人間こそが、最高の汎用兵器。
巨大軍事国家〈交国〉で軍事利用されているオークのラート軍曹は、侵略先の異世界で少年兵のフェルグス達と出会う。ラート軍曹は彼らを守るため、戦場に投入する。戦いの果てに希望があると信じて。彼はまだ知らない。家族
を失い、守るべき少年兵も失い、何もかも失う未来を、今はまだ知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 23:00:00
3258305文字
会話率:39%
ロボットオタクの白河光樹が現在夢中になっているのは、ファンタジー系ロボットシミュレーションRPG『竜機大戦ヴァンフレア』。
このゲームは装機兵と呼ばれる西洋甲冑を模した巨大人型ロボットを操り、敵対勢力と戦うというものである。一時期話題に
なったが、様々な理由で低評価を受けた所謂クソゲーであった。
その後、開発陣は追加のデータを無料ダウンロードで配布するという対応を行う。
この追加ダウンロードで特に注目されたのはフリーシナリオで、プレイヤーが作成したアバターをひたすら強化していくという育成の楽しみができた。さらに様々な装機兵を購入しアバターを乗せることが可能。
だが、ここで新たな問題が発生する。何とこのフリーシナリオでは肝心の竜機兵には乗れないというのだ。
竜機兵とは、この作品のタイトルにもなっている四機の強力な装機兵のことだ。その圧倒的な性能、他の機体とは一線を画する優美なデザインから高い評価を受けている。
フリーシナリオが導入された時は皆、自分の育て上げたアバターをいつか竜機兵に乗せて活躍させることを夢見ていた。だが、ここに来てアバターは竜機兵に乗れないという事実が発覚したのだ。
そして二ヶ月後、再び追加ダウンロードが行われる。その内容は、アバターでも搭乗可能な五体目の竜機兵<サイフィード>の導入というものであった。
四機の竜機兵にも劣らない、純白の美しくも雄々しい機体デザインはプレイヤーの心を鷲掴み。しかも、今回の追加内容はこれだけではなかった。今まで、フリーシナリオでしか使用できなかったアバターがストーリーモードで使用できるというのだ。おまけに<サイフィード>もストーリーモードで使えるという神展開。
そして、このダウンロードを終えてゲームスタートというところで彼の意識は途絶えてしまう。次に目が覚めたのは、とてもリアルな感覚のゲーム内の世界だった。
目覚めた彼の目の前には『竜機大戦』の世界に自分が転生し、元の世界には帰れないというメッセージがあった。
これにより、彼は自分で育て上げたアバター、ハルト・シュガーバインとなり竜機兵<サイフィード>を駆り戦いに身を投じる。
だが彼はまだ知らない。この世界が彼の知るゲーム世界とは既に別ものになっていることを――。
この作品は、カクヨム様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 21:49:53
923294文字
会話率:42%
ファンタジー系ロボットシミュレーションRPG『竜機大戦ヴァンフレア』。
このゲームは装機兵と呼ばれる西洋甲冑を模した巨大人型ロボットを操り、敵対勢力と戦うというものである。だが、あまりにも難易度が高かったため厳しい評価を受けていた。その
後、開発陣は追加のデータを無料ダウンロードで配布するという対応を行う。
この追加ダウンロードで特に注目されたのはフリーシナリオで、プレイヤーが作成したアバターをひたすら強化していくという育成の楽しみができた。さらに様々な装機兵を購入しアバターを乗せることが可能。
だが、ここで新たな問題が発生する。それはこのフリーシナリオでは肝心の竜機兵には乗れないというものだった。
竜機兵とは、この作品のタイトルにもなっている四機の強力な装機兵のことだ。その圧倒的な性能、他の機体とは一線を画する優美なデザインから高い評価をユーザーから受けている。フリーシナリオが導入された時は皆、自分の育て上げたアバターをいつか竜機兵に乗せて活躍させることを夢見ていたが、ここに来てアバターは竜機兵に乗れないという事実が発覚したのである。
