とある町のはずれにある廃屋は、しばしば浮浪者の住処となっていた。
このたびやってきた浪人は、これまでの住民に、輪をかけて不潔な男だった。
年を経た廃屋の木材が成す、独特の臭み。それを超え、目と鼻を痛めつける強力な体臭を放つ男に、多くの者が
距離をとる。
だが男には、ある秘密が……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-13 22:58:57
3773文字
会話率:6%
むかしむかし。
ある道で旅人は奇妙な野良犬を見かけた。
良い姿勢で歩くその犬は、よく見ると毛並みも足の裏も、一分と土に汚れていなかった。
野良にしてはいやにきれいだなと思ったが、犬は彼とすれ違う直前。足を止めたかと思うと、奇妙な最期を遂げ
たのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-02 22:00:00
3441文字
会話率:5%
家庭教師のアルバイトで受け持つことになった受験生の生徒・愛崎さんは僕の秘密を知っている。
不衛生で不潔を好む不登校児の彼女から弱みを握られた僕に課された条件は彼女とゲームをすること。
そのゲームとは彼女が不登校になった理由を来年の合格発表の
日までに当てること。もし僕が彼女の不登校になった理由を当てることができなかった場合、その日に彼女は合格した学校の屋上から飛び降り自殺をし、僕がゲームに勝った場合合格した学校にまっとうに通い、僕の秘密は守られるという。
このゲーム、必ず勝つしか選択肢がない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 23:18:57
57644文字
会話率:47%
不潔感漂う男、長田武郎23歳。ニートな彼は、全くバズらない売れない動画配信者。
いつものように、ロケ先に無許可で侵入しようとした所、異世界へ飛ばされてしまいます。
異世界なのになぜかネットに繋がるノートパソコン。ソーラーパネルでノートパソコ
ンの充電が可能な武郎は、配信を敢行します。魔物を倒しても、動画の再生数でも入るポイントを最大限利用し異世界生活を楽しみ出会った人たちと関係を深くしていきます。
さえない男が、敵とのバトル、恋愛、結婚を通じ成長していく姿を描いた作品です。
尚、長編のため序盤だけで表せない面白さのある作品だと考えてます。
本作品に登場する、企業、システムおよび創作物は、実在する企業、システム、キャラクターをもじっておりますが一切関係がございません。
ご理解いただいた上で読んでいただけたら幸いです。
一応毎日更新の予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 00:56:50
576633文字
会話率:33%
「ぷはぁ~」
「な、なんだその匂いは!?」
とにかく息が臭い男、斎藤くん。
斎藤くんはひょんなことから異世界に来てしまう。
斎藤くんを召喚した聖女は、どうやら魔王と呼ばれる邪悪な存在を討伐して欲しいらしい。
なんとも達観している
斎藤くんは二つ返事で了承する。断る意味が無いと判断したらしい。
いざ魔王討伐に向けて頑張ろう、意気込んだのはいいものの――、
「どうかされました?」
「しゃ、喋らないでくだ……さい‥‥‥」
ぱたっ。
なんていう事でしょう。
斎藤くんが声を発する度に周りの人たちがパタパタと倒れていくではありませんか。
これは――”不潔”という概念が無い世界で斎藤くんが無双するお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-06 21:30:56
3919文字
会話率:37%
勇者が凱旋したその日、俺は下水道を這っていた……。
ともに異世界へ転移した五人の仲間たちが勇者や魔道士、大商人として名をはせていく一方、なぜか俺だけは下水道を清掃する下級労働者へと落ちぶれていた。
大都市の地下に毛細血管のように張
り巡らされた下水道。そこはスライムがはびこり、ゴキブリ人間や畸形のキメラなどが潜むダンジョンだった。過酷な労働環境と、昔の仲間たちへの劣等感。出口の見えない鬱屈した日々から抜け出すため、俺は下水道の人食い怪物退治に人生の一発逆転を賭ける。しかし自らの無謀なふるまいが悲惨な結果を招き、逮捕、裁判、そして過酷な刑罰を経て、ついに俺はすべてを失う。
だが、どん底に落ちた俺にマンホールの中からやさしく呼びかけるものがいた。「…ぼくについてきて、きみをたすけたい」ゴキブリ人間、ローチマンに誘われ、辿り着いたのは地上社会を追われた者たちが身を寄せる地下の街。そこで待っていたのは妖しく美しいダークエルフの娘、ガエビリスとの出会いだった。
一方、魔王を倒し、町で穏やかな日々を送る勇者たちにも人知れず異変が忍び寄りつつあった。
