そこそこ裕福な家庭で、そこそこの才能があって、平穏な時代に生まれたから時間だってあった...そう、恵まれていた。
悪友がいた
家族が嫌いで..世界が嫌いだった。ひねくれるのは必然と言える。
なのに..
王族が絡んでくるわ..勇者
が来るわ...異常者に好かれるわ...
だーかーらーー、主人公じゃないんだって!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 00:00:00
83657文字
会話率:60%
悪友に誘われ(?)不得意なシューティングゲームに参加するおじさん。
シューティングゲームにおいて裏方役である生産職を選択したおじさんの運命は如何に・・・。
あ、おじさんは既婚者で家政夫です。
最終更新:2025-04-30 06:17:13
34224文字
会話率:26%
性転換症が発症し、10歳になると性別が変わると言う解明不能な事件が、ここ横浜市港北区だけで発生していた。
性転換症は、感染するリスクなどは全く無く、港北区で生まれた者にしか発症する事は無かった。
その為、初めこそはマスコミもニュースに
取り上げていたが、性転換症の発症から30年も経つと、別に珍しくも無い奇病とされた。
そんな中、主人公の瑞稀は悪友3人組で毎日楽しく学校生活を満喫していた。しかし、3人組の1人である清隆が誕生日を迎えると、物凄い美少女となってしまう。
そして、かつての親友に初恋をしてしまい、両思いが分かった翌日、清隆は両親の突然の引越しによって、お別れも出来ないまま会えなくなってしまう。
そんな中、もう1人の悪友3人組である和彦も10歳の誕生日を迎える。性転換症で性別が変わると、前の(性別の)容姿の面影は無くなり、心までも転換した性別のものとなって行くのだ。
そして遂に、僕の誕生日もやって来る日が来た…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 02:25:02
98188文字
会話率:49%
美空葵はいわゆる普通の男子高校生だったが、ある日起きてみれば女の子になっていた。
性差への戸惑いと期待。
少しずつ変化していく妹や友人達との関係性。
新たな学校生活が始まった矢先、一度振られたはずのクラスメイト石動みゆが急接近してきて……。
:登場人物:
美空葵(みそらあおい)
元男で朝起きたら女の子になっていた
黒髪ロングヘアー(日によって変化)
胸サイズE→F
石動みゆ(いするぎみゆ)
男の時の葵を振った女の子
ピンク髪ミディアムヘアー
胸サイズC
円城舞(えんじょうまい)
葵の友人の女の子で可愛いものに目がない
赤茶髪ロングお下げ
胸サイズA
美空天音(みそらあまね)
葵の妹で学校ではクールキャラを演じている
金色セミロングツインテール
胸サイズAAA
ミーア
アニメ好きでコスプレまでこなす外国娘
銀髪サイドテール
胸サイズD
橘清四郎(たちばなせいしろう)
葵が男だった頃からの悪友。
舞のことが気になっていて葵に相談を持ちかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 00:10:00
51438文字
会話率:55%
昭和44年10月、主人公は一発試験で自動二輪免許を取得する。父親の協力と中学時代の友人・佐藤の仲介により、コレダ250TMを五千円で手に入れた。黒い車体は傷だらけだったが、彼にとっては宝物だった。
クラスメイトの興津と村上も次第にバイク仲間
となり、三人は「悪友」と呼び合うほどの仲に。夏休み、三人で湘南海岸へのツーリングを計画する。村上は生まれて初めての海を楽しみにしていた。
出発の日、途中でガス欠になった主人公。道端の牛乳瓶を借り、興津と村上はガソリンスタンドへ。驚くべきことに一瓶分のガソリン代はたった11円だった。当時のガソリン価格は55円/リットル。
無事に海に到着し、かけがえのない一日を過ごす三人。しかし翌年、村上はバイク事故で命を落とし、コレダも廃車に。
