遥か昔の大陸に、女神と人間の男との間に生まれた『半神』がいた。彼らは皆、人の身体に加え、それぞれ異なる『権能』を持っていた。
時は流れ、大陸は半神により築かれし三つの王国に治められていた。その一つであるクロネリア王国は、歴代の女王が受け
継いできた『未来視の権能』により未来を予知し、民を導いてきたという歴史を持つ。
そんな国の王女であるメリアは十歳の折、隣国アレイシア王国の王子シュテルベルと婚約する。しかし間もなくして、アレイシアは大陸一の大国ガイオン王国に攻め滅ぼされ、婚約は白紙となった。
やがて十五歳を迎えたメリアは未来視の権能を受け継ぎ、クロネリアの新たな女王に即位することとなったが、ガイオンの差し向けた刺客によって攫われてしまう。その時、メリアを助け出したのは、かつてアレイシアの滅亡とともに死んだと思われていたシュテルベルであった。
もはや王族ではないただの男となったシュテルベルと、これから女王となるべきメリア。出会い、求め、しかし別れを繰り返す二人は、それでも何かに導かれるように、互いに引き合っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 12:00:00
45384文字
会話率:37%
子爵の娘に生まれた『彼女』は、裕福な下位貴族か商人の家に嫁いで姉を支えることが求められていた。
そんな中、家の書庫で調べ物をしていた彼女は不思議な短剣を手にする。短剣は古の魔術師の魂の依代であり、対価を支払えば魔術を教えてくれるという
。彼女は美しい黒髪を対価に魔術を習い、両親姉に知られることなく薬師ではなく錬金術師となるのであった。
――― 彼女は世界を変えたいと願っていた ―――
これは、『彼女』の始まりの物語―――
◆第三部 騎士学校
□第一幕『フルール分隊』
□第二幕『初心者講習』
□第三幕『ワスティンの森』
□第四幕『ロマンデ遠征』
□第五幕『鉄腕』
□第六幕『地下墳墓』:王都の集団墓地跡、中等孤児院建設予定地に未だ残る地下墳墓。その周辺では不審な存在が確認されていた。
□第七幕『ミアン』:帝国・連合王国領と接する東北の要衝『ミアン』。騎士学校の生徒は、再び遠征をおこなう。その最中、巨大な敵が彼女たちを襲う。
□第八幕『防衛戦』:『ミアン』に迫るアンデッドの軍勢に気が付いた彼女と伯姪は、包囲を突破し『ミアン』に入城。市民軍と騎士学校の騎士見習を指揮し、援軍の到来まで戦う事を決意する。
□第九幕『オリヴィ』: ふらりと現れた美男美女の冒険者二人組。帝国の冒険者として最上級のヴァンパイアハンターのパーティーが入城するも、防衛戦は厳しさを増していく。
□第十幕『レンヌの醜鬼: レンヌ公国へ向かう王女の護衛という遠征演習。彼女たちはその昔起こった一連の事件の黒幕を思い出す。
◆第一部 十三歳 『代官の娘』『アリー』『辺境伯』『レンヌ』『公都訪問』『孤児院』『ブルグント』『従僕セバス』『猪狩』『ヒル・フォート』『レヴナント』の全十一幕
◆第二部 十五歳 『ルーン』『ガイア城』『兎馬車』『ノーブル』『サボア公国』『メリッサ』『タラスクス』『副元帥』『聖都』『デビュタント』の全十幕
200824「この作品はカクヨムでも掲載しています」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 12:00:00
4284693文字
会話率:56%
幼馴染の勇者に婚約破棄され、村を追い出された私は自分探しの旅に出る~『灰色乙女の流離譚』から改題
「オリヴィ、君をこの村から追放する!!」
と言われたわけではありませんが、育ててもらった村から私は出ていかねばならなくなりました。どうや
ら、王女様が私の婚約者に一目ぼれしたようで、命の危険を感じるので村を出なさいと義両親にいわれたから。
