「俺、父親を殺したんだ。」
僕たちが出会ったのは高校二年生の冬、粉雪の舞うある河原だった。
大量の返り血をまとった彼は鋭い殺気を放っていながらも、まるで触れると熱で溶けてしまう雪のように、触れると脆く崩れてしまいそうな危うさを持っていた
。
そんな彼から語られたのは彼のあまりにも残酷な過去であった。ドラッグの被験体となった母の死、父に売られて始まった売春行為、結ばれた裏社会との関係……。
これは2人の少年の約4ヶ月に及ぶ復讐と逃避行の物語。
*こちらの作品はBL要素を含みます。過激な表現はありませんが、苦手な方はご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-06 23:31:07
19549文字
会話率:36%
潜在的に社会に存在する「枠から外れた」者たち。
鬱屈した日々を送る彼らの前に、彼らの声なき声を拾い上げ、望みを叶えようとする男が現れる。
最終更新:2019-06-10 19:21:02
22041文字
会話率:17%
昭和三十年。
太平洋戦争における敗戦より十年、少しずつ復興のめどが立ってきた日本。しかし馴染めぬクズというのは何処にでもいるもので。
蓼虫(たでむし)と揶揄されるタチの悪い女衒、弥太郎(やたろう)。
戦後の時代、彼は非合法の花街で、
せっせと人身売買に勤しむ毎日を送っていた。
ある日、弥太郎は女を買い付ける為に地方の農村へ向かい、そこで白髪の美しい娘“りる”と出会う。
貧しいご家庭から女を買い叩く。いつも通りに仕事をこなしただけ。
ただ一つ、普段と違う点があった。
腐った心には虫が集(たか)る。
りるはそれを見通す、『神の娘』だった
舞台は青線地帯として栄えた戦後の池袋。
戦災復興が進む中、真っ当な社会からあぶれた負け犬たちは、非合法の娼館街でそれでも懸命に生きていく。
けれど花街には時折、不思議な客が訪れるもの。
りると出会ったことで、弥太郎は否応なく“虫”が引き起こす、不思議な出来事に遭遇する。
これはゲスな女衒と神の娘が綴る奇妙な物語。
おぞましくも暖かい、心にわいた虫のお話。
【注意】
主人公が女衒(人身売買業者)です。
娼婦・売春・人身売買などの要素あり。
時代背景的に人権意識の低い発言が多く、そういったものに憤りを感じる方はご注意ください。
また虫を食べる描写があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-10 02:20:23
300892文字
会話率:32%
他サイトに置いてます 多重投稿 ※B系作品注意
野崎有佐(のざきありさ)は腐女子なオタク 交通事故で死んで転生して貧民に生まれた
黒猫耳で青い瞳の美少女 兄もとても綺麗でアリサには内緒で売春宿に売られてしまい
アリサも一年後 同じ売春宿に
売られて すぐに逃げ出して・・
魔法の王達やにやんこ王国の暗黒の黒猫の王(猫耳としっぽのついた少年)が救ってくれた
にやんこ王国の王・暗黒の黒猫アラシャはアリサを養女にして王女にした
彼の目的は アリサの美人な兄であり 毎夜・・彼は折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-02 01:52:55
54579文字
会話率:80%
巨大スラム建築群
どこの国の法律も適用されなかった為、文字通りの無法地帯として売春や麻薬、博打などあらゆる裏稼業が蔓延した。
大国に挟まれ、どちらの統治下にない空白の期間がこの街を変えてしまった。
非合法に建てられた建築物集合のため、建築に
よって階ごとの高さはバラバラ、建物が寄り添い合うことでバランスを保っているようなまるでジェンガのような不安定な状況。
安全な水も飲めない。
この街には毎日訳ありの人間が流れてくる。
出会いと別れ。
訳ありの人間が絡まりあい歯車が狂いだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-26 19:00:00
35987文字
会話率:75%
二人の男子高校生が織りなす援助交際物語です。
最終更新:2019-03-23 11:50:26
7516文字
