魔術の存在が現代まで存在し続ける世界。
西暦二〇〇〇年、国際魔術テロ組織オブシディアンによって開かれた『異界の門』。
天空に形成された黒曜石の円環は、地球人類の想定を上回る世界と繋がった。
地球外の魔法概念も動植物も、人類に類する人型種族も
魔物も。ありとあらゆる常識外が地球に流入してきた。
後世に二〇〇〇年危機――ミレニアム・クライシス――と称される歴史的大事件である。
――――それから20年後。
常態化する魔物による犯罪や魔獣による獣害に対応するために、各国はシドニー条約を締結。
対外圧力に行使しないという前提条件のもと、魔導武装組織を編成した。
日本も例外なく、対魔武装機関を組織。――その名は、鴉宮機関。
これは、鴉宮機関に所属する『鴉』の少年の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 20:00:00
371文字
会話率:0%
最幸の降霊書マリンの加護を手にした14歳カンデは、リヒタイン侯爵常備軍の若手の中で最高の精霊使い。異界の門が開き押し寄せた異獣との先の戦いで、精霊の加護により侯爵領の民を守った彼に侯爵様の覚えもめでたい。
連侯国学院を飛び級で卒業した彼
の元には諸侯国からの縁談も数多く寄せられる。最幸の降霊書の加護を受けた者の妻は幸せとなるとの言い伝えもあり、侯爵領の女性たちは救国の彼に熱い視線を送る。
だが、カンデを想う女性たちの前に2つの厚い壁が立ちはだかる。
第1に彼は、侯爵様の許しの下、異界の門をくぐり長きに渡り異界を調べる予定であること。異界の調査は大きな危険が伴うと予想される。彼が生涯の伴侶とできるのは異界の者に通じる力を有するものに限られる。侯爵常備軍アレクシ・エンツォレアン大尉爵のみが知るところであるが、カンデは世紀末の世界からの転生者。異界での調査行は侯爵様の願いであると共に、彼がかつて世紀末の世界で暮らしたモトコを探す目的を持つ。
第2に、彼の姉妹が彼に言い寄る女性たちの前に立ちはだかる。幼い頃から一つ年上のカンデお兄様を敬愛している、カンデの異母妹にして金髪の美少女レイナは、今はマリンの加護のひとつアイスを共有する者。ネオガリアでは異母兄妹の婚姻は許される。レイナは侯爵様に許嫁(いいなずけ)となることを申し入れている。そして、カンデの実姉の3つ子が2人、水色髪(マリンヘアー)の美女アンジェリカとアマビスカは、同じく侯爵様にカンデと主従之許を申し入れ許されている。ネオガリアで主従之許を得た者は、一つ部屋で暮らすことが許され、男女の間でその許をいただくことは内縁関係になることを意味している。父カリストが陰謀により亡くなった時に、父を謀ったものに辱めを受けるすんでのところを、カンデの精霊マリンの加護により救われて以来、2人は精霊マリンの加護に包まれている。水色髪を持つ者の務めとしてカンデに身を捧げ、カンデのマリンの加護を高めてあげたいと切に思っている。
異界への旅の準備を進めるカンデは、15歳になると妻を娶ることができる年となる。異界への旅を厭わずにむしろ求める各国の女傑たちはラディール=カンクロウ家を訪れこの厚い壁に挑む。
静やかにモトコを探す旅を望む彼の願いは、果たして叶うのだろうか?
