ランバート王国で『魔女』は禁忌とされていた。この国唯一の魔女で、街で薬師として生きるルナは、王女として生まれ、兄に|殺された《・・・・》。
兄とした約束を胸に、ルナは魔女の力を使い、魔物を鎮静していた。ある日、三日月の夜に出逢ったエルヴィン
・ミュラーは、近衛隊から警備隊へ左遷されてきた騎士。
ルナが渡した薬をきっかけに、二人の距離は近くなる。聖魔法の力を持つエルヴィンと、ルナの力の相性は良く、二人は共闘して魔物に立ち向かうことに。ルナの秘密を知ってもルナを友人として大切に扱うエルヴィンに、ルナは次第に恋を自覚していく。
これは、この国の大きな闇に立ち向かう二人が、お互いを大切に想いながら、かけがえのない存在になっていくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 12:04:55
93716文字
会話率:49%
朝 気づけば、男の子に抱えられ田園を突っ走っていた。
だけど 僕は自分でもどんな存在かまったくわからない。
でも 少しづつわかってきた。
僕は男の子にとってかけがえのない存在だってことが。
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最終更新:2023-01-02 15:00:00
310文字
会話率:6%
コーラルは伯爵家の後継として厳しい教育と、その後は父の代わりに執務に追われる日々を送っていた。政略結婚の両親は不仲でどちらも家に寄り付かず、その母も事故で亡くなった。17歳になった頃、父が継母と後継になるという弟を連れ帰った。これまでの努
力と苦労は全て無駄になったのだ。淡い思いを抱いていた幼馴染には実は疎まれていたのだと知り、不要になったコーラルは辺境領の竜騎士の元に嫁ぐことになった。支度金という名の大金と引き換えに……。
夫となる相手は顔に大きな傷をもつ、黒髪に翡翠の瞳の美丈夫だった。初対面でコーラルを選んだ理由は「条件が合ったから」だと言う。これまで身に付けてきた自分の知識を使って辺境領をどんどん豊かにしていくコーラルと、愛さないと誓ったはずの妻に惹かれていくジェイド。不器用な2人が徐々にお互いを知り、そしてかけがえのない存在になっていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 16:54:46
102469文字
会話率:56%
敗戦国シリルから賠償品の書類を持って勝利国ドーランにやってきたレイチェル自身も賠償品の一つだった。
国王の気まぐれの結果平民との間に産まれ、塔に幽閉されて育ったレイチェルにとって、ドーランでの生活は意外と過ごしやすいもの。冷遇にも気づかず精
霊ピットの力を借りて生きていくレイチェルは、やがて自分の力で生活したいと思うように。
ドーラン国王太子フェンシルが優しく見守る中、人としての感情を知りゆっくり自立していく女性の物語。
追記・レイチェルを溺愛し独占欲のかたまりの精霊ピットと、レイチェルの純朴に癒されいつの間にかかけがえのない存在と感じるようになったフェンシルとの恋の行方の物語でもある折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 17:05:09
123126文字
会話率:48%
侯爵家の一人息子アドニスは顔よし、頭よし、家柄よしのキラキラ貴公子だが、性格の悪さゆえに23回も婚約を破棄されていた。
もうこれ以上婚約破棄されないようにと、24番目のお相手はあえて貧しい田舎貴族の令嬢が選ばれた。
そうしてやってきた令嬢オ
フィーリアは想像を上回るポンコツさで……。
数々の失敗を繰り返しつつもオフィーリアは皆にとってかけがえのない存在になってゆく。
頑ななアドニスの心にもいつの間にか住み着いて……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 12:30:31
69972文字
会話率:24%
少年の頃に出逢った少女『メディア』を『カースヘイム』に連れ去られた『狂戦士ベルゼウズ』は彼女を救うべく各地で修行を積み、その過程で集めてきた紋章と共にカースヘイムに乗り込んだ。
果たしてベルゼウズはメディアを救う事が出来るのか!?
