世界を騒がせたパンデミックがようやく終息しかけた大学三年の夏。僕、鍛治隆弘はひさびさに九州の実家に帰り、そこで幼少時に慕っていた伯父・知明の死去を知った――
形見の一部について受取人に指定されていると聞かされ、伯父の遺した家を訪れた僕は、
従妹の香苗から伯父が使っていたという1970年代の古いラジオを渡される。それは、伯父が生前没頭していたBCL(Broadcast Listening)の機材だった。
ラジオと共に添えられていた「ベリカード(受信確認証)」を興味津々で整理していた僕だったが、奇妙なことに気づく。
それらのカードの中には数枚、電離層の反射を考慮しても到底短波で受信不可能な地域を発信局とするものがあったのだ。首をかしげる僕の周辺に、やがて不審な人々が出没し始める――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 15:46:54
33388文字
会話率:31%
思い出は私だけのものだ。
最終更新:2023-09-17 23:04:31
273文字
会話率:0%
ノスタルジーに浸りたい読者へおくる詩。テーマはフィルムカメラ。
最終更新:2023-09-17 12:00:00
392文字
会話率:0%
おてんばで自由で、好奇心いっぱい。不思議や怖いものもいっぱいだったなー。
今もくっきり残る、膝上の傷あと。
あの頃の風景や、風の匂いや、夕焼け空や。そんな景色と一緒に、幼い自分や一緒に遊んだ友達の姿が甦ってくる。
傷あとを見ながら、思い出し
て書いてみた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 16:30:11
2195文字
会話率:2%
コーヒーが大好き。毎日何杯飲んでるか、数えたことがない。
何をするにもコーヒーが一緒だ。
そんなコーヒー好きになったのに原点と思われる明確な記憶がある。
香りと結びついてる印象深い記憶を、コーヒー片手にちょっと、辿ってみた。
最終更新:2023-09-10 20:38:02
1914文字
会話率:3%
いつも生活の中に、音楽があった。
父は独学で習得したフルートをよく吹いて聴かせてくれた。
度々間違えて唇を離して吹き直したり、吐息が混じってちょっとくぐもったような音が出たり。
でも温かな音色だったな。
もう一度、聴きたかった。
最終更新:2023-09-07 21:39:27
2097文字
会話率:0%
親の都合で田舎に預けられたやさぐれた少年と一人の少女が出会うことで成長していくお話です
少女は変わっていてどうやら妖怪だという
少年と少女は出会ってしまったため成長が余儀なくなってしまう
このお話は「エブリスタ」にも掲載しています
最終更新:2023-08-19 09:57:32
1555文字
会話率:44%
親の都合で田舎に預けられ、やさぐれた少年が一人の少女に出会うことによって戸惑い成長していくストーリー。
少女は少し変わっていてどうやら妖怪だと言う。
二人が出会うことにより成長が余儀なく訪れる。
キュンとしてしまうストーリー
ライバルはおば
あちゃん
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 09:31:29
1710文字
会話率:24%
夏休みも、もうすぐ終わる、うだるように暑い夏の午後。
私は夜店の呼びこみチラシを見つけました。
此処では無い、何処かに紛れ込んでしまうお話です。
小学生のあの夏の終わりの、ノスタルジー。
最終更新:2023-06-04 08:22:47
5375文字
会話率:13%
名字に反して犬を飼っていない、でも本当は飼いたいと思っている「わたし」こと【犬飼ちさと】は、ある晩夢枕に立った神さまによって異世界に招かれる。
そこは袴にブーツ、着物にインバネスな、どことなくノスタルジー感漂う大正ロマンっぽい世界! ……な
のだけど、みなさんお顔がお犬さま。犬耳は当然のことながら、しっぽも出てます、もふもふ。お手々は五本指だけど肉球もついてます、ぽふぽふ。
これは……犬正……?
わたしは地球の日本にいたときと同じ姿のまま。神よ、この世界でわたしにいったいなにをしろというのだ……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 19:14:12
36013文字
会話率:34%
○○○―
○○○―
○○○― 1パック300円!