※第一部(カンデ9歳~13歳)は、『カクヨム』さんにて執筆中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-26 15:08:41
1770文字
会話率:0%
大量の犠牲を支払い異界の門を開く儀式、異世界召喚。
非公式に人柱をかき集め、地下の施設での非合法な行為。
寄せ集めの人員、集まらない魔力、血まみれでうごめく数多の生贄、今にも決壊しそうな程に不安定な構築術式。
苦心した宮廷魔術師ニグ・
セゼレアは、決断する。
……この少女の記憶を消して、召喚者に仕立てあげよう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-25 19:06:41
4587文字
会話率:40%
所属していた冒険者チームのリーダーから、一本の電話がかかってきた。
「花立だ。……自分がクビにした相手に、何の用だ?」
『クビにした覚えはないといつも言っているがな。仕事を一つ頼みたい』
「何だ?」
『迷子の子猫を預かってくれ』
「他を
当たれ」
『報酬は払う。一人前になるまで保護して面倒を見てほしい』
「自分で飼え」
『マンションのオーナーが、自分からペット禁止の規則を破るわけにもいかないだろう』
「……どこに行けばいいんだ?」
『近くのコンビニに来てくれ。ついでにちょっとした用事を言付けておく』
「言付け? お前が来るんじゃないのか?」
『行けば分かる。じゃあな』
「おい! ……ちっ。相変わらず勝手な奴だな」
そうして呼び出された先にいた少女は【異界の門】から現れる魔物と、欲に目が眩んだ人間から命を狙われていた。
彼女を保護した、かつて〝紅蓮の鬼神〟と呼ばれた最強の魔物狩りは、少女との日常を守るために最前線に返り咲く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-07 17:00:00
32252文字
会話率:44%
――異世界で究極に至った魔人は、現世へと舞い戻る。復讐のために――。
それは前世への復讐のため。悪魔との約束を果たすため。
何者も及ぶべくもない究極の魔人少年・無礼皇は異界の門を開き、享楽と復讐のために前世へと舞い戻った。
しかしこの世
ならざる物が現実に降り立ったがために、現実そのものが引っくり返りつつあった。
余波で生まれた猛者たちと戯れながらも、無礼皇は復讐と言う名の余興を始める。
これはとある転生転移者の現世への復讐譚。そして絡み合う思惑と立ちはだかる対抗勢力との遊戯の物語。
※不定期更新です。たぶんだいたい水曜日だと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-29 14:53:06
30159文字
会話率:49%
俺は北村健治。いつもの森の中。木の上に作った秘密基地でピンクの霧に
包まれて、足を踏み外して真っ逆さま落ちた処は異世界だった。
その記憶はまったく覚えていないが、クラスメートの根岸真希と野崎美咲
2人も同じ世界に移動して来た。一人だけ別に異
界の門を潜った俺は意識
不明のまま目を覚ましたところは花壇の上だった。
帰宅部所属、いつもの時間は唐突に終わりを告げて俺の何かが変わった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-23 11:05:17
270550文字
会話率:49%
時は現代ところは日本。高校生の衛介は、異界の門より現れいでたる妖怪に襲撃を受ける。そんな彼を救ったのは、「怪異ハンター」を職とするPIROという名の組織であった。はてさて紆余曲折を経て、彼も一人の狩人として悪神百鬼と戦うことに。燃えよバン
カラ、はじけろコギャル。研ぎ澄まされし太刀を手に、衛介君と美少女たちが列島狭しと大暴れ!
