とある世界の青年の神、エックスは地球にある娯楽を楽しんでいた。
お気に入りなのは、日本の小説、漫画などのオタク文化。特に恋愛物の創作物が好きなのだが、どの作品にも、主人公と結ばれない、負けヒロインが存在する。エックスは、それがどうしても腑に
落ちなかった。
彼女たちだって、主人公の事が好きだったはず。主人公と結ばれる、もしもな世界があってもいいんじゃないのかと思ったエックスは、本の世界から、負けヒロインを連れてきて、特訓し始める。
作品で結ばれたメインヒロインに勝てるよう、エックスが男たちを振り向かせるための講義、そして結ばれるための再挑戦を支援する、神のエックスの道楽の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-03 23:05:43
19269文字
会話率:62%
王立防衛大学校特任教授のジョン=ホワイトは思い悩んでいた。幹部候補生の教育が今のままでよいのか、と。
彼は、若き日、嵐の魔女と呼ばれたロズリーヌ=フランクールに師事し、孫子兵法の影響を受けた魔道を継受した。それは戦場の最前線を駆ける魔術
師にとって、あるいは軍を率いる将軍にとって、そして国を導く王にとって有用な思想であった。
彼女との繋がりが露呈するリスクを取ってでも、これを軍教育に組み込むべきか。
彼は天秤にかけた。王国の利益と自分の余生とを。
これは、ジョン=ホワイトによる最後の講義録と回想譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 21:00:00
17102文字
会話率:58%
恋を肉欲が凌駕し、肉欲を疲れが凌駕し、疲れを不安が凌駕する。そんな夜を続けている。
これはポエムではなくただ事実である。街中や大学で「あ、いいな。」と言う人を見つけて、その人とたまたま生活圏が近かったとして、そして何かきっかけがあって
たまに話すようになったとして、その恋が成就する可能性は限りなくゼロに近いと言える。
理系なので回りくどい言い方をしておいたが、まあゼロと言い切っていいだろう。だって俺は格好悪いもの。もっと言葉を選ばずに言うと、気持ちが悪い。誹謗中傷が問題になる昨今、この言葉を俺に言えるのは俺だけなのできちんと言っておくが、どれだけおめかししてもなんだかやっぱりきもいのだ。
だから、たまに抱く恋心は自分の中から出ることはない。そうすると家に帰って街で見た人よりも自分好みの容姿をしたセクシー女優に心というか本能が持っていかれる。これは情けなくも当然の出来事である。恋が肉欲に凌駕される。
そして、親のすねをかじる学生の身ではあるが、理系の大学院生ともなると講義に就活に研究に大忙しなので、セクシー女優を鑑賞する時間も減っていく。そんなことより空いた時間はぼーっとしたいという欲が勝つのだ。肉欲が疲れに凌駕される。
そうしてぼーっとしていて夜になると、急に不安に押しつぶされそうになる。「やばい、どうしよう。」「いや課題を済ませて企業に出すエントリーシートを書いて実験のデータをまとめて寝ろよ。」「でもどうしても今はやりたくない。」そんな意味のない自問自答がずーっと力尽きて寝るまで続く。疲れを不安が凌駕する。
だから俺は散歩に行く。家で悶々としているくらいなら不審者として職質される覚悟で夜を徘徊する方が健全であるはずだ。
これは、くそみそ大学院生がだれかに会うまで散歩をする物語だ。(もちろんフィクション)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 03:00:00
2171文字
会話率:5%
「私は私の顔が嫌い」
大学生の佐奈は、朝起きるたびにため息を吐いていた。大学構内でいやに目につくカップルに羨ましさを感じながらも、こんな容姿では恋なんかできないと、どこか諦めていた。ある日の講義。隣に座った美男子、悠木(ゆうき)と何故か話