でも、問題ないわ。そんな予感してたから。バーン兄さんが『勇者』の加護を持ち騎士の道へと進み、私に加護が無かった時から【こんなこともあろうかと】準備は整えていたのよね。私はとても力持ちだし、怪我だってすぐに治ってしまう。それに、どれだけ野良仕事しても日焼けしないし、魔術だって使えるし、弓や罠だって使いこなすんだから村を出ても問題ない……たぶん。
それに、私は村にとっても外人だから……冒険者って生き方もわりと合っていると思う。
――― このお話は孤児の女の子『オリヴィ』が村を追い出され冒険者になり自分探しをするだけのお話です。彼女は人外なので……問題はありますが心配はありません。
□『旅立ちからのトラスブル』
@201215「この作品はカクヨムでも掲載しています」
□『大司教座都市メインツ』
□『鉱業都市エッセ』
□『商人同盟都市ルベック』
□『オリヴィ故郷に帰る』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-27 00:00:00
357010文字
会話率:51%
日本に古くから社会の闇に存在し、そして今もなお存在する忍。
その現代に生きる忍の一人である影無颯天—かげなしはやて—は都会と田舎のちょうど真ん中に位置する町の高校二年生だが、表では平和に学業をこなしながらも裏では現代社会の闇や妖魔と戦ってい
る存在だ。
そしてそんなどこにでもある意味平和なある日、いつものようにクラスメイトと朝のホームルームを迎えていると突然教室内が光に包まれる。そして気が付くと召喚の間と呼ばれる一室にいて、そしてそこには王女がいて、
「ようこそいらっしゃいました、勇者様」
地球ではどこにでもいる高校生であるクラスメイト達だったが、この異世界でクラスメイト達はいろいろな職業〈クラス〉を、そして身体能力を強化を召喚された影響で取得しているらしい。そして異世界転移定番の魔王討伐を依頼されるのだった。
クラスメイトが自分の職業〈クラス〉に喜ぶ中、颯天の職業は完全に戦闘に向かない生産職だったが・・・
「これは‥‥」
しかし、颯天は自身の職業である錬金術師が最強となり得る可能性を見出していた。
これは異世界に召喚され、授かった職業が最低職の錬金術師-アルケミスト―でありながらも、己の技術と組み合わせ、独自の錬金術で異世界を旅し、やがて最強と謳われる忍の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 12:00:00
399596文字
会話率:49%
遥か昔、大陸は戦火に覆われ幾多の国が滅びた長き戦いに人々は疲弊しきっていた。
そんな長き戦いの時代に終止符を打つものが現れた。聖剣を作りだし、それを振るい大陸の争いを納めやがてその者達は一つの国を作り王として即位した。
その者達を人々は祝福
と感謝の意を込めてこう呼んだ。聖剣に愛されし王、即ち「聖王」。そして聖剣を創りし王妃「聖妃」と。
そうして戦乱の時代は終わり大陸に平和が訪れて1000年の月日が流れる。
1000年の長き時の中で人々の中にも古の「聖王」と同じように聖剣を扱えるもの、「聖妃」と同じように聖剣を創る者達が現れた。
アリウス王国はその現象を「聖王」と「聖妃」の加護であるしその者達に力の扱いを学ばせるために「聖剣学院」を創設しその者達を「聖剣使い」、「聖剣錬成師」と呼んだ。
そして、そんな学院に王位継承権を持つ王女が居たが、王女は学院の生徒たちにこう呼ばれていた。「魔剣しか創れない落ちこぼれの王女」即ち‶魔女〟と。だが、ある日そんな彼女に一人の編入生が声を掛けた。
「俺に、魔剣を創ってくれないか?」
これは、聖剣が使えない少年と魔剣しか創れない王女の共に往く二人の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 14:00:00
15004文字
会話率:63%
殺すのか、愛するのか。 魔獣と姫の進む未来は!?
