「石じじいの話」は、私が子供の頃(昭和40年代)に、石ひろいビジネスをしていた男性から聞いた話です。
彼は、山野を歩き、珍しい岩石や鉱物、化石、ときには動植物などを収集して、それを売って生活をしていました。
当時、すでに高齢でしたが、山を歩
いているのでカクシャクとしていました。
小学生の私が、石じじいが話してくれた経験談や言い伝えなどを家に帰ってからノートに書き残したものが大量に手元に残っています。親に言われて、綴り方の練習も兼ねていたのでしょう。これらの聞き書きの中から、話としてまとめることのできるものを書き出してみようと思いました。
それが、「石じじいの話」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 22:58:26
212616文字
会話率:3%
50年以上前、石拾いをビジネスにしている男性がいました。
作者と同じ集落に住む人物で、私がつけたあだ名が「石じじい」。
彼は、山野を歩いて珍しい岩石、鉱物、化石、その他を集めて、それを売って生計を立てていました。
彼は、戦争中、朝鮮に住んで
いて朝鮮各地を歩き回り、また隣接する満州へも旅行をした経験があります。
彼が、子供の私にしてくれる昔話は不思議な話や怖い話が多く、たまに会って話を聞くのが毎回たのしみでした。
私が小学生から中学1年生の頃です。
子供のわたしは、じじいが話してくれた話をできるだけ覚えて、それを綴り方の練習もかねてノートに書き写しました。
それが、この話のもとになった「じじいの話の聞き取りノート(メモ)」です。
このシリーズは、メインシリーズとは別に、これまでに書いた作品を引用という形でみなさんに紹介することを目的としています。
メインシリーズとあわせてお楽しみいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 11:50:38
323072文字
会話率:5%
特殊能力「ジュラ」を覚醒させる化石を巡った戦いが始まる。
最終更新:2025-04-14 18:44:38
44709文字
会話率:53%
化石になった記憶が、新たな文明を築く手助けになるかもしれない――
追放された者たちと共に、異なる背景を持つ彼らと。
通知もなく始まったこの新しい人生。
まず、戦うスキルがない。
次に、格闘センスも皆無。
そして三つ目にして最大の理由――もう
二度と死にたくはない、ということ。
だからこそ、最初に取るべき行動は、
貴族たちの手が届かない未開の地を広げ、
他所の追放民たちとも条件次第で同盟を組むことだった。
「ダーリン、結婚して!きゃあーっ!」
「あなたは村長にふさわしいお方です」
……だいたい、こんな感じのセリフを
“尊敬”という名の感情を持つ民たちから聞けるようになった。
*貴族の快適ゾーンから外れた、ビルド系クラシックファンタジー。未発達だった原始的な文化に、ほんの少しの理性と常識を。
――そのきっかけは、知識が“そこそこ”な主人公の存在にすぎなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 21:46:19
4638文字
会話率:12%
蒸気機関や化石燃料を用いた機械文明が発達してもなお、この世界では魔術は衰退することなく、教会もまた絶対的な権威を失うことがなかった。
ある日、若き騎士シオンは叛逆の罪に問われ、大罪人として騎士団を追われることになる――その五年後、彼はとある
辺境の町で、その日暮らし同然のしがない便利屋として生活していた。
シオンがいつものように明け方まで飲み明かしていたある日、突如現れた少女が仕事の依頼をしてくる。
それが始まりの因縁――シオンは、自身の過去に清算をつけるため、少女との旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 19:14:16