すようになる。また、その日の帰り、ひょんなきっかけから悠木の友達の美女、花梨とも出会う。
自分の容姿に悩みながら、不器用な恋模様は交錯していく。自分の容姿に囚われずに恋がしたい。ただ、それだけを願って。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 18:17:24
5278文字
会話率:66%
大学の講義名やテキスト名によく使われる〇〇入門とは、初学者にとって全然入門じゃなかったりもする。 例:相対性理論入門、電磁気学入門
最終更新:2024-01-10 17:53:51
834文字
会話率:17%
舞台女優の母アリーヌの再婚でミシェール(ミミ)はオードラン伯爵家の養女になった。これは幼女趣味のギヴァルシュ侯爵から彼女を守るためでもあった。伯爵家の一員となり成長し16歳になったミミだったが、ギデオン座の看板女優になる目標は変わらない。な
かなか諦めないギヴァルシュ侯爵に苛立ったり、芸術院で伝説の大女優マノン・ソレイユの講義を聴講したりと忙しい中、ミミは義姉ペネロープに勧められて社交界にデビューすることに。そこで耳にしたのは正体不明の劇作家兼劇評家ユーグ・カルノーに関する噂だった。更に謎の青年が彼女に接触を図る。劇場育ちの伯爵令嬢は様々な障害を乗り越えて舞台に立てるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 22:16:38
4632文字
会話率:48%
東京の大学で電子工学部に通いながら再受験のために勉強していたジェームズ・ナナモは念願の医学部に合格できたが、在学生受験証明書を提出せずに受験したことを穢れとして悔いていた。もしそのことで合格が取り消されたらナナモに課せられたもう一つの定め
である王家の継承者になるための学びもできなくなる。しかし、ナナモは医科大学の学生寮の中で目覚め、寮母に入学式に行くように促された。ナナモは入学を許されたのだと喜んだが、それも束の間、在学生受験証明書の件は何一つ解決していなかったことを知らされる。
ナナモは王家の継承者の学び舎であるカタスクニでの講義のことが気になってはいたが、寮生は何らかの武道を行わなければならないと言われ、仕方なく剣道部を選んだ。竹刀を買い求めるために訪れた場所でナナモは神の託宣を伝えるコトシロの代弁者であり自らの意志を持つカタリベに会い、カタスクニのリモート授業を受けるように言われる。
忙しいが様々なことがナナモに課せられながら学生生活が過ぎて行く中、夏休みに入り全国医学部剣道大会に出場するために京都に来たナナモは、初めての公式戦に緊張し、戦わずして意識を失った。と同時にオンリョウの異世界に誘われる。
ナナモの穢れへの憂いがオンリョウを導いていると考えたカタスクニの面々は、異世界での使命を与えた。そこは平安の京の都だったが、ある巻物をある屋敷の主(あるじ)の元に届けるという簡単な役目だった。平安の貴族の装束に身を包んだナナモは、牛車に乗せられると苦も無く巻物を届けたが、その巻物に書かれているはずだった物語がすべて消えていることを知らされた。ナナモ自身が持ってきたから巻物も穢れてしまったのかもしれない。物語を復活させるため、そして、その物語に振り回わされている姫を助けるために、禊ぎを受け、穢れを祓い、清き水を得ることが必要だと知ったナナモは、格子状に築かれた都の通りを、そして都から離れた聖地を牛車に導かれながら移動し、度重なる難題を解決しながら、その得られた清き水で文字を綴り、最後には物語を蘇らせた。ナナモは物語の秘めたる意味を知るとともに、王家の継承者として、穢れに立ち向かう覚悟を改めて誓う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 17:00:00
441447文字
会話率:40%
