「いまさら、泣いてたまるか!」
聖女のイーディスは魔王討伐直後、いじわるな貴族の令嬢に聖女の資格をはく奪され、悪名高い辺境伯と結婚させられてしまう。だけど、絶対に涙を流すものか。これまで辛い思いをした分、幸せになってやる! これは、お払い箱
になった聖女が幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-07 17:00:49
35299文字
会話率:42%
名門六貴族に名を連ねるロワール家の末っ子ソミュアは、『加護』の魔術しか授からず一族からお払い箱となった。
それでも政略結婚の道具くらいにはなるだろうと、同じく名門六貴族ファルマン家の末っ子アラドと無理やり縁談が組まれる。聞くところによれ
ば、騎士号叙勲を控えたアラドも極端に低い魔力しか授からず、最弱の騎士候補として一族から冷遇されているらしい。
「私たちって似た者同士みたいね」
アラドとの顔合わせで、ソミュアはたまらずそうつぶやいて笑いをこぼす。親の決めた相手だが、妙に気が合うのは境遇が似ているからだろうか。
この人となら一緒になりたい――そんな気持ちを抱き始めた頃に、いよいよアラドの騎士叙勲式が行われる。アラドはその式典で弱々しい魔術を披露し、笑い者にされるのだという。
そんな仕打ちが許せなかったソミュアは、こっそりと加護の魔術を使って周囲を見返してやろうと提案する。そうしてアラドの不幸な運命を変えてしまったソミュアは、己の力をアラドに捧げ、二人で幸せになろうと決意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 19:05:03
100068文字
会話率:33%
名門六貴族に名を連ねるロワール家の末っ子ソミュアは、加護の魔術しか授からず一族からお払い箱となり冷遇されていた。
それでも政略結婚の道具くらいにはなるだろうと、同じく名門六貴族ファルマン家の末っ子アラドと無理やり縁談が組まれる。聞くとこ
ろによれば、騎士叙勲を控えたアラドも極端に低い魔力しか授からず、最弱の騎士候補として一族から冷遇されているらしい。分相応の相手と言うわけだ。
「私たちって本当に似た者同士ね」
アラドとの顔合わせで、ソミュアはたまらずそうつぶやいて笑いをこぼす。親の決めた相手だが、妙に気が合うのは境遇が似ているからだろうか。
この人となら一緒になりたい――そんな気持ちを抱き始めた頃に、いよいよアラドの騎士叙勲式が行われる。アラドはその式典で弱々しい魔術を披露し、笑い者にされるのだという。
そこでソミュアは、恐ろしいアイディアを思いついてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 18:06:16
9250文字
会話率:27%
会社員の男が夜勤をしていると、不法侵入者と鉢合わせ。そして殺されてしまった。
死後彼は転生することになったが、なんと転生先や希望を聞かれたときに別のことを考えていたため、何の特典をもらえたかわからないまま転生することに!
転生すると
ファンタジー風世界の貴族の家に生まれたが、なんと女の子『レオナ・エーベルハルト』として生まれた! さらに10歳になると得られるジョブは『ドレスアッパー』という謎のジョブをゲット!?
しかも、妹の方は『勇者』のジョブを得てしまい、レオナはお払い箱。追放されてしまった!
とりあえず、謎のジョブの解明をしている人が居るらしいから、まずはその人に会ってみよう!
このお話は、謎ジョブというハンデを背負いながらも、懸命に生きる少女の物語である(予定)。
☆☆☆
毎日午後10時投稿予定。
最終話まで書きため済み。全64話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-13 22:00:00
164709文字
会話率:32%
魔王を討伐した途端、お払い箱とばかりに引退を勧められてしまう聖女クロエ。その髪も瞳も聖女らしからぬ漆黒で、魔女ではないかと囁かれていることをクロエは知っていた。
これでもわたくし、一生懸命でしたのよ……?
そして魔王もそれらをすべて、知
っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-06 22:05:56
5675文字
会話率:47%
少年レムは女勇者の騎士として仲間と共に救世の旅を続けていた。だがある日……実力不足を理由に仲間からパーティ追放を迫られる。追放を拒むレムに、女勇者はパーティに残留する条件を設けた。その条件とはパーティに残るのと引き換えに、彼女の性奴隷になれ
というものだった。嗜虐的な笑みを浮かべる美しき女勇者を前に、少年が下した決断は――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 18:08:09
245338文字
会話率:32%
――全てが上手く行っているはずだった。その日までは。
学園への入学式当日、リリーが目を覚ますと、そこは2年後の世界だった。しかも、どうやらリリーはその2年の間に色々やらかしてしまったらしい。
婚約者に婿養子に入ってもらうはずだったのに、
家族から見放され、侯爵家は義弟が継ぐことになり、お払い箱となってしまった。
愛しの婚約者とも婚約を破棄され、そして更には、楽しみにしていた学園中で嫌われており、留年までしてしまったらしい!
