成人式に階段から転げ落ちたその男は、意識を取り戻した先で自称創造神と会った。
神「貴方は死にました」
男「いや、あり得ないでしょ」
まるで信じる気の無いその男を紐付きバンジー的に脅かして信用を得た神様は告げる。
神「お詫びに好きな
特性1つあげます」
男「そんな凄いの貰っても使いこなせる気がしないので、困らない程度のお金で」
しかし、転生先は素力と呼ばれるエネルギーを代価として扱う世界だった。
男「無難な所を選んだ筈なのに、何でこうなった?」
――それは、「世界救済して」とか「別に何もしなくていい」とか言われて送り出された男の異世界転生譚――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 17:29:08
690057文字
会話率:38%
魔王様が死んだ。その信じられない情報は瞬く間に魔王城全体へと広がった。
第一発見者はメイドを務めるロボット娘だった。
彼女は、ドアベルを鳴らしても出てこない魔王様を心配し、施錠された扉をマスターキーで開錠して中に入ったところ、魔王様の
死体を発見したという。
一方、その発見時刻頃、コボルトはリザードマンとともに城門を見張っていた。
その上空ではドラゴンが飛び回って遠方からの襲来者を警戒しており、監視体制は完璧だった。
そんな折、騒ぎを知ったふたりは代わりの見張りをデュラハンとミノタウロスに任せると、寝室に駆け付けた。
そして、そこにはベッドに仰向けに横たわる魔王様の死体があった。
胸には心臓を一突きしたような刺し傷があったが、凶器はどこにも見つからなかった。
そのうえ、寝室の鍵は魔王様が身につけていた装束の胸元にしまわれていた。つまり現場は密室だったということだ。
勇者の仕業かとも考えたが、見張りに不手際はなかったはずだ。
そうなると、犯人はこの魔王城にいた、魔王様の配下のモンスターの誰かということになる……。
一体誰が魔王様を殺したのか?
モンスターとしての特性や魔法などを活かした犯行か?
コボルト、リザードマン、ロボット娘のアリバイは完璧なのか?
スライムが部屋の隙間から侵入した可能性は?
ゴブリンが鍵を複製した可能性は?
ゴーレムが破壊した壁を自分の身体で修復した可能性は?
ウィッチが魔法で犯行を行った可能性は?
ドラゴンが自身の牙を凶器にした可能性は?
ハーピーが犯行後、窓から脱出した可能性は?
デュラハンが頭だけを部屋に放り込んだ可能性は?
ミノタウロスが怪力で扉をこじ開けた可能性は?
メドゥーサが石化させた液体で刺殺した可能性は?
セイレーンが呪いの歌で魔王様を自害させた可能性は?
あるいは、それとも見落とされた別の可能性があるのか……?
謎と幻想が交錯し、事件の捜査は混迷を深めていく。
コボルトは探偵役を買って出て、リザードマンとともにこの難解な事件の謎を解き明かそうとするが……?
