唯一の家族だった祖父の死から間もなく、少女・黒葛原宵待に黒い影が付きまとうようになる。
宵待の周囲で少女行方不明事件が騒がれ始めた頃、見知らぬ青年が現れた。
気を付けるように忠告してくれた彼を、友人は警戒して信じないように厳しく言う。
宵待を脅かすモノと、救うモノとは――。
一人ぼっちになった少女の顛末。
※同タイトルの短編の連載版です。短編を分解して、序章・第一章・第三章の一部に宛てています。
序章と第一章は変更している部分もありますが、短編とほぼ同じです。
(R15は念のため設定しておきます)
※16/10/18完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-18 20:00:00
223661文字
会話率:51%
化け物――わたしを苛む言葉。
他のみんなとわたしとは、何が違うのだろう。同じ姿かたちをしているのに。
どうして、化け物と呼ぶの?
わたしは、何を忘れてしまったのだろうか……。
牢獄のような小さな家で、親の顔も知らず、たった一人暮
らしてきた少女。
唯一心を慰めるのは、庭先に見える梅の古木。今年もまた梅が花開き、香りを届ける季節がやって来た。
けれど、今年は少し違う。開花とともに梅の香りを纏う見知らぬ少女が現れ、孤独な日々に変化が訪れる――。
※ とある事件をきっかけに存在を消されてしまった少女が、あやかしとの交流を経て、心を取り戻し、成長していくお話です(不定期更新の予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-18 00:00:00
111761文字
会話率:47%
「神様がいない街」そこは縁結びの神様が封印され、恋も愛もすべて禁断のものとされている街。
そんな街で主人公東雲朱音は化物退治を任される。
南花街集団行方不明事件や彼岸花事件を巡り、彼女は自分を試される。
カクヨムでも連載中です
最終更新:2016-10-17 17:23:12
12988文字
会話率:31%
山中昴(やまなかすばる)、35歳職歴なし無職童貞。
中学生から転落人生まっさかさまの昴は、公園の桜の木の下でついにこの世から去ることを決意する。
しかし、意を決して跳んだ瞬間目の前にフルフェイスヘルメットの少女が現れた。
彼女は「天
寿を全うせよ」という。
この尊大な態度の、自身を神と名乗る少女に導かれ、昴は失敗する前の中学生からもう一度人生をやり直すこととなるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-17 15:32:28
23746文字
会話率:31%
神が封印したはずの“嘆き”と呼ばれるモノが再び地上に現れるようになった。“嘆き”は動植物を無差別に侵食していく。人間も例外は無い。そんな中、“嘆き”を再び封印する事が出来るのは楽器に宿る精霊と契約した音響士(ムジチスタ)のみ。亡き父の様な
音響士を目指しているリデイラは念願の学園へと入学するけれど――。
王子は爽やかだけど腹に一物抱えてるし、チャラい侯爵四男は子タヌキ呼ばわりするし、ちびっ子は天然で毒舌だし、見てるだけで何も言わない無口は居るし、選んだ先生は冷徹眼鏡だし、癒しはルームメイトだけ?いや、彼女もイイ性格だったわ。
リデイラは無事に音響士になれるのか?
素直な子と捻くれっ子、どちらで書くか悩んで捻くれっ子で書いてみた。
文字数は予約投稿を含みます。
アルファポリスさんで先行しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-08 00:00:00
74599文字
会話率:28%
◇真美が東京に来て、もうすぐ七度目の春を迎えようとしていた。
彼氏の周と付き合い始めて六度目の春でもある。
それは、お互いがそれぞれの日々に追われ、少しずつ時間のすれ違いが生じる季節。
そして、『好き』だという感情は変わってないのに、何かが
ちぐはぐになる季節でもある。
時間のすれ違いーーそんな理由で別れてしまう恋人たちがいる。
だが、それは『好き』だという感情だけで解消できると信じていた真美。
ところが、自分がその状況に置かれて、そこで思い知らされる。
『好き』だという感情だけでは、どうにもならないことがあるのだと。
そんな真美と周の恋愛話を通じ、「男と女」、「母と娘」、「大都市と地方」、「家と個人」。
それぞれの光と影を縒り、一本の糸に紡いでみました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-06 14:59:56
69572文字
会話率:15%
乙女ゲーム『銀の姫騎士』は女神の守護する国が舞台。騎士を目指す主人公、でも肝心の騎士団は壊滅寸前で廃墟!? 再建させるべく奮闘する主人公が攻略対象たちと絆を育み成長し国の危機に立ち向かうの。……でも、あの人は救われない。だったら『銀の姫騎士
』主人公リユこと私(ゲームフルコンプ済、転生者)は、世界を救って愛しの彼(非攻略対象にして主人公を殺した相手)も救ってみせる!