なぜ、リリーは色々やらかしてしまったのか?リリーは果たして記憶を取り戻すことができるのか?
――自分の罪を償いながら、周りの人間関係を再構築していく令嬢の話。
※息抜きに書いているので、一話当たりの話数がかなり短めです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-22 23:04:31
3197文字
会話率:30%
「ルウラ! アンタはもうあたしのパーティには必要ない! たった今から追放する!」
魔法使いルウラは最高難易度ダンジョン【アーガの塔】攻略直前に、パーティのリーダーである女勇者イライザから追放宣言を受けてしまう。
ルウラよりも若く才能豊かな
魔法使いを加入するにあたり、彼はお払い箱になったようだ。
悲しく酒に溺れるルウラだったが、昔の知り合いである女勇者ンと再会し、自分とパーティを組んでほしいと頼まれる。
傷心しつつもイライザ達が登っている塔に再びやってきたルウラは、とあることに気がついた。
それは、自分のスキル【追放】によって塔から追い出された魔物達が、効力が切れて戻ってきてしまうということ。
勇者達は地獄と化した塔の中で苦しむことになり、ルウラは彼女達を助けに向かうのだが……。
たった一言で相手を追いやる魔法使いが、二人だけで最難度ダンジョンに挑んでいく物語。
※カクヨムにも掲載しております。
※全五話予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 19:25:13
30016文字
会話率:51%
転生したら悪役令嬢……ではなく、その使いっ走りだった!?
しかもお嬢様は破滅エンド待ったなしで僕もそのあおりを受けて破滅確定!
何とかしてお嬢様を更生させなければ!!
って、あれ? いつの間にか別の家にお払い箱? っと思ったら騎士になって!
?
なんで???なんで???
これはそんな僕の波乱万丈な乙女ゲームの世界の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 14:33:50
320543文字
会話率:45%
エレオノーラは先の戦で大活躍した英雄騎士に嫁いだばかりの新妻。ところが旦那様と離婚(的な状況)になった時の為、手に職をつけておきたいと何故か就職活動中!元々お嬢様なので仕事しなくても食っていけるのでは?という周囲のツッコミは耳に届かず己の道
を邁進する!「心配しないでください旦那様、私、自分の食い扶持ぐらいは自分で稼ぎますから!安心して愛人に貢いでください!」
一方旦那様はエレオノーラのことが好きで好きでしょうがないので愛人も離婚も一切視野にいれていなかったのだ!
世間知らずのお嬢様が政略結婚の後、旦那様に恋をして、明後日の方向に爆走する勘違いかつすれ違いラブコメディ!の、予定です♡折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-06 22:51:19
50736文字
会話率:42%
「聞こえないのか? 貴様はクビだと言ったのだよ」
結界師として国に仕えていた俺(リット)は、この国の王女にクビを宣告される。
国の守りのかなめとも言える重要な職人だが、愚かな王族たちはそんな事実を忘れ去っていたのだ。
「俺を追放して
、本当に国は大丈夫なのか?
結界をメンテナンスできる人が居なければ、あっという間に綻びが生じるだろう。下手すると一か月も保たないぞ?」
俺の忠告は聞き入れられず、俺は弟子とともにあっさり国を追放される。
立ち去ろうとしたところで謁見の間の扉が開け放たれ、突如としてエルフの少女が飛び込んできた。
「会いたかったです、旦那さま!」
彼女はエルフの里の王女さま。俺がフリーになるのを待って、わざわざ迎えに来たのだ。
フリーの結界師は貴重な人材なのだ。フリーになるタイミングを見計らってスカウトに来たのだとしてもおかしくはない。
ほかにも獣人族の族長や、ドワーフ族の鍛冶連合のリーダーからも熱いスカウトを受けることとなる。
俺はエルフの里に迎えられ、エルフの王女さまとスローライフを謳歌することになった。
エルフの里の『守護神』などと呼ばれるほどに、その実力を遺憾なく発揮しながら。
一方、俺を追放したことで王国の結界には綻びが生じ、モンスターが続々と侵入するようになっていた。
モンスターの襲撃を受けた王国は、やがては取り返しの付かない大混乱に陥っていく。
俺に追放を言い渡した王女は、ついには責任を取らされる形で地下牢に投獄されることとなった――
※ 他の小説投稿サイトにも投稿しています
※ 水・日の週二回更新にします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-03 18:12:18
50785文字
会話率:45%
魔王を倒した勇者一行は王城へと凱旋し、
国からは莫大な報酬を与えられ、国民からは惜しみない賛辞を浴び、
そして訪れた平和。
……しかし世は新たな時代を迎える。
――そう、それは大ダンジョン時代の幕開け!