(本作には実在の地名・歴史上実在した人物などが登場しますが、物語はフィクションであり、特定の個人や団体への中傷を目的とするものではありません。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-31 22:03:33
406941文字
会話率:33%
とある町で便利屋を営む鮫島はある日、友人より一つの依頼を受ける。それは、百物語りへの参加である。しかし、それは只の百物語ではなかった。現世を異界に落とすための儀式、現れる数々の異形を撃破し再び異界の門を閉じる事が出来るのか!「http://
www.alphapolis.co.jp/content/cover/968098614/」こちらでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-26 21:41:47
19439文字
会話率:58%
町を歩いていて見慣れぬ裏道に迷い込んだ主人公は、そこにあった古本屋で一冊の本を手にする。その本は「魔法の書」と言い、持ち主に魔法を授け異界への出入りを可能にする不思議な力を有していた。魔法を覚え異能を取得した主人公は、異界と現実世界で様々な
物語を繰り広げることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-11 00:24:25
42992文字
会話率:34%
突如、世界中に現れた白い渦。今では『異界の門』と呼ばれているその門から彼らは現れた。人語を解するが、その見た目は人と異なる存在、亜人。
最初の数年こそ、人は亜人を支配していた。だが、今ではヒトは亜人に支配されている。
奴隷として生きてきた二
十歳の青年、ユート。
誰よりも亜人に好奇心を持っていた青年は、吸血鬼の少女と出会ったことにより亜人とヒトが共存する社会を目指すことになる。
∞∞∞∞
ご閲覧頂きありがとうございます
この物語には以下の成分が含まれます
・軽度な性描写
・流血表現
・ヒトを奴隷として扱う亜人社会
・亜人独自解釈
なお、作品のタイトルにある◎と●についてですが
◎は性描写あり(軽度)、●は残酷描写の有るシーンとなっております。
暴力描写は比較的ちりばめる予定のため、現在は外させていただいております。
不定期執筆
ツイッター垢:@mohanurusan
カクヨムでも執筆中です、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-10 00:31:13
4215文字
会話率:46%
一人の青年あるがある事件がきっかけで災厄にあう。その事件を通して誠実さを疑い、人生すべてをあきらめかける。そのとき異界の門が開き、たまたまなのか必然なのか青年は巻き込まれる。異界に行く決断は1つの選択”自分らしく”あること。
自分を見失った
青年は異界に行く決意をし、門へ飛び込むがそこに広がるファンタジー世界は小説の中とは全然違い、妙に現実じみていた。
そこで出会う世界犯罪調査係(サーチャー)のルナ。彼女?彼?に無理やりながら事件に首を突っ込む。様々な事件から得られるものは?自分とは何か、正しさとは何か?
青年成長ファンタジー小説を目指してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-01 00:00:00
2346文字
会話率:24%
〈ゲート〉
それは、世界中に突如現れた異界の門。
それは、世界に恐怖や絶望を与えた。
それは、不幸の象徴。
12月25日
とある聖人の産まれた日。
クリスマスと呼ばれるイベントの日。
誰かが幸せな時を過ごし、誰かが寂しい時を過ごす日だ。だが
、そこには幸福はあっても不幸はない筈だ。少なくとも絶望というものはないだろう。
そんな日に、おそらくは世界中の誰もが、
絶望の淵まで沈むことが起きてしまった。
〈ブラッディー・クリスマス〉
世界人口の3分の1が、この世界から姿を消すことになる、最悪の災厄。
あれから3年が経った。
人の負の感情に敏感な主人公、夜野圭はいつもどうりの日常を過ごしているただの高校1年生だった。
だが、彼の元に、ゲートを管理する組織の人間が現れた。そこで、明かされた秘密に圭は戸惑うしかなかった。魔法と呼ばれる新たな力、それを駆使することができる魔法師の存在。そして、ゲートがまだ閉じていないという事実。様々な事実を突きつけられた圭は、そこで、1人の少女に出会う。無機質な目をしていて、死神と呼ばれる少女、夕嶋明に。
そんな中、再びゲートが出現する。
ーー大切な人を守るため。夜野圭が選んだ運命とは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-30 23:12:15
26121文字
会話率:52%
悪魔による死か、悪魔の存在する異世界での生か。異界の門番と名乗る青年から渡されたのは究極の選択。
異世界にたどり着くと少女は声以外それまでの自分の全てを失っていた。
異界で姫巫女と呼ばれ、崇められようとも「知るか」の一言で悪魔や神をも踏みつ
ける悪魔祓いFT。
《簡易説明》悪魔を滅したいだけなのに、異界の門番から相談無く姫巫女や聖女と呼ばれる不自由な姿に変化させられてしまう。異界で目覚めた力は対悪魔にはほぼ無敵。だけど物理では幼児にすら転ばされる。そんな両極端な少女の悪魔を包囲しようと準備していたら、気が付けば真横に悪魔が居てぶん殴って消していくお話です。
前半は城や大教会に連行されないように目立つ容姿を隠しながらも吸血鬼一族の末裔(仮)として教会資金稼ぎと悪魔根絶の為動き回り、計算外の場所から湧いて出る悪魔を成り行き任せに滅しながら日常を送っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-27 20:36:31
526556文字
会話率:27%
今回が処女作なので温かい目で見守ってくれると嬉しいです^^
2300年9月23日9時
ある日日本のいたるところに歪みができた
その中から次々と魔物(モンスター)という非日常な生き物が次々と現れた...