幼きあの日、ジュダは、母の処刑を目撃した。異端の種族、不死身の魔獣と恐れられたスロガーヴの血を引き生まれたジュダは、十年後、母を殺した人間の王と貴族へ復讐を開始した。王都の騎士学校に潜伏する
ジュダは、怠惰な騎士生を演じていたが、そんなある日、眉目秀麗な王子ラウディが転入してくる。母の仇である王の息子――しかしラウディは王子ではなく『王女』だった!? 偶然、王子の秘密を知ったジュダだが、何故かラウディから好意を寄せるようになる。ジュダが忌むべき魔獣の子とは知らずに……。
伝説の魔獣スロガーヴと黄金の力を持つ王子(男装王女)。本来は宿敵同士である二人。戦うのか、愛するのか。結ばれてはいけなかった二人の運命が動き出す――
※本作は、電撃文庫『乙女な王子と魔獣騎士』の改稿作品です(編集部ならびに担当様の許可はとってあります)。1、2巻は出ていますが、未読でも内容が理解できないことはないように書いてあります(もちろんそちらも買っていただいても問題ありません)。文庫版の続き、やりたかった幻の2巻や未発表短編も混ぜてやっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 08:20:00
330958文字
会話率:47%
ベルハイム王国第一王女、ルビー・ローズ・デルファイア。彼女は『毒使い』という能力を恐れられ、対外的には事故死したことにされ幽閉されていた。そしてある日、冥府に近い魔の国とも呼ばれるラングレー皇国へ嫁げと言い渡される。しかも、妹であり聖女の第
二王女・アクアマリンの身代わりとして。
人を疑うことを知らないルビーは嫁入りしたが、初日に夫であるセオドアに正体を見抜かれる。「ほしかったのは聖女の妹だ。そなたは不要だから、妻とは思わない」と通告されてしまうが――。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 07:37:59
111097文字
会話率:47%
冴えない高校生、神崎誠(かんざき まこと)は、ある日、女神を名乗る謎の美少女に「異世界で無敵の勇者になれ」と誘われる。異世界行きを少し迷う誠だったが、女神は言うのだった。
「無敵の勇者になれば、王女も聖女も女勇者も、お前に惚れる。モテモテ
だぞ」
女の子とは無縁の高校生活を送ってきた誠は、この言葉を信じて異世界行きを決意するが、そこは彼が想像していたチート能力で無敵に無双して女の子たちからモテモテになるような世界ではなく、
実力だけがものを言う世界だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 05:10:00
504272文字
会話率:41%
「姫君が行方不明になった!?」
ブリガンディア王国とシルヴァリオ王国という二つの国がちょっとした諍いから戦争に発展、最終的には停戦合意とあいなった。
その際に結ばれた条約で敗戦国であるシルヴァリオ王国から第四王女ソニアが半ば人質として第三
王子アルフォンスに輿入れすることになったのだが、その彼女の行方が知れなくなったという。
出迎えに来ていた若き子爵アーク・マクガインは大慌てでソニア王女の行方を追うのだが、まったく掴むことが出来ない。
街道を遡るように辿って、ついには隣国の王都にまで至るも、痕跡すら見つからず。
そしてついには隣国王都で調査を開始して、驚くべき事実に直面し、王女への同情から徐々に感情移入をし始めていく。
その先に辿り着く結果とは、果たして。
※短編にて投稿しました「人質姫が、消息を絶った。」「消息を絶っていた人質姫が、見つかった。」に加筆修正、再構成したものとなります。
この二作も含めてシリーズ化しておりますので、気になる方は小説上部にあるシリーズのリンクから辿っていただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 05:00:00
255677文字
会話率:26%
シュタインフェルト王国とレーベンバルト王国の間で戦争が起こり、一人の英雄の活躍によって終戦を迎えた。
「歩く戦術兵器」「ワンマン・レギオン」などの異名を欲しいままにする、人並外れた武勇を誇る辺境伯子息、ガストン。
朴訥な性格の彼が望む褒美と
言えば肉と酒、だったのだが、この戦に限ってはそうはいかなかった。
「お前には、イレーネ王女を娶ってもらう」
「……お、俺は、肉と酒が、いいです……」
弱弱しい抗議も空しく、イレーネ王女と結婚することになるガストン。
儚げな容貌の彼女は、しかし一筋縄でいく性格ではなく。
結婚初夜からトラブル発生、厳しい叱責を受けてしまう。
だが、それでもガストンは歩み寄り、イレーネもまた、少しずつ彼を受け入れていき。
身分も認識も色々と違う二人は、いつしか本当の夫婦になっていく。
※短編として投稿いたしました、「肉と酒を好む英雄は、娶らされた姫に触れられない。」を連載用として加筆、再構成したものになります。
短編の方はシリーズリンクを貼っておきますので、ご興味ございましたら小説の上の方に表示されているリンクの方からいけるようになっております。
※書籍化のお話をいただき、現在企画進行中でございます。