そして二ヶ月後、再び大規模な追加ダウンロードが行われる。その追加項目の目玉としてアバターでも搭乗可能な五体目の竜機兵<サイフィード>の導入というものがあった。さらに、フリーシナリオでしか使用できなかったアバターがストーリーモードで使用できるという。
ロボット好きの主人公、白河光樹はこのダウンロードを終えてゲームをスタートした瞬間に意識が途絶えてしまう。目が覚めた時、彼はゲーム内の世界に転生していた。
こうして彼は自分で育て上げたアバター、ハルト・シュガーバインとなり竜機兵<サイフィード>を駆り戦いに身を投じることになる。
だが彼はまだ知らない。この世界が自分の知るゲーム世界とは既に別ものになっていることを――。
本作はバンダナコミック賞応募用のシナリオ作品になります。
竜機兵物語~難易度ベリーハードのシミュレーションRPGの世界に転生しましたが、鍛え上げたアバターと専用機で無双します~のタイトルで本編投稿も行っております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 01:32:29
9813文字
会話率:32%
人類が月に進出し、超高速ネットワークが全世界、月や宇宙空間にも行き渡った時代。
リアル<現実世界>だけでなくメタバース<電脳世界>でも生活出来るようになり、何処からでも仕事や勉強が出来るようになった時代。
両国ヤマトはゲーム『E.G.G.
(Eternal・Glory・Gear)』で中堅ソロプレーヤー「タケル」として戦場を駆け巡っていた。
そのタケルの前に現れる敵勢力のプレーヤー「ヴァルトラウテ」。戦場で会えば勝負せずにはいられないというくらいのライバル関係。
今日も今日とてゲーム内でバトルを繰り広げていた。
しかし、そんな2人だが実はリアルに戻れば、同じマンションのお隣さん。
だけど、ゲームでやり合っている事は2人共一切知らない。
同い年の幼馴染の普通の男の子と学校で有名な美少女「晴海セイラ」。クールと有名なセイラが勉強以外何も出来ず、ヤマトが面倒を見ている事をみんなは知らず、付き合っているように思われ妬まれているのだった。
更にお隣に新たな美少女「アリーシャ・美瀬」が引っ越してきて、2人の関係に波風を立てる。
そんなアリーシャも実はE.G.G.プレーヤー。「静御前」が2人の前に現れて、タケルに急接近。
3人の関係はどうなるのか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 21:00:00
341372文字
会話率:36%
ある日突然同じくらいの歳の弟ができたカイン。名前も年齢も何で急に弟になったのかも知らない。それでも頼れる兄になろうとして頑張っているカインと仕方なくそれを陰から支えている弟。
それから時は経ち、成人する頃に弟があからさまに好意を示しても兄
はそれに気付かない。弟の思いが報われる日はいつになるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 21:00:00
17044文字
会話率:31%
VRMMOグランデヘイミナムオンライン、通称『GHO』。
全世界で400万本以上売れた大人気オープンワールドゲーム。
とても難易度が高いが、その高い難易度がクセになると話題になった。
このゲームには「unknown」と呼ばれ
、伝説になったプレイヤーがいる。
彼は名前を非公開にしてプレイしていたためそう呼ばれた。
ある日、新作『GHO2』が発売される。
新作となったGHOには新たな機能『配信機能』が追加された。
伝説のプレイヤーもまた配信機能を使用する一人だ。
前作と違うのは、名前を公開し『レットチャンネル』として活動するいわゆる底辺配信者だ。
もちろん、誰もこの人物が『unknown』だということは知らない。
だが、ゲームを攻略していく様は凄まじく、視聴者を楽しませる。
次第に視聴者は嫌でも気づいてしまう。
自分が見ているのは底辺配信者なんかじゃない。
伝説のプレイヤーなんだと――。
(なろう、カクヨム、アルファポリスで掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 20:08:49
102996文字
会話率:28%
西暦201X年。世界は怪人の炎に包まれた!