最終更新:2022-03-22 00:00:00
4953文字
会話率:32%
平民の側仕え──加護は「剣聖」。
凄まじい剣戟を前に立っていた者はおらず、最強の冒険者パーティに付けられる称号ヒヒイロカネすら、剣聖の側仕えエステルの実力を測るには足りなかった。
そんな剣聖も農家に生まれ埋もれていく運命にあっ
たが、お金を稼ぐために貴族の側仕えとして働けることになった。
けれども主人の勘違いによってお互いの出会いは最悪となった。
「誰が田舎娘ですか!」
「君以外にいないだろ、ど田舎のいも助が! 鏡がなくともそこらへんの水溜りで自分を客観視してみろ! 水溜りの泥で化粧もできて便利だな!」
二人の始まりは最初から前途多難。
しかし高額な給金のために使用人として働き続け、側仕えとして仕事に励む中で自分の主人が罪人の父を持つ嫌われ者だと知った。
そんな彼を消し去りたい貴族は多くおり、暗殺者が毎日のように送り込まれてきたが、エステルの前には闇討ちは効かず、さらには舞踏会でも暗殺を簡単に防いで見せた。
この時は誰も知らなかった。
ただの平民の側仕えと思っていたエステルが後に剣神と呼ばれることも。
嫌われ者の貴族が後世にまで名を残すほど成り上がっていくことを。
始まりは最悪だったのに、徐々にかけがえのない存在に変わっていく二人は、多くの障害にぶつかりながらも、多くの困難を乗り越え、世界を変えていく物語
小説家になろう、エブリスタ、アルファポリス、カクヨムで投稿しています。
金土は基本的に休みです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 10:12:39
716790文字
会話率:34%
ボロ布を纏った貧相な体に、ボサボサの髪。茶色く日焼けした肌に、あかぎれ塗れの硬い手。みすぼらしい姿の私には顔も、声も、そもそも誰なのかすら知らない文通相手がいる。だけど、それは私にとってはかけがえのない存在。世界で唯一の味方だった。
最終更新:2022-01-30 14:14:56
6863文字
会話率:15%
高校1年生で「妄想狂」の少年、巻ヒビキ。彼は、自分の妄想の世界に浸ることを生き甲斐としていた。彼は、そんな妄想の世界を「大宇宙」と呼んだ。大宇宙に存在している人間は、彼とある少女の2人だけである。その少女は、ミクネリと名乗る、ヒビキにとって
の「理想の少女」である。モノクロな日常を送る彼にとって、かけがえのない存在である少女と大宇宙。だが、あるとき転校生がやってきて……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-28 18:07:06
10212文字
会話率:61%
商家の娘であるラロは政略結婚することになった。お相手となるのは隣国の商家の一人息子メイヴェ。ラロはメイヴェと初めて会ったその日に、話が違うと憤ることになる。これは政略結婚するはずだった二人が、互いにかけがえのない存在になる話。
最終更新:2021-10-26 19:06:46
5929文字
会話率:47%
図書室に入り浸る高校2年生で帰宅部の花木栞の家庭は、父はDV、母は不倫と帰りたいと思える場所ではなかった。ある時から図書室に訪れるようになった、突然野球部を退部した変わり者の堀北勇樹と、図書室で交流するようになる。物語に逃げ込む栞を、堀北は
なんとかして現実に連れ出そうとする。栞は堀北が自分に固執する理由がわからないまま、流されるように堀北と共に居るうちに現実を生きることの大切さを知っていく。「あんたの居ない物語を私はどうやって生きていけばいいかわからない」物語を通じて関わり合い、互いにかけがえのない存在になっていく高校生の男女の淡く切ない青春の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-20 21:50:29
100378文字
会話率:52%
九条湊(くじょうみなと)は高校二年生の春。新入生にとんでもない美少女がいる、と入学式の時に話題になった銀髪碧眼の女の子。二ノ宮愛梨(にのみやあいり)と同棲する事になった。
これといって特徴の無い見た目だが愛梨に対して人一倍気を利かせる
湊。
外では張り付けたような微笑か無表情だが、家では様々な表情を見せるようになる愛梨。
