『なんか、しっくりこないんだよね、君』
そんな投げやりな一言で婚約破棄されてしまったユーリシア。
男爵家の令嬢として生まれた彼女は、幼い頃より政略結婚の道具として育てられてきた。
聖女という肩書を得たのもそのためだ。
しかし、聖
女は生涯で一度しか結婚できないという仕来りがある。
結婚道具としての価値を失ったユーリシアは、実家に戻るわけにもいかず、公園で途方にくれていた。
「……じゃあもう、行きたかったところに行くか~!」
たっぷり3時間ほど公園で落ち込んだあと、彼女はもう好きに生きようと決意する。
向かった先は、海が見える港町。
本の中でしか見たことがなかった海をこの目で見たいと思っての行動だった。
そこでユーリシアは、宮廷魔術師として成長していた幼なじみのアランと再開する。
互いに、望まぬ身分を求められたユーリシアとアラン。
ただそれよりも前の、本来の自分で接することができる二人の関係。
それは二人にとって、夢のような時間だった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 12:29:01
15236文字
会話率:36%
平民聖女ローズは、祝福の力を生まれもった身体の悪い父親と二人で暮らしていた。
ある日、子爵令嬢のブローチを盗んだと濡れ衣を着せられ婚約破棄される。
悪い噂が出回ったことで仕事も決まらず、このままでは貯金もそこを尽きてしまう。
聖女と
して仕事先を探していると、一つの求人募集を発見する。
仕事が決まって、王都に出向いたローズは、宮廷魔術師のリアム・ウィルソンと出会う。
主な内容は負傷兵の傷をいやすこと。そして、三か月という短い期間だけということを知る。
すぐに職を失うかもしれないと困惑するローズだったが、聖女として実績を積めば、他でも働けるとのことだった。
「私、祝福の聖女と二つ名を頂いているんです!」
そんな中、壊れた懐中時計を機に、ローズはリアムと仲を深めていく。
これは、心に傷を負った一人の少女が、本当の幸せを手に入れるまでの物語――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 07:11:10
15941文字
会話率:35%
レムリ・アンシード公爵令嬢、君との婚約を破棄させてもらう」
類稀な魔法の才能を持つレムリは、魔法が使えなくなったことを理由に婚約破棄を言い渡される。
そこに王太子妃として現れたのは――レムリと仲の悪い義理の妹エリアスだった。
逃げ
るように城から飛び出したレムリは、幼い頃によく来ていた展望台へ行き、悲しみのあまり身投げしてしまう。
しかし、寸前のところでアズライト・ヴィズアードと名乗る宮廷魔術師に命を救われる。
絶望していたレムリだが、アズライトと出会うことで真実の愛を知っていく。
この話は、魔法の才能も婚約も破棄されてしまい行き場を失った公爵令嬢が、強欲な宮廷魔術師と出会い幸せを見つけ出しざまあするお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 07:22:04
26943文字
会話率:43%
王国の宮廷魔術師として平和の為に尽力してきたベルだったが、国王に無能だと追放され真の正体を明かす。
分かり合えない人類を滅ぼす圧倒的な魔物の軍勢が今動き出す。
全属性と無尽蔵の魔力を操る魔王の無双バトル開幕!
