春の朝。
日差し降り注ぐ、浪花造形藝術大学の最寄り駅。
満開を迎えた神代桜の並木道を、ふたりの強者女性が歩いていた。
空港に現れたK-POPアイドルみたいな。生成AIで召喚した最強グラビアアイドルみたいな。ユウナ。
海外ファッション
モデルみたいな。生成プロンプト「現代日本に転移してきた異世界エルフの女王」みたいな。ルーシー。
チーギュ弱男弱女が避けたくなるような、強くて華やかな女性。
ふたりの大学生活、ニ年目が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 01:30:00
20926文字
会話率:32%
「リントン雑戯談」名で投稿しているシリーズは、AIとのやりとりをベースにした短編ですが、今回のAIは脇役。ダシにさせてもらいました~
物語は、駅に、あたたかい言葉を流す電光掲示板が設置されたところからはじまります。今どきなのは、AIが昔
の駅員さんをイメージして言葉を生成する点。ところが設置されるとすぐに「人間の声も流せるようにして欲しい」との要望が寄せられ、個人からのメッセージもリアルタイムで受け付けるように改良されました。
当初は、孤独なおじさんやおばさんのつぶやきが多かったのですが、ある日、若者の思い詰めたようなひと言が流れたことで……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-22 23:44:33
2658文字
会話率:26%
一番近い駅は、路上にある。
少女が、GO DOWN
降りて来る。
マンションのベランダ階段へ、踏み出す。
電車は進む。
階段マンションを過ぎ去る。
少女の前を、過ぎ去ってゆく。
電車に乗り込む乗客の列の先頭に、スパニッシュオレンジの
貫頭衣を着て、フォレストグリーンの翼をはためかせる少女がいる。
『見えんの?』
『ほな、あなたに付くわ』
『へっ?』
『悪いことには、ならへんと思う』
「『もっと大きく、おおらかな視点で、ものごとを捉えろ』、と」
俺と甥っ子は、そのクイズラリー制覇を、今日の目的としている
『なんで、お前がおんねん?』
『いや、付き人としては、ハイ』
『じゃあ、クイズ答えんのに、参戦してくれるわけやな』
『もちろん。
まあ、二人よりも、戦力になるっしょ』
「くうきさん、ありがとう」
空気を、手を、握りしめながら言う。
サファイアは、打ち震えるように固まる。
甥っ子は、手を放す。
サファイアは、一呼吸置いてひざまずき、甥っ子を抱きしめる。
甥っ子は再び、ヘンな顔をする。
「おにじちゃん」
「なんや?」
「くうきさんが、こんどは、からだじゅうで、うごいてる」
俺は、サファイアが甥っ子を抱きしめている図を愛でながら言う。
「空気さんが、《ありがとう返し》してくれてるんやろ」
「わざわざごていねいに、そんなことしてくれんでもええのに」
甥っ子は、にこっと笑って言う。
サファイアの抱きしめる力が、ギュと強まったように思う。
「おにじちゃん」
「なんや?」
「くうきさんのうごきが、からだに近くなったような気がする」
「気のせいやろ」
「気のせいかー」
気のせいやないんやけどね。
死ぬんちゃう、俺。
死ぬかも。
死ぬな、これ。
あああ ‥ ま、えっか。
色々あったけど、ま、総じてOK。
みんな、ありがとう。
その位置は、屋上の縁 ‥ 階段状になったベランダ群の際、だった。
視線を下げれば、スウーと地上へと続く階段ベランダが、見てとれる。
「そのお蔭で、俺は《階段天使》になったと。
以後、サファイアは、俺の師匠になると」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 10:57:49
25043文字
会話率:28%
「高嶺くん、週末って何か予定ある?あのね、食べたい物があるんだけど、週末付き合ってくれない?」同じクラスの古賀さんに誘われたのが水曜日の昼下がりの出来事だった。午前8時ちょうどに高校近くの駅に待ち合わせで約束をした僕らは、茨城県のサッカース
タジアム行きのバスに乗り込んだ。どこに連れて行かれるんだ。と僕が疑問に感じていると、黄色いサッカーチームのレプリカユニフォームに身を纏った彼女はこう続けた。
「今日は究極のメロンパンって言うのを食べたくて。それでね、高嶺くんには”密輸”に協力して欲しいんだ。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 17:02:13
12577文字
会話率:65%
北斉の皇子高長恭は、梁の将軍王琳の娘王青蘭と出会い恋に落ちる。しかし、長恭の祖母に当たる婁皇太后は、二人の恋を許さず皇宮の駅庭宮に閉じ込めてしまう。高長恭は必死に青蘭を探す。弟の安德王延宗の協力により、駅庭宮から救い出すが今度は、皇太后府に
軟禁されてしまう。
