「…はな、して…くださ、い」
婚約者の顔なんて見たくもない。どうせ逃げられない。でも、抗わないのは私の矜持が許さない。
「僕のモノにならないのなら、この手で僕のモノにするだけだよ」
そして婚約者に突き立てられた短剣で絶命する私。
ある日夢から目覚めたと思った伯爵家養女のマーガレットは、自身が繰り返し何度も何度も婚約者から殺されているという事実に気付く。
何度も目覚め、何度も自死を繰り返し続けるマーガレット。
ある時、目覚める場所が変わったことに気付く。
けれど生きたいと思うにはあまりに苦しい日々しかなかったことも、思い起こされてしまえば、また自ら命を絶つことを繰り返してしまう。
やがて、心が死んだようになってしまったマーガレットは、幼い頃にずっと暮らしていた優しい母と祖父母のいる男爵家の屋敷で目覚める。
母や祖父母、幼馴染で兄と慕うトレイシーの助けがあり、マーガレットはゆっくりと笑顔を取り戻し、幸せを掴むお話し。
※主人公が気が付くと死んでしまうのでR15としています。保険です。
※キーワードに乙女ゲームとありますが、本編中は乙女ゲーム要素はほぼほぼありません。
予定している番外編ではそのまんま乙女ゲームだったり異世界転生だったりします。
要するに舞台そのものは乙女ゲームの世界ですが、主人公視点だとゲームの世界ということが分らない仕様です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 11:00:00
123208文字
会話率:34%
1945年、ドイツが敗北。ベルリンで戦っていた
ハルコフは敵戦車の砲撃で、死んだように思えた…
しかし、彼は生きて幻想郷入りしてしまったのだ!
見たかったけどなかったから自分で作った
最終更新:2022-01-01 00:00:00
38075文字
会話率:72%
月明かり照らす古びた木の小屋の中、死んだように独りで本を読み続ける少年。 いつもどおりの灰色日々の中にふと現れた白い蝶、キラキラと月明かりに照らされたその姿はどうにも神秘的で心奪われてしまった。 気づけば蝶などに話しかけ始める...。
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※カクヨムにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 13:50:20
1104文字
会話率:28%
2050年、世界で異空間へと繋がる扉が同時に発生した。異空間の中には空想上のモンスターが徘徊しており、人類はその異空間のことを【ダンジョン】と呼ぶようになる。ダンジョンが発生して間もない頃は軍などが探索や採取を行っていたが、やがてそれを生業
とする探索者という職業が生まれると、ダンジョンの探索は彼らが進めていくことになる・・・。そして、ダンジョン発生から約五十年の月日が経った頃、本業:会社員の澄原健一はいつも通りの業務を終え、副業としてやっている探索者の職務をこなすため、ダンジョンへと向かっていた。普段と変わらず安定して狩れるモンスターを手早く倒していく健一であったが、休憩を行う際にダンジョンの壁にもたれかかると、その壁が崩れ、新しい通路を発見する。生まれて初めて発見した未探索の通路に興奮した健一は、好奇心に動かされ通路を歩いていくと、先には祭壇のある小さな部屋があり、そこに一人の少女が死んだように眠っているのであった。※登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 22:33:20
112559文字
会話率:28%
「人生は前向きにしか進まないが後ろ向きにしか考えられない。」どこかで聞いた言葉なんですが、割と気に入ってる言葉です。この言葉のようなストーリーですので読みたい人はぜひ。
最終更新:2021-06-02 02:57:32
1648文字
会話率:43%
カノンが目を覚ますと、そこは人類が滅亡した世界だった。一人生き残った世界に絶望しても、お腹は空く。それに気が付いたカノンはこのまま死んだように生きていつの間にか死ぬのはやめよう、と決めて施設をとびだした。
幸い私物のロボット、ノノはあったの
でそれを起動させていれば大抵の問題は解決する。だけど前向きに生きようとしても、街にでても家に帰っても学校に行っても、幼馴染で恋人だったリサのことばかり考えてしまう。
そんな中、彼女からの手紙を見つけた。
他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-16 10:00:00
15921文字
会話率:36%
路地裏で死んだように生きていた少女は、怪しいくらいに魔法に心酔している魔術師に連れてこられ召喚魔法を発動するための生贄とされた。しかし、魔法陣の発動間近に魔術師は死んでしまう。逃げられないように手足を縛られていた少女はどうすることもできず、
うっすらと光り続けている魔法陣の中で横になっていたが、突然眩く光った魔法陣からは何故か高位の魔物が召喚されたのだった。
