主人公上田こうたは白線ゲームという、白線を踏み外すと奈落に落ちるというゲームをきっかけに人を信じられなくなる。
そんな中、夏の暑い日に交差点で白いワンピースの少女と出会う。
彼女は白線上でしか生きられない地縛霊であった。
彼女の心残りを解消
すれば彼女は永遠に続く白線ゲームから解放されるという。
その心残りは姉が作った曲を友達の前でピアノを演奏し、歌うというものだった。
心残りを解消するため二人は夜の音楽室を目指すも、看板おじさんという怪物に襲われ主人公は少女を失ってしまう。
絶望する主人公の心を繋いだのは彼女の歌だった。
歌を歌うと目の前には白線と宇宙のような星空のみの世界が広がっていた。
少女を救うことを決めた主人公は、忘れてしまった歌の続きを知るため、彼女の姉の元を訪ねる。
完成した歌を歌った時、主人公はタイムリープすることで彼女に再会する。
再び看板おじさんと遭遇するも、目的の音楽室に辿り着く。
少女の心残りを解消することで主人公が大人に近づく物語。
一方、地縛霊となった少女からはこんな風に世界が見えていた……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 23:06:36
30608文字
会話率:37%
かつて中央ユーラシアには英雄が存在した。その名はムーンブレイク。数々の人々を助け、恐れる龍をも討伐した尊敬すべき5人組である。
あれから70年後、元ムーンブレイクのリーダーだった男、剣樹はのどかに辺境の村で暮らしていたが、村に起きる異変
、妻の家出、度重なるトラブルに剣樹は再び仲間を集め、冒険する決意をする。果たして70年のブランクを乗り切り無事に腰と命を守ることができるのか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-22 02:31:24
2335文字
会話率:11%
如月玲奈には記憶がなかった。どこで生まれたか、どこで育ったか、誰が好きだったのか、その全てを。彼女は再び記憶を取り戻すために旅をする。その旅は孤独で苦しいものになると思っていた玲奈だったが、旅の途中で出会った人達のおかげで、彼女は成長してい
く。
彼女にはもう一つ旅の目的があった。それは以前旅した仲間の仇をとるため。達成するには数多くの試練が待ち受ける。それでも彼女は今日も剣を振るう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 23:10:35
17960文字
会話率:38%
レスター・ナイルは平民の出でありながら、まるで王族のような金髪と青い瞳の美形で生まれたために幼い時からストーカーに狙われた。
しかも両親までが彼の美貌を貴族に見せびらかして養育費をせびり、裕福な生活をしていた。
13歳になったレスターは両
親から逃れる様に白魔法大学寮に入ったものの、そこでも貴族のおぼっちゃんたちに目を付けられ、いじめに遭うがレスターにはとある目的があった。
それは「毎年1回生の寮生が行方不明になる」という事件の真相を探ることだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 08:23:12
12428文字
会話率:41%
日本から異世界へ転移してきた勇者リンダは聖女の心と勇者の力を併せ持ってしまったため、人を疑うことを知らないが、敵として向かってくる相手には無敵と言えるほど強かった。
そんな勇者リンダと、使い魔の黒子猫に化けてリンダを守る西の魔王のほのぼの
ラブストーリー。
※1話完結ですのでサクっと軽く読めると思います。
よかったら前エピソードの「聖女属性の勇者は疑うことを知らない」も読んでいただけるとさらにわかりやすくなると思います。
↓URL
https://ncode.syosetu.com/n1706jo/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 10:04:42
7244文字
会話率:35%
疑うことを知らない勇者リンダは苦難の末に魔王を倒し、王城へ帰還したが国王はリンダに追放を命じる。
ダーナム王国は転移者を勇者に仕立て上げて魔王を討伐させ、失敗すれば暗殺するという非道を行っていた。しかし、倒したはずの魔王が現れ、真実を暴く
。
