する!」
王太子リチャードの言葉に対し、侯爵令嬢ビアンカが抱いたのは怒りでも哀しみでもなく、「ついにこの時が来たか」という感慨だった。ビアンカにしてみれば、いずれこうなることは避けられない運命だった
から。
これは二度の婚約破棄を経験した令嬢が、真実の愛を見つけるまでのお話。
(アルファポリスさまにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 07:28:44
4123文字
会話率:52%
恋愛経験ゼロ、初恋もまだの地味系中学二年生女子、伊従遥(いよりはるか)はある日、大雨が降ることを知らずに傘を持ってきていなかった。どうしようと思う遥に、一人のイケメン中学一年生男子、大宮晴斗(おおみやはると)が傘を差し出してきた。
それから
始まる二人の恋の物語。
登場人物
伊従遥 いよりはるか
恋愛経験ゼロ、初恋もまだの地味系ぼっち中学二年生。
大宮晴斗 おおみやはると
学校で一、二を争うほどのイケメン中学二年生。
水橋麻衣 みずはしまい
遥のクラスのイケイケ女子。
朝霞祐大 あさかゆうだい
晴斗と同じクラスのサッカー部。
柳田桜 やなぎたさくら
遥のクラスの女子。
高梨優太 たかなしゆうた
遥のクラスの学校で一、二を争うイケメン男子。
綾瀬慎司 あやせしんじ
中学三年生の学校で一、二を争うイケメン男子。
宇賀神彩華 うがじんあやか
慎司と同じクラスの女子。
この作品はエブリスタhttps://estar.jp/novels/25613261にも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 09:00:00
18220文字
会話率:39%
気づいたら乙女ゲーの世界にいた私!ハーレムOKのこの世界で絶対に私の王子様達を手に入れるんだから!
という逆ハーレムを目指すヒロインと
………攻略対象?だっけ…めんどくさいな…サボろ…
という全く乙女ゲーの王子様になろうとしない王子と
特徴
がありすぎて誰一人としてまともでは無い攻略対象たちの悲恋(?)の物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-26 21:43:36
1270文字
会話率:39%
中世ヨーロッパを舞台にしたある鍛冶屋の娘の物語。
十歳の時に、お母様が亡くなったと同時に家にやってきた二つ下の男の子。
私はその男の子を弟のように可愛がり、それから六年の月日が経ちました。
ですが、あの日あの男が現れ、私たちの全てを壊そうと
します。
その時、私の傍にいてくれたのは二つ下の男の子、弱っちい私の王子様でした。
※残酷描写注意※
ーーー
この物語はフィクションです。登場する歴史上の人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-20 19:19:59
19696文字
会話率:30%
「このアリス・イシュタール。やってもいないことで謝る気はございません!そして、確固たる証拠もなく、しかもこのような大衆の面前で一人の女に恥をかかすような人間などこちらから願い下げですわ!」
と啖呵を切ってやったら、王子と取り巻きたちはブチ
ギレて襲い掛かってきた。
これはまずい。無実の罪で婚約破棄されたのでキレたのはいいものの、私は結局かよわい乙女なのだ。
友達もほとんどいないし、私を守ってくれる人もいない。
あぁ。結局私は一人なんだなぁ。どこかにいないかな私の王子様と考えていたら、現れたのは…
「どうも催眠おじさんですwwwww」
「「「「「「「えっ?」」」」」」」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-05 18:18:46
6133文字
会話率:49%
パトリシア(通称パティ)は、憧れの王子様と結婚する為に、お姫様になります!
その為には、やらなきゃいけない事がたくさん!
なのに、周りのみんなには反対されるし、幼馴染には、小さい頃から愛情込めて育てたゴリラがトップモデルを目指すと聞いた時
の様な顔で反対されるし、色々と大変なんです…。
そんなパティが大暴れする、少し前の話?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-15 23:38:41
12314文字
会話率:32%
私はこの度、四人の王子様の花嫁候補として、三人の少女と共に異世界に召喚されました。
四対四って事は、確実に花嫁になれるよね!
私の王子様はどなたですか?
……って、え、今忙しい?
好みじゃない?
邪魔だ……って……じゃあ出てってやるわよ!!
せめて勝手に召喚した迷惑料寄越しなさいよねっ!!