俺と勇者たちを巻き込んで、異世界都市の地上と地下で吹き荒れる動乱の嵐。果たして俺は仲間たちのように何者かになれるのだろうか。不潔で淫靡でグロテスクなアンダーグラウンド・ファンタジー、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-23 01:00:59
378488文字
会話率:24%
子どものお迎えに行っていたはずなのに、気がついたら戦国時代に逆行(憑依?)転生していました。
しかも、むさいひげ面のおっさんに。戸惑いを隠せないおばちゃんは、この体があの脳筋武将の最高峰として名高い、例のあの人であることに気づいてしまう。
許せない。なんか体が不潔なのも、ひげ伸び放題なのも、ご飯がおいしくないのも、上司(武将)の無茶ぶりも……何より、私の好みは、知的タイプなんじゃーーい!!なんでよりによって、脳筋オブ脳筋のおっさんなんだよ!やっぱりあれか、私自身が頭弱いからか?知将に転生したら、頭弱くてむしろ恥将にしかならないからか?
いろいろ憤懣やるかたないおばちゃんが、逆行転生のおかげで得た力を駆使して、小汚い脳筋武将をスマートにプロデュースしたい。そんな物語になる予定です。
TSなので、恋愛方面でBL要素を含まざるを得ません。
書き始めてわかったことは、歴史もの書かれてる他作家さんがすごいということ。
歴史考証とか史実の知識足りなすぎて、ひーこら調べてます。
最初は、何かの記事で『刀狩りで集めた武器を農具にして百姓に返した』というのを見て、武辺ばかりが際立って見える柴田勝家という人に興味を持ち、勝家の『武』以外の部分をフィーチャーさせたいと軽い気持ちで始めてしまいましたが、本来いいかげんでふざけてしまう作者のため、主人公の希美がかなり暴走してしまっています。
史実など、割といいかげんで調べきらない部分はすぐあきらめて勝手に作ってしまってるんで、もうフィクションだからと思って読んでもらえると有難いです。
感想をくださる皆さん、『電車や公共施設の中などの外で読むと笑いをこらえるのが大変』とか、『家で読んだ方がいい』とか言われます。
笑いのツボは人それぞれで全員に当てはまるわけではないと思いますが、どうぞお気をつけ下さい。
カクヨム様にも掲載始めてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-28 03:02:15
858477文字
会話率:40%
締め切りまであと30日………この物語はとある小さなきっかけで新しいことに挑戦する日々を書く小説家の末路である。
最終更新:2019-05-04 17:32:38
6752文字
会話率:45%
山道を歩いていたら千年昔の関東に来てしまった主人公アキラ。足利荘の屋敷に拾われた彼は戸惑い苦しみながら半年を生き延びたが、アキラにも、平安時代中期の関東平野にもやがて春はやってくる。
時は摂関時代、国風文化の盛り。地方では律令制の行政官
である受領がはばをきかせる一方、武士たちは勢力を拡大し続けていた。田畑は荒廃し、庶民は麻しか着るものが無く、生まれ変わりを信じ、挨拶も敬語も、儀礼は内裏の中にしか無い時代だ。
平安時代の真ん中の一見平和に見える東国に、波乱の予感がアキラにも感じられるようになる。血と暴力、悪鬼と疫病、風雅と迷信、貧しく不潔な平安の世をアキラは成り上がり生き抜く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-17 21:22:11
551597文字
会話率:23%
ある所に、決して不潔では無いけど何故か臭い「異臭姫」がおりました。
異臭姫は心優しく、決して人を憎んだりはしませんでした。
ある日、異臭姫の国の王子が原因不明の深い眠りについてしまいました。
王子を溺愛していた女王は「王子を目覚めさせられた
者には、褒美をやる」と言って……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-02 23:38:38
2033文字
会話率:11%
生きている限り「何もしない」だけが出来ない。
無意識に体が活動しているのを感じながら
部屋の天井を見つめて僕はそんなことを考えている。
唯一の喜びは好きな人のことを考えること。
しかしその恋心すら不潔だと感じ始めた僕が
「正しさ」に翻弄さ
れながらも導き出す答えとは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-10 02:37:50
2377文字
会話率:4%
強迫性障害を発症した私の体験談
最終更新:2019-02-01 20:04:55
34151文字
会話率:1%
死んだと思ったら貧民の子供として生き返っていた。
不潔な貧乏人というハードモードなスタートでも負けずに生きてやる!と思っていたら、生活環境が二転三転する始末。あ、これハードモードなんて易しいもんやない、ナイトメアモードや。
それでも僕らは生
きているー!生きーているから足掻くんだー!