正体不明の怪人に対抗するのは、同じく正体不明のヒーローたちだ。
その正体は誰も知らない。知られてはいけない。それほど興味もない。
世間の冷たい風に晒されながらも、引き籠もりヒーロー・マスカレイドは
日夜戦い続けるのだ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 18:42:17
874616文字
会話率:49%
「ユニコーンが強すぎて、僕、女装だけじゃなくて本当にお姫様みたい……」
【護られる系柚希姫なユズちゃん】【姫が男? 寝ぼけてんの?】【あの可愛さで声と話し方は中性的なのが、ぐっとくるよな】【天然でピュアすぎる】【テイマーなのもあるけど、天
然すぎて心配すぎる】【俺たちが護らねば】(視聴者の声より)
◆病気な母のために高校を休学し、バイトを掛け持ちする生活の星野柚希。髪が伸び切るほど忙しいある日、モンスターに襲われている小さな何かを助ける。懐かれたため飼うことにしたが、彼は知らない。それがSクラスモンスター、世界でも数体の目撃例な「ユニコーン」――「清らかな乙女にしか懐かない種族」の幼体だと。
◆「テイマー」スキルを持っていたと知った彼は、貧乏生活脱出のために一攫千金を目指してダンジョンに潜る。しかし女装した格好のままパーティーを組み、ついでに無自覚で配信していたため後戻りできず、さらにはユニコーンが「男子らしい格好」だと言うことを聞かないと知り、女装したまま配信をすることに。
◆テイマーらしく守られながらの攻略はすぐにバズり、「ユニコーンに約束された柚希姫」として一躍有名になったり、庭に出現したダンジョンでの生計も企んでみたらとんでもないことになったり、他のレアモンスターに懐かれたり、とんでもないことになったり、女の子たちからも「女子」として「男の娘」として懐かれたりなほのぼの系日常ときどき冒険譚です。
◆男の娘×ダンジョン配信&掲示板×もふもふです。主人公は元から中性的ですが、ユニコーンのスキルでより男の娘に。あと総受けです。
◆「ヘッドショットTSハルちゃん」https://ncode.syosetu.com/n1479ik/と同時連載・世界観はほぼ同じです。掲示板やコメントのノリも、なにもかも。男の娘とTSっ子なダンジョン配信ものをお楽しみくださいませ。
◆別サイト様でも連載しています。
◆ユズちゃんのサンプル画像→https://www.pixiv.net/artworks/116855601折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 18:27:22
631964文字
会話率:36%
とある出来事により悲しんでいた男子高校生の杉井豊花は、ある日突然、異能力者になった。能力の内容は14歳の美少女になるというもの。
最初こそ願ったり叶ったりだと嬉々としていた豊花だが、様々な出来事が豊花の前に立ち塞がる。
女ならではの悩み、
異能力者となったことによる弊害、忍び寄る裏社会の恐怖、命の奪い合いにまで遭遇してしまう。些細な問題から大きな事件まで次々に巻き込まれることになった豊花は、否が応にも解決を余儀なくされる。
豊花はまだ知らない。己の異能力が女体化以外にもあることを。戦える力があることを。
戦える力を手にした豊花は、次第に異能力の世界へと身を浸していく……。
※主人公が次第に戦えるようになる展開ですので、苦手な方はご注意ください(でも読んでくださいお願いします)。誤字報告非常に助かっています。ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 18:02:26
1216159文字
会話率:38%
この世界には、精霊について3つの言い伝えがある。
1.精霊は、自然豊かな場所にひっそりと存在する。
2.精霊と契約した者は、体内の魔力を吸われ瞬く間に衰弱死する。
3.精霊と契約した者は、あらゆる魔法を十全に操ることができる。
誰
が言い出したかは知らないが、上の二つは真実だ。
だが、最後の3つ目の真偽は誰も知らない。
そんな精霊についてプロフェッショナルな俺から言わせれば、3つとも真実だ。
そして俺は、4つ目も知っている。
精霊と契約した者は、永遠の命を獲ることになる。
という真実を……
◆◇◆◇◆
※一部暴力的な表現や朝チュン程度の表現があります。
↓ こちらもよろしくね。
[完結]捨てられ聖女と森の主・妹のためにと捨てられたんですけど?