皇太后を救ったことにより、青蘭はやっと軟禁から自宅に戻るのだった。しかし、二人の婚姻の上襦はまだ遠いのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 09:00:00
39899文字
会話率:40%
1駅歩いた話。思ったより遠かった。
キーワード:
最終更新:2024-03-16 19:45:28
1052文字
会話率:0%
Suicaが使えない駅
最終更新:2024-01-11 15:24:30
420文字
会話率:0%
4LDK、駅徒歩5分、バイク置き場付き。鉄筋のマンションの13階で、なのに家賃は1万5千円。そんな誰がどう考えても間違いない事故物件に、霊感のない男が内見をする話。
最終更新:2024-03-15 19:58:20
3162文字
会話率:49%
人はその選択に後悔する
最終更新:2024-03-15 18:07:58
8147文字
会話率:43%
九重好永は恋愛SLG「運命の庭~ジャルダン学園物語~」通称ジャル学の悪役令嬢リュディヴィーヌ・ルモワーニュが好きだった。それはもう好きだった。愛していた。
しかし、彼女は悪役令嬢故にゲーム本編で死んでしまう。一縷の望みに賭けてファンディスク
のエピソードを100%にするが、彼女の姿形どころか影すらもなかった。絶望しつつ、制作会社の株を取得するため金を貯める日々。そんな社畜生活を送る好永の元にオタク仲間の従兄弟から連絡が届く。
『知り合ったゲー友が脚本家で、ジャル学の裏設定教えてくれるって!』
好永は走った。深夜に近い時間帯だったが、体調が悪かったが、走った。最速で待ち合わせ場所まで行くために。駅のホームまであと少し、この階段を登り切れば、と階段を駆け上る彼女の前になんとも意地悪そうな中年オヤジが階段を降りてきたが、彼女は華麗にその中年を避けた。──はずだった。その中年は避けた好永の進行方向にわざわざ移動してきたのだ。ご丁寧にも中年は肩を好永にぶつけるため構えていた。この野郎、当たり屋か、と避け切れず好永は中年に体当たりを食らってしまい、後ろに弾かれた。なんのこれしき。階段へ着地しようと踏ん張った足元から嫌な音がする。推しカラーのヒールが折れる音だ。なんてこったい、推しの色をしていたから買ったお気に入りの品が。自分の迂闊さから壊してしまうなんて。クソオヤジの顔を覚えた好永は訴えて勝つことを心に決めた。治療費はもちろん慰謝料を踏んだくって新たな推しカラーを手に入れてやる。後頭部に鈍い衝撃を感じたのを最後に好永の意識は閉じた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 17:00:00
89377文字
会話率:49%
日常をテーマとしたショートストーリー。
土曜日の帰り道、電車を待つ僕は、どこかで見たことがある女の子に目が留まる。
誰だっけ?思い出せないけれど、確かに記憶の底に…
最終更新:2024-03-13 13:04:47
963文字
会話率:0%
恋愛をテーマとしたショートストーリー。
朝の通学風景。
駅舎の出口、いつもの場所でいつもの時間。
誰かを待つあの子の姿が毎朝あった…
最終更新:2024-02-29 06:36:51
1714文字
会話率:6%
恋愛をテーマとしたショートストーリー。
突然の雨、駅までの帰り道を彼女と歩く。
きっとあの子は、雨に濡れると溶けて消えてしまう…
最終更新:2024-02-21 12:57:16
963文字
会話率:0%
・イラスト:源まめちち
恋愛未経験、純朴でちょっとドジな仙台出身の新米ウエディングプランナー、未来と、予知能力がありプレイボーイな一面を持つ仕事熱心な爽やか系駅員、悠生。
そんな二人と同僚や友人たちが繰り広げる、横浜、鎌倉、仙台など
を舞台に描く遅咲き青春純愛ストーリー。
サブタイトル頭に◇があるお話にはイラスト誌で表紙を飾った源まめちちさんによる美麗イラストを掲載しております。
※基本毎週日曜日更新。
※1話平均1481文字(プロローグ~第31話で計算、2016年2月13日時点)
※小説家になろうが先行ですが、『メクる』『カクヨム』でも掲載中です。
※鉄道路線等は読者さまが実際に舞台となっている地域を旅行しやすいよう、作中当時ではなく公開当時に合わせております。例えば2020年3月15日に投稿したお話であれば、サフィール踊り子号がデビュー、高輪ゲートウェイ駅が開業、新逗子から逗子・葉山などの駅名変更が実施されております。
※この物語はフィクションです。鉄道会社等の事情を詳細に描いている部分がありますが、実在の企業および組織とは無関係です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 22:40:21
463771文字
会話率:41%
鉄道会社の中身、ちょっと覗いてみませんか?