半世紀後、老人ホームで再会した主人公と興津は、数字では測れない思い出の価値を語り合う。ガソリン価格は3.5倍になり、給与は9倍以上になったが、彼らの青春の価値は計れない。たった11円のガソリンで走った道は、今でも彼らの心に生き続けている。
再試行Claudeは間違えることがあります。回答内容を必ずご確認ください。 3.7 Sonnet折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-04-23 20:39:53
4995文字
会話率:48%
中学の卒業式を迎えた日。
勇気蓮人(ゆうきれんと)は突如異世界へと召喚される。
――それから5年。
必死に生き抜いた彼は、勇者となって異世界を救う。
そして魔王を倒した事で、彼は元の世界に帰る事が出来た。
「へー。俺の居ない5年間の間
に、ダンジョンなんて出来てたのか。ま、もう戦いはこりごりだし。俺には関係ないな」
ダンジョン。
5年前から発生するようになったそれは、人類に多くの影響を齎していた。
だが戦いに疲れた勇気蓮人は興味を示さず、適当にバイトしながらのゲーム三昧の放蕩生活を送る。
だがそんな彼を、ダンジョンブローカーとなったかつての悪友は放っておかなかった。
「おいおいおい!何だよ蓮人!お前のステータスの異世界帰りの勇者って!?」
「ああ、気にするな」
「気にするわ!ってか、俺今困ってるんだよ!頼む!ダンジョン攻略してくれ!」
泣きつく悪友に押し切られ、渋々ダンジョン攻略を手伝う事になる蓮人。
「しゃあねぇなぁ。けど面倒ごとに巻き込まれたりしたくないから、仮面付けて身分は伏せさせろよ」
「おう!まかせとけ!」
こうして始まる、規格外の力を持った異世界勇者のダンジョン攻略が。
そして彼はやがて周囲からこう呼ばれるようになる。
規格外のダンジョン攻略者――ストラテジーと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 21:01:47
251494文字
会話率:32%
「僕は、近いうちに死ぬかもしれない」
幼い頃からの悪友であり親友である久川洋壱(くがわよういち)から突如告げられた不穏な言葉に、私立探偵を営む進藤識(しんどうしき)は困惑し嫌な予感を覚えつつもつい流してしまう。
だが……しばらく経った頃、
仕事終わりの識のもとへ連絡が入る。
それは洋壱の死の報せであった。
朝倉康平(あさくらこうへい)刑事から事情を訊かれた識はそこで洋壱の死が不可解である事、そして自分宛の手紙が発見された事を伝えられる。
悲しみの最中、朝倉から提案をされる。
──それは、捜査協力の要請。
ただの民間人である自分に何ができるのか?悩みながらも承諾した識は、朝倉とともに洋壱の死の真相を探る事になる。
──果たして、洋壱の死の真相とは一体……?
(こちらは複数サイト様にて投稿しております)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 10:10:09
45629文字
会話率:61%
高校に入学した弐星《にぼし》は幼馴染の女子がテニス部に誘ってきたので、入部届を提出しようとしたら、悪友に邪魔されバドミントン部に入ってしまう。バドミントン部の活動に参加したら、先輩が1人だけで、まさかの廃部寸前。バドミントン部の勧誘をして廃
部の危機は回避したものの部員が、いやがらせが大好きな悪友、ラケットを持つとめちゃくちゃ強くなる先輩、かわいすぎてぼっちになっちゃった女子、その女子のファンクラブに所属しているちょっと過激な野郎、ドジすぎる弐星。さらに、超めんどくさがりな顧問もいるというすごく不安なバドミントン部になってしまった。不安なバドミントン部の部活コメディここにあり!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 20:59:08
156110文字
会話率:65%
どこからどう見てもごく普通の男子学生だった僕が、男の格好をしている変なやつ(悪友)からVRなチャットに誘われて遊び始めて――たったの3ヶ月でメンタルがメス堕ちし、半年後にはリアルでも女装してメス堕ちした末路のこと。
VRなチャット上でのフ