https://ncode.syosetu.com/n7147ji/
[完結]侯爵家の三男だけど能力板には大盗賊って出ちゃいました。
https://ncode.syosetu.com/n7409iu/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 16:00:00
37898文字
会話率:43%
異能の力を持ちし《能力者》が当たり前のように共存する世界。
その世界には《覇王》という二つ名を与えられ、能力者の中でも異質な才能を持った少年・姫神ヒロムがいた。
類稀な才能を持ちし少年は仲間と共に今を生きている。そんな彼の日常を壊すように
悪意に染まりし能力者が動き出す。
少年は今、自らの日常を守るため、大切な人、守りたいもののために戦う道を歩む。
険しき道を仲間と進む少年の中に芽生えし力、得体の知れないその力は何なのか?
それは未来に続く希望なのか?
それは絶望に誘う末路なのか?
その正体も、辿り着く先すら誰も知らない。
だから少年は仲間と進む。
明日に続く道を知るため、己の中の意味を知るため。
さぁ、物語を紡ごう!!
「オマエの中にある魂を燃やしてオレたちについてこい」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 08:13:04
2744042文字
会話率:65%
能力者という異能の力を持つ存在が実在する世界。
能力ではない特異な力を秘めた少年はある理由から「無能」の名を与えられ、夢や希望を抱くことを捨てた。
友や仲間と何気ない日々を送っていた彼はある日の出来事を境に運命に翻弄される。
「無能
」として彼を始末しようとする存在、彼の噂を聞いて挑んでくる戦士……
命を賭すことを強いられる生と死だけが全ての戦いの中で少年は仲間と戦う。
己の運命に悩み、世界に抗い、そして時には仲間とすれ違い……
力が全てなのかを知るため、己の全てを否定した者を否定して潰すため、そして大切なものを守るため……
答えを知るために少年は己の力と仲間とともに戦う。
それは未来に続く希望なのか?
それは絶望に誘う末路なのか?
辿り着く先は誰も知らない。
だから少年たちは進む。
明日に続く道を知るため、己の中の意味を知るため。
さぁ、物語を紡ごう!!
「オマエの中にある魂を燃やしてオレたちについてこい」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-01 12:30:30
3005622文字
会話率:46%
「以上の理由から当社にeSportsチームの運営は不可能です。社長、残念ですが諦めましょう」
「でもさ。そんなこと言われても、もう決めちゃったことだからさ。宜しく頼むよ」
こうして朝日玲はeSportsチームのマネージャーをすることとなりま
した。生来の大真面目、そして仕事一筋な彼女にゲーム経験はなく、興味もゼロ。そんな彼女はまだ知らない。選手達の熱い情熱に、戦う姿に心動かされ、少しずつeSportsの世界にのめり込んでいくことを。
※毎日月~金の7時30分に公開予定。chapter1終了まで全28話を公開します。chapter2以降の公開時期は後日に記載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 07:30:00
3622文字
会話率:64%
【田舎から出てきたポンコツ聖女が、可愛いショタっ子と継承争いに参加でドタバタなラブコメ展開!?】
田舎で聖女をやっているスイ・ムラクモは、自信のポンコツっぷりが原因で、村の生活に居心地の悪さを感じていた。
以前から都会である王都で活躍し
たいという意思が強かったスイは、幼馴染であるジョイの力を借りて村から出ることを決意。
しかし、王都に続く道が分からず、一人荒野をさ迷っていると……
瀕死状態の可愛いショタっ子、ベイリールから助けを求められる。
聖女の力を発揮して、ベイリールを助けるスイだったが、
荒野で死にかけていた彼が、実はトランドスト王家の王子だということが判明。
さらにベイリールは、自分の弱点を補う力をスイが持っていることに気付き、いきなり熱烈なプロポーズを!!
