吉原で花魁として生きる女・高尾太夫。もうすぐ年季明けという彼女の下にある日一人の「客」がやってくる。それは老若男女なんだっているこの吉原に唯一いないはずの存在――良家の子女だったのだ!彼女、ユキは真っ赤な顔で言う。
「高尾太夫、私の妻にな
ってくれませんか!」
果たして二人は結ばれるのか!?江戸時代を舞台としたお嬢様×遊女の長編ガールズラブ小説!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 18:53:44
1714文字
会話率:49%
「桔梗の花が花開く時、時を越えた恋が始まるー」
修学旅行で京都を訪れた主人公・雛本静。
しかし、ある雑貨店から幕末へとタイムスリップしてしまう。
静は幕末の地で菊月という花魁に拾われ、情報収集のため花町の遊女となる。
その時、
静の前に幕末の志士、新撰組の沖田総司が現れた。
新撰組の刀であり、1番組組長。
不治の病・労咳により若くして亡くなった天才剣士。
「人殺し」、そして人斬り集団と呼ばれた「新撰組」に嫌悪感を抱く静の一方で
沖田は、未来から来た静に興味を持ち始める。
決して交わるはずのなかった2人ー。
桔梗の花が咲き乱れる頃、幕末という時代で激しくも悲しい恋の物語が動き出すーーーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 20:05:45
37824文字
会話率:63%
吉原遊女が旦那に本気を伝えるを『心中立て』と言うそうな。
最終更新:2020-12-03 20:57:38
834文字
会話率:17%
安政4年、時は江戸時代末期。9歳の私は吉原へと連れてこられた。
そこで見かけた花魁道中……この世のものとは思えない美しさに一瞬で心を奪われた。
この出逢いが私の運命を決定づけた。
遊郭に売られた自分の悲運にくじけている場合ではない。やるなら
トコトンやってやる。
目指すは最上級遊女、花魁だ!!
それから8年。
願いを成就させるためにいつものように神社で願掛けしていると、正体不明の謎の色男が話しかけてきた。
出逢ってそうそう、失礼なことばかり言ってくる男に嫌悪感を抱く……
だがこの男との出逢いこそが、私の今後の人生を大きく狂わせることとなるのだった─────……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-10 21:00:00
36316文字
会話率:26%
多 真夏の妹である木綿乃。彼女は珍しい琥珀色の瞳の持ち主である。そのせいで周囲からは敬遠されていた。
ある日、兄の真夏の友人で片思いしていた水之江 弓月と婚約する事を知らされた。けど弓月は遊女であった五十鈴という恋人がいる。それを知っていた
木綿乃はさすがにいい気持ちがしない。それでも弓月との婚約に臨むのだが……。
(「白光の神子と金の龍」の主人公の雄介のご先祖である弓月と木綿乃達の物語です。いわゆる前世で過去編にあたります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-03 16:20:33
2006文字
会話率:61%
蒸気機関の発達したもう一つの日本。
プロペラの力で空を飛ぶ空中遊郭「天原」に暗殺者の少年〈鉛〉が潜入する。
〈的〉は天原一の大見世「白寿楼」の主、九十九屋虎兵衛。
ところが、ひょんなことから〈鉛〉は「扇」と名を変え、天原に暮らすことになって
……。
暗殺者の剣士。「興」を重んずる遊女屋の楼主。
そして、天原に住む人々が織り成す冒険活劇ファンタジー。
はじまり、はじまり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 07:12:40
1705872文字
会話率:50%
主な登場人物二人のそれぞれの視点で書いたお話。
妓楼の遊女であるお紅はある日、元という男性に出会う。お紅に振り向いてもらおうと声をかけ続ける元をよそに、お紅は元の言葉にいらだちを感じるようになるが、あるとき元の正体を知り、お紅はある行
動に出る。
元農民であった元は、幼少期に殺された友達の敵を取るため、復讐にでる。復讐をしたものの、その場で自分の人生を切ることができず、そのまま逃亡生活をすることになる。逃亡して数年後のある日、逃亡先の町で殺された友人に似た女性を発見する。それから元はその女性を忘れられなくなってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 21:51:02
21011文字
会話率:39%
竹馬の友の一人・正和は遊び人になり、もう一人・抜け作・僥雲は坊さんになる。二人が花街で出会い、僥雲(ぎょううん)は助からぬ病の遊女を抱いたまま餓死する。そして極楽で仏様に相まみえ、地獄に落ちた忠兵衛を救うか尋ねられる。そして思わぬ結末に。
最終更新:2020-09-16 13:41:44
18165文字
会話率:34%
花町の遊女は恋をする事は許されない。
遊郭に生きて遊郭に死ぬしかないのだから。
最終更新:2020-09-05 19:56:10
1278文字
会話率:18%
花街、吉原。
小見世ながら格式ある結城屋の見習い遊女、新造の烏《からす》には悩みがあった。
同じ日に売られてきた少女、夕霧《ゆうぎり》の奇行である。
美しく、誰からも愛される容姿と才覚をもった夕霧の奇行の裏には、ある思惑があった。
吉原
の片隅に凛と咲く、二人の少女の絆の物語。
―――
2019年冬コミで頒布した合同誌『百合♡百合』からの再録です。
頒布にあたって紙媒体には八咲ヒサ先生にイラストをつけていただいておりました。
現在完売、再販予定なし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 17:55:20
15233文字
会話率:38%
妖気妃で遊女として働いている時雨はある日、店に来た一人の青年と親しくなる。
彼は誰にでも敬語で女気の無さに心配した仕事先の上司に連れてこられたと言う。
