――中世欧州。
ある二国が戦争をしていた。
その最中、神の声を聞くという[聖女]がいた。
彼女はその"声"のままに動き、数々の武勇を残し、祖国に優位となるよう働いた。
ある時、彼女は敵国に捕まってしまう。
神の&quo
t;声"と言い他人を欺く、女子のくせに男の格好をする。
そういったところにより異端審問を受けた彼女は[魔女]として火刑に処せられた。
これはある国では[聖女]、ある国では[魔女]、あるところでは[オルレアンの乙女]と呼ばれる女性の独白である――
一言で言うならばジャンヌ・ダルクの最期を独白の形で書かせてもらったものです。
これはフィクションです。史実と異なるところが多々ございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-18 22:00:00
1670文字
会話率:11%
異端審問官は魔女を狩る。
しかしその行いは、罰せられるものだった。
異端審問官を裁く大司教と、魔女の息子の会話を描く短編です
(Twitterタグ #魔女集会で会いましょう をネタにしたものです)
最終更新:2018-02-12 13:11:30
2316文字
会話率:58%
戻りたい焚書官と、進みたい魔女。出会ったふたりの、はじまりの物語。
シロン・ヴァスガナードは、とある宗教の異端審問員である。焚書官と呼ばれる特別な地位を持つ彼に、上層部から言い渡された使命は、古の錬金術師、ベルトマンの遺物を探すこと。彼の
持つ英智を全て記したという歴程書を求めて、彼の故郷から続く軌跡を辿っていた。やがてシロンは、ある不気味な森へと足を踏み入れることとなる。そこに居たのは、森の魔女バーバヤーガ・ロゼと名乗る仮面の少女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-06 12:33:47
20915文字
会話率:48%
※ 定期更新は「月・水・金」です。
なんらかの理由で更新できない場合は翌日にUPします。
《魔女》に家族も家も奪われた幼い日のアルバート・ロイドは、命を救ってくれた“異端審問官”ベルナデット・オールドウィンに弟子入りし、異端審問官と
して生きていく道を選んだ。
それから10年の時を経て、独り立ちした18歳のアルバートは1つの任務を受ける。
それは、王都の約半分を文字通りに「消滅」させたうえで行方をくらました《虚空の魔女》を断罪することだった。
家族を奪った張本人でありながらも、《魔女》の存在を察知できる稀有な力をもつ元《魔女》の少女・リーリアを連れて、《魔女》の残した僅かな手がかりだけを頼りに彼は聖地を目指して旅立つ。
“人を憎まず”の誓いを胸に、それを教えてくれた師を断罪するために――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-24 01:47:47
120218文字
会話率:29%
「魔女」の存在が浸透していた時代、魔女であるエイレーンは森の奥でひっそりと一人で暮らしていた。その暮らしは寂しいもので、近くの村の人間からは恐れられ、遠巻きにされていたが、それでも人として認められたいと努めていた。そんなある日、村を襲撃した
魔物を倒したにも関わらず、この惨状を自分のせいにされてしまう。さらに、異端審問官が自分を捕まえにきたことを知ったエイレーンは命からがら逃げることとなった。――「良い魔女」とは何か、人にとって自分とは何か。止まっていたものは動き出し、エイレーンの苦悩が始まる。「真紅の破壊者と黒の咎人」へと続く始まりの物語。→ http://ncode.syosetu.com/n6178dn/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-14 14:26:34
111276文字
会話率:46%
青白い顔をした三白眼の青年サイ・クローデッドは異端審問官だ。
異端審問官とは、ゴーストやゾンビなどの化け物や、グレイム教の教えに反する研究をする研究者、魔導師を審問し、裁く職業である。
異端審問官のサイだが、実は熱心なグレイム教徒という
わけではなく、むしろ神には何も期待していなかった。
