「エリン、あなたの妹よ。」
今しがた出産を終えたばかりの母がベッドサイドに私を呼んで、生まれたてほやほやの妹を見せてくれた。
「かわいい...」
私がそう言うと、まだ名前も決まってない妹が私の指を掴んだ。そして、見間違えではなく確かに
嬉しそうに笑ったのだ。
あれから時が流れて私は13才になり、明日にはアカデミーに入学するため寮に入ることになっている。
それに異議を唱えるのは8才になった私の妹、オリヴィアだ。
「アカデミーでお勉強しなくちゃ私はなにも出来ない子になってしまうわ。」
「お姉様はなにも出来なくてもいいの!
だってわたくしが養えばいいんだもの!!」
8年間考えたこともなかったが、
これが普通の貴族の姉妹なのだろうと思っていたのだが、
もしかしたらオリヴィアは私の事が好きすぎて、行き過ぎているのかもしれない。
私の膝で大泣きする妹の頭を撫でながら、どう慰めたものかと考えてみるのだった。
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これは姉が大好きすぎる妹と、それに振り回される人々のお話しです。
キーワードの異世界転生、残酷な描写は万が一に備えてです。
今後物語の進み具合で変わる可能性があります。
ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 13:19:04
2841文字
会話率:36%
幼くして子爵家当主となったリーシャは、妹からの頼まれごとを済ませて家に帰ると、とんでもない光景を目撃してしまう。
よくある寝取られ物……かと思いきや、実は妹にはある思惑が……。
全6話。本日中に完結します。
R15は保険です。
前作のような残酷な表現はありませんので安心してください。設定甘めなので頭を空っぽにして読んで頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-13 15:11:31
22616文字
会話率:46%
「エヴァンジェリン・リーズディオール侯爵令嬢。お前との婚約は破棄とする!お前が俺の愛しのエリーゼを虐めていたのは知っているんだ!」
「心当たりがございませんわ。それにしても、そのエリーゼさんは何処へ?」
勿論そのエリーゼがこの断罪の場に
現れることはない。
何故って?
だってこの悪役令嬢の私が殿下の恋人のエリーゼ自身なのだから!
乙女ゲームの悪役令嬢に転生した私だけれど、推しでありゲームのヒロイン、フィオニアと一生幸せに生きていくのが唯一の夢!
顔だけが取り柄のクズ王太子と婚約破棄をするために、王太子の好みの男爵令嬢を装って接近し、悪役令嬢エヴァンジェリンに虐められたと訴えれば全て計画通りに婚約破棄&王太子の廃嫡が決定!
我が家の養女となって私の妹になった大好きなフィオニアとのんびり領地で過ごすつもりだったのに、幼馴染の公爵子息セドリックが何故か邪魔をしてくるんですけど?
……まさかセドリックってば、フィオニアのことが好きなの?!
いくら幼馴染のセドリックといえど、フィオニアだけは渡せない!
私から手篭めにしようとしたって、そうはいかないんだからね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 14:00:00
447文字
会話率:0%
ああ、私の妹はこんな風だっただろうか。それとも私が知らないだけなのか?