○○○―
○○○―
お団子、ウマー!
最終更新:2023-05-26 20:00:00
1293文字
会話率:0%
私が大好きな、棒について、熱く語らせていただきます(*´-`)
最終更新:2021-11-09 20:00:00
3619文字
会話率:2%
寂しい時。
家に帰りたくない時。
ふと、してみたくなった寄り道。
この世界は思っていたよりも藍に満ちていた。
最終更新:2023-05-21 22:32:29
3669文字
会話率:31%
※2022年11月の作品です。
読んでいただけると幸いです。
いいね、スキ、フォロー、シェア、コメント、サポート、支援などしていただけるととても嬉しいです。
これからも応援よろしくお願いします。
あなたの人生の
貴重な時間をどうもあ
りがとう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 16:28:02
418文字
会話率:0%
小学生のテルヨシは長年放置されたレトロな豪邸で不思議な人形マリスと出会う。
この人形、豪華で可愛らしいがとってもイジワル。陰険で気が強い。
マリスや他の意思持つ道具とかかわる中で、テルヨシは過去と今と未来を見つめることになる。
最終更新:2023-05-01 21:03:06
11170文字
会話率:41%
千真ちゃんが突然「秘密基地がつくりたい!」などと言い出した。まーた男子みたいなこと言っちゃって。そんなことしたら危ないでしょ?理由?理由なんて訊かれてもよくわかんないけど。危ないものは危ないんだよ。え?やるの?本当に?どうしても?えー。しょ
うがないなあ……。じゃあやろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 09:00:00
78682文字
会話率:43%
懐かしいパチ屋。
古いお店、ちょい前はよく見かけました。
最終更新:2023-02-15 06:00:00
2458文字
会話率:0%
還暦を迎えた男の半世のノスタルジー。
波瀾万丈、奇想天外、幼少期から現在までのストーリー。
最終更新:2023-02-13 19:58:51
8853文字
会話率:13%
クレイジー・グランパ・アンド・ジャパニーズ・スイーツ
※ネタ提供:某やまだのぼる様
最終更新:2023-01-24 12:56:51
3235文字
会話率:39%
ノスタルジーもの、その2
キーワード:
最終更新:2022-12-11 20:55:22
298文字
会話率:0%
昭和のノスタルジーもの、その一
キーワード:
最終更新:2022-12-11 20:42:12
281文字
会話率:0%
猫と様々な花をモチーフに描く短編小説。
哀愁と郷愁の漂う日常の中で、出会いと別れを主軸に、決して「幸せ」だけでは終わらない物語。
貴方も、ノスタルジーに触れてみませんか。
最終更新:2022-12-04 07:50:35
3062文字
会話率:2%
1997年夏。主人公「俺」は初めてできた彼女の衝撃的な場面に遭遇し、その場から逃走してしまう。
行く宛もなく大分駅の周辺をふらついていたところ、苦手な先輩「高橋カヨコ」に会い、半ば強引に見る予定もなかった映画を、彼女と一緒に見る事となった。
映画の後、「俺」はまたしても「高橋カヨコ」によって強制的に昼を食べる事になるのだが、引っ張る彼女の手に「俺は」違和感を覚えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 19:58:37
10834文字
会話率:34%
耽美への道 その1 の続きです。 (転載あり)
最終更新:2022-11-06 12:37:09
2765文字
会話率:0%
栄 凛久(さかえ りく)は他人との関わりを嫌っていた。
父親からのプレッシャーに友人関係の歪み、それらが彼を今の彼たらしめていた。
そんな凛久が真夜中の海で出会った浮世離れした少女には、昼間の記憶がなかった。
これは夜の海で繰り広げられる不
思議な青春物語。
果たして彼女は幽霊か、人魚か、一体何者か。
そして彼女は微笑む「おはよう」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-20 00:01:54
130671文字
会話率:27%