なんていきがってはみたけれど……ゲーム開始前に崖落ちするしイベントには遅刻するし、だいぶ思惑と違うんですけど。女神様、私のこと嫌いですか!?
小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門落選作品を元に大幅改稿。応募時は『銀の姫騎士』であり、内容もかなり変更しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-04 00:21:52
160320文字
会話率:48%
――――「お友達からはじめよう」って言ってやってるんだよ。まったく、わざわざ言わせるなよ。――――
「乙女ゲームの主人公のように、イケメンに囲まれて暮らしたい」と神様にお願いしてルナ王女として異世界転生した私。
魔法の修行に励むある日、
小さなドラゴンが突然私に会いにやってきた!やけに上から目線のそのドラゴンは、この世界の創造主マスタードラゴンの末裔なんだそう。銀髪に紫の瞳を持つ私は、『銀の乙女』と呼ばれるドラゴンの花嫁だったのだ!
5歳の私は、ドラゴンに魔法を教えてもらったり、異母兄にさらわれたりと大忙し。ちょっぴりアクション、たくさんファンタジー、焦れ焦れの恋の展開。女主人公ですが強くなる予定です。
☆第1部完結しました。
☆第2部からは成長したルナ&学園モノ&乙女ゲーム的展開を考えています。
☆処女作です。あちこちに至らない所があるかと思いますが優しくご指摘いただけますと嬉しいです。
☆カクヨム、アルファポリスでも実験的に公開を始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-29 14:51:41
104191文字
会話率:33%
アルヴィヤ帝国ではエルフと人間が共生しています。
アルヴィヤ帝国の王女様、ウラニア・アーヴィングとアルヴィヤ帝国伯爵令息フェイボス・マイヤーが婚約しました。
ウラニアが伯爵の家へ行くとそこには……!?
夢見る乙女、伯爵令嬢のフェドラ
と、シスコン王子ジェラルド。権力と金が大好き、エルフ反対派公爵令息のヴィンセント・ホナー。エルフの旅人、お茶目な歌姫フィロメナ・クーンラット。
6人が織りなす波乱万丈(?)ほのぼの(?)帝国異世界恋愛(?)です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-26 22:58:19
9573文字
会話率:64%
乙女ゲームの世界に転生した主人公は、5歳の時に婚約者の王子と引き合わさられ、自分が悪役令嬢に転生してしまったことを思い出す。
深みにハマる前に婚約を破棄しようとするが、不覚にも、一度は、婚約者である王子様と相思相愛の仲になってしまう。しかし
、やはり乙女ゲームのヒロインと出会った王子様は、運命の恋におちる。主人公は、悪役令嬢の汚名を着せられ、罪人の塔に捕らえられてしまう。
幼き日の主人公と、王子様の出会いから、乙女ゲームのヒロイン登場までは、ほのぼの展開、乙女ゲームのヒロイン登場からは、若干苦しい展開、最後はハッピーエンドの予定。
初投稿なので、思う通りに行くかどうか謎です。
亀更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-26 01:46:45
4870文字
会話率:25%
新学期に遅刻スレスレ、慌てて駆け込んだ教室に現れた魔法陣。
異世界に召喚された少女が、帰還のために魔法使いや王子様、冒険者達と協力して試行錯誤を致します。
錬金術師として頑張る少女の、恋と冒険のお話。
※予告無く改稿作業が突然入る事が
有ります。話の内容は変わりませんが、目次または活動報告にて改稿の確認をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-25 21:00:00
165523文字
会話率:31%
魔界。それは魔力を持つ怪物が、人が恐れる者が沢山いる世界。私、アシュガは混血の吸血鬼で、純血の吸血鬼の家に仕えている。ある日私は、その家の次男であるニゲラ坊っちゃまからあることを命じられたのだった。
【本編完結済です。その後の話や番外編など
を書いています】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-23 17:26:45
74072文字
会話率:57%
