――――誰もがきっと、勘違いをする。
「どうかされましたか、アリス様」
「ううん。どんなせかいでも、ひとってかわらないなぁ、って」
一般市民を奴隷労働させつつ、餓死、或いは過労死させて増えすぎた人口を抑制する、なんてブラックすぎる近
未来社会で野垂れ死んだとある社畜が、何の因果か異世界で貴族の少女として生まれ変わった!?
どうやらこの世界では財力ではなく魔力が格差を生んでいるらしく、前世では被支配者階級だった自分は今世では支配者階級のようだ。
やたら美人なメイドさんに世話をされながら自由気ままで満ち足りた生活を送る日々。働かなくても毎日ご飯が食べられる素晴らしい日常を彼、いや彼女は甘んじて受け入れた。
けれどそんなある日。気まぐれに街へ遊びに繰り出した彼女は、魔力を持たぬ者……“庶民”と呼ばれる人々の姿を目にする。当たり前のように過酷な労働を強いられ、しかし貴族たちが贈るのは嘲り、蔑視。
そしてそれは、何処か見覚えのある光景で――――
これはそんな“かくめい”を志す、元社畜で現貴族令嬢な少女の紡ぐ、勘違い系ハートフルコメディー!!
※マグネットマクロリンク様・ノベルアッププラス様で同時連載中です
以前書籍化に伴い削除したものを、諸事情により全編公開が可能になりましたので再連載しています。詳しくはTwitter等をご確認頂ければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-04 18:00:00
603138文字
会話率:48%
クリスマス休暇前に浮足立っている遠山玲香は急遽スクランブル発進することとなった。
小惑星防衛機構が小型の小惑星を見逃していたのだ。
ランス特別攻撃隊を発進させるにはタイミングが遅すぎる。
小惑星の落着予想地点は東京湾。予測日時は12月2
4日22時だった。
ランス攻撃隊に代わって小惑星迎撃へと挑む玲香。
クリスマスイブの東京に溢れる恋人たちを救うために。
※この作品は拙著「遊星迎撃隊―Starship Breakers」の番外編となります。
26世紀の未来社会で、地球に接近する巨大小惑星群に立ち向かう物語となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-14 08:00:00
7014文字
会話率:71%
約五十年後の世界を工学的にかなり真面目に想像して物語の下地に敷き、クライオニクスから蘇生した現代人の男と、男の友人の孫娘の出逢いを中心に繰り広げられる近未来小説、推理小説、実験小説、恋愛小説。
拙著『AI時代の娘事情(Amazon.co.j
pで電子出版)』で十六歳だった真理が、時を経て大人になった設定で『水島クレオと或るAIの物語』をリメイクした作品。
note.mu にも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-16 16:24:04
162911文字
会話率:63%
少年には自分自身に自信がなかった。周りの目を恐れた。明日を嫌った。過去の自分に逃げた。叶えたい夢も無かった。不毛な日々の生活に、嫌気がさした。非日常を望んだ。新しい世界になれば、自分は変わることができるはず、そう考えていた。
ーーでも、そ
の夜に全てが変わった。物語はそこから始まった。
「私はかぐや。月から来たの。」
月に文明があるなんて馬鹿馬鹿しく思えるような未来社会。
今から逃げる少年と、自称かぐや姫少女の出会いが、世界を変える。
あの日、2人は誓った。
“ともに夢を見て、ともに夢を描こう” と
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-03 23:13:25
16596文字
会話率:30%
人類が地球を旅立ち太陽系の各地に植民都市を築いた未来社会。人類を実質統治するのは月を拠点とするかつての月面移民第一世代の指導者の末裔『月面貴族』だった。強大な地位・権力・財産を世襲し、各地の植民都市を思うがままに動かす彼らの統治は盤石そのも
のだと思われた。火星の衛星フォボス・ディモスの都市群が火星本星の都市群と内乱状態に陥るまでは・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-24 11:50:08