物語の導入部分のような話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-23 00:26:42
4844文字
会話率:20%
ネトゲ廃人であった|西治《さいじ》|真下《さなか》は、満足できるだけのゲームも無く退屈な日々を送っていた。しかしネットで見かけた新しく開始されるフルダイブ型MMORPGを見かけ、そのシステムや設定に惹かれてプレイする事を決める。たった一度し
か引けない課金上限の無い職業ガチャに全財産の三億円強をつぎ込んだ|西治《さいじ》|真下《さなか》だったが、引いたのはどう見てもハズレの【悪代官】と言う職業。ブチ切れてサービス開始までの一週間、死んだように生き長らえ、ついにゲーム内へとログインする。そこで出会った世界は今までに無いリアルな感覚の仮想世界。神ゲーだと確信した|西治《さいじ》|真下《さなか》は悪代官を止めて別のキャラクターで再スタートしようと試みるも、何故かログアウト出来ないまま、悪代官としてプレイし始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-13 08:14:50
296664文字
会話率:19%
サラリーマンの浦河智也は薄暗い地下鉄ホームのベンチで眼を覚ます。
いつもは喧噪に包まれた駅のホームは、死んだように暗く静かであった。
哲也は記憶を辿るが、そんなところで寝た記憶など一切ない。
とにもかくにも駅から家へと帰ろうと地上を
目指して階段を上がるが、そこは先ほどまで自身が居たホームであった。何度階段を昇っても同じホームを延々とループするのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-09 01:04:48
2437文字
会話率:9%
死んだように息をするだけだった私がバイクに乗り始めてみた話。
最終更新:2020-07-01 11:10:08
11865文字
会話率:16%
死んだように生きてきた死刑執行人の家に、突如として一人の少女が転がり込んだ。人ならざる生き物である彼女は語る。「完璧な死体になりたいの」と。そうして、二人は共に暮らし始めた。
……それが彼女の死体であると、自分だけが知っている。
最終更新:2020-04-02 19:42:49
27516文字
会話率:26%
雪園 蓮はある夏の日、運命で死ぬはずの無い時に←(死にそうになりました)
運命の手違いで死ぬ事になってしまいそうになり←(現実は死んだように見せ掛けて助けたらしい)
女神様が助けてくれたが、←(女神か神が助けてくれたらしい)日本にはさす
がに戻れないらしく←(えっ!そんな)
異世界に気が付けば転移させられていた←(気づいたら自然だらけ)
女神の手紙が1枚ポケットに残されて←(それだけ)
その異世界は僕には地獄だった←(アハハハは!頭が狂いそう)
「何で、彼奴が居るんだよ!」
これは異世界で冒険をする、いや、さ迷い旅をして生きていくファンタジー物語
「ヒィ!た、助けて!襲われるーーー!掘られたくない!」←(果たして誰に)
カクヨム、ノベルアップ+に掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-14 23:47:29
37983文字
会話率:82%
セルバンテス様に最初に投稿したものになります。
卒業を目前に控えた高校3年生の12月のある日、
主人公、彰の目の前で恋人望美が車に轢かれて亡くなってしまった。
もう一歩彼女の近くに居れたら救うことが出来たのにと後悔の日々。
やがて彰の生活
は堕落していく。
ある日そんな生活に疲れた彰は死んだように深く眠ってしまう。
目覚めると彰は中学1年の過去へと戻ってしまった。
望美との関係は、繰り返される人生に彰はどう将来を生きていくのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-29 07:00:00
34172文字
会話率:30%
様々な科学や経済、技術が発展した街サキライトシティで起きる日々の残虐な犯罪。
その犯罪者を殺す任務の執行人、風間 切は日々を死んだように過ごしていた。
日々起きる犯罪をただ上の指示に従って対象人物を殺していく日常。
感情に偏りがあり多くの大
切な感情が欠落している中である少女と出会い風間の心が動き始める。
最後に待つのは、幸せか、絶望か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-13 13:56:35
4020文字
会話率:24%
ある日彼女は、病院で余命宣告される。胃癌ステージⅢだ。もう助からないと悟った彼女は死んだように毎日を生き続ける。これはアニメじゃなくファンタジーでもないよって異世界に行けるわけもなく、ただ死んだように毎日を過ごしていた。
ある日、たまたまや
っていた紛争地帯の番組に興味を惹かれどうせ死ぬのならと紛争地帯に行くことにする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-16 07:00:00