魔王と相打ちになって帰らぬ人になった父を持つアリシア・スウェインは幼いながら義母に家事を強いられる生活を送ってた。そんなアリシアのもとにある日ひとりの青年が現れる。
「俺は君の願いを叶えにきた。さあ、なんでも言ってくれ、この魔王ウルが君の願
いを叶えよう!」
「……間にあってます」
はじめこそ拒絶するも、魔王を自称する青年ウルの人柄に触れたことでアリシアは「行方不明の母親に会いたい」と願う。
勇者の末裔と魔王が出会い、行方不明の母親を探すための旅へ。道中厄介事に巻き込まれながら、自らの出自と過去からの因縁と向きあうこととなる。
母親との再会を夢見ながら、愉快な仲間と出会い、敵対する天使や魔族と戦い成長していくアリシアとウルの冒険譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-22 06:00:00
77710文字
会話率:34%
貧乏貴族の娘ウルは家庭の事情で家政婦として働きに出ることになったが、就職先の森の屋敷で待っていたのは熊のような髭面の大男。
しかも「帰れ」の一言で追い出される始末。
ちょっと待って、追い出されたら働けない!
森の奥の出会いのお話。
最終更新:2016-09-21 00:00:00
72492文字
会話率:31%
ストーリア大国の四つ子達は、悪の魔女【サトラス】によって呪いをかけられてしまう。サトラスを倒すべく、女神【ノーマネリア】と竜王【ドミニエル】に力を授かり、八つの大陸に散らばってしまった宝石の欠片を探す旅に出る。
最終更新:2016-09-20 00:10:54
15623文字
会話率:38%
あるとき、ある国の王女はひとりの獣人に恋をしました。
彼は年齢を重ねるごとに人とは異なる姿へと変貌していき、その姿を姫に見せまいとします。
彼はどういう姿に変貌しても愛しぬくと誓う王女だが、彼女に襲いくるのは他国の暗殺者たち。
自分
は国同士を結び付ける政略上の楔で、兄を戦場に駆り立てるための駒でしかない。
悩み、迷い、それでもなお誰かを愛そうとするひとりの王女の戦いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-19 23:54:16
38024文字
会話率:47%
王都より北の方角にある森の入口に、惨劇があった公爵家の館があった。
館は放置され、廃屋となっていたが、
そこには右目しかない化け物は住み着いていた。
その化け物の噂を聞きつけた、王国の第三王子シャノーは館を訪れ、
片目の化け物出会う。
そし
て、王子は思いついた。
妻を娶れとうるさい周囲を黙らせるために、この化け物を自分の婚約者にしようと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-19 23:50:10
4154文字
会話率:40%
アレサは貧乏男爵の娘。
歴史だけは古いものの、もう何代も貧乏なもんだから平民と変わらない生活に慣れきっていて自分が貴族という意識もない。
そんなアレサの元に、高圧的な求婚の申し込みが。
というか、もう命令口調。
それも、侯爵様だからしかたな
いと思ってみるも、本人さえ来ない求婚に意味があるのか。
その件、お断りしたいのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-19 23:29:14
662文字
会話率:34%
生まれてからずっと牢獄の中だけで生きてきた。
産まれてきてはいけなかったのだと教えられ、かといって殺される訳でもなく、飼い殺しの生活。
いつしかそれが当たり前になり、外の世界を知らないなりになぁなぁに生きてきたアリーチェ。
腐敗した王家の没
落、クーデターによる王位簒奪で一生出ることはないと言われた牢から出ることになる。
ここから世間知らずなアリーチェの物語始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-16 13:02:12
12644文字
会話率:36%
気がついたらドラゴンになっていた。
なんでドラゴンになったのかは分からないけど、とりあえず生き抜くために何か仕事をしてみよう!と思いついたのが弁当屋でした。
はい、なぜそこで思いつかなかったのか。
私、ドラゴン。ドラゴンが弁当屋をや
ったところで誰が買いに来るというのか。
場所も場所だし。
私の巣の近く、つまり魔の森で開店です。
いつも閑古鳥がないてます(泣)、開店休業状態です。(魔物は来るけど。魔物しか客いないけど!)
