西暦2100年。魔都東京。
暖かな春の陽気と優しい風。それらが桜の花びらを舞わせるその日。巷ではお嬢様学校としてその名を知られるネオ中野魔術学校中等部に在籍する猫屋敷花子は、中学二年生となった者がまず真っ先に行う授業、紋章術による使い魔の召
喚を目前に控えていた。
配られるインク瓶と儀式用のダガー。そこで初めて発覚する自分自身の血の必要性。ダガーを手に、対の手を見下す花子はダガーの刃を皮膚の下に潜らせた時の痛みを想像し、その表情を歪めて躊躇っていた。
周囲から居なくなる級友たち。踏ん切りが付かず、まごつく花子をこれでもかと煽り散らす悪友共。後者から捺されかけるチキンの烙印。それを拒絶。意地とノリと勢いで深く掌に刃を潜らせて、クラスの中で最も多い量の血をインク瓶に落とし、紋章を書くための顔料を猫屋敷花子は作り上げる。
何とかメンツを保った猫屋敷花子は止血処置もすることも無く、煽り散らしていた悪友共を後目に悠々と校庭へ。プライド、体裁を保つために我慢した掌の傷の痛みに奥歯を噛みしめながら、彼女は向かう。異世界からの新しい出会い。それに胸を膨らませて…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 20:25:37
136652文字
会話率:48%
医学生の橘は悪友の法学生に遊郭へ連れられるが、その時出会った遊女に慄然(ぞっ)とするほど驚く。それはその遊女に、二年前駕籠に乗った重い肺結核を患った美しい女の面影を認めたからであった。病美人に心惹かれた橘は、医学生でありながら、彼女を助けよ
うとして、迷信のような手段を講じる。そしてまた一方、病美人の面影を追い求めて、何度も遊郭に通うのだが、さて、その結末は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 08:54:55
16854文字
会話率:10%
前回「あがりがま」で、坂本屋に押し入った強盗事件により、新三郎は主人の喜蔵と気まずい関係となった。その後、新三郎は仕事でミスを犯したため、追い出されるようにして、喜蔵のもとを去る。
新三郎の新たな奉公先は、練塀町にある眞里谷謙齋(けんさい)
の家であった。
その家の息子の雪雄は真面目一辺倒の堅物男だが、悪友が無理矢理雪雄を遊郭に連れ出す。
そこで出会った一人の女、金のために身売りされてきたのだったが……。
今回は、その女と雪雄の切なく、やるせない物語である。
全四十回
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-09 07:40:34
69699文字
会話率:4%
ネットで漫画を描いているおれだが。
オリジナルで人気が出ないため、二次創作をはじめた。
最終更新:2023-11-11 12:00:00
2333文字
会話率:13%
無口なあいつを覚えているか?
最終更新:2023-01-21 07:00:00
263文字
会話率:0%
【友紀シリーズ 第2章】
第1章はこちら↓
https://ncode.syosetu.com/n4189ik/
イメージ画↓↓↓
https://kakuyomu.jp/users/Wolf_kk/news/16817330655277
380406
≪第30回電撃小説大賞応募作品≫
主人公『園田友紀』が天皇杯2019年の
3回戦に敗れつつも、Jリーグへの切符を
手にした所から話は始まる。
悪友『仮屋園孝則』は見た過去を見る
不思議な能力によって従姉妹の窮地と
里菜と友紀の不思議な能力を理解した上で
二人に救出を依頼した事を明かす。
彼はさらにリイナの魂が植え付ける以前の
元々の"鈴木里菜"の死に際についても
知っていた事を語る。
そして孝則は自分の恋愛観に
友紀と里菜の事を投影し、親友の
今後の苦労について心配する·····。
孝則は今、自分達のいる世界が
2周目なのではないかと推測。
その要因に翌2020年に猛威を振るうハズの
コロナウイルスの抗体の様な存在が
既に自分達の身体に存在するという事。
そしてこれに転生前のリイナが
関わっている事を断定した。
『ローダ・最初の扉を開く青年』から続く物語。
そして東京の里菜の同僚で友人の
『逢沢紀子』が現れて新しい話を
創ってしまう事に翻弄されてしまう。
そこへ現れた里菜が信頼を寄せる
『お姉さま』
彼女は皆に何を語るのか?
今、始まってしまう歴史の連鎖。
孝則は一体何を見てきたと言うのか?
里菜は友紀に真実を語れるのか?
そして友紀はそんな彼女の"青い薔薇"に
なりえるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 14:45:09
39999文字
会話率:50%
階段から落ち、前世の記憶が戻ったら、ここが乙女ゲームの世界だと気付いた。
しかも、転生したのは1年後に断罪されるはずの悪役令嬢。
でも私、記憶が戻るまで、そんな悪い性格でも、悪行を働いた覚えないんだけど。
え、どういうこと?
しかも、も
うすぐ殺されるはずの第2王子は、悪友だった幼馴染だし!
そんな死亡フラグ、放っておけるわけないじゃん!
でも、私の方の死亡フラグもどうにかしないといけないんですけど!!
真犯人は一体誰なの???