1151043文字
会話率:47%
リンボク。それは地球の歴史において最も奇妙な存在でありました。その存在そのものがSFといえるでしょう。現在に残るさまざまな証拠をもとに、リンボクとそれを取り巻く様々な生き物の生きざまに迫ります。
最終更新:2025-04-13 12:28:36
234638文字
会話率:23%
時間と空間の壁を人類文明が越えられるようになってすぐ、時空汚染による問題に人類文明がまだ目をつぶっていられた時代のこと…時空の大航海時代が訪れ、人類は様々な時代の地球に植民都市を築き、時空旅行は旅行の花形となった。しかし、急激に進む開発と利
用にもかかわらずその環境についての理解は遅々として進まなかった。そのため博物学者たちは廃れて久しい学問「古生物学」を古の書物をもとに再発見・再構築し、かつて記載された”化石種(フォッシル・タクサ)”を生きた姿と照らし合わせて再記載することを“明白な天命”として様々な古生物を狩り、記録していった。
そんな時代の、アマチュアの生き物オタクによる採集記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 18:07:02
87319文字
会話率:16%
恐竜が出てくるファンタジーです。
思いつき次第追加していきます。
続きは求められれば考慮します。
最終更新:2025-02-06 22:54:23
8006文字
会話率:11%
魔法学園リオハイム。
魔法学園最大最高の大会、「マジックコンペティ」で9年連続最下位の最底辺学園。
名実ともに最底の学園の再建をある一人の男に頼み込む。
魔法学最高の権威、賢者の称号を持った男。コージロー・ムラサキ。
そして
誰し
も必ず魔力持って生まれるこの世界で一切魔力を持たない1人の生徒が
「マジックコンペティ」での優勝を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 09:00:00
98596文字
会話率:49%
自分の実力を理解出来ていない、無自覚ハイスペック男子の無双が見たくて自分で産み出しました笑
ダンジョン配信ものです。
ただ単に無双して欲しい。
〜あらすじ〜
ダンジョン配信者の高畑優成は、異常なことに、六年間ダンジョン住み着いている。
戦闘を配信することはなく、そのクラフトの様子をダンジョン配信していた。
外界に出ないことで、知識もダンジョン創成期からアップデート出来ておらず、探索者の義務として配信をしているだけで、コメントの見方はおろか、視聴者数も知らないという情弱化石人間なのだ。
無知ゆえに、貴重な素材を湯水のように無駄にしていく様に中毒者が現れコアなファンがついているがまだまだ弱小配信者。
彼はどこに住み着いているのか。
職業はなんなのか。
世界ランキングは何位なのか。
徐々に異常な高畑が世間に広まっていき大人気配信者に!?……なるかもしれない。
「カーペット作ろう。フェンリルの毛皮がどこかにあったはず」
〈ちょ!!!〉
〈まて!早まるな!〉
〈フェンリル!?討伐実績とかあるのか!?〉
〈アメリカのチームが撤退したって聞いたぞ〉
〈フェンリルはまだ俺らには早い。この前のエンシェントトレントから勢いつきすぎてる〉
〈エンシェントトレントが霞むだろ!!〉
〈コメントみて!!〉
〈スミさんコメント存在すら知らないと思う〉
〈スミさんフェンリル倒すくらいの強さ?〉
〈流石に倒すのは無理じゃね〉
〈倒したとしたらランキング何位なん〉
「できたー!」
〈できちゃった……〉
〈フェンリル君立派なカーペットになって……〉
〈毎日踏むものだから耐久値高くていいかも(混乱)〉
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 14:06:34
104118文字
会話率:24%
