ここは双子が滅多に生まれない剣と魔法の世界。
国王軍を指揮する侯爵家で生まれた双子。その妹、アールグレイ・マリアントは12才。
屋敷の離れに一人寂しく暮らしている。
少ない人数で最低限の世話はされているが、捨てら令嬢、いずれ捨てら令嬢、
などと聞こえるように悪口を言うような粗末な侍女が仕えている。
そんな私、マリアントは実は前世の記憶を持っていた。
田舎の街で暮らしていたが、10才の時に愛犬のジロと留守番中、強盗に押し入られジロに守られるも死んでしまった。
そして私がこの世界に生まれ落ちた時のこともしっかりと覚えている。
母は嘆き悲しんだ。
「どうしてこんな子が生まれてしまったのか」と……
父は頭を抱えつつも冷静であった。
「まずは12の洗礼の儀まではどこかに隠さなくては……我が侯爵家に誕生したのは一人の娘だ。スキルが凄いものでない限り、その場で処分したらいいだろう」
数年がたち、さびしく辛い日々を送っていたは、双子の姉だけはやさしかった。
毎日英才教育で忙しいと言っているが、一週間に1回はかならず顔を見せてくれる。
そんな私も遂に12才。
洗礼の儀で発現したのは『もふり』という過去にない謎スキル……
姉は『導き手』という由緒正しき立派なスキルが発現し第一王子との婚約も決まった。
そしてその夜、離れでこの世の最後を泣きながら噛みしめていた。
そして、窓を突き破って入ってきた黒き狼に私は攫われた……
そんな12の夜……
お楽しみいただければ幸いです。
令嬢系が流行っていると聞いたので書いてみました。
思ったより長くなりそうです。もっふり見ていただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-21 17:36:28
245195文字
会話率:39%
エッセイです。
思い出話。
防災訓練の日。
人に守られるのもケースバイケース。かと。
最終更新:2023-09-20 11:52:46
358文字
会話率:12%
18歳の天才若き政治家8人がある日突然会議室に居たはずの8人は異世界へと召喚された。
その世界は魔法と剣の世界。だがしかし独裁国家だった。人々は身分で差別され、”国”が皇帝陛下と貴族の為になっていた。国民が苦しんでるところを見て8人は動き出
す。身分制度もなく、公平な自由があり一人一人の人権と責任が守られる国民が主役の国。民主主義の国。世界初の共和国を建国する話。
※この話はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 19:16:03
4220文字
会話率:65%
家が嫌で家出をしたその少女が連れられた世界は…「違法」の世界!社会を裏で支える違法の世界。彼女はそこで裏社会…そして異世界のようなファンタジーと出会うことになる。
法は全てを守り、救えるわけじゃない。だから、法を意図して破る者たちがいる。
彼らは法や社会と折り合いをつけ、自らの生き方を生きる。時に国家と、時に企業と、時に個人と付き合いながら。蠢く社会の裏に広がる裏社会。
違法にはいくつかある。
「違法」によって守られる世界
「違法」によって対立する世界
「違法」によって成り立つ世界…
彼女が身を投じたのは果たして…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 04:13:04
3118文字
会話率:36%
定年した人事部長が愛犬と登山中に遭難してしまった。遭難した場所は、「神々の遊ぶ庭」。人間が足を踏み入れてはいけない場所だった。人間が足を踏み入れた場合は、その命をもって償うべき場所。それは古(いにしえ)より定められ、永久(とこしえ)に守られ
る理(ことわり)。
主人公の魂の定めを見出され、愛犬と共に異世界転生します。
ちょっと冒険譚。ちょっと英雄譚。ちょっと世直譚。そんな内容を盛り込んでいます。
アイヌの言葉をもじっているので、興味があればちょっとしらべてみてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-11 22:00:00
78454文字
会話率:34%
最近、想像力の足りない人、というか、デメリットやリスクを考えつかない人が多い気がする。
キーワード:
最終更新:2023-08-11 18:37:52
2018文字
会話率:0%
――「決して、あの方に執着してはいけないよ」。
さびしい少年は別離を恐れ、 香神木は瞳で愛しみ、 桜は禁忌をささやいた。
