父親が日本有数の大企業の現CEOという少し特殊な家系に生まれた高校生、黛伊織(まゆずみ いおり)は、友人の翔(しょう)とともにいつもと変わらない日常を過ごしていた。
そんなある日、父に対する復讐を企む男たちに襲われ死を覚悟した伊織
だったが、目を覚ますとそこには日本とはまるで違う見たことのない世界が広がっていた。“魔術” というお伽話のような力が存在する世界で、伊織は自分を助けてくれた少女と冒険者を名乗る男に出会う。
やがて、自分がこの世界へとやってきた理由を探すため旅に出た伊織は、自分という存在の中に世界をも巻き込む秘密が眠っていることを知る。
「僕は、きっともう元の世界には戻れない。……だとしたら、僕はこの世界で出会ったみんなに恩返しをして死にたい」
「私は……イオリと一緒に生きたいです」
「あの時俺があぁしてればな、って……後悔せずにはいられない」
「あたしだってあんたたちがどう思ってるかぐらい、見ればわかるさ」
これは、僕がこの世界にやってきた理由を探して各地を旅しながら、かけがえのない仲間たちとともに成長していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 14:18:42
312164文字
会話率:66%
森の奥深くハイ・エルフだけが済む秘密の集落があった。
ある日、エルフの少女(1000歳)が、古い書棚を整理したとき、エルフが人間と言う名の生物と共闘する物語を見つける。その物語の沼にハマったエルフの少女は「人間」を知るために森の外へ旅立つ
……
後に高名な人間学学者として名を残すとあるエルフの人間界旅行記である。
※なろうとカクヨミと両方に投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-14 18:00:00
616408文字
会話率:51%
戸次道雪。その娘、立花誾(ギン)千代。 高橋紹運。その子、高橋彌七郎統虎……後の立花宗茂。 そして彼らを支えし安東、由布、十時、小野、薦野、米多比たち家臣団。 この物語は、激動の戦国時代で誰もが自身の利益と保身に走り、多大の恩がある主君をも
見限り裏切ってしまえる下克上がまかり通る乱世に在りて、己の『義』を貫き通し、受け継いできた者たちの、義なる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 12:00:00
107305文字
会話率:37%
伊吹修二こと僕は、いつも他人の目ばかり気にした毎日を過ごしていた。
常に足並みを外れる事を恐れ、敷かれたレールに沿っていくだけ。
そんな機械の様な人生が間違いだったと気付くころには、既に社会人としての平凡で退屈極まりない生活を迎えている真
っ只中。
もう何もかもが遅い、遅すぎたのだと涙を流す。
やがて酔いが回り意識を失いかけた最中、僕は最後に一つだけ神様に願った。
もう一度だけでいい、チャンスをください。
今度はもう……後悔も失敗もしないから。
そうして目を覚ますと……何と僕の体は小学六年生時代の頃に戻っていた。
初めは夢か何かだと疑わなかったが、再び子供としての日々をどんどん過ごしていくにつれ次第に疑念は薄れていく。
やがてこれが夢でも幻でもない、確かな現実だと悟った際に僕は一つの決心を固めた。
二度目の人生は全力は何があろうと全力で挑んでいく。
かつて諦めた夢も、恋も……今回こそ叶えて見せる。
胸を張って幸せだと言える未来をこの手で掴んでやる……と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 12:05:32
6966文字
会話率:17%
「少女の願い」の別視点です。
雨が降らず苦しむ国民のために少女は己と引き換えに竜を召喚した……後世まで言い伝えられた少女の奇跡は、信じていた人に信じてもらえず、すべてに失望しての召喚だった。
最終更新:2021-10-26 23:35:32
3735文字
会話率:39%
貴族の血をひくものの後ろ盾もなく、生まれてすぐに邪魔者として神殿へ送られた魔力の強い少女。
その能力により成人前で「聖女」としては不完全のままにもかかわらず王家に嫁がされる。
やっと、人のぬくもりを知ったのに、幸せは突然崩壊する。
雨が降
らず苦しむ国民のために少女は己と引き換えに竜を召喚した……後世まで言い伝えられた少女の奇跡は、信じていた人に信じてもらえず、すべてに失望しての召喚だった。
勢いで作った練習用です。。。その後が書きたい。。。かも。