絶対に犯人を突き止めて、断罪を回避してみせるわ!!
シナリオに抗おうと奮闘するヒロインと、ヒロインと共にどうにかバッドエンドを回避しようとするヒーローが中心のお話です。
異世界恋愛にしていますが、ヒロイン側の視点だと恋愛要素は少なめかもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 07:00:00
162506文字
会話率:34%
高校を卒業して大学に進み、一番の関心事かつ最初にやらなければならないのは、クルマの運転免許取得だ。
若者のクルマ離れなんて想像もできない時代だった。オートマ限定免許はまだ存在しない。バイクブームさえ根強く続いていた。
最終更新:2023-10-01 23:00:00
3737文字
会話率:48%
惑星 エクセルシオの宇宙艦隊士トレノ曹長はソンブレロ銀河に見回りの任務を終え艦に帰ってくると艦隊学校時代からの悪友フーバー曹長と艦隊の中のバーに飲みに誘われる。トレノ曹長は明日も任務だからと断ろうとしてたらソンブレロ銀河とラリカール銀河の軍
団が手を組みその艦隊から攻撃を受けフーバー曹長が大怪我をし、なんとか脱出を図ろうと途中ライアン上等兵と合流してなんとな脱出ポッドに到着したがソンブレロ銀河の兵士が艦内にワープしてきてトレノ曹長はライアン上等兵とフーバー曹長をポッドに乗せ座標を本国にセットして送り出した。トレノ曹長もなんとか脱出を図りポッドに乗り座標を本国にセットしようとした時爆撃を受け座標がめちゃくちゃになりトレノ曹長の苦労虚しくポッドは発進してトレノ曹長は気を失った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 18:00:00
330623文字
会話率:77%
廣瀬雪矢は、隣の席に座る青八木雨竜という男にうんざりしていた。
モテるのも高スペックなのもどうでもいいが、雨竜への告白の手助けを手伝わされることが多く、我慢の限界がきているのである。
だから雪矢は考えた。今まで蔑ろにしていた告白の手助けだが
、全力で手伝って雨竜に彼女ができればこの苦痛も終わるのではないかと。
この物語は、そんな彼が雨竜に彼女ができるよう画策し取り組むハートフルラブコメである。
*ラブ:コメ=1:9のような作品です、気楽にお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 22:00:05
882700文字
会話率:59%
隠された筆頭魔法使いには、平民の友達がいた。だが、その友達は、平民ではなく、王都の貧民街の支配者の息子ルキエルだった。ルキエルは、皇帝ラインハルトによって殺された母サツキの身代わりとして、実の父親に閨事を強要されていた。サツキを失ったことで
、王都の貧民街の支配者は狂い、皇帝ラインハルトの殺害を計画する。そのために、ルキエルは、平民のふりをして、隠された筆頭魔法使いハガルに近づくこととなった。
という真面目っぽい書き出しでしたが、真面目じゃないところもあります。ボーイズラブですが、妖精憑きの話も色濃く出ていますので、良かったら、そういう目線で読んでください。
こちら、もともと、年齢制限ありで連載していました。内容が妖精憑きで、真面目なところもありましたので、こちらで公開出来るように、削除したり、修正したりしました。元は年齢制限ありですので、部分的に違うところがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-12 21:00:00
297936文字
会話率:56%
蓮照寺の住職である照恕は、酒好きの生臭坊主である。悪友の古物商、綺仙洞と、暇を見つけては酒盛りをする。
綺仙洞は、商売柄、奇妙な話を客から持ち込まれる。時にそれは心霊現象に見える。
照恕は、彼に呼びつけられて、あるいは、酒に釣られて、困り事
を解決するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 21:21:24
33130文字
会話率:44%
ある不動産チェーン店で働く派遣社員の平田尚には、仕事を終えても、気持ちを休める暇が無かった。
大抵、帰り路で悪友・藤巻勝弘につかまり、その仲間達も合流した後、夜の繁華街を引きずり回される羽目になるのだ。
子供の頃から苛められっ子だった癖が
ついているのか?