世界各地に突如として発生した無数の
ダンジョン!
そこで求められるのは尖った力とカスタム可能なスキル!
当然、魔王専用の固定スキルで、すべてが平均値の勇者はお払い箱!
――しかし勇者は立ち上がる。
何故なのか?それは、彼が勇者だからである!
魔王討伐を共にした仲間たちからは相手にされなかった勇者だったが、
半ば強引に組むことになったすべてが噛み合わない、
しかし新たな仲間たちと共に、大ダンジョン攻略に、挑む!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 23:58:32
7705文字
会話率:53%
※書籍版3巻まで発売中。コミックも発売してますよ!※
至高の恩恵(ギフト)を授かり、勇者となった男がいた。彼は魔王を倒し、人の世に平穏をもたらした最大の貢献者――のはずだった。
しかし彼は手柄を王子に横取りされ、お払い箱となる。それで
も男はめげることなく、敵対していたはずの亜人たちに受け入れられ、彼らの集落でスローライフを始めた。が、そこに『魔』ならぬ『人』の手が迫ってきて――。
ぶちキレた男は真なる〝魔王〟となって、不遜極まる人々を蹂躙する!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-13 18:42:11
505380文字
会話率:38%
〈剣士〉〈魔法使い〉〈治癒士〉……《切れ味強化》《魔法耐性》《回復速度向上》
ジョブとスキルが支配する、才能至上主義のこの世界じゃ、俺みたいなボンクラにゃ大した必要性もないのかもしれない。
「ロック、お前クビ」
そんなわけで、才能
無しの俺は今日も元気にパーティを追放された……しかも累計10回目。どこに行ってもお払い箱を食らう俺だが、冒険者を辞める気はない。
なんたって俺は“腐らない”男だからな。
しかし、そんな俺の目の前に1人の美少女が現れる。
「ラップのソウルを灯したマイメン、だっせえ頃より強くて当然」
彼女はラップでゾンビを沸かせる、《ネクロラッパー》のスキルを持っていたのだった。
(全7話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-23 20:31:45
15892文字
会話率:42%
主人公《蝉丸 湖都子》は、死の間際生き延びたいと願った。その願いが届いたのかどうかは知れないが、転生を果たした。しかし、転生した体は生身の人間ではなかった。感情を持った人工知能ロボット兵器に転生していたのだった。
その後、管理者側に心
が芽生えた事に気づかれ、戦力外通告を受け軍をお払い箱に、そんなとき、ブルースとジャックという2台のロボットと出合う。
そして、ジャックは自分が作った美少女の体をくれるという。しかし、心を失う危険がある為、コトコは、ボディの乗り換えを断念。機械の国の中で日常を過ごす。
そんなある日、人間の軍隊がコトコたちが過ごすエリアに進入してくる。激しい戦闘の中再び命を落としたコトコは、ジャックの力により再び生き返った。しかも、美少女の体になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-20 11:23:59
106168文字
会話率:54%
気が付くと俺はこの世界のモブとして召喚されていた。
それも最弱といわれる歩兵種として。
3417というのがこちらで俺に与えられた名前だった。
ナンバーズとよばれるただの兵器として、俺はただひたすら監督官の命令に従って戦う。
ナンバーズは、従
順で、文句も言わない、生きた道具でしかない。
俺も、感情を切り取られたまま、まじめに戦闘をこなしていた。
そんなある日、俺たちの部隊は見習い監督官の下手な操作によって全滅する。
部隊で生き残ったのは俺も含め三人だけ。
上位種も導入されて使い道がなくなった俺たちを、監督官たちはお払い箱にし、実験的に辺境の村へ送ることを決定する。
そこで俺たちの面倒を見ることになったのは、ド素人の村娘だった。
即席の監督官の少女と暮らすうちに少しずつ自我と自由を取り戻していく。
「クリアテス戦記」というゲームを再現した奇妙な世界での冒険物語。
ただの駒としてゲームをそこに召喚された少年は、この世界の住人と触れ合いながら少しずつ成長していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-03 07:00:00
222982文字
会話率:43%
同級生の桂木隼人からイジメを受け自殺を強要される主人公田島蓮
自殺する瞬間、なんらかの手違いで2人共が勇者として異世界に召喚されてしまう
しかし蓮だけ召喚中に呪いを受けお払い箱に
そして拾ってくれたのはまさかの魔王!?