たった六畳半の狭い部屋で共に過ごしていく。
「今日は俺が夜飯作ろうか?」
「い、いえ、大丈夫です。すぐに準備します。すみません!」
「ねえ九条先輩、もう少し、頭を撫でてもらっていいですか?」
「ああ、こんなのでよければいくらでもだ」
これは、大切だと思った人に気を遣わなければと思ってしまう男の子と、人を惹きつける見た目だからこそ、他人との関わりが嫌になった女の子が、互いにかけがえのない存在となっていく物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 19:00:00
618403文字
会話率:46%
ご主人様に買われた私。ご主人様の家には、たくさんの仲間たちがいた。
仲間たちも読者も、私にとって、かけがえのない存在だ。
(この作品は「カクヨム」でも掲載しています)
最終更新:2021-04-18 22:00:00
1351文字
会話率:14%
主人公は番屋で真面目に働く青年だった。ある日上からの依頼で巫女の御所を御守りすることになったが【宵は鬼が出る】と告げられる。その通りに現れ巫女を襲ったのはやせ細った子供だった。巫女はなぜか子供を連れて逃げるように言いつける。仕方なくその子供
と接するうちに、自分の本当の気持ちや、笑うことや感じることの大切さを思い出していく。いつしかその小さな存在がなによりかけがえのない存在だと感じ始め二人の距離はぐっと近づいてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 22:53:22
13921文字
会話率:54%
保護対象の動物は殺してはいけない。動物殺しは表の世界では見えない。けれど動物の殺処分や駆除はあるし害虫だって殺します。動物の命はありがたくいただくのに人間の命をいただいてはいけない、家族や仲間は大切にすべきかけがえのない存在である、その理由
とは……。そして人間とそれ以外の線引きとは一体どこにあるんでしょうね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-24 20:52:43
1771文字
会話率:9%
過去に起きた事故で、罪悪感に囚われる少年。
楽観的だが、常に前向きな少女。
そんな二人の間に起きた、突然の異世界転移。
現実離れした冒険に心躍らすメルと、彼女を心配するコマチ。
幼馴染だからこそ互いが大事で、心配で、かけがえのない存在であ
る。
これは、決して万能じゃない二人が織りなす、世界の命運を懸けた冒険譚。
別作品、『世界管理事務局社員の出張クエスト』と直接的に物語は繋がっていませんが世界は同じです。たまに出張クエストに登場した人物も介入します。もしよければそちらのほうも【作者マイページ】からご閲覧頂けると幸いです。
〜パーティーメンバー紹介〜
・藤崎 愛瑠(ふじさき める)戦闘職業:ミミックナイト
謎の青年によって幼馴染のコマチと共に異世界へ飛ばされた異世界転移者。過去に起きた事故により片足を満足に動かせないが、相手からコピーしたスキルを上手く使い戦闘を行う。
好奇心旺盛な引きこもり少女。ゲーム、アニメ好き。
・滝波 小町(たきなみ こまち)戦闘職業:シャドウ・オブ・ラーカー
メルと共に異世界転移した日本の高校生。
過去に起きた事故を自分のせいだと責め続け、自責の念から、メルに危険が及ぶ事を極度に嫌う心配性。メルに危害を加えた相手には見境い無く特攻する癖がある。
スパイや暗殺スキルを主に覚えてゆくが、他人の命を奪う事にひどく抵抗がある。
・メヴィカ・アンサークロン
別世界から転生してきた少女。『高度錬金』のユニークスキルを持ち、武具やアイテムを作成する事を得意とする。
・リルテスタ・フォン・ティアマト
見た目は幼女にしか見えないが、長い時を生きた竜人族の女性。
世界でも名高い竜人の国の女公爵。
魔術、武術の双方に長けている、最強にして不死身の女。
・スティオラ・メギオ
現エルマラント王に仕える、大魔道士の称号を持つ少年。
動物と意識を共有させることで、離れた場所からでも動物を介して意思疎通が出来る。
高度な魔法を扱える、元死人(しにびと)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-27 09:08:10
155724文字
会話率:44%