※あらすじは重たい感じですが、文章はギャグ風味の軽めになっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 19:53:30
5696文字
会話率:43%
ノベたちの学校の旧校舎には立入禁止の屋場がある。そこはかつて六人の生徒が飛び降り自殺をした事件があったのだ。
その後、屋上に人が立っているのを見たという不気味なうわさがたった。
その人物は必ずフェンスを乗り越えて飛び降りるのだが、落ちるまえ
に消えてしまうという。しかも、何度でも現れては飛び降りるらしい。
これを見たものは、飛び降り自殺をする羽目になるという学校伝説(!)がまことしやかに伝わっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 23:00:00
37021文字
会話率:36%
キョーコさんは小さいトンちゃんを連れて、今日も帰り道を急ぎます…
最終更新:2023-08-04 23:00:00
7273文字
会話率:47%
同級生の葬儀で東京から遠く離れた町にきた「私」は、その帰途、クルマのオーディオから流れてきた青春時代のアイドル歌手の特集を聴きながら、その当時のことを思い出す。
現実逃避の欲求と深夜の高速道路という環境から、いつの間にか頭のなかの追憶エンジ
ンが過剰に機能して、自分自身の記憶のなかに滑り落ちていく…
さて、ぼちぼち甘く生暖かい記憶のなかに再没入しようか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 23:00:00
93194文字
会話率:22%
四月。八尾時生は通う高校の並木道、桜の木にキスをする一ノ瀬海里に出会う。時生は思わず、手にしていたカメラでその光景を撮影した。そしてそのシャッター音に気づかれて、彼女に逃げられてしまう。海里は高校の新入生で、まるで気位の高い猫のようだった。
入学式を終えた一ヶ月後のある日、時生は海里の落とし物を拾う。それは演劇の台本だった。
台本を届けに来た劇団の練習スタジオで、時生は斉藤海咲に声をかけられる。
「これからも、海里ちゃんを見守ってあげてね。」
海里の姉のような海咲は時生が一人暮らしするアパートの上の階、上田喜一の恋人だと後に発覚する。
台本を届けたことをきっかけに、時生と海里はゆっくりと打ちとけていく。
授業をサボって逃げた先の、野良猫の集会場。
海里が初主演を務める演劇の開幕。
海咲と喜一のカップル、海里と時生の四人で行った海水浴。
そして、それは夏祭りのこと。キスを、した。
だけれど、海里と恋人同士にはなれない秘密が時生にはあった。
喜一に相談に乗ってもらう海里に嫉妬する、相反した自分がいることに時生は気づく。それは暴力性を孕んだ感情だった。
次の演劇の主演を得て喜ぶ海咲に、喜一は言う。
別れよう。
海里ちゃんを好きになった。
…ごめん。
突然の決別に、海咲の感情が弾けた。
「死んでいますね。」
喜一を殺めた海咲を、時生は冷静に見つめていた。
「私も死ぬ」「死ぬまで、傍にいてくれない?」
海咲の最期を、時生は見守った。
連絡の取れなくなった海咲を心配する海里と劇団の団長に向かって、時生が口を滑らせた。
「海咲さんなら、アパートの上階で死んでますよ。」
「僕と一緒に、逃げてくれる?」
時生にはもう会わないと言う両親との約束を破り、海里は彼と電車に乗って逃避行に向かう。
終着駅に着き、疲れた二人はラブホテルに宿をとった。ベッドで寝ながら、愛について語り合う。
「大嫌いよ」
微笑む海里の嘘が朝日に溶けていった。別れを決意した二人の、それは愛だった。
了折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 22:08:17
106262文字
会話率:52%
高校一年生の上田結仁は、高校デビューを果たし親元を離れて一人暮らしを始めた。彼の通う高校には、十全十美な少女・東雲茉白がいる。彼女は容姿端麗、成績優秀、運動神経抜群と、まさに完璧な存在だ。結仁は茉白とは関わりがないと思っていたが、ある日、道
端で倒れている茉白を目撃し、彼女を家まで送り届けることになる。驚くことに、茉白の住むマンションは結仁の住むマンションの上の階だった。