最終更新:2022-11-14 00:01:19
2176文字
会話率:49%
エルニア王国にある宮廷図書館、そこに給料泥棒のあだ名を持つ魔術師がいた。
彼はその評判を気にすることなく今日も本に埋もれる生活を送るが、ある日、うっかり10倍の敵軍を倒してしまう。
「あなた様は天才です。どうかこの国を救ってください」
「
いやだ、本を読む時間がなくなる」
「…それでは影からこの国を操ってください」
こうしてエルニア王国の影の実力者となった宮廷魔術師レオンは、目立たずこっそりと無双をするのだが、そのあふれる才能を周囲のものが放っておくわけもなく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 18:00:00
388021文字
会話率:45%
宮廷魔術師であるソフィア・オルモス(ソフィアさん)は異世界案件(異世界から来た人やものに関わるお仕事)
が業務の一つであるため、面倒臭い立場もありいろいろとおつらい立場。
助手のクリスさんや被後見人のアメリアさん、「箱の人」のててさん、
そ
してよくわからないイザベラさんたちの力を借りて、
今回もなんとかうっちゃることができればいいなあ、と思っていたのだけれど…
この作品はAIのべりすとと協同して作成しました。
経緯については以下の記事をご確認ください。
https://note.com/point2000/n/n60ab1ed9f97c折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 21:44:02
24865文字
会話率:41%
宮廷魔術師であるエドガーは異世界から輸入された『ハロウィン』が気にくわない。
不貞腐れていたところ、知らない路地を見つけて……
最終更新:2022-11-02 14:04:05
4439文字
会話率:29%
『牛の首』という怪談が城下町で流行っているらしい。
宮廷魔術師であるエドガーは笑い飛ばしながらも好奇心に負けて『牛の首』について調べ出すのだが……
最終更新:2022-07-19 22:38:56
4025文字
会話率:34%
天才的な詐欺の技術を持つ青年……ソフィントは大貴族相手の大仕事を見事成功させ二千万Gという大金を仲間たちと手にした。成功感に浸るソフィントたちだったが、彼らを捕らえるために現れたのは歴代最年少で副騎士団長という立場に至った若き女騎士カトレア
だった。
彼女の圧倒的な力を見たソフィントの仲間たちは彼を見捨てて逃げることを選択。仲間たちに見捨てられたソフィントは騎士たちに囚われ極刑を宣告されることに。そんなソフィントにカトレアはある取引きを持ちかけた。
「お前が優れた詐欺師というのならば、賢者になってみないか?」
カトレアは国王から魔法の才能がからっきしの王女のために優秀な師を見つけ出すように言われていたのだ。しかし、国王が望んだ賢人は既にこの世を去っていた。
それでも国王から与えられた仕事に失敗してキャリアに傷を付けることを嫌ったカトレアは一つの策を考えついた。それこそ、詐欺師であるソフィントに賢者を騙らせることである。
成功すれば命は助かる。そんな博打を持ちかけられたソフィントは悩みつつも承諾。偽りの賢者として第二の人生を歩み始めることに。どうせすぐバレてしまうと考えていたソフィントだが、意外にもすんなりと受け入れられてしまい、挙げ句の果てには王女に気に入られることに。
ついでに国王にまで宮廷魔術師にならないかとまで言われる始末。バレたら即死刑なんですが…………。
これはそんな詐欺師と出世欲に塗れた女騎士や天真爛漫な第二王女と共にいずれ世界を救う…………かもしれない物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 15:03:40
7397文字
会話率:55%
少女ソアリスは魔術の天才だった。十歳を超える頃には国内の上位に名を連ねる宮廷魔術師となる。十六歳となった今は人々から尊敬されて聖女と呼ばれるようになった。
魔物の大軍、魔王、邪神。国を脅かすものであれば何であろうと討伐してきた。
そんな彼女
だがある日、同じ宮廷魔術師である実の妹に陥れられてしまう。
ソアリスの室内から違法とされている超魔水《エリクサー》が見つかったとして、無実の罪を着せられてしまった。
信じていた妹に陥れられて、罠にも気づかずにソアリスは最強の神話級魔導具にて封印されてしまう。
ところが数百年は続くはずの強力な封印を、ソアリスはたった二十年で破って出てきてしまった。更には封印中、脱出する為に編み出した空間魔術をひっさげて王国へ足を向ける。
封印中は歳をとっておらず、16歳の少女のままのソアリス。二十年もの間に王国は魔物の侵攻を受けて危機的状況に陥っていた。
犯罪者として扱われていると予想して、ソアリスは自身の正体を隠して聖女をやり直す。
次第に人々は聖女の帰還を知る。彼女を陥れた者達は報いを受ける。
最強の聖女による世直し物語、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-21 20:58:05
332027文字
会話率:45%
現役の宮廷魔術師長を務めるアーディアス公爵家の当主たるダルトン・アーディアスは、妻マリアの産んだ娘を抱き上げた際に前世の記憶を思い出した。
それによって、この世界が恋愛ゲーム【白薔薇の聖女と黒薔薇の魔女】の世界、少なくともそれに酷似した世
界だと気がついた。
そしてシナリオ通りに進めば娘と共に悪事に加担していた公爵家は娘の断罪と共に没落するか、むしろ共に悪堕ちした王子と娘によって魔王召喚の生贄として国王夫妻や妻とともに自分が殺される未来が待っていることも思い出す。
娘の悪堕ち BAD END を避けるため、ダルトンはイクメンになって、どちらのエンドでもない生き残りのエンドを目指す!