「反乱は、民が起こすもの。その足がかりを俺が作り、武器のありかを封建制度に反対する人々に教えてやるんだ。すると、必然的に時代は動く」
孤児の幼いユーグは貧しく、広場で誰かが恵んでくれるのを今日も待っている。騎馬祭りの日に騎士たちを殺害した鎌
を持った男ジャメルがユーグを貧しさから救う。ジャメルは時に大人になり、少年に姿を変える魔法使いで国の革命を望んでいた。悪魔的なジャメルを恐れながらもユーグはジャメルのことを次第にかけがえのない存在だと認識していく。
フランス革命、バスティーユ牢獄襲撃事件の前日譚ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-23 09:21:17
9992文字
会話率:40%
「…っ早く目を瞑れ小娘っ!」
「はいっ!!!!」
孤高の天才小説家、神崎冬翔。ある日、冬翔は恋人である篠が交通事故に巻き込まれ、自分と過ごした4年分の記憶を失ってしまったことを知る。
彼女の4年間を取り戻すために、冬翔は日記を辿り、静か
に語り始める。
4年前、冬翔のもとに編集者としてやってきた篠。ひたむきに冬翔を支え、ぶつかっていく篠の姿に、冬翔は次第に心を開くようになる。振り回したり、振り回されたり、そんな2人はいつしかお互いにとってかけがえのない存在となっていく。
これは偏屈で不器用な小説家が、恋人との記憶を辿って次の階段へ踏み出すまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 21:00:00
814文字
会話率:0%
「あらすじを読んでいただきありがとうございます。あー今、ブックマークを頂きました。こんなんナンボあっても良いですからね。ありがとうございます」
「実はオカンが分からへん事がある言うてるのよ」
「何が分からへんの?」
「このお話に異世界転移の
タグが必要か分からへんて言うてんねん」
「ほうタグが必要か分からない? どんな話よ?」
「主人公は異世界でピンチの状態で始まんねん」
「ほんならタグ必要やないか、主人公は異世界でって言うてるやん」
「でも主人公がそう言うてるだけで、ホンマかどうか分からへんねん」
「主人公は異世界におると説明してるんやろ? ほないるわ」
「でも主人公の一人称やから、実際は違う可能性あるやろ?」
「あー確かに、そう思ってたけど実は違いましたってあるね。それならタグいらんか。他に情報ないの?」
「どうも主人公はモンスターに襲われてピンチらしいねん」
「モンスターおるなら異世界やんか。モンスターいうのは現実にはいないのよ。現実でモンスターて呼ばれんのは、普通に比べて規格外な奴を言うの。そこは異世界、間違いない」
「でもオカンが言うには主人公にチートが発動しないらしいねん」
「ほな異世界違うか。異世界に行ったらチートは発動するからね。チートというのは異世界に行って楽をしたいという主人公の欲望が具現化した物なの。タグいらない。他にあるか?」
「オカンが言うにはチートはないが、現代の知識を披露する場面はあるって言うねん」
「ほな異世界か。異世界の文明は現代より1000年くらいは遅れてるのよ。主人公の知識がある意味チートなのかもしれんね。他にないの?」
「オカンが言うには主人公の知識は役に立たないらしいねん」
「現実やないか。異世界で役立つ知識は現実では全く役に立たないのよ。だから文明の遅れた異世界で主人公はイキるの。そこは現実。他には?」
「オカンが言うにはトラックが出てくるらしい」
「異世界転移タグがいるやないか。トラックは主人公と異世界を繋ぐかけがえのない存在やねんから。異世界転移タグ付けてジャンルはハイファンタジーで決まり!」
「それがオトンが言うにはジャンルは童話やって言うねん」
「絶対違う。もうええわ!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-13 13:31:47
4464文字
会話率:17%
アンナが24歳というあまりにも短い人生に幕を下ろしてから、もう72年にもなる。
彼女はモノクロな私の人生に色を与えてくれた、かけがえのない存在だった。
うるう年記念。
アルファポリス、カクヨム、ノベルアップ+にも掲載しています。
最終更新:2020-02-29 16:08:43
1565文字
会話率:11%