まだどちらの出版社さんかなどは公表できませんが、しばしお待ちいただけましたら……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 05:00:00
150336文字
会話率:31%
とある二つの国で、戦争が起こり、一人の英雄の活躍によって終戦を迎えた。
「歩く戦術兵器」「ワンマン・レギオン」などの異名を欲しいままにする、人並外れた武勇を誇る辺境伯子息、ダストン。
朴訥な性格の彼が望む褒美と言えば肉と酒、だったのだが、こ
の戦に限ってはそうはいかなかった。
「お前には、イレーネ王女を娶ってもらう」
「……お、俺は、肉と酒が、いいです……」
弱弱しい抗議も空しく、イレーネ王女と結婚することになるガストン。
儚げな容貌の彼女は、しかし一筋縄でいく性格ではなく。
結婚初夜からトラブル発生、厳しい叱責を受けてしまう。
だが、それでもガストンは歩み寄り、イレーネもまた、少しずつ彼を受け入れていき。
身分も認識も色々と違う二人は、いつしか本当の夫婦になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 05:04:13
15133文字
会話率:29%
魔法国家に無能者として生を受けた王女イルセルナは、それでも家族に愛され平和な日々を送っていた。
しかし十歳のとき、星王である父親からなんの説明もなく修道院へと入れられてしまう。
それから四年、無能者の王女として特異な目を向けられながら荒ん
だ修道院生活を送っていたイルセルナはあるとき、別の修道院へと移されることになる。
そこでイルセルナは全てを失った少女、ユイと出会うのだった。
同じ世界観でほかにも百合小説を書いています
https://ncode.syosetu.com/s0076h/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 02:03:24
50825文字
会話率:27%
魔王討伐を果たし、帰還した勇者の一幕。
努力家でチョロい女騎士っていいよね。グヘヘ......
最終更新:2024-05-17 22:00:35
3174文字
会話率:41%
プロのヘア&メイクアップアーティストとして活躍していた私。だけど気づいたら異世界で王女になっちまってたわぁ~。
しかも、悲しい事に王女の婚約者は浮気男でおまけに王女の私に代わって自分が王の座に座りたい野心家ときたもんだから、あなた、大変よ~
。神様は何で私をこの世界に送ったのよ~。
でもメソメソしたって仕方ない。前を向きましょう。私の目標、「美で人々の心を癒し、世の中を美しく平和にする」はどこの世界でも通じる目標だから。これを実現する為なら私、誰にも負けないのよぉ~。挑戦、成長、美って言うでしょ~、そうよぉ~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 22:00:00
12106文字
会話率:17%
「ヴィオレッタ!!カトリーヌをいじめた所で、私の気持ちは手に入らないと何度言ったら分かるんだ!」
プロのヘア&メイクアップアーティストとして活躍していた私。
なのに、あらやだ!婚約者である王女(私の事ね)を蹴落として自分が王の座に座ろうと
狙っている、クソ最低浮気野郎のいる世界に転生しちゃったわぁ~。
どうしようかしらぁ~、成敗するしかないわよね~、そうよ~。
でも、それだけでは終わらないのが、私なのよぉ~。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 19:38:04
8182文字
会話率:15%
巨大な時間の壁。
それは数年に一度、国を囲うようにして現れ人々を分断する。
まるで、国を守るかのように……
「俺、王になるから!」
「へ!?」
「王位継承順位53位だから、52人ぶち殺せば何とかなんじゃね?」
「え? え? え
ぇぇぇ!?」
「こっちはこっちで何とかするから、お前は王女の方よろしくな! つまり王女を守る」
「王女様?」
「大丈夫。上手くいったら、俺の右に座らせてやっから」
「え、あ、はい。分かりまし……」
……それをたまたま通りすがりのオジサンが聞いて、
「何ぃ? オイシい話じゃないか? よし、手伝わせろぃ! 他にも協力する奴いるかー?」
「はーい!」
「はーい!」
「はいはーい!」
「よーし、皆で出世街道レッツゴーだ!!」
↑
大体こーんな話。
チェンジ・ザ・ワールド。
世界を変えたい! 若者達の強い想いが国を変えていく。虐げられていた亜人種が国を取り戻すために立ち上がる物語。
************************************
一割恋愛で冒険、アクションメインに展開していく予定です。三銃士の近世ヨーロッパ的な世界観をベースに中東、和の要素をミックスしています。
ドーナツ穴というのは舞台となる大陸の形です。
そして虫食い穴はその大陸各地に散らばるワームホールです。別の場所へ瞬間移動できる便利な物として登場します。
※注意
※群像劇なので視点者が変わります。が、混乱しないよう話の冒頭に視点者が誰かを書いてます。