――「絶対に、あれを侵すことは許さない」。
◇
山の社の老神官に拾われた、忌み子で
捨て子のアララギ。ひとり孤独に妖退治を続ける彼の唯一の心の拠り所が、社に祀られた香神木の神霊だった。
永い命の香神木と死に別れることを恐れるようになったアララギは、人でなくなる禁術に手を伸ばす。しかし禁術の果てに、アララギは香神木を失ってしまう。
悲嘆と絶望の中、命の危機に瀕したときのみ、香神木の加護に守られることに気づいたアララギは、失くしてしまった香神木の残り香を少しでも感じるべく、死闘を求め、さらなる妖との戦いに身を投じていく。
やがてアララギは、都を脅かす炎の大妖・絡繰灯龍の好敵手として名を馳せるようになるが、周囲の人々の好意にも嫉妬にも、まるで見向きもしなかった。そんなアララギのあり方は、都の権力者の掌中の珠にして、微笑みひとつで周囲を魅了していた、花のような姫君の運命も狂わせていく。
一方、社の桜に惹かれた娘フヨウは、アララギ不在の社の留守居役に収まるべく試行錯誤する。香神木が失われた日以降、社の桜は満開のままなのだった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 19:47:29
128909文字
会話率:24%
王華国、神獣によって作られ神獣に守られる国
その国の桜州という州は大昔に本州から迫害されたものや妖怪が集まった孤立した島で独自の文化を築き、700年ごろの女王、八百比丘尼の桜姫(おうき)が手がけた異能者や妖怪の寄宿学校、神華牡丹学園で起き
た事件、大昔に封印された妖狐を復活させようと企む者たちを阻止した桜姫軍の勇者達の子供の物語
陰陽師や、不思議な生き物たちが居るこの学園で一体どんなドラマが待っているのだろう
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 19:05:13
299213文字
会話率:53%
古代宗教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教…人々の信仰により生まれる神々達に見守られる世界《地球》。そんな《地球》で信仰心を欠片も持っていなかなった主人公ー桜田凛。
沢山の深い傷を負い、表情と感情が乏しくならながらも懸命に生きてい
たが、ある日体調を壊し呆気なく亡くなってしまった。そんな彼女に神は新たな生を与え、異世界《エルムダルム》に転生した。
異世界《エルムダルム》は地球と違い、神の存在が当たり前の世界だった。一抹の不安を抱えながらもリーンとして生きていく中でその世界の個性豊かな人々との出会いや大きな事件を解決していく中で失いかけていた心を取り戻していくまでのお話。
新たな人生は、人生ではなく神生!?
チートな能力で愛が満ち溢れた生活!
新たな神生は素敵な物語の始まり。
※3/1よりアルファポリスにも掲載を始めました。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 00:00:00
643855文字
会話率:48%
魔術対抗を称されるグロリア帝国で随一とされるマーギア家の長女として生まれたディアナ=マーギアは優秀な両親の魔術師としての才能を受け継いでいると期待されていたが2歳の時に受けた魔力量測定で魔力がたったの3しかない事が分かり、父親から「俺の子で
はない」と言われてしまい離れに2人の使用人と共に閉じ込められる生活を送っていた
ディアナが10になる時、第二子であるユピテル=マーギアが生まれ妹の魔力量が90と帝国の歴史上1番の魔力量を保有することが分かりディアナはユピテルに家を継がせる為に12の時に死んだことにされ森の奥深くに捨てられてしまった
捨てられはしたが両親への愛情などは持ち合わせていないディアナはひっそりと何故か着いてきてくれた使用人2人と生活を始める
平和に17になったディアナの元に殺されかけていた双子の兄妹を拾い、何かの縁だと自分の家で面倒を見るようになる
最初は心を開かなかった2人だがディアナに絆されていき、カニスとフェレスと名ずけられて平凡な生活を送っていたが5年がたったある日、2人を狙った暗殺者達から2人を守る為に彼らの代わりに「もう一度名前を呼びに戻る」と約束して死んでしまう
そこから紆余曲折を経て、ディアナが死んで8年後の世界でフリージア=アイスタスという生前のディアナと同じ年齢の公爵令嬢に憑依することになり約束通り可愛いあの子達の名前を呼びに行こうとするが
あれ?あの子達王族の傍系の子じゃなくて直系??