この日を境に、結仁と茉白の間でお世話とお返しの関係が始まる。茉白は完璧な外見とは裏腹に、不器用で甘えん坊な一面を持っていた。結仁はそんな茉白を助けながら、少しずつ彼女の本当の姿に触れていく。茉白のために世話を焼くうちに、結仁の心には変化が訪れる。
一方、結仁には高校からの友達、永野涼と眞鍋志穏がいる。涼は気さくで優しく、志穏は活発で結仁をよくいじる存在だ。彼らとの関わりもまた、結仁の高校生活に彩りを添えている。
結仁と茉白の距離が縮まるにつれて、二人は互いに支え合い、助け合う関係となる。茉白の家を手伝いに行く結仁。片付けをしながら、二人の間にはちょっとしたハプニングが起き、物理的にも心理的にも距離が縮まる。茉白は結仁に対する信頼を深め、結仁もまた茉白の優しさに触れ、心が温かくなる。
不器用な少女のため、彼女を放っておけない結仁のお世話が始まる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-23 17:00:00
53081文字
会話率:36%
ひたかみという大地がある。
水と風を護りとする、いのち豊かな大地。
異国――それは大和という――から、偉そうな顔で訪れる輩は別の名で呼ぶ。しかしいかに彼らが執拗にそう呼ぼうが、大地は彼らに名づけられたりはしない。
ひたかみは、ひたか
みだ。大地をそう呼ぶ、そのクニの民がいる限り、喪われることはないのだ。
クニがクニでなくなるのは、戦に負けて、王が討たれた時ではない。それはクニのことわりを、クニ人が忘れたときだ。クニのことわりとは、即ち「誇り」だから。
かつて――。
この南北に細長い≪秋津島≫には、そんなたくさんのクニがあったのだ。
国津の神を戴いた、それぞれのことわりをもったクニが。
けれど、南に興った「大和」は、たくさんのクニを「大和」のクニのことわりが呑み、いまはもう日高見だけが、ひたかみのクニのことわりで生きている。
----生きようとして、いた。
これは神の名を預けられ、神と人の狭間で、足掻きながら、誇り高く生きた、最後の「冠」の者の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 09:48:31
54275文字
会話率:50%
「姫カットは日本の文化の盗用だ」とか言い出した人がいる。先ず文化の盗用ってなんだ? ドラマ『将軍』人気から、妙なことを言う人が出てきたようだ。坂上田村麻呂が黒人ってどういうことだ?
最終更新:2024-05-06 10:18:04
6326文字
会話率:17%
俺の名前は東雲時一。高校1年生だ。
突然だが俺の初恋の年は10歳。上田由比っていう女の子だ。
ずっと授業中あの子のことを思ってた。ずっと。ずっと。
だけど、小学校の卒業の時からいきなり俺の前に現れなくなった。
俺は毎日外を出歩いたがどこにも
いなかった。
いきなりのこの別れが俺の初恋が終わる合図となったはずだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 10:53:31
8157文字
会話率:39%
都会の女性に恋をした地主の嫡男フレディ。名前もわからない彼女に募るばかりの恋心を抱えるフレディだったが、ある日その彼女が目の前に現れたのをきっかけに、田舎者の婚約者エスカーニャを捨てる決心をする。
身勝手な男がざまぁされるお話です。よろしく
お願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 23:22:07
17019文字
会話率:42%
夜会で婚約破棄した義姉のせいで、娼館へ売られそうになった子爵令嬢サリーネは逃亡生活を余儀なくされた。娼婦になるのはどうしても嫌だったので、身バレを防ぐため変装し逃げ続けたサリーネだったが、幼馴染はずっと彼女を捜し続け、ついに三年後二人は再
会する。しかしまたも事件が起こりサリーネは出奔することになってしまい……。不運が重なり逃げる令嬢と追う幼馴染。そんな二人のハッピーエンドのお話です。申し訳ありませんが諸事情により感想の返信はしておりませんのでご了承ください。よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 20:16:49
73936文字
会話率:31%