そんな彼が、異端審問官に身を置いているのには、ある理由があった。
それは、異端じみた研究をする者たちから研究技術を奪い取ることだった。
なぜなら――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-25 22:34:10
121133文字
会話率:30%
無実の罪で独房に入れられたリック=フレイザーは、処刑の日を1人待っていた。邪教徒に故郷を襲われ全てを失うも仇を討った、リックは死を受け入れいれていた。ある満月の夜、リックの牢に一人の男が訪れる。男はリックに驚くべき発言をする。
最終更新:2017-08-12 23:00:00
16959文字
会話率:19%
魔女が存在していた世界<ミルス>で大規模な魔女狩りー三百年の悪夢ーが行われてから、さらに百年の月日が経ったミルス暦1007年。都市アルストに住む少女ガーベラは、魔女ミシェルに密かに魔法を教えてもらっていた。穏やかで平和な日々は、
五年後突如壊される。十二歳になったガーベラは、ある日ミシェルから母親と共に町を出るように言われるが、通りかかった広場で、魔女であるという誤認から目の前で異端審問官に母親を焼き殺されてしまう。だが、これは第二の魔女狩りが幕を開けただけに過ぎなかった。やがてガーベラは狩りから逃れるため、一人旅に出る。絡み合う異端審問官達の思惑。世界を巻き込む第二の悪夢。全ては、三百年前の悪夢から始まった。悪夢の真相を紐解く時、少女は真実を知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-04 21:48:06
18635文字
会話率:35%
元序列1位の異端審問官であり、魔術の研究者でもある神崎 龍人はこの世界が嫌いなため「こんな世界じゃなくてどこか別の世界がいいな」と呟いたのが神様に聞こえたらしくこの前助けてもらったお礼に異世界に連れて言ってもらうことになった。
しかも、異世
界の自分の設定までできるというので自分をチート主人公(亜神)にして元の世界からの相棒、シルクと一緒に異世界でやりたいことをやりまくるそんな自由気ままな人生を送る主人公の物語です。
題名変えました。前回の題名は現代の魔術研究者が異世界で無双しちゃいますってやつです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-24 00:00:00
215672文字
会話率:36%
人類は魔族の脅威に晒されており、このまま侵攻を許せば滅亡してしまうという危機感を煽られていた。
この状況を打破するため、人々の信仰を集める一大宗教組織<エル・アーク教団>は禁呪指定魔法の勇者召喚を行う。
勇者召喚によって呼び出された4
人の少年少女。
彼らは果たして人類の希望足りえるのか?
魔族の侵攻を食い止め、反撃の狼煙を上げることができるのだろうか?
今、4人の勇者の物語が始まろうと……え?彼らの物語じゃない?
未熟な勇者が成長する前に魔族によって倒されないように、ひそかに護衛する男の話?
ええい!とにかく異世界英雄伝説、始まります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-27 23:54:53
49454文字
会話率:51%
フラニス・ディメンティナはある日異形の手によって突然家族を失った。
人間をいたずらに殺すその異形を、人は『異端』と呼んだ。
異端を殲滅することで異端の対策とする教会の異端対策部。そして異端対策部の異端、異端対策部第14課異端審問所インクゼー
ション。インクゼーションに命を救われたフラニスは世界の行末をも左右していくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-18 01:14:17
17880文字
会話率:48%
** リプレイ投稿規約に違反してない事を運営様に確認済みです **
ここは電脳都市「MIYAKO」。
ここに住んでいる全市民は、ありとあらゆる情報がネットワーク上で管理されている。
だが、近未来であっても魔法は存在する
「魔法」とは何か?