最悪な人生を歩んで
きた主人公が魔王と結婚したり助け合ったり世界征服したりする物語です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-21 01:31:48
8928文字
会話率:52%
かつて帝国の最強兵器として天地を開闢した魔人ゲイルは、最後の大戦に勝利した後、お払い箱になった。
敵はいなくなり、味方からは畏怖され、居場所をなくしたゲイルは培養槽の中で永い眠りにつく。
いつか再び血肉湧き踊る闘争に身をやつすことを求めて。
そして時は経過する。
ゲイルが目覚めると人類文明は衰退し、過去の技術は古代文明の遺産としてオーパーツになっていた。
「この鉄拳に打ち倒せないものはないんだぜ?」
この物語は、拳の熱狂的信者が荒廃した世界で無双しながら最強を知らしめるついでに、文明を魔人が復興させるという最強喧伝ストーリー。
カクヨムでも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-12 20:32:45
9334文字
会話率:59%
報告通り、投稿ペースが遅くなる予定です。よろしくお願いします
語り部は世界を救いたい。
異世界最強を名乗る男は自分の称号を継いでもらいたいと考えていた。そのために、異世界を作ることとなる。作った異世界は、平和で豊かな現代社会。だが、フィガ
ーと呼ばれる兵器を巡って、治安を守られた世界だった。そこに、グレンシアと呼ばれる異世界の侵略者が。極東の国は制圧された。その時、この国の主人公、太一とキシヨは、彼らと戦うのだが……
キシヨを失った太一は、救われた極東の国の役職についていた。空は青く、澄み渡った国だった。だが、太一は政治に詳しくないことが原因で、お払い箱とされていた。そして、仕事中にキシヨのことを思い出す。書斎の中で静かに呟くのだった。
「俺もいつかエクレツェアに行きたい」
エクレツェア、異世界最強の住む世界。この言葉から、異世界最強が企てた、詠嘆のエクレツェアが始まる。
ep1和帝の国結婚騒動編
太一は、グレンシアとの戦いの末、極東を救うことができた。しかし、その時にしようしたフィガーの効果により、太一と箇所が入れ替わってしまった。太一は自分がキシヨだと思いながら、役職の仕事をこなす。しかし、太一のエクレツェアに行きたいという発言を機に、極東が襲撃されることとなる。和帝の国、元帥リスグランツ。彼は極東に単独で攻めてきた。太一に思いを寄せるマリを誘拐すると、自分の異世界へと帰ってしまった。この時間に絡む、エクレツェア、極東、語り部、グレンシアとの戦いで、太一覚悟を決めることとなる。
ep2エクレチアン西部劇編 まだ途中
マリを救った太一たちは、キシヨが生きているという事実を知る。全てを企てたのが異世界最強の詠嘆のエクレツェアだと教えられると、太一は彼を攻め立てた。しかし、異世界最強はその言葉をのらりくらりと交わし、キシヨを探すことを手伝うといった。だが、キシヨの正体は語り部のマルコであり、彼はバレないように気をつけながら、その茶番付き合う羽目になる。
異世界小説です。
語り部視点です。
(読者様の提案により、視点の指定をさせていただいています)
ようやくまともに書けるようになってきました。二話まで収税済み。
追加
第一章第二幕は修正前です。一幕と矛盾する点があるかもしれませんがもう少しお時間ください。ですが、読めない範囲ではありません。キリッ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-21 09:05:40
355612文字
会話率:41%
近隣諸国から恐れられているガゼリア帝国。
最強と言われる軍の中でも通称“お払い箱部隊”と言われているのが第8番隊である。これはその部隊の記録であり、とある悲しい復讐の記録でもある。
前半は8番隊の活躍を中心に書いていき、後半では復讐
の話に入っていきます。
今回初めてのジャンルのためまだ至らないところがあると思いますがどうかお付き合いください!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-14 22:26:19
9874文字
会話率:59%
賢者であるシュマリスは、国王の依頼で『勇者』兼『第一王子』であるブライアスのパーティに参加し、影ながら勇者の補佐をしていた。
しかし突然の国王の訃報により、邪魔者と認定されたシュマリスはパーティをお払い箱。そのうえブライアスに刺客も送り
込まれる。シュマリスは卓越した魔法を駆使して、刺客を壊滅させて、悠々と辺境までたどり着く。
新たに暴君として君臨したブライアスはやがて思い知る。賢者シュマリスの本当の実力を。
宗教改革、農業革命、軍政改革――シュマリスは逃げ延びた辺境で没落した『公爵令嬢』兼『騎士』ジスレットと出会い、王国の統治の行き届かない地で、国中を震えさせる改革を始めていくのだった。
「魔法が使えるだけなら、ただの魔法使い――この賢者の妙技、お見せしよう!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-28 16:02:01
31798文字
会話率:55%