3816文字
会話率:0%
機械化され、高度に進化した未来社会で起こり得るお話
キーワード:
最終更新:2019-05-15 00:00:00
167938文字
会話率:65%
ディストピアとなった未来社会を短編で書くための導入。
最終更新:2019-05-12 13:54:50
539文字
会話率:32%
舞台は、西暦2186年。
量子ゲートコンピュータの実用化・小型化とセンサーネットワークの網羅により、
超並列処理によるシミュレーションが実現した完全リスクフリー社会。
人々は、身に着けた"スマートコンピュータ"のAIを
通じて、
あらゆる自然現象や人々の行動が予測できるようになり、
日常生活も、AIが提示するシナリオどおりに送る、そんな未来。
高校2年生の尾瀬タキオは、
人々がお互いがお互いの行動を予測しうるそんな未来社会で、
ごく普通の高校生活を送っていく。
胸に引っかかるのは、2年前に出会った少女の
「カタストロフィ(崩壊)は必ず来る。その時は、あなたがみんなを導いて」
という言葉。
カタストロフィ、それは、
AIが誤った学習をして、それが一瞬にして世界に波及し、
それまでの人間的な価値観が崩壊すること。
「そんなことはあるわけない。」と感じながらも、
ある事件をきっかけに、高校の仲間たちと世界を大きく変える出来事に
巻き込まれていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-24 13:15:02
15782文字
会話率:12%
骨肉腫にかかり余命半年と宣告されたフィギュアスケート界のトップスター楢崎ユキコは、ティーシスと家族の薦めで冷凍冬眠処置を受け、未来に希望を託す。
三百年後の世界で、ユキコの後見人であるハルは冷凍冬眠蘇生の為のナノマシンを開発し、彼女の蘇
生手術を行う。
冷凍冬眠から目覚めたユキコが目にする未来社会――スペースコロニー・セイト。そこは豊かな自然環境に囲まれながらも、高度なネットワークと科学技術に支えられた理想的な社会だった。この時代の人々はブレインサーキットと呼ばれるナノマシンで脳神経と接続された通信装置を介し、仮想世界《サイバースペース》でも現実世界同様に五感を使って生活し、そして仮想人格《サーヴァント》という人工知能を使役していた。
あまりにも発達しすぎた未来の社会に戸惑いながらも、ユキコはブレインサーキットを取り付け、スペースコロニーでの新生活を始める。
数多の苦難を克服しながらも明るくけなげに生きるユキコは、かつての夢を取り戻すことができるのか。
ライトノベル風の読みやすい文章なので、フルメタルパニックやスクラップド・プリンセスが好きな方なら楽しめると思います。設定はたぶん実現可能な技術で、かなりコアなハードSFです。山本弘や野尻抱介、アシモフ等が好きな方にお勧めです。ビッグバンや軌道エレベータのオリジナル理論も出てきますが、本筋には関連しないので一般の方は読み飛ばしてください。
最近の日本のSFが物足りない方は是非お試しください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-14 10:14:27
99224文字
会話率:20%
かつて、聖都の象徴として大事に育てられた聖女様。しかし、彼女にとってそれは不自由極まりない、籠の中の鳥でしかなかった。そんな聖女様がただひとつ願うのは、古(いにしえ)の英雄たちのように冒険し活躍する心踊るような生活だった。
神聖暦521
年、勇者が邪神を討伐したとの報に接するやいなや、これ幸いに自分の聖女としての役目は終ったと、『転生陣』の秘術でもって未来へと旅立ってしまった。
しかしそこは、二千年後の未来だった。かつての聖国はもはや存在せず、魔導科学が発達した未来社会。帝国の男爵家の娘へと転生した聖女様にとっては、見るものも聞くものも珍しい世界。でもその男爵家は、凋落も著しい貴族家だった。それでも挫ける事なく、聖女様は行動を起こす。
かつての夢を叶えるために……。
「ふふふ、私(わたくし)、悪には容赦をしませんわよ! さぁ、お喰らいなさい、私(わたくし)の無敵魔法(結界、刻印魔法)を!」
ちょっとずれた時代遅れの聖女様が、失伝したはずの古代魔法を振るって、帝立アグラリア魔導学園で大騒動を巻き起こす?!