それは、それはこの日常の真下に……重なっている異世界と交信し、信じることで世界に変革をもたらす印である。
しかし、別の「天使」が「魔法」を指し示されたことに気付き、世界から魔法を取り上げるべく集団無意識に呪いをかけた。
ー 魔法を目にしたら弾圧せよ! ー
この影響が、歴史に登場する魔女狩りや異端審問である。魔法に気付かない者達は魔法を潜在的に恐れるようになったのだ。
「魔法」を知った者たちは、魔法を「偶然」と装う技術を学ぶ。そうやって周囲を恐怖と混乱に落とすこと無く現実を改変し、世界が静かに黄昏の時を迎えるのを見守る役目を帯びた者達を「魔法使い」と呼ぶようになった。
では、彼らを紹介しよう。
>> これはオリジナルカードゲーム『Mission in Links』のリプレイになります。ただ登場人物にゲームをさせているわけではありません。何せ、このゲームはTRPGテイスト(プレイヤーが自分のキャラクターをコントロールしながら行動を判定し、物語を創る)なストーリーテリング(ゲーム参加者全員でどんな結末であれ、物語を一緒に創り上げる)カードゲームなのです。1回遊べば、そこに1つの物語が生まれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-04 12:00:00
20939文字
会話率:1%
異端と呼ばれる少年と異端審問官の青年。決して相容れぬはずの二人が出会い、何かをもたらすかもしれない、そんなお話。
最終更新:2016-12-28 16:50:14
17028文字
会話率:40%
教皇庁から派遣された異端審問官の少年ピエトロと准司祭の少年ディーノは、ディアマント王国に調停役として派遣され、塔に囚われている人物の食事の世話をしながら情報収集をしていた。
そんなある日、ピエトロがいつものように食事を持って塔に向かうと
、何か様子がおかしいことに気付く。そこに更に押し寄せる足音と殺気立った怒鳴り声に、慌てて屋上に駆け上がると――
目の前に、一対の大きな翼を背負った女の子の後ろ姿があった。
※念のため残酷な描写タグを付けてはいますが、例によってそれほど多くはないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-05 00:01:44
128194文字
会話率:50%
異世界の神々の尖兵(せんぺい)として、異世界から転移や転生してくる異端の勇者や聖人、それから聖女に魔王などの幼生体を狩ることを生業(なりわい)としているヨハネ・パブロフ神父の活躍を描いたダークファンタジーです。
ヨハネ神父は、神託の聖
女エメリア様からの下知(げち)により、『悪魔』とか『悪魔憑(つ)き』と称される異世界の尖兵を狩っていきますが、時には大神たるラグラナ様から『封印の神器(じんぎ)』が授けられ、チートな記憶や能力を封じて見逃すこともありました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-01 00:00:00
3554文字
会話率:44%
異端審問にかけられた。
しかし何の罪も犯していない黒髪の少年は、
脱走して二人の男と何処までも帝国から離れる。
そして自分が審問された理由を
ひたすら考えて 探す旅に出る。
旅の目的は、
無罪の証明と追っ手からの逃亡。
そしてある一人の少
女に出会い、
────少年の運命が変わる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-13 05:00:00
25502文字
会話率:20%
天主教は、スケープゴートを探し、異端審問から魔女狩りをおこなってきたというのは事実としてあります。そういった資料から、シミュレーションを考えています。
最終更新:2016-05-21 23:00:00
2145文字
会話率:0%
長く続いた戦争は少し昔に集結した。戦争の原因を覚えている人間は少ない。
『魔術大国コエスフェルト・ノールディン』
かの国の立法機関、『元老院』の『異端審問官』として働く少女レイラは、時にはキャンドルの名を冠する銀槍で不法者と戦い、時に
は法を犯す者を裁く仕事をしている。そんな彼女は、毎晩の様に悪夢を見て疲弊していた。
レイラはある時、異国より旅行でやって来た少年可畏とひょんなきっかけで出会う事になる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-04 19:00:00
278188文字
会話率:26%
■人間観察とゲームが趣味の平凡な高校生目線で贈る、ちょっと普通じゃない授業風景。
最終更新:2016-01-27 12:58:39
15020文字
会話率:43%
「かぞくにはなって、ひつじさん!」「羊ではない、山羊だ」幼い魔女が、悪魔に願ったのはささやかなことだった。願いを叶えるために、悪魔は取り留めなく考え続けた。魔女を狩る魔女・ルルティカと、幼い魔女の悪魔・イニジィエルが交互に語る願いの行方のお
はなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-31 21:00:00
13617文字
会話率:24%