※ステータスオープンしません。
※アイテムボックスもありません。
(荷物は従者が持ちます)
この作品はアルファポリスにて同時掲載しています。
©2021黄札折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 21:10:00
2209599文字
会話率:35%
とある王国の王女として転生したソフィアは赤毛で生まれてしまったために、第一王女でありながら差別を受ける毎日。転生前は仕事仕事の干物女だったが、そちらのほうがマシだった。あげくの果てに従兄弟の公爵令息との婚約も破棄され、どん底に落とされる。婚
約者は妹、第二王女と結婚し、ソフィアは敵国へ人質のような形で嫁がされることに……
だが、意外にも結婚相手である敵国の王弟はハイスペックイケメンで……ソフィアは前世の畜産の知識を生かし、酪農業を興す。
同タイトルの短編を長編にしたものです(日間総合ランキング最高30位くらい。2023/11/18)。短編は検索から除外してます。
毎日更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 21:03:28
194885文字
会話率:46%
「ドーナツ穴から虫食い穴を通って魔人はやってくる~52人ぶち殺して王になるからお前は王女を守れ!時間の壁に分断された世界の内と外、それぞれで紡がれる物語」
設定集です。
登場人物、人物相関図、歴史、時系列、地図、城の見取り図、宗教など、細
かい設定を順次上げていこうと思っています。
※ネタバレ注意!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-08 21:40:45
21211文字
会話率:1%
一部の者(MR保持者)だけが魔法を使うことができるある世界。
MR(マジックレアリティ)━━魔力の質と量でランク分けされMR★(一星、最弱)~MR★★★★★(五星最強)まで存在する━━
強い魔力を持つ者が国王となり、国を支配する。そんな
世界でどの国よりも広い国土を持ち、どの国よりも人口が多く、経済力も世界一。この世界約30ヵ国の頂点に立つ大国がある。名前は、テラ・ダール・ヤ・マティス帝国。
帝国の皇族皇女フィアレアラ・マティスは8歳の時、同盟国ゴ・リキ・マ・アール王国に留学することになったのだが、同盟国に着いたその日に、前世と、さらに前々世の記憶の一部(子供時代)を取り戻してしまった。
えっ?マジ?私の前世って…、、、『男』?
前世の私は、父親に呪詛をかけられ、『王子』の姿に変えられた『王女』だった。
えっ?マジ?私の前々世って…、、、『末子皇女』?
前々世の私は、父親に捨てられ、後に皇女と認められ、毎日倒れるまで強制的に魔法の練習をさせられ無理矢理皇太子にされそうになった『末子皇女』だった。
前世と前々世の私の子供時代の記憶を解放され、二人に同情したのもつかの間、大人になった前世と前々世の私が私の頭の中に勝手に出てきて言いたい放題、喧嘩し放題。どうやら、大人になった前世と前々世の私は、最高にワガママで自意識過剰の自己中女になってしまったようだ。同情して損した。ならば、もうこれ以上前世、前々世の記憶なんて要らない。こんな二人が私の前世と前々世なんて超イヤなんですけど。
『『【失礼ね、フィアレアラ。私達の子孫のクセに。】』』
『私はね、この世界一強い魔力を持つ五星だったのよ。私は、私の自由にするのよ。私は、それが許されるのよ。』
『【そうよ。私は、伝説になるほど最高に強い魔力を持っていたのよ。その私の記憶があるなんて光栄に思うことね。】』
…。
私も将来こんな自意識過剰で最悪にワガママな大人になってしまうのだろうか?
イヤ過ぎる…。
目立たないようにひっそり地味に生きてきた人生が突然ガラリと変わってしまった傍系皇族皇女フィアレアラのお話です。
前作
太陽の王子~呪われた体だけどもしかして都合いい?幸せにする幸せになるための選択~
の続編になります。
前作の登場人物が先祖として出てきますので、先に前作をお読みいただくことをお薦めします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 21:00:00
1130743文字
会話率:46%
一部の者(MR保持者)だけが魔法を使うことができるある世界。
MR(マジックレアリティ)━━魔力の質と量でランク分けされMR★(一星)~MR★★★★★(五星)まで存在する━━
強い魔法が使える者が国を支配するそんな世界のある国の国王の孫王
子フェリオには、人に言えない秘密があった。
最高の身分と最高のMR五星を持つ彼だが、
七歳の誕生日を境に夜中になると女の子の体になってしまった。
但し、女の子になるのは深夜の極僅かな時間のみ。後は、普通に男児の姿だった。
ずっと自分は男だと思っていたのに
本来は女の子で、いつもの男児の体の方が呪詛により呪われたものだと知らされた王子フェリオ(本当は王女)が
たくさんの人たちに支えられ、愛されて、成長する物語。
女の子に戻るために頑張っている(頑張ってくれている←周りが)けど
別に男でもよくない?