※本作はエブリスタ(https://estar.jp/novels/26089566)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 21:36:23
27146文字
会話率:38%
「自分と一緒にいろって……なにそれ。新手の告白? それとも友情ごっこかヒーローごっこ?」
「好きなように思ってろ。変な場所で倒れられるよりマシだ」
中学1年の4月の半ば、中途半端な時期に転校してきたのは、人形みたいに綺麗な男の子だった。ク
ラスの保健委員だった春日祐介は、持病の『発作』ですぐ倒れてしまう彼・相模和都を介抱する日々に追われる。相模は見た目の良さから女子生徒たちによく取り囲まれているが、冷たくあしらったり、逃げ回ったりしていた。そんな1学期の終わり、相模が女教師に襲われているところを助けた春日。弱くて脆くて、他人から異常な執着を受ける相模をそばで助けているうちに、彼には困った特性があることに気付く。
【カイキなる日々】へ続く、和都と春日の前日譚。
(相模和都のカイキなる日々のシリーズ作品ですが、そちらを読んでいなくても読める話になっています)
*主な登場人物
・春日祐介(かすがゆうすけ)
今作主人公。身長170前後で感情があまり顔に出ず、冷静で頭がいい。
・相模和都(さがみかずと)
美人な転校生。身長140センチ台で本が好き。女子が嫌い。
・日野翔馬(ひのしょうま)
春日の小学生の頃からの友人。春日と同じくらい体格がよい。明るくお調子者で社交的。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 08:00:00
71786文字
会話率:42%
とある錬金術師の手によりホムンクルスとゴーレムのキメラとして異世界転生した主人公は、凡ゆる知識を有するホムンクルスの頭脳と屈強な肉体を持つゴーレムの特性を駆使して異世界無双をしていく…なんて面倒くさいことはせずに、異世界を程々に満喫してゆく
御話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 10:54:52
1871文字
会話率:22%
闇の世界に、至高の神ワキが現れます。孤独と暗闇と戦うために、彼はユニークな特徴を持つ9人の女神を創造します。それぞれが自分の特性を象徴し、それに基づいて島を統治します。こうしてワキタニア公国が形成され、神々の調和と島の驚異を称える伝説が生ま
れます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-03 09:24:42
1020文字
会話率:0%
幼い頃に何かにウィリアムは襲撃された。
義父に救助されなんとか一命を取り留めるが、記憶を失ってしまった。
その後、救助してもらった義父に拾われ、養子になる。
そんな義父に憧れ、騎士になることを目指し、騎士養成学院に入学する。
入学
するも、才能が実らず、人より落ちぶれていることに、負い目を感じていた。
しかし、ある一件を通して、彼に才能が芽生えることになる。
世界に一人しかいない才能の持ち主へと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 10:31:37
20297文字
会話率:29%
「ああ、これが走馬灯なのね」
階段から落ちていく一瞬で、ルルは十七年の人生を思い出した。侯爵家に生まれ、なに不自由なく育ち、幸せな日々だった。素敵な婚約者と出会い、これからが楽しみだった矢先に。
「神様、もし死に戻るなら、一時間前がいいで
す」
ダメ元で祈ってみる。もし、ルルが主人公特性を持っているなら、死に戻れるかもしれない。
ピカッと光って、一瞬目をつぶって、また目を開くと、目の前には笑顔の婚約者クラウス第三王子。
「クラウス様、聞いてください。私、一時間後に殺されます」
一時間前に死に戻ったルルは、クラウスと共に犯人を追い詰める──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-25 07:00:00
3751文字
会話率:63%
趣味はスポーツジム通い、そして週に一度のチートディでの食べ歩き。
しがないОLの明石志乃は、ある日、出勤途中の事故によって命を失った。
事故を引き起こしたのは地球の悪神、しかもただの悪戯で起こした事故で、志乃はその生涯を終えてしまったのだが
、彼女の死によって地球の輪廻に問題が発生。
それをどうにかして欲しいと泣きつかれた異世界の神々は、彼女を自分たちの世界に転生し、魂の救済を行うことにした。
「それで、あの~、私の加護の【食戦鬼】ってなんでしょうか? ただのОLに戦えと?」
異世界転生時に志乃に与えられた加護は【食戦鬼】。
食べたものの特性をスキルという形で手に入れるという、まさにトンデモないチート能力なのだが、残念なことに燃費が悪く成ってしまうというペナルティーも課せられてしまった。
しかも最悪なことに、転生先は領地でも有名な暴君令嬢の肉体。
事故によって死んでしまった彼女の肉体に魂が定着したため、志乃は悪役を越えた【暴君令嬢】として生きなくてはならなくなってしまった。
とにかく食べて食べて食べまくって強くなり、ついでに暴君という称号を消し去って穏やかな余生を過ごしたい志乃の阿鼻叫喚の人生が、幕を開いたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 10:00:00
98817文字
会話率:30%
日本のとある島にある、国立・音萌中等女子学園。
ここは選ばれた者だけしか入学することのできない、特別な学園だった。
学園では様々な才能や異能を持つ生徒たちがともに生活している。
しかしこの学園には、もうひとつの真の顔があった――それは、
突如現れた地球外生物、『ソラビト』から国を守ること。この学園は、特別な女子中学生によって構成された、国の防衛施設であるのだ。