初めて見るタイプの男に時雨は興味を持つ。
やがて、二人は心を通いあわせるが、時雨に水揚げ
の話がきてしまう。それを知った桜華は二人で妖気妃を出ていくことを決意する。女将さんを裏切る行為だと分かってはいても、どうしても桜華と生きたい時雨は桜華と待ち合わせをする。
待ち合わせの場所に行こうと店を出ると出た先に女将さんがいた。刺し違えても、と考えた時雨に女将さんはお金の入った袋を渡す。
そして、「幸せになりな。子供の幸せを願わない親がどこにいるんだい?」
時雨は桜華と合流し桜の綺麗な場所で静かに暮らしていたが、時雨を水揚げしようとした男から刺客を送り込まれ、命からがら逃げ切るが桜華と一緒に死んでしまう。
現代になり咲春(さくら)時雨は昔から変な夢を見る。自分に似た人と母親に似た女性と、見知らぬ男との悲しいし恋愛。
何気なくテレビをつけてみると夢で見た桜が映っており行かなければ、と思い家を飛び出す。
行き着いた場所で時雨が出会ったのは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-02 20:40:16
733文字
会話率:0%
国家老嫡男の秀克は、藩主御息女との祝言の話が決まる。なんの期待もなく義務感でそれを了承した秀克は、参勤交代について江戸へ行き、見聞を広めよと命じられた。着いた江戸では新しい剣友もでき、藩で起こった事件を巡るトラブルにも首を突っ込むことにな
るが、その過程で再会した子供の頃に淡い恋心を抱き合っていた幼馴染は、吉原で遊女になっていた。武家の義務としての婚姻と、藩を揺るがす事件の真相究明。秀克は、己の心にどう向き合うのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-17 00:00:00
46940文字
会話率:51%
江戸時代後期の頃の、ある遊女の物語。
最終更新:2020-05-24 23:56:19
4180文字
会話率:34%
七里 宗悟は剣士である、才能が無いと師に嬉しそうに言われ、弟弟子にも、師の娘にも敵わない剣士だ。だがそれでも一人前の剣士になりたいと直向きに生きてる男の物語である。
最終更新:2020-05-04 17:07:08
13325文字
会話率:44%
商家に奉公に出された兵衛三郎は、ある日に通った銭湯で可愛らしい湯女の少女と出会う。彼女に一目惚れした兵衛三郎は、そのまま嫁も取らずに商家の番頭になってしまう。
それを解決しようとする自らの主人の勧めで吉原に行くことになったが、そこでその
少女と再会することになるのだった。
遊女あいての恋は叶うのだろうか。
――これは一筋縄ではいかない恋愛物語――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-15 01:41:09
3360文字
会話率:37%
時は江戸時代
徳川の家康公が収める日ノ本は戦のないとても平和な時代になっている
そんななか、江戸の一角にある遊郭「江戸の吉原」にはそれはそれは美しい遊女がいたそうに。
後に花魁に召し上げられる美しい町娘だった
人攫いなんでこの時代に
はざらにある。金がないから子供を売る。そんなことも沢山ある。
この世は美しいものだけでできてはいないのだから
この物語は、そんな吉原に禿として売られた、後に朝露花魁としてその名をしらしめる、ひとりの少女のお話である
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-31 17:04:30
603文字
会話率:0%
【KADOKAWA小説野性時代新人賞二次選考通過作】
深川蛤町に住む少年兵助は、大の将棋好き。
同じ長屋に住む相棒の清三郎と共に、毎日のように将棋を指して暮らしている。
兵助は、上方からの棋客・炭屋大助や生涯の好敵手・七郎と出会って将
棋の腕を上げていく。
ある時兵助は、謎の浪人浦上市之進から、とある無理難題を頼まれてしまう。
この市之進との出会いがきっかけで、兵助は絶世の遊女名香太夫を巡って大きな事件に巻き込まれていく。
*
享保の江戸を舞台に、実在する棋士や史実と絡めて、一人の少年の成長を描いた、本格人情将棋時代小説「自在之棋士」の第一弾。
序盤から張り巡らされた伏線を、決して見逃してはならない。
続編【自在之棋士〈二〉連理の棋】はこちら
⇒https://ncode.syosetu.com/n7678gc/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-27 22:00:00
138760文字
会話率:20%
どんな穢れにも染まらぬ無垢な子よ。さあ、あたしのために歌って頂戴。
日々酷い折檻を受けていた遊女の少女はある日、豪雨の日に花街から逃げ出した。
その先で少女が出会ったのは、一人の神だった。
――これは、芸事をつかさどる女神に見初められた
、美しい声を持つ少女の数奇な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-08 09:57:15
9392文字
会話率:41%
そこは近世日本のような世界。遊郭の見世の一つ『花札屋』遊女の芒(ススキ)が過ごす人生の宵の物語。主人公が遊女で舞台は遊郭ですが潔く艶なし。ついでに時代考証もなし。(二話完結)
最終更新:2020-02-26 20:00:00
5616文字
会話率:69%
人は前世に操られて事件を起こすのか。
刑事の蘇方那津はある事件が起こってから、鮮明な夢を見るようになっていた。
江戸で暮らす自分の夢だ。
やがて那津は、吉原で起こる通り魔事件と現代の事件との類似性に気づく。
現代で起こった事件の原因
を江戸で探す那津。
「那津、約束よ。
今度こそ、私を助けてーー」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-12 12:23:28
89467文字
会話率:24%