尚は、どうしても藤巻達の誘いを断れず、悪習から逃れられない。
或る日、その藤巻が店のデータを盗み、女性の顧客へ誘いのメールを送った事が明らかになる。
尚も協力を疑われ、登録する派遣会社の営業主任・木谷亜津子に詰問された挙句、尾行までされてしまうのだが……
藤巻の真の目的が明らかになった時、逃れられない闇の領域が現出、彼らの身も心も呑み込んでいく。
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 08:04:31
6969文字
会話率:36%
彼女の目盛りは、100パーセントを表示していた。
周囲がeスポーツと呼ぶゲームに打ち込むことしか能がなく、その世界でさえ、天才である悪友の引き立て役。そんな高校二年生の僕、足立陽太(あだちようた)は、四月の初めに、不思議な機械を首に
巻いた初対面の女の子に告白された。
だけど、彼女は二度と学校には来なかった。
季節は巡り、夏休みそうそうケガをした悪友の付き添いで訪れた病院で、僕は一学年下の明るい少女、石割望花 (いしわりもか)に出会う。彼女は告白の張本人だった。
クラスメイト達から送られた千羽鶴に心を感じることができず、鶴を折り紙に戻しては、子供たちのために精巧な作品を折り続ける望花。
長期入院を続ける彼女のお願いを罪滅ぼしのために聞くことにした僕は、好感度メーターという発明品の存在を知り、彼女の闇を垣間見る。
様々な謎を残したまま何度も病室での逢瀬を重ねるが、100%を示していた好感度メーターの数字は、ある日――。
*
まっすぐな予定の青春恋愛ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 09:33:04
16502文字
会話率:30%
自由と信仰のVRMMO、ゲオルギウス・オンライン。
悪友からそんなキャッチコピーの新作VRMMOに誘われて、守屋幹弘はゲームを開始した。
底意地の悪さが透けて見えるシステムに、冒険者なんてゴミだよと訴える世界観。そして合流するゲーム仲間は大
体皆クズ。
でも大丈夫、幹弘だって立派なクズだから。
自分らしくゲームを楽しむ幹弘は、やがてゲームを中心に巻き起こる事件にほいほいと踏み込んで行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 22:39:53
970160文字
会話率:34%
穂丸は悪友たちの家で関節技のビデオを見た。
達人たちの妙技が冴える。
そのメカニズムは優雅だが、相手の関節をキメて、文字通り制圧する、「サブミッション」だ。
練習しなくても、映像を見ただけで、この複雑な機構をマスターできる能力があるという。
だがそれは初代タイロン・マスクこと佐竹豪だけだと考えられている。
でもムサい男同士で関節をとりあいするのもなぁ~!
そんなときお調子者のアキラが豊満女子校の超美少女ゆいりー、優香、蘭世との関節技練習会をキメてきた!
メイプル対応がめいっぱい青春している君に贈る。
どっきどきのアクションサスペンス!ここに登場!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 14:54:01
3858文字
会話率:46%
昔よくやったピンポンダッシュを思い出した。俺にとっては悪い思い出だ。
帰り道にある一軒家に、ニートが一人暮らししており、悪友たちは面白がってイタズラを仕掛けた。
そして今日は俺の番になってしまった。
※これは「夏のホラー2023」
参加作品です。
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 08:00:00
1535文字
会話率:22%
俺、加藤大明はラブコメの世界に転生した。なのに主人公ではなく悪友ポジ。
そんな俺は、悪友たちのせいで夏休みの補講授業に巻き込まれ…………。
最終更新:2023-07-26 18:20:24
4101文字
会話率:62%
無性に人恋しくなって、悪友に勝手に登録された三途の川っていう店名のデリヘルサイトへアクセス。
そこで見つけた一生縁がないだろう極上の相手。
たまにはムフフな夏過ごして良いよな、と注文して…………。
最終更新:2023-07-12 20:07:31
3336文字
会話率:43%
風が消えたこの世界で、僕はただ風を待っている。
風に恋焦がれた少年フウトは、今日もいつもの場所で空を見上げて風を待つ。
まだ見ぬ風のことを一人で考えている時間が好きだった。
いつしかそれは、幼馴染の楓と悪友のハヤテを巻き込んで、失われた
風を巡る世界の秘密に触れる冒険に―――はならない。
ちょっとだけ違う世界の、ちょっとだけ違う時代の、普通のお話し。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-12 15:00:00
1924文字
会話率:25%
悪友からプロポーズ紛いの誘いを受け、とあるゲームを始めた。そのゲームは人と人外が自由に世界を発展させる、物語もなければ、筋書きもない、言葉も通じなければ、常識もない。まさに魔境だった。人外となり、世界を無自覚に、非常識に、混乱に陥れていく。
多種多様な魔物が混在するこの世界では、小さな水滴を垂らしても津波を起こしてしまう。雨を降らせば、どれだけの影響が出るだろうか……
※最高順位日間総合18位、週間1位、日間1位
※ブクマ5000件を目指してコツコツ更新してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 23:09:54
873055文字
会話率:41%
神奈川県南西部、綾園山のカルデラに翳者と呼ばれる人の身にして羽が生えた者たちが住んでいる。
彼らと外界の人間はかつて密接な関係を築いていた。
最近になって再度交流が増えているが昔程とはまだいっていない。
村の子供クイャンカ、メフィゾは悪友の
ユルパが連れてきた人間の彼女と出会ってそれぞれ心境に変化が訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 17:43:14
1882文字
会話率:42%
15歳の成人式、魔法の才能を判定する場で「ごく平凡」な診断を受けたエグジム。しかし彼は全く気にしない。気にするのは一つ、仕事の納期。
威張りたい貴族、差別が分かりやすい教会、だからなに?こっちは仕事が立て込んでるんだ!
使えそうなら魔法も
使い、面倒な貴族にはそれなりの対応。過度な出世は望まない、職人は職人らしく、それでいい。
しかしそんなザ平民な彼は、どうやらトラブルに好かれやすいようで。
スローになりきれないスローライフ。不定期更新で始めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 07:00:00
147128文字
会話率:45%