あれ?呪われた体と言われても
特に問題ない気がしてきた。どっちでもいいかも?色んなものを見たり、感じたり、学んだり、努力することは楽しい。
男と女の二重生活を送りながら、どっちの体で将来を過ごすのかゆっくり選択しよう。
男性視点、女性視点の両方を学ぶのもいい。
王家の子供は自分一人。将来王になることに代わりないし。
わりと前向きで好奇心の強い王子(王女)フェリオは細かいことは気にしない。
それより少しでもいろんなことに挑戦するのに忙しい。
※R18部分をノクターンに掲載開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 21:00:00
1659018文字
会話率:58%
8歳で前世の記憶を思い出して、乙女ゲームの世界だと気づくプライド第一王女。でも転生したプライドは、攻略対象者の悲劇の元凶で心に消えない傷をがっつり作る極悪非道最低最悪のラスボス女王だった⁉︎これ、私死んだ方が良くない?最低過ぎない⁇
悪知恵
働く頭は勉強すればすごく優秀だし、攻略対象者と戦うラスボスだから戦闘力もおかしいし、女王制の国の第一王女だから権力もあってむしろ最強!
記憶を取り戻してから、攻略対象者の悲劇を未然に防ぎ、人望と時には第一王女の権威やラスボスとしてのチート能力を駆使して、民や攻略対象者を救います。
気づけば知らず知らずの内に皆に物凄く愛されながら成長していっている悪役ラスボス女王のお話です。
2018/8/31 一迅社様の第一回アイリスNEOファンタジー大賞にて、恐れ多くも金賞を頂きました。皆さまのお陰です、ありがとうございます‼︎
◉◉第一部完結致しました◉◉
第一部「666.怨恨王女は幕を上げる。」までの完結です。ありがとうございました‼︎
▲▽▲▽ ▲▽▲▽▲▽ ▲▽▲
一巻(19/06/04)に続き、二巻(20/03/03)発売致しました!宜しく御願いします。
《20/03/19》
ゼロサムオンラインにてコミカライズ連載スタート!毎月第三金曜日更新です。
コミカライズはこちらよりお読みできます。
(http://online.ichijinsha.co.jp/zerosum)
▽▲▽▲ ▽▲▽▲ ▽▲▽▲ ▽
宜しくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 21:00:00
9344184文字
会話率:25%
マルスドッテル王国ノールブルク領には魔女だけが住む集落がある。
その集落に王命が下る。
「この集落から第一王女殿下に代わって魔王に嫁ぐ者を出すこと」
第一王女に歳が近いイーダが選ばれてしまう。
「身代わりだとバレることなく、王都で流行してい
る病の特効薬を魔王に作らせろ」
それができなければ集落を焼き払うという脅し付きで偽りの花嫁にされるイーダ。
魔王相手に無謀でしょー!
イーダの、集落の、王都の未来はどうなる?
※本作品は他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 20:11:07
82137文字
会話率:36%
目が覚めたら──大好きな乙女ゲームの敵役の王女になっていた。
彼女の名前はアミレス・ヘル・フォーロイト。父と兄を心から愛していたが、その愛が返ってくる事はなくただ利用されて殺された悲運の王女。
父の手で殺されるその瞬間まで愛されたかったと願
う憐れな少女。
前世でアミレスの幸せを願っていた『私』は、転生してアミレスになった事でとある事を決意する。
──絶対に生き延びて、幸せになってみせると。
この世界は乙女ゲーム『UnbalanceDesire』の世界で、ゲーム通りならば向こう十年近くは殺される事もないだろう。
ならばその間に父や兄でさえも簡単に殺せないぐらいの地位や名誉を手に入れよう。
絶対に死にたくないし、幸せになる為にもめいいっぱい努力しよう。
攻略対象達との恋愛は最初からヒロインに任せる。だってそもそもアミレスはヒロインじゃないからね。攻略対象達を救う事も、彼等と恋愛をするのもヒロインの特権だ。
でも…攻略対象達を救う事は出来なくても彼等の未来を守るぐらいならきっと私にも出来る。
だから私は彼等の未来を守る。彼等の未来が少しでも明るく幸せなものになるように。彼等の幸せが、私の幸せに繋がると信じて。
目指すはハッピーエンド……父や兄に殺されるバットエンドを回避して、少しでも多くの幸せな未来を掴み取ってみせる!