丹波篠山盆地を股にかける恐竜化石ハンター。丹波竜タンバティタヌスに続き、またもや、大発見! アジア大陸に繁栄した角竜が白亜紀ベーリング陸橋を渡り、北米大陸にたどりついた動かぬ証拠を見つける。丹波城址から篠山層群をのぞんで聞く角竜ササヤマグノ
ーナス化石の発見秘話とは……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 11:16:15
1562文字
会話率:27%
西暦2047年
最先端医療技術のコモディティ化は世界の人口を108億人に押し上げる結果となり人類は新たな局面を迎えていた。
食料不足による領海戦争、化石資源の枯渇により過去の人工物や木々を燃料とせざるを得なくなると CO2は飽和し海域平均海
水温度を5.7℃押上げた。海洋生物の多くは死に追いやられるも、行き過ぎた人道配慮と支援は尚も増え過ぎた人類に公平と平等の分配を施そうとしていた。
そんな中、人類は遺伝子操作によって植物から人造人間を生み出すことに成功したのであった。
それは光と雨水だけで生命を活動させ CO2を吸収し酸素を吐き出す画期的な人造生命体。
人類は歓喜し瞬く間にこのバイオロイドは世界に普及する事となる。
一家に一体だったバイオロイドも一人が複数台持ちはじめるとすぐに飽和状態に至る。人々はバイオロイド達にすべてを任せ働く事を止め生命の営みそのものも希薄になるとやがて人類は終息へと辿り着く。
水と光だけでおよそ500年近く生きるとされるバイオロイドも完全ではなかった。
動物に備わる記憶力が薄弱であり個体差はあるもののその記憶力は概ね十数ヶ月。
自身へのメッセージとしてその使命を申し送らなければ直ぐに本来の植物へと回帰させ安住してしまうのであった。
果てしない時の中を生きるバイオロイドにとって自身を植物へとさせないためには僅かな因果律の綻びさえも許されない。
———— 過去と現在、そして未来が同刻に巡りそして紡ぐ ————
そのメッセージは過去のボクから届いた
このメッセージは未来のボクへと送ろう
追伸 ラプラスは無駄になった(P.S. Laplace in vain)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 20:20:00
30174文字
会話率:62%
私の名前は、古瀬莉子!
職業は考古学者をしていて、世界を飛び回りながら、人類の軌跡を追い求めています!昔の人が生きていた遺跡とか、化石とか、出土品とか、すべてがロマンでしか無い!
ある日、論文発表のため、アメリカへ飛び立つ飛行機に乗っていた
ら、飛行機に異常がっ!そのまま、私の意識は途切れたのでした………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 17:00:00
2062文字
会話率:13%
とある世界の宇宙のどこか、とある惑星では争いが絶えなかった。
従来の化石燃料を凌ぐ効率に、あらゆる再生可能エネルギーよりもクリーンな新資源“エルピス”の発見は、その争奪戦が起きて当然だった。
その争奪戦を描いたゲーム、“ルート・ゼロ”。
そのプレイヤーだった男性は、ゲーム内に名前だけ登場していた登場人物“ハーミット”へ転生を果たし、争奪戦へ強制的に身を投じられる。
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プロットから組み立て直す作品の元を供養として【旧版】として再編集、加筆したものを公開致します。
ハーメルン様とのマルチ投稿をしております。あちらと違って1話を2分割して投稿致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 21:01:08
160075文字
会話率:28%
化石発掘調査の権威、スランプからの脱出劇!?