もうすぐ二十歳を迎えようとしていたナナモ(ジェームズ)はロンドンから東京に戻り大学生になっていたが、大学受験をやり直せないかと悩み始めていた。専門としている電子工学の講義室で、ある学生に仮想現実の世界へ誘われ、異世界はなく、すべてはコンピ
ューターの創る世界だけだと言われ消沈する。さらにロンドンで思いを寄せていた女友達に恋人が出来たことを知って傷心し、色々と揺れ動く気持ちを引きずったまま夏休みにロンドンに向かった。オックスフォードでの講義の影響かはわからないが、再び東京に戻って来ると、まるで使命であるかのように、医学部再受験のために勉強に勤しんだ。
共通テストや二次試験に十分な手ごたえを感じていたが、それも束の間のこと、共通テストを管理するメインコンピューターがウイルスに感染したことを知らされる。失意の中、メッセージに従って訪れた場所で、嘗てロンドンで、王家の継承者であると告げてきた男性から、異世界で果たさなければならない使命があることを改めて告げられると、異世界に旅立つことを享受する。
やって来たのはタミがタミの社会を創り始めた時代だった。流行病ですさんだ港市場で、ある手紙を見せられたナナモは、黄金の小槌の話を聞き、丁寧に遇され、またタミの生活を共有することになる。しかし、使命を果たす為に再び動き始めたある場所で、タミがタミを治める現実と様々な問題を知り、黄金ではなく黄色の小槌を見つけることが使命だと理解する。行く手を容赦なく遮られ、ヤオヨロズのカミガミとタミについて考えさせられたが、皇家がおられるはずであるアスカに辿り着く。そこではタミを制する術を説かれたが、どうしても納得できないと訴えたために医術院へ送られた。ナナモは流行病に罹ったタミの治療を手伝ううちに、黄色の小槌の真の意味を知り、小槌をタミにもたらすことが使命だと強く抱くと、再び行く手を遮られながらも懸命にタミが集う港市場に向かった。
待ち受けていたのは、オンリョウだった。小槌が必要かどうかはタミ自身が決めるべきだと叫んだナナモは、使命の重みといのちの大切さを噛みしめながらも、オンリョウに惑わされたタミを救うため、ついに黄色の小槌を振り上げた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 10:32:14
303639文字
会話率:45%
普通となんら変わりのない大学生活を送っていた世一実治(よいちみはる)は講義の最中、ノートに見覚えのないメモを発見する。そのメモの内容は見つける時によって様々であるが、誰かの考えていることがメモになっている。一体これは何なのか、ここから彼の日
常は少しずつ形を変えていく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 00:00:00
12047文字
会話率:44%
私の取っている講義は「環境科学」。オンライン参加も許されているやつだ。レポートの締め切りがある私は、ギリギリになって時間に気付いて参加した。どうやら今日は枯れた花の処理の話らしい。
最終更新:2023-12-31 12:32:58
992文字
会話率:43%
黎明シリーズ番外編。
アカデミーが誇る天才魔術師、シラン先生による魔術講座、開講!
魔術初心者向けに優しく講義してくれます。
不定期更新予定。
最終更新:2023-12-29 00:00:05
3104文字
会話率:0%
クリスマスの出し物を考案中のAV部。
出し物はクリスマスTypeScriptクイズ大会だが、真琴の案で「constアサーション」の話を盛り込むことに。そして誠によるconstアサーションの使い方についての講義が始まった。
最終更新:2023-12-23 18:07:35
1044文字
会話率:44%
年末の大掃除を迎えたAV部。
掃除中に愛華が『封印された壺』を見つけてしまったことから、強引にJavaScript講義へと話は進んでしまう。
無事大掃除を終えることはできるのか?