初っ端から精霊に愛されたり努力のあまり過剰に強くなったり周りにも愛されたりしつつ、ただ目的の為に突っ走るチート気味暴走王女のお話です。
※当作はアルファポリス様で掲載していた作品を大幅に加筆修正したものになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 20:05:08
2521412文字
会話率:36%
目が覚めたら──大好きな乙女ゲームの敵役の王女に生まれ変わっていた。
彼女の名前はアミレス・ヘル・フォーロイト。なんとも人騒がせな異常者の家族に愛されまくっている少女。
このままだとまともな幸せとか自由なんて無理ゲーじゃない?
と、異常な愛
情を押し付けてくる家族から逃げ出す事を決意するまでの話。
※こちらはエイプリルフール用のifストーリーになります。本家の家族とは真逆の性格をしていますので、ご注意の程を。
↓本家はこちらになります、もし良ければ……。
https://ncode.syosetu.com/n0485hg/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 04:26:25
11960文字
会話率:29%
「この世界を歩いて来い」
剣の師匠にそう言われて旅を始めたミズキは、路地裏で襲われている一人の女を助ける。
その女は最近行方不明になっていた王女アリスだった。
「この世界を知りたい」
10年間外に出ることが出来なかった彼女は、
世界の全てを知ることが出来るとされる世界樹を目指し、王国を飛び出したのだ。
それを見かねたミズキはアリスと共に旅をすることを決意するのだが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 20:00:00
6488文字
会話率:44%
世界の輪廻を魂は巡る。漂白されて新しく生まれ変わり。
その理を越える者が現る時、世界は動く。
凶剣の花アンは王女アリシアとして理を越え転生する。
これは理を越えし者の物語。
※本作は同世界転生モノです
最終更新:2024-05-17 19:30:00
62988文字
会話率:56%
第三王子であり、乳児の頃に亡くなった双子の妹の身代わりとして、第一王女としても過ごしていたネロがある日、異母兄が虐げられる理由を考えていたら――――
この世界が鬼畜ヤンデレスキーな腐女子ご用達の、ほぼほぼハッピーエンドの無い、メリバ、バッ
ドエンド、デッドエンドの散りばめられているBLゲーム【愛シエ】の世界だと気付いた。
そして自分が、ゲームの攻略対象のメンヘラリバース男の娘こと第三王子のネロに生まれ変わっていることを知った前世腐女子の茜は、最推しだったゲーム主人公(総受け)のバッドエンド&死亡フラグをへし折ることを決めた。
まずは異母兄弟であることを利用し、ゲーム主人公のシエロたんに会うと――――
なんとびっくり、シエロたんの中身は前世の弟、蒼だったっ!?
BLは嫌だと『腐ったお姉様。伏してお願い奉りやがるから、是非とも助けろくださいっ!?』と、半泣きで縋られたので、蒼のお姉ちゃんである茜は、弟の生命と貞操と尊厳を守るため、運命に立ち向かうことにした。
生で「BLを見られる♪」というワクテカな誘惑を、泣く泣く断ち切って・・・
どうにかして、破滅、死亡フラグを折って生き残ってやろうじゃないのっ!!!!
掛かって来いや運命っ!
※BLゲームに転生ですが、BLを回避する目的なのでBLな展開にはなりません。
※『腐ったお姉様。伏してお願い奉りやがるから、是非とも助けろくださいっ!?』の、腐ったお姉ちゃんが主役の話。
『腐ったお姉様~』の方を読んでなくても大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 19:23:09
294037文字
会話率:51%
今日も今日とて、ドッゴーンっ!! ドカーンっ!! バキバキっ!! メキョっ!! と、大きな地響きやら、なにかの衝突音が大気を震わせ、轟音として響き渡る。
「オルァっ!! その程度かよっ、キングの名が泣くぜっ!! ヒャハハハハハハハハハっ!