最終更新:2022-12-30 17:00:00
4382文字
会話率:74%
私はルル。
私の村には女の子が生まれると両親が作ったお友達が与えられる。
そのお友達のマーシャは私の妹で親友だ。
けれど、女の子が10歳前後になるとお友達がいなくなってしまうという。
私はマーシャと離れたくなくて方法を探すのだけど……。
※後半は少しほのぼのではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 20:00:00
4207文字
会話率:19%
騎士である婚約者と聖女である妹は、三ヶ月間の魔物討伐から帰ってきて以来、いつも一緒にいる。
どうやら彼は私との婚約を破棄して、友人である王太子の婚約者――更に私の妹でもある聖女と結婚する気らしい。
婚約破棄を告げてきた婚約者に、私は言っ
た。
「キスしてください」
と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 20:41:40
5101文字
会話率:49%
男爵家の長女であるルビナは、父を亡くして間もなく、婚約破棄された。
相手は婿に入ってこの男爵家を継ぐ予定だったのに、どうやら見た目の可愛い妹の方と結婚することにしたらしい。
だから長女の権利を放棄して妹に譲り、この家から出ていってくれと言う
のだ。
今までこの貧乏な家を切り盛りしていたのはルビナだというのに、二人はそのことを全然わかっていない。
わかりました、出ていきます。でもあとで何を言われようと、もう二度とこの家には戻りませんので。どうぞ後悔してください。
厄介な二人から解放されたから、これからは我慢せずに好きなことをして生きていこう。
そう決心したところへ豪華な馬車で現れたのは、以前怪我をして倒れていたのを助けてあげた、騎士だった。
仕事を探しているのならうちでメイドをしないかと誘われて、侯爵家で魔導騎士様の身の回りのことをするようになったルビナ。
だけどこの騎士様、見た目はワイルドでたくましい美丈夫なのに、なんだか大型犬みたいで可愛い……!?
大型犬系男子な騎士のお世話をしながら、自らの意思で強く生き、幸せを掴んでいく物語。
※設定ゆるめです。いちゃラブ注意。ざまぁ対象キャラは数名出てきますが、ざまぁされたりされなかったり根性叩き直したりする予定。恋愛要素に重きを置いています。ご承知おきください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 21:07:03
247216文字
会話率:38%
子供の時に両足を失い、19歳まで生き続けてきた幸。
趣味のVtuber漁りから推しを引き当て、この日も同じように推しの声を聴きながらヴァイオリンを弾いていた時に、画面から自分の音が聞こえたのをきっかけにこっそり妹の部屋を見ると…?
妹で
ありながら推しのVtuberである彼女とどう向き合っていくか、そしてどんな出会いをするのか。
妹がとてもなお姉ちゃんと、お姉ちゃんを前にするとうまく喋れない妹のちょっとしたお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 02:00:00
14255文字
会話率:57%
「キヌルス第一王女、アルマ。キミはもう、私の婚約相手ではない」
婚約者だったはずの王子は突然私の妹とキスを交わし、冷たく婚約の破棄を告げてきた。
しかしそこに突然、王が現れ……
最終更新:2022-09-30 02:22:28
4027文字
会話率:27%
男爵令嬢のレオナは妹のミラノが大好き。
可愛くて可愛くて仕方ない。
そんなミラノに第3王子様が求婚してきた。
第3王子様のミラノに対しての言葉に共感しつつもあの第2王子の弟だと思うと素直に応援できない。
しかもその第2王子もまたレオナに求婚
してきて…。
のほほんほわほわしているお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 20:42:04
7221文字
会話率:40%
私の妹は二十歳まで生きられないとお医者様に言われていた。そして……妹は16歳で儚く逝ってしまった。私には身分違いの仮の婚約者がいました。優しい方でした。妹にも良くしていただいておりました。妹の好きな花やお菓子をくださって。妹はとても喜んおり
ました。妹が亡くなった後、彼も亡くなってしまいました。一体彼の身に何が起きたのでしょう?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 00:00:00
6036文字
会話率:12%
今日、私は私を卒業する。
この冴えないニキビ痕まみれの不細工な顔と、デブでチビで手足の短い身体とは今日でおさらば。
───────そう、ここに転がっている、私の妹、加奈と交換するの。
※こちらの作品は「エブリスタ」の方でも掲載して
います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 20:42:04
3090文字
会話率:28%
「アイリーンを好きになってしまったんだ」「それ私の妹なんですけど」
婚約者に君の妹が好きだから婚約破棄をすると言われたので、潔く身を引いたオフィーリア。しかし婚約者はわかっていなかった。オフィーリアとその妹アイリーンの深い関係を。
こちら
はアルファポリす、カクヨムに掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-22 12:21:23
13600文字
会話率:39%
「俺はアデリーナのことを好きになってしまった。だからリレイナ……お前との婚約、破棄させてもらう!」そういつものように言ったのは私の婚約者。彼は恋する人で度々婚約破棄を言ってくる。しかも今度の相手は妹のアデリーナ。「その子で本当にいいのですか
?」「くどい!」人の話を聞かない彼。そして満足そうに笑う妹。ああ、知らないですよ。どうなっても。
アルファポリス、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 12:05:18
4299文字
会話率:50%
私の婚約者のエドワード様は私のことを「アリーシア」と呼び、私の妹のクラウディアのことを「ディア」と愛称で呼ぶ。
エドワード様は当家を訪ねて来るたびに私には黄色い薔薇を十五本、妹のクラウディアにはピンクの薔薇を七本渡す。
エドワード様は薔
薇の花言葉が色と本数によって違うことをご存知ないのかしら?