やがてその騒ぎは帝国中へと広がり……。
ヘッポコ聖女様の大冒険活劇、ここに見参!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-13 00:14:10
103940文字
会話率:39%
主人公がこの特異体質をもって産まれたのは、偶然か。必然か。
自らの「体質」に翻弄される、未来社会の市民「菊」がたどった運命とは。
最終更新:2018-01-10 04:42:48
4454文字
会話率:7%
幾つかの発展と衰退を繰り返し、築かれた未来社会。
その未来社会の日常を生きてきたヒサトは、ある日「戦闘候補生」に選ばれる。
「戦いの場」に身をおくことになって見えてきたのは、その世界の苛烈な現状だった。
同じく戦闘候補生として生
きる少女セツナとの出会い。
ヒサトの保護者にあたる保育官(メンター)ことアルクメネ。
世界に仇なす者たち。
未踏の未来像を背景にした、バトルアクション物になります。
(ギャグも入ります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-23 15:59:46
229117文字
会話率:26%
お題:クズ、近未来、シュールギャグ
近未来社会に不満を持つ少年Aくんは、とある作戦を決行するのだが……。
最終更新:2016-04-09 23:33:45
975文字
会話率:0%
社会人が「体内時計」により管理されるようになった近未来社会の一幕。
小説コンテストサイト『短編』第161期投稿作。(http://tanpen.jp/161/14.html)
最終更新:2016-03-12 08:00:00
989文字
会話率:37%
荒廃した未来社会を生き抜くショートアドベンチャー
最終更新:2016-02-10 08:12:49
2109文字
会話率:24%
超巨大グローバル企業ディルスターによって監視される近未来社会の中で、人間の尊厳を求めてディルスターと戦う少年少女の物語です。
最終更新:2016-01-31 21:25:32
182715文字
会話率:31%
『人口の増えすぎた地球において、少しでも人間の生活する土地を確保するためには罪人や刑務所は邪魔でしかない』
罪人は海の中に沈めて管理する。疑わしきは罰せよ。地上には罪人を住まわせておくほどの余裕はないのだ。少しでも、数を減らさなければ――。
という思考に基づいた近未来社会を舞台に、冤罪で捕まった主人公のお話。
※企画『ゲスBL』様に投稿させていただきました。HPに同じ内容を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-22 16:10:31
11502文字
会話率:32%
未来の話。ある日お手伝いロボットが禁止されました。
最終更新:2014-08-08 22:07:33
1911文字
会話率:15%
ロボット技術が進化しつつある未来社会。人工知能が脳の進化に追いつくまでには至らない時代………、そう、約50年後。人としてミュータント部品やロボット技術が生活に入り込んでいるものの、ロボットが人権を獲得し、人とロボットが同等にはなっていない頃
のお話です。
ロボット技術が自律化を目指して世界各国が開発を争っています。インテリジェンス・ダイナミクス技術が進化し、運搬用に使われていたロボット技術が自立を目指しています。
主人公は優子。本名、大根谷ヴァシリーサ優子ちゃんは、北の国でコンスクリプションを終えた少女。パペテリアとして帰国、過去と戦いながら、新たな領域を切り開いています。
優子ちゃんは、17歳。3年前に殺人事件に巻き込まれ、両親を失い、障害を脳に残していました。彼女を看ていた医師と療法士が、開発中のインテリジェンス・ダイナミクス・プログラムを施したのです。
優子は、失われた人格と知能を人工知能でフォローし、最新技術を活用できることからナチュラルなパペット・オペレーター、パペテリアとしてリハビリテーションに参加。自分の思いと能力で、リハビリテーション・パペット(人形)と生活することが可能となったのです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-22 01:00:00
10516文字
会話率:18%
◇1914年6月28日、オーストリア・ハンガリー二重帝国の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の甥で皇位継承者であったフランツ・フェルディナント大公がサラエヴォにおいて妻と共に暗殺された。このサラエヴォ事件の直前、隣国の帝政ドイツで、アメリカの調査隊
が消える事件が起こっていた。
◆調査隊が探していたのは、聖油の製法であった。
キリストの足を拭い去り肉体と精神の復活をを支えた聖油。
マケドニア、アテネ、エジプト、兎国など古代の王達の頭上より注がれ100年を越える英知を授けた聖油。
スパルタンやアレキサンドリア、ローマの覇者強者の傷を癒し、陶酔感を与え、永遠の世界を得ることを可能にした聖油……。
第1次世界大戦前夜の1914年3月2日、各国の聖典や歴史に刻まれた12の聖油の技法を発見した。
しかし、その技法を書き記した書類とスタッフ全員が1914年3月21日、帝政ドイツに入国した後に消えた。
調査隊長アメリカ・ミスカトニク・リベラル・カレッジのエレマイア・オーエンと12人の隊員が消え、
製造方法が待ち受けていたヨーロッパ大手薬剤メーカーの手に渡らないまま、世界から消えた。
世界大戦に悩める多くの国と薬剤メーカーが期待した兵器として、また救国の薬として、
多くの諜報員が探したが、その足跡は消えたまま……100年以上の時が過ぎ去り、その期待も費えた……そして、現在。
◆新自由学園の大学医学部では、ペイン治療に対する数多くの研究発表が行われていた。EUやUSAを拠点にした世界有数の化学医薬品メーカーが、共同開発を申し込む。その数々の医薬品のパテント料を製造から担い、学生の自治に生かし、学園経営のために、販売・運搬に学生が参加する社会支援クラブが進んでいた。
◎ローズマリー・ブローカー、RMBと略される医薬品クラブもそのひとつだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-15 20:00:00
22042文字
会話率:25%
人型ロボット「ASHIMO」が一般家庭にお手伝いとして普及した未来社会。今日もフリーライターの菜々美は「ASHIMOα型Z」ビット君とともに仕事の資料を片付ける。ビット君とロボットが普及した社会について話をする菜々美だが、ビット君は東日本大
震災が自分たちの開発の転機だったと話をする。ビットの話が胸にストンと落ちた菜々美は日曜礼拝にビットを連れていくのだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-16 19:33:07
1524文字
会話率:53%