レンドさんたちに告られたり、リアル女子だと思われてたり、貢がれたり、ボイチェン疑われたり、疑ったり。殺伐とした魔境で――僕は、堕ちたんだ。
大丈夫、メス堕ちって言ったって男相手じゃないから。
……男どもにちやほやされて嬉しくはなってるけど。
VRなアバターを愛でられ、部屋でのコスの自撮りでバズり、学校での女装でみんなに見られて――女の子扱いされて嬉しくなっちゃってるし、悪友の彼女扱いされて嬉しくなっちゃってるけど。
※女装百合ものです。主人公の玲くんはヒロインの女の子の彼女になるだけです。
◆中編の現実世界ラブコメ×女装もの。VRなチャットで少しずつ女装に目覚めていく姿をご堪能いただくだけのお話です。不思議要素はありません。
◆VRなチャットで美少女アバター→女の子扱いで目覚める、界隈では珍しくもなんともない王道すぎるパターンです。一部界隈の用語が出てきます。
◆この小説はカクヨム様先行・複数サイト同時掲載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 18:01:20
216527文字
会話率:53%
主人公、丸木 哲(まるき あきら)は優秀な兄と比較されることをコンプレックスに思いつつ、両親から半ば放任されていることで、見かけだけは不自由なく暮らしている。それでも、兄と比べられるプレッシャーの中、何かしなくてはという思いからダンジョン探
索者を目指していた。
しかし、ようやく探索者の免許を取得しダンジョンへ潜った矢先、哲はスキルの効果によって女の子になってしまう! それでも、事前に事例を集めていた哲は、以前にもあった事例だと判断し、混乱の中でも不意に湧いたイレギュラーモンスターを無我夢中で殴り飛ばし、ピンチの探索者を助けながらダンジョンを脱出。無事、窮地を切り抜けた、かに思えた……。
「丸木さんが男性ですか? 何を言ってるんです? 丸木さんは初めから女の子だったじゃないんですか。もしかしてそういう冗談だったりします? 騙されませんよ」
ダンジョンは脱出したものの、哲の言葉は受付嬢に流されてしまう。
哲としては以前にもあったスキル【TS】の事例だと決めつけていたが、どうやらそうではなく、世界は哲が初めから女だったということになっていた。
スキルなし、女体化、自分の知らない自分について話す周囲。
そんな状況に絶望し、哲はダンジョンに潜ったことを後悔しながら、最後の望みをかけて、悪友、別名「探索者殺しの発明家」無神原 相(むこうばら あい)のもとを訪ねる。
「いやあ、災難だったねぇ」
いつものニヤニヤ笑いを浮かべる相はどうやら哲を覚えているようだった。そして、哲にしか使えないというマジックアイテム「魔法生成AI」を使ってほしいという。相の発明は不良品で有名だが、哲は諦め腹をくくることに決めた。
「こうなったら魔法生成AIだかなんだか知らないが、無神原のマジックアイテムでもなんでも使って、ダンジョンを攻略してやる!」
スキルはないが魔力はある。そんな、世界改変系TS娘が世界に発見されるのはそう遠くないこと……。
前作
「ピンチの美少女に憑依して勝手にバズらせていたら助けた美少女に住所特定されたんだが」
https://ncode.syosetu.com/n7719jq/
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
この作品は他サイトにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 19:50:19
107728文字
会話率:46%
結婚式を半年後に控えた頃、「真実の愛に目覚めたから婚約を解消して欲しい」と、婚約者と妹がお願いに来た。
昔から何でも自分のものを欲しがる妹に婚約者を奪われること二回。
まさか三度目があることに驚きつつも、結婚を人生の墓場だと諦めていた公
爵令嬢ヴィオラは、思わぬ朗報に喜んでそれを快諾。
ルンルン気分で婚約解消の儀式を終え帰ろうとした神殿で、悪友王子にそれがバレてしまった。
植物大好きで趣味の調香を謳歌したい姉ヴィオラと、姉のものが何でも欲しくなる妹マリエッタの運命や如何に――!?