満員電車で転びそうになったハナコを助けてくれた黒川に、ハナコは人生二度目の恋をした。同じ会社だと知って近づく距離。けれど初恋にトラウマがあるハナコはもう一歩を踏み出す勇気が出ない。そんなある日、黒川が同僚達と話している電車に偶然居合わせて
しまい、過去の苦い経験が蘇る。やっぱり恋なんてしなければ良かったと黒川を避けるハナコの前へ元彼が現れて……。
申し訳ありませんが諸事情により感想の返信はしておりません。よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 02:29:49
13454文字
会話率:38%
安倍ハルオくんは、日本史上最強の陰陽師・安倍晴明の子孫だが、何の能力も持たない平凡な高校生。何者かの呪いによって、突然、胸に「禁」という文字が浮かび上がるようになった。自称“スピリチュアル・リーダー”(もちろん、陰陽師)で、ハルオくんの父
・安倍晴鳥さんによると、それは“恋の呪い”だとのこと。だが、ハルオくんは恋愛には縁がなく、呪いの主に心当たりがない。誰にかけられたのかがわからなければ、呪いは解けないらしい。
新学年が始まって早々、編入生で超イケメンの菅原ドウマくんや元クラスメイトの遍路寺空海くんが、なぜかハルオくんに急接近してくる。3人で帰宅中に、“天使を超える天使(ビヨンド・エンジェル)”とハルオくんに言わしめるほどの美少女が、男子グループに絡まれている場面に遭遇。同じ高校の1年生・小野紫ちゃんだとわかったため、ハルオくんは、「彼女を守る三銃士になる!」と、勝手に決意。そこに、紫ちゃんの姉で“恐ろしいほどの美女”・紅さん、紅さんの後輩で、武芸の達人・坂之上田村丸くんも加わって…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 21:34:56
2132文字
会話率:54%
今は昔、高野の姫帝が陵に葬られし後、平城の都を遠く離れた陸奥国にて起こりしことがらなり。
この頃、陸奥国にて、怪しきこと多くありなむと語り伝えたるとや。
この物語は、奈良時代末期~平安時代初期に起こった東北38年戦争を題材とした幻想歴史空
想小説です。
戦争ものでもあり、R-15指定です。
時代の関係で、Shift-JISでは表記できない漢字が多く含まれているため、この小説はUTF-8で書かれています。
文字エンコードはUTF-8でご覧頂くことを推奨します。
携帯電話でご覧いただくと表記できない漢字が空白となることをご了承ください。
InternetExplorer準拠のブラウザでご覧になる方は、ぜひ縦書き表示でご覧ください。
登場人物についてまとめてみました。
http://ncode.syosetu.com/n1944ba/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 16:22:34
388306文字
会話率:18%
坂上田村麻呂を輩出した坂上氏は東漢氏の一氏族です。
坂上氏が奈良時代に中央官人として興隆した一因は、平城遷都との関わりではないかと考えてみました。
最終更新:2012-11-14 20:17:51
3318文字
会話率:8%
六月の登場人物の名鑑です。
最終更新:2012-01-04 22:15:53
3616文字
会話率:0%
大学卒業後、社会に馴染むことができずにニートのような生活を送る上田。
かろうじて続けていた学習塾のバイトも辞め、人と関わることがついになくなった上田はそこから孤独の沼へと向かっていくのだが、かつての親友との再会をきっかけに再び社会に和の中に
加わることに。
関西にある温泉街の、とある旅館で働き始めた上田。
そこで過ごすうちに徐々に変わりゆく心情。見え始めた光。
ネパールからやってきた出稼ぎ労働者のスバスとの出会い。
サキちゃんとの出会い、初めて知った恋愛の尊さ。
そして、徐々に崩壊して行く平和な人間関係。
私たちは、何を考えてどこに向かっていくのか、これは人生に迷ったとある青年の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 20:36:23
5967文字
会話率:39%
杉原香奈子17才。天真爛漫で活発、勉強は大っ嫌い。陸上部所属。
半年前に転向して来た上田大樹君に恋しました。
でも彼には秘密があって……。
最終更新:2023-12-31 09:00:00
