人は誰もが皆、人生の中で夢や目標を持ち、なりたい姿を思い描き、それを目指して生きている。
誰もが子供の頃に思い描いた将来の夢。
大人になったら絶対なりたいと強く望み、期待に胸を膨らませていた時代があっただろう。
しかし、現実ではそんなふうに
思いどおりになりたいものになれている人間はごく少数だ。
大半は夢を諦め、生活やお金のために仕方なく就いた職業に収まり妥協した人生を生きている。
彼もその一人であった。
稲葉智輝31歳独身。
彼にも叶えたい夢があった。
目指していたものがあった。
思い描いていた未来があった。
しかし現実は厳しく、幾度となく繰り返した挑戦もむなしく積み重ねられたのは失敗と挫折と精神疲労だけだった。
そんな彼に開かれていたある一つの道とある人物との出逢いが、それまでの彼の人生を大きく変える事になっていく。
これは、ただ何となく、仕方なく、大して情熱も持てない仕事に就きながら生きている多くの現代人に送る一つのヒューマンドラマである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-25 00:00:00
213849文字
会話率:37%
皆さんは、こんな名字をご存知でしょうか?
勘解由小路・愛染・天馬・神埜・神来社・袈裟丸・霊界堂・百目鬼・闇雲・幽谷・幻夢桜・東西南北・春夏秋冬・五月七日・凸守・不死原・御菩薩池・文珠四郎・梵・勢〆・王来王家、仲村渠などなどの、おそらくは実
在していると思しき難読名字、珍しい名字を集めてみました。
どう読むのか、興味のある方はどうぞ。
あ行~わ行までと、数字の付く名字によみがなを振っています。
キャラクターの名付けの参考などにも使えるかもしれません。
※通常変換では出て来ないような漢字もあります。
※名前の由来や、どの地域に多い名字なのかなどは全くわかりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-05 07:49:12
12360文字
会話率:0%
瀬田は仏師である。飯田地方の展示即売会に誘われて仏の彫刻展示会を見に行く。そこで安曇ちかという不思議な美女に出会う。彼女をモデルに観音像を彫ることを決意する。制作のため、彼女の家に一泊する。
彼女の住まいは飯田地方の山奥、風越山の麓の白
山社奥宮の西側にある。山深い茅葺きの田の字型の粗末な住まいだが、瀬田は、妙に懐かしい気分になる。
安曇ちかは酒を買ってくると言って、家を留守にする。奥の部屋を覗かぬようにと言い残す。好奇心に負けた瀬田は部屋の中を見てしまう。そこの床下に3体の白骨死体があった。びっくりして部屋を飛び出した瀬田が見た物は荒れ立てた家と、鬼と化した安曇ちかであった。
鬼と化したちかは瀬田を五助と呼び、彼を殺そうとする。瀬田は必死に何故殺されるのかその理由を問う。瀬田の意識は過去生に飛ぶ。
瀬田の前世は新潟県糸魚川市、姫川の本流近くにあった梶谷村の五助だった。安曇ちかの棲む白山社奥宮を中心とした上下部落に塩の行商に行くのを、生業としていた。
ちかは下部落に住み、両親と3人暮らし。狩猟を生業とし、五助と婚約していた。
その年の3日間の秋祭りが終わる日、神の嫁取り神事(神への生け贄行事)として、安曇ちかのに家の屋根に白羽の矢が立った。これは翌年の秋祭りにちかが神の嫁になる(殺される)事を意味し、家から出る事を禁じられる。
その事を知った五助は早朝に安曇ちかを家から連れ出して、村の総代に駆け込む。
「神の嫁は家を出た。もはや神の嫁ではない」五助は昔からの言い伝えを声高に主張する。その上で白羽の矢を射たのは上部落の旦那衆からわいろを貰った神主だと暴露する。
しかし、総代の家に駆けつけた行商の親方が五助を叱りつける。いつまでもその事を言い張ると、お前の家族は梶谷村から追放され、お前はこの部落の者に殺されると諭す。
五助は愛する安曇ちかの前でちかは家を出ていないと主張する。ちかは家に閉じ込められ、来年の秋祭りを待たず、家の中の穴倉に生き埋めにされる。
その事実を知った五助は各地を放浪して仏様を彫り、ちかの霊安かれと、祈りの生涯を送る。