2012年投稿から2年以上たって、お気に入り、評価していただいたことに気づきましてお礼が遅くなってしまい申し訳ありません。現在書きたかった続きに挑戦しようとしてます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-02 23:12:53
2257文字
会話率:41%
広大な先端科学技術関連の施設や研究所・そしてその成果を抱く都市街。
モノ書き志望の高校生が、学校帰りの電車内で友達から借りて読んでみていた
“難解な本”をキッカケに、日頃には縁の無かったヤツに出会う。
ところが“本”が招いたらしい出来
事は、それだけで無く……
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仕舞い込んでいた文書データの日付を見ると、2010年頃とかに書き始めていた様子のお話。
(うろ覚えだと2008年頃だった気もするけど、もうよく覚えていない。)
「なろう」のシステムに慣れていないのと、話が完成してない(章分けを考えて書いてもナイ)し、人に読ませるように情報を置いた書き方をする(読み取りやすい)小説としてはマダナンカ変だなぁと自覚もアリで、「粘土を捏ねてる最中」みたいなトコロなので……後から足りない情報が書き足されたり、ネタバレ要素?なんてコトも考えず書き直したり、更新までに時間が空いたりなど、諸々あると思いますが、ご愛敬。
ソレらしい雰囲気とか、読み手がナニか楽しめるモノだったら幸い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 17:03:56
36129文字
会話率:35%
かくれんぼ。
鬼のお姉ちゃん、鬼ぇちゃんのお話です。
ファンタジーなホラーだと思ったら……後悔するかも。
リアルなホラーをお楽しみください。
最終更新:2021-08-08 15:38:14
2237文字
会話率:52%
「ええっと……タライの8分目までぬるま湯を注いで、そこに1番の粉と2番の粉をそれぞれ混ぜて……後は部屋から出て30分待つだけ、か。こんなに簡単なのね。傍に着替えも準備しておいたし……これでよし!」
洗面所の扉を閉めて、その場にすとんと座
り込みました。すでに興奮して心臓が早鐘を打っています。何せ給料1年分を、この『理想の王子メイカー』に注ぎ込んだのですから。
逸る心を抑え、説明書通りに大人しく時間が経つのを待ち、恐る恐るドアを開けると、そこには殺風景で質素な手洗い場には場違いな、正真正銘の美少年王子が堂々と直立していました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-21 19:59:54
3495文字
会話率:50%
駆け出しの「御当地ヒーロー」である「護国軍鬼4号鬼」高木瀾。
最強の荒振る竜神「珊瑚」は……人の身で何度も神である自分を出し抜いた彼女を自分の新たな「巫女」に選ぶ。
「自分の軍門に下るか、仲間を皆殺しにされるか、好きな方を選べ」
最悪の選択
を突き付けられた瀾の出した答とは?
「せいぜい……後悔するがいい……。お前が喧嘩を売った相手は……お前程度の神様気取りなど足下にも及ばない本物の化物……負けず嫌いで根性悪の……単なる人間だ……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 16:09:14
13857文字
会話率:55%
某日のかかりつけ医との会話
「烏木さんは新型コロナワクチンの話、何か聞いてる?」
「mRNAワクチンがどうたらこうたらとかなら。ファイザーでしたっけ。mRNAで抗原タンパクを作らせるというのは言われれば分からなくもないんですが、どうやって
ワクチンにするのか訳が分からないんですよね」
「ほう、そこまで分かるんだ」
「生化学をちょろっと齧ったことがあるだけなんで、mRNAが何かぐらいしか分かんないですけど」
「ファイザーとモデルナがmRNAワクチンだね。mRNAを使うって発想自体は昔からあってずっと研究はされてたんだよ。モデルナはその為に作ったって感じの会社だし。アメリカ政府からかなり資金投入されて完成したって感じかな? 論文読んだけど、モデルナのワクチンは良いみたいだよ。日本に入ってくる数が少ないから打てるかどうかはあれだけど」
「そうなんですか」
「うん。あっ、そうそう、烏木さんは優先接種だから案内きたら受けてね」
「え? 優先接種ですか? 何が引っかかったんですか?」
「BMI30以上は優先接種になるから」
「……デブは基礎疾患扱いになるんすか」
「重症化リスクが高いから。ええっと、烏木さんの今のBMIは●●だから……後●キロ痩せても優先接種だから減量も頑張ってね」
「……はい」