※週1回ぐらいの更新を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 04:00:00
557112文字
会話率:35%
万能の魔法使いの少女ミーシャ。国々を練り歩きどこかに身を置くことにし、王国で宮廷魔術師の地位に就くことになったが初日で王国周辺に生息するモンスターの討伐隊支援役に任され、仕方なく務めてきたが二か月後に男達に何もやっていないと勘違いされ、そし
て流れるように宮廷魔術師を解雇され、更に王国を追放された。
絶望はしてないが、これからの事を考えながらトボトボと歩いていると冒険者ギルドの掲示板に難攻大迷宮の記事を見つけ、別に行く所のなかったのでひとまずそこへ向かう。
大迷宮内で出くわしたのは、丁度迷宮攻略をしていたパーティが強いモンスターに囲まれていた。
その状況でパーティがとった行動は一人の少女を囮にし、その場から逃げる作戦に出たようだが、モンスター側もバカではないので、完全に包囲された。
その時に痺れを切らしたミーシャがその間に現れ、魔術師とは思えないほどの身体能力で白の杖を一振りし、オークに負傷を与え、戦闘になり……。
置き去りの少女、魔術師であるリーネと会話していくうちにミーシャの過去の記憶が揺らぎ、勇者と魔王の時代が去り、変化した時代で新たな存在が動き出す!!
過去に関わった者達の心を継ぎ、我流を信じ、降りかかる理不尽を打ち砕き、無双する――!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 13:00:00
168161文字
会話率:34%
私、公爵令嬢フィリセリア・レストルーチェは3歳の月夜の晩に自分に天命があるような、早く準備をしなくてはならないような焦燥感に駆られた。
何が未来に待っているのかもわからなまま何があっても乗り越えられるようにと文武両道を目指し日々努力。
魔力を鍛える事も毎日続けていく中で、時々見る異世界の夢……これは、私の前世?
え?私の魔力は宮廷魔術師をも超える?そんな広範囲治癒魔法は聖女に違いない?私って普通じゃないの?魔法士って珍しいの? こんなに多くの精霊と契約している精霊術士など前代未聞?
貴族社会のお披露目前から頭角を現す私は第一皇子の婚約者候補!?
なによこのわがまま身勝手皇子は〜っ!