誰か買いに来て!(特に人間!)
お話するだけでもいいから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-13 22:13:47
21197文字
会話率:43%
‐現実で叶わないから、夢で恋を叶える‐
神 夢実は高校の時、空守 鳩琴に片想いをしていた。
卒業式の前日、専門学校が偶然同じと知り、もっと仲良くなれると思ってたが、実際は環境が二人を遠ざけた。
もう話すことも無いと感じていた時、夢を見て恋
を叶える不思議な石を手に入れる。
この石を使い、現実と反対な性格の夢実は鳩琴と夢の中でデートをしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-19 23:00:00
9300文字
会話率:28%
四大大国の1つ、クリストファバール。
魔法大国として、大陸にその名を馳せる帝国。
新皇帝が就き、正妃を迎え国が祝祭を上げる中。皇帝の実妹である第2皇女アイリスは、1人の従者を連れて何時ものように遠出に出掛けていた。
祝祭に出席する為
に、各国から大使が集まり新皇帝と正妃に祝辞を述べる中。1つの事件が発生。
第2皇女アイリスを嫁として貰い受けたいという、モノ。
己の結婚話が浮上しているとは知る由もないアイリスは、神聖アルカデリックの国境付近の森を散策していた。
その森では、アルカデリックから何とか逃げ出せた第2王子が野盗に襲われ1人の従者と戦いを繰り広げ、ピンチの所を危機を察知したアイリスに助けられ、城へと迎えられる。
そうして、城へ戻ると2つの問題が浮上する。
アイリスの嫁の件と、中立国のお家騒動。
まるで無関係の様な2つの事件。
解決策を模索する中、アイリスとアルカデリックの第2王子カイデルの距離が縮まって行く。
そんな中、密使による調べで今回の件の様相が明らかになる。
別々であった筈の2つが、1つに繋がった時。
そこには、過去に起きたある事件が根底にあった。
それはまだアイリスが魔法兵団の大隊長であった頃に起こった事件。
皇女でありながらも、高い魔法力と剣術の腕前を持ち、自ら国家の中でも随一と謳われる軍隊、魔法兵団に入団したのだった。
アイリスは、全てを終わらせる為に自ら剣を手にして軍を率いる。魔法兵団は、アイリスの軍と言っても過言ではなく。全ての裏を握っていた人物が起こした事件も、魔法兵団が関わっている事もあり、迅速な対応を求められた。
事件解決に乗り出した魔法兵団と、それに参戦するカイデル。2人の距離は縮まる一方で、戦いの火蓋は切り落とされた。
事件は無事に解決出来、アイリスとカイデルはどのような未来を選択するのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-19 21:41:58
2929文字
会話率:35%
半年前に父を亡くしたばかりの母が再婚する――その言いようのない気持ちを持て余した少女は祖母の家を訪ねてきた。田舎の祖母の家の場所は、実はかつて妖怪と住まう町だった。そこで死にかけの猫を拾い、少女は運命の出会いを果たす。
*はじめまして、初投
稿となります。よろしくお願いします。
*滑り込みながら一迅社さまの恋愛ファンタジー大賞に参加させていただきます。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-19 20:52:04
78873文字
会話率:39%