医師が論文読んで良いと言うので、どういう物なのか少し調べてみました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-19 06:00:00
4156文字
会話率:0%
とある顛末、数奇な運命に翻弄され、異世界アスガルドに転移することとなった米農家の農業人ハルヒロ。
混沌としたアスガルド世界存亡の危機に、7G(超神速移動データ通信)と現代農業人の知識、そして、数多の出逢いと絆のもと、世界の命運を背負い絆
を繋ぐ米を作る‥‥‥後の世に【天穂の魔王】と吟われる農業人ハルヒロの異世界スローライフ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-15 01:37:27
103235文字
会話率:41%
リーファは、自ら望んで後宮に輿入れした。
かつて自身が命を救われた稀代の賢帝に、心を奪われていたから。
しかし後宮に彼の方は来ない。
醜姿の皇帝と呼ばれ、影で嘲笑されていることを……後宮の美女たちが抱かれたくないと思っていること
を、おそらくは察しているから。
だからリーファは、後宮に来た。
貴方を慕う者はここにいるのだと、毎日文を送り続ける。
正妃にはなれずとも、あの優しい皇帝の愛妾くらいにはなれると信じて。
そして後宮の美女たちへ、彼の内面の魅力を伝えるのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 22:10:14
22833文字
会話率:39%
「お前もういらないから」
大人気VRMMORPGゲーム【マルメリア・オンライン】に誘った本人である幼馴染から受けた言葉に、私は気を失いそうになった。
彼、S級クランのクランマスターであるユースケは、それだけ伝えるといきなりクラマス権限
であるキック、つまりクラン追放をした。
「なんで!? 私、ユースケのために一生懸命言われた通りに薬作ったよ? なんでいきなりキックされるの!?」
「薬なんて買えばいいだろ。次の攻城戦こそランキング一位狙ってるから。薬作るしか能のないお前、はっきり言って邪魔なんだよね」
個別チャットで送ったメッセージに返ってきた言葉に、私の中の何かが壊れた。
「そう……なら、私が今までどれだけこのクランに役に立っていたか思い知らせてあげる……後から泣きついたって知らないんだから!!」
現実でも優秀でイケメンでモテる幼馴染に、少しでも気に入られようと尽くしたことで得たこのスキルや装備。
私ほど薬作製に秀でたプレイヤーは居ないと自負がある。
その力、思う存分見せつけてあげるわ!!
日間ランキング11位!!
週間ランキング14位にも載りました!!
ありがとうございますヾ(●´∇`●)ノ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 21:50:05
179589文字
会話率:34%
「お兄!こんな時間まで寝てるなんてだらしない!」
そう言いながら俺の布団をめくるこいつは俺の妹だ。
「休日だからって寝てばかりだと豚になるわよ!」
「うるせぇな……後で構ってやるから騒ぐな…」
あぁ…今思えばお前に起こされるこんな日
常が幸せだったんだな…。
「フランシス様、どうか私と結婚して頂けませんでしょうか?」
なのに…何でヤローなんかに求婚されてんだぁー!!?
学校からの帰り道、車に引かれて死んでしまった不良少年。
気づいたら妹が大好きだった恋愛ゲームの悪役令嬢に。
悪役令嬢のバットエンドを回避すべく、色々な困難と立ち向かう。
はたして、彼が望む独り身平民エンドにたどり着けるのか…。
それでは、さぁ、この物語のページを捲ってみましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-10 22:42:42
808文字
会話率:20%
ごくありふれた日常が、何も訪れない退屈で平凡な日常が、一番良いのだと気づいた時僕はもう……後戻り出来なくなっていた。
最終更新:2019-11-13 01:02:59
2787文字
会話率:38%
時代に取り残されたド田舎の高校に通う中秋綾斗(なかあきあやと)……彼には憧れの少女がいる。誰にでも優しく、いつも真面目、同じクラスの宮奈琴葉(みやなことは)だ。彼女は学校の憧れの的……というわけではない。なぜならこの学校の全校生徒は15人。
そして彼の学年である一年生は6人。的にさせるほどの人がいないのだ。だが村の憧れの的ではある。
そして彼には悩み事がある。
「俺いつ琴葉にこんなに嫌われるような事したんだ!?」
彼女の振る舞いは……至って普通だ。なぜ嫌われてると思うのか。完全なる勘違いである。
そう……彼はネガティブなのだ。
勿論彼女は彼の事を嫌ってなんかいない。むしろ……?