それにピンクはエドワード様の髪と瞳の色。自分の髪や瞳の色の花を異性に贈る意味をエドワード様が知らないはずがないわ。
エドワード様はクラウディアを愛しているのね。二人が愛し合っているなら私は身を引くわ。
そう思って私はエドワード様との婚約を解消した。
なのに婚約を解消したはずのエドワード様が先触れもなく当家を訪れ、私のことを「シア」と呼び迫ってきて……。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
※他サイトにも投稿する予定です。小説家になろう先行投稿。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 17:22:02
8453文字
会話率:33%
どうも。
元通りすがりの者です。現在は姉が悪役令嬢、妹が主人公の小説の世界に転生しまして。そもそも二人姉妹のはなしなのに私がいるんですよね〜。わたしはだれ?自分が誰なのかを探すお話。
小説投稿サイト「のべま」さんにも投稿予定です。
最終更新:2022-05-28 22:57:51
1063文字
会話率:5%
10年前、神社で神隠しにあった私の妹。
私があの時連れ出さなければ……
そんな後悔と罪悪感に苛まれて生きていたユキ。
ある夏の日、その場の勢いと思いつきで例の神社を訪れた。
やはり過去と向き合うにはまだ早いと、逃げるように帰ろうとしたその時
、後ろから忘れもしない声が聞こえた。
「お姉ちゃん」
そこにはあの日と変わらない姿でユキを見つめるワンピース姿の少女が立っていた。
神隠しにあったと思っていた妹は、実は世界の亀裂に入り、異世界に行っていたのだと言う。
しかも妹として産まれてくる前は、その異世界の住民であったらしい。
一度異世界に帰り、そこでの暮らしの記憶を取り戻した妹は、私にあるお願いをした。
〈私のもう半分の魂を探し出して欲しい〉
異世界へと渡り不思議な力が使えるようになったユキは、そこで人の心を読むことが出来る大男サイロンと出会う。
私は絶対に見つけ出す。
大切なものを。
この相棒と共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 18:23:32
19294文字
会話率:26%
婚約者が愛するのは美しく、可愛い私の妹。
彼への恋心を諦める為に私は、侍女の助言によりある事をすると決めた。
最終更新:2022-03-21 17:40:13
7387文字
会話率:60%
「マーガレット、君との婚約は破棄する。僕が真に愛しているのは、君の妹だ」
子爵令嬢である私、マーガレット・ドーランは、婚約者であるクレイグ・クローカーに婚約破棄を言い渡された。
彼は、私の妹であるリズに誘惑され、断れなかったらしい。
「
理解できた? お姉さまは、捨てられたのよ。私に婚約者を奪われて、どんな気持ち? 悔しい? 悔しいけれど、それを表に出さないように、必死に堪えているのでしょう? あぁ、なんて惨めなのかしら」
高らかに笑う妹。
それを見て、笑顔の両親。
リズに甘い彼らは、彼女が幸せなら、それでいいという考えなのだ。
誰も、私の味方はいない。
しかも、私が奪われたのは、婚約者だけではなかった。
なんと、私のお店の経営権まで奪われてしまったのだ。
何もかも奪われ、私は屋敷から追放された。
生活していくためにはお金が必要だけれど、お店の経営権まで奪われてしまった。
妹たちは、私から奪ったお店の利益で私腹を肥やし、私は文無しで家を追い出された。
こんな理不尽、許せるはずがない。
だから私は、新しいお店を作って、妹の客を奪うことにした。
奪われたのなら、奪い返すまで。
あなたたちの利益は激減することになりますが、これは商売なのですから、文句はありませんよね?