48782文字
会話率:19%
後悔に苛まれる中、少年は死んだ。
対価のないやり直しなどラノベ作家の妄想でしかなく、無双やチートなどもまた然り。
少年はアックスハルト・アルペディアとして剣と魔法の異世界に生を受けた。
だがチートも無双も何もない。
強くなるには努力が必
要で、しかし、アックスは前世の二の舞にはなるまいと本気で生きることを決心する。
剣との出会いや、不思議な少女との約束。
前世の後悔と少年の成長。
剣士への道と、出生の謎。
そして、転生の対価とはいったい何なのか。
謎が多い異世界で、しかし少年は夢のために一歩踏み出す。
これはチートも無双もない異世界転生の話。
神にサイコロは振らせない。
自分で決めて、自分で切り開く。
緩やかな日常と、そして少年の苦難、成長、信念を描いた、
バトルや魔法ありあり、少年の人生を描いた異世界ファンタジー。
※異世界チート・無双に飽きた人にお勧め。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 21:43:25
69285文字
会話率:21%
上田正樹の「悲しい色やね」を聞くと思い出す思い出
最終更新:2023-11-18 23:57:36
232文字
会話率:0%
平穏な日常を送っていた榊 真(さかき まこと)中学一年生。実家の農業を継ぐという夢のため農業についての勉強を日々していた彼に突如現れた光と七回なった鐘のような音によって彼の人生の歯車が狂っていく幼馴染の上田健司は何か知っている様子であったが
、、、、、、
世界各地で出現した九つの塔
降り注いだ光によって異能力を持った人々。世界は変動し始める
勇者に選ばれた真は世界を救うことが出来るだろうか
現代×ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 13:52:37
3331文字
会話率:40%
江戸時代、仙石政明は転封を命じられる。信濃国上田から但馬国出石へ。
その際、彼は関西には蕎麦がないと知ってしまう。
秋の歴史2023参加作品です。
最終更新:2023-09-30 18:04:56
2018文字
会話率:38%
「ただいまー! 連れて来たよぉー!」
「はいはい、あらぁいらっしゃい!」
「ふん……」
「あ、あのぼ、僕はお、お嬢さんとお付き合いさせていただけている者です!」
夜、高梨家にやって来た上田はボウリングのピンのように直立したままそう言
った。
お手本のような緊張しっぷり。無理もない。彼は結婚の挨拶に来たのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-13 12:00:00
2994文字
会話率:66%
「……えー、上田源一郎さん。あ、まずは我々、夜七時からの報道番組
『ニュースダブルセブン』のインタビューに応じてくださりありがとうございます」
「あいあい」
「えー、なんとここ、ご自宅にいらっしゃる上田さんは今日で百歳になられ
しかも現
役社長ということではい、おめでとうございます」
「どうもどうも」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 11:00:00
2191文字
会話率:54%
「おいおい上田、また遅刻か。早く席に着きなさい」
「あ、はい、すみません、先生……」
今日も遅刻。昨日も遅刻。その前も多分遅刻。
遅刻続きで先生も呆れるだけでもう、ぼくの事を怒らなくなった。
……のはいいんだけど
最終更新:2023-04-25 11:00:00
1886文字
会話率:48%
しあわせは一つだけじゃないかも。
月ウサギのVチューバー 月乃ミトのファンである高校生 上田陸斗《うえだ りくと》は特に目標もなくだらだらとした高校生活を送っていた。
そんな時、ひょんなことから今は疎遠になってしまった幼馴染である小早川琴
音《こばやかわ ことね》の家を訪ねることになった陸斗は悲鳴を耳にし、琴音を助けるために部屋に駆け込む。そこで陸斗が目にしたのは……
止まっていた時計が動き出した2人がどう、しあわせになっていくのか? そんなお話。
「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-17 20:15:58
107264文字
会話率:45%