自分の前世の事実を知った瀬田は、鬼と化した安曇ちかに殺してくれと願う。そしてちかの霊が慰められるようにと、死の直前まで念仏を唱える。瀬田の首を絞める鬼のちかの眼から涙が流れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-21 10:02:40
31370文字
会話率:8%
山中大樹には、ずっと人に言わないでいた秘密がある。
幼い頃に亡くなった、直ぐ上の兄が同じ空間に居て、そしてずっと大樹を見つめている。
何も語る事も無く、ただ座して見つめている。
それは他の人間には、知り得ない事だった。
だが、神の遣わしめで
ある孤白がやって来たその夜、寡黙だった兄が大樹に重要な事柄を語る。
そしてそれは〝ある時〟が刻まれ始める事でもあった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-08 12:23:06
12366文字
会話率:59%
このお話しはFc2小説にも内容は変わっていますが投稿しています。
芥川や大宰が好きな人にはうれしいお話しだと自画自賛しています。
あらすじは3人の菩薩の話しとお考えください。
エロいことも愛の言葉もありませんが最も深い恋愛小説です。
あらすじは1人の女性の一生と現在の宗教を絡めながら法華経の観音教を私なりに理解を深め。。。わかりやすく書いて見ました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 21:30:46
7610文字
会話率:11%
宇津ノ谷峠には人を襲う鬼が住みついていた。その鬼は善意の元で鬼になり、悪意の元で人を捕まえ食べていった。その鬼を救うために菩薩が訪れ、その鬼を自らの祈りで10個の玉にして食べてしまう。その鬼の人生を知り、菩薩は鬼のため、峠を越える人々の安全
のために10個の団子にして供えるようにその土地の者に命じた。今もなお、その10個の団子はその地域で伝統として残り、願いがこめられ続けているのである。
実際に静岡の宇津ノ谷で語り継がれている伝説をもとに書いた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-06 08:00:00
2283文字
会話率:21%
思い出してしまった…悪役令嬢と呼ばれる未来を。とても優れた教師を解雇したそのあとで、フィルフィーアは愕然としてしまった。手元には、先生が残していった一冊の本。残された時間は、5年。足掻いてみるしかないのである。
最終更新:2019-02-15 18:11:28
19681文字
会話率:26%
幼馴染の3人はいつも一緒と言うわけではないものの、見かけたら雑談に入ったり、物を貸し借りし合ったりするなどと学年の中では言わずと知れた仲の良さだった。
こうして喋って馬鹿やってこのまま大人になっていくんだろうな。
主人公のはとみはそう信じて
疑わなかった。
しかし、幼馴染の1人・健太から「好きな人がいる」と聞かされてから、3人を取り巻く環境は徐々に変化していって……
――この関係は、壊れていくのだろうか。
恋に友情、喧嘩したり悩んだり。等身大で向き合っていきながらはとみは青春時代を駆け抜ける。
※主人公は少し惚れ性なところがあります。また、あくまで普通の女の子なので、菩薩のような寛大なる心の持ち主設定ではないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-16 20:00:00
67467文字
会話率:51%
修行の旅に出た新米僧ふたり。あっという間に一文無しになり、切なく腹を減らしていると、男が助けを求めてくる。「祈祷をお願いします!」男は荒れた底辺高校の教頭だった。ふたりは崩壊学校を建て直すべく、動き始める。拳で。 テツとお市のハラペコ坊主デ
ュオ・第二弾
おやすみ前の読書にぴったりの安心仕様。ハートフルで、ちょっぴり笑い。読後、ほんわか幸せな気分になりたい方むけ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-07 11:11:47
87138文字
会話率:44%
観世音菩薩は美女で凄い前向きな考えをしているのだ!!の内容を説明するのだ!