彼女の天命とは何か。彼女は幸せになれるのか。数多の転生を繰り返し、今生での幸せと平穏を求めて彼女は努力する。
【第一章は完結】
**********************
(*´˘`*)b
61話から先は、2日に1度の投稿にします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-04 23:29:09
422162文字
会話率:45%
「なんということだ。愛娘がゲーミングカラー白豚王子の婚約者になるなんて……」
筆頭宮廷魔術師アルジーベ公爵は国王の命で、愛娘三人のいずれかを第二王子の婚約者にすることになった。しかし第二王子は数多の令嬢を追い返した、ゲーミングカラーに発光し
ている偏屈な引きこもりだったので、アルジーべ公爵は頭を抱えて寝込んだ。
白羽の矢が立ったのは過去に婚約破棄された出戻りの次女グレイシア。
主張の強い姉妹と違い、銀髪灰瞳で目立たず、おっとり物静かな令嬢だーー黙って座っていれば。
生まれつきの不運と能力を持て余すツンデレ白豚王子。
『氷砕の剛腕令嬢』の二つ名を持つポンコツ赤点令嬢のグレイシア。
そんな二人がありのままのお互いを愛し合うようになる話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 09:45:40
38128文字
会話率:47%
平民の少女が聖女試験を受けて宮廷魔術師になるお話
聖女になれるかはまだわからない
最終更新:2022-08-31 00:08:25
441728文字
会話率:47%
「あんた邪魔なのよ。消えてくれる?」
聖女のように優しいと言われていたアイリ・ガラントは親友に裏切られた。
アイリの婚約者だった第三王子を親友が寝取ったのだ。
婚約破棄されたアイリにはいわれなき冤罪が降りかかった。
真実を知るアイリを消そう
と親友は暗殺者を送ってくる。
暗殺者は悪名高い者しか狙わない青年だったが、実は暗殺者の生業は仮の姿。
彼は国内最高の宮廷魔術師と名高いシン・アッシュロード辺境伯だった。
アイリの真実を知ったシンは暗殺をやめて手を差し伸べる。
「死んだことにして俺の婚約者として生きるといい」
シンに助けてもらったアイリは恩返しをしようと家事を頑張るのだが……。
「こんなに優しい女性を見たことがない」
「家に帰ってくるのが楽しみになった」
普通に過ごしているのに、シンはなぜか溺愛にしか思えない行動をとっていく。
そして彼はアイリを狙ったものを許しはしなかった。
アイリのほうも何か返せるものはないかと魔獣の調教を始めて……。
毒舌メイド、嫌味な義母、堅物騎士団、最初はアイリを敵視していた者達が次々と彼女を認めていく。
「国はこんな逸材を見逃していたのか……!?」
これは、優しすぎる令嬢が自分だけの居場所を作っていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 19:22:31
95987文字
会話率:43%
前世で『推しとお茶会を開く』ことを夢見ていた病弱な王国の姫シーラは
願いを叶えることができないまま十五歳の若さで亡くなってしまう。
転生先は現代。
何故か前世で関わりのあった人々も同じように転生しており「これは推しと夢のお茶会が開けるチャ
ンス!?」と息巻くシーラ。
しかし現実は甘くない。推しのカレンちゃんとお近づきになれないまま過ぎる毎日。
そんなただ遠くから見守る日々に転機が訪れる!
「白兎さんお願いがあります。あの時果たせなかった夢を今度こそ一緒に叶えてはいただけませんでしょうか?」
「ええ。よろこんで」
元宮廷魔術師のハクトの協力を得ることが出来たのだった。
優秀なハクトは先回りしてあれこれ手伝ってくれる。
それ以外にも、髪に触れたり指を絡めたりお姫様抱っこをされたり。
――あれ?距離が近くありませんか?
いや!それより今は推しとのお茶会が最優先だ!
「――今度こそ、推し(カレンちゃん)と一緒にお茶会を開いてみせますわ!」
これは元病弱王女の不器用な奮闘劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 14:35:20
23470文字
会話率:46%
──その人、戦場は地図上から姿を消した。
四度目となるオールノイズ帝国とヴィヴァディール王国の戦争。
発達した魔導技術と『数』に頼った大胆な戦略に押され、帝国は主要拠点である鉱山を手放す寸前になっていた。
そんなある日、原因不明
の現象により、戦場ごと全てが『消失』した。
多大な被害を受け、王国軍は撤退。しかし、帝国兵も多数行方不明。突然起きた異常事態に、兵士達は不信感を隠せなかった。
この事を受け、魔術学院に通う『過去視』の魔眼を持つ『無能王女』エルフェリアが動く。
彼女の監視役兼護衛として、付くことになった宮廷魔術師の少年、ルーン。彼はとある事情から帝国の最上位魔術師に成るチャンスを虎視眈々と狙っていた。