魔物とか魔法とか天才とか身分とか知りまっせーん!今度こそ大往生したいんですぅー!
不運な少女が、そんなもん知るかとばかりに強く生きる話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-27 19:16:34
98432文字
会話率:30%
両親から宝物のように大切に甘やかされて育てられた10歳のキャンベル伯爵令嬢のキャロラインは、慰問した孤児院で不潔・デブ・奇人のアデルと身体が入れ替わってしまう。愛する両親からも、大好きなステファンからもアデルとしての自分を拒絶され、誰からも
入れ替わりを信じてもらえず、キャロラインは孤児のアデルとして生きる道を余儀なくされる。悲しみながらもアデルとしての人生を受け入れ、少しずつ成長していく。
やがてキャロラインはアデルとして徹底的に自分を磨き、清潔・スレンダー・高潔な女性へと成長し、商会へ就職する。商会では女主人の秘書としてあれこれ活躍しつつ、恋や仕事にあれこれ悩むこととなる。しかし大好きだったステファンと再会すると、運命の歯車はまた回り始め…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-19 17:00:00
85174文字
会話率:57%
江戸幕末のような時代、小さな國から巻き起こる怪事件録(主人公達は人です)。おじさんに見えてまだ32歳、不潔と断定された此処崎〈ココサキ〉と美人でちょっと痴女?っぽい汐〈ウシオ〉2人の妖ファンタジーです。
今のところ全年齢向け。
サブタイトル
には現在進行中の章名がついてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-29 21:58:13
2308文字
会話率:54%
私の営む喫茶店の一角には貸しスペースがある。そこにはちょっとしたアート作品が並んでいて、委託販売の形を採っていた。作品を置いてくれとやってくる人間は少なくない。
店にやってきた十八、九歳くらいの少年は、ある画家について話始めた。貸しスペ
ースには、私の気に入った作品しか置かないことにしていた。だから自信のないアーティストは作品を第三者に託して持ち込むことがあった。その画家もそうした類だろうと私は思った。
風呂どころか寝食さえも忘れて、画家は絵を描いていたそうだ。少年は、そんな画家の体臭と絵の具の匂いが立ち込めたアトリエへ三日通い続けたと言う。画家はみすぼらしく不潔であったそうだが、完成した作品がすばらしければ、身なりも過程も何もかもが許されるのが芸術なのだと少年は主張した。
そうしてやがて、少年はバッグの中からひとつの作品を取り出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-15 16:16:22
2571文字
会話率:22%
高校二年生の亘理優里(わたりゆり)は、想い人である同級生、叶裕也(かのうゆうや)に告白することを決意する。
しかし告白はする前に失敗し、あろうことか裕也の目の前で見知らぬ男子生徒、名取悟(なとりさとる)にキスをされてしまう。
裕也
は二人が付き合い始めたと勘違いし、誤解を解こうとする優里だが「不潔で不誠実な女というレッテルを貼られたくなければ、大人しく俺の恋人のふりをして下さい」と悟に脅されてそれも叶わなかった。
理由も説明されないまま一ヶ月間付き合っているふりをしなければいけなくなった優里。
自分のことが好きだから無理矢理恋人にされた――そう思っていた優里だったが、しばらくしてとんでもない真実を知ることになる。
※設定上ボーイズラブ要素があります、苦手な方はご注意下さい。
※キーワードに「三角関係」が入っていますが、ドロドロはしません、ギャグ風です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-23 18:55:33
223476文字
会話率:38%
少年少女が独自の《能力》に目覚める世界。最高の第八階級である少女、御京院・アナスタシア・祗蓮は学園にてある少年と出会う。古崎祐雅。階級は、最低の第一。前髪がやけに長く、どこかちゃらい少年だった。
初対面時、彼はメイド服の女性に抱き着いて
いた。不潔。更に事あるごとに付きまとってくる。祗蓮にとって印象は最悪。しかし、彼女はまだ知らない。
何故《万物再生》の能力を持つ自分と古崎祐雅が引き合わされたのか――。
この後に待ち受ける、能力者達による壮絶な戦いを――!