これを読めば男性も女性も観音ちゃんの魅力にメロメロに成るのだ!!ニヤリ。
最終更新:2018-10-20 22:10:12
1801文字
会話率:13%
遥か昔、天界で帝釈天と阿修羅王の戦いが繰り広げられた。
その戦いに敗れた阿修羅王は天界から修羅界へと移り住む。
ある日、一通の文が阿修羅王の元へと届けられる。それは帝釈天からの呼び出しであった。
弥勒菩薩の煩悩の一部が人間界に流れ落ち、一
人の青年『御堂浩介』に潜り込んでしまった事で、天界からの監視役として、それぞれの娘『桃華』『瑠璃』と迦楼羅王の子『炎輝』が人間界に降りることになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-04 02:19:42
127664文字
会話率:45%
釈迦の教えと大乗仏教の違い。
如来、菩薩、明王、天部の概要。
最終更新:2018-09-16 16:37:13
4444文字
会話率:3%
突如不慮の事故で死んでしまった隠 八雲(ナバリ ヤクモ)。そんな彼の前に現れた、実家で祀られている「世導菩薩」に選択を迫られる。
「1から人生をやり直して死を回避するか、肉体と記憶をそのままに別の世界で生きていくか」と。
今までの人生を退屈
に感じていた八雲は「面白そう」とゆう理由1つのみで異世界行きを決断する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-30 01:48:42
50795文字
会話率:31%
優しさとは何だろうか。ある一つの善意を成し遂げようとする時に、あらゆる手段を使い、敵・味方を問わず欺く、これを方便と言う。
このお話しは、毘沙門天の魂を持つ少年と、吉祥天の魂を内包する少女のシリアスだが、傍から見ていると笑ってしまうラブコメ
なのだ。
槍田青果店の長男清秀は、鏡花高校商業科二年生で極普通の男子だ。しかし、彼は不思議な能力がある。それは、人々が日々の生活の中での行いで、善行ならバーチ・悪行ならカーマと言う数字で、バーチャレジとか徳台帳と呼ばれる台帳に記録されるが、清秀はそれを宣言するチェッカーと呼ばれるモノと会話も出来るのだ。だがこの能力は序の口で、毘沙門天の力は強大すぎるので、幼馴染の上白川香庫の母等によって、清秀が生まれた直後に抜き取られていた。抜き取られた力は金剛槍と言うヤリであり、香庫の母・二三四(ふみよ)の部屋の結界された金庫に仕舞われている。
この力は良い面も有れば、英雄色を好むの諺の通り、愛人を十人二十人と持ってしまう面もあるからなのだ。一方、清秀が通う高校に謎の転校生・剣先狂火が現れて、清秀に接近して来る。清秀の幼馴染・香庫も聖なる者と会話出来、また遠方の存在とも交信出来るのだ。。観世音菩薩の恋の橋渡し、山奥の白龍が、寂しくオチガミになったのを救ったり。赤穂浪士・大石内蔵助の霊に助言したり。その結果、白龍と青龍の子供を貰い受ける。夏休みのある日、清秀のクラスメイト・加名子が突然亡くなる。それには深い訳があるのか調査のため、清秀達は協力して、「あの世」にジャンプする。また、清秀が偶然知り合った怪人・毛むくじゃら大男の、五百年前からの罪の大元も調査出来る。清秀が行く所には、全身包帯を巻き付けた化け物が現れ、攻撃される事件が頻繁に起きる様になる。
これには剣先狂火が深く係わっていた。狂火は、羅刹女族の末裔で、二五〇〇年前に毘沙門天によって滅ぼされたと主張していたのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-15 12:00:00
103801文字
会話率:40%
今より五六億七千万年後の遥かな未来。地球を捨てて大宇宙へと進出した人類文明は栄華の極みを誇っていた。
しかし、そんな人類の前に強大な敵が立ちはだかる。その名は超銀河天魔連盟。地球人類のそれを遥かに上回る、この巨大な星間勢力の前に、人類の命運
は今まさに尽きようとしていた。
だがその時、一人の救い主がこの混沌たる宇宙に下生なされた。その名は弥勒菩薩。
次代の仏は、果たして悩み苦しむ衆生を救うことができるのか。壮大なブッディストスペースオペラ、ここに開幕。
※カクヨムにも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-01 00:27:51
17871文字
会話率:60%
何故 何 どうして。問われるこちらが辟易してしまう程に使われてしまうこの言葉。
時には脅威に感じたり、物凄くイラッとさせられたり、苦手に思う人は多いのでは?