会話率:98%
国連の「児童の売買、児童売春及び児童ポルノに関する児童の権利に関する条約の選択議定書」に対する実施ガイドラインの草案に対するコメントの原稿です。2019年3月31日がコメント受付の締め切りとなっています。
参考文献)
児童の売買、児童売春
及び児童ポルノに関する児童の権利に関する条約の選択議定書
https://www.ohchr.org/en/professionalinterest/pages/opsccrc.aspx
実施ガイドラインの草案
https://www.ohchr.org/EN/HRBodies/CRC/Pages/DraftGuidelinesOPs.aspx折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-15 18:56:01
6675文字
会話率:0%
日本国政府は公式発表においてわかりやすい言葉を使うべきだと思います。
具体的に言えば、英語に翻訳しやすい言葉です。
メディアや記者などに翻訳させるのではなく、日本国が公式の文書を作成して英語の文書も
発表するべきだと思います。
そうすれば間
違いなく、世界的に誤解が広まる事はなくなります。
YouTubeなどにおける青山繁晴氏の発言をぜひ聴いてみてください。私の言いたいことが理解できると思います。
この作品の中ではいわゆる慰安婦像の少女の銅像についても発言しています。
あの銅像のモデルの中学生にすら見える少女は、アメリカ軍の車両に轢かれて亡くなった、交通事故の犠牲者です。彼女は日本軍に対して何の関係もありません。
もちろん売春婦でも、慰安婦でもありません。
未成年の少女ですしね。
交通事故が起きたのは韓国国内で相手はアメリカ軍ですしね。
元々は、反米のシンボルの銅像でした。
その、慰安婦とは何の関係もない、反米のシンボルの銅像を、堂々とアメリカ国内に建造するのですから、
韓国人が何を考えているのか全く理解不能です。
この事実がアメリカのメディアによって報道され始めたら、恐ろしいことになるかもしれませんね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-05 06:30:19
2295文字
会話率:0%
売春婦とヤクザの下っ端、ユウジとカナの2人は強い絆で結ばれていた。
ある時、不景気の為ユウジは覚せい剤を売りさばく仕事を頼まれる。
カナはいつの間にか覚せい剤に溺れていた。
2人を待つ運命はどうなってしまうのか。
最終更新:2019-01-19 15:07:24
12254文字
会話率:45%
ゾフィーは男爵令嬢だが、家は平民や農民と変わらないくらいの貧乏で、おまけに両親は死に、出戻りの姉に病気の妹を抱えていた。このままではいけない!と思い、いかにしてお金を手に入れるか考えたゾフィーは、覚悟を決めて「春を売る」ことにしたのだった。
最終更新:2018-12-30 01:51:54
8748文字
会話率:54%
僕の知る限り最も美しい女性の最も悲しい物語
最終更新:2018-05-02 13:20:41
2827文字
会話率:20%
中米のある国。
俺は深夜3時にレストランに出掛ける。
やって来るのは、仕事を終えた売春婦のお姉さんであった。
最終更新:2018-04-26 05:27:12
2596文字
会話率:21%
単身赴任中の課長は、社宅でカレーライスをつくったある晩、謎の人物の来襲と銃撃をうける。社宅から、逃げだし、電車に乗ると、温泉街に到着。そこは、課長が農学生だったころに訪れ、人生最良の友人たちと出会った農業試験場近くの温泉「新庄銀河温泉」だっ
た。奇怪で巨大な温泉ホテルを探検し、宇宙人ショーーや売春婦と出会い、温泉街全体が宇宙を高速移動する小惑星だったことを発見し、最後には再び謎の人物に殺されそうになるが、温泉宇宙人に救われ、時空を超えて、あの最良の友人たちに再会し、不遇な人生を送ったと思っていた自分は、この素晴らしい友人を得ていたというだけで、「しあわせそのものだったのだ」と悟る。