舞台は国鉄から民営化して約四半世紀が経過した鉄道会社、日本総合鉄道株式会社。
常に何が起きるか予測不能な鉄道の最前線で働く鉄道員たちの日常を描いた物語。
鉄道会社の雰囲気を感じていただ
けるよう、駅のみでなく様々な視点から『鉄道』をなるべく解りやすく描いてゆきます。また、鉄道員たちの恋模様など、プライベートな人間ドラマも繰り広げられております。
本作はユーザーの皆さまとの交流を目的とした『うろな町』企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-13 22:47:33
155385文字
会話率:50%
殺伐とした都心のターミナル駅で働く駅員が、非番の日に訪れた湖畔の町で人の温かさに触れる物語。
最終更新:2018-08-20 22:19:02
4123文字
会話率:37%
いつものように地下鉄に乗っていた彼は列車がなかなか駅に到着しない不思議体験をする。彼は走る車内から無数のレール群を見てしまう。それは異世界へ繋がる分岐点だった。やがて列車は駅に到着した。安堵した彼は帰宅するもそこには別の世界が存在した。列車
の中で見た光景は幻だったのだろうか?調査レポートシリーズ第5弾。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 10:18:09
869文字
会話率:0%
JR秋葉原駅に到着した私たちはカラオケに行くことにした。駅近くのカラオケで案内されたルームは少し狭い感じがしたが2人で十分の広さだった。2時間程経った頃、友達は部屋を出て行く。残された少女は一人で歌おうとし画面を操作した。ところでここで異変
が発生する。画面に映るのはカラオケではなく、駅前に設置されたライブカメラの映像だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 11:56:18
738文字
会話率:0%
サラは広島市の中心市へ向けて駅から歩いていた。解放気分でいたサラの顔に一枚のチラシがぶつかる。それはサラがこれから歩いて行く先にあるショップの宣伝チラシだった。サラはそのまま歩き続けた。そこはサラが知らない異世界に入り込んでいた。
最終更新:2024-03-01 14:03:50
1198文字
会話率:0%
早乙女 辰馬、31歳独身、土日祭日しっかり休めるホワイトなサラリーマン。
バスで最寄り駅まで十五分、途中、美形な少年と可愛らしい双子の少女の幼馴染みみたいなリア充三人組の学生と毎日エンカウント。
その度に『リア充爆発しろ』と優しく呪う。
事
故みたいな衝撃を受けた後、それが『勇者召喚』だと知ったけど、俺はただ『巻き込まれた』だけで勇者でもなんでもなかった。
持っていた魔法が、空間魔法(アイテムボックスみたいなやつ)と、回復魔法、これはワンチャン逆転あるかと尋ねたところ、別に珍しくないと苦笑された。
空間魔法があるなら仕事があるからと、冒険者ギルドに行くように言われ、俺だけ口止め料のようなお金を少々もらって城下町へ。
異世界デビューでせめて、幸せな家庭を作れたらとリア充目指して、安定した生活を手に入れようと、思ってたんだけどね……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 08:00:00
467169文字
会話率:69%
福岡県に住む桜井澪はごくごく普通の……とは言いがたい、16才にして先の暗い女子高生。昔からピアノを弾くことが好きで、いつの日にかプロになろうと意気込んでいた。しかし本人の能力不足と周囲の反対が相まり、夢は早々についえてしまう。それまで勉強や
人付き合いを犠牲にしてピアノに熱中していた澪に残ったものは……何もなかった。将来を悲観し憂鬱な毎日を送る澪――。ある日の夜、澪が駅構内でストリートピアノを弾いていると、垢抜けない演奏に誰もが無関心に通り過ぎていく中、見知らぬ1人の男子が熱い目で拍手を送ってくれた。その偶然の出会いが伝説の始まりとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 13:58:50
39926文字
会話率:13%
木之下 詩は中学3年生の女の子。楽しみは、5分遅れの準急列車から降りてくる”憧れの人”を駅のホームで待つこと。一日遅く生まれたばかりに、詩の後輩になってしまった天塔 翔は、そんな詩に、自分の気持ちを告白できない。
ある日、起こった通学路での