後々と2人の関係やいかに……
後に沢山の大きな出来事が起こり、生活も大きく変わったりする!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-24 23:19:27
29182文字
会話率:41%
祖父の代からの約束で長女だが公爵家に嫁ぐ事が決まっているエリー。
初めて会った婚約者のナルキスは、ありえないほどバカだった。
そんな中で偶然出会ったのが、婚約者と色違いの賢そうな男の子クリス。
彼こそ本当の運命の人と直感したエリーは、ナルキ
スや実母に冷遇されていたクリスをお持ち帰りする事に……
後半シリアス展開があります。
国立ユイナーダ学園高等部シリーズ⑦折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-09 15:00:00
46854文字
会話率:22%
強さと正義を追い求め、そして優しく正しく在らんと、世のため人のために生きた男は、その末に世界に敗れ、ふらりと死んだ……なーんて。
そんな俺が気付いたときには、いつの間にやら異世界の住民……転生した先は叢雲と言う名の武神の子供だった。
自分から死んでおきながら、望んでもいない新たな人生と新たな名前を手に入れてしまった俺ことムラクモ・ハヤテは、生きる理由を探すために旅に出る。
鍛え上げた肉体と、叩き込まれた武力でもって、俺は二度目の人生を歩むことになったわけだが、冗談じゃない。
俺の今生は俺のものだ。親父も何も関係ない。俺は俺のためだけに生きる。
――いつの日か、俺が身を投げ打てるほどのモノと出会うために。
戦う相手は人間から魔物、勇者から魔王、ドラゴンから神に至るまで、五体と武気で全てを打ち破ってやる。諸々のトラウマは……後回しだ。
なんということはない、これは俺が拳を振るうだけの物語だ。
※本作はフィクションです。実在の人物や動物に素手で殴りかかろうとするのは大変危険です。
※pixivで二次創作とかもやってます。暇つぶしにどうぞ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-04 15:47:46
129984文字
会話率:54%
高校2年の夏休み。
暇を持て余した女子高生三人は、誘われるがまま肝試しに向かってしまう。
向かった先は廃病院。
そこには”久川さん”と呼ばれるナースの霊が出るという都市伝説が存在した。
噂話通りに肝試しを進める彼女たちは、その晩か
ら不可解な出来事に遭遇し始める。
遊び半分だった肝試し、それがこんな結果になるなんて……
後悔してもやり直せない。
後が無くなった彼女達が取った行動とは——
この作品は「夏のホラー2019」の投稿用として作られてた短編集です。
本作だけで物語は完結しているので、このお話だけお楽しみ頂ける内容となっております。
しかし内容としては同サイトに投稿している『顧問の先生が素手で幽霊を殴るんだが、どこかおかしいのだろうか?』という作品の番外編になります。
よかったらそっちも読んでみてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-26 10:00:00
29959文字
会話率:28%
大学生の愛梨は大学内でも有数の美人である。その度合いは学園祭などでミスコンに強制出場させられるほどである(本編未出……後日掲載予定)。
そんな彼女には人に言えない秘密があった。それはゲーマーであること。
もっと若かりし頃にゲーマーであるこ
とを言ったときに馬鹿にされてしまって以後、ゲーマーであることを隠している。
そんな彼女が待ち焦がれていた特殊な経路でVRゲームを入手した。その彼女が歩んでいく道はどこに続くのであろうか……。
これはその時の状況を楽しむ大学生が自分の所属する勢力を強化していき頂点に立つ物語である。
たぶん。
※5話から60話までは仲間集めとかグダグダが続きます。作者的には本編は61話目からかなと思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-10 08:00:00
796926文字
会話率:30%