エルフェリアを次期王女にして、その参謀に立とうと企むルーン。
過去を見たことによって浮かび上がる容疑者達。『魔術』と『魔法』、神々による『祝福』。
見え隠れする真実。別々の目的を持って、二人は最凶の魔術師を追う──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-07 19:00:00
30601文字
会話率:29%
ルカスはバルディン帝国の宮廷魔術師として地方で魔物を討伐する日々を送っていた。
ある日討伐任務を終え城に戻ったルカスに対し、賢者である兄リュクルゴスはわざと怒らせることを言い放つ。リュクルゴスは皇帝直属の自分に反抗するのは皇帝への反逆だ
として、ルカスに呪いの宝石を渡し宮廷から追放してしまう。
しかし呪いの宝石は、実は万能の力を得られる冴眼だった。
――冴眼の力を手にしたルカスはその力を以て、世界最強の冒険者を目指すのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 19:23:16
108730文字
会話率:45%
史上最年少で宮廷魔術師となり、6年で魔術史を大きく塗り替えたシオン・ソーファーには約束があった。
1000年前に魔王を討伐した際に負った永い寿命の終わり……魔女ステラ・エトワールとの誓いを果たすためにあったシオンの人生は、宮廷追放という
形でスタートする。
ステラの死に場所を見つけるため、最高の最期を迎えてもらうため――そしてなにより、彼女の呪いを解くために、二人は旅へ。その先々で明かされるシオンの辿ってきた紀行と奇行、シオンへの嫉妬に狂い果てた宮廷魔術団の陰謀を解き明かし、シオン・ソーファーの伝説に新たな1ページと悲恋が刻まれることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-16 20:26:07
41963文字
会話率:58%
統一国家『魔導国』が崩壊して数百年。世界は東西の大陸に分断されていた。
東大陸においては長きにわたり戦乱が続き、いつ終わるともしれぬ闘いの日々が続いていた。さらに、古の昔に封印された魔王も復活し、東大陸は混乱の極みに達した。しかし、そん
な中、二十五人の英雄、後に《五君・二十士》と呼ばれる者達が立ち上がり、ついに魔王を退けることに成功する。
戦後の復興に合わせて、溢れ出る力は長らく交流の途絶えていた西大陸への航路を開こうとする情熱へと変わり、ついに東西の大陸を海路で繋ぐことに成功する。英雄“白鳥”の手によって、ようやく大陸間定期航路が就航し、東西の交流が始まった。
東西交流が始まって程なくして、“白鳥”の依頼を受け、かつての大戦で名を馳せた英雄達三人が西大陸へと赴いた。
その身に神の力を宿した半人半神の英雄《小さな雷神》フリエス、かつて巨大帝国を治めた軍神の神官《慈愛帝》フィーヨ、新たなる魔王を自称する《十三番目の魔王》セラの三人だ。
依頼の内容は、“白鳥”が探し求める天使の行方を探し出し、手紙を届けること。
そんな道中、立ち寄った『酒造国』レウマにて、事件に巻き込まれる。偶然出会った追われる男を助けたところ、国の重臣であるトゥーレグ伯爵の弟フロンであることが発覚。定例会議にて、謎の仮面の剣士に襲撃され、他の重臣も突如現れた鉄人形《アイアンゴーレム》によって次々と殺されるという大事件が発生した。
フロンの依頼を受け、かつての英雄二人と自称魔王は事件解決へと動き出した。
元宮廷魔術師にしてフロンの師であるアルコの助言を得て、事件の真相へと迫り、レウマ国の秘宝たる『金のなる畑』の謎を解き明かす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 07:03:16
700313文字
会話率:39%
翌日に三十歳を迎える、二十九歳独身の主人公。
しかし、たまたまボーっと歩いているところに突如トラックが突っ込んできたことにより、死んでしまう。
目を開けると、目の前には前世の乙女ゲームの攻略キャラの一人であるアストリア王国の王太子、ヤマト・
タケルノミコトが立っていた。
主人公は、自分が前世でよくプレイしていた乙女ゲームの中に転生してしまったことを悟る。
婚約破棄and追放をされた主人公は、攻略キャラの一人であるアストリア王国の宮廷魔術師長、タマゴ・ポーロと共に王都から逃げ出す。
主人公は前世の夢であったスローライフをするため、田舎でタマゴと共に二人で生活することにした。
たとえ、ヒロインが聖女になれなかったり、町で出会った青年が魔王であったとしても、主人公はスローライフをするという夢の為に走り続ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 21:00:00
1548文字
会話率:0%