学園の少女たちはそれぞれの特性を生かし、日本の平和をソラビトから守るため奮闘する。
その中でも最前線に立つのは、ソラビトに唯一対抗できる力を持つ、『異能部』。
異能部は、常識を超越した力を持って生まれた者たちで構成された部隊であった。
今年から、音萌中等女子学園に入学が決まった『尾張せつな』も、異能を持つ者のひとりだった。
せつなは誇りと希望を抱きながら、学園へと踏み出す。
国の運命は。せつなたちの辿る、シナリオの行方とは。
――今、物語は動き出す。
◇
こちらはノベルアッププラス、カクヨムにも掲載しています。
ノベルアッププラス【https://novelup.plus/story/791783616】
カクヨム【https://kakuyomu.jp/works/16817330648131615834】
※更新は不定期です
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 20:50:14
208287文字
会話率:47%
触れた人や物の記憶を追体験することができる「記憶碑」が存在する世界。
その中でも記憶碑の起源となる話。
12人の登場人物がそれぞれオリンポス12神の意思を宿し、世界各地で自らの国を建国する。
それぞれの国が神々の力と特性を反映しており、異
なる文化と進歩を持つ国々が存在することで、世界全体の均衡が保たれる。
各国の様子を垣間見たり、神々の記憶にまつわるストーリーが展開する。
この物語は神話的で壮大な物語となることでしょう。各登場人物の成長と困難に立ち向かう姿、そして彼らが築く国々の繁栄と交流があなたを惹きつけること間違いなしです。
彼らが世界の平和と繁栄のために果たす役割を見守りましょう。
※MMOとは記憶碑 起源 という意味です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 02:56:26
142691文字
会話率:5%
光属性の聖女である主人公、エステルは、あろうことか毒属性も持っており、作る料理は全て毒物に変わってしまうという特性を持っていた。
彼女の作る料理は、不思議なことに味は美味いが、大量に食べると死に至る劇物である。
しかし神殿の意向でエステル本
人には毒属性を知らされておらず、戦後の貧しい国民のため、神殿が行う施しのため炊き出しに参加していた。
実は彼女の料理は、喰うとネズミや魔物さえも死ぬと言われており、そのことから、彼女の料理はネズミ除け、魔物除けの効果を持つと評判になっていた。
そんなある時、神殿にエステルの婚約者である第二王子レナルドが現れる。
彼はエステルに次の来賓を迎えた晩餐会で料理を振る舞ってほしいと言い出す。
晩餐会の主賓は、友好国である隣国の若き皇帝ガルリア。
自分が王になりたいレナルドは、皇帝をエステルの作る毒料理で暗殺して帝国の領土を自分の手中に収め、それを戦果として王に成り上がろうと考えていた。
そんな企みなど知らず、王城で厨房を借りることになったエステル。
しかし、料理を作っている最中に、レナルドと男爵令嬢の逢引現場を目撃してしまい、レナルドからは「面白みのない女と彼女は違う。お前とは婚約破棄して、彼女と結婚する。お前は愛妾にでもしてやろう」と言い出す。
それでも、自分に与えられた仕事を全うしようと、純粋に皇帝をもてなすために腕を振るうエステル。
そして晩餐会、普通の人間ならば美味いと言って食べた数秒後に腹痛を訴え始めるのだが、皇帝ガルリアは一切それがなく、なんとエステルの料理を完食して…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 08:33:50
32703文字
会話率:39%
ダイヤモンド王国にあるポーリジェムス学園が
舞台となる乙女ゲームの世界に転生したロア。
ロアはこのゲームで最強クラスの才能を持ち、それを活かす為日々努力した、その結果少し物語と違う部分が出てしまった。婚約者が出来たり、
幼い頃から膨大な魔力
を抑制するための腕輪を外したり、自分の魔力特性を前世の知識を使って
チート級にしたりなど。これは、最強や幸せを目指した物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 23:57:30
9539文字
会話率:40%
主人公のエイトは生産職をやっていたが、才能が無かったため戦闘職に転職をする。
通常なら転職をするとレベルは1に戻り、スキルは全て忘れてしまうのだが、何故かエイトは転職をしてもスキルを引き継ぐという特性を持っていた。
エイトはこの特性を活かし
、様々なスキルを持つ事で果てしなく強くなり続け、ダンジョンを攻略していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 13:15:57
2138文字
会話率:24%
夢見た大学生活を前に、私は確かに死んだ。目が覚めると幻想的な森で、服もなく真っ裸だった。
おとぎ話で見たような生き物の住む、世界樹と女神様に見守られた不思議で優しい異世界。エルフ、ドワーフ、身体的特徴を持つ亜人、そして憧れていた魔法使い
。それぞれの種族の魔法と特性を持つ人々が生きる世界で、私は自分の種族も言葉もわからず戸惑う日々。
どういうわけか植物と魔物の感情がわかるのは私だけのようです。わからない事ばかりだけど、自分だけの力を貰ったんだと思います。
この世界で目覚めた理由、優しい世界の仕組みを知るまでの不思議な毎日。母に教えて貰った日本の知恵も活かし、夢見た魔法使いと大学生活を手に入れたいと思います。
カクヨムにも投稿しました!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 12:09:34
510713文字
会話率:48%
ナオキとオールでNight!!