最終更新:2016-12-24 18:44:15
1659文字
会話率:34%
大学生になったものの、学校と家を行きかうだけの冴えない生活を送る野山 浩太(のやま こうた)は、友達といえる者もほとんどいなかった。
当然、コンパなどのイベントに誘われることもほとんどなく、何の変哲もない一年間を、ただ費やしていた。
唯一できた友人も、冴えない感じの二人の男子だけで、その二人すら彼を友人と思っているかは疑わしかった。
そんな彼は、思い描いていた大学生活とは真逆の淋しい日々を送っていた。
しかし、彼が大学二年生となり、二〇歳を迎えると、講義でよく顔を合わす男子から、久々のコンパに誘われ、参加することにした。
そのコンパに参加したものの、両隣を一緒に参加した二人の友人に固められ、女の子どころか誰とも話すことなく、ただ、酒を飲んでいるだけとなってしまった。
そんな中、向かい側に座るイケイケな感じの男が隣の大人しそうな女の子にちょっかいを出したことで問題を起こすと、事態はおおごとになっていく。
このコンパを機に、野山 浩太は誘ってくれた男子と仲良くなったことで、自分には何故か友達ができなかったこと、周りから話しかけられたり、誘われることが少なかったことなど、自分では知る由もなかった様々な真実を知ていくこととなる。
そして、彼をそんな存在に貶めていた人物も判明する。
全てを知った彼は、コンパで新しく知り合った者たちのおかげで、今までの何の変哲もなかっ大学生活を一変させていき、充実した日々を送れるようになる。
女の子と話す機会も増え、仲良くしてくれる男女の友達に囲まれ、幸せを感じていた野山 浩太だったが、そんな日常も、『妬みのG』と噂される怪奇現象を体験することで、悩まされることとなってしまうのだった。
◇◇◇◇◇
軽めのホラーです。
前半部がラブコメ、後半部がホラーとなっています。
注)虫系ですので、苦手な方はご注意ください。
カクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 15:21:42
175084文字
会話率:41%
「最近、夜に、大学の講義室で、幽霊が出るっていう噂知っている?」
最終更新:2023-12-14 19:40:08
1936文字
会話率:56%
ある日の講義室。学生も教授も、それぞれの目で見て都合よく野菜や生き物に変身している。この不条理の根源を想像する。教育を受けるとは心を変えて自分を変させること。変心→変身。
最終更新:2023-12-06 20:00:00
10942文字
会話率:38%
「音楽に対抗して文学は文楽になりました」とペンギン先生が言った。
文学部純文学科教授であるところのえらいえらいペンギン先生が言うのだからまちがいない。
文学は文楽になり、純文学は純文楽になったのだ。
文学の意味を問う純文学!……では
ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 18:00:00
7558文字
会話率:35%
講義、くしゃみひとつ、緊張感のなか
最終更新:2023-10-26 07:58:14
301文字
会話率:20%
ロボット工学を専攻しています、だけど講義に集中するべきか
最終更新:2020-09-08 22:38:33
350文字
会話率:0%
【魔法学 第一章基礎入門編:第0回】
本講義は全3章の目標・概説、本学門を先行する意義と宣伝を目的としており、魔法学についての内容とその講義内容についての簡単な説明であるため、本格的な講義は次回から開始となる。
最終更新:2023-10-22 17:00:00
1738文字
会話率:11%
大学の講義中に彼女が倒れた。
そして告げられる余命1ヶ月という短い期間を、僕と彼女は必死に生きる。
たとえ終わりがわかっていたとしても、そこまでの美しかも儚い日々を僕は大切にしたかった。
最終更新:2023-10-19 00:11:39
14962文字
会話率:42%
いつものように大学の講義を受けていた、吉野葵。
出席簿を手に取ると、既に自分の欄にチェックマークが入っていた。
最初は偶然だと思っていたのに、次の週もチェックが入っていて……
カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2023-10-16 18:03:52
1872文字
会話率:15%
主人公である青木直哉は大学での講義はほぼ寝ているのに成績が良く、周りから浮いているぼっちである。サークルにも入らず日々ぼーっと過ごしていたが、友人に頼まれてとあるゲームに応募したところ当選した。過去の出来事から女性に対して苦手意識をもってい
る主人公はゲームの中で更なる安息となる環境を求めて探索を開始する。だらけるために今を頑張る、VRMMO風異世界物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 12:00:00
216315文字
会話率:51%