しかも王太子と王女なんだ……
あれ?私は王子と王女を私のわんちゃんとねこちゃんって呼んでたの??
どうしよう……………
うちの子達は優しくて可愛いので酷いことは出来ないと思っているし、守らないといけない存在で甘やかしたいディアナ(現フリージア)VSなんでも1人で出来るし守られる存在じゃないけどディアが可愛がってくれるなら弱い振りでも何でもする激重感情を抱える人達が繰り広げるラブコメ!になる予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 20:41:54
914文字
会話率:79%
読んだ書物の内容を忘れないことから「知識の姫」の名で呼ばれる淡い灰色の髪をした男装の姫と、“賛美”の騎士のお話。
※Twitterの診断メーカー「あなたを、騎士に 守られる【姫】にしてみた」で出たお題で書いてみた短編です。
最終更新:2023-05-29 00:56:29
1821文字
会話率:16%
『神子が幸せに生き、心穏やかに生涯を終えた国には神が加護を授け、更なる豊かさと安寧が約束される』
エレーナ王国のカルディア伯爵家の長女として生まれたリリア・カルディアは、神子として大切に育てられた。
世俗の憂いから守られるように離宮で穏やか
に暮らしている彼女は、会ったこともない婚約者である王太子アレックスよりも、護衛騎士であるジェイドと次第に心を通わせ始める。
しかし、ある時から実の妹であるカレンから恨まれていることを知る。
初めて人の悪意に触れたリリアは、感じたこともない不安に苛まれ始める。
そしてある日、自分の護衛騎士であるジェイドがカレンと話している姿を目撃すると、その不安が加速し始める。
しかしリリアは、最後までジェイドに向けた恋心を手放すことはなかった。
これは、神子としての使命に振り回されたリリアの物語。
残酷描写が含まれます。苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 23:00:00
27309文字
会話率:28%
走る文化部「吹奏楽部」では、今、ひとつの噂で女子部員たちが色めきだっていた。
それは、K-POPアイドル顔負けな美少年クラリネット奏者・東城 凪音の携帯電話の壁紙が「オンナノコ」の写真になっていたというもの。
彼は、部内女子みんなの推し
であり、不可侵条約で守られるべき国宝級イケメン!抜け駆けするような奴はシメとかなきゃ!などと盛り上がる。
……が、その一方で、彼の居るクラリネット班では、彼を断罪するかのような騒動が持ち上がり――。
吹奏楽部女子のご多分に漏れず、後輩の凪音にひそかに想いを寄せる部長・奏穏は、この問題を解決するため奔走する!
可愛い系の外面に似合わず策略家な年下後輩男子と、面倒見のいい真面目不器用な年上女子の恋の行方は!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 19:05:06
9584文字
会話率:47%
アニメの影響を受けて人生初の登山に行った俺は、地滑りに巻き込まれて死んでしまう。それから間も無く、鉱山採掘を家業としているとある夫婦の一人っ子として転生する。前世の記憶があるのも驚いたが、異世界だとは胸が高鳴った。しかし、流石は異世界。娯楽
が少ないのなんの。やる事がない俺の遊び場はもっぱら掘り尽くされた廃山だった。石についての知識や扱いは両親とその山のお陰で自然と身についていった。そうして、石をコレクションしたり、石の特性と前世の知識を合わせてガラクタを作ったりしながら遊んでいたある日ーーー。鉱山を巡って近隣の領地と争いが勃発する。両親から守られるように逃げ込んだ鉱山の抜け道の途中、俺は一人迷子になった先で精霊が宿った石を見つける。それをきっかけに俺の未来が大きく変わっていくこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 20:43:12
90516文字
会話率:41%
「俺と婚約して欲しい」 王太子クロードと周りからの圧力を避けるための、偽装婚約を結んだエルシア。
彼女は元々、公爵令息の婚約者だった。だが、男爵令嬢との浮気現場を目撃したことで、婚約者から切り捨てられる。
婚約破棄されたことを報告し
ようと王太子に謁見。
すると、嫌われていたはずのクロードから偽装婚約を申し込まれて!?