全10話、サクッと読める令嬢姉妹のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-26 12:05:12
254276文字
会話率:44%
コロナ明けに、何年かぶりに故郷へ帰った野末良太(46歳)は、実の父との会話の中で高校時代の担任丸井の死を知る。
その日、良太はホテルのベットで恩師丸井と過ごした高校の2年間を思い出す。
『野末、オメェ、何か暗いんだよな、・・・ンダナ、ヨ
シ、じゃあ、オメエ、委員長やれ、クラスの委員長、副委員長は・・・、そうだな・・・イシイィ、オメェがやってくれ』
高校2年の初日、自己紹介をさせられた後、直ぐに百貫デブの担任が私にそう声をかけて来た。
『・・・・』
私は、初対面の者が大多数の教室で、いきなり目立つ自分が恥ずかしく、何も言えなかった。
そんな私とは、対称的に副委員長に指名された新しいクラスメート(男)は、聞きなれない一人称で、新担任に反論した。
『何でェ、アタシなのよ、アタシ忙しいのよ、色々と』
少し甲高い少年のような、いやオバサンのようなオネェ言葉で、石井と呼ばれた生徒は席に座ったまま、断ろうとする。
『・・タカシ、忙しいって何が忙しいんだ?』
担任丸井は、ニヤニヤしながら、まるで石井を昔から知ってるかの様に親し気に聞く。
(あれ、この二人・・・今日が、初対面じゃないのか?)
私は、確かそう不思議に思ったのを覚えている。
『・・・・、そりゃぁ、もちろん・・・勉強とか』
明らかに、嘘だと分かる様に、石井は大きく言うと、新しくクラスメートになった連中は声を出してドッと笑う。
『ウソこくなぁ、オメエなんか、教科書持って帰った事なんかねぇべ』
『せんせぃ、馬鹿にしないでくれるぅ・・・・・まあソウだけどさぁ』
『・・・ああ、分かったわ、ヤルワヨ、メンドクサイ事は、委員長の子。エェ~と、誰だっけ、アッそう、野末君に頼むから・・』
それが、私の恩師と人生の中で一番の悪友との出会いであった。
1995年、就職氷河期の真っ最中、少子化が不安視され始めた時代、しかし未だ色々な面で緩かった頃の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 09:25:34
26040文字
会話率:33%
美術鑑賞と悪友たちとの小旅行
キーワード:
最終更新:2025-03-22 13:34:43
3535文字
会話率:0%
いっつも軽口言い合ってた悠李とこのごろ疎遠になっている。なんっかイライラするし落ち着かない。なんだよこの感情は?とか思ってたら悪友の彰に嵌められる。ちくしょーアイツに気づかされたってのがなんか悔しい!ありがとよ!
最終更新:2025-03-18 18:37:07
2914文字
会話率:68%
社会人オタク×創作活動×VRChat=青春(?)
九里エイトがいつも通りバーチャルゲーム「VRCh@(ぶいあーるちゃっと)」で友人たちと酒を飲んでいる時、その場のノリで「100日小説チャレンジぐらい俺にもできらぁ」と大見得を切ってしまう
。
実は以前、エイトは趣味で小説を書いていた事があったのだが、怠け癖やある事情により断筆していたのだ。
しかし悪友に言質を取られ、魔性の美少女・アンにも聞かれて応援されてしまい、逃げ道を失ってしまう。
そうして渋々100日チャレンジを始めるのだが、久々に小説を書く彼には苦難の連続で……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 20:47:20
50538文字
会話率:58%
フリマで100円で買った「ロマンテント」は、想像した通りの部屋が作れる不思議なテントだった。しかし、細かい設定を誤ると予想外の結果を招く。悪友の提案で理想の女性を作ったが、彼女は恐ろしい暴走を始める…。
最終更新:2025-02-20 08:07:30
1683文字
会話率:13%
田舎貴族、キッペンベルグ家の一人娘、ゾフィーヤは貴族の子女として魔法学園に入学するのだが突き抜けた魔力量が発覚してしまう。
ゾフィーヤと同じく計測不能の魔力量を持つ生徒は5人いるのだが、内3人は不登校。
入学から1ヶ月経った現在、クラ
スはトップ5のレオンを中心にまとまっていた。
ある日、付き人に促されるまま表通りに出てきたゾフィーヤは、同じトップ5のティガー、その恋人のエマと会う。
そんな裏でティガーは悪友にして同じトップ5のニーナと共に悪魔の召喚を行ってしまう。
リーゼロッテと名乗った悪魔をメイドとして、雇うことに。
リーゼロッテが召喚されて2週間、ゾフィーヤが不登校になって1週間学園ではある事件が!