最終更新:2025-01-23 10:54:11
1719文字
会話率:0%
政府は12月17日、日本の未来の電力の構成を決める、第7次エネルギー基本計画の原案を公表しました。
特に注目すべき点は2040年代には化石燃料を4割以下に、太陽光を現状の2倍以上の22%~29%程度、原子力も3倍ほどの20%台まで発電
割合を増やす見込みのようです。
今回は現状より大幅に増えることが予想されている原発と太陽光について個人的な意見を述べていこうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 18:31:58
4571文字
会話率:4%
11月第3週の個人的に重大な政治関連ニュースを5つ。
今週もピックアップし、意見も書いてみましたのでどうぞご覧ください。
最終更新:2024-11-17 21:01:12
3739文字
会話率:18%
人は生きていく上で、家電や乗り物など、さまざまな機械に化石燃料を頼ってきた。だが、化石燃料はいずれ無くなる。人類は新たなエネルギー源の開発に迫られた。
その中で、音楽が持つ特殊なエネルギーに注目が集まった。研究者たちは、実験を重ねた結果、
音からエネルギーを取り出すことに成功した。その名を「オン源」
オン源の発見は、社会に大きな変化をもたらした。その一方で、音楽は厳しく規制されることになった。人々は、自由に音楽を奏でることを禁じられ、政府が定めたルールに従うことを強いられた。
アイチで生まれ育ったイロハは、時代の波に埋もれず、自由な音楽を奏でたいと強い願いを抱き、秘密裏に音楽を作り続けていた。
イロハの作った楽譜は、世界を動かす楽譜の一部だと知らずに…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 17:00:19
101442文字
会話率:54%
かつてないほど心理的ハードルの低い安楽死剤導入をめぐって庶民、学者、政治家に三者三様の思想が芽生えていく様を描いた群像劇。
最終更新:2024-10-25 14:03:29
10955文字
会話率:61%
『ティラノサウルス』
約7000万年から6600万年前の白亜紀に存在していたという恐竜のことだ。
主な生息地は北アメリカ大陸。日本にも化石が見つかったという報告がある。
その生態は化石が発掘されて以降多くの謎に包まれた存在だったため、直立だ
った説や走行が困難だった説、羽毛が生えていた説など議論が絶えなかった。
今から語る物語はとある出来事でティラノサウルスという存在が大きく変わった世界。
世界各地で神の悪戯で残されたかのように氷柱の中で保存されていたティラノサウルスが複数見つかったのだ。
それらを持ち帰った科学者はクローン技術によって復元に成功し、人間世界に順応させるように学習させ人語を理解し話せるようになった。生活の中で力仕事を手伝うティラノサウルスが存在するレベルまで発展している。
そんなティラノサウルスでも闘争本能は生き物としての性か当然残っている。
それを補うために人間と同じくオリンピックのようなスポーツで戦わせていくのだ。
一番のメジャーは最速の王を決めるティラノサウルスレース。
王者を目指す物語を語ろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 07:00:14
2804文字
会話率:50%
石のことあまり知りません。
最終更新:2024-09-29 17:20:00
315文字
会話率:0%
人類の当時の暦で、22世紀に入ろうかという頃の地球の様子を記録した貴重な資料が見つかった。今となっては古典というか化石に近い程に古い世代のものだが、当時は「黄金時代」と呼ばれた宇宙文明幕開けの時期であり、その暮らしの様子が詳細に記録されてい
た。これは、宇宙図書館のアーカイブに収められている懐かしいあの頃の記録?記憶?である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 13:00:30
11709文字
会話率:0%
隣に住んでいる隣の席の幼馴染が、ある日突然、テリジノサウルスの恐竜人間になってしまった。それ以来、全身真っ黒な恐竜型モンスターだとか、激しいバトルだとか日に日に過激になる幼馴染のアプローチとか、あるいは次々に現れる絶滅生物の力を宿した少女た
ちが主人公に襲い掛かる。尚──タチの悪い事に主人公は古生物全般と化石に興奮する、手の付けられない変態であった。
※ハーメルンでも「タク@DMP」という作者名で掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 13:19:25
128146文字
会話率:55%
台風が迫る中、琵琶湖沿いの高級コテージへ向かった神野家は、大自然の猛威に襲われる。
台風、地震、噴火が重なり、山崩れにより彼らのコテージは琵琶湖に滑り落ち、水没の危機に直面する。
しかし、さらに大規模な地殻変動により
琵琶湖の底に穴が開き、コテージは地下の空洞へさらに滑り落ちていく。
誰も来たことがない琵琶湖の底の更に下。途中から離れ離れになる家族は生き延びるために、食料や水の確保、家族の怪我、未知の生物との遭遇、金に魅了される人間の闇など、数々の試練に立ち向かう。
果たして、彼らはこの未曾有の災害を乗り越え、生還することができるのだろうか?
前を向き家族を愛したくなるサバイバルストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 15:28:33
112357文字
会話率:48%