59599文字
会話率:51%
うだつの上がらない営業マンの安田善事29歳
やりたいことが見つからず死んだように生きる中、BIIT式携帯インビジの訪問営業中、地面の亀裂から別次元に落ちてしまった。
平社員のような別次元の存在に会い、異世界ゲーム化というよくわからないスキル
を付与され転移してしまう。
人生の目的を探し必死に生きる男の泥臭い物語
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初めまして、白米と申します。
初投稿になります。誤字脱字が多いと思いますのでご指摘やご感想お待ちしてます。
男臭い転移ものを書きたいため、ヒロインを出す予定はありますが、正直恋愛要素などは皆無で、戦闘や冒険メインで書きたいと思っています!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-06 16:00:00
17727文字
会話率:31%
何の脈絡も無く前触れなんてものは一切無く、僕の彼女は唐突に長い眠りに落ちた。デートに行く頻度などは決して高くはなかったが、だからこそお互いがお互いの時間を尊重しながら良い付き合いが出来ていると思っていた。僕は彼女を心の底から愛している。だ
が、触れることを恐ろしく感じるまでに大切にし過ぎたせいかもしれない。今は彼女が童話の姫の様に眠ったままになってしまった。僕はどうすればいいんだろうか。一切の原因が不明なまま、生きながら死んだように眠り続ける彼女をどうすれば目覚めさせることが出来るのだろうか。
――物語は人が相容れないからこそ紡がれる。これは愛し合う男女の物語。
※ストックが切れるまで毎日19時に投稿します。
※地の分について
・――のある部分はナレーションのようなもの
・――のない部分は主人公の内言語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-08 19:00:40
3507文字
会話率:33%
俺の人生は、虚しく終わりを告げた。
自らの才能を信じ、努力を重ねてきた青年「エルヴァ=ルクイレ」は、現実を思い知り死んだように過ごしていた。ある日、魔王の封印が解かれることで世界は第四聖戦を迎える。世界中から魔王を打ち破るものを募り、勇者
とその一行を結成して魔王討伐に向かうも勇者たちは敗北。その知らせをエルヴァが知った頃には、既に世界は魔王の手により侵略されていた。
故郷も家族もすべて失ったエルヴァは、村の湖に投げ込まれてその生を終えるも、創造者と自称する神に招かれ、第二の人生を歩む機会を与えられる。
そして、数多の苦悩を乗り越えることを条件に、エルヴァは望んだ才能を手にし世界を救う為の第二の人生を歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-18 04:36:35
3452文字
会話率:2%
人間と妖精が対立する世界。
暗い過去を持つ妖精、クローディア。
死んだように生きる生活をしていた彼女は、たまたま拾った人間の男の子ペイジと妖精の女の子フレデリアと共同生活をするようになる。
二人との出会いによって、ひと時でも過去を忘れようと
したクローディアだったが、魔物に襲われている馬車を助けたことで状況が一変。
自称大貴族の男に王都に連れ去られ、妻にすると公言されてしまう。
だが、その時、紫色をした蝶が空を覆い尽くし・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-17 21:36:24
36772文字
会話率:37%
春の陽光が耀くコンコースで、偶然出会った美少年。
それはなんと私の通う高校の新任英語教師だった─
*
「だって先生実際可愛いもん」
「可愛い扱いはやめなさい…」
*
見た目も可愛いし、
*
「そんなこと気にしないで。
不可抗力なんてよくあることじゃん。
気にしてたらこの仕事やってけないよ?」
「え…」
*
どこかほっとけないのに、
*
「南条の夢を一緒に探したいと思う」
*
死んだように生きていた私に手を差し伸べてくれた
頼りになる先生─
*
「俺やっぱ南条のこと好きだな」
*
それは教師として?
それとも…?
*
そして今日もふたりきりで過ごす。
茜色に染まる黄昏の英語準備室で。
*
「綺麗だね。…南条も」
「えっ!?」
*
「お前…煽ってんの?」
「うん…」
*
「先生…私のこと、好きですか…?」
*
「春になったら迎えに行く。離すつもりないんだ」
*
夢も希望もなく、絶望に追いやられて
縁から落ちそうになっていた私に愛をくれた。
*
ねぇ、先生?
夜闇にたったひとつ煌めく星のように
私を導いてくれますか?─
*
可愛い系 新任英語教師
初原 昴
×
夢も希望も何もない女子高生
南条 舞奈
*
携帯小説サイト野いちごにて2017年1月から掲載の作品の改稿版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-26 21:08:57
200248文字
会話率:39%