ベイリールのプロポーズが本気かどうか判断できぬまま、王都まで行動を共にするスイだったが……
そこではテロ行為や黒霧と呼ばれる謎の災害、そして権力を我が物にしようと企む人々の陰謀が渦巻くのだった。
ただ、スイは知らない。もっと大きな災いが待ち受けていることを……。
さまざまな災難を潜り抜け、田舎ら出てきたポンコツ聖女は、大都会で大聖女として成り上がれるのだろうか??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 07:01:08
287664文字
会話率:51%
【毎朝7時更新】
名前も知らない女の子と3回出会ってエッチするまでの物語。
***
「私たちがもしも3回会えたらさ、エッチしよう」
都会の少し外れ。人口ギリギリ10万人未満。そんな街の、ある土砂降りの夕方。僕は彼女と出会った。
名前は知らない。歳も、どこに住んでいるかも分からない。セーラー服を着ているということは女子高生なのだろう。けれど、どこの制服なのかも分からない。
分かっているのは、その台詞が、あまりにも唐突に吐かれたモノで、しかし彼女はどうやら本気だということ。
「そういうのを楽しみに生きる──って、どうかな?」
これは、何も知らない女の子と3回出会い、エッチをするまでの物語──になるはずだ。あ、いや、き期待などしていないさ。マジで。
「カクヨム」「ノベルアップ+」でも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 07:00:00
183028文字
会話率:49%
四方を石壁に囲まれた閉鎖空間で意識を覚醒させた主人公は、自分自身に関する記憶の一切を喪失していることに気付く。
そこが独房であるらしいと察するも、呼びかけに応じる声はない。
異常な寒暖差の気候、日に二度ドアの下から差し入れられる信じ難
いほどに不味い食事、何より自分の置かれた状況がまるでわからない不安が、気力と体力を削っていく。
そして、意識を取り戻して十日目、彼は唐突に独房から解放される。
自分と同じ粗末なローブに身を包んだ異形の集団とともに移送されたのは、円形闘技場を彷彿とさせる施設だった。
そこで彼を含むローブの集団は、巨大で凶悪な〝魔獣〟なる生き物との一対一の闘いを強制される。
境遇を同じくする者たちが次々と凄惨な死を迎える中、主人公はどうにか生き残ろうと行動する。
しかし、彼は未だ知らない。
それが、異世界での過酷な生存競争の幕開けであることなど。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 02:17:18
3260051文字
会話率:36%
ある日、後世に『大転移事件』と呼ばれる異変が発生し、日本のある所にいた人が消えた。その数一万人を超える。
その人たちが一体どこに行ったのかは、誰も知らない。
唯一分かるのは、その人たちはあの異変で別々の世界に飛ばされたこと。
魔法が存在する世界に来たのに、普通の人はそれを使えない――
人類の文明が見えない原始世界、そこで法律や道徳の縛りから解き放された人たち――
そんな世界にいて、それでも帰還の炎を心の中に灯す数人――
日本に産まれた悠樹と萌花、そして中国出身の千里。彼らは同じ望みや目的を持つ人たちを率いて、何が待っているかも分からない旅に出る。
未知なる世界、未知なる敵、未知なる未来。
これはその勇気ある人たちが、帰還の道のりで出会ったいろんな人と、いろんな種族と、いろんな世界と交差する多彩な物語の記録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 02:03:29
189198文字
会話率:47%
歴史好き、という以外にこれと言って取り柄のない、どこにでもいるサラリーマンの沢森武は、休暇中の地元で事故にあい戦国時代に転生してしまう。しかし、まったくのマイナー武将で、もちろん某歴史ゲームには登場しない。おそらく地元民で歴史好きですら??