この作品は「新庄エフエヌダイアリー」に掲載しました。それを推敲・改善してゆくものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-25 19:45:06
64322文字
会話率:41%
たまたま出会った殺し屋娘と売春婦娘。
お互いに相手を同業者だと勘違いした結果、その会話は明後日の方向へとばく進していく……
こちらの小説はカクヨムでも掲載しています。
最終更新:2018-04-17 22:44:33
1895文字
会話率:94%
草薙弘樹、中学生、無口、無愛想、事故で家族を失い、一人で生きて行こうと思うが、上手くいかず、公園で男に買われたのをきっかけに売春を初めてしまう。
そんな時、親友の龍也の兄に連れて行かれたジャズバー『シャドウ』でオーナーの木島と出会う。
続
編…道化師、血の鎖に繋がれて 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-02 00:00:00
14039文字
会話率:41%
かつてご当地アイドルをしていた美少女の舞浜真遊はクラスのみならず、学校中の女子から無視をされるというイジメを受け、さらには売春の噂を流されて男子生徒からやらしい目で見られる毎日を送っていた。
そんな真遊にとって、隣の席に座る右頬と背中に傷
を持つ台場龍十と挨拶を交わすだけの日々が唯一の安らぎになっていた。
その龍十もまた、かつて人を殺したと噂される人物であり、周囲から敬遠されている存在でもあった。
そんな中、数学準備室に閉じ込められたことで真遊の壊れていた心に癒しの光が差し込んでくる。
救いの手を差し伸べた意外な人物、そして驚愕の提案。
この日から、噂を流した真犯人をいぶり出すため、真遊とパートナーの逆襲が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-06 19:00:00
87978文字
会話率:71%
お隣の国の不都合な真実を面白おかしく書き上げました。よかったら、読んでみてください。
最終更新:2018-02-28 19:48:21
1182文字
会話率:47%
廃市街指定区はガラクタと病に溢れていた。その病に脳を巣食われ、狂人が闊歩する町と成り果てたそこでは、闇医者が堂々と町を歩き、店主は枯れ草や乾いた石を平然と並べ、神の使徒が神を冒涜し、売春婦が道端で当然のように身体を売り、酒場では泥水を平気で
酒と偽っている。
こんな気の触れた町を救うために、国は軍を派遣することを決定した。しかし巣食われた住人たちは壊れ、人ではなくなってしまった。彼らは助けに来た軍を襲い、何十人もの兵士を虐殺した。そんな危険に身を晒されながらも軍は任務を完遂し、ガラクタの山は完全に撤去された。国はここを華やかなテーマパークに作り替えるつもりだという。
これはかつて軍を裏切り、大小様々なガラクタにまみれ、子供と思われる数多の骸が押し込まれた部屋の前で射殺された兵士が残した手記である。
そのとある兵士の手記の始まりには、こう記されていた。
『ガラクタの寄せ集めを、人はガラクタと呼ぶのだろうか――』折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2018-02-20 22:50:06
3611文字
会話率:30%
喫茶店で小説を書いてたら、派手な女に絡まれた。
派手な女は医療の本を片手に私の隣に座ってきた。
私の話をどうぞネタにして下さいって言うから、載せてみた。
その女のお話。
最終更新:2018-01-08 17:10:52
1544文字
会話率:2%
精神科医の三神琴音は里親として子供たちを預かっている。問題児ばかり。優木千尋は虐待を受け、雪村めぐみは売春を強要されて育った。千尋はPTSDになり、めぐみは生理がとまっている。愛を知らない彼らはまっとうに生きていけない。しかし琴音の家で助
け合いながら暮らすうちに、絆が生まれていく。笑いあったり、喧嘩したり、くだらないことで怒ったり泣いたり。まるで本当の家族のように……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-19 22:33:09
69798文字
会話率:49%