!」
「ぁ~、それで、なんでしたっけ?」
爆音と轟音に加え、ちょっとアレ系な高笑いをBGM代わりに、王城から来たという使者を見やる。
「で、ですからっ………………」
またもや、ドッゴーンっ!! という盛大な音に掻き消される使者の声。
「姫には、恩賞として砂漠の国の後宮へと嫁ぐことが許されましたっ!!」
王城からの使者がなんぞアホなこと言ってんなぁ。つか、知らんのか。そうかそうか。
「真に遺憾ながら・・・あちらで『ヒャッハー!』していらっしゃるのがお宅の姫様です」
そう言ってドンパチやってる方を指差した俺の言葉に、使者共の目が驚愕に見開かれる。
「な、なにを言っておいでだっ! 一国の、それも嫋やかで虫も殺せぬような第二王女が、あのようにオーガキングと互角に渡り合える筈がないだろっ!?」
「いえいえ、真に遺憾ながら、あちらで『ヒャッハー!』していらっしゃるのがお宅の姫様です」
と、俺は繰り返す。つか、その『嫋やかで虫も殺せぬような姫様』を、碌な装備も持たせず、バックアップも無しに火竜討伐に出したのはどこのクソな国だかなー?
虐げられていた第二王女こと姫さんが、望まぬ結婚を強いられるよりはとヤケクソな勇気を出して難アリな寄せ集めパーティーメンバーと火竜討伐に出て――――
バトルで『ヒャッハー!』する戦闘狂になるまでの経緯と、その顛末の物語。
設定はふわっと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 19:24:03
30763文字
会話率:38%
「やっばい、うちの子天才だわ。どうしよ? この子、わたしより賢いわ。王女なのに……心配過ぎる」
と、我が母は頭を抱えたのだと、ばあやから聞いた。
我が国は、男尊女卑が強い国と大層な評判だ。
そんな国において、王太子よりも賢いとい
う評判を得てしまい、命を狙われまくっているわたしは、殺される前に子を産もうと決意した。
政治情勢とわたし自身の条件の悪さから縁談相手に四苦八苦していたある日、凶兆と呼ばれる奴隷を拾った。
『虚弱な兄と比べて蔑ろにして来たクセに、親面してももう遅い』のスピンオフというか、番外編。『虚弱な~』に出て来る、某放浪王族キアンの両親の話。
一応、『虚弱な兄と比べて蔑ろにして来たクセに、親面してももう遅い』を読んでいなくても大丈夫な内容だと思います。
※ネイサン達は一切出て来ません。
※『虚弱な~』よりも殺伐。
※インド風な国という設定のため、身分制度、奴隷、男尊女卑などの不快な表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 20:28:11
33746文字
会話率:39%
【コミカライズ1巻好評発売中!】 僕の名前は国分健人、中学二年生です。 授業中に居眠りしていたら、学年丸ごと異世界に召喚されていました。 でも、召喚主である王女様が言うには、勇者としてではなく、不足している兵士を補うための召喚なんだって。
魔力判定では、なぜか僕だけハズレ判定で、危うく追放されそうになって、最後のチャンスをもらえたんだけど……なんだか嫌な予感しかしないんだよねぇ……ちゃんと元の世界に戻れるのかなぁ…… 絶体絶命の危機に目覚めるチートな力? 護衛は最凶スケルトン? 森を抜けたら別の国? 一人放り出された異世界で、チートっぽくない生活が始まります。 ダンジョン? まだ入る許可がもらえません。 今日は倉庫で一日芋運びして、日給350ヘルト。 えーっとギルドからの借金と今月の下宿代が……あぁ、下宿先は食堂なんで、ご飯は美味しいですよ。 書籍(双葉社モンスターノベルス1巻2巻発売中) コミカライズ(双葉社がうがうモンスターとニコニコ静画で連載中) カクヨムでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 19:20:00
4832721文字
会話率:57%
王女の侍女として真面目に勤めていたフレイヤは、ある日突然、スパイの疑いで逮捕される。
牢屋に妹のフルールが助けに来て、逃げ出すものの、第二王子ランドールに見つかり殺されてしまう。
と、思いきや。
精霊王の力で、侍女になる前、過去に巻き戻った
フレイヤは別の人生を歩もうとするのですが、スパイにスカウトされてしまって??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 18:00:00
97039文字
会話率:33%