3月20日、お嬢様編は完結しました。
ラブコメかつ能力バトルものを目指していこうと思います! 全く新しい能力(漢字四文字)を考えていきたいです。どうぞ、楽しみにしてください。どれぐらい書くか決めていませんが、頑張って書いてつもりです。エクステンデッド・ドリームも連載しているので、こちらもよろしくお願いします。
現在、天使編、巫女編、妹編を執筆して、お嬢様編に入っています。ここにメイド編を入れて終了します。タイトルに反して中身はかなりえぐい方です。
第一階級の少年が頑張って能力者に勝つ! みたいなお話だと思ってください。
ちなみにPV4万5千、ユニーク1万突破しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-20 00:26:20
275680文字
会話率:41%
友人の七飯が、また新しい魚を飼い始めたらしい。
それだけならいつも通り。でもその魚に夢中になりすぎて、学校にも来てないし、大好きな他の魚の世話までおざなりだって言うんだからなんか変だ。
僕は彼の無事を確かめるため、彼の家へと向かう。すると、
家の中はすっかり異臭漂うゴミ屋敷。彼自身はやつれて別人のようになっていた。
そして、彼の家の奥には異常に大きな水槽があって、その中には……。
※ホラーというより、暑苦しくて、不愉快になりそうな描写がいっぱいあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-23 00:16:01
10499文字
会話率:31%
両親が仕事で東京へ行ってしまい、妹とアパートで2人暮らしの主人公、上村 凌斗。
そんな彼の家に鳴り響いたインターホン。
「郵便か?」はたまた「妹がよくネットで注文するダイエットグッズか?」などなど考えながらドアを開けた凌斗は唖然とした
何故なら、そこに立っていたのは見知らぬ美少女だったからだ!!
健気で気配り上手な義理の妹に、
暴力・罵倒満載の昔からの腐れ縁のツンデレ幼なじみと、
更には主人公にデレデレなチビッコ後輩とまでと、
過ごしていた主人公の日常に、新たな美少女が追加された。
果たして主人公の運命は!?
「義理の妹と2人暮らしってだけで、危険なのに更に新しい女の子ですってぇ!? この変態! 不潔! 浮気者!」
「言い過ぎだ。しかも浮気者って……」
「……凌斗は変態なの?」
「多分、違う。───と思う」
「兄さん……」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-06-24 00:44:43
706文字
会話率:19%
東都大学に通う青年、冴木蓮也(さえき れんや)は潔癖症男子である。彼の一日の中には、苦悩と怒りが付きまとう。「何でそんな不潔なことを・・・」。彼は日々、周囲の不潔極まりない行動に頭を悩ませていた。唯一彼の潔癖症の全容を知る幼馴染、岡本明久(
おかもと あきひさ)に不満を漏らす蓮也。人々の許されざる不潔行為にまみれた一日を潔癖症の彼、冴木蓮也の視点から描く作者なりのコメディー『潔癖症○○に一日』シリーズ(予定)の一作目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-05 18:07:07
2655文字
会話率:45%