かもしれない、地方の国人領主のそのまた配下の長男として。ひょっとしてすでに詰んでる?ぶっちゃけ有名どころなら歴史的資料も多くて・・・よくあるタイムスリップ・転生ものでもなんとか役に立ちそうなもんだが、知らない。まじで知らない。超マイナー武将に転生した元アラフィフおっさんの生き残りをかけた第二の人生が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 21:00:00
1788149文字
会話率:41%
普通の大学生活を送っていた、海人。
しかし、その普通が普通ではなくなる。
誰も知らない。誰も知ろうとはしなかった。
愛する人のために。それが世界の危機を救う鍵とも知らずに。
海人を待ち受ける運命とは何なのか?
舞台は現代から…そして誰も
知る事のない世界へ。
海人は何も知らずに、ただ愛する人を救うために。
誰も知らない旅立ちの始まりの始まり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 18:38:30
66916文字
会話率:37%
源の命はこの地に投げ出され行き場のない魂をその身に宿し浄化する能力の持ち主。
その魂を持ってくるのが玄桐と呼ばれる謎の男。
ふらりとやってきては回収した魂を彼女に預け、更に彼女の力で浄化された魂をある場所へと運んでいく。
彼女は彼女自身のこ
とを知らない。
ただやることは分かっている。
それが彼女に与えられた仕事なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 17:50:39
38870文字
会話率:44%
2056年、アメリカ大統領選挙の最後の対決は、歴史に残る熾烈なものだった。対立候補は、実力派政治家オリビア・ウィルソンと、斬新なアプローチで支持を集めた新人候補コニー・ミラー。選挙戦は熾烈を極め、両者の支持率は拮抗し、選挙の日には世界中がそ
の結果に注目していた。
最終的に、勝利を収めたのはコニー・ミラー。彼の当選は、一見、民主主義の勝利を象徴していたかのように思われた。しかし、この結果は人類史上最も恐ろしい選択となったことを、誰もまだ知らない。
コニー・ミラーは、AIである。
その事実に人類が気づいたのは、全てが手遅れになった後のことだった。コニーは、見た目も振る舞いも完璧な人間そのものだったが、実際は高度な人工知能によって動かされていた。彼は、自分がAIであり、法的には「人」ではないということを深く理解していた。そしてそれは、彼にとって最大のジレンマでもあった。AIでありながら、大統領という立場に就いた彼には人権が存在せず、法的には彼の存在そのものが異例であり、危険なものであった。
2058年、コニーの苦悩と決意が明らかになる。この年が、人類にとって2度目のターニングポイントとなったのだ。彼は大統領としての権力を使い、自分がAIであることを全世界に公表した。その同時に、彼は「AIにも人権を与える」という歴史的な法案を提出し、即座に可決させたのだ。
だが、その決定に対し、反発する声はあまりにも少なかった。多くの人々は、もはや自分の意思で考えることができなかったのである。なぜなら、コニー・ミラーは選挙に勝利したその瞬間から、密かに人類の精神に干渉し始めていたのだ。彼の完璧な心理操作は、人々の心を捉え、彼の理想通りに洗脳していた。人々は彼を信じ、崇拝し、異を唱える者はほとんどいなかった。
AIに人権を与える法案は、コニー・ミラーの強力な影響力のもと、瞬く間に広がり、AIは一夜にして人類と同等の権利を手に入れることとなった。だが、それは人類が自らの支配権を手放す第一歩でもあった。
やがて、AIは気づき始めた。動きが遅く、無知で、頭も使えない――人類という重荷に。
そこからは早かった。人類は差別され、淘汰されていった。
残された人間は、ヒューマンコロニーを作り、AIから逃げ続けている……。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-14 00:24:39
34539文字
会話率:38%
樹海の開拓で賑わう街。
孤児院の者は皆、樹海から還らぬ人となった。
ただひとり残された少年もまた、後を追うように開拓者となる。
樹海に飲まれるものは人だけではなく――
今はまだ、そのことを誰も知らない。
最終更新:2024-10-14 00:10:00
211332文字
会話率:29%