私はそれを元手に好きに生きてやる~~!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-22 12:00:00
39364文字
会話率:37%
この世界は平和だった。機械型超生命体ーノスティアーが侵略してくるまでは……。ノスティアが侵略してきてからは人類は為す術もなく蹂躙されていった。
しかしある時、突如15歳以上の者に不思議な力が目覚め始めた。科学者はその能力を異能力と名付
けた。
人類は瞬く間に異能力実力主義になり、異能力によって人の扱いの階級が決まっていた。
しかし、人類は異能力がなくてもノスティアに対抗出来る少年を知らなかった。その少年の名は古崎 灰夜(ふるさき はいよ)。
灰夜は聖レイント学園の校長に会うべく入学試験を受けに行っていた。そこで清水 雪白(しみず ましろ)と名乗る同じ入学試験を受ける女の子に出会う。2人が別れたあと入学試験が始まる。しかし彼は無能力者をくらうもその後ノスティアが学園に攻めてきた。運が悪い事に雪白は足を負傷しノスティアに潰されようとした所、主人公に助けられ……
「見つけた……私の王子様♡」
「……えぇっ!?」
と、惚れてしまう。その後、灰夜は異能力に頼らずに学園を過ごしていく。これは灰夜が異能力を使わずに自らの力を使って最強の名を(本人は知らず知らずに)知らしめる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-20 23:00:00
3476文字
会話率:67%
作家、峯山沙耶はある日スランプに陥り、担当編集者を半ば脅すように締め切り延長を求めた。
そこで出された交換条件は、編集長のいとこが経営する民宿といとこの子供の世話だった。
長い延長期間に絆されて、条件を飲んだ沙耶はそこで色々な事情を持って宿
泊する人々と、経営者佐伯美和子に想いを寄せる三神千尋と出逢う。
彼らとの関わりのなかで、自らの過去と向き合うことになる。
冷たく突き放すような態度の三神が、時たま見せる優しさに惹かれていく沙耶。
どこか沙耶に惹かれながらも美和子への想いを断ち切れない三神。
三神への想いや宿泊客との掛け合い、美和子の子供である和真との関わりを通して、沙耶は再び生きる喜びを見出していくが、ある日、元カレが現れて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-10 23:24:02
45573文字
会話率:34%
セシル・ヘルキャットはごく普通の人間だった。
ただ違うのは目の前の美形二人、幼馴染のカロンと上司のルーカスの存在。
二人から好かれてるような気がする、かと思えば引かれてしまい、これが駆け引きなのかと思うけれどたぶん違うのだろう。
私はどうし
たらいいのか、わからないけれどわからないなりに進もう。
私の王子様は誰なのだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-25 19:00:00
24015文字
会話率:37%
色々な “王子様”。1話ごとに完結の短編集。全5話。中世から19世紀くらいまでのなんちゃって西洋ヒストリカル。それぞれの話ごとに時代感や登場人物たちの身分も立場もばらばら。自サイト The Rainy Rhythm Library より転載
。サブタイトルは toad様 http://graumarchen.web.fc2.com/ よりお借りしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-08 03:26:31
34422文字
会話率:34%
本気で大好きで、私の王子様だと思ってた。婚約者が他の女性に恋をしていることを知った杏利は、彼を突き放すことを決意する。───さようなら。どうか、お幸せに。*第一章は七話前後で終わる予定です。自サイトで公開しているものの加筆修正Ver.です。
自サイトでも同名で公開しております。*乙女ゲーム風味なだけで乙女ゲーム関係ないです。シチュエーションが似てるだけ。*更新不定期になります、すみません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-20 06:00:00
12518文字
会話率:19%
教室から見える彼は私の王子様なの。
その姿を見ることができたなら、私は天にも昇れるような気分になれる。
待っててね王子様、今いきます。
最終更新:2017-07-27 03:44:47
1383文字
会話率:39%
拙作「私の王子様」の続編です。
幼なじみの夏帆子と望。
「私の王子様」で、男であることをアピールした望だったが、なかなか二人の関係は進展しない。
そんな二人のクリスマス。
最終更新:2016-12-24 13:01:30
7163文字
会話率:32%
この学校には、王子様が存在する。
男装の女子、早乙女先輩。
そんな先輩にあこがれる夏帆子とその友人望の何てことない昼休みの風景……のはずが?
最終更新:2016-11-28 20:21:10
2168文字
会話率:53%