最終更新:2014-05-09 02:36:23
897文字
会話率:92%
唐突に発生した異世界の門から訪れる魔なる者。
それは、様々な姿で人々に恐怖を与える。
時に悪魔として、時に異質なものとして。
そして、その驚異から身を守る為に人は古のオカルトに手を染める。
神威、魔術、陰陽術などなど、一般に超能力と呼ばれて
いた古の技術が魔法と呼称されるようになったそれを人々は時に家系の物として発展させる。
そして、時に魔なる者が人に危害を加えた際は、専用の機関がこれを迎え撃つ。
更に、これは当然というべきか、異界の門から流れる空気が人々に戦うすべ、魔術と同じような超常現象を与えて、戦える者が増えていく。
しかし、全体的な戦力となるのはやはり古流の魔術組織や、魔法師を育成している機関の魔法士達。
そして、世界でも人外の者と渡り合えるのはひと握りの卓越者や、超越者、他には重要人物の護衛をしている騎士達。
世界はそのひと握りの者達によって各地の結界の中で護られながら生きている。
そして、ひょんな事からオカルトに目覚めた、否、目覚めさせられた少年、兵藤鉄平は、その後知り合ったメイドと隠れ魔法師のクラス委員長と共に色々な事件に首を突っ込んでいく。
そして、そこから新たな人と魔の戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-06 00:00:00
42692文字
会話率:42%
太平洋に出現した《異界の門》。その門によって、全てを狂わされた少年少女。《異界の門》から出てくる《魔物》に母のような存在だった─アイ―を殺された―碧葉ユウと青深ルイ─彼らは仇の《魔物》を殺すため、唯一《魔物》を殺せる武器《魔法》を学ぶ。そし
て、仲間と世界の命運がかかった少女と出会う。このバッドエンドが決まった世界を変えるために彼らの物語は加速する。
これは、バトン小説です。更新はできるだけ早くするつもりですが、それでも遅れてしまう可能性があります。それでも、長い目で読んでもらえると嬉しいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-27 20:11:40
8505文字
会話率:26%
突如として大通りに現れた黒い巨大な門。
そして、ありえない異形のモンスターが町を襲う。
高校生の蓮、恭介、葵はいつも通り学校に通っていると、突然大きな揺れに襲われた。それと同時に見た事も無い化け物が彼らを襲う。何とかして逃げようとする三人。
しかし蓮だけはそんな自分に嫌気がさしていた。
※主人公の蓮がとてつもなく強いです。そいうのが苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-04 20:00:00
7761文字
会話率:60%
異界の門が開いて、数百年が過ぎた現在。
世界は《魔法使い》で溢れている。
最終更新:2012-08-01 00:00:00
12623文字
会話率:50%
科学の時代において偶然使えるようになった超能力を駆使して盗みを働き「怪盗」を名乗る城崎敬
興味本位で厳重に保管されていた「異界の門」と言う異界にいけるらしい美術品を盗もうとする
そして「異界の門」に触れてしまったケイは意識を失い、気がついた
ときには…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-29 07:00:00
82657文字
会話率:54%
異界の門をくぐり、異界へと迷い込んだ雪は生還するために冒険をすることになってしまった。
はたして生還できるのか?
最終更新:2009-10-21 16:19:11
627文字
会話率:58%