ラジオパーソナリティのDJナオキと共に、ちょっと夜更かししてみませんか?
現在夏の特別企画『DJナオキの背筋の凍る話』のコーナーを開設中。
リスナーから募集した怖い話を霊感ゼロのナオキが披露したいと思います
!
採用されたリスナーには番組特性ステッカーをプレゼント。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 19:41:35
6020文字
会話率:0%
ベテラン万引きGメンである香取美和子(かとり みわこ)と、新人の木村聡(きむら さとる)の話です。ワケアリの万引き犯と対峙し、ときに喧嘩をしながらもタッグを組む二人の成長物語です。
※作者の特性上、バットエンド、気持ち悪い描写が出現する場合
がございます。十分にお気を付けの上、楽しんでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 23:14:26
1721文字
会話率:35%
20XX年。ある企業は政府と連携し、違法性を検知する装置を完成させた。これにより、交通事故、及び違反は劇的に減少し、世間の人々は平和に暮らしていた。しかし、ある警察署の警察官、範岡務は平和ではなかった。ある女性違反者がこの装置の特性を利用し
て、範岡を口説こうとしていた。これは、警察官範岡務と女性違反者が描く、恋愛物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 08:45:59
2079文字
会話率:64%
______この世界では一人一つ『特性』を持つ______
目覚めると広がる一面の砂漠、今までを過ごした場所は無い。いなくなっている大事な人を探しながら砂漠の理由を探ろう…
道中出会う人と共になぜ一面砂漠になったのか、この国に何があったの
かを解き明かす、理由はなんだっていい。
僕は君がいれば、それでいい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 15:41:21
2421文字
会話率:19%
ここは特殊な力、特性(トレイト)が存在する不思議な世界
主人公の『水瀬 蒼井』はそんな世界で暮らす高校1年生だった
しかし彼にはもうひとつの1面があった
それは学園防御委員(イージス)に所属し街を守っていること、そして世界最強の能力者集団『
六星魔術師(アルカナ)』のNo.2【水星魔術師(デルージ)】だという事だ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-04 20:36:56
10252文字
会話率:90%
とある世界。
様々な種族が存在する場所で、吸血鬼と呼ばれる存在は、忌み嫌われていた。
強大な力を持ち、自分の体を霧に変える事ができて、不老不死。
そして何よりも一番の特徴は。
人間の血を吸って、力をつけるという特性。
吸血鬼が生きるだけなら
血を吸う必要はないものの、その特性故か、血を吸う事である種の欲求が満たされるように出来ていた。
だから、吸血鬼は嫌われ続けている。
これはそんな吸血鬼と、とある人間が織りなす愛の物語――――
(注意事項)
一部吸血鬼と設定に独自の解釈を盛り込んでいますので、これ吸血鬼じゃないよ、と言う事があっても、あくまで本作のみの設定ですのでご了承くださいませ。
なので、日光に当たると死ぬ、とか水の上を渡れない、などは本作においては該当しておりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 03:24:34
12232文字
会話率:22%