「私と婚約破棄して頂く!」
「ふざけるな!」
ある一組の貴族の許嫁の不和から学園は大惨事!
落ちこぼれのEクラスが頼ったのは、なんとゾフィーヤでぇ!
学園を舞台に、トップ5どもが大暴れ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 00:04:26
39925文字
会話率:47%
ディスプレイ型のゲームは衰退し、VR型のゲームが主流となった世界。
平和で、安全で、活気盛んで……でも、そんな世界でも少々危ない人も居る。
血を求め、闘争を求め、戦争を求める。
そんな主人公は悪友に誘われて「アナザーワールドキングダム」略し
てアナキンの世界へと荒らしに行くのだった……。
※本作品は残酷描写、暴力描写、戦争描写などがある場合があります。苦手な方はブラウザバックを推奨します。それでもこの美しくも残酷な世界に足を踏み入れたい方は是非楽しんでいってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 09:15:13
54179文字
会話率:37%
「お願い! 文化祭はメイド服を着て、音楽ライブやって!」
亜衣は中学校からの腐れ縁の蒼太からそんなことを言われた。
当日ーー案の定わたしに向けられるのは冷えきった視線。
メイド服なんて絶対に似合わないのに、どうしてこんな目に……
!?
わたしの黒歴史はどこまで更新されるの!?
「可哀想は可愛い」なんて言葉があるけど、だからって黒歴史を作らせないで!!
これは、不憫な女子高生・立花亜衣が、悪友の蒼太に振り回されながらも、なぜか楽しく、でも恥ずかしすぎて死ねる。そんなラブコメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 23:31:52
14889文字
会話率:33%
▼カスティーネとマロニエ(栗の木の精霊と人間)
恋人未満、悪友以上。
姉弟のようであり、兄妹のようでもあり、庇護者と守られる者でもある。
※本文中に流血表現あり。
【出会い】
「……お前、コンカーナに唾つけられてんじゃねーの?」
「
誰、あんた…」
「この辺りで見目麗しい美青年が居たら精霊に決まってんだろーが」
「美青年…?少年の間違いでしょ。まあ見た目は確かにいいけど…」
「お前、名前は?」
「マロニエ」
「最悪だな!あのババアと同じ系統じゃねーか!」
「はあ?人の名前にケチつけないでよ!そういうアンタは何ていう名前なわけ!?」
「………」
「なによ…もしかして、名前ないの?」
「あるけど、精霊から名前を授かるってことは物凄いことなんだぜ?アンタにその覚悟があるのかと思ってな」
「何それ、わけわかんない。教える気がないならいいわよ。一刻も早くこんな面倒な儀式終わらせて家に帰らなきゃいけないんだから。片道十日もかけてきたのよ?それなのにみずぼらしい身なりだ何だって陰口ばっかり言われてさ。地方の平民見るのが嫌なら王都以外でも儀式やれっつーの」
「本当にな」
「………ちょっと、なんで付いて来んのよ」
「面白そうだから」
「はあ?……守護くれるつもりならあんたの宿る木、この鉢植えに入れて行かなきゃいけないんだけど」
「そんなちっぽけな鉢に入るかよ。俺を閉じ込めたいなら国土丸ごと使わなきゃな」
「出口どこ〜」
「無視すんな。俺は栗の木の王カスティーネだ。忘れるなよマロニエ」
「出口〜」
▼過剰な暴力表現はありませんが、作中に多少の流血表現があるためR15にしています。こちらで注意喚起済みとし、本文前書き等には記載しておりません。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 00:03:42
12160文字
会話率:24%