この作品はアルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 20:48:04
36853文字
会話率:16%
「いったい、誰が王子を殺したんだ!?」
貴族たちが集まる会場で、パーティの参加者たちは混乱していた。
伯爵令嬢である私、ルーシー・ラフルアもそんなパーティの参加者の一人だった。
この国の第三王子であるヴィンセント様が殺されているのが
発見されたのである。
そんな時、誰かが言った一言に、注目が集まった。
「ラフルア家の長女が、なんとなく怪しい」
ラフルア家の長女とはつまり、私のことである。そして、ある者が、その言葉に便乗した。
「私もそう思うわ! 彼女なら、やりかねないと思います! 極悪非道な、あのお姉さまなら!」
私は、その声の方へ振り返った。
声の主は私の妹であるアマンダだった。
えっと、何を言っているの?
「というか私、この目で見たんです! お姉さまが、ヴィンセント王子を殺すところを!」
アマンダのその言葉に、会場中から騒めき声が上がった。
「ルーシー、ちょっといいかな?」
そんな私に話しかけてきたのは、私の婚約者であるダミアン・コルテスだった。
「君とは婚約破棄だ! 人殺しと一緒に暮らすつもりなんて、僕にはないからな!」
私が人殺しだって言う証拠はないのに、勝手に決めつけないでよ……。
そんなダミアンに、妹のアマンダが肩を寄せていた。いくらなんでも、少し距離が近いのでは?
ああ、そういうこと……。
婚約破棄をするのにちょうどいい理由ができたから、それでいきなり婚約破棄を申し出てきたのね。
この会場にいる人たちは、完全に私を王子殺しの犯人と決めつけている雰囲気だった。
ヴィンセント王子を殺した私を、処刑するべきだという声まで上がっている。
しかし、私を犯人扱いした人たちは、後悔することになるのだった……。
この作品はアルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-20 20:01:26
16510文字
会話率:32%
霧雨の中、墓石の前に立ち尽くす幼馴染に、私は動けずにいた。その墓で眠っているのは、私の妹、柚葉だった。
最終更新:2022-02-27 22:45:47
1962文字
会話率:50%
私の妹は誰よりも美人で、誰よりも愛されていて、誰よりも愛嬌があった
でもマナーや勉強、ダンスはダメダメだった
私は平凡な顔立ちで両親に愛されておらず、厳しく当たり散らされるばかり、いつも暗い顔をしていた
マナー、勉強、ダンスは完璧になるよう
に必死に努力した
私はそれしか価値がないから
私はいつも甘やかされる妹が羨ましかった
妹は甘え上手で私の婚約者は必ず妹のものになった
何度も何度も妹が横取りしていった
両親の愛も、婚約者も、なにもかも…
そんな時私は平民の男の人に恋をした
でも私は王太子の婚約者という縛られた身だ
だからこの想いは胸に秘めていかないといけない
例え妹に王太子がとられようとも折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 16:02:48
3768文字
会話率:65%
「本当の『聖女』はお前ではなく、イレーリーだ」
私は『黒薔薇の聖女』と呼ばれ、王太子の婚約者として生きていた。けれど、私の妹が本当の『聖女』らしい。
最終更新:2022-02-18 23:24:41
7376文字
会話率:30%
私の名前はキーナ。知と探求の女神・メイリンと武神・アルスの娘。冒険したいっていう願望の元、異世界にいってしまっていたお母様が何だか勇者召喚にまきこまれて、帰ってきた。人の姿のままだけど、相変わらずだ。それでね、新しい家族が出来たの。
お母様
が人の体だから神体より子供ができやすかったみたい。まだ一歳になったばかりの可愛い妹。可愛くて仕方がなくて私はシスコンになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-10 11:19:40
3081文字
会話率:41%