貧乏伯爵家だしお金の為に、と申し出を受けるエルシアだが。
本当はエルシアに一目惚れしていたクロードからの優しさと気遣いに少しずつ絆されてーー。
儚い、守られるだけの少女から。
大切な人の為に強くなっていくエルシアの成長物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-30 19:12:27
87789文字
会話率:26%
ハルベール・マッキノン、17歳。
(たぶん)島一番の知恵者の彼は、幼なじみの親友たちとともに、とある儀式に臨んだ。神との繋がりを得て、そのご加護を賜わろうという儀式である。
島民たちに見守られる中、粛々と儀式が進んでいく。親友たちが名の知れ
た神々に認められ、立派なご加護を授かっていく。
そしていよいよ、大人たちからも一目置かれるハルベールの番。果たして、彼に導きを与える神は――
誰もその名を知らない女神であった。
そして、授けられたご加護は、【植物のことがよくわかる能力】。
儀式に臨んだ時のドキドキとは裏腹の結果。期待が裏切られることとなったハルベール。
だが、彼が立ち直るのは早い。その日の夕食の時には気を取り直していた彼は、顔を上げてまっすぐ前を見つめることにした。
――いや、前というか、もう少し別のモノを見つめることとなるのだが。
こうして彼の冒険が始まった。
人生を変えるはずの儀式で、賜ったのは超地味な加護。
導く女神の名を知る者はなく、加護が何の役に立つかもわからない。
「どーすんの」と尋ねれば、答えるのはきっと自分。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 12:26:38
301801文字
会話率:24%
主人公の幼少期から魔王討伐を描いた大人気RPG『スレイブ・フロンティア』
感動のストーリーと緻密なグラフィックが話題となったこの作品はストーリー進行上婚約者として選択でき、この二人のヒロインの魅力こそが『スレイブ・フロンティア』
の人気に
拍車をかけていた。
主人公の幼馴染でツンデレ魔法エリートの『アナ』
青年期から登場する貴族の優しき落ちこぼれ『ヴァニラ』
タイプが全く異なるヒロイン像に、ファンは度々『憧れのヒロイン論争』を繰り広げていた。
そして『ヴァニラ』を溺愛し、何千時間もプレイして全クリを果たした佐々木 隼斗は同人即売会のグッズ争奪戦に敗れ、駅のホームで帰りの電車を待っていた。
しかし、不注意からホームから落下し通過電車に轢かれ死亡してしまう。
そして気がつくと憧れのヒロイン『ヴァニラ』の執事に転生していた!
隼斗は落ちこぼれの『ヴァニラ』とゲーム主人公との結婚ルートを何とか封じようと、禁断の潜伏魔導を習得し、彼女の才能の無さが誰にもバレないように様々な細工を仕掛ける。
しかし、偽りの力を信じた『ヴァニラ』は自分がこの世界を守ると魔王討伐に名乗りを上げてしまう。
陰で『ヴァニラ』を守っている最強魔導使い隼斗と自分が皆を守っていると錯覚している落ちこぼれヒロイン『ヴァニラ』の運命はいかに……!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 23:04:48
106193文字
会話率:46%
その時、何もない世界に7人の人影がおちた。
1人が手を振れば、様々なものが創られ。
1人が手を振れば、ものが様々な生物になり。
1人が手を振れば、季節が生まれ。
1人が手を振れば、時が刻まれ始め。
1人が手を振れば、生物の姿が確立され。
1人が手を振れば、ものや生物の縁が結ばれ。
1人が手を振れば、それらは全て守られる。
こうして、この世界は創られた。
そして、その7人のことを、
最高神''|七芒星《ヘプタグラム》''と呼ぶ。
これは、平凡な少年が、チートな少女と出会い、旅をする話。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-24 22:15:59
21295文字
会話率:42%
冤罪で婚約破棄の窮地に立った公爵令嬢は【裁きの祭壇】で断罪の儀式に挑む。
相手は第二王子とその側近with男爵令嬢。
孤立無援の公爵令嬢に救いはあるのか───
最終更新:2023-03-20 17:40:47
3062文字
会話率:35%
出先から自宅に帰る途中に尿意に襲われた神谷十(かみや つなし)。尊厳を守るために急いで帰る。
限界ギリギリで自宅のトイレに到着したが扉を開けたらそこは森の中だった。
驚く十だがそんなことより尿意が限界に……!
果たして十の尊厳は守られるのか
?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 21:22:55
100834文字
会話率:43%