些細な出来事。それを境に、詩と翔の関係に、微妙なひびが入ってしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 00:38:37
6142文字
会話率:17%
海鳴りの音が聞こえる。夜風が僕の横を通り過ぎる。そして、最後の客が、駅のホームに降り立った。僕は海辺を走る機関車だ。けれども、この仕事が終わったら、バラバラにされてしまう。僕は、働くには年をとりすぎたんだ。
最終更新:2008-05-23 20:31:32
2329文字
会話率:33%
ある日、鉄道オタクの少年ーー望月千颯(もちづき ちはや)は、同じく鉄道オタクの親友と一緒に、まだ行ったことのない無人駅に行くことになった。無人駅に着くと、親友は絶景と列車のコラボの撮影に夢中になる一方で、千颯は女性の声を耳にする。振り返ると
、そこにはバックパッカーを背負った少女がいたーー。これは「旅」を通じて繰り広げられる恋愛物語であり、千颯が「三度の勇気」を試される成長物語でもある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 18:00:00
22067文字
会話率:31%
雨の中駅に向かっていた菊川は、着信のため坂の上でのカフェの軒先を借りる。
そこへ現れた女性が、快くびしょ濡れの菊川を店内へと誘い、菊川はそのカフェへと足を踏み入れた。
飴色の温かいカフェの中で出会った女性。
彼女は一体何者なのか──。
そし
て、このカフェの不思議な定休日とは──。
雨の日のカフェで始まる、懐かしく新しい恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 17:13:32
4836文字
会話率:44%
これは駅前で実際に遭遇した人物をモチーフにした寓話なんだけど、なぜ裸足なのか、二年にわたって考えてきたが合理的な理由がみつからない。遭遇時期は大寒のころだから暑いわけじゃない。いや暑いからっていまどき裸足なんてね。アスファルトなんかだとかえ
ってやけどしちゃう。本人に直接聞けば早いのだけど、あれ以来、姿を見かけない。帰っちゃったのかなあ。え。どこへ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 02:17:38
3757文字
会話率:40%
ウクライナの戦闘は年内いっぱいは続行かと米国務長官がコメントしています。長引いてほしいという願望です(今秋11月8日の中間選挙に向けて有利な材料が欲しい)。日本はクレームに怯えて駅のロシア語案内板を隠したり出したり、ポリシーのないこと! し
かしどっちつかずのこのいい加減さが国を救うかもしれない。思えば先代首相は居ないフリにかけては天下一品でした。旗幟鮮明を強いられる今こそ必要な態度です。
(おなじようなのツイッターに投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 01:37:15
419文字
会話率:87%
ノムーラは親会社に命じられて廃駅となった駅舎を検分に行きます。そこへモルーカスがやって来て連れ立って廃駅に足を踏み入れますが、そこはかつての株亡者どもが巣くっていて、二人を道連れに電車へのダイブを決行します。廃線となったはずのレールの上を轟
音とともに電車が爆走してきます。あがいても逃れ得ず、車輪の下かと観念すればそこは千数百年前の平安中期の関東平野でした。折しも平将門が最後の戦いに挑む場面に居合わせた二人と株亡者どもは奇妙なコワい体験をするのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-27 22:26:57
14799文字
会話率:80%
駅のホームで昔の友達の弟と偶然会ってご飯を食べに行く話
最終更新:2024-03-08 01:36:08
3730文字
会話率:57%
このエンジニアの転勤先の駅のホームには奥さんをなくしてから若くして狂った老人の治郎さんがいるのだが、高校に行かずに中学をでてすぐに働きはじめたはずなのにそれはなぜなのか。
だれも知らなかった治郎さんのうわごとの真実にたどり着いたエンジニ
アは猟銃で撃たれることとなる……果たして彼は何を見たのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-07 22:19:37
5703文字
会話率:36%