あーもーなんでこんな時に!なんてヒステリックになることもままあることでしょう。
そ
れを悪いとは言いませんとも。だって大人だって人間ですし、いついかなる時も菩薩のように心広い訳じゃありませんからね。空気読んでよなんて酷なことを考えたりもするものです。
でも、ちょっとだけ言葉を返す前に考えてみてください。
自分が子供の時、同じことをした経験ありませんか?その時どんな言葉を返されて何を感じましたか?
なんと、言って欲しかったですか?
これは子供を苦手に思う人がイラッとした時に思い出して欲しい気持ちです。
子供の頃のあなたは、大人が思う程に“ 子供 ”でしたか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-31 18:00:13
700文字
会話率:0%
地球からは認知できない世界がある。
同じ宇宙に存在する惑星化もしれないし、もしかすると別の次元の世界かもしれない。
これはそんな世界に魔王として転生したある地球人の物語。
のちにこの魔王はこう呼ばれる。「魔王菩薩」と・・・
これ
は魔王に転生した地球人が菩薩となるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-17 19:43:44
30124文字
会話率:18%
天下の大盗賊、石川五右衛門の末裔として昭和の時代に生を受けた五右衛門は、受け継いだ天賦の才能を活かして東京、香港、中国、インドネシアなどを舞台に復讐、憎悪、憐憫、邪念などあらゆる煩悩を絡ませて機智と波乱の人生を送るが、思いがけず何者かに突
き落とされて命を落とす。
死して魂となり、三途の川を渡って四十九日の法要に至るまでに、冥界の法則により、仁義礼智信に基づいて各裁判宮で審判が行われる。死者の生前の行動がそのつどスクリーンに映し出される。倫理を盾に減点を迫るギリシャ神や如来仏に対して五右衛門は、目一杯の皮肉を込めて独善的だが人間の本質を訴える。減点の合計が二百獄点を超えると閻魔庁の最後の審判で地獄行きが決まるのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-12 15:00:00
260361文字
会話率:40%
ヒロイン鷲尾美菜は現代の日本に住む高校2年生の16歳。ある夜、彼女は自室にて発作を起こして倒れてしまう。その直後、目前に観音菩薩が出現し、その光の渦に包まれるという超自然的現象に遭遇、困惑する美菜に観音菩薩が告げる。「あなたは威光に見初め
られた輪廻転生の守護者である。その輪を乱す不浄から守って欲しい」と。そして美菜は事情も分からず不条理にも別世界に転生させられる。
転生した地球は星体活動を終えようとし、なんと超新星(天体爆発)を迎えようとしてしていた。
地上である外殻は崩壊的な地殻変動と極端気象によって生命体の領域を蝕み、人類も例外なくその生存圏を狭めていった。
人々は阿鼻叫喚し熱的死を迎える世界に絶望と憎悪を抱いて余生を生存闘争に明け暮れた。やがてその人々も消失し、僅か数千の人類と奇跡的に保存された極小の活動領域のみとなった。
だがその世界の伝説では「地上に災厄降りし日、円環の救世主が降臨す」とされ、この終末論的世界を打破する存在が出現すると信じられている。その名は「輪廻転生のフィオーネ」。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-11 23:54:19
244文字
会話率:25%
仏教から学びました。
嫌い、不快、と感じるか方はスルーしてください。
最終更